JP2006290498A - シート材識別装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート材識別装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シート材にマーキングを施すことなく、かつ簡単な構造でシート材の種類の識別を行うことのできるシート材識別装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 シート材Sを搬送するシート材搬送手段111を駆動する駆動力により回転する係止部材51を、一端が固定されると共にシート材Sに衝突して衝撃エネルギーを加える衝撃印加部材53が設けられた弾性部材52を係止させながら回転させ、弾性部材52をシート材Sから離れる方向に撓ませる。そして、係止部材51による係止が解除されると、弾性部材52を反発力により衝撃印加部材53がシート材Sに衝突する方向に移動させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シート材識別装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特にシート材に衝撃を加えて、シート材の弾性を検知することによりシート材の種類を識別するものに関する。
従来、複写機、プリンタ、あるいはFAX等の画像形成装置においては、通常のコピー紙の他、光沢紙、コート紙、フィルム状の透明樹脂等のシート材に画像を形成するようにしたものがある。
そして、このようなさまざまな種類のシート材に画像を形成するようにした画像形成装置においては、シート材の種類により、最適な画像形成処理を行う為、シート材の種類を識別するためのシート材識別装置を備え、このシート材識別装置によってシート材の種類を識別した後、シート材に応じた搬送速度、定着温度等の条件で画像を形成するようにしたものがある。
ここで、このようなシート材識別装置としては、例えば図4に示すように、予めシート材自体に何らかの数字コードまたは記号等のマーキングMを施しておき、このマーキングMを画像形成装置内に設けられたセンサーにより読み取ることにより、シート材Sの種類を識別して画像形成モードの最適化を図るというマーキング方式のものがある(特許文献1参照。)。
また、他のシート材識別装置としては、シート材の表面に光を照射し、その反射光を受光し、その結果を基にシート材の種類を識別して画像形成モードの最適化を図るという方式のもの(特許文献2参照。)や、圧電素子の先端にプローブを設けたセンサーによりシート材の表面の状態を観察し、その結果を基にシート材の種類を識別して画像形成モードの最適化を図るという方式のものがある(特許文献3参照。)。
また、圧電素子を用いて、シート材の表面との摺擦状態を観察し、その結果を基にシート材の種類を識別して画像形成モードの最適化を図るという方式のもの(特許文献4参照。)や、圧力センサー(衝撃センサー、以下においては、圧力センサーと称する)を用いて、シート材の弾性を検知して、その結果を基にシート材の種類を識別して画像形成モードの最適化を図るという方式のものがある(特許文献5参照。)。
特開平11−314443号公報 特開平10−221905号公報 特開2002−340518号公報 特開2000−356507号公報 特開2003−276856号公報
ところが、このような従来のシート材識別装置及びこれを備えた画像形成装置において、マーキング方式のものは、シート材Sの種類が識別できるのはマーキングMが施されたシート材Sのみであり、マーキングMが施されていないシート材Sは種類を識別することができないという問題があった。なお、シート材SにマーキングMを施すためには、専用の装置が必要となるばかりでなく、マーキングMを施すための手間も必要となるため、コストも増える。
また、シート材の表面に光を照射するものや、圧電素子の先端にプローブを設けるもの、或は圧電素子を接続した薄板をシート材の表面に摺擦するものでは、シート材の厚みや硬さを識別できないため、最適な画像形成モードで画像形成を行うことができない場合があった。
一方、圧力センサーを用いて、シート材の弾性を検知するものの場合、シート材を識別する際、まず給紙カセットからシート材を識別位置まで搬送してシート材の識別を行い、この後、給紙カセットに戻すようにしているため、シート材を識別するための時間が長くなり、高速の画像形成装置には用いることができない。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シート材にマーキングを施すことなく、かつ簡単な構造でシート材の種類の識別を行うことのできるシート材識別装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート材に衝突して衝撃エネルギーを加える衝撃印加部材と、前記衝撃印加部材により加えられ、前記シート材を介して伝わる前記衝撃エネルギーの大きさに基づいてシート材の種類を識別するシート材識別部と、を備えたシート材識別装置において、シート材を搬送するシート材搬送手段と、前記シート材搬送手段を駆動する駆動力により回転する係止部材と、を備え、前記係止部材の回転に伴って前記衝撃印加部材をシート材から離れる方向に移動させた後、前記シート材に衝突させることを特徴とするものである。
本発明のように、シート材を搬送するシート材搬送手段を駆動する駆動力により衝撃印加部材が設けられた弾性部材をシート材から離れる方向に移動させた後、衝撃印加部材をシート材に衝突させるようにすることにより、シート材にマーキングを施すことなく、かつ簡単な構成でシート材の種類の識別を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート材識別装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図であり、同図において、100はレーザプリンタ、100Aはプリンタ本体、100Bは画像形成部である。
ここで、このレーザプリンタ100においては、不図示のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の外部情報機器から情報が送信されると、まずこの情報に基づいて不図示のビデオコントローラボードが画像信号を作成し、この後、ビデオコントローラボードで作成された画像信号に応じたレーザ光Lをレーザスキャナ105が時計方向に回転している感光ドラム106A上に照射する。これにより、感光ドラム106A上に静電潜像が形成される。
次に、このように感光ドラム106A上に静電潜像を形成した後、この静電潜像を、プロセスユニット106内の不図示の現像器から供給されるトナーによって順次トナー像として顕画化した後、このトナー像を感光ドラム106Aと転写ローラ107とにより構成される転写部107Aへ搬送する。
一方、このようなトナー像形成動作に並行して給紙カセット108内に積載収納されているシート材Sの最上位のシートを反時計方向に1回転する半月状の給紙ローラ109によって順次送り出し、この後、搬送ローラ対111によって回転停止中のレジストローラ112に搬送する。
ここで、このようにレジストローラ112に到達したシート材Sは、先端がレジストローラ112のニップに突き当たった後、所定のループを形成するまで搬送が続けられることにより、斜行状態の矯正がなされる。
そして、このように斜行状態の矯正を終えたシート材Sは、感光ドラム106A上のトナー像と位置を合わせるタイミングをとって回転を開始するレジストローラ112によって転写部107Aへ搬送され、この転写部107Aにおいて、転写ローラ107により感光ドラム106A上のトナー像がシート面上に転写される。
次に、このようにトナー像の転写を終えたシート材Sは搬送ガイド113上を通って定着装置14へ搬送され、この定着装置14において加熱及び加圧されることにより、転写されたトナー像がシート上に定着される。
なお、トナー像の定着処理を終えたシート材Sは、印字面を下向きに積載(フェイスダウン積載)する場合には、搬送面116とそれに対向するフェイスアップトレイ122によって形成される搬送路を通って、不図示の駆動源を備えたフェイスダウン排紙ローラ119と、フェイスダウン排紙ローラ119と圧接して従動する従動コロ125とによってプリンタ本体100Aの上部のフェイスダウン排紙トレイ117上へ排紙される。
ところで、同図において、50は画像形成部100Bの下流、本実施の形態おいては、搬送ローラ対111とレジストローラ112との間に設けられたシート材識別装置であり、このシート材識別装置50は、シート材Sに衝撃印加部材を衝突させ、シート材の弾性により吸収された衝撃エネルギーを圧力センサーで検出し、圧力センサーに加わった衝撃力に応じた大きさの電気信号に基づいてシートの種類を識別するように構成されたものである。また、80は、レーザプリンタ100の画像形成動作を制御する制御部であり、この制御部80は、このシート材識別装置50からのシート材識別信号に基づき、シート材Sに応じた搬送速度、定着温度等の条件で画像を形成するよう画像形成部100Bを制御するようにしている。
図2は、このようなシート材識別装置50の構成を説明する図であり、このシート材識別装置50は、シート材Sに衝撃エネルギーを加えるための衝撃印加部50Aと、衝撃印加部50Aにより印加され、シート材Sを介して伝わる衝撃エネルギーの大きさを検出する圧力センサー54と、圧力センサー54により検出された衝撃エネルギーの大きさに応じてシート材Sの種類を識別するシート材識別部60とを備えている。
ここで、衝撃印加部50Aは、搬送ローラ対111のうちの、例えば上部搬送ローラ111aのローラ軸120に固定されて、上部ローラ111と一体に回転する係止部材51と、一端が固定されると共に、通常、他端が係止部材51の上方(又は下方)に位置し、係止部材51が所定量回転するまで先端部が係止部材51に係止されて上方に弾性的に撓み、この後、さらに係止部材51が回転すると、係止が解除され、反発力により弾性的に下方に移動する弾性部材52を備えている。
なお、係止部材51の長さは、上部搬送ローラ111aの径よりも短いため、シート材Sの搬送には、なんら影響を及ぼすことはない。また、本実施の形態においては、弾性部材52は、B点で一端が固定された板ばねを用いている。
ここで、この弾性部材52の下面には弾性部材52が弾性的に下方に移動する際、シート材Sに衝突してシート材Sに衝撃エネルギーを加える衝撃印加部材である衝撃子53が突設されている。なお、この衝撃子53は、弾性部材52が下方に移動した際、圧力センサー54に確実に衝撃エネルギーを伝えることができるよう、或はシート材Sが下方にない場合には、圧力センサー54に直接衝突するよう弾性部材52の下面の圧力センサー54に臨む位置に設けられている。
また、圧力センサー54は衝撃エネルギー(機械エネルギー)を電気エネルギーに変換するものであり、弾性部材52に設けられた衝撃子53によりシート材Sを介して衝撃エネルギーが加えられると、加えられた衝撃エネルギーの大きさに応じた大きさの電圧信号を出力するようになっている。
ここで、圧力センサー54に加えられる衝撃エネルギーは、シート材Sの弾性により吸収されたものである。つまり、衝撃子53によりシート材Sに衝撃エネルギーを加えると、圧力センサー54にはシート材Sの弾性により一部が吸収された衝撃エネルギーが加えられることになる。なお、本実施の形態において、この圧力センサー54としては、比較的機械的破壊に強いリニアモータ(ボイスコイル)、また、小型化のために圧電素子等を用いることができる。
また、シート材識別部60は、予めシート材Sの種類に応じたデータを記憶するメモリー部61と、圧力センサー54から入力された電気信号とメモリー部61に記憶されたシート材の種類に応じたデータの比較によってシート材の種類を識別するシート材識別手段である比較分析部62とを備えており、増幅器55を介して圧力センサー54からの電気信号が入力されると、比較分析部62において、この電気信号と、メモリー部61に記憶されたデータとを比較分析(解析)することにより、シート材Sの種類を識別するようにしている。
次に、このように構成されたシート材識別装置50のシート材識別動作について図3に示すタイミングチャートを用いて説明する。
ユーザーの要求により、レーザプリンタ100が、(a)に示すように画像形成動作を開始(ON)すると、(b)に示すように搬送ローラ対111が所定のタイミングで回転及び停止を繰り返す。そして、給紙カセット108(図1参照)から給紙されたシート材Sは、このような搬送ローラ対111の回転によりレジストローラ112に向かって搬送される。
ここで、このように搬送ローラ対111が回転すると、図2に示す係止部材51が搬送ローラ対111と一体に回転し、やがて他端が係止部材51の上方に位置している弾性部材52の先端の下面に当接し、この後、さらに回転すると、係止部材51が所定量回転するまで弾性部材52が係止部材51に係止されて上方に弾性的に徐々に撓み、これに伴い弾性部材52の応力が増していく。
そして、この後、係止部材51が所定量回転すると、今度は、この係止部材51による係止が解除され、弾性部材52は弾性的に一挙に反発し下方に移動する。なお、この動作は、(c)に示すように搬送ローラ対111が回転している間、繰り返し行われる。また、このときシート材Sは、まだ衝撃子53と圧力センサー54の線上まで到達していないので、衝撃子53は、圧力センサー54に直接衝撃を加えることになる。
一方、この後、シート材Sが、搬送ローラ対111によってレジストローラ112に向かって搬送され、やがてこのような弾性的な上下運動を行っている弾性部材52の下方を通過すると、弾性部材52に一体で設けられた衝撃子53により、シート材Sに衝撃エネルギーが加えられると共に、この衝撃エネルギーは、シート材Sの弾性により一部が吸収された状態で圧力センサー54に加えられ、圧力センサー54は加えられた衝撃エネルギーの大きさに応じた電気信号を発生する。
なお、このとき(e)のシート材の有無の「あり」の部分(イ)に示す、圧力センサー54が発生する電気信号は、(e)のシート材の有無の「なし」の部分(ア)に示す、圧力センサー54に直接衝撃を加えたときに圧力センサー54で得られた基準電圧の電気信号と比較すると、シート材Sの弾性により吸収された衝撃エネルギーの分だけ小さくなる。
ここで、シート材Sの弾性により吸収される衝撃エネルギーは、シート材Sの種類、例えば厚み、硬さ等により、種類毎に違いを生じる。したがって、このときの圧力センサー54からの電気信号がどのようなものかが分かればシート材Sの種類を識別することができる。
そこで、このように圧力センサー54において発生した電気信号は増幅器55を介してシート材識別部60に入力され、このシート材識別部60の比較分析部62において、メモリー部61に記憶されたデータとを比較分析(解析)することにより、シート材Sの種類が識別される。
ところで、シート材Sの種類を識別する際、弾性部材52の経年変化、或は外部環境の変化、例えば温度、湿度等の変化が有ると、識別精度が低くなることから、本実施の形態においては、既述したようにシート材Sが衝撃子53と、圧力センサー54の線上まで到達していない状態において、衝撃子53により圧力センサー54に直接衝撃を加えたとき、圧力センサー54で得られた(e)のシート材の有無の「なし」の部分(ア)に示す電気信号を、シート材Sの弾性データを求める基準電気信号として用いる。
そして、このような基準電気信号と圧力センサー54からの電気信号とを比較し、この比較結果、例えば基準電気信号と圧力センサー54からの電気信号との差分電気信号と、経年変化が生じる前、予めシート材Sの種類に応じたデータとしてメモリー部61に記憶させているデータ、即ち衝撃子53が圧力センサー54に直接衝撃を加えた場合に得られる基準電気信号と衝撃子53がシート材Sを挟んで圧力センサー54に衝撃を加えた場合に得られる電気信号とを比較したデータ、とを比較分析(解析)することにより、シート材Sの種類を識別するようにしている。
ここで、このようにシート材S一枚毎に、基準電気信号を補正(キャリブレーション)するようにすることにより、例えば弾性部材52に経年変化等が生じた場合でも、識別精度が低くなるのを防ぐことができる。
次に、このような(f)に示すシート材識別工程において、シート材Sの種類を識別した後、シート材識別部60から制御部80にシート材識別信号が出力されるようになっており、制御部80は、このシート材識別信号に応じ、(g)に示す画像形成モード期間において、シート材Sに応じた搬送速度や定着温度、インクの吐出量等を制御し、画像形成モードの最適化を図るようにしている。
ここで、このように上部搬送ローラ111aのローラ軸120に固定した係止部材51によって弾性部材52をシート材Sから離れる方向に撓ませて衝撃子53をシート材Sから離れる方向に移動させた後、弾性部材52を、反発力によって衝撃子53がシート材Sに衝突する方向に移動させて衝撃子53をシート材に衝突させるようにすることにより、シート材Sにマーキングを施すことなく、かつ簡単な構造でシート材Sの種類の識別を行うことができる。
なお、係止部材51は、上部搬送ローラ111aの半径方向の長さを変えることにより、弾性部材52との係止位置(係合部分)を変更することができ、これにより弾性部材52を、すくい上げ、開放する点を変えることができる。この結果、弾性部材52に蓄えられる応力を変更することができ、シート材Sに加える衝撃子53の衝撃力を変化させることができる。
また、本実施の形態においては、一つの係止部材51を上部搬送ローラ111aのローラ軸120に設けた場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、係止部材51の数を増やすことにより、短時間に弾性部材52を、すくい上げ、開放することができるようになり、この結果、短時間に数多くシート材に衝撃を加え、シート材Sの弾性データを取得できる。そして、このようにシート材に衝撃を複数回繰り返し、更に、衝撃力を変えることにより、シート材Sの弾性データを複数取得することができ、これによりシート材Sの種類の識別能力を高めることができる。
なお、これまでの説明では、シート材識別装置50を水平に設置する構成を説明したが、画像形成部100Bの上流側であれば、例えばシート材識別装置50を、垂直に延びたシート材搬送通路に設置するようにしても良い。
さらに、本実施の形態においては、シート材識別装置50を、シート材識別精度を高めるようシート材が斜行補正のため停止状態となるレジストローラ112の上流で、かつ搬送ローラ対111の下流に配置したが、給紙カセット108から転写部107Aの直前までであれば、これ以外の場所に設置しても良い。
また、本実施の形態では、係止部材51を搬送ローラ111aにより回転駆動しているが、設置場所の自由度を増す為に、画像形成装置内に設けられた他のローラの駆動力を用いても良い。さらに、本実施の形態では、係止部材51を搬送ローラ111aのローラ軸120に直接固定しているが、設置場所の自由度を増す為に、更に、別部材、例えば歯車、チェーン、ベルト等を追加し、ローラ軸120の駆動力を間接的に係止部材51に伝えるようにしても良い。
一方、弾性部材52は、本実施の形態では板ばねを用いたが、設置方法の自由度を増す為に、コイルばねを用いても良く、また衝撃子53は弾性部材52と一体化し、ばねを用いずに自由落下させる構成としても良い。
本発明の実施の形態に係るシート材識別装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記シート材識別装置の構成を説明する図。 上記シート材識別装置におけるシート材識別動作のタイミングを説明する図。 従来のシート材識別装置により識別されるマーキングが施されたシート材を示す図。
符号の説明
50 シート材識別装置
51 係止部材
52 弾性部材
53 衝撃子
54 圧力センサー
55 増幅器
60 シート材識別部
61 メモリー部
62 比較分析部
80 制御部
100 レーザプリンタ
100A プリンタ本体
100B 画像形成部
107A 転写部
111 搬送ローラ対
120 ローラ軸
112 レジストローラ
S シート材

Claims (13)

  1. シート材に衝突して衝撃エネルギーを加える衝撃印加部材と、前記衝撃印加部材により加えられ、前記シート材を介して伝わる前記衝撃エネルギーの大きさに基づいてシート材の種類を識別するシート材識別部と、を備えたシート材識別装置において、
    シート材を搬送するシート材搬送手段と、
    前記シート材搬送手段を駆動する駆動力により回転する係止部材と、
    を備え、
    前記係止部材の回転に伴って前記衝撃印加部材をシート材から離れる方向に移動させた後、前記シート材に衝突させることを特徴とするシート材識別装置。
  2. 前記衝撃印加部材が設けられると共に一端が固定され、かつ前記係止部材の回転に伴って他端部が該係止部材に係止されながらシート材から離れる方向に撓み、前記係止部材による係止が解除されると反発力により前記衝撃印加部材を前記シート材に衝突させる方向に移動する弾性部材を備えていることを特徴とする請求項1記載のシート材識別装置。
  3. 前記シート材識別部は、前記シート材を介して伝わる衝撃エネルギーの大きさに応じた電気信号を出力する圧力センサーと、前記圧力センサーからの電気信号及びシート材の種類に応じて予め求められたデータの比較によってシート材の種類を識別するシート材識別手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート材識別装置。
  4. 前記シート材識別手段は、シート材のない場合に前記衝撃印加部材により直接加えられる衝撃エネルギーの大きさに応じて前記圧力センサーから出力された電気信号及び前記圧力センサーからの電気信号との差分電気信号と、シート材の種類に応じて予め求められたデータの比較によってシート材の種類を識別することを特徴とする請求項3記載のシート材識別装置。
  5. 前記シート材の種類を識別する際、前記シート材に衝撃印加部材を衝突させる動作を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート材識別装置。
  6. 前記シート材に加える衝撃の大きさを変化させるよう前記係止部材と前記弾性部材との係止位置を移動可能としたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のシート材識別装置。
  7. 前記係止部材と前記弾性部材との係止位置を移動するよう前記係止部材の長さを変更することを特徴とする請求項6記載のシート材識別装置。
  8. 前記圧力センサーは、リニアモータ(ボイスコイル)であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート材識別装置。
  9. 前記圧力センサーは、圧電素子であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート材識別装置。
  10. 前記係止部材を複数設けたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート材識別装置。
  11. 画像形成部と、前記請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート材識別装置を備え、前記画像形成部は、前記シート材識別装置により識別されたシート材の種類に応じた条件で画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記シート材識別装置を前記画像形成部の上流に配したことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記シート材搬送手段は前記画像形成部の上流に配されたローラであり、前記係止部材は前記ローラの駆動軸に取り付けられていることを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
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