JP2006289593A - 主軸装置 - Google Patents

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Osamu Iwasaki
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Abstract

【課題】 交換が極めて短時間で行なえ、メンテナンス時のダウンタイムが短く生産性の高い主軸装置を提供する。
【解決手段】
主軸装置10は、先端に工具11を装着可能な回転軸12と、工作機械本体1に固定され、工作機械本体1の面3bと対向する取付面17aを有するハウジング13と、回転軸と前記ハウジングとの間に配置され、回転軸12をハウジング13に対して回転自在に支持する軸受14と、を備える。ハウジング13の取付面17aには、少なくとも2つの主軸装置10に必要な流体の流路開口55a,55b,72a,72b,84a,95a,95bが設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主軸装置に関し、特に、メンテナンス性の向上に寄与する工作機械用の主軸装置に関する。
一般に、工作機械等に使用される主軸装置では様々な流体が必要であり、例えば、以下の(a)〜(h)に示すように、これらの流体を供給、回収、排出する技術が知られている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
(a) 特許文献1に記載のような、工具がワークを加工している部分に供給され、加工点の潤滑、冷却、切り屑除去を目的とした切削液の供給方法。
(b) 特許文献2に記載のような、意に反して主軸装置内部へ漏洩または侵入してしまった切削液の回収または排出方法。
(c) 特許文献3に記載のような、軸受潤滑を目的とした潤滑油の供給および排出方法。
(d) 特許文献4に記載のような、軸受またはモータを冷却し熱変位抑制やモータ効率向上を目的とした冷却液の供給および回収方法。
(e) 主軸装置内部へ切削液または切り屑等の異物が侵入しないようにするための圧縮空気であるエアパージの供給方法。
(f) 工具を主軸装置からアンクランプするための油圧シリンダを駆動するための、油圧作動油の供給および回収方法。
(g) 工具を主軸装置からアンクランプするためのエアシリンダを駆動するための圧縮空気の供給方法。
(h) 工具を主軸装置のテーパ面にクランプする際に、テーパ部と工具の間に異物が挟まらないようにするための圧縮空気であるテーパクリーニングエアの供給方法。
例えば、特許文献2では、図9に示すように、モータ201と回転軸202がカップリング203を介して直結される主軸装置200において、Oリングの切れ等によって漏れた切削液を回収する配管である回収管204がハウジング205に接続され、切削液はタンク206に回収される。
これらの周知技術において、主軸装置への流体供給経路は、いずれも配管を主軸装置に配管部品を用いて接続することで構成されている。
特開平8−57742号公報 特開2000−288869号公報 特開2002−18676号公報 特開2004−338034号公報
ところで、主軸装置は多くの消耗部品、例えば、軸受、工具クランプのための皿ばね、流体を密封するためのOリングやパッキンのようなシールを有しており、これらは定期的にメンテナンスする必要がある。
また、プログラムミスやワークセットミス、工具選択ミス等により主軸装置をワークまたはテーブル等に衝突させてしまった場合には、主軸装置が故障してメンテナンスが必要となる。
しかしながら、上述したように、多くの種類の流体を要する主軸装置においては、多くの配管部品がこれらの流体の供給・回収・排出のために接続されている。このため、メンテナンスの際に主軸装置を工作機械から分解する時や、新しい主軸装置を工作機械へ組み付ける時に、多くの配管部品を分解・組立しなければならず、時には工作機械の内部まで立ち入る必要があり、分解・組立に時間がかかる。メンテナンス中は、機械を止める必要があるため、ダウンタイムが増大し、生産性が低下する、という問題がある。図9に示す主軸装置200においても、主軸装置200を分解する際には、上記の問題が発生する。
また、配管部品がカバーに覆われている場合は、カバーも分解しなければならず、さらに時間がかかる、という問題がある。
また、ビルトインモータ方式の主軸装置では、モータを工作機械本体に残して主軸装置だけを取り外すことはできないので、配管のほかにモータの動力ケーブルや信号線等の配線をも切り離す必要があり、さらに交換時間が長くなり、使用デューティが高くメンテナンスの頻度の高い用途では使用しにくい、という問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、交換が極めて短時間で行なえ、メンテナンス時のダウンタイムが短く生産性の高い主軸装置を提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成によって達成される。
(1) 先端に工具を装着可能な回転軸と、
工作機械本体に固定され、該工作機械本体の面と対向する取付面を有するハウジングと、
前記回転軸と前記ハウジングとの間に配置され、前記回転軸を前記ハウジングに対して回転自在に支持する軸受と、
を備える主軸装置であって、
前記ハウジングの取付面には、少なくとも2つの前記主軸装置に必要な流体の流路開口が設けられることを特徴とする主軸装置。
(2) 前記回転軸を回転駆動するモータをさらに備え、
該モータは、前記回転軸の先端と反対の前記回転軸の基端側に連結部を介して直結されることを特徴とする(1)に記載の主軸装置。
(3) 前記ハウジングは、前記工作機械本体を構成する主軸頭に固定されて、前記ハウジングの取付面が前記主軸頭の面と対向しており、
前記主軸頭の面には、前記ハウジングの流路開口と連通する連通路の開口が形成され、
前記連通路には、流体停止機構が備えられることを特徴とする(1)または(2)に記載の主軸装置。
(4) 前記ハウジングには、配管が配置されていないことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の主軸装置。
(5) 前記ハウジングには、前記必要な流体の流路が複数配置され、
該複数の流路開口は、前記ハウジングの取付面に位相を変えてそれぞれ設けられていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の主軸装置。
(1)の構成によれば、工作機械本体の面に対向するハウジングの取付面には、少なくとも2つの主軸装置に必要な流体の流路開口が設けられるので、主軸装置を工作機械本体から取り外すと同時に流体の流路が切り離されるため、配管部品を分解する必要がなく、短時間で主軸装置を工作機械本体から分解することができる。また、主軸装置を工作機械本体へ組み付けると同時に流体の流路が接続されるため、分解時と同様、配管部品を組み立てる必要がなく、短時間で主軸装置を工作機械本体へ組み付けることができる。さらに、配管部品にアプローチする必要がないので、カバーを分解することなく主軸装置の交換ができるため、さらに交換時間を短くできる。さらに、流体の排出として使用される流路の場合には、取付面以外に開口が主軸装置側にないので、異物などの侵入を確実に防止することができる。
(2)の構成によれば、回転軸を回転駆動するモータは、回転軸の先端と反対の回転軸の基端側に連結部を介して直結されるので、主軸装置を取り外すとき、モータを工作機械本体側に残して主軸装置だけを取り外すことができ、モータの動力ケーブルや信号線などの配線を切り離す必要がなく、取り外す時間をさらに短縮することができる。また、主軸装置を取り付ける場合も配線の再結線が不要なので、組み付ける時間をさらに短縮できる。
(3)の構成によれば、ハウジングは、工作機械本体を構成する主軸頭に固定されて、ハウジングの取付面が主軸頭の面と対向しており、主軸頭の面には、ハウジングの流路開口と連通する連通路の開口が形成され、連通路には、流体停止機構が備えられるので、主軸装置を主軸頭から取り外すとき、切り離された連通路の開口から流体がこぼれ出ることが無く、流体を圧送している機器、例えば切削液ポンプや冷却装置など、を停止させる必要がなく、さらに取り外し作業時間を短縮できる、という効果がある。また、主軸装置を主軸頭へ組み付けるとき、組み付け後再度流体圧送機器を運転させる必要がないので、組み付け時間を短縮できる、という効果がある。さらに、流体が工作機械内部へこぼれ出ることがなくなるので、作業性を向上することができる。
(4)の構成によれば、ハウジングには、配管が配置されていないので、主軸装置を交換するとき、主軸装置を工作機械本体へ固定している固定手段、たとえばボルト等、を取り外すだけでよいので、交換時間が極めて短くでき、ダウンタイムが減り生産性を向上することができる。なお、本発明における配管とは、配管部品を介してハウジングから外部に取り出される樹脂や金属製の配管パイプのことである。
(5)の構成によれば、ハウジングには、必要な流体の流路が複数配置され、複数の流路開口は、ハウジングの取付面に位相を変えてそれぞれ設けられているので、複数の流路を有する主軸装置においても、主軸装置を工作機械本体から着脱することで、各流路が主軸装置側と工作機械本体側で分離或は接続され、短時間で主軸装置を工作機械本体から分解或は組付けすることができる。
本発明によれば、交換が極めて短時間で行なえ、メンテナンス時のダウンタイムが短く生産性の高い主軸装置を提供することができる。
以下、本発明の各実施形態に係る主軸装置について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る主軸装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の主軸装置10は、先端に工具11を装着可能な回転軸12と、工作機械本体1に固定されるハウジング13と、回転軸12とハウジング13との間に配置され、回転軸12をハウジング13に対して回転自在に支持する複数の軸受14と、を備える。
工作機械本体1は、主軸頭3と、主軸頭3に固定されるカバー2とを備え、ハウジング13は主軸頭3に固定される。ハウジング13は、主軸頭3に固定され、工作機械本体1から軸方向に延出する第1のハウジング15と、第1のハウジング15と並んで主軸頭3の内部に形成される主軸装置装着孔3aに配置され、主軸頭3に固定される第2のハウジング16とを備える。第1のハウジング15は、主軸頭3の側面3bと対向する取付面17aを有するフランジ部17を有し、フランジ部17の外端面から固定手段であるボルト18を挿入することで主軸頭3に固定される。また、第2のハウジング16は、外側面16aを第1のハウジング15のフランジ部17の取付面17aに当接させ、フランジ部17の外端面からボルト19を挿入することで、第1のハウジング17に固定されており、第2のハウジング17は第1のハウジング16を介して主軸頭3に固定される。
軸受14は、回転軸12に外嵌する内輪20と、第1のハウジング15に内嵌する外輪21と、内輪20と外輪21間に転動自在に配置される複数の玉22とを備えるアンギュラ玉軸受であり、内輪20は回転軸12と螺合する軸受ナット23及び複数の間座24を介して回転軸12に対して軸方向に固定され、外輪21は第1のハウジング15に固定される前蓋25及び複数の間座26を介して第1のハウジング15に対して軸方向に固定されている。
回転軸12の内周部には、回転軸12に対して軸方向に移動可能なドローバー27と、ドローバー27に締結されるドローバーナット28と、回転軸12とドローバーナット28間に支持される皿ばね29と、ドローバーナット28に締結される爪30とが設けられ、皿ばね29の付勢力によりドローバー27を軸方向内方に引き込んで工具11を着脱自在にクランプし、工具11を回転軸12の先端に装着する。
また、第2のハウジング16には、押さえ蓋31がボルト32によって固定されており、第2のハウジング16内には、押さえ蓋31と第2のハウジング16の各内周面を軸方向に摺動する油圧ピストン33が設けられている。油圧ピストン33は、皿ばね29を圧縮するように爪30を軸方向に駆動することで、同時にドローバー27を工具側へ軸方向に作動させ、工具11をアンクランプさせる。なお、油圧ピストン33を駆動する油圧作動油は、パッキン34によって密封されている。
さらに、第2のハウジング16には、ドローバー27及びドローバーナット28に形成された貫通孔27a,28aを介して工具11の先端部11aから切削液を供給するためのロータリージョイント35が設けられている。なお、ロータリージョイント35の回転軸体36は、回転軸12及びドローバーナット28と連結されるとともに、連結部であるカップリング37を介して図示しないモータの出力軸38と連結する。これにより、モータは、回転軸12の先端と反対の回転軸12の基端側にカップリング37を介して直結され、回転軸12を回転駆動する。なお、モータは、図示しないモータブラケットを介して主軸頭3に取り付けられても良く、また、モータブラケットを使わずに、直接主軸頭3に取り付けてもよい。
なお、カップリング37はジョータイプを使用し、抜き差しするだけ分離・締結できるようにしているが、板バネ式やベローズタイプを使用してもよい。ただし、これらの場合は、カップリング37に直接アクセスして連結を解除しなければならない。また、連結部としては、カップリングの他に、スプライン嵌合等によって主軸装置側とモータ側とを連結するようにしてもよい。
さらに、前蓋25には、切削液や切り屑等の異物が主軸装置10内部に侵入しないようにするためのフロントカバー39が固定されており、フロントカバー39の工具側端面には切削液を噴射するノズル40が設けられている。
また、図2に示すように、主軸装置10には、切削液の供給経路50,60と、漏洩、侵入してしまった切削液の排出経路70と、エアパージの供給経路80と、油圧作動油の供給経路90,90’等の主軸装置に必要な流体の流路が、それぞれ位相を変えて複数配置されている。
図1及び図2に示すように、切削液の供給経路50は、図示しない切削液ポンプに接続され、カバー2内に配置される切削液配管51を有する。切削液配管51の先端は、流体停止機構であるコック52に取り付けられた配管部品53に管用ねじで接続されており、また、コック52は主軸頭3に管用ねじで接続されている。
主軸頭3には、第1切削液流路54が形成され、第1切削液流路54は、第1のハウジング15のフランジ部17に形成された第2切削液流路55と連通する。図1(b)に示すように、主軸頭3の側面3bに形成された第1切削液流路54の開口54aと、フランジ部17の取付面17aに形成された第2切削液流路55の開口55aとの間には、Oリング56が配置されており、主軸頭3と第1のハウジング15との間を密封する。なお、切削液の供給経路50では、第1切削液流路54より上流側を本発明の連通路とする。
さらに、フランジ部17に形成された第2切削液流路55は、第2のハウジング16に形成された第3切削液流路57に接続され、第3切削液流路57はロータリージョイント35と接続される。また、第2及び第3切削液流路55,57の互いの開口55b,57a間にもOリング58が配置されており、第1及び第2のハウジング15,16との間を密封している。
これにより、切削液ポンプから圧送された切削液は、切削液配管51を通り、配管部品53、コック52、第1切削液流路54を介して主軸装置10に供給される。さらに、切削液は、第2切削液流路55及び第3切削液流路57、ロータリージョイント35を通過し、ドローバーナット28及びドローバー27に形成された貫通孔28a,27aを介して、工具先端11aから噴射される。
また、切削液の供給経路60も別の図示しない切削液ポンプから圧送された切削液が、図示しない切削液配管、配管部品61、コック62を通り主軸頭3の第1切削液流路63まで供給される(図2参照。)。さらに、切削液は、第1のハウジング15、前蓋25に形成された第2切削液流路64(図1は、供給経路50と位相を異なって示す。)に送られ、ノズル40から噴射される。なお、主軸頭3の外側面3bに形成される第1切削液流路63の開口は、フランジ部17の取付面17aに形成される第2切削液流路64の開口と連通接続される。また、第1及び第2切削液流路63,64の互いの開口間には、供給経路50の第1及び第2切削液流路54,55との接続部分同様、図示しないOリングが配置されている。さらに、切削液の供給経路60では、第1切削液流路64より上流側を本発明の連通路とする。
切削液排出経路70は、図3に示すように、ロータリージョイント35から主軸装置10内部へ漏洩してしまった切削液を排出する切削液排出経路と、加工点に噴射した切削液がフロントカバー39を超えて軸受14の方向へ誤って侵入した切削液を排出する切削液排出経路とを備える。
ロータリージョイント35はシール部41に異物がつまったり、シール部41が破損したりすると、シール機能を失い、切削液が回転軸12の軸芯以外に漏洩することがある。このため、漏洩した切削液を排出する排出口を設けておかないと、切削液が軸受14に侵入し主軸機能を損ねる虞がある。このため、第2のハウジング16には、ロータリージョイント35から漏洩した切削液を回収し、第2のハウジング16の外側面16aに開口71aを有する漏洩切削液排出経路71が形成される。漏洩切削液排出経路71は、取付面17aに開口72aを有してフランジ部17に形成される第1切削液排出流路72と連通する。第1切削液排出流路72は、主軸頭3に形成された第2切削液排出流路73に取付面17aと主軸頭3の側面3bとの間で接続され、第2切削液排出流路73の出口には配管部品74が接続されている。これにより、ロータリージョイント35から漏洩した切削液は、漏洩切削液排出経路71を通り、第1及び第2切削液排出流路72,73、及び、配管部品74を通って図示しない切削液タンクへ回収される。なお、漏洩切削液排出経路71と第1切削液排出流路72との互いの開口71a,72aとの間、第1及び第2切削液排出流路72,73との互いの開口72b,73aとの間には、Oリング75,76がそれぞれ配置されている。
また、主軸装置10の工具11側から、フロントカバー39を超えて軸受14の方向へ誤って侵入してしまった切削液は、侵入切削液排出流路77を通り、第1及び第2切削液排出流路72,73、及び配管部品74を通って図示しない切削液タンクへ回収される。
エアパージ供給経路80は、主軸装置10内部へ切削液または切り屑などの異物が侵入しないようにするための圧縮空気であるエアパージを供給する。
エアパージ供給経路80は、図4に示すように、図示しないエアコンプレッサに接続され、カバー2内に配置されるエアパージ配管81と、主軸頭3に形成され、主軸頭3に取り付けられた配管部品82を介してエアパージ配管81と接続される第1エアパージ供給流路83と、第1のハウジング15、前蓋25、フロントカバー39内を貫通し、フランジ部17の取付面17aと主軸頭3の側面3bとの間で第1エアパージ供給流路83と連通する第2エアパージ供給流路84とを備える。主軸頭3の側面3b及びフランジ部17の取付面17a及び第1及び第2エアパージ供給流路83,84の互いの開口83a,84aとの間には、Oリング85が配置されている。
これにより、エアコンプレッサで発生された圧縮空気は、エアパージ配管81から、配管部品82を通り主軸頭3へ供給される。主軸頭3へ供給された圧縮空気は第1エアパージ供給流路83から、第1のハウジング15の第2エアパージ供給流路84へ導かれ、最終的にエアパージ吹き出し口86から吹き出される。このエアパージ吹き出し口86から吹き出された圧縮空気は、切削液または切り屑などの異物が主軸装置10内部へ侵入するのを防ぎ、軸受破損を防止する。
油圧作動油の供給経路90,90’は、工具11を回転軸12からアンクランプするための油圧ピストン33を駆動する作動油を供給する。図5に示すように、供給経路90は、図示しない油圧ポンプに接続される油圧配管91を有し、油圧配管91の先端は、流体停止機構であるコック92に取り付けられた配管部品93に管用ねじで接続されており、また、コック92は主軸頭3に管用ねじで接続されている。
主軸頭3に形成された第1油圧流路94は、第1のハウジング15のフランジ部17に形成された第2油圧流路95と、主軸頭3の側面3bに形成された開口94aとフランジ部17の取付面17aに形成される開口95aとの間で連通する。また、第2油圧流路95は、第2のハウジング16に形成され、且つ、油圧ピストン33に接続される第3油圧流路96と、フランジ部17の取付面17aと第2のハウジング16の外側面16aとの間で連通する。第1及び第2油圧流路94,95との互いの開口94a,95aの間、第2及び第3油圧流路95,96との互いの開口95b,96aとの間にはOリング97,98がそれぞれ配置されている。なお、供給経路90’は、供給経路90と位相が異なり、第3油圧油路96’によって油圧ピストン33に接続されるが、その他の構成は供給経路90と同一である。また、供給経路90,90’では、第1油圧流路94より上流を本発明の連通路とする。
これにより、図示しない油圧ポンプで発生された油圧作動油は、油圧配管91から、主軸頭3に取り付けられた配管部品92を通り主軸頭3へ供給される。主軸頭3へ供給された作動油は、第1〜第3油圧流路94,95,96,96’へと導かれ、最終的に油圧ピストン33を駆動する。
本実施形態において、主軸装置10の消耗部品としては、軸受14、皿ばね29、ロータリージョイント35、パッキン34等があり、これら消耗部品の寿命がくると交換等のメンテナンスが必要になる。また、衝突事故により軸受14や回転軸12が損傷し交換が必要になるケースも発生する。主軸装置10を工作機械の使用現場で分解するのはダウンタイムの増大や組立不良を引き起こしやすいため、使用していた主軸装置10をユニットとして工作機械本体1から取り外し、メンテナンスされた別の主軸装置10を新たに取り付けるのが望ましい。本実施形態では、主軸装置10を工作機械本体1から取り外す際、上述した切削液の供給経路50,60、切削液の排出経路70、エアパージの供給経路80、及び、油圧作動油の供給経路90を含むすべての経路は、ボルト18を取り外し、主軸装置10を引き抜くだけで、主軸装置側と工作機械本体側の各経路に切り離される。
具体的に、図6に示すように、主軸装置10を工作機械本体1から取り外す際には、主軸装置10を主軸頭3に固定しているボルト18を取り外し、主軸装置10を主軸頭3から引き抜くだけでよい。この際、ハウジング13には配管が配置されていないので、配管部品のような管用ねじで固定された部品を緩める必要がない。
なお、切削液の供給経路50,60において、切削液ポンプは、メンテナンス時には停止しているが、切削液の供給経路50,60内に溜まった切削液がこぼれ出すのを防ぐために、主軸装置10を取り外す前にコック52,62を締めておくと作業性が良い。
また、新しい別の主軸装置10を主軸頭3に取り付ける場合は、主軸装置10を主軸頭3に設けられた主軸装置装着孔3aへ挿入し、ボルト18を締め付けるだけでよい。コック52,62を締めておいた場合は、最後にコック52,62を開く。
なお、エアパージの供給経路80では、主軸装置10を取り外すとき圧縮空気がこぼれ出して作業性が悪くなることが無いので、コックを取り付けていないが、騒音を緩和するなどの目的がある場合には、コックを使用してもよい。
また、油圧作動油の供給経路90,90’において、油圧ポンプはメンテナンス時においても作動していることがあるので、そのまま主軸装置10を取り外そうとすると、作動油が吹き出してきて作業性が著しく悪い。油圧ポンプを停止させれば作動油が吹き出してくることはないが、他の油圧機器が動かせなくなり、メンテナンス性が良くない。本実施形態では、他の油圧機器が動かせるよう油圧ポンプを運転させたままでもコック60を閉めるだけで作動油の吹き出しを簡単に止めることができる。
さらに、切削液の排出経路70において、主軸装置10の工具11側から、フロントカバー39を超えて軸受14の方向へ誤って侵入してしまった切削液は、前蓋25に排出経路を設けることで軸受内部への侵入を防ぐのが一般的であり、そのようにしても、主軸装置10を工作機械本体1から取り外す際に、配管部品やカバーを取り外す必要はないが、排出経路から切削液が逆に入ってしまう問題があった。本実施形態では、侵入切削液排出経路75は、切削液タンク部まで外気開放部がなく、切削液排出経路から逆に切削液が入ってしまうことを防いでいる。
このように主軸装置10を交換すると、すべての消耗部品を新しいものに入れ替えることが極めて短時間で行なうことができる。また衝突事故により軸受14が損傷した場合でも、ダウンタイムが極めて短い。
また、ビルトインモータタイプに本発明が適用される場合には、主軸装置10を取り出す際、駆動モータの配線を切り離さなければならないが、本実施形態では回転軸12を回転駆動するモータがカップリング37によって連結されているため、モータに接続される動力ケーブルや信号線を切り離す必要が無い。
また配管部品やモータ配線は、本実施形態を含め、カバー2の裏側へ隠れている場合がほとんどであるが、本実施形態ではカバー2を分解することなく主軸装置10を取り外すことができる。
従って、本実施形態の主軸装置によれば、主軸頭3の外側面3bに対向する第1のハウジング15の取付面17aには、少なくとも2つの主軸装置10に必要な流体の流路50,60,70,80,90,90’の開口55a,55b,72a,72b,84a,95a,95bが設けられるので、主軸装置10を主軸頭3から取り外すと同時に流体の流路50,60,70,80,90,90’が切り離されるため、配管部品を分解する必要がなく、短時間で主軸装置10を工作機械本体1から分解することができる。また、主軸装置10を工作機械本体1へ組み付けると同時に流体の流路50,60,70,80,90,90’が接続されるため、分解時と同様、配管部品を組み立てる必要がなく、短時間で主軸装置10を工作機械本体1へ組み付けることができる。さらに、配管部品にアプローチする必要がないので、カバーを分解することなく主軸装置10の交換ができるため、さらに交換時間を短くできる。特に、流体の排出として使用される流路である切削液排出経路70の場合、取付面17a以外には開口が主軸装置10側にないので、異物などの侵入を確実に防止することができる。
また、回転軸12を回転駆動するモータは、回転軸12の先端と反対の回転軸12の基端側にカップリング37を介して直結されるので、主軸装置10を取り外すとき、モータを工作機械本体側に残して主軸装置10だけを取り外すことができ、モータの動力ケーブルや信号線などの配線を切り離す必要がなく、取り外す時間をさらに短縮することができる。また、主軸装置10を取り付ける場合も配線の再結線が不要なので、組み付ける時間をさらに短縮できる。
さらに、主軸頭3の面3bには、第1のハウジング15の流路50,60,90,90’の開口55a,95aと連通する連通路の開口54a,94aが形成され、連通路には、コック52,62,92が備えられるので、主軸装置10を主軸頭3から取り外すとき、切り離された連通路の開口54a,94aから流体がこぼれ出ることが無く、流体を圧送している機器、例えば切削液ポンプや冷却装置などを停止させる必要がなく、さらに取り外し作業時間を短縮できる、という効果がある。また、主軸装置10を主軸頭3へ組み付けるとき、組み付け後再度流体圧送機器を運転させる必要がないので、組み付け時間を短縮できる、という効果がある。さらに、流体が工作機械内部へこぼれ出ることがなくなるので、作業性を向上することができる。
また、ハウジング13には、配管が配置されていないので、主軸装置10を交換するとき、主軸装置10を工作機械本体1へ固定している固定手段、たとえばボルト18等、を取り外すだけでよいので、交換時間が極めて短くでき、ダウンタイムが減り生産性が向上する。
さらに、ハウジング13には、必要な流体の流路50,60,70,80,90,90’が複数配置され、複数の流路50,60,70,80,90,90’の開口55a,55b,72a,72b,84a,95a,95bは、ハウジング13の取付面17aに位相を変えてそれぞれ設けられているので、複数の流路50,60,70,80,90,90’を有する主軸装置10においても、主軸装置10を工作機械本体1から着脱することで、各流路50,60,70,80,90,90’が主軸装置側と工作機械本体側で分離或は接続され、短時間で主軸装置10を工作機械本体1から分解或は組付けすることができる。
なお、本実施形態では、上述した切削液の供給経路50,60、切削液の排出経路70、エアパージの供給経路80、及び、油圧作動油の供給経路90を示したが、潤滑油、冷却液、テーパクリーニングエアや、その他の流体の供給、回収、排出経路が位相を変えてもうけられてもよい。ただし、これらの経路も、主軸装置10を工作機械本体1から取り外す際、ボルト18を取り外し、主軸装置10を引き抜くだけで、主軸装置側と工作機械本体側の各経路が切り離されるように構成される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る主軸装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同等部分については同一符号を付し、説明を省略或は簡略化する。
本実施形態の主軸装置100では、図7に示すように、一体化されたハウジング101にフランジ部102が設けられており、油圧作動油の供給経路90,90’は、流体停止機構として、コックの代わりにチェック弁103を有している。
本実施形態の供給経路90,90’では、油圧配管91と接続される配管部品93が管用ねじで主軸頭3に直接接続されている。チェック弁103は、主軸頭3の側面3bとフランジ部102の取付面102aとの間の主軸頭側に設けられ、主軸頭3の連通路94の内周面に内嵌される環状のチェック弁嵌合部104と、チェック弁嵌合部104内に保持されるボール105及びばね106と、フランジ部102に取り付けられ、主軸装置100が工作機械本体1に取り付けられる際、ばね106の付勢力に抗してボール105を押圧し、チェック弁103を開放状態とする開放ノズル107とを有する。
また、主軸頭3の貫通路94の開口と油圧供給流路108のフランジ部102における開口との間には、Oリング109が配置され、主軸装置100と主軸頭3との間を密封している。さらに油圧供給流路108は、油圧ピストン33に向けて延び、また、供給経路90’の油圧供給流路108’も位相を変えて油圧ピストン33に延びている。なお、油圧ピストン33の一部を構成する押さえ蓋31’は、第1実施形態と異なり、反工具側からハウジング101に固定されている。
従って、主軸装置100を工作機械本体1から取り外すと、図8に示すように、油圧供給経路90,90’では、開放ノズル107がチェック弁嵌合部104から引き出されることで、ばね106が伸びてボール105が戻り、チェック弁103が閉じた状態になる。また、本実施形態では、切削液の供給経路50,60のコック52,62を、油圧供給経路90,90’と同様にチェック弁103によって構成する。これにより、主軸装置100を取り外すとき、流体を圧送しているポンプを止めなくても、流体が漏れ出すことが無いので、良好な作業性が得られる。また、第一実施形態に比べ、コックの開閉作業がないので、さらに主軸装置100の交換時間が短縮される。
なお、チェック弁の向きを逆にして、チェック弁のクラッキング圧を、流体を供給する圧力よりも低く設定しておくと、開放ノズル107が不要となり、より低コストで流体停止機構を実現できる。ただし、この場合は、主軸装置100を取り外すとき、流体を圧送しているポンプを止める必要はあるが、配管内部に溜まった流体が流れ出ることはないので、作業性がよい。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
第1実施形態では、フランジ部17を第1のハウジング15に形成し、フランジ部17をボルト18で固定することにより、主軸装置10を主軸頭3に対して取り付けているが、第1及び第2のハウジング15,16はボルト締結されて一体となっているので、フランジ部は、第2のハウジング16に設けても同じ効果が得られる。また、第2実施形態と同様に、第1及び第2のハウジング15,16を単一部品として、一体ハウジングにフランジを設けてもよい。
また、流路開口が設けられる本発明の主軸装置の取付面は、工作機械本体の面と接触・対向するハウジングの面であればよく、環状のフランジ部に限定されるものでなく、主軸装置側面に取付面を設けたものや、主軸頭の主軸装置装着孔と対向するハウジングの外周面であってもよい。
さらに、本発明の軸受は、種々の軸受が適用できるが、転がり軸受を使用することが好ましく、転がり軸受の種類は任意である。また、複数の軸受が配置される場合には、任意の組合せが適用できる。
(a)は本発明の第1実施形態に係る主軸装置の、図2のI−I線に沿った切削液の供給経路を示す断面図であり、(b)は(a)のI’部拡大図である。 図1の主軸装置を工具側から見た矢視図である。 (a)は第1実施形態に係る主軸装置の、図2のIII−III線に沿った切削液の排出経路を示す断面図であり、(b)は(a)のIII’部拡大図である。 (a)は第1実施形態に係る主軸装置の、図2のIV−IV線に沿ったエアパージの供給経路を示す断面図であり、(b)は(a)のIV’部拡大図である。 (a)は第1実施形態に係る主軸装置の、図2のV−V線に沿った油圧作動油の供給経路の断面図であり、(b)は(a)のV’部拡大図である。 第1実施形態の主軸装置を工作機械本体側から取り外した状態の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る主軸装置の油圧供給経路の要部断面図である。 第2実施形態の主軸装置を工作機械本体側から取り外した状態の油圧供給経路の要部断面図である。 従来の主軸装置の断面図である。
符号の説明
1 工作機械本体
3 主軸頭
10,100 主軸装置
11 工具
12 回転軸部
13,101 ハウジング
14 アンギュラ玉軸受(軸受)
17a 取付面
37 カップリング(連結部)
52,62,92 コック(流体停止機構)
54a,94a 開口(連通路の開口)
55a,55b,72a,72b,84a,95a,95b 開口(流路開口)
103 チェック弁(流体停止機構)

Claims (5)

  1. 先端に工具を装着可能な回転軸と、
    工作機械本体に固定され、該工作機械本体の面と対向する取付面を有するハウジングと、
    前記回転軸と前記ハウジングとの間に配置され、前記回転軸を前記ハウジングに対して回転自在に支持する軸受と、
    を備える主軸装置であって、
    前記ハウジングの取付面には、少なくとも2つの前記主軸装置に必要な流体の流路開口が設けられることを特徴とする主軸装置。
  2. 前記回転軸を回転駆動するモータをさらに備え、
    該モータは、前記回転軸の先端と反対の前記回転軸の基端側に連結部を介して直結されることを特徴とする請求項1に記載の主軸装置。
  3. 前記ハウジングは、前記工作機械本体を構成する主軸頭に固定されて、前記ハウジングの取付面が前記主軸頭の面と対向しており、
    前記主軸頭の面には、前記ハウジングの流路開口と連通する連通路の開口が形成され、
    前記連通路には、流体停止機構が備えられることを特徴とする請求項1または2に記載の主軸装置。
  4. 前記ハウジングには、配管が配置されていないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の主軸装置。
  5. 前記ハウジングには、前記必要な流体の流路が複数配置され、
    該複数の流路開口は、前記ハウジングの取付面に位相を変えてそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の主軸装置。
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