JP2006289094A - 作成した画像のノイズを処理するための方法及びシステム - Google Patents

作成した画像のノイズを処理するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】透視画像をより明瞭にするためにそのノイズを減衰させる処理を提供する。
【解決手段】線源が放出したX線を受け取るX線検出器から時点tで収集しかつ作成した画素によって規定される対象のディジタル画像を改善させるための処理法及びシステムである。本処理法は、時点t−i(ここで、iは1以上の正の整数)で収集した対象の画像の関数として時点tにおける対象の予測画像を決定する工程と、時点tで収集した画像を構成しているレイヤのそれぞれを移動する工程であって該レイヤの数は事前に確定されておりかつ該レイヤのそれぞれに関する移動は事前に決定されている移動工程と、時点tで収集した対象の画像のノイズを減衰させるために予測画像と時点tで収集した対象の画像との重み付け和に対応する視覚化画像を作成する工程と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば患者の臓器を観察できるようにするためのX線を用いた放射線撮像の分野に関する。さらに詳細には本発明は、透視画像をより明瞭にするためにそのノイズを減衰させるための透視画像に対する処理に関するものであるが、本発明は一般に、任意の画像(また特に放射線撮影画像)に対する処理に対して適用することも可能である。
医用撮像の分野では、外科的処置の間に外科用器具をガイドするために透視画像を利用することはよく知られている。こうした透視画像は、X線などの放射線源を提供するための手段と、反対側に位置させた画像の受信及び/または放射線の検出のための手段(これらの放射線源の提供手段と画像受信器及び/または検出器とは少なくとも1つの軸(通常は、3つの軸)の周りで回転駆動させることが可能である)と、制御のための手段と、収集のための手段と、画像視覚化のための手段と、指令のための手段と、からなる撮像装置によって収集される。患者は、患者身体のうちの検査対象及び/または処置対象の部位が放射線源と画像受信器の間に広がるようにして所与の空間と関連付けされた3つの可能な並進方向(すなわち、長手方向、横方向及び垂直方向)に移動できるように寝台の上に位置決めされる。こうした寝台の移動性、放射線源の移動性並びに画像受信器の移動性によって、担当医は寝台上に横たえた患者の身体の任意の部位に関する画像の収集が可能となる。したがって、処置対象の患者の臓器内に器具をガイドするための介入処置の間において、好ましくは造影剤を事前に注入した状態で低線量の放射線を用いた患者に対する照射による2つの次元方向での透視画像が利用されるのが一般的である。外科用器具のガイドを向上させるためには、3次元的に再構成した画像に対してこれらの透視画像と関連付けした情報を導入することができる。別法として、介入処置中に2つの次元方向で収集した透視画像上に3次元的に収集した画像を投影することも可能である。
放射線を強力な線量で放出し低ノイズレベルで良好な品質の画像を提供する(すなわち、高い信号対ノイズ比を提供する)撮像装置によって収集される放射線撮影画像の場合と異なり、これより低い線量の放射線によって得られる透視画像はそのノイズレベルがより高く(すなわち、提供する信号対ノイズ比がより低く)、またこのため品質が劣っており、外科的介入処置の進行を妨害する可能性が高い。実際には、放射線検出器によって記録され画像上に現れるノイズは、量子(quantum)に由来するものであり、1画素あたり検出される光子数の平方根に依存する。放射線の線量を低下させると、ノイズの低下は線量の低下ほど大きくないため、信号に対するノイズの比が大きくなる。量子性ノイズ以外にも、特に患者の呼吸に関連する基本的な動きが、外科用器具の変位や患者をその上に配置させる寝台の動きに加えられることになる。
収集した画像からノイズを除去するためには、不動性の画像の仮定で時間フィルタを適用することが可能であるが、蛍光透視法では収集される画像は動いているため、単純に時間フィルタを適用すると、動く対象では動きのボケ及び/またはコントラスト低下(ノイズスパイクを除く)として変換されることになる。
Stukeら、「Estimation of multiple motions using block−matching and Markov random fields」(Proceedings of the SPIE,第5308巻,no.1,2004,486〜496ページ,Visual Communications and Image Processing 2004、S.Panchanathan及びB.Vasudev, eds. IS&T/SPIE 16th Annual Symposium Electronic Imaging,San Jose,California,USA,2004年1月18〜22日)
蛍光透視法で画像を処理する方法は、補償型運動フィルタを適用することを含む。従来技術のフィルタの大多数は、ノイズに由来する変動と動きに由来する変動の間での弁別基準を利用しているが、フィルタ処理を止めるとノイズが再出現し、これが動く対象の後ろにあるノイズ・ストリークによって画像上に変換されることになる。
これらの欠点を矯正するために、すでに一連の透視画像を処理して視覚化画像の品質を向上させるための処理法が考案されている。このことは例えば、収集した各現時画像ごとに、その画像収集面内で収集した先行する画像を基準としてその現時画像の移動を決定するような処理法を記述しているFR第2 790 123号がこれに該当しており、先行するフィルタ処理画像を空間的に移動させることによって先行オフセット用フィルタ処理画像を形成させる共に、収集した現時画像と先行オフセット用フィルタ処理画像の間での加重平均によって現時フィルタ処理画像を形成させている。この種の処理法は満足の行く結果が得られないという欠点を有している。実際に、透視画像は透明な画像からなるレイヤの重ね合わせとして出現するため、画素と物理的対象を明瞭に識別することは不可能である。したがって、画像シーケンスの全体的な動きを決定できたとしても、対象の様々なレイヤを分離してこれらを時間的に互いに独立にフィルタ処理することができないため、画像コントラストの低下や動く対象の後ろにあるノイズ・ストリークを生じることになる。
本発明の一実施形態は、線源が放出した放射線を受け取る放射線検出器から作成した対象のディジタル画像などの画像を改善させるための処理法により、画像のノイズを効果的に減衰させてより明瞭な画像とすることによってこれらの欠点を矯正することである。
本発明の一実施形態は、線源が放出した放射線を受け取る放射線検出器から時点tで収集しかつ作成した画素によって規定される対象のディジタル画像を改善させるための処理法であって、時点tにおける対象の予測画像を時点t−i(ここで、iは1以上の正の整数)で収集した対象の画像の関数として決定する工程と、時点tで収集した画像を構成するレイヤのそれぞれを移動する工程であって該レイヤの数は事前に確定されておりかつ該レイヤのそれぞれの移動はあらかじめ決定されている移動工程と、予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数(この関数は例えば、重み付け和など線形性とすることができる)に対応させて視覚化画像を作成する工程と、を少なくとも含む処理法である。
本発明の一実施形態は、線源が放出した放射線を受け取る放射線検出器によって時点tで収集しかつ作成した画素によって規定される対象のディジタル画像などの画像を改善させるためのシステムであって、時点t−i(ここで、iは1以上の正の整数)で収集した対象の画像の関数として時点tにおける対象の予測画像を決定するための手段と、時点tで収集した画像をそこから構成する元になるレイヤのそれぞれの移動を決定するための手段であって該レイヤの数は事前に確定されておりかつ該レイヤのそれぞれの移動は事前に決定されている移動決定手段と、この予測画像と時点tで収集した対象の画像との和に対応させて視覚化画像を作成するための手段と、を備えるシステムに関する。
その他の利点及び特徴については、添付の図面に基づいて単に非限定の例として提供した幾つかの代替的な実施形態に関する以下の説明からより明瞭に理解できよう。
本発明の一実施形態の一般的特徴によれば、時点tで収集した各画像ごとに時点tで収集した画像を構成させる元になるレイヤの数Nが確定され;次いで、N個のレイヤのそれぞれに関する移動vが時点t−iで収集した画像から決定され;次いで、時点t−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対する移動vの和について、時点t−1−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−1移動vの和について、時点t−2−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−2移動vの和について、及び時点t−1で収集した画像に関する各移動vに至るまで以下同様として時点t−iで収集した画像から画素を移動させた画像に対応させてN枚の1次画像が作成され;次いで、N枚の1次画像に関する記号を交替させた和に対応させて時点tにおける対象の予測画像が作成され;次いで、予測画像と時点tで収集した対象の画像との重み付け和に対応させて視覚化画像が作成される。
時点tで収集した画像を構成させる元になるレイヤの数NはN=2に確定することができ、さらにこの改良型の処理法は、時点t−1及び時点t−2で収集した画像から2つのレイヤのそれぞれに対する移動v及びvを決定する工程と、移動vに関して時点t−1で収集した画像から画素を移動させた画像に対応する第1の1次画像と移動vに関して時点t−1で収集した画像から画素を移動させた画像に対応する第2の1次画像という2つの1次画像を作成する工程と、この2つの1次画像の和に対応する中間画像を作成する工程と、該レイヤのそれぞれに関する移動vと移動vの和に従って時点t−2で収集した画像から画素を移動させた画像に対応する第3の1次画像を作成する工程と、中間画像から第3の2次画像を差し引いた画像に対応させて時点tの対象の予測画像として知られる画像を作成する工程と、予測画像と時点tで収集した対象の画像との重み付け和に対応する視覚化画像を作成する工程と、を含む。
レイヤの数によらず、本発明の一実施形態による処理法は、一方では予測画像に対してまた他方では時点tで収集した対象の画像に対して視覚化画像の作成前に時間フィルタを適用する工程を含む。視覚化画像の作成は、予測画像の各画素の強度の3分の1を時点tで収集した対象の画像の各画素の強度の3分の2と足し合わせることによって得ることができる。
視覚化画像の明瞭度をさらに向上させるために、時点tで収集した各画像は少なくとも2つのフレームに分割されると共に、レイヤの数Nを決定する工程、N個のレイヤのそれぞれに対する移動vを決定する工程、N枚の1次画像を作成する工程、予測画像を作成する工程、並びに視覚化画像を作成する工程が、各フレームごとに独立に適用される。フレームのそれぞれを処理後に組み上げることによって視覚化画像が得られることは明らかであろう。
本発明の一実施形態では、予測画像を決定するための手段は、時点t−iで収集した画像からN個のレイヤのそれぞれの移動vを決定するための手段と、時点t−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN移動vの和について、時点t−1−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−1移動vの和について、時点t−2−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−2移動vの和について、及び時点t−1で収集した画像に関する各移動vに至るまで以下同様として時点t−iで収集した画像からそれぞれ画素を移動させた画像に対応させてN枚の1次画像を作成するための手段と、時点tにおける対象の予測画像を作成するための手段と、を備える。
図1に示すように、透視画像などの画像を収集するための撮像システムは、数値的画像受信器1など画像を受け取るための手段と、画像受信器1に対して放射線を放出するX線源などの放射線源2を提供する手段と、を備えており、これら画像受信器と放射線源2はそれぞれ3つの軸の周りでピボット動作するC字形またはU字形をしたアーム(本図では図示せず)の両端に位置決めされる。さらに、照射を受ける対象3(通常は、患者)は、放射線源2と画像受信器1の間に配置させる。さらに、本撮像システムは放射線源2の出口に位置決めされた調節可能なコリメータ4を備える。本撮像システムはさらに、画像受信器1が収集した画像を処理するための手段5であって、少なくとも1つのプロセッサ6と、画像からノイズを減衰させるように画像処理後に収集画像を視覚化するために処理手段5に接続させた視覚化のための手段7と、を備えた画像処理手段5を備える。
ディジタル画像の形態をしており(すなわち、画素によって規定されており)処理手段5に送られる画像である時点tで収集した画像を改善させるためのシステムは、透視画像をその内部に記録させるメモリと、これらの画像をプロセッサ6に導入してそのフィルタ処理を可能とさせる処理アルゴリズムと、を備える。図2に示すように、時点tで収集した画像改善させるためのシステムは、Iacq(t)と呼ばれる時点tで収集した画像を処理するための手段101であって、画像を構成する2つのレイヤのそれぞれに関する移動v及びvを決定するための手段102と、時点t−1及び時点t−2で収集した対象の画像並びに該レイヤのそれぞれに関する移動v及びvの関数として時点tにおける対象の予測画像Ipredを決定するための手段103と、によって構成される画像処理手段101を備える。本システムはさらに、予測画像Ipred(t)と時点tで収集した対象の画像Iacq(t)との重み付け和に対応させて視覚化画像を作成するための手段104を備える。
対象時点t−1及び時点t−2で収集した画像の関数として時点tにおける対象の予測画像Ipredを決定するための手段103並びに該レイヤに関する移動v及びvを決定するための手段102は、必ずしも該レイヤのそれぞれに関する画像を作成する必要はない。画像Iが移動v及びvのそれぞれに従って移動する2つのレイヤI及びIによって構成されている場合、その差Dは以下の形式で記述することができる。
Figure 2006289094
上式において、pは画素の位置に対応し、またtは現時点に対応する。
画像Iを2つのレイヤI及びIに分解することによって、発明者らは次の関係式を得た。
Figure 2006289094
あるいは、
Figure 2006289094
それぞれ移動v及びvに従って移動しているレイヤI及びIについて、上式の括弧で囲まれた4つの項のそれぞれはゼロであり、また差Dはゼロである。
この結果、第1の式に従って本発明者らは次式を得た。
Figure 2006289094
したがって、Ipred(t)は時点t−1及び時点t−2で収集した画像並びに2つのレイヤの移動v及びvの関数として該レイヤの画像の作成を要することなく決定できると考えられる。
レイヤの移動v及びvを決定するための手段102は、Stukeらによる「Estimation of multiple motions using block−matching and Markov random fields」(Proceedings of the SPIE,第5308巻,no.1,2004,486〜496ページ,Visual Communications and Image Processing 2004、S.Panchanathan及びB.Vasudev, eds. IS&T/SPIE 16th Annual Symposium Electronic Imaging,San Jose,California,USA,2004年1月18〜22日)に記載されているようなアルゴリズムを備える。このアルゴリズムでは、レイヤの移動v及びvを時間の経過に対して一定であると見なしており、心臓、横隔膜その他の解剖構造の動きに対応できていない。
画像を処理するためのシステムの代替的な一実施形態では、移動を決定するための手段は、1レイヤあたり6個のパラメータ(すなわち、並進性に2つ、回転性に2つの及び相似性(homothety)に2つのパラメータ)を有するアフィン関数に従ってレイヤの移動を決定するアルゴリズムを備えている。したがって、レイヤiの各点(x,y)における移動ベクトルは次の形式で記述することができる。
Figure 2006289094
及び
Figure 2006289094
このため、画像の全体に関して、本発明者らは次の関数を12個のパラメータまで最小化することにした。
Figure 2006289094
上式において、
Figure 2006289094
は画像のフレームを示しており、また
r(x,y,v(x,y),v(x,y))
は次式で与えられる。
Figure 2006289094
12個のパラメータによる関数の最小化は、ガウシアン・ピラミッド(Gaussian pyramid)に分解された3つの連続する画像に対して適用される線形化関数上の共役傾斜(conjugated gradient)の方法の適用によって得られる。次いで、パラメータの線形増分が、ピラミッドの各分解能レベルについてガウス・ニュートン法により、最低の分解能レベルから開始することにより、かつ得られるパラメータをより高い分解能レベルに向かって広げることによって決定される。
さらに、時点tにおける対象の予測画像Ipredを時点t−1及び時点t−2で収集した対象の画像の関数として決定するための手段103は、図3に示すように、レイヤのそれぞれに関する移動v及び移動vのそれぞれについて時点t−1で収集した画像から画素を移動させた画像に対応する2つの1次画像Iprim1及びIprim2を作成するための手段105と、この2つの1次画像Iprim1とIprim2の和に対応する中間画像Iinterを作成するための手段106と、を備える。時点tにおける対象の予測画像Ipredを時点t−1及び時点t−2で収集した対象の画像の関数として決定するための手段101はさらに、レイヤのそれぞれに関する移動vとvの和v+vに従って時点t−2で収集した画像から画素を移動させた画像に対応する第3の1次画像Iprim3を作成するための手段107と、中間画像Iinterからこの第3の1次画像Iprim3を差し引いた画像に対応する時点tにおける対象の予測画像Ipred(t)を作成するための手段108と、を備える。
視覚化画像Ivisを作成するための手段104は、時点tで収集した画像Iacq(t)をある割合(好ましくは、1/3)で重み付けするための第1の乗算器109と予測画像Ipredに前記の割合の補数(すなわち、2/3)を乗算するための第2の乗算器109’という2つの乗算器109及び109’を備えており、さらに予測画像Ipredの各画素の重み付け強度と時点tで収集した対象の画像Iacqの各画素の重み付け強度が足し合わされる。したがって、視覚化画像Ivisが示すノイズは減衰し、画像の品質を向上させることができる。
本システムの代替的な一実施形態では、本システムは、収集した各画像を少なくとも2つの異なるフレームに分割するための手段を備えており、各フレームの画像は上述したのと同様に互いに対して独立に処理される。
より大きなノイズの減衰を得るには、そのフレームは、視覚化画像Ivisを再構成するように各フレームの処理の完了時点で組み上げを受ける小さな定型(regular)のフレームであることが好ましい。
時点tで収集した画像の分解は3つ以上のレイヤに従って実現することが可能であることが理解されよう。実際に、上に示したStukeらの教示に従ってN個のレイヤに関して、
Figure 2006289094
を一般化して次の形式とすることができる。
Figure 2006289094
本システムの実施形態はしたがって、時点tで収集した画像Iacq(t)をN個のレイヤに分解するように一般化することができる。本システムは、時点tにおける対象の予測画像を時点t−i(ここで、iは1以上の正の整数)で収集した対象の画像及びそのレイヤのそれぞれの移動の関数として決定するための手段と、予測画像と時点tで収集した対象の画像との重み付け和に対応する視覚化画像を作成するための手段と、を備える。予測画像を決定するための手段は、時点t−iで収集した画像を構成させる元になるN個のレイヤのそれぞれの移動vを決定するための手段と、N個のレイヤのそれぞれに関する移動vの様々な組み合わせについて時点t−iで収集した画像から画素を移動させた画像に対応させてN枚の1次画像を作成するための手段と、このN枚の1次画像に関する記号を交替させた和に対応する予測画像を作成するための手段と、を備える。
さらに、本発明の一実施形態に関して例示的な実施形態を参照しながら記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく機能及び/または方法及び/または結果について様々な変更が可能であると共に、その要素の等価物による置換が可能であることは当業者であれば理解するであろう。さらに、多くの修正形態により、本発明の本質的範囲を逸脱することなく具体的な状況や材料を本発明の教示に適応させることができる。したがって、本発明を実施するように企図したベストモードとして開示した特定の実施形態に本発明を限定しようという意図ではなく、本発明は添付の特許請求の範囲の域内に入るすべての実施形態を包含するように意図している。さらに、「第1の」、「第2の」などの用語の使用や各工程は、何らかの順序や重要度を意味しておらず、「第1の」、「第2の」などの用語や各工程はむしろ、ある要素や特徴を別の要素や特徴と区別するために使用したものである。さらに、「a」、「an」などの用語の使用は、数量の限定を意味したものではなく、むしろ言及された要素や特徴が少なくとも1つ存在することを意味している。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明の一実施形態による処理法を実現するためのシステムの一実施形態を表した概要図である。 本処理法の一実施形態に従った時点tで収集した透視画像の2つのレイヤへの分解及び画像の処理を表した概要図である。 2つのレイヤに分解した画像を処理するための方法の一実施形態を表した概要図である。
符号の説明
1 画像受信器
2 放射線源、X線源
3 患者、対象
4 コリメータ
5 画像処理手段
6 プロセッサ
7 視覚化手段
101 画像処理手段
102 移動決定手段
103 予測画像作成手段
104 視覚化画像作成手段
105 1次画像作成手段
106 中間画像作成手段
107 1次画像作成手段
108 予測画像作成手段
109 乗算器
109’ 乗算器

Claims (22)

  1. 画素によって規定される時点tで収集した対象の画像を取り扱うため処理法であって、
    時点tにおける対象の予測画像を時点t−i(ここで、iは1以上の正の整数)で収集した対象の画像の関数として決定する工程と、
    時点tで収集した画像を構成するレイヤのそれぞれを移動する工程であって、該レイヤの数は事前に確定されておりかつ該レイヤのそれぞれの移動は事前に決定されている移動工程と、
    時点tで収集した対象の画像のノイズを減衰させるために、予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数に対応する視覚化画像を作成する工程と、
    を含む処理法。
  2. 前記関数は線形である、請求項1に記載の処理法。
  3. 前記関数は重み付け和である、請求項1または2に記載の処理法。
  4. 時点tで収集した画像を構成させる元になるレイヤの数Nを確定する工程と、
    時点t−iで収集した画像を構成させる元になるN個のレイヤのそれぞれの移動vを決定する工程と、
    時点t−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN移動vの和について、時点t−1−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−1移動vの和について、時点t−2−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−2移動vの和について、及び時点t−1で収集した画像に関する各移動vを含むように以下同様について、時点t−iで収集した画像からそれぞれ画素を移動させた画像に対応させてN枚の1次画像を作成する工程と、
    N枚の1次画像に関する記号を交替させた和に対応させて時点tにおける対象の予測画像を作成する工程と、
    予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数に対応する視覚化画像を作成する工程と、
    を含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載の処理法。
  5. 時点tで収集した画像を構成させる元になるレイヤの数NをN=2に確定する工程と、
    時点t−1及び時点t−2で収集した画像から2つのレイヤのそれぞれに対する移動v及びvを決定する工程と、
    時点t−1で収集した画像から移動v1に関して画素を移動させた画像に対応する第1の1次画像、並びに時点t−1で収集した画像から移動v2に関して画素を移動させた画像に対応する第2の1次画像という2つの1次画像を作成する工程と、
    前記2つの1次画像の和に対応する中間画像を作成する工程と、
    前記レイヤのそれぞれに関する移動vとvの和に従って時点t−2で収集した画像から画素を移動させた画像に対応する第3の1次画像を作成する工程と、
    中間画像から前記第3の2次画像を差し引いた画像に対応する時点tにおける対象の予測画像を作成する工程と、
    予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数に対応する視覚化画像を作成する工程と、
    を含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載の処理法。
  6. 予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数から得られた視覚化画像に対して時間フィルタを適用する工程を含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の処理法。
  7. 前記視覚化画像は、予測画像の各画素の強度の3分の1と時点tで収集した対象の画像の各画素の強度の3分の2とを足し合わせることによって作成されている、請求項6に記載の処理法。
  8. 収集した各画像は少なくとも2つのフレームに分割されており、かつN個のレイヤのそれぞれに関する移動vの決定、N枚の1次画像の作成、予測画像の作成、及び視覚化画像の作成が各フレームごとに独立に適用されている、請求項4乃至7のいずれか1項に記載の処理法。
  9. 前記レイヤは1レイヤあたりのパラメータが6個であるアフィン関数に従って移動させている、請求項2乃至8のいずれか1項に記載の処理法。
  10. 前記アフィン関数は12個のパラメータを有する、請求項9に記載の処理法。
  11. 画素によって規定される時点tで収集した対象の画像を取り扱うためのシステムであって、
    放射線源を提供するための手段(2)と、
    画像の受信及び/または放射線の検出のための手段(1)と、
    時点tにおける対象の予測画像を時点t−i(ここで、iは1以上の正の整数)で収集した対象の画像の関数として決定するための手段(103)と、
    時点tで収集した画像を構成するレイヤのそれぞれに関する移動を決定するための手段(102)であって、時点tで収集した画像を構成させる元になるレイヤの数が事前に確定されており、かつ該レイヤのそれぞれに関する移動が事前に決定されている移動決定手段(102)と、
    予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数に対応させて視覚化画像を作成するための手段(104)と、
    を備えるシステム。
  12. 前記関数は線形である、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記関数は重み付け和である、請求項11または12に記載のシステム。
  14. 予測画像を決定するための前記手段(103)は、
    時点t−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN移動vの和について、時点t−1−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−1移動vの和について、時点t−2−Nで収集した画像に関するN個のレイヤのそれぞれに対するN−2移動vの和について、及び時点t−1で収集した画像に関する各移動vを含むように以下同様について、時点t−iで収集した画像からそれぞれ画素を移動させた画像に対応させてN枚の1次画像を作成するための手段(105、106、107)と、
    時点tにおける対象の予測画像を作成するための手段(108)と、
    を備えている、請求項11乃至13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 視覚化画像を作成するための前記手段(104)は、時点tで収集した対象の画像の各画素の強度の3分の2に対して予測画像の各画素の強度の3分の1を加えるための手段(109、109’)を備えている、請求項14に記載のシステム。
  16. 収集した各画像を少なくとも2つのフレームに分割するための手段を備える請求項11乃至15のいずれか1項に記載のシステム。
  17. 予測画像と時点tで収集した対象の画像との関数から得られる視覚化画像に対して適用する時間フィルタを備える請求項11乃至15のいずれか1項に記載のシステム。
  18. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の処理法の透視画像の処理に対する適用。
  19. コンピュータ上で実行したときに請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法を実現しているプログラムコード手段を備えたコンピュータ・プログラム。
  20. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法を実現しているコンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段をその内部に具現化して有するコンピュータ利用可能な媒体を備えたコンピュータ・プログラム成果物。
  21. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法を実現しているコンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段をその内部に具現化して有するコンピュータ読み取り可能な媒体を備えている、コンピュータ・システムで使用するための製品。
  22. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法を実行するように機械によって実行可能な命令からなるプログラムを実体的に具現化している機械による読み取りが可能なプログラム記憶デバイス。
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