JP2006286641A - 電極構造 - Google Patents

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哲▲しゅん▼ 楊
Yen-Shan Chuang
炎山 莊
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Abstract

【課題】本発明は液晶表示器のバック・ライトの平面蛍光灯に応用される電極構造に関し、エッジ暗区現象を改善する。
【解決手段】この電極構造は第1の補助電極及び第2の補助電極と、該第1の補助電極と該第2の補助電極との間に位置し、そしてそれぞれ該第1の補助電極及び該第2の補助電極と対をなして同一極性を有する第1のエッジ電極及び第2のエッジ電極と、該第1のエッジ電極と、該第2のエッジ電極との間に位置する少なくとも一電極とを備えてなり、当該電極構造は該第1の補助電極及び該第2の補助電極により、それぞれ該第1のエッジ電極及び該第2のエッジ電極と、隣り合う電極との間の交互作用を強化、又は該エッジ電極の幅を原電極の幅の1.5〜4倍に増加することにより、該エッジ電極上の電流密度を向上すると共にエッジ放電区の輝度を向上して、中央区域の輝度とエッジ区域の輝度とに大きな差異が生じないようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は電極構造に関し、特に、液晶表示器のバック・ライトの平面蛍光灯に応用される電極構造に関する。この電極構造はバック・ライトに限らず、平面蛍光灯光源を応用するもの、例えば広告照明、指示及び緊急照明等はいずれも本発明が属する応用分野に属する。
近年、液晶表示器(LCD)の製造技術が日増しに成熟し、同時に全世界の各メーカが積極的に研究開発に投入して大型化の生産設備を採用したので、液晶表示器の品質が不断に増進され、その中もっとも期待及び注目されたのは液晶テレビジョンであった。そして、デジタル・テレビジョンの普及と共に措置が次第に推進され、ついに液晶テレビジョンはネクスト・ウェーブのテレビジョン新陳代謝の主体となった。
伝統上液晶表示器は自己発光できない表示系統であるので、光線の来源としてバック・ライトを採用しなければならない。伝統のバック・ライト構造は多本の独立した冷陰極細ランプ・パイプを組合せてなったバック・ライト・モジュールである他、比較的進歩した技術は平面ランプを液晶表示器のバック・ライト構造としたことである。
図1は冷陰極平面蛍光灯の発光見取図である。この図において、冷陰極平面蛍光灯10は上ガラス板11と、下ガラス板12と、金属電極13,14と、ランプ・パイプ内の不活性ガス(図示せず)とにより構成され、金属電極13,14は灯体外部にセットして外部電極冷陰極平面蛍光灯に形成することもできる。
冷陰極平面蛍光灯10の発光原理は電圧を金属電極13,14に印加してそれを発射又は電子を吸引させ、これにより電子がランプ・パイプ内の不活性ガスの分子を激突して気体分子を激発させることによりプラズマを形成させ、気体分子が基態に回復した時に紫外線が発生し、この紫外線がランプ・パイプ管壁内の蛍光粉末を激発して可視光を発出する。
このように冷陰極平面蛍光灯の発光原理から、金属電極13,14の設計方式は冷陰極平面蛍光灯10の発光に対して極めて大きな影響を生ずることを知る。
図2(a)は先行技術における冷陰極平面蛍光灯の第1種の電極構造のトップ・ビューである。図において、金属電極13は極性が反対の電極であり、その中金属電極13は灯面中央部分に電極131,132を有し、そして金属電極14は灯面中央部分において同様に電極141,142を有する。このように隣り合う電極132及び141は相互に極性が相異しているので気体放電現象を生ずる。この他に、前記の電極対と異なるものとして、灯面の両端において、その外側には反対極性の電極が存在していないので、エッジ電極133及び134の存在しか必要としない状態が図示されており、両者はいずれも金属電極13に係属している。当然として図2(b)に示されるように両端におけるエッジ電極133,134を不同の極性を有するものとすることもでき、そしてエッジ電極133が金属電極13に係属し、エッジ電極134が金属電極14に係属しているように、そのエッジ電極の配置は実際の設計方式に応じて決められる。
図2(c)及び(d)はそれぞれ先行技術における冷陰極平面蛍光灯の第3、第4種電極構造のトップ・ビューである。図2(c)において図2(a)と異なるところは、当該エッジ電極133とエッジ電極134との間の中央電極区はもはや同一極性の電極対を有しない点にあり、つまり、気体放電を進行すると、電極141とエッジ電極133及び電極131とが作用を生じ、そして電極131は電極141,142と作用を生じる(図2(a)と同一なところは左右いずれも放電作用の発生を有する)。同様に図2(d)と図2(b)とは同一な相違点を有する。
しかしながら、これら4種の電極の設計方式は実際上の放電においてエッジが一辺のみ放電を生ずるので灯面両端の光量及び輝度の不足を来している。図3は点灯の7インチ平面蛍光灯を例に取った点灯輝度分布図である。図3から分るように、中央輝度が4010nitsの場合、エッジ輝度は3230nitsしかなく、この現象はいわゆる平面蛍光灯が常に発生するエッジ暗区である。特に、このエッジ暗区現象は平面蛍光灯をバック・ライト・モジュールに組成した後製品が顧客の規格に合わない要因となっている。
最も外側の両側の放電区輝度が比較的劣るので、合理的な推測は該区の電界及び電流密度が中央よりも比較的弱いことに帰する。図2(a)の電極構造を例(他の3図も同様)に取れば、単一電極131及び141のわきにはそれぞれ同一極性の電極132及び142が存在しており、且つ各電極(対)の左右両側にはいずれも放電作用が発生し、最も外側の両側のエッジ電極133,134のみが単一電極を呈すると共に単辺放電を呈する。気体放電現象は極性が反対の電極のみに関係し、隣接した同一極性電極と直接関連しないが、平面蛍光灯運用原理を熟知せる技術者であればいずれも、近隣の同極性電極の存在は必ずその電界及び電流密度分布に対して一定程度の影響を及ぼすことを知っており、エッジ電極133,134は近隣の同極性電極が欠けている外、単辺放電を呈するので、電界強度及び電流密度が中央区域と幾らか違い、前記のいわゆるエッジ暗区の発生を生ずる。
このエッジ暗区の問題については、従来研究開発人員が曽って電極全体の設計を改修してその位置をより灯体エッジに接近させることにより、放電距離を増加して輝度を向上するように図ったが、両側発光区の輝度が本質的に中間よりも低いために、エッジ暗区について言えば電極位置の変改はさほど大きな改善に寄与していない。この原因はエッジ暗区が両側放電区の電界分布及び電流密度において中央と異なるためと思われるので、両側のエッジ電極の設計方式の改修が行われ、改善が期待されている。
本発明者は上記従来の技術の欠点に鑑み、鋭意試験と研究とを重ねた結果、ついに本発明に係る「電極構造」を案出した。
本発明の主たる目的は冷陰極平面蛍光灯の発光効率を向上すると共に、その灯面の電極がもたらしたエッジ暗区現象を改善することにある。
本発明の次の目的は従来の冷陰極平面蛍光灯において両側のエッジ電極が単辺放電しか発生しないために、電界と電流密度分布とが中央区域のといささか違い、灯面エッジにおいて光線輝度が灯面中央に比べて不足する現象を生ずる欠点を解決することにある。
本発明の主たるアイディアは冷陰極平面蛍光灯において両側のエッジ電極の外側にそれぞれ補助電極が設置され、この補助電極は極性が対をなすエッジ電極と同一である外、平面蛍光灯電極の気体放電作用に参与しないが、エッジ電極が有する電界及び電流密度を増強できるので、これによりエッジ電極の気体放電作用により発生する光線輝度を増加させて灯面両側のエッジ暗区現象を補償し、灯面エッジが有する電界強度と電流密度、及び光線輝度が灯面中央のとおよそ同一となるようにする。
本発明の次のアイディアはエッジ電極の幅を現有電極幅の1.5倍〜4倍に増加することにより、エッジ電極上の電流密度を増加させ、冷陰極平面蛍光灯のエッジ輝度を中央区域のとおよそ同一であるように向上する。
本発明の更に次のアイディアは、冷陰極平面蛍光灯において両側のエッジ電極の外側にそれぞれ補助電極を設置すると同時に、適正に該補助電極の幅を調整し、該補助電極とエッジ電極との間の距離を変改することにより、不同の灯面エッジにおいて異なる光線輝度を得る。これは、該補助電極とエッジ電極との間の距離が形成されたエッジ輝度と反比例をなすためにある。つまり、補助電極とエッジ電極との間の距離が比較的遠く離れている場合、該補助電極がエッジ電極に対して気体放電を進行した時に発生する影響が比較的弱いのでエッジ輝度が比較的低くなる。反対に、該補助電極とエッジ電極との間の距離が比較的近く離れている場合、該補助電極がエッジ電極に対して気体放電を進行した時に発生する影響が比較的強いのでエッジ輝度が比較的高くなる。また、エッジ電極の幅を調整することにより電極上の電流密度幅を1.5倍に変改すると電流密度の増加が比較的小さいので、輝度の向上が比較的少く、これに対して幅が4倍である場合、その輝度及び電流密度が大幅に増加する。
本発明の更に次のアイディアは、複数個の冷陰極平面蛍光灯を組合せて大きなサイズの一平面蛍光灯を得る他、更に前記補助電極を設置、及び該補助電極の幅を調整して該補助電極とエッジ電極との間の距離を変改、又は電極幅の増加量を変改することにより、不同平面蛍光灯間のエッジ接面輝度を制御して高均一輝度の大サイズ平面蛍光灯を取得する。
上記本発明のアイディアにより提供される電極構造は、第1の補助電極及び第2の補助電極と、該第1の補助電極と該第2の補助電極との間に位置し、そしてそれぞれ該第1の補助電極及び該第2の補助電極と対をなして同一極性を有する第1のエッジ電極及び第2のエッジ電極と、該第1のエッジ電極及び該第2のエッジ電極の間に位置する少なくとも一電極とを備えてなることを特徴とする電極構造であって、当該電極構造は該第1の補助電極及び該第2の補助電極により、それぞれ第1のエッジ電極及び該第2のエッジ電極と、隣り合う電極との間の交互作用を強化する。
上記アイディアによれば、該第1の補助電極と該第1のエッジ電極との間には調整可能な第1の距離を有し、そして該第2の補助電極と該第2のエッジ電極との間には調整可能な第2の距離を有する。
また、上記アイディアによれば、該第1の距離及び第2の距離の大きさは該交互作用の強弱を決定する。
また、上記アイディアによれば、該第1のエッジ電極及び該第2のエッジ電極はいずれも該交互作用の強弱を決定する第1の電極幅を有する。
また、上記アイディアによれば、複数電極は第2の電極幅を有し、該第1の電極幅は該第2の電極幅の1.5〜4倍である。
また、上記アイディアによれば、該第1のエッジ電極と該第2のエッジ電極との間の該複数の電極は複数の電極対に分けられる。
また、上記アイディアによれば、該各電極対は、対をなし且つ同一極性を有する2電極により構成され、その中隣り合う電極対は反対極性を有する。
また、上記アイディアによれば、該複数の電極対のペア数が奇数である場合、該第1のエッジ電極及び該第2のエッジ電極は同一極性を有する。
また、上記アイディアによれば、該複数の電極対のペア数が偶数である場合、該第1のエッジ電極及び該第2のエッジ電極は反対極性を有する。
また、上記アイディアによれば、該第1のエッジ電極と該第2のエッジ電極との間の該複数の電極は各別の単一電極により構成され、且つ隣り合う電極は反対極性を有する。
また、上記のアイディアに基づき、少なくとも上記の電極構造を備えてなる冷陰極平面蛍光灯を提出する。
また、上記のアイディアによれば、該交互作用は気体放電作用である。
また、上記アイディアに基づき、複数個の上記冷陰極平面蛍光灯を組合せてなる大サイズ冷陰極平面蛍光灯を提出する。
以下、添付図を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図4は本発明に係る電極構造の補助電極の一実施例のトップ・ビューである。この図に示すように、電極構造40は第1の補助電極411、第2の補助電極412、第1のエッジ電極421、第2のエッジ電極422、及び複数の電極対43(又は44)により構成されてなる。その中、第1のエッジ電極421は第1の補助電極411と対をなして同一極性を有すると共に第2のエッジ電極422は第2の補助電極412と対をなして同一極性を有する。また、電極対43(又は44)は第1のエッジ電極421と第2のエッジ電極422との間に位置しており、そして各電極対は対をなし且つ同一極性を有する2電極により構成されてなると共に、隣り合う電極対は反対極性を有する。例えば、図中の電極対43は同一極性を有する電極431及び432より構成され、そして電極対44は同一極性を有する電極442により構成されるが、電極対43と電極対44との極性は正反対である。
本発明の主要技術特徴は第1のエッジ電極421及び第2のエッジ電極422の設計にあり、上記に述べたように平面蛍光灯のエッジ暗区の成因はエッジ電極421,422が傍に対をなす同一極性の電極を有していないために、エッジ電極の電界及び電流密度が比較的弱くなったことによる。本発明はこれに対応して、第1のエッジ電極421及び第2のエッジ電極422の外側にそれぞれそれと対をなす補助電極411及び412を設置した。第1のエッジ電極421と第2のエッジ電極422の極性はそれぞれ第1の補助電極411と第2の補助電極412の極性と同一であるが、注意すべきところは、補助電極はそれと対をなすエッジ電極の気体放電作用に参与していず、補助電極は僅に単純にそれと隣り合うエッジ電極の電界及びその上の電流密度を強化するのみに過ぎない。
図示する第1の補助電極411は第1のエッジ電極421と電極441との間の気体放電に参与していず、僅に単純に第1のエッジ電極421と同一の極性を有するのみに過ぎないが、これにより第1のエッジ電極421が発生する電界及び電流密度を強化して第1のエッジ電極421と電極441との間の気体放電が発生する光の輝度を増大させ、同時にパネル中央各電極対との間の気体放電が発生する光輝度と大きな差が出現しないようにすることができる。同様な作用原理は他の実施例の補助電極412及び第2のエッジ電極422のところにも応用できる。
もし図4に示す電極構造を冷陰極平面蛍光灯の電極設計に応用すれば、徹底的に伝統技術により発生するエッジ暗区の現象を改善することができる。
この他に、本発明の他の技術特徴は、補助電極411,412自体の幅を変改、又は補助電極411,412とエッジ電極421,422との間の距離を調整することにより、エッジ電極421,422の電界強度及び電流密度を制御して、冷陰極平面蛍光灯のエッジ区域の光輝度を変調する目的を達成できることにある。
同様に図4において、第1の補助電極411と第1のエッジ電極421との間に第1の距離があり、同じく第2の補助電極412と第2のエッジ電極422との間には第2の距離がある。そして該第1の距離が光輝度と反比例をなすので、該第1の距離(第1の補助電極411は比較的小さい幅を有する)を増加すると、第1のエッジ電極421の電界及び電流密度を弱くすると共に、このエッジ区域の輝度を降下し、反対に、該第1の距離(第1の補助電極411は比較的大きな幅を有する)を減少すると、第1のエッジ電極421の電界及び電流密度を強化すると共に、このエッジ区域の輝度を増加する。同様な作用原理は他側の第2の補助電極412及び第2のエッジ電極422のところにも応用できる。
次に、図6を参照しながらエッジ電極の幅を広げる方式を説明する。単独にエッジ電極621及び622の幅を電極641の1.5〜4倍に増加すれば、補助電極を増加しなくても、冷陰極平面蛍光灯のエッジ放電区域の電流密度を増加でき、同様にエッジ輝度の向上の目的を達することができる。当然、この方法は前記補助電極を増加する方法と合併して実施することもできる。
以上、これらエッジ区域の光輝度を変調する技術の更なる利点は、複数の前記電極構造を有する冷陰極平面蛍光灯を組合せて大サイズの冷陰極平面蛍光灯を形成する場合、各平面蛍光灯のエッジ区域の光輝度を調整することで、各エッジ接面の輝度を制御でき、真に輝度均一の大サイズ平面蛍光灯を得られることにある。
ここで一歩進んで説明すれば、図4および図6において電極対43,44,64等のペア数が奇数(図中には13対を例に取っている)であるので、第1のエッジ電極421及び第2のエッジ電極422は同一極性を有するが、もし設計上必要の場合、電極対のペア数を偶数にすることもできる(図2(b)参照)。この場合、2エッジ電極は反対極性を有するが、全体の運用原理は完全に同一である。
同様に、本発明の電極製作技術は図2(c)及び(d)の電極構造にも応用できる。図5は図2(c)を改善した後の電極構造図である。この場合、第1のエッジ電極521は第1の補助電極511と対をなし且つ同一極性を有し、そして第2のエッジ電極522は第2の補助電極512と対をなし且つ同一極性を有する。この態様下で気体放電を進行すると、第1の補助電極511は第1のエッジ電極521の電界及び電流密度を増加すると共に、第1のエッジ電極521と電極541との間の気体放電作用を強化し、そして第2の補助電極512は第2のエッジ電極522の電界及び電流密度を増加すると共に、第2のエッジ電極522と電極542との間の気体放電作用を強化する。
エッジ電極を1.5倍以上に広げた構造は図2(c)及び(d)の電極構造にも応用できる。図7は図2(c)を改善した後の電極構造図である。この場合、エッジ電極721,722を原電極幅の1.5倍以上に広げると、エッジ放電区域の電流密度をも増加でき、エッジ輝度を向上させることができる。
当然、図5及び図7の電極構造50及び70の技術は同様に該第2の補助電極を反対極性に製作する状況に適用され得、且つ、エッジ電極と補助電極との間の距離によりエッジ区域輝度を変調することができる。
即ち、二つのエッジ電極間の中央電極について言えば、図4のような電極対、又は図5の様な単一電極であるかを問わず、いずれも本発明の技術をそれに適用することができる。したがって、本出願の請求項では「エッジ電極の間に少なくとも一電極を有する」との上位概念で定義する。つまり、単一のエッジ電極の場所において電界強化用の補助電極を設置、又はエッジ電極幅を増加するとの技術的手段であれば、いずれも本発明の技術的範囲に属する。
ここで注意すべきは、図2、図4、図5、図6又は図7のいずれを問わず、各単一電極の本体はいずれも各種形状、例えば円形、三角形又は弧状等の形状を有する突縁又は凹部に製作することができ、本発明により提出される電極構造の正規運用に影響しない。
最後に、この種の補助電極を添加した後の電極構造が電界に対して発生する影響を裏付けるために、発明者は電界模擬系統を利用して評価した。図8(a)及び(b)はそれぞれ補助電極を添加していない電界模擬図及び既に補助電極を添加した電界模擬図である。図8(c)は比較図であり、この図から補助電極を添加した電極構造の電界強度はより均一且つ完整を示していることが分る。これも上記[背景技術]の説明を裏付けている。
補助電極の増加により両側の放電区の輝度を向上した後、更に平面蛍光灯に拡散板及び拡散片(diffuser)を付加してバック・ライト・モジュールのエッジ暗区が改善されたか否かを観察した。その結果、図9、図10に示すように、これら図の比較から、補助電極を増加した後、発光区は明らかに左右両側に向って拡大する現象が現われ、エッジ暗区の問題も良好な改善を得たことが裏付けられた。前記図9(a)及び(b)は補助電極を設置していない場合の点灯状態図及び輝度分布図であり、そして図10(a)及び(b)は補助電極を設置した場合の点灯状態図及び輝度分布図である。
要するに、本発明の電極構造は、平面蛍光灯の両側のエッジ電極外側に更にそれぞれ同一極性の補助電極を設置、又はエッジ電極幅を原電極幅の1.5〜4倍に増加して、それと対をなすエッジ電極が気体放電を進行した場合の電界及び電流密度を強化することにより、平面蛍光灯のエッジ区域の光輝度を向上することができる。この外、適当に補助電極とエッジ電極との間の距離を調整、又はエッジ電極幅を変改することにより、エッジ区域の光輝度を自由に調整して、顧客の異なる需要に応じて製品を製作することができる。更には、この種の電極構造を有する平面蛍光灯を組合せることにより、輝度が均一な大サイズ平面蛍光灯を得ることができる。
上記実施の形態は本発明の技術的手段をより具体的に説明するためにあり、本発明の技術的思想は決してこれに限定されず、クレームの範囲を逸脱しない限り、当業者による単純な設計変更、付加、置換、修飾等はいずれも本発明の技術的範囲に属する。
冷陰極平面蛍光灯の発光見取図である。 従来の技術における冷陰極平面蛍光灯第1種の電極構造のトップ・ビューである。 従来の技術における冷陰極平面蛍光灯第2種の電極構造のトップ・ビューである。 従来の技術における冷陰極平面蛍光灯第3種の電極構造のトップ・ビューである。 従来の技術における冷陰極平面蛍光灯第4種の電極構造のトップ・ビューである。 伝統の7インチ平面蛍光灯の輝度分布図である。 本発明の電極構造における補助電極の一実施例のトップ・ビューである(中央の同極性電極は対をなしている)。 本発明の電極構造における他の実施例のトップ・ビューである。 本発明の電極構造におけるエッジ電極の幅を広げた一実施例のトップ・ビューである(中央の同極性電極は対をなしている)。 本発明の電極構造におけるエッジ電極の幅を広げた他の実施例のトップ・ビューである。 (a)は補助電極を添加していない電極構造の電界模擬図である。(b)は補助電極を添加した電極構造の電界模擬図である。(c)はそれぞれ図2(a)及び図4の電極構造を採用した電界模擬比較図である。 伝統の7インチ平面蛍光灯の点灯状態図である(拡散板及び拡散片を付加)。 伝統の7インチ平面蛍光灯の輝度分布図である(拡散板及び拡散片を付加)。 本発明の電極構造における補助電極の7インチ平面蛍光灯の点灯状態図である(拡散板及び拡散片を付加)。 本発明の電極構造における補助電極の7インチ平面蛍光灯の輝度分布図である(拡散板及び拡散片を付加)。
符号の説明
10・・・冷陰極平面蛍光灯 11・・・上ガラス板 12・・・下ガラス板 13,14・・・金属電極 131,132,141,142,43,44・・・電極対 133,134,421,422,521,522,621,622,721,722・・・エッジ電極 40,50,60,70・・・電極構造 411,511・・・第1の補助電極 412,512・・・第2の補助電極 421,521,621,721・・・第1のエッジ電極 422,522,622,722・・・第2のエッジ電極 43,44,64・・・電極対 431,432,441,442,541,542,641,642・・・電極対

Claims (8)

  1. 第1の補助電極及び第2の補助電極と、
    前記第1の補助電極と前記第2の補助電極との間に位置し、そしてそれぞれ該第1の補助電極及び該第2の補助電極と対をなして同一極性を有する第1のエッジ電極及び第2のエッジ電極と、
    前記第1のエッジ電極と前記第2のエッジ電極との間に位置する少なくとも一電極と、
    を備えてなることを特徴とする電極構造であって、当該電極構造は該第1の補助電極及び該第2の補助電極により、それぞれ該第1のエッジ電極及び該第2の補助電極と、隣り合う電極との間の交互作用を強化する電極構造。
  2. 前記第1の補助電極と前記第1のエッジ電極との間には調整可能な第1の距離を有し、そして前記第2の補助電極と前記第2のエッジ電極との間には調整可能な第2の距離を有しており、及び/又は
    前記第1の距離及び前記第2の距離の大きさは前記交互作用の強弱を決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電極構造。
  3. 前記第1のエッジ電極及び前記第2のエッジ電極はいずれも前記交互作用の強弱を決定する第1の電極幅を有しており、及び/又は
    複数の電極は第2の電極幅を有し、前記第1の電極幅は該第2の電極幅の1.5〜4倍である、
    ことを特徴とする請求項1記載の電極構造。
  4. 前記第1のエッジ電極と前記第2のエッジ電極との間の複数の電極は複数の電極対に分けられ、
    前記各電極対は、対をなし且つ同一極性を有する2電極により構成され、その中隣り合う電極対は反対極性を有し、
    前記複数の電極対のペア数が奇数である場合、前記第1のエッジ電極及び前記第2のエッジ電極は同一極性を有しており、及び/又は
    前記複数の電極対のペア数が偶数である場合、前記第1のエッジ電極及び前記第2のエッジ電極は反対極性を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電極構造。
  5. 前記第1のエッジ電極と前記第2のエッジ電極との間の前記複数の電極は各別の単一電極により構成され、且つ隣り合う電極は反対極性を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電極構造。
  6. 少なくとも請求項1の電極構造を備えることを特徴とする冷陰極平面蛍光灯。
  7. 前記交互作用は気体放電作用であることを特徴とする請求項6記載の冷陰極平面蛍光灯。
  8. 複数個の請求項6記載の冷陰極平面蛍光灯を組合せてなることを特徴とする大サイズ冷陰極平面蛍光灯。
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