JP2006286081A - メモリ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メモリ制御装置が実装されるべきICチップの面積の減少を図る。
【解決手段】 ダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR−SDRAM)の動作クロックx1Clkの周波数より高い周波数をもつクロック信号x4Clkを用いて、ストローブ信号エッジ検出部1303が、データストローブ信号Dqsをサンプリングして、データストローブ信号Dqsの切り替わりエッジを検出し、エッジ切り替わり検出信号を出力する。データサンプリング部1302は、エッジ切り替わり検出信号を用いて、データ信号Dqから、該データ信号Dqに含まれる2系統のデータ信号を抽出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メモリ制御装置に関し、特に、ダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR−SDRAM)に対する信号入出力を制御するメモリ制御装置に関する。
半導体装置を利用したコンピュータ等のシステムにおいてメモリのバンド幅(データ転送の容量)向上の要求は強く、EDODRAM(Extended Data Out DRAM),SDRAM(Synchronous DRAM),DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)といった順で、メモリのバンド幅を向上させたメモリが開発されている。例えば、SDRAMがクロックの立ち上がりのみを利用するのに対し、DDR−SDRAMは、クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方を利用し、同じクロックでSDRAMの2倍のデータ転送を実現している(例えば、特許文献1参照)。
また、こうしたメモリに対しては、コスト、消費電力といった観点からチップ面積削減の要求が強い。
従来のダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR−SDRAM)のコントローラの入出力データ制御方法を以下に説明する。なお、DDR−SDRAMの仕様に関しては、JEDEC STANDARD Double Data Rate (DDR) SDRAM Specifications に記載されている。
DDR方式においてはデータ信号をクロックの半周期でDDR−SDRAMに対して入出力することが可能であり、クロックの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに同期してデータ転送が行われる。通常、DDR−SDRAMでは、クロックの代わりにデータストローブ信号(メモリ制御装置とメモリ間のデータ受け取りを容易にするために、専用に設けられた信号)を使用してデータの入出力を行う。DDR−SDRAMに対してのデータ書き込み時に、データ入力回路は、データ信号の最小周期の1/2、すなわちクロックの1/4周期ずれたタイミングでデータストローブ信号を出力することが最適とされる。また、DDR−SDRAMからのデータ読み出し時も同様に、データ出力回路において、データストローブ信号をクロックの1/4周期ずらして得られた信号に基づいてデータ取り出しを行うことが最適であるとされる。なお、データ信号(Dq)及びデータストローブ信号(Dqs)以外の信号は最小周期が大きいため、ここでは説明を省略する。
図4は、DDR−SDRAMへの信号入力を制御する従来の制御回路(コントローラ)の回路構成を示す図であり、図5は、図4に示す従来のコントローラの各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。
図4及び図5において、ddrClk、Dqs,Dqは、コントローラがDDR−SDRAMに入力するクロック信号、データストローブ信号、データ信号を示し、Cmdは、DDR−SDRAMへ入力するアドレス、バンクアドレス、RAS,CAS,WE,CKE等のすべてを表わす制御信号である。また、Clkは、コントローラ内部のクロック信号である。
1000はPLL(フェイズ・ロックド・ループ)回路であり、コントローラの内部クロック信号Clkを生成する。1021から1025はフリップフロップ回路であり、内部クロック信号Clkの入力に応じて、制御信号Cmd1、イネーブル信号DqsOe1、データ信号wdouta1(DA0,DA1)、データ信号wdoutb1(DB0,DB1)、イネーブル信号DqOe1を出力する。制御信号Cmd1は、フリップフロップ回路1002によって1クロック分だけ遅延され、バッファ1009を介して制御信号CmdとしてDDR−SDRAMに出力される。1001は、DLL(ディレイ・ロックド・ループ)回路であり、クロック信号Clkを90度すなわち1/4周期だけ遅らせてゲート1010に出力する。このゲート1010には、イネーブル信号DqsOe1をフリップフロップ回路1003によって1/2クロック分だけ遅延させて得られたイネーブル信号DqsOe2が入力される。その結果、ゲート1010は、イネーブル信号DqsOe2が高レベルである間だけ、1/4周期だけ遅れたクロック信号Clkをデータストローブ信号DqsとしてDDR−SDRAMに出力する。
フリップフロップ回路1004,1005はそれぞれ、データ信号wdouta1およびデータ信号wdoutb1を1クロック分だけ遅延させて、データ信号Wdouta2およびデータ信号Wdoutb2としてセレクタ1006へ出力する。また、セレクタ1006には、クロック信号ClkからなるdataSel信号が入力されており、セレクタ1006は、dataSel信号の立ち上がりエッジで、フリップフロップ回路1004からのデータ信号Wdouta2(DA0、DA1)を選択して出力し、dataSel信号の立ち下がりエッジで、フリップフロップ回路1005からのデータ信号Wdoutb2(DB0、DB1)を選択して出力する。セレクタ1006からの出力信号はゲート1011に送られる。
フリップフロップ回路1007は、イネーブル信号DqOe1を1クロック分だけ遅延させて、イネーブル信号DqOe2としてゲート1011に出力する。ゲート1011は、イネーブル信号DqOe2が高レベルである間だけ、セレクタ1006からの出力信号をデータ信号DqとしてDDR−SDRAMに出力する。
これにより、入力した2つのデータ信号wdouta1(DA0,DA1),wdoutb1(DB0,DB1)を、クロック信号Clkの1/2周期毎に交互に取り入れたデータ信号Dqが生成され、これをDDR−SDRAMに格納することが可能となる。
図6は、DDR−SDRAMからの信号出力を制御する従来の制御回路(コントローラ)の回路構成を示す図であり、図7は、図6に示す従来のコントローラの各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。
図6及び図7において、Dqs、Dqは、DDR−SDRAMから出力されるデータストローブ信号およびデータ信号であり、バッファ1102,1103に入力される。Clkはコントローラの内部クロック信号を示している。
1100はPLL回路であり、コントローラ内部のクロック信号Clkを生成する。1101はDLL回路であり、DDR−SDRAMから出力されたデータストローブ信号Dqsを、内部クロック信号Clkに対して90度すなわち1/4周期だけ遅延させたデータストローブ信号Dqs1を生成する。
フリップフロップ回路1104は、データストローブ信号Dqs1の立ち上がりエッジを使用してデータ信号Dqを取り込む。すなわち、データストローブ信号Dqs1の立ち上がりエッジがそれぞれ発生したときにデータ信号Dqを構成しているデータ(DA0,DA1)を取り込み、データrdataa1としてフリップフロップ回路1105へ出力する。フリップフロップ回路1105は、データrdataa1を、データストローブ信号Dqs1の立ち下がりエッジが発生したときにデータrdataa2としてフリップフロップ回路1107へ出力する。フリップフロップ回路1107は、データrdataa2を、内部クロック信号Clkの1/2周期だけ遅延させてデータrdataa3として出力する。また、フリップフロップ回路1106は、データストローブ信号Dqs1の立ち下がりエッジがそれぞれ発生したときにデータ信号Dqを構成しているデータ(DB0,DB1)を取り込み、データrdatab2としてフリップフロップ回路1108へ出力する。フリップフロップ回路1108は、データrdatab2を、内部クロック信号Clkの1/2周期だけ遅延させてデータrdatab3として出力する。
このようにして、図5に示す2つのデータ信号wdouta1(DA0,DA1),wdoutb1(DB0,DB1)に対応する、クロック信号Clkの1周期分の長さをもつ2つのデータ信号rdataa3(DA0,DA1),rdatab3(DB0,DB1)を生成することができる。
以上説明した従来のDDR−SDRAMのコントローラにおいては、DLL回路を使用しており、該コントローラの回路構成が大規模化してしまい、該回路が実装されるICチップの面積増加を招いていた。
そのため、DDR−SDRAMへの信号入力を制御するコントローラ回路にDLL回路を使用しないものが考案されている。
図8は、DLL回路を使用しない従来のDDR−SDRAMの信号入力制御回路(コントローラ)の回路構成を示す図であり、図9は、図8に示す従来のコントローラの各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。
図8及び図9において、ddrClk、Dqs,Dqは、コントローラがDDR−SDRAMに入力するクロック信号、データストローブ信号、データ信号を示し、Cmdは、DDR−SDRAMへ入力するアドレス、バンクアドレス、RAS,CAS,WE,CKE等のすべてを表わす制御信号である。
PLL(フェイズ・ロックド・ループ)回路1200は、クロック信号x1Clk,x2Clkを出力し、クロック信号x1Clkは、DDR−SDRAMへ入力されるべきクロック信号ddrClkと同一周期のクロック信号であり、クロック信号x2Clkは、クロック信号ddrClkの1/2周期のクロック信号である。1201,1220〜1225はフリップフロップ回路であり、イネーブル信号ddrClkEn1、制御信号Cmd1、イネーブル信号Dqs1、イネーブル信号DqsOe1、データ信号wdouta1(DA0,DA1)、データ信号wdoutb1(DB0,DB1)、イネーブル信号DqOe1(=DqsOe1)を出力する。
AND回路1207、フリップフロップ回路1208、フリップフロップ回路1209、およびバッファ1216は、イネーブル信号ddrClkEn1およびクロック信号x2Clkに基づき、イネーブル信号ddrClkEn2を介してクロック信号ddrClkを生成し、DDR−SDRAMに出力する。
制御信号Cmd1は、フリップフロップ回路1202によってクロック信号x1Clkの1周期分だけ遅延され、バッファ1217を介して制御信号CmdとしてDDR−SDRAMに出力される。
イネーブル信号Dqs1は、フリップフロップ回路1203によってクロック信号x1Clkの1周期分だけ遅延され、イネーブル信号Dqs2となり、AND回路1210に入力される。AND回路1210、フリップフロップ回路1211、およびフリップフロップ回路1212は、イネーブル信号Dqs2およびクロック信号x2Clkに基づき、信号Dqs3を介して信号Dqs4(信号Dqs3がクロック信号x1Clkの1/4周期分だけ遅延されたもの)を生成し、ゲート1218へ出力する。一方、イネーブル信号DqsOe1が、フリップフロップ回路1204によってクロック信号x1Clkの1/2周期分だけ遅延されてイネーブル信号DqsOe2が生成され、さらにイネーブル信号DqsOe2が、フリップフロップ回路1213によってクロック信号x2Clkの1/2周期分だけ遅延されてイネーブル信号DqsOe3が生成され、このイネーブル信号DqsOe3が上記のゲート1218に入力される。その結果、ゲート1218は、イネーブル信号DqsOe3が高レベルである間だけ、信号Dqs4をデータストローブ信号DqsとしてDDR−SDRAMに出力する。
データ信号wdouta1およびデータ信号wdoutb1は、セレクタ1206へ入力される。また、セレクタ1206には、クロック信号x1ClkからなるdataSel信号が入力されており、セレクタ1206は、dataSel信号の立ち上がりエッジで、データ信号wdouta1(DA0、DA1)を選択して、データ信号wdout2として出力し、dataSel信号の立ち下がりエッジで、データ信号wdoutb1(DB0、DB1)を選択して、データ信号wdout2として出力する。このデータ信号wdout2は、フリップフロップ回路1214でクロック信号x2Clkの1周期分だけ遅延されてデータ信号wdout3となり、ゲート1219に送られる。一方、イネーブル信号DqOe1(=DqsOe1)が、フリップフロップ回路1205によってクロック信号x1Clkの1/2周期分だけ遅延されてイネーブル信号DqOe2(=DqsOe2)が生成され、さらにイネーブル信号DqOe2が、フリップフロップ回路1215によってクロック信号x2Clkの1/2周期分だけ遅延されてイネーブル信号DqOe3(=DqsOe3)が生成され、このイネーブル信号DqOe3が上記のゲート1219に入力される。その結果、ゲート1219は、イネーブル信号DqOe3が高レベルである間だけ、データ信号wdout3をデータ信号DqとしてDDR−SDRAMに出力する。
これにより、入力した2つのデータ信号wdouta1(DA0,DA1),wdoutb1(DB0,DB1)を、クロック信号x1Clkの1/2周期毎に交互に取り入れたデータ信号Dqが生成され、これをDDR−SDRAMに格納することが可能となる。
特開2000−48599号公報
前述したように、従来のDDR−SDRAMのコントローラにおいては、DLL(Delay Locked Loop)回路を使用しないものが考案されていたが、このDLL回路を使用しない従来のコントローラはDDR−SDRAMの信号入力制御回路であって、従来、DDR−SDRAMの信号出力制御回路を、DLL回路を使用せずに構成することは不可能であった。
通常、DLL回路は回路規模が大きく、かつ、データストローブ信号ごとに設けられる必要あるため、DDR−SDRAMの信号出力制御回路からなるコントローラが実装されたICチップの面積の増加を招いてしまうという問題が未だ解消されていなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、自装置が実装されるべきICチップの面積の減少を図ったメモリ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、ダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリに対する信号入出力を制御するメモリ制御装置において、前記メモリの動作クロックの周波数よりも高い周波数をもつクロック信号を用いて、前記メモリから出力されたデータストローブ信号をサンプリングし、該データストローブ信号の切り替わりエッジを検出してエッジ検出信号を出力するエッジ検出手段と、前記エッジ検出手段によって出力されたエッジ検出信号を用いて、前記メモリから出力されたデータ信号から、該データ信号に時系列に沿って交互に含まれる2系統のデータ信号を系統ごとに抽出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段によって抽出された2系統のデータ信号を、前記メモリの動作クロックに同期して出力する同期出力手段とを有することを特徴とするメモリ制御装置が提供される。
本発明によれば、ダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR−SDRAM)の動作クロックの周波数より高い周波数をもつクロック信号を用いてデータストローブ信号をサンプリングすることで、データストローブ信号の切り替わりエッジを検出し、この切り替わりエッジを表すエッジ切り替わり検出信号を用いてデータ信号から、該データ信号に含まれる2系統のデータ信号を抽出する。
これにより、DLL回路を使用せずにDDR−SDRAM信号出力制御回路を構成することができ、DDR−SDRAM信号出力制御回路が実装されるICチップの面積削減が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。このメモリ制御装置(メモリコントローラ)は、DDR−SDRAMからの信号出力を制御する回路を備える。
図1において、メモリ制御装置は、クロック生成部1300、クロック変換部1301、データサンプリング部1302、ストローブ信号エッジ検出部1303から構成される。ストローブ信号エッジ検出部1303には、DDR−SDRAMからデータストローブ信号Dqsが入力され、データサンプリング部1302には、DDR−SDRAMからデータ信号Dqが入力される。データストローブ信号Dqsおよびデータ信号Dqは、例えば、図8及び図9で示したデータストローブ信号Dqsおよびデータ信号Dqに対応する。
クロック生成部1300は、DDR−SDRAMに供給されるクロック信号と同一周波数のクロック信号x1Clkと、該クロック信号x1Clkの周波数よりも大きい周波数をもつクロック信号xXClkとを生成する。
ストローブ信号エッジ検出部1303は、クロック信号xXClkを用いて、データストローブ信号Dqsをサンプリングし、データストローブ信号Dqsの切り替わりエッジを検出する。データサンプリング部1302は、図2及び図3を参照して後述するように、検出された切り替わりエッジを用いて、データ信号Dq(DA0,DB0,DA1,DB1)を基にして2つのデータ信号rdataa2(DA0,DA1),rdatab2(DB0,DB1)を生成する。クロック変換部1301は、2つのデータ信号rdataa2(DA0,DA1),rdatab2(DB0,DB1)を、クロック信号x1Clkを用いて2つのデータ信号rdataa3(DA0,DA1),rdatab3(DB0,DB1)に変換する。
この2つのデータ信号rdataa3(DA0,DA1),rdatab3(DB0,DB1)は、例えば図9に示す2つのデータ信号wdouta1(DA0,DA1),wdoutb1(DB0,DB1)に対応する、クロック信号x1Clkの1周期分の長さをもつ2つのデータ信号である。
図2は、図1に示すメモリ制御装置の具体的な構成を示す回路図であり、図3は、該メモリ制御装置の各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。
PLL回路1400は、DDR−SDRAMに供給されるクロック信号と同一周波数のクロック信号x1Clkと、該クロック信号x1Clkの周波数の4倍の周波数をもつクロック信号x4Clkとを生成する。バッファ1402には、DDR−SDRAMからデータストローブ信号Dqsが入力され、バッファ1401には、DDR−SDRAMからデータ信号Dqが入力される。
バッファ1402から出力されたデータストローブ信号Dqsは、クロック信号x4Clkの立ち上がりエッジを用いて、フリップフロップ1403に取り込まれ、また、クロック信号x4Clkの立ち下がりエッジを用いて、フリップフロップ1404に取り込まれる。そして、フリップフロップ1403の出力信号DqsPosAは、クロック信号x4Clkの立ち上がりエッジを用いて、フリップフロップ1405に取り込まれ、また、フリップフロップ1404の出力信号DqsNegAは、クロック信号x4Clkの立ち下がりエッジを用いて、フリップフロップ1406に取り込まれる。
フリップフロップ1405の出力信号DqsPosBの反転信号と、フリップフロップ1403の出力信号DqsPosAとがAND回路1407に入力され、AND回路1407は検出信号DqsPosRiseを出力する。検出信号DqsPosRiseは、データストローブ信号Dqsの立ち上がりエッジに相当する信号である。また、フリップフロップ1405の出力信号DqsPosBと、フリップフロップ1403の出力信号DqsPosAの反転信号とがAND回路1408に入力され、AND回路1408は検出信号DqsPosFallを出力する。検出信号DqsPosFallは、データストローブ信号Dqsの立ち下がりエッジに相当する信号である。
検出信号DqsPosRiseおよび検出信号DqsPosFallは、クロック信号x4Clkの立ち上がりエッジを用いてデータストローブ信号Dqsの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジをそれぞれ検出した結果得られる信号である。
一方、フリップフロップ1406の出力信号DqsNegBの反転信号と、フリップフロップ1404の出力信号DqsNegAとがAND回路1409に入力され、AND回路1409は検出信号DqsNegRiseを出力する。検出信号DqsNegRiseは、データストローブ信号Dqsの立ち上がりエッジに相当する信号である。また、フリップフロップ1406の出力信号DqsNegBと、フリップフロップ1404の出力信号DqsNegAの反転信号とがAND回路1410に入力され、AND回路1410は検出信号DqsNegFallを出力する。検出信号DqsNegFallは、データストローブ信号Dqsの立ち下がりエッジに相当する信号である。
検出信号DqsNegRiseおよび検出信号DqsNegFallは、クロック信号x4Clkの立ち下がりエッジを用いてデータストローブ信号Dqsの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジをそれぞれ検出した結果得られる信号である。
AND回路1411は、検出信号DqsPosRiseと検出信号DqsNegRiseとに基づき信号DqsRiseClkを生成し、またAND回路1412は、検出信号DqsPosFallと検出信号DqsNegFallとに基づき信号DqsFallClkを生成する。これらの信号DqsRiseClk及び信号DqsFallClkは、DDR−SDRAMの動作クロック(=x1Clk)の4倍の周波数をもつクロック信号x4Clkの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを用いて、データストローブ信号Dqsの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを示す信号として生成されたものであるため、データストローブ信号Dqsの立ち上がりエッジから、信号DqsRiseClkの立ち上がりエッジまでの間の遅延時間t(図3の信号DqsRiseClkに図示)、およびデータストローブ信号Dqsの立ち下がりエッジから、信号DqsRiseClkの立ち上がりエッジまでの間の遅延時間が、DDR−SDRAMの動作クロック(=x1Clk)の周期の1/8〜2/8であることが保証される。
こうした信号DqsRiseClk及び信号DqsFallClkを用いて、データ信号Dqを基にした2つのデータ信号の生成が行われる。
すなわち、フリップフロップ回路1413は、信号DqsRiseClkの立ち上がりエッジを使用して、バッファ1401から出力されたデータ信号Dqを取り込む。具体的には、信号DqsRiseClkの立ち上がりエッジがそれぞれ発生したときにデータ信号Dqを構成しているデータ(DA0,DA1)を取り込み、データrdataa1としてフリップフロップ回路1414へ出力する。フリップフロップ回路1414は、データrdataa1を、信号DqsFallClkの立ち上がりエッジが発生したときにデータrdataa2としてフリップフロップ回路1416へ出力する。フリップフロップ回路1416は、データrdataa2を、クロック信号x1Clkの1/2周期だけ遅延させてデータrdataa3として出力する。また、フリップフロップ回路1415は、信号DqsFallClkの立ち上がりエッジがそれぞれ発生したときにデータ信号Dqを構成しているデータ(DB0,DB1)を取り込み、データrdatab2としてフリップフロップ回路1417へ出力する。フリップフロップ回路1417は、データrdatab2を、クロック信号x1Clkの1/2周期だけ遅延させてデータrdatab3として出力する。
このようにして、例えば図9に示す2つのデータ信号wdouta1(DA0,DA1),wdoutb1(DB0,DB1)に対応する、クロック信号x1Clkの1周期分の長さをもつ2つのデータ信号rdataa3(DA0,DA1),rdatab3(DB0,DB1)を生成することができる。
なお、前述の遅延時間(t)は、DDR−SDRAMからそれぞれ出力されるデータ信号Dqおよびデータストローブ信号Dqsの発生タイミングのばらつきの範囲内にあるので、信号DqsRiseClk及び信号DqsFallClkを用いて、データ信号Dqを基にして2つのデータ信号rdataa3(DA0,DA1),rdatab3(DB0,DB1)を確実に生成することができる。
以上のように、上記実施の形態では、DDR−SDRAMの動作クロックの周波数より高い周波数をもつクロック信号を用いてデータストローブ信号Dqsをサンプリングすることで、データストローブ信号Dqsの切り替わりエッジを検出し、この切り替わりエッジを表すエッジ切り替わり検出信号を用いてデータ信号Dqから、該データ信号Dqに含まれる2つのデータ信号を抽出する。これにより、DLL回路を使用せずにDDR−SDRAM信号出力制御回路を構成することができ、DDR−SDRAM信号出力制御回路が実装されるICチップの面積削減が可能となる。
本発明の一実施の形態に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すメモリ制御装置の具体的な構成を示す回路図である。 図2に示すメモリ制御装置の各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。 DDR−SDRAMへの信号入力を制御する従来の制御回路(コントローラ)の回路構成を示す図である。 図4に示す従来のコントローラの各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。 DDR−SDRAMからの信号出力を制御する従来の制御回路(コントローラ)の回路構成を示す図である。 図6に示す従来のコントローラの各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。 DLL回路を使用しない従来のDDR−SDRAMの信号入力制御回路(コントローラ)の回路構成を示す図である。 図8に示す従来のコントローラの各部における信号の波形を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1300 クロック生成部
1301 クロック変換部(同期出力手段)
1302 データサンプリング部(データ抽出手段)
1303 ストローブ信号エッジ検出部(エッジ検出手段)
x1Clk クロック信号(メモリの動作クロック)
x4Clk クロック信号
Dq データ信号
Dqs データストローブ信号

Claims (4)

  1. ダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリに対する信号入出力を制御するメモリ制御装置において、
    前記メモリの動作クロックの周波数よりも高い周波数をもつクロック信号を用いて、前記メモリから出力されたデータストローブ信号をサンプリングし、該データストローブ信号の切り替わりエッジを検出してエッジ検出信号を出力するエッジ検出手段と、
    前記エッジ検出手段によって出力されたエッジ検出信号を用いて、前記メモリから出力されたデータ信号から、該データ信号に時系列に沿って交互に含まれる2系統のデータ信号を系統ごとに抽出するデータ抽出手段と、
    前記データ抽出手段によって抽出された2系統のデータ信号を、前記メモリの動作クロックに同期して出力する同期出力手段と
    を有することを特徴とするメモリ制御装置。
  2. 前記エッジ検出手段によって検出される切り替わりエッジは、前記データストローブ信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジであることを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 前記メモリには、前記メモリの動作クロックの2倍の周波数で、2系統のデータ信号が時系列に沿って交互に記憶されており、
    前記データ抽出手段は、前記エッジ検出手段によって出力されたエッジ検出信号を用いて、前記メモリから出力されたデータ信号から、前記メモリの動作クロックの周期と同一周期をもつ前記2系統のデータ信号を復元することを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
  4. 前記エッジ検出手段は、前記メモリの動作クロックの周波数の4倍の周波数をもつクロック信号を用いて、前記メモリから出力されたデータストローブ信号をサンプリングし、該データストローブ信号の切り替わりエッジを検出することを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
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