JP2006285711A - 金券代金の支払処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 金券発行元から加盟店に対する金券代金の精算で、異なる金融機関間での資金移動を少なくし効率的な処理が行なえる金券代金の支払処理方法を提供する。
【解決手段】 第1金融機関に第1加盟店口座と第1金券発行元口座とを有し、また第2金融機関に第2加盟店口座と第2金券発行元口座とを有し、第1加盟店端末から第三者機関の管理サーバに金券情報を送信し、第2加盟店端末から第三者機関の管理サーバに金券情報を送信し、第三者機関の管理サーバで、第1及び第2加盟店端末から受信した金券情報に基づき代金相殺精算データを生成し、第三者機関の管理サーバから幹事金融機関のサーバに代金相殺精算データを送信し、幹事金融機関が代金相殺精算データに基づき第1及び第2金融機関に対して相殺後の精算処理を行なう。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1金融機関に第1加盟店口座と第1金券発行元口座とを有し、また第2金融機関に第2加盟店口座と第2金券発行元口座とを有し、第1加盟店端末から第三者機関の管理サーバに金券情報を送信し、第2加盟店端末から第三者機関の管理サーバに金券情報を送信し、第三者機関の管理サーバで、第1及び第2加盟店端末から受信した金券情報に基づき代金相殺精算データを生成し、第三者機関の管理サーバから幹事金融機関のサーバに代金相殺精算データを送信し、幹事金融機関が代金相殺精算データに基づき第1及び第2金融機関に対して相殺後の精算処理を行なう。
【選択図】 図1
Description
本発明は、金券発行元から金券代金の請求を行なう加盟店に対し、その金券代金の支払処理を金融機関により行なう場合の金券代金の支払処理方法に関する。
従来、例えば、商品券、ギフトカード、旅行券、食事券、ビール券、アイスクリーム券、図書券、文具券、など金銭的な価値を有する種々の金券が多種類発行されている。
これらの金券は、贈答用やプレゼントとして使用されたりすることも多いことから、利用者ができるだけ多くの商店で共通して使用できるように、それらの金券を取り扱う加盟店を増やすようにして利便性を高めるようにしている。
これらの金券は、贈答用やプレゼントとして使用されたりすることも多いことから、利用者ができるだけ多くの商店で共通して使用できるように、それらの金券を取り扱う加盟店を増やすようにして利便性を高めるようにしている。
また、顧客が代金の代わりに店などに対して支払った金券は、店側からその金券を発行した発行元である金券発行元に送られて、その金券額に応じた金銭の支払いを金券発行元に請求し、金券発行元から店側にそれらの金銭を支払うことで金券代金の精算支払処理が行なわれる。
この金券代金の精算支払処理においては、金融機関の口座振替振込処理などにより、金券発行元の口座から加盟店の口座に対する支払いにより精算が行なわれている。
これらの処理では、異なる金融機関の間での振込支払や、同一金融機関内の口座間での振替支払処理など様々であるが、異なる金融機関の間での振込支払処理を相殺できる場合であっても、1つ1つの振込支払処理を行なうために、異なる金融機関の間での資金移動が複雑となり効率的でないという問題がある。
この金券代金の精算支払処理においては、金融機関の口座振替振込処理などにより、金券発行元の口座から加盟店の口座に対する支払いにより精算が行なわれている。
これらの処理では、異なる金融機関の間での振込支払や、同一金融機関内の口座間での振替支払処理など様々であるが、異なる金融機関の間での振込支払処理を相殺できる場合であっても、1つ1つの振込支払処理を行なうために、異なる金融機関の間での資金移動が複雑となり効率的でないという問題がある。
例えば、図4に示すように、第1金融機関に、第1加盟店口座と第1金券発行元口座とを有し、また第2金融機関に、第2加盟店口座と第2金券発行元口座とを有する場合であって、第1加盟店が第2金券発行元に対して50万円の金券代金の支払請求を行い、また、第2加盟店が第1金券発行元に対して100万円の金券代金の支払請求を行なっているとする。
この場合には、第1金融機関の第1金券発行元口座から第2金融機関の第2加盟店口座に対して、100万円の振込支払いが行なわれ、また、第2金融機関の第2金券発行元口座から第1金融機関の第1加盟店口座に対して、50万円の振込支払いが行なわれる。
つまり、第1金融機関と第2金融機関の間での資金移動を相殺すると、第1金融機関から第2金融機関へ50万円だけを振込支払処理すればよいが、従来の処理では、異なる金融機関の間での資金移動が2回も行なうことが必要となり、効率が悪いという問題がある。
この場合には、第1金融機関の第1金券発行元口座から第2金融機関の第2加盟店口座に対して、100万円の振込支払いが行なわれ、また、第2金融機関の第2金券発行元口座から第1金融機関の第1加盟店口座に対して、50万円の振込支払いが行なわれる。
つまり、第1金融機関と第2金融機関の間での資金移動を相殺すると、第1金融機関から第2金融機関へ50万円だけを振込支払処理すればよいが、従来の処理では、異なる金融機関の間での資金移動が2回も行なうことが必要となり、効率が悪いという問題がある。
また、従来の金券処理システムにおいて、金券類の券番号を読み取って、予め登録されている券番号と照合することで、金券類の回収処理や真偽判別を行うシステムが既に公知となっているが、金券代金の精算支払処理を効率的に行なうという技術はなかった。(例えば、特許文献1参照)
特開平10−340368号公報
本発明は、金券発行元から加盟店に対する金券代金の精算支払処理を、金融機関を利用して行なう場合において、金券代金の支払いに伴い異なる金融機関の間での資金移動を最小限に抑えることができるようにして、金融機関での処理を効率的に行なえるようにした金券代金の支払処理方法を提供する。
本発明の金券代金の支払処理方法は、第1金融機関に、第1加盟店口座と第1金券発行元口座とを有し、また第2金融機関に、第2加盟店口座と第2金券発行元口座とを有し、金券発行元から加盟店に対する金券代金の精算処理を金融機関により行なう金券代金の支払処理方法であって、前記第1加盟店端末から第三者機関の管理サーバに金券情報を送信するステップと、前記第2加盟店端末から前記第三者機関の管理サーバに金券情報を送信するステップと、前記第三者機関の管理サーバにおいて、前記第1加盟店端末及び前記第2加盟店端末から受信した金券情報に基づき代金相殺精算データを生成するステップと、前記第三者機関の管理サーバから幹事金融機関のサーバに対して、前記代金相殺精算データを送信するステップと、前記幹事金融機関が前記代金相殺精算データに基づき第1金融機関及び第2金融機関に対して、相殺後の精算処理を行なうステップと、を有することを特徴とする。
本発明の金券代金の支払処理方法は、異なる金融機関の間で相殺できる場合や、同一金融機関内にある口座間での振替支払処理が可能な場合について、予め第三者機関の管理サーバにおいて相殺精算データの生成を行なうと共に、幹事金融機関が各金融機関に対して相殺精算データに基づく処理を行なえるので、金券代金の支払処理に伴う異なる金融機関の間での資金移動を最小限に抑えることができ効率的な処理を行なうことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法に関するシステム構成の概要を説明する図、図2は、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法の処理に関する説明図、図3は、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法の処理手順を示すフローチャート図、図4は、従来の支払処理方法について説明する図である。
図1は、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法に関するシステム構成の概要を説明する図、図2は、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法の処理に関する説明図、図3は、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法の処理手順を示すフローチャート図、図4は、従来の支払処理方法について説明する図である。
まず、本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法に適応するシステム構成を、図1に基づいて説明する。
図1には、2つの異なる第1加盟店1aと第2加盟店1bとがそれぞれ顧客から受け取った金券について、その金券代金の支払いを金融機関の口座を利用して行なう場合のシステム構成が示されている。
第1加盟店1aには、第1の端末2aが備えられ、また第2加盟店1bには、第2の端末2bが備えられ、それぞれの端末2a,2bは、通信回線3を介して第三者機関4の管理サーバ5と、幹事金融機関6の管理サーバ7と、第1金融機関8aのホストコンピュータ9aと、第2金融機関8bのホストコンピュータ9bと通信可能に接続されている。
図1には、2つの異なる第1加盟店1aと第2加盟店1bとがそれぞれ顧客から受け取った金券について、その金券代金の支払いを金融機関の口座を利用して行なう場合のシステム構成が示されている。
第1加盟店1aには、第1の端末2aが備えられ、また第2加盟店1bには、第2の端末2bが備えられ、それぞれの端末2a,2bは、通信回線3を介して第三者機関4の管理サーバ5と、幹事金融機関6の管理サーバ7と、第1金融機関8aのホストコンピュータ9aと、第2金融機関8bのホストコンピュータ9bと通信可能に接続されている。
第1金融機関8aのホストコンピュータ9aには、第1加盟店口座10と第1金券発行元口座11とが開設され、第1加盟店に対する金券代金の振替振込支払には、この口座10に払い込むことになっている。
また、第2金融機関8bのホストコンピュータ9bには、第2加盟店口座12と第2の金券発行元口座13とが開設され、第2加盟店に対する金券代金の振替支払には、この口座12に払い込むことになっている。
また、第2金融機関8bのホストコンピュータ9bには、第2加盟店口座12と第2の金券発行元口座13とが開設され、第2加盟店に対する金券代金の振替支払には、この口座12に払い込むことになっている。
第三者機関4の管理サーバ5は、第1加盟店及び第2加盟店から受信した金券情報に基づいて売上精算データの生成と、相殺精算データの生成と、生成した相殺精算データを幹事金融機関6の管理サーバ7へ送信する機能を有している。
また、幹事金融機関6は、第1金融機関8a及び第2金融機関8bに対して、加盟店への金券代金の支払処理に関する指示情報を一元化して管理し、必要に応じてそれらの指示情報を個々の金融機関に送信する。
更に、個々の金融機関は、幹事金融機関6からの指示情報に基づく支払処理などを行なうことで、異なる金融機関間における効率的な処理が行なえるようにしてある。
更に、個々の金融機関は、幹事金融機関6からの指示情報に基づく支払処理などを行なうことで、異なる金融機関間における効率的な処理が行なえるようにしてある。
図2に示すように、第1加盟店1aは、金券代金の支払請求情報を第1の端末2aを使用して第三者機関4の管理サーバ5に対して送信する。
また、第2加盟店1bは、金券情報を第2の端末2bを使用して、第三者機関4の管理サーバ5に対して送信する。
管理サーバ5に送信する金券情報とは、第1加盟店1aまたは第2加盟店1bが、顧客から代金の代わりに受け取った金券の金券番号などの金券取引データに基づき、その金券の代金の支払いを請求するための情報である。
第三者機関4の管理サーバ5は、金券を取り扱う多くの加盟店の端末と通信可能に接続され、随時に加盟店の端末から管理サーバ5に対して金券情報が送信されてくる。
また、第2加盟店1bは、金券情報を第2の端末2bを使用して、第三者機関4の管理サーバ5に対して送信する。
管理サーバ5に送信する金券情報とは、第1加盟店1aまたは第2加盟店1bが、顧客から代金の代わりに受け取った金券の金券番号などの金券取引データに基づき、その金券の代金の支払いを請求するための情報である。
第三者機関4の管理サーバ5は、金券を取り扱う多くの加盟店の端末と通信可能に接続され、随時に加盟店の端末から管理サーバ5に対して金券情報が送信されてくる。
第三者機関4の管理サーバ5は、金券を取り扱う多くの加盟店の端末から受信した金券情報をデータベース化して登録し、予め月毎に定められた処理日に、その1ヵ月分に受信した金券代金の支払請求情報をまとめて処理する機能を有している。
第三者機関4の管理サーバ5での処理は、受信した金券情報から売上請求データが生成され、更にその売上請求データに基づいて、異なる金融機関の間での相殺処理が可能な案件がある場合に、それらの相殺処理を行なった後の相殺精算データの生成が行なわれる。
そして、第三者機関4の管理サーバ5から幹事金融機関6の管理サーバ7に対して、それらの相殺精算データが送信される。
第三者機関4の管理サーバ5での処理は、受信した金券情報から売上請求データが生成され、更にその売上請求データに基づいて、異なる金融機関の間での相殺処理が可能な案件がある場合に、それらの相殺処理を行なった後の相殺精算データの生成が行なわれる。
そして、第三者機関4の管理サーバ5から幹事金融機関6の管理サーバ7に対して、それらの相殺精算データが送信される。
幹事金融機関6の管理サーバ7は、第三者機関4の管理サーバ5から受信した相殺精算データに基づいて、第1金融機関8aのホストコンピュータ9a及び第2金融機関8bのホストコンピュータ9bに対して、相殺処理後の代金精算の具体的な処理を行なう。
幹事金融機関6の管理サーバ7から各金融機関のホストコンピュータ9a,9bに対して送信する指示情報としては、相殺処理した後の相殺残金額と、支払先の金融機関を特定する情報、各金融機関に開設されている加盟店口座への振込支払指示として、振込先の加盟店口座番号と振り込む金額、などの情報である。
そして、各金融機関のホストコンピュータ9a,9bでは、幹事金融機関6の管理サーバ7から受信した指示情報に基づいて、他の金融機関に対する振込処理と、自社内に開設されている振込先の加盟店口座への振込処理が行なわれる。
幹事金融機関6の管理サーバ7から各金融機関のホストコンピュータ9a,9bに対して送信する指示情報としては、相殺処理した後の相殺残金額と、支払先の金融機関を特定する情報、各金融機関に開設されている加盟店口座への振込支払指示として、振込先の加盟店口座番号と振り込む金額、などの情報である。
そして、各金融機関のホストコンピュータ9a,9bでは、幹事金融機関6の管理サーバ7から受信した指示情報に基づいて、他の金融機関に対する振込処理と、自社内に開設されている振込先の加盟店口座への振込処理が行なわれる。
本発明の実施形態に係る金券代金の支払処理方法の処理手順を、図2の説明図と、図3のフローチャート図に基づいて説明する。
この処理手順の説明では、第1加盟店が、第2金券発行元が発行した50万円分の金券に対する金券情報を第2金券発行元に対して行ない、また一方で、第2加盟店が、第1金券発行元が発行した100万円分の金券に対する金券情報を第1金券発行元に対して行なう場合とがあるという事例に基づいて説明を行なう。
尚、第1加盟店口座10と第1金券発行元口座11とが共に第1金融機関8aにあり、また、第2加盟店口座12と第2金券発行元口座13とが共に第2金融機関8bにあるとする。
この処理手順の説明では、第1加盟店が、第2金券発行元が発行した50万円分の金券に対する金券情報を第2金券発行元に対して行ない、また一方で、第2加盟店が、第1金券発行元が発行した100万円分の金券に対する金券情報を第1金券発行元に対して行なう場合とがあるという事例に基づいて説明を行なう。
尚、第1加盟店口座10と第1金券発行元口座11とが共に第1金融機関8aにあり、また、第2加盟店口座12と第2金券発行元口座13とが共に第2金融機関8bにあるとする。
第1加盟店1aは、第1加盟店端末2aから第三者機関の管理サーバ5へ金券情報を送信する。(ステップS1)
この金券情報の内容としては、第1加盟店から第2金券発行元に対して金券代金として、第2金券発行元が発行した金券50万円分の代金の支払いを請求するものである。
この金券情報の内容としては、第1加盟店から第2金券発行元に対して金券代金として、第2金券発行元が発行した金券50万円分の代金の支払いを請求するものである。
また、一方で、第2加盟店1bは、第2加盟店端末2bから第三者機関の管理サーバ5へ金券情報を送信する。(ステップS2)
この金券情報の内容としては、第2加盟店1bから第1金券発行元に対して金券代金として、第1金券発行元が発行した金券100万円分の代金の支払いを請求するものである。
この金券情報の内容としては、第2加盟店1bから第1金券発行元に対して金券代金として、第1金券発行元が発行した金券100万円分の代金の支払いを請求するものである。
次に、第1加盟店端末2a及び第2加盟店端末2bから第三者機関の管理サーバ5が受信した各々の金券情報に基づいて、第1金融機関と第2金融機関の間での相殺処理が可能であるか否かの判定が行なわれる。(ステップS3)
相殺処理が可能である場合には、相殺処理後に精算すべきデータとして相殺精算データが生成される。(ステップS4)
相殺処理が可能である場合には、相殺処理後に精算すべきデータとして相殺精算データが生成される。(ステップS4)
上記の事例では、第1加盟店から第2金券発行元に対して50万円の支払請求があり、また、第2加盟店1bから第1金券発行元に対して100万円支払請求があったので、従来の方法のように、仮に相殺処理を行なうことなくそれらの支払請求に対する支払処理を行なう場合には、図4に示すように、第2金融機関8bの第2金券発行元口座13から第1金融機関8aにある第1加盟店口座10に対して、50万円の振込支払が行なわれ、更に、第1金融機関8aの第1金券発行元口座11から第2金融機関8bにある第2加盟店口座12に対して、100万円の振込支払が行なわれることで、それぞれの支払処理が行なわれていた。
しかしながら、第1金融機関8aと第2金融機関8bとの間で、相互に50万円と100万円の支払処理が行なわれるのであるから、それらを相殺することで異なる金融機関同士の関係においては、第1金融機関8aから第2金融機関8bに対して差し引き50万円の支払を行なえばよいことになる。
したがって、第三者機関の管理サーバ5で生成された相殺精算データには、上記の相殺処理により、第1金融機関8aから第2金融機関8bに対して差し引き50万円の支払を行なうことと、第1金融機関8aのホストコンピュータ9aで第1金券発行元口座11から第1加盟店口座10に対して、50万円の振込支払を行うこと、更に、第2金融機関8bのホストコンピュータ9bで第2券発行元口座13から第2盟店口座12対して、100万円の振込支払を行うことの情報が含まれている。
尚、生成された相殺精算データに基づいて、異なる金融機関間での相殺処理が必要でない場合には、通常の支払処理が行なわれる。
したがって、第三者機関の管理サーバ5で生成された相殺精算データには、上記の相殺処理により、第1金融機関8aから第2金融機関8bに対して差し引き50万円の支払を行なうことと、第1金融機関8aのホストコンピュータ9aで第1金券発行元口座11から第1加盟店口座10に対して、50万円の振込支払を行うこと、更に、第2金融機関8bのホストコンピュータ9bで第2券発行元口座13から第2盟店口座12対して、100万円の振込支払を行うことの情報が含まれている。
尚、生成された相殺精算データに基づいて、異なる金融機関間での相殺処理が必要でない場合には、通常の支払処理が行なわれる。
次に、第三者機関の管理サーバ5から幹事金融機関6の管理サーバ7に対して、相殺精算データが送信される。(ステップS5)
幹事金融機関6の管理サーバ7は、第1金融機関8aのホストコンピュータ9aに対して相殺精算データに基づく処理を行なう。
この相殺精算データに基づく処理は、必要に応じて幹事金融機関6から各金融機関に対しての支払いや、各金融機関に対しての指示情報の送信などである。
上記の事例の場合には、幹事金融機関6の管理サーバ7から第1金融機関8aのホストコンピュータ9aに対し、指示情報として、幹事金融機関6へ50万円の振込支払を行なう指示情報と、更に、第1金融機関8a内において、第1金券発行元口座11から第1加盟店口座10に対して50万円の振込支払を行なう指示情報とを送信する。(ステップS6)
そして、第1金融機関8a内において、第1金券発行元口座11から第1加盟店口座10に対して50万円の振込支払を行なう。(ステップS7)
幹事金融機関6の管理サーバ7は、第1金融機関8aのホストコンピュータ9aに対して相殺精算データに基づく処理を行なう。
この相殺精算データに基づく処理は、必要に応じて幹事金融機関6から各金融機関に対しての支払いや、各金融機関に対しての指示情報の送信などである。
上記の事例の場合には、幹事金融機関6の管理サーバ7から第1金融機関8aのホストコンピュータ9aに対し、指示情報として、幹事金融機関6へ50万円の振込支払を行なう指示情報と、更に、第1金融機関8a内において、第1金券発行元口座11から第1加盟店口座10に対して50万円の振込支払を行なう指示情報とを送信する。(ステップS6)
そして、第1金融機関8a内において、第1金券発行元口座11から第1加盟店口座10に対して50万円の振込支払を行なう。(ステップS7)
また、幹事金融機関6の管理サーバ7から第2金融機関8bのホストコンピュータ9bに対し、指示情報として、第2金融機関8b内において、第2金券発行元口座13から第2加盟店口座12に対して100万円の振込支払を行なう指示情報とを送信する。(ステップS8)
そして、第2金融機関8b内において、第2金券発行元口座13から第2加盟店口座12に対して100万円の振込支払を行なう。(ステップS9)
そして、第2金融機関8b内において、第2金券発行元口座13から第2加盟店口座12に対して100万円の振込支払を行なう。(ステップS9)
また、第1金融機関8aは、幹事金融機関6の管理サーバ7から受信した指示情報に基づいて、幹事金融機関6に対して50万円の振込支払を行なう。(ステップS10)
幹事金融機関6は、第1金融機関8aから50万円の振込支払を受けた後に、第2金融機関8bに対して50万円の振込支払を行なう。(ステップS11)
幹事金融機関6は、第1金融機関8aから50万円の振込支払を受けた後に、第2金融機関8bに対して50万円の振込支払を行なう。(ステップS11)
上記の一連の処理により、最終的に第1加盟店口座10には、最初に支払請求した50万円が入金され、また、第2加盟店口座12には、最初に支払請求した100万円が入金されることで金券代金の支払精算が完了する。
このように、本発明では、異なる金融機関の間での相殺処理や、相殺差額の支払処理を、全て幹事金融機関を介して行なうので、加盟店や金券発行元の口座を有する各金融機関は、多くの加盟店からの金券代金の支払請求への対応を効率的に行なうことができるようにしてある。
このように、本発明では、異なる金融機関の間での相殺処理や、相殺差額の支払処理を、全て幹事金融機関を介して行なうので、加盟店や金券発行元の口座を有する各金融機関は、多くの加盟店からの金券代金の支払請求への対応を効率的に行なうことができるようにしてある。
1a 第1加盟店
1b 第2加盟店
2a 第1の端末
2b 第2の端末
3 通信回線
4 第三者機関
5,7 管理サーバ
6 幹事金融機関
8a 第1金融機関
8b 第2金融機関
9a 第1金融機関のホストコンピュータ
9b 第2金融機関のホストコンピュータ
10 第1加盟店口座
11 第1金券発行元口座
12 第2加盟店口座
13 第2の金券発行元口座
1b 第2加盟店
2a 第1の端末
2b 第2の端末
3 通信回線
4 第三者機関
5,7 管理サーバ
6 幹事金融機関
8a 第1金融機関
8b 第2金融機関
9a 第1金融機関のホストコンピュータ
9b 第2金融機関のホストコンピュータ
10 第1加盟店口座
11 第1金券発行元口座
12 第2加盟店口座
13 第2の金券発行元口座
Claims (1)
- 第1金融機関に、第1加盟店口座と第1金券発行元口座とを有し、また第2金融機関に、第2加盟店口座と第2金券発行元口座とを有し、金券発行元から加盟店に対する金券代金の精算処理を金融機関により行なう金券代金の支払処理方法であって、
前記第1加盟店端末から第三者機関の管理サーバに、金券情報を送信するステップと、
前記第2加盟店端末から前記第三者機関の管理サーバに、金券情報を送信するステップと、
前記第三者機関の管理サーバにおいて、前記第1加盟店端末及び前記第2加盟店端末から受信した金券情報に基づき代金相殺精算データを生成するステップと、
前記第三者機関の管理サーバから幹事金融機関のサーバに対して、前記代金相殺精算データを送信するステップと、
前記幹事金融機関が前記代金相殺精算データに基づき第1金融機関及び第2金融機関に対して、相殺後の精算処理を行なうステップと、
を有することを特徴とする金券代金の支払処理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005105620A JP2006285711A (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 金券代金の支払処理方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105620A JP2006285711A (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 金券代金の支払処理方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005105620A Pending JP2006285711A (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 金券代金の支払処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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