JP2006285630A - 二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法 - Google Patents
二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006285630A JP2006285630A JP2005104529A JP2005104529A JP2006285630A JP 2006285630 A JP2006285630 A JP 2006285630A JP 2005104529 A JP2005104529 A JP 2005104529A JP 2005104529 A JP2005104529 A JP 2005104529A JP 2006285630 A JP2006285630 A JP 2006285630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- control
- module
- duplex system
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/406—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
- G05B19/4063—Monitoring general control system
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/34—Director, elements to supervisory
- G05B2219/34484—Use dual channels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Abstract
【課題】 二重化された入出力モジュールの制御権の切り替えを容易に行なうことができる二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法を実現することにある。
【解決手段】 本発明は、制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムに改良を加えたものである。本システムは、制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報を記憶するモジュール情報記憶手段と、このモジュール情報記憶手段の情報を表示するモジュール情報表示手段と、このモジュール情報表示手段によって表示される入出力モジュールを選択する選択手段と、この選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替える切替手段とを設けたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムに改良を加えたものである。本システムは、制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報を記憶するモジュール情報記憶手段と、このモジュール情報記憶手段の情報を表示するモジュール情報表示手段と、このモジュール情報表示手段によって表示される入出力モジュールを選択する選択手段と、この選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替える切替手段とを設けたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、プラント制御システム等に用いられ、制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムおよび二重化システムの切り替え方法に関し、詳しくは、二重化された入出力モジュールの制御権の切り替えを容易に行なうことができる二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法に関するものである。
プラントの制御、運転、操作、監視等を行なうプラント制御システムは、例えば、プラントを最適化して運転するための装置(制御システム)や、プラントに異常が発生した場合にプラントの操業を安全にシャットダウンするための装置(安全システム)等で構成される。
そして、プラント制御システムの故障は、プラントの操業等に直接影響するため、非常に高い信頼性が要求される。従って、従来から信頼性・安全性を高めるために各装置、通信経路の二重化が行なわれている。このような二重化されたものは、二重化システムとよばれる。
図6は、従来の二重化されたプラント制御システムの構成を示した図である。図6において、操作監視ステーション(以下、HIS(Human Interface Station)と略す)10は、プラントの操作・監視等を行なう。
制御ステーション(以下、FCS(Field Control Stationと略す)20(1)〜20(n)は、プラントに分散配置され、詳細には、HIS10とフィールド機器(プラント内に設置)間に設置され、HIS10とフィールド機器と通信を行なってデータの授受を行なう。なお、FCS20(1)〜20(n)に対し、HIS10は上位装置であり、フィールド機器は下位装置である。また、FCS20(1)〜20(n)は、複数のモジュールを格納したノード21(1)〜21(3)を有し、このノード21(1)〜21(3)内のモジュールによって、フィールド機器やHIS10との通信や、送受信するデータのデータ処理等を行なう。
図7は、ノード21(1)〜21(3)の一例を示した図である。図7において、ノード21(1)〜21(3)の筐体22は、複数のモジュール、例えば、入出力モジュール23a、23b、CPUモジュール24a、24b、電源モジュール25a、25b等が格納される。各モジュール23a〜25a、23b〜25bは、二重化されており、モジュール23a、24a、25aは、通常使用されるメインの制御側であり、モジュール23b、24b、25bは、待機側である。
入出力モジュール23a、23bは、フィールド機器やHIS10と通信を行なってデータの授受を行なう。CPUモジュール24a、24bはノード21(1)〜21(3)の制御等を行なう。
このようなシステムの動作を説明する。フィールド機器からのデータは、FCS20(1)〜20(n)の制御側のモジュール23a〜25aを介してHIS10に集中監視される。そして、オペレータがHIS10を操作し、FCS20(1)〜20(n)のモジュール23a〜25aを介してフィールド機器を操作・制御して、プラントの制御を行なう。
また、プラントに異常が発生した場合は、オペレータまたはHIS10が自動的にFCS20(1)〜20(n)のモジュール23a〜25aを介してプラントのシャットダウンを行なう。
次に、制御側のモジュール23a〜25aに異常が発生した場合の動作を説明する。
制御側のモジュール23a〜25aに異常が発生すると、図示しないモジュール監視手段が異常を検出し、異常が発生した制御側のモジュール23a〜25aから待機側のモジュール23b〜25bに制御権を自動的に切り替える。そして、制御権を得たモジュール23b〜25bが、モジュール23a〜25aの代わりにプラントの制御等を開始する。これにより、制御側に異常が発生しても、プラントの運転が中断されることがない。
制御側のモジュール23a〜25aに異常が発生すると、図示しないモジュール監視手段が異常を検出し、異常が発生した制御側のモジュール23a〜25aから待機側のモジュール23b〜25bに制御権を自動的に切り替える。そして、制御権を得たモジュール23b〜25bが、モジュール23a〜25aの代わりにプラントの制御等を開始する。これにより、制御側に異常が発生しても、プラントの運転が中断されることがない。
次に、プラントを定期点検、変更等する場合を説明する。
フィールド機器や入出力モジュール23a〜25a、23b〜25bを、プラントを操業状態、つまり運転したままの状態で交換する場合、制御権を制御側から待機側に切り替える必要がある。従って、物理的に、制御側の入出力モジュール23a〜25aを制御ステーションFCS20(1)〜20(n)から取り外す(つまり、制御側を異常状態にする)ことにより、制御権を待機側に切り替えて、定期点検を行なう。
フィールド機器や入出力モジュール23a〜25a、23b〜25bを、プラントを操業状態、つまり運転したままの状態で交換する場合、制御権を制御側から待機側に切り替える必要がある。従って、物理的に、制御側の入出力モジュール23a〜25aを制御ステーションFCS20(1)〜20(n)から取り外す(つまり、制御側を異常状態にする)ことにより、制御権を待機側に切り替えて、定期点検を行なう。
しかしながら、HIS10は、プラントと離れた監視室に設けられることが多く、HIS10とFCS20(1)〜20(n)は、離れた場所に設置される。従って、FCS20(1)〜20(n)の制御権が切り替わったことを確認するには、オペレータが、HIS10とFCS20(1)〜20(n)を何度も往復するか、モジュール23a〜25a、23b〜25bの抜き差しを行なうオペレータと、HIS10で監視するオペレータを必要とするという問題があった。
また、モジュール23a〜25a、23b〜25bの抜き差しは、当然、モジュール23a〜25a、23b〜25bごとに1個ずつ行なうことになるが、モジュール23a〜25a、23b〜25bが多量に存在するプラントの場合、全てのモジュール23a〜25a,23b〜25bの制御権の切り替えを行なうのに、多くの時間がかかるという問題があった。
さらに、モジュール23a〜25a、23b〜25bの抜き差しを行なうときに、モジュール23a〜25a、23b〜25bを誤って破損してしまうという問題もあった。特に、入出力モジュール23a、23bには、フィールド機器が接続されるので、抜き差しを行なう回数も多く、モジュール数も多い。
そこで本発明の目的は、二重化された入出力モジュールの制御権の切り替えを容易に行なうことができる二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムにおいて、
前記制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報を記憶するモジュール情報記憶手段と、
このモジュール情報記憶手段の情報を表示するモジュール情報表示手段と、
このモジュール情報表示手段によって表示される入出力モジュールを選択する選択手段と、
この選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替える切替手段と
を設けたことを特徴とするものである。
制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムにおいて、
前記制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報を記憶するモジュール情報記憶手段と、
このモジュール情報記憶手段の情報を表示するモジュール情報表示手段と、
このモジュール情報表示手段によって表示される入出力モジュールを選択する選択手段と、
この選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替える切替手段と
を設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
モジュール情報記憶手段は、前記入出力モジュールの識別子、種別、設置場所の少なくとも一つを、情報として記憶することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
モジュール情報表示手段は、前記制御ステーション単位、制御ステーション内のノード単位または入出力モジュール単位で表示することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
選択手段は、前記制御ステーション単位、前記ノード単位または前記入出力モジュール単位のいずれかで選択することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、
モジュール情報表示手段は、ツリー構成で表示することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
前記入出力モジュールの切り替え状態を表示する状況表示手段を有することを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、
状況表示手段は、切り替え処理対象の入出力モジュール、切り替え処理の開始時刻、切り替え処理結果、切り替え処理の終了時刻、切り替えエラーのうち少なくとも一つを、表示することを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、
プラント制御システムに用いられることを特徴とするものである。
モジュール情報記憶手段は、前記入出力モジュールの識別子、種別、設置場所の少なくとも一つを、情報として記憶することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
モジュール情報表示手段は、前記制御ステーション単位、制御ステーション内のノード単位または入出力モジュール単位で表示することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
選択手段は、前記制御ステーション単位、前記ノード単位または前記入出力モジュール単位のいずれかで選択することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、
モジュール情報表示手段は、ツリー構成で表示することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
前記入出力モジュールの切り替え状態を表示する状況表示手段を有することを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、
状況表示手段は、切り替え処理対象の入出力モジュール、切り替え処理の開始時刻、切り替え処理結果、切り替え処理の終了時刻、切り替えエラーのうち少なくとも一つを、表示することを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、
プラント制御システムに用いられることを特徴とするものである。
請求項9記載の発明は、
制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムの制御権の切り替え方法において、
前記制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報をモジュール情報記憶手段に記憶するステップと、
このモジュール情報記憶手段の情報を読み出して、入出力モジュールをリスト表示するステップと、
表示された入出力モジュールを選択するステップと、
選択された入出力モジュールの制御権を制御側から待機側に切り替えるステップと
を設けたことを特徴とするものである。
制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムの制御権の切り替え方法において、
前記制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報をモジュール情報記憶手段に記憶するステップと、
このモジュール情報記憶手段の情報を読み出して、入出力モジュールをリスト表示するステップと、
表示された入出力モジュールを選択するステップと、
選択された入出力モジュールの制御権を制御側から待機側に切り替えるステップと
を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1〜8によれば、選択手段が、モジュール情報表示手段によって表示画面に表示される入出力モジュールを選択する。そして、切替手段が、選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替えさせるので、オペレータが上位装置と制御ステーション間を往復したり、上位装置、制御ステーションのそれぞれにオペレータを配置する必要が無い。これにより、入出力モジュールの制御権の切り替えを容易に行なうことができる。さらに、入出力モジュールを取り外す必要がないので、取り外した入出力モジュールを異なる位置に実装するミスや、抜き差し時に破損する恐れがなくなる。
請求項1〜8によれば、選択手段が、モジュール情報表示手段によって表示画面に表示される入出力モジュールを選択する。そして、切替手段が、選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替えさせるので、オペレータが上位装置と制御ステーション間を往復したり、上位装置、制御ステーションのそれぞれにオペレータを配置する必要が無い。これにより、入出力モジュールの制御権の切り替えを容易に行なうことができる。さらに、入出力モジュールを取り外す必要がないので、取り外した入出力モジュールを異なる位置に実装するミスや、抜き差し時に破損する恐れがなくなる。
請求項4によれば、選択手段が、制御ステーション単位、ノード単位で選択し、選択された単位で切替手段が、制御権を切り替えさせるので、複数の入出力モジュールの切り替えを瞬時に行なうことができる。
請求項9によれば、このモジュール情報記憶手段の情報を読み出して、入出力モジュールをリスト表示し、表示される入出力モジュールを選択し、選択された入出力モジュールの制御権を制御側から待機側に切り替えるので、オペレータが上位装置と制御ステーション間を往復したり、上位装置、制御ステーションのそれぞれにオペレータを配置する必要が無い。これにより、入出力モジュールの制御権の切り替えを容易に行なうことができる。さらに、入出力モジュールを取り外す必要がないので、取り外した入出力モジュールを異なる位置に実装するミスや、抜き差し時に破損する恐れがなくなる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施例を示した構成図である。ここで、図6と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図1において、HIS10の代わりにHIS30が設けられ、FCS20(1)〜20(n)と通信を行なってデータの授受を行なう。なお、HIS30は、FCS20(1)〜20(n)に対して、上位装置である。
図1は、本発明の一実施例を示した構成図である。ここで、図6と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図1において、HIS10の代わりにHIS30が設けられ、FCS20(1)〜20(n)と通信を行なってデータの授受を行なう。なお、HIS30は、FCS20(1)〜20(n)に対して、上位装置である。
また、HIS30は、データベース31、表示手段32、表示画面33、選択手段34、切替手段35、通信手段36を有する。
データベース31は、モジュール情報記憶手段であり、入出力モジュール23a、23bの情報を記憶する。入出モジュール23a、23bの情報とは、例えば、入出力モジュール23a、23bそれぞれの識別子、種別、設置場所の少なくとも一つを指す。もちろん、入出力モジュール23a、23bを格納しているFCS20(1)〜FCS20(n)、ノード21(1)〜21(3)の識別子、種別、設置場所も情報として関連づけて格納している。また、データベース31は、各情報を階層構造にし、フォルダで管理している。
なお、FCS20(1)〜20(n)のそれぞれは、異なる識別子(例えば、タグ、名称等)があらかじめ付与されている。また、ノード21(1)〜21(3)は、自ノードが設置されるFCS20(1)〜FCS20(n)内で、異なる識別子(例えば、ノード番号等)があらかじめ付与される。入出力モジュール23a、23bは、自モジュールが設置されるノード21(1)〜21(3)内で、異なる識別子(例えば、ノード21(1)〜21(3)のスロット番号)があらかじめ付与される。
表示手段32は、モジュール情報表示手段37、状況表示手段38を有し、データベース31の情報の読み出し、FCS20(1)〜20(n)の状況等の収集を行ない、表示画面33に表示する。
選択手段34は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等であり、表示手段32によって表示される入出力モジュール23a、23bを選択し、選択結果を表示手段32、切替手段35に出力する。
切替手段35は、データベース31の情報を参照し、選択手段34で選択された入出力モジュール23a、23bの制御権を、制御側の入出力モジュール23aから待機側の入出力モジュール23bに切り替えさせる。通信手段36は、表示手段32、切替手段35と相互に接続され、所定のプロトコルでFCS20(1)〜20(n)と通信する。
このような装置の動作を説明する。図2は、図1に示すシステムの動作を説明した図である。また、図3〜図5は、表示画面33の表示例を示した図である。表示手段32が、表示画面33に図3に示すメインウィンドウ100表示する(S10)。
そして、モジュール情報表示手段37が、データベース31からモジュール情報を読み出し(S11)、メインウィンドウ100に表示する。なお、初回の起動時は、別ウィンドウにてデータベース31に格納される入出力モジュール23a、23bの一覧を表示し、オペレータが選択手段34で入出力モジュール23a、23bを選択する。2回目以降は、図3に示すように、前回選択された入出力モジュール23a、23bの情報が格納されるデータパス(フォルダのパス)をテキストボックスTB1に表示する。また、モジュール情報表示手段37が、テキストボックスTB2に、制御ステーション単位、ノード単位、入出力モジュール単位それぞれでリスト表示するが、例えば、”制御ステーション名”−”ノード名(ノード番号)”−”入出力モジュール型名(スロット番号)”のようにツリー構成でリスト表示するとよい。なお、表示されるモジュールは、フィールド機器とのデータの入出力を行なうモジュールで、二重化されているものである(S12,S13)。
データベース31内のデータの整合性、入出力モジュール構造等が合わない場合は、読み出し失敗とし、メインウィンドウ100の再表示を行なう(S12,S10)。
そして、オペレータが選択手段34によって、制御権の切り替えを行なうFCS20(1)〜20(n)、ノード21(1)〜21(3)または入出力モジュール23a、23bを選択し、図3に示すボタンB1を押す。なお、図4に示す確認用のウィンドウ200を表示し、選択ミスがないかを再確認してもよい。そして、OKならば切り替え処理を続行し、キャンセルならばメインウィンドウ100の再表示に戻る(S14)。
ボタンB1が押されたならば、切替手段35が、データベース31のモジュール情報を参照し、選択されたノード21(1)〜21(3)または入出力モジュール23a、23bを含む制御ステーションFCS20(1)〜20(n)に対し、通信手段36を介して、制御権の切り替えを指示する。この指示を受信したFCS20(1)〜21(3)の指示受信手段(図示せず)が、制御側のモジュール23aから待機側のモジュール23bに制御権を切り替える。なお、選択手段34によって、FCS20(1)〜20(n)またはノード21(1)〜21(3)単位で選択された場合は、FCS20(1)〜20(n)単位またはノード21(1)〜21(3)に装着されている入出力モジュール23a、23bの全てが一括して切り替えられる(S15)。
そして、FCS20(1)〜FCS20(n)は、入出力モジュール23a、23bの切り替え状態のデータを、順次HIS30の通信手段36に送信する。さらに、通信手段36が、切り替え状態のデータを表示手段32に出力する。そして、状況表示手段38が、図5に示すようなウィンドウ300に、入出力モジュール23a、23bの切り替え状態を表示する。例えば、切り替え処理対象の入出力モジュールを表示し、入出力モジュール23a、23bごとに、切り替え処理の開始時刻、切り替え処理結果、切り替え処理の終了時刻、切り替えエラー等を表示する。もちろん、切り替え状態の全種類を表示する必要は無く、オペレータが必要とするものだけ、例えば、エラー情報だけを表示してもよい。また、図3に示すメインウィンドウ100でラジオボタン32を選択しておくことにより、エラーが発生した場合、次のモジュー23a、23bの切り替え処理を行なうかどうかを確認させる確認ダイアログを状況表示手段38が、表示してもよい(S16)。
切り替え終了後に、続けて切り替え処理を行なうならば、選択手段34によって選択を行ない(S17、S10)、切り替え処理を終了するならば、選択手段34によってボタンB2を押し、表示手段32がメインウィンドウ100を閉じ、終了する(S17)。
このように、上位装置のHIS30に設けられた選択手段30が、モジュール情報表示手段37によって表示画面33に表示される入出力モジュール23a、23bを選択する。そして、切替手段35が、選択手段34で選択された入出力モジュール23a、23bの制御権を、制御側から待機側に切り替えさせるので、オペレータがHIS30と制御ステーション20(1)〜20(n)間を往復したり、HIS30,FCS20(1)〜20(n)のそれぞれにオペレータを配置する必要が無い。これにより、入出力モジュール23a、23bの制御権の切り替えを容易に行なうことができる。さらに、入出力モジュール23a、23bを取り外す必要がないので、取り外した入出力モジュール23a、23bを異なる位置に実装するミスや、抜き差し時に破損する恐れがなくなる。
また、選択手段35が、FCS20(1)〜20(n)単位、ノード21(1)〜21(3)単位で選択し、選択された単位で切替手段35が、制御権を切り替えさせるので、複数の入出力モジュール23a、23bの切り替えを瞬時に行なうことができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
ノード21(1)〜21(3)をFCS20(1)〜20(n)に3個設ける構成を示したが、FCS20(1)〜20(n)それぞれに何個設けてもよい。同様に、FCS20(1)〜20(n)、HIS30を何個設けてもよい。
ノード21(1)〜21(3)をFCS20(1)〜20(n)に3個設ける構成を示したが、FCS20(1)〜20(n)それぞれに何個設けてもよい。同様に、FCS20(1)〜20(n)、HIS30を何個設けてもよい。
データベース31、表示手段32、表示画面33、選択手段34、切替手段35を、HIS30に設ける構成を示したが、例えば、データベース31だけをHIS30とは別の外部装置(例えば、コンピュータ)に設けたり、全部を外部装置に設けてもよい。もちろん、外部装置は、FCS20(1)〜20(n)の上位装置になる。
ノード21(1)〜21(3)およびモジュール23a、23bのそれぞれの識別子を、プラント内で全て異なるように付与し、データベース31に格納してもよい。
20(1)〜20(n) 制御ステーション
21(1)〜21(3) ノード
23a、23b 入出力モジュール
30 操作監視ステーション
31 データベース
34 選択手段
35 切替手段
37 モジュール情報表示手段
38 状況表示手段
21(1)〜21(3) ノード
23a、23b 入出力モジュール
30 操作監視ステーション
31 データベース
34 選択手段
35 切替手段
37 モジュール情報表示手段
38 状況表示手段
Claims (9)
- 制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムにおいて、
前記制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報を記憶するモジュール情報記憶手段と、
このモジュール情報記憶手段の情報を表示するモジュール情報表示手段と、
このモジュール情報表示手段によって表示される入出力モジュールを選択する選択手段と、
この選択手段で選択された入出力モジュールの制御権を、制御側から待機側に切り替える切替手段と
を設けたことを特徴とする二重化システム。 - モジュール情報記憶手段は、前記入出力モジュールの識別子、種別、設置場所の少なくとも一つを、情報として記憶することを特徴とする請求項1記載の二重化システム。
- モジュール情報表示手段は、前記制御ステーション単位、制御ステーション内のノード単位または入出力モジュール単位で表示することを特徴とする請求項2記載の二重化システム。
- 選択手段は、前記制御ステーション単位、前記ノード単位または前記入出力モジュール単位のいずれかで選択することを特徴とする請求項3記載の二重化システム。
- モジュール情報表示手段は、ツリー構成で表示することを特徴とする請求項3記載の二重化システム。
- 前記入出力モジュールの切り替え状態を表示する状況表示手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の二重化システム。
- 状況表示手段は、切り替え処理対象の入出力モジュール、切り替え処理の開始時刻、切り替え処理結果、切り替え処理の終了時刻、切り替えエラーのうち少なくとも一つを、表示することを特徴とする請求項6記載の二重化システム。
- プラント制御システムに用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の二重化システム。
- 制御側と待機側とで二重化された入出力モジュールを有し上位装置と下位装置間に設置されデータの授受を行なう制御ステーションを備えた二重化システムの制御権の切り替え方法において、
前記制御ステーションに備えられた入出力モジュールの情報をモジュール情報記憶手段に記憶するステップと、
このモジュール情報記憶手段の情報を読み出して、入出力モジュールをリスト表示するステップと、
表示された入出力モジュールを選択するステップと、
選択された入出力モジュールの制御権を制御側から待機側に切り替えるステップと
を設けたことを特徴とする二重化システムの制御権切り替え方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005104529A JP2006285630A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法 |
US11/393,149 US20060224251A1 (en) | 2005-03-31 | 2006-03-29 | Duplex system and method of switching control right in duplex system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005104529A JP2006285630A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006285630A true JP2006285630A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37071596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005104529A Withdrawn JP2006285630A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060224251A1 (ja) |
JP (1) | JP2006285630A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114649A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | Yokogawa Electric Corp | 二重化システムおよび制御切り換え方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114687865B (zh) * | 2022-02-25 | 2023-10-31 | 中国航发控制系统研究所 | 一种fadec控制软件的状态机跟随方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5761518A (en) * | 1996-02-29 | 1998-06-02 | The Foxboro Company | System for replacing control processor by operating processor in partially disabled mode for tracking control outputs and in write enabled mode for transferring control loops |
US20030105535A1 (en) * | 2001-11-05 | 2003-06-05 | Roman Rammler | Unit controller with integral full-featured human-machine interface |
US7275062B2 (en) * | 2003-03-10 | 2007-09-25 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Automatic linkage of process event data to a data historian |
US20040230328A1 (en) * | 2003-03-21 | 2004-11-18 | Steve Armstrong | Remote data visualization within an asset data system for a process plant |
WO2005044887A1 (en) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Advanced Premise Technologies, Llc | Telecommunications device and method |
JP2007536634A (ja) * | 2004-05-04 | 2007-12-13 | フィッシャー−ローズマウント・システムズ・インコーポレーテッド | プロセス制御システムのためのサービス指向型アーキテクチャ |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005104529A patent/JP2006285630A/ja not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-03-29 US US11/393,149 patent/US20060224251A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114649A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | Yokogawa Electric Corp | 二重化システムおよび制御切り換え方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20060224251A1 (en) | 2006-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1899774B (zh) | 机器人系统以及机器人控制装置 | |
US7613108B2 (en) | Redundant supervisory control system, and redundancy switching method of the same | |
US10019303B2 (en) | Method for error monitoring, control and data transmission installation and control device | |
CN110967969B (zh) | 高可用性工业自动化系统及通过该系统传送信息的方法 | |
US20180019933A1 (en) | Information processing apparatus, information processing program, and information processing method | |
US8510402B2 (en) | Management of redundant addresses in standby systems | |
WO2015111174A1 (ja) | プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラシステム | |
KR101286132B1 (ko) | 반도체 프로세싱 설비용 원격 액세스 게이트웨이 | |
JP4697484B2 (ja) | Plcシステム | |
JP5358310B2 (ja) | 入出力部一体型の2重系駅装置における入出力管理方式及び入出力部一体型の2重系駅装置 | |
JP2006285630A (ja) | 二重化システムおよび二重化システムの制御権切り替え方法 | |
JP2004227175A (ja) | メンテナンスシステム | |
JP4419617B2 (ja) | 多重ループ型ネットワークの故障箇所判定方法 | |
JP6569247B2 (ja) | 障害検証装置及び障害検証方法、検証対象装置、無線通信システム、コンピュータ・プログラム | |
JP2006260072A (ja) | システム管理装置、情報処理装置およびシステム管理装置冗長化方法 | |
JP2014078067A (ja) | データベースシステム、データベース装置、データベースの障害回復方法およびプログラム | |
JP4788597B2 (ja) | プログラマブルコントローラ二重化システム | |
JP5402035B2 (ja) | ネットワーク構成の変更検出/復帰方式 | |
JP2008197907A (ja) | 監視ネットワークシステムおよびデータバックアップ方法 | |
KR101376387B1 (ko) | 이중화 plc 시스템의 네트워크 실시간 진단 장치 및 방법 | |
JP5431380B2 (ja) | 電力系統の監視制御システム | |
JP5407382B2 (ja) | 出力モジュールの誤出力防止方式 | |
JP2007072980A (ja) | 計算機制御システム | |
JP2022025254A (ja) | 分散制御システム | |
JP2015207239A (ja) | 制御システム、制御装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070712 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070907 |