JP2006285319A - エンジニアリングステーション - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが意図しないソースコードによるソフトウェアが実行される危険性(ハザード)を低減し、安全妥当性確認の機能を向上せしめたエンジニアリングステーションを実現する。
【解決手段】 入力・編集されたソースコードを格納する内部メモリ手段と、前記ソースコードを保存するソースコードデータベースを有するエンジニアリングステーションにおいて、
前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、マンマシン手段に出力させるソースコードチェック手段を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 入力・編集されたソースコードを格納する内部メモリ手段と、前記ソースコードを保存するソースコードデータベースを有するエンジニアリングステーションにおいて、
前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、マンマシン手段に出力させるソースコードチェック手段を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入力され編集されたソースコードを格納する内部メモリ手段と、前記ソースコードを保存するソースコードデータベースを有するエンジニアリングステーションに関する。
本発明のエンジニアリングステーションは汎用性を有するものであるが、特にIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)61508-3で規定されている安全計装システムのソフトウェア安全妥当性確認フェーズにおける安全妥当性確認効果を向上せしめる機能を備える。
安全計装システムのソフトウェア安全妥当性確認に関連する規格としては、次のようなものがある。
IEC61508-3
7.9 Software verificationの7.9.2.12 Code verification
IEC61508-3
7.9 Software verificationの7.9.2.12 Code verification
特許文献1には、プロセス制御システムと安全システムを組み合わせたシステムが記載されている。
図2は従来のエンジニアリングステーションを有する制御システムの一例を示す機能ブロック図である。1はエンジニアリングステーション、2は制御ステーションであり、プラント機器3の制御を実行する。
4は通信バスであり、エンジニアリングステーション1及び制御ステーション2が接続されている。制御ステーション2におけるアプリケーション21は、通信バス4を介してエンジニアリングステーション1よりダウンロードされる。5は、通信バス4に接続された他のPCである。
エンジニアリングステーション1において、11は入力編集手段である。ユーザ6は、この入力・編集手段により、開発すべきソフトウェアのソースコードの入力と編集を実行する。12は内部メモリ手段であり、編集されたソースコードを一時的に格納する。
13は保存手段であり、メモリ手段12に格納されたソースコードデータをディスク等の媒体によるソースコードデータベース14に渡し、生成されたソースコードを追加保存する。19は、バイナリ変換手段であり、ソースコードデータベース14に保存されたソースコードデータをバイナリデータに変換し、これを同じくディスク等の媒体によるバイナリデータベース16に渡して追加保存する。
バイナリデータベース16に保存されたバイナリデータは、通信バス4を介して制御ステーション2のアプリケーション21としてダウンロードされる。更に、通信バス4を介してこの通信バスに接続された他のPCのアプリケーションとしてダウンロードされる。
17は、表示ドライバであり、メモリ手段12に格納されたソースコードデータを表示手段18で表示させる。19は、印刷ドライバであり、メモリ手段12に格納されたソースコードデータを印刷手段20で印刷出力させる。
このような構成をとる制御システムが安全計装システムの場合は、制御ステーション2は安全制御ステーションの機能を実行し、プラント機器3からのトリップ要求に対してプラントをシャットダウンする制御を実行する。この場合、他のPC5は上位装置としての機能を持つ。
このような構成をとる制御システムが分散型制御システムの場合は、制御ステーション2はフィールド制御ステーションの機能を実行し、プラント機器3と通信して機器夫々の制御の管理を実行する。この場合、他のPC5は上位装置としての機能を持つ。
IEC61508-3では,ソフトウェア安全妥当性確認フェーズ(同規格の”7.9 Software verification”参照)での要件の一つとして、ソフトウェアモジュールの設計やコーディング基準への適合を確認するため、作成したソフトウェアコードを精査することを求めている(同規格の”7.9.2.12 Code verification:”)。
ここでは、ユーザが入力編集手段11等によるコード作成ツールを用いて作成してディスク等の媒体によるソースコードデータベース14に保存したソフトウェアコード(ソースコード)が、ハードウェア上で実行できる形式(バイナリ)に正しく変換されることを前提としている。
従来のエンジニアリングステーションの構成では、ソースコードの精査は、ユーザが作成して一時的に内部メモリ手段12に格納したソースコードを、表示手段18又は印刷手段20に出力させ、意図通りのソースコードであることをユーザが確認することにより行なう。
この確認の仕組みでは、内部メモリ手段12中に格納されているソースコードを元に表示および印刷を行なうため、内部メモリ手段12に格納したソースコードと、ソースコードデータベース14に保存されたソースコードとが一致していることが前提となる。
しかしながら、ディスク異常等により、内部メモリ手段12に格納したソースコードが正しくソースコードデータベース14に保存されなかった場合には、ユーザが意図して生成したソースコードと異なるデータが保存されていることを見逃してしまう危険がある。
このような異常が見逃された場合、ユーザが意図しないソースコードがバイナリデータに変換され、制御ステーションにダウンロードされてハードウェア上で実行されることになり、特に安全計装システムでは重大な問題となる。
従って、本発明が解決しようとする課題は、ユーザが意図しないソースコードによるソフトウェアが実行される危険性(ハザード)を低減し、安全妥当性確認の機能を向上せしめたエンジニアリングステーションを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1)入力され編集されたソースコードを格納する内部メモリ手段と、前記ソースコードを保存するソースコードデータベースを有するエンジニアリングステーションにおいて、
前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、マンマシン手段に出力させるソースコードチェック手段を備えたことを特徴とするエンジニアリングステーション。
(1)入力され編集されたソースコードを格納する内部メモリ手段と、前記ソースコードを保存するソースコードデータベースを有するエンジニアリングステーションにおいて、
前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、マンマシン手段に出力させるソースコードチェック手段を備えたことを特徴とするエンジニアリングステーション。
(2)前記マンマシン手段は、印刷手段であることを特徴とする(1)に記載のエンジニアリングステーション。
(3)前記マンマシン手段は、表示手段であることを特徴とする(1)に記載のエンジニアリングステーション。
(4)前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、バイナリデータに変換して保存するバイナリデータベースを備えたことを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載のエンジニアリングステーション。
(5)前記バイナリデータベースに保存されたデータを、プラント機器の制御を実行する制御ステーションに通信バスを介してダウンロードすることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載のエンジニアリングステーション。
(6)前記制御ステーションは、安全計装システムの制御ステーションであることを特徴とする(5)に記載のエンジニアリングステーション。
(7)前記制御ステーションは、分散型制御システムの制御ステーションであることを特徴とする(5)に記載のエンジニアリングステーション。
(8)前記バイナリデータベースに保存されたデータは、通信バスを介して他のPCにダウンロードされることを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかに記載のエンジニアリングステーション。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)本発明で導入されたソースコードチェック手段200は、ソースコードデータベース14に保存されたソースコードの内容を元に印刷又は表示を実行する。従って、仮にディスク異常等により誤ったソースコードが保存された場合、内部メモリ手段12のソースコード表示とソースコードチェック手段200の印刷又は表示結果をユーザが比較確認することにより、異常をチェックすることが可能となる。
(1)本発明で導入されたソースコードチェック手段200は、ソースコードデータベース14に保存されたソースコードの内容を元に印刷又は表示を実行する。従って、仮にディスク異常等により誤ったソースコードが保存された場合、内部メモリ手段12のソースコード表示とソースコードチェック手段200の印刷又は表示結果をユーザが比較確認することにより、異常をチェックすることが可能となる。
(2)IEC61508-3が求める、安全計装システムのソフトウェア安全妥当性を確認する際のコード精査を実行する場合、ユーザが意図したコードと異なるコードが実行される危険性
(ハザード)を低減し、安全妥当性確認の効果を向上せしめることができる。
(ハザード)を低減し、安全妥当性確認の効果を向上せしめることができる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用したエンジニアリングステーションを有する制御システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。図2で説明した従来構成と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。以下、本発明の特徴部につき説明する。
図1において、100は本発明が適用されたエンジニアリングステーションである。入力編集手段101、内部メモリ手段102、保存手段103、ソースコードデータベース104、バイナリ変換手段105、バイナリデータベース106、表示ドライバ107、表示手段108の構成は、図2の従来構成の要素11乃至18と同一である。
エンジニアリングステーション100において、鎖線のブロック200は、エンジニアリングステーション100内に設けたソースコードチェック手段であり、本発明の特徴部を形成する。このソースコードチェック手段は、マンマシン手段201とこれを駆動するマンマシンドライバ202よりなる。
マンマシン手段201は、表示手段又は印刷手段で実現される。内部メモリ手段102のソースコードを表示手段108でチェックする場合には、マンマシン手段201は、表示手段とは異なる出力形態である印刷手段を選択することがチェック効果を高めるのに有効である。
マンマシンドライバ202は、ソースコードデータベース104に保存されたソースコードを取得し、表示データ又は印刷データに変換してマンマシン手段201に渡し、ソースコードデータベース104に保存されたソースコードを表示又は印刷させる。
ソースコードデータベース104に保存されたソースコードを、バイナリ変換手段105を介してバイナリデータベース106に保存し、これを通信バス4を介して制御ステーション2のアプリケーション21にダウンロードする基本構成は、従来構成と同一である。
本発明で導入されたソースコードチェック手段200は、安全計装システムのアプリケーション開発において、IEC61508-3が求めるソフトウェア安全妥当性を確認する際のコード精査を実行する場合に、確認の効果を高める上で有効であるが、これに限定されるものではなく、分散型制御システムのアプリケーション開発におけるソースコード確認ツールとしても有効に適用することが可能である。
通信バス4に接続された他のPC5は、安全計装システム又は分散型制御システムの
上位装置としての機能の他、汎用通信バスを介して接続されたサブシステムを代表するPCとしての機能を持たせることも可能である。
上位装置としての機能の他、汎用通信バスを介して接続されたサブシステムを代表するPCとしての機能を持たせることも可能である。
2 制御ステーション
21 アプリケーション
3 プラント機器
4 通信バス
5 他のPC
6 ユーザ
100 エンジニアリングステーション
101 入力編集手段
102 内部メモリ手段
103 保存手段
104 ソースコードデータベース
105 バイナリ変換手段
106 バイナリデータベース
107 表示ドライバ
108 表示手段
200 ソースコードチェック手段
201 マンマシン手段
202 マンマシンドライバ
21 アプリケーション
3 プラント機器
4 通信バス
5 他のPC
6 ユーザ
100 エンジニアリングステーション
101 入力編集手段
102 内部メモリ手段
103 保存手段
104 ソースコードデータベース
105 バイナリ変換手段
106 バイナリデータベース
107 表示ドライバ
108 表示手段
200 ソースコードチェック手段
201 マンマシン手段
202 マンマシンドライバ
Claims (8)
- 入力され編集されたソースコードを格納する内部メモリ手段と、前記ソースコードを保存するソースコードデータベースを有するエンジニアリングステーションにおいて、
前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、マンマシン手段に出力させるソースコードチェック手段を備えたことを特徴とするエンジニアリングステーション。 - 前記マンマシン手段は、印刷手段であることを特徴とする請求項1に記載のエンジニアリングステーション。
- 前記マンマシン手段は、表示手段であることを特徴とする請求項1に記載のエンジニアリングステーション。
- 前記ソースコードデータベースに保存されたデータを、バイナリデータに変換して保存するバイナリデータベースを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエンジニアリングステーション。
- 前記バイナリデータベースに保存されたデータを、プラント機器の制御を実行する制御ステーションに通信バスを介してダウンロードすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエンジニアリングステーション。
- 前記制御ステーションは、安全計装システムの制御ステーションであることを特徴とする請求項5に記載のエンジニアリングステーション。
- 前記制御ステーションは、分散型制御システムの制御ステーションであることを特徴とする請求項5に記載のエンジニアリングステーション。
- 前記バイナリデータベースに保存されたデータは、通信バスを介して他のPCにダウンロードされることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のエンジニアリングステーション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100563A JP2006285319A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | エンジニアリングステーション |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005100563A JP2006285319A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | エンジニアリングステーション |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006285319A true JP2006285319A (ja) | 2006-10-19 |
Family
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JP2005100563A Withdrawn JP2006285319A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | エンジニアリングステーション |
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---|---|---|---|---|
CN103870382A (zh) * | 2012-12-10 | 2014-06-18 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 一种代码风险的检测方法及装置 |
CN108009081A (zh) * | 2016-10-27 | 2018-05-08 | 横河电机株式会社 | 工程设计工具协同装置、工程设计工具协同方法及计算机可读取的非易失性的记录介质 |
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2005
- 2005-03-31 JP JP2005100563A patent/JP2006285319A/ja not_active Withdrawn
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CN103870382B (zh) * | 2012-12-10 | 2018-11-09 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 一种代码风险的检测方法及装置 |
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