JP2006285163A - 薄膜トランジスタアレイの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタアレイの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産コストを低減できる薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法を提供する。
【解決手段】第1金属層32、ゲート絶縁層34、半導体層36、オームコンタクト層38、及び第2金属層40が基板の上方に順に形成され、第1パターン化プロセスが実行されてソース/ドレイン電極領域51、53,走査線領域45、データ線領域47、ターミナルコンタクト領域55及び画素領域49が画定される。層間絶縁層60が形成され、第2パターン化プロセスが実行されてソース/ドレインコンタクトホール66、データ線コンタクトホール68、及びターミナルコンタクトホール65が画定される。第3パターン化プロセスが実行されて薄膜トランジスタ1、走査線2、データ線3、ターミナルコンタクト4及び画素電極5が形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、薄膜トランジスタ(TFT)アレイ基板の製造方法に係り、特に、ホトリソグラフィーステップを減らした薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法に関する。
薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(TFT−LCD)は主にTFTアレイ基板、カラーフィルタ(CF)アレイ基板、及びその間に介装された液晶層を包含する。TFTアレイ基板上にあって、アレイ配列された複数のTFTと、それぞれが一つのTFTに対応する複数の画素電極が複数の画素構造を形成している。更に、各TFTはゲート、チャネル、ドレイン電極及びソース電極を包含し、液晶ディスプレイ画素ユニットのスイッチ素子として動作する。
通常、TFTアレイ基板は5つのホトリソグラフィーステップを使用して製造される。第1ホトリソグラフィーステップは第1金属層を画定し、これにより走査線と薄膜トランジスタのゲートを形成する。第2ホトリソグラフィーステップは薄膜トランジスタのチャネルとオームコンタクト層を画定する。第3ホトリソグラフィーステップは第2金属層を画定するのに使用されこれによりデータ線と薄膜トランジスタのソース/ドレイン電極が形成される。第4ホトリソグラフィーステップはパッシベーション層をパターン化する。第5ホトリソグラフィーステップでは、透明導電層をパターン化しこれにより画素電極を形成する。
しかしながら、TFT−LCDデバイスの発展はより大きな活性領域へと向かっており、現在使用されているTFTアレイ基板の製造方法は将来的に多くの問題に遭遇すると思われる。例えば、低い歩留り及び低い生産率の問題を有するであろう。ゆえに、TFTの製造に使用されるホトリソグラフィーステップを減らすことができれば、即ちTFT製造時の露光頻度を減らすことができれば、生産時間を減らすことができ、生産率を増すことができ、生産コストを低減できる。
特許文献1には四つのホトリソグラフィーステップを使用したTFTアレイ基板製造方法が記載されている。図1から4を参照されたい。それはTFTの製造プロセスを示す図である。図1に示されるように、第1に、ガラス基板10、及びガラス基板10上の銅或いはアルミニウムで形成されたゲート電極12が提供される。次に、ゲート絶縁層14、アモルファスシリコン層16及び金属層18が順にゲート電極12の上に形成される。その後、ハーフトーンホトリソグラフィープロセス或いはホトレジストリフロープロセスが実行されてガラス基板10の上にスリット22を具えたホトレジスト層20が形成される。該ハーフトーンホトリソグラフィープロセスは実質的透明領域、部分的透明領域、実質的不透明領域を具えたマスクを使用する。実質的不透明領域は厚いホトレジストが上に形成される領域に対応し、部分的透明領域は、スリット22或いは薄いホトレジストが上に形成される別の領域に対応する。
図2に示されるように、第1エッチングプロセスが続いて実行されてホトレジスト層20により被覆されていない金属層18とアモルファスシリコン層16が除去される。それから、スリット22内のホトレジスト層20が全て除去され、残ったホトレジスト層20が同時に薄化される。その後、図3に示されるように、第2エッチングプロセスが実行されて残ったホトレジスト層20に被覆されていない金属層18が除去され、それからTFTのソース24及びドレイン26がこれにより形成される。
最後に、ホトレジスト層20が除去された後、シリコン酸化物或いはシリコン窒化物で形成されたパッシベーション層28がガラス基板10上方に形成され、これは図4に示されるとおりである。こうしてTFTが完成する。
周知の技術はハーフトーンホトリソグラフィープロセス或いはホトレジストリフロープロセスの適用により二種類以上の厚さを有する梯子形態のホトレジスト層を形成する。もしハーフトーンホトリソグラフィープロセス或いはホトレジストリフロー工程を薄膜トランジスタの他の構造を形成するのに適用できれば、ホトリソグラフィーステップを更に減らすことができる。また、歩留りと生産率もこのために増加されうる。
ゆえに、本発明は前述の問題を克服するため三つのホトリソグラフィーステップを使用したTFTアレイ基板の製造方法を提供する。
米国特許第6,255,130号
本発明の目的はTFTアレイ基板の製造方法を提供することにあり、それはハーフトーホトリソグラフィー技術又はホトレジストリフロー技術を利用して3回のホトリソグラフィーステップでTFTアレイ基板のパターン化を行ない、これにより高い良品率と高い生産率を達成できるものとする。
本発明の別の目的は透過型、反射型或いは半透過型液晶ディスプレイ装置に使用されるTFTアレイ基板の映像方法を提供することにある。この方法はハーフトーホトリソグラフィー技術或いはホトレジストリフロー技術を利用して三つのホトリソグラフィーステップでTFTアレイ基板のパターン化を実行し、これにより高い良品率と高い生産率を達成できるものとする。
本発明の目的、新規な特徴、及び長所は添付の図面と合わせた以下の詳細な説明により更に明らかとされる。
上述の目的、特徴及び長所を達成するため、本発明は只三つのホトリソグラフィーステップを使用した薄膜トランジスタ(TFT)アレイ基板の製造方法を提供する。該方法は主に以下のステップを包含する。第1に、第1金属層、ゲート絶縁層、半導体層、オームコンタクト層及び第2金属層が基板上方に順に形成される。それから、第1パターン化プロセスが実施されてソース/ドレイン電極領域、走査線/ゲート線領域、データ線領域、ターミナルコンタクト領域及び画素領域が画定される。その後、層間絶縁層が基板上方に形成され、それから第2パターン化プロセスが実行されてソース/ドレインコンタクトホール、データ線或いは走査線コンタクトホール及びターミナルコンタクトホールが画定される。その後、透明導電層(LCD装置により選択的に形成される)、第3金属層及びパッシベーション層が順に基板上方に形成される。こうして、ソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール及びターミナルコンタクトホールが電気的に相互に接続され及び良好に保護される。続いて、第3パターン化プロセスが実行されてTFT、走査線/ゲート線、データ線、ターミナルコンタク及び画素電極が形成される。上述の第1、第2及び第3パターン化プロセスはハーフトーホトリソグラフィープロセス或いはホトレジストリフロープロセスを使用して、ホトリソグラフィーステップ中に異なる厚さを有する二つの領域を具えたホトレジスト層を形成する。
本発明は添付の図面によって、より詳細に説明される。本発明の技術に習熟する者はこれらの図が本発明を説明する意図を有するが本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
本発明は三回だけのホトリソグラフィープロセスを使用した進歩的なTFTアレイ基板の製造方法を提供している。さらに、TFTアレイ基板の歩留りは増し、これにより表示品質は効果的に保証される。
実施例1
図5から図10は本実施例のプロセスフローを示す図である。図5及び6Aから6DはTFTアレイ基板製造方法の第1パターン化プロセスのプロセスフローを示す。図5は本実施例の第1パターン化プロセスのTFTアレイ基板上のレイアウトを示す平面図である。及び図6Aから図6Dは本実施あ例の第1パターン化プロセスのプロセスフローを示す断面図である。
図6Aに示されるように、先ず基板30が提供される。該基板30はガラス基板、水晶基板、或いはプラスチック基板とされうる。次に、第1金属層32が基板30の上に堆積される。該第1金属層32は薄膜トランジスタのゲート電極形成に用いられ、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、クロム(Cr)、銅(Cu)、チタン(Ti)、窒化チタン(TiNx )、アルミニウム合金、クロム合金、或いはモリブデン(Mo)で形成されうる。また、第1金属層32は単層或いは多層構造を有し得る。その後、ゲート絶縁層34、半導体層36、及びオームコンタクト層38が順に第1金属層32の上に形成される。ゲート絶縁層34はシリコン酸化物(SiOx )、シリコン窒化物(SiNy )、或いはシリコン酸窒化物で形成されうる。半導体層36はアモルファスシリコン(α−Si)で形成されうる。オームコンタクト層38は、例えば、n型ドープシリコン(n+ −Si)で形成されえうる。さらに、上述の各層は化学気相堆積(CVD)プロセスを使用して形成されうる。その後、第2金属層40がオームコンタクト層38の上に形成される。第2金属層40の材料は第1金属層32のものと同じであり、アルミニウム、タングステン、クロム、銅、チタン、窒化チタン、アルミニウム合金、クロム合金、モリブデンとされうる。同様に、第2金属層40の構造は単層或いは多層構造とされうる。
次に、第1パターン化プロセスが実行される。図5及び6Aに示されるように、ホトレジスト層43が第2金属層40の上に形成され、それからハーフトーホトリソグラフィープロセス或いは後続のホトレジストリフロープロセスを伴う非ハーフトーホトリソグラフィープロセスが実行されて第1ホトレジスト層が形成され、それは第1領域42と第2領域44を具えている。第2領域44の厚さは第1領域42より薄い。さらに、ハーフトーホトリソグラフィープロセスは実質的透明領域、部分的透明領域、及び実質的不透明領域を具えたマスクを使用する。該実質的不透明領域は第1領域42に対応し、部分的透明領域は第2領域44に対応する。こうして、単一ホトリソグラフィープロセスで互いに異なる厚さを具えた二つの領域を具えた梯子形状ホトレジスト層を形成できる。
その後、第1ホトレジスト層43に被覆されていない第2金属層40、及び第2金属層40の下のオームコンタクト層38、半導体層36、ゲート絶縁層34、第1金属層32が順にエッチングされ、これは図6Bに示されるとおりである。結果として、図5中に示される所定のTFT領域41、走査線領域45、データ線領域47、及び画素領域49が画定される。
続いて、第2領域44内のホトレジストが灰化により除去され、こうして第2領域44により被覆されていた第2金属層40が露出し、これは図6Cに示されるとおりである。同時に、第1領域42のホトレジストが薄くなるが、エッチングプロセスに対する抵抗を維持する。さらに、図6Dに示されるように、露出した第2金属層40及びその下のオームコンタクト層38がエッチングされて図5中のソース電極領域51、ドレイン電極領域53、及びターミナルコンタクト領域55が画定される。
ここまでで第1パターン化プロセスが完成する。図5に示されるように、TFTアレイのデータ線を形成するためのデータ線領域47が予め決定される。データ線領域47と走査線領域45の交差点で、データ線領域47は走査線領域45に接続しない。更に、データ線領域47はソース電極領域51とも接続しない。再び図6Dを参照するが、TFTを構成する全てのゲート電極32’、オームコンタクト層38、ゲート絶縁層34、チャネル37、ソース電極52、及びドレイン電極54が既に形成されている。
図7、及び図8Aから図8Dには本発明の第2パターン化プロセスのプロセスフローが示されている。特に図7は第2パターン化プロセスが実行された時の基板上のレイアウトを示し、図8Aから図8Dはその断面を示す。
図8Aに示されるように、層間絶縁層60が基板30上方に形成される。ゲート絶縁層34と同様に、層間絶縁層60はシリコン酸化物、シリコン窒化物、或いはシリコン酸窒化物で形成可能で、及び、同様に、化学気相堆積により形成されうる。
その後、第2パターン化プロセスが実行される。図7及び8Aに示されるように、ホトレジスト層63が一部の層間絶縁層60の上に形成され、第1パターン化プロセスのように、ハーフトーホトリソグラフィー或いはホトレジストリフロープロセスを伴う非ハーフトーホトリソグラフィーが実行されて第2ホトレジスト層63が形成される。同様に、該第2ホトレジスト層63は第3領域62と第4領域64を具え、第4領域64の厚さは第3領域62より薄い。
次に、第2ホトレジスト層63に被覆されていない層間絶縁層60及び層間絶縁層60の下の半導体層38が順にエッチングされて所定のターミナルコンタクトホール領域65が画定され、これは図8Bに示されるとおりである。
図8Cに示されるように、第2ホトレジスト層63の第4領域64が灰化により除去されて層間絶縁層60が露出される。その後、露出した層間絶縁層60がエッチングされてその下の第2金属層が露出され、これによりソース/ドレインコンタクトホール66とデータ線コンタクトホール68が形成され、これは図8Dに示されるとおりである。同時に、ゲート絶縁層34が所定のターミナルコンタクトホール領域65にてエッチングされ第1金属層32が露出され、これによりターミナルコンタクトホール67が形成される。更に、一部の層間絶縁層60が走査線領域45及びTFT間の所定の非接続領域69にて除去され、これは図8Cに示されるとおりである。図8Dに示されるように、金属層をエッチングストッパーとなして、層間絶縁層の下の半導体層38が、所定の非接続領域69にて更に除去されうる。結果として、TFTを構築する半導体層38は走査線領域45の半導体層38から隔離され、このためリーク電流の問題は走査線とTFTのチャネル37の間に起こらない。更に、第1金属層32の上方の所定の非接続領域69はゲート電極33とされて依然としてゲート絶縁層34により保護されうる。
これまでで第2パターン化プロセスが完成する。
第2パターン化プロセスの一部のプロセスフローは他のエッチング順序に置き換えられ得る。しかしそれに伴う図面はここでは省略する。
同様に、第2ホトレジスト層63により被覆されていない層間絶縁層60がエッチングされるが、所定のターミナルコンタクトホール領域65の下の半導体層38はエッチング時間を短縮するためすぐにはエッチングされない。
その後、第2ホトレジスト層の第4領域が灰化により除去され、それから第4領域に被覆された層間絶縁層60がエッチングされて第2金属層40が露出され、これによりコンタクトホール66、68が形成される。同時に、所定の非接続領域69の層間絶縁層60とその下の半導体層38がエッチングにより順に除去される。更に所定のターミナルコンタクトホール領域65の半導体層38とその下のゲート絶縁層がエッチングされ第2金属層40と第1金属層32が露出されてターミナルコンタクトホール67が形成される。
結果として、第2パターン化プロセスも完成される。
図9及び図10Aから図10Gには本発明の第3パターン化プロセスのプロセスフローが示される。特に図9は第3パターン化プロセスが実行された時の基板上のレイアウトを示し、図10Aから図10Dはその断面を示す。
図10Aに示されるように、透明導電層72、第3金属層74、パッシベーション層76が基板の上に順に形成されている。該透明導電層72はインジウム錫酸化物或いはインジウム亜鉛酸化物で形成されうる。第1、第2金属層32、40と同様、第3金属層74はアルミニウム、タングステン、クロム、銅、チタン、窒化チタン、アルミニウム合金、クロム合金、モリブデンで形成されうる。また、第3金属層74の構造は単層或いは多層構造とされうる。また、パッシベーション層76の材料は層間絶縁層60及びゲート絶縁層34の材料と同じとされうる。ゆえに、ソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホール間の電気的接続が完成され、各金属層が良好に保護される。
その後、第3パターン化プロセスが実行される。図9及び図10Aに示されるように、第3ホトレジスト層83が一部のパッシベーション層76の上に形成される。第3ホトレジスト層83は第5領域82と第6領域84を具え、第6領域84の厚さは第5領域82より薄い。
次に、露出したパッシベーション層76とその下の第3金属層74がエッチングにより順に除去されて透明導電層72が露出され、これにより所定のソース/ドレイン非接続領域85が画定され、これは図10Bに示されるとおりである。
その後、第3ホトレジスト層83の第6領域84が灰化により除去されてパッシベーション層76が露出され、これは図10Cに示されるとおりである。それから、露出したパッシベーション層76がエッチングされてその下の第3金属層74が露出され、これは図10Dに示されるとおりである。
その後、金属透明高導電材料の選択的エッチャントが金属層を破壊することなく所定のソース/ドレイン非接続領域85にて露出した透明導電層72を除去するのに使用される。結果として、ソース電極とドレイン電極の電気的接続が終結する。また、所定の非接続領域69での電気的接続が得られ、これにより走査線とTFTのチャネル37間の電気的伝導が防止される。
次に、露出した第3金属層74がエッチングにより除去されてターミナルコンタクト領域55と画素領域49の透明導電層72が露出される。最後に第3ホトレジスト層83の第5領域82が除去されてTFT1、走査線2、データ線3、ターミナルコンタクト4、及び画素電極5が形成され、これは図10Fに示されるとおりである。
または、TFT1、走査線2、データ線3、ターミナルコンタクト4、及び画素電極5は露出し第3金属層74の前に第3ホトレジスト層83の第5領域82を除去することにより形成されうる。
以上で第3パターン化プロセスが完成し、TFTアレイ基板もまた完成する。
実施例1において製造されるTFTアレイ基板は有用で液晶ディスプレイ装置、特に透過型液晶ディスプレイ装置に適用可能である。更に、ドレイン電極領域53と画素領域49に被覆された第5領域82及び第6領域84は第3パターン化プロセスにおいて調整され、それから画素電極5が、第3金属層74と一部の露出した透明導電層72を具えた透過型電極により一部被覆された反射面を有する。結果的に、TFTアレイ基板は半透過型液晶ディスプレイ装置に使用可能である。このようなTFTアレイの第3金属層はまた単層或いは多層構造を有し得るが、最上層はアルミニウム、クロム、アルミニウム合金、クロム合金或いは銀のような良好な反射率を具えた金属で形成されなければならない。
実施例2
更に、TFTアレイが反射型液晶ディスプレイ装置に使用される時、画素電極は金属で形成されうる。上述のTFTアレイの製造方法は通常、以下に説明するように第3パターン化プロセスがやや異なる以外は実施例1の方法と同じである。
図9及び11Aから11Dは本実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローを示す。図9は第3パターン化プロセスが実行された時のレイアウトを示す平面図であり、図11Aから図11Dはその断面図を示す。
図11Aに示されるように、第3金属層74及びパッシベーション層76は順に基板の上方に堆積される。第3金属層74はアルミニウム、タングステン、クロム、銅、チタン、窒化チタン、モリブデン、アルミニウム合金、クロム合金、又は銀で形成され、その構造は単層或いは多層構造とされ得るが、最上層はアルミニウム、クロム、アルミニウム合金、クロム合金、或いは銀のような良好な反射率を具えた材料で形成されなければならない。パッシベーション層76に関しては、その材料は層間絶縁層60或いはゲート絶縁層34と同じとされうる。結果的に、全てのコンタクトホール間の電気的接続が完成され、及び回路を形成する金属線が良好に保護される。本実施例では、続くマルチエッチングのために、パッシベーション層76の厚さは所定厚さTより小さくなければならず、Tは層間絶縁層60の厚さの半分とゲート絶縁層34の厚さの半分の間の薄い方の厚さを示す。パッシベーション層76の厚さが層間絶縁層60の厚さの半分及びゲート絶縁層34の厚さの半分よりも薄くなければならない理由については後で説明する。
次に、第3パターン化プロセスが実行される。図9及び図11Aに示されるように、第3ホトレジスト層83が一部のパッシベーション層76の上に形成され、それは第5領域82と第5領域82より厚さが薄い第6領域84を包含する。
その後、第3ホトレジスト層83で被覆されていないパッシベーション層76及び第3金属層74が順にエッチングされて層間絶縁層60が露出され、これによりソース電極とドレイン電極間の電気的接続が、所定の非接続領域69での電気的接続と同様に終結され、これは図11Bに示されるとおりである。ゆえに、走査線及びTFTのチャネル37間の電気的伝導が防止される。
その後、第3ホトレジスト層83の第6領域84が灰化により除去されて一部のパッシベーション層76が露出され、これは図11Cに示されるとおりである。それから、露出したパッシベーション層76がエッチングされて第3金属層74がターミナルコンタクト領域55及び画素領域49にて露出され、これは図5に示されるとおりである。当然、走査線領域45の未被覆の層間絶縁層60及び所定の非接続領域69の一部の未被覆のゲート絶縁層34は同様にエッチングされる。しかし、残った絶縁層はそれらのもとの厚さの半分より厚く、依然として薄膜トランジスタと走査線を保護する。
最後に第3ホトレジスト層83の第5領域82が除去されてTFT1、走査線2、データ線3、ターミナルコンタクト4、及び光を反射する第3金属層74を具えた反射型画素電極6が形成される。
実施例3
本実施例はほとんどが実施例1と同じであるが、パターン化プロセスに使用されるマスクのパターンが以下のように僅かに改変されている。実施例3と同じ図面、及び符号を参照して説明する。
図12は本実施例においての第1パターン化プロセスが実行された時の基板上のレイアウトを示す平面図である。走査線45はTFTアレイの走査線を形成するために予め決定される。走査線領域45はデータ線領域47と交差する時に終結し、該データ線領域47は実施例1とは異なり第2及び第3パターン化プロセスに使用されるマスクパターンに影響を与える。第1パターン化プロセスの後、ソース/ドレイン電極領域、走査線領域、データ線領域、ターミナルコンタクト領域、及び画素領域が画定される。
次に、層間絶縁層が基板の上方に形成される。第2パターン化プロセスにより、ソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールが形成される。
最後に透明導電層がLCD装置のタイプにより選択的に基板の上方に形成され、それから第3金属層及びパッシベーション層が順に形成される。結果として、これらのコンタクトホール間の電気的接続が達成され、これらのコンタクトホールが良好に保護される。その後、TFT、走査線、データ線、ターミナルコンタクト、及び画素電極が第3パターン化プロセスにより形成される。
ここまでで別のTFTアレイが完成する。
上述の各実施例から、本発明は三回だけのホトリソグラフィープロセスを使用した進歩的なTFTアレイ基板の製造方法を提供している。さらに、TFTアレイ基板の歩留りは増し、これにより表示品質は効果的に保証される。
本発明は上述の好ましい実施例との関係において説明されるが、これらの実施例は本発明の説明するだけであり、特許請求範囲の記載により規定される本発明の精神及び範囲から逸脱せずに各種形式及び細部の改変をなしうる。
従来の技術のTFTの製造のプロセスフロー表示図である。 従来の技術のTFTの製造のプロセスフロー表示図である。 従来の技術のTFTの製造のプロセスフロー表示図である。 従来の技術のTFTの製造のプロセスフロー表示図である。 本発明の第1実施例の第1パターン化プロセスの基板上のレイアウトを示す平面図である。 本発明の第1実施例の第1パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第1パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第1パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第1パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第2パターン化プロセスの基板上のレイアウトを示す平面図である。 本発明の第1実施例の第2パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第2パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第2パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第2パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスの基板上のレイアウトを示す平面図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第1実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第2実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第2実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第2実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第2実施例の第3パターン化プロセスのプロセスフローの表示図である。 本発明の第3実施例の第1パターン化プロセスの基板上のレイアウトを示す平面図である。
符号の説明
1 TFT
2 走査線
3 データ線
4 ターミナルコンタクト
5 画素電極
6 ガラス基板
12 ゲート電極
14 ゲート絶縁層
16 アモルファスシリコン層
18 金属層
20 金属層
22 スリット
24 ソース
26 ドレイン
28 パッシベーション層
30 基板
32 第1金属層
32’ ゲート電極
33 ゲート電極
34 ゲート絶縁層
36 半導体層
37 チャネル
38 半導体層
40 第2金属層
41 所定のTFT領域
42 第1領域
43 第1ホトレジスト層
44 第2領域
45 走査線領域
47 データ線領域
49 画素領域
51 ソース電極領域
52 ソース電極
53 ドレイン電極領域
54 ドレイン電極
55 ターミナルコンタクト領域
60 層間絶縁層
62 第3領域
63 第2ホトレジスト層
64 第4領域
65 所定のターミナルコンタクトホール領域
66 コンタクトホール
67 ターミナルコンタクトホール
68 コンタクトホール
69 所定の非接続領域
72 透明導電層
74 第3金属層
76 パッシベーション層
82 第5領域
83 第3ホトレジスト層
84 第6領域
85 所定のソース/ドレイン非接続領域

Claims (20)

  1. 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法であって、以下のステップ、即ち、
    基板を提供し、
    第1金属層、ゲート絶縁層、半導体層、オームコンタクト層、及び第2金属層を該基板の上方に形成し、その後、第1パターン化プロセスを実行してソース/ドレイン電極領域、走査線領域、データ線領域、ターミナルコンタクト領域及び画素領域を画定し、
    層間絶縁層を基板の上方に形成し、第2パターン化プロセスを実行してソース/ドレインコンタクトホール、データ線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを画定し、
    透明導電層、第3金属層、及び基板を保護するためのパッシベーション層を形成し、ソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールの間の電気的接続を達成し、第3パターン化プロセスを実行して薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト及び画素電極を形成するステップを包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  2. 請求項1記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1パターン化プロセスは、
    第1領域と第1領域より厚さが薄い第2領域とを具えた第1ホトレジスト層を、一部の第2金属層の上に形成し、
    第1ホトレジスト層で被覆されていない第2金属層、オームコンタクト層、半導体層、ゲート絶縁層及び第1金属層をエッチングして所定のTFT領域、走査線領域、データ線領域、及び画素領域を画定し、
    第1ホトレジスト層の第2領域を除去して第2金属層を露出させ、その後、露出した第2金属層とその下のオームコンタクト層をエッチングしてソース/ドレイン電極領域とターミナルコンタクト領域を画定する工程を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  3. 請求項1記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1パターン化プロセスは、
    一部の層間絶縁層の上に、第3領域と第3領域より厚さが薄い第4領域とを具えた第2ホトレジスト層を形成し、
    第2ホトレジスト層に被覆されていない層間絶縁層と半導体層をエッチングして所定のターミナルコンタクトホール領域を画定し、
    第2ホトレジスト層の第4領域を除去して層間絶縁層を露出させ、それから所定のターミナルコンタクトホール領域内の露出した層間絶縁層、その下の半導体層、ゲート絶縁層をエッチングしてソース/ドレインコンタクトホール、データ線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを形成する工程、
    を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  4. 請求項1記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第2パターン化プロセスが、
    一部の層間絶縁層の上に、第3領域と第3領域より厚さが薄い第4領域とを具えた第2ホトレジスト層を形成し、
    第2ホトレジスト層に被覆されていない層間絶縁層をエッチングして所定のターミナルコンタクトホール領域を画定し、
    第2ホトレジスト層の第4領域を除去して層間絶縁層を露出させ、それから所定のターミナルコンタクトホール領域内の露出した層間絶縁層、ゲート絶縁層、及び半導体層をエッチングしてソース/ドレインコンタクトホール、データ線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを形成する工程、
    を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  5. 請求項1記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第3パターン化プロセスは、
    一部のパッシベーション層の上に、第5領域と第5領域より厚さが薄い第6領域とを具えた第3ホトレジスト層を形成し、
    第3ホトレジスト層に被覆されていないパッシベーション層及び第3金属層をエッチングして透明導電層を露出させて所定のソース/ドレイン不接続領域を画定する工程、
    第3ホトレジスト層の第6領域を除去してパッシベーション層を露出させ、露出したパッシベーション層をエッチングし、
    所定のソース/ドレイン不接続領域内の露出した透明導電層をエッチングして、ソース電極とドレイン電極間の電気的接続をTFT領域と走査線領域間の電気的接続と同様に終結させ、
    露出した第3金属層をエッチングしてターミナルコンタクト領域と画素領域内の透明導電層を露出させ、これにより薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト、及び画素電極を形成する工程を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  6. 請求項2記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1ホトレジスト層の第2領域は灰化により除去されることを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  7. 請求項2記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1ホトレジスト層は、実質的透明領域、部分的透明領域、及び実質的不透明領域を包含するマスクを使用して形成され、該実質的不透明領域は第1領域に対応し、部分的透明領域は第2領域に対応することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  8. 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、以下のステップ、即ち、
    基板を提供し、
    第1金属層、ゲート絶縁層、半導体層、オームコンタクト層、及び第2金属層を基板の上方に形成し、それから第1パターン化プロセスを実行してソース/ドレイン電極領域、走査線領域、データ線領域、ターミナルコンタクト領域及び画素領域を形成し、
    基板上方に層間絶縁層を形成し、第2パターン化プロセスを実行してソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを形成し、
    基板の上方に透明導電層、第3金属層、及びパッシベーション層を形成し、ソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール及びターミナルコンタクトホール間の電気的接続を達成し、それから第3パターン化プロセスを実行して薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト及び画素電極を形成するステップ、
    を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  9. 請求項8記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1パターン化プロセスが、
    一部の第2金属層の上に第1領域と第1領域より厚さが薄い第2領域とを具えた第1ホトレジスト層を形成し、
    第1ホトレジスト層により被覆されていない第2金属層、オームコンタクト層、半導体層、ゲート絶縁層、及び第1金属層をエッチングして所定のTFT領域、走査線領域、データ線領域及び画素領域を画定し、
    第1ホトレジスト層の第2領域を除去して第2金属層を露出させ、その後、露出した第2金属層及びその下のオームコンタクト層をエッチングしてソース/ドレイン電極領域とターミナルコンタクト領域を画定する工程を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  10. 請求項8記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第2パターン化プロセスが、
    一部の層間絶縁層の上に、第3領域と第3領域より厚さが薄い第4領域とを具えた第2ホトレジスト層を形成し、
    第2ホトレジスト層に被覆されていない層間絶縁層をエッチングして所定のターミナルコンタクトホール領域を画定し、
    第2ホトレジスト層の第4領域を除去して層間絶縁層を露出させ、それから所定のターミナルコンタクトホール領域内の露出した層間絶縁層、その下の半導体層、及びゲート絶縁層をエッチングしてソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール及びターミナルコンタクトホールを形成する工程、
    を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  11. 請求項8記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第2パターン化プロセスが、
    一部の層間絶縁層の上に、第3領域と第3領域より厚さが薄い第4領域とを具えた第2ホトレジスト層を形成し、
    第2ホトレジスト層に被覆されていない層間絶縁層をエッチングして所定のターミナルコンタクトホール領域を画定し、
    第2ホトレジスト層の第4領域を除去して層間絶縁層を露出させ、それから露出した層間絶縁層、その下の半導体層、所定のターミナルコンタクトホール領域内の半導体層及びゲート絶縁層をエッチングしてソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを形成する工程を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  12. 請求項8記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第3パターン化プロセスが、
    一部のパッシベーション層の上に、第5領域と第5領域より厚さが薄い第6領域とを具えた第3ホトレジスト層を形成し、
    第3ホトレジスト層に被覆されていないパッシベーション層及び第3金属層をエッチングして透明導電層を露出させて所定のソース/ドレイン不接続領域を画定する工程、
    第3ホトレジスト層の第6領域を除去してパッシベーション層を露出させ、露出したパッシベーション層をエッチングし、
    所定のソース/ドレイン不接続領域内の露出した透明導電層をエッチングして、ソース電極とドレイン電極間の電気的接続をTFT領域と走査線領域間の電気的接続と同様に終結させ、
    露出した第3金属層をエッチングしてターミナルコンタクト領域と画素領域内の透明導電層を露出させ、これにより薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト、及び画素電極を形成する工程を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  13. 請求項9記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1ホトレジスト層の第2領域は灰化により除去されることを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  14. 請求項9記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第1ホトレジスト層は、実質的透明領域、部分的透明領域、及び実質的不透明領域を包含するマスクを使用して形成され、該実質的不透明領域は第1領域に対応し、部分的透明領域は第2領域に対応することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  15. 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、以下のステップ、即ち、
    基板を提供し、
    第1金属層、ゲート絶縁層、半導体層、オームコンタクト層、及び第2金属層を該基板の上方に形成し、その後、第1パターン化プロセスを実行してソース/ドレイン電極領域、走査線領域、データ線領域、ターミナルコンタクト領域及び画素領域を画定し、
    層間絶縁層を基板の上方に形成し、第2パターン化プロセスを実行してソース/ドレインコンタクトホール、データ線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを画定し、
    第3金属層、及び基板を保護するためのパッシベーション層を形成し、ソース/ドレインコンタクトホール、データ線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールの間の電気的接続を達成し、第3パターン化プロセスを実行して薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト及び反射画素電極を形成するステップを包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  16. 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、以下のステップ、即ち、
    基板を提供し、
    第1金属層、ゲート絶縁層、半導体層、オームコンタクト層、及び第2金属層を該基板の上方に形成し、その後、第1パターン化プロセスを実行してソース/ドレイン電極領域、走査線領域、データ線領域、ターミナルコンタクト領域及び画素領域を画定し、
    層間絶縁層を基板の上方に形成し、第2パターン化プロセスを実行してソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールを画定し、
    第3金属層、及び基板を保護するためのパッシベーション層を形成し、ソース/ドレインコンタクトホール、走査線コンタクトホール、及びターミナルコンタクトホールの間の電気的接続を達成し、第3パターン化プロセスを実行して薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト及び反射画素電極を形成するステップを包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  17. 請求項15記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第3パターン化プロセスが、
    一部のパッシベーション層の上に、第5領域と第5領域より厚さが薄い第6領域とを具えた第3ホトレジスト層を形成し、
    第3ホトレジスト層に被覆されていないパッシベーション層及び第3金属層をエッチングして透明導電層を露出させてソース電極とドレイン電極間の電気的接続を、TFT領域と走査線領域間の電気的接続と同様に終結させ、
    第3ホトレジスト層の第6領域を除去してパッシベーション層を露出させ、露出したパッシベーション層をエッチングして画素領域内の第3金属層を露出させ、これにより薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト及び反射画素電極を形成する工程、を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  18. 請求項16記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第3パターン化プロセスが、
    一部のパッシベーション層の上に、第5領域と第5領域より厚さが薄い第6領域とを具えた第3ホトレジスト層を形成し、
    第3ホトレジスト層に被覆されていないパッシベーション層及び第3金属層をエッチングして透明導電層を露出させてソース電極とドレイン電極間の電気的接続を、TFT領域と走査線領域間の電気的接続と同様に終結させ、
    第3ホトレジスト層の第6領域を除去してパッシベーション層を露出させ、露出したパッシベーション層をエッチングして画素領域内の第3金属層を露出させ、これにより薄膜トランジスタ、走査線、データ線、ターミナルコンタクト及び反射画素電極を形成する工程、を包含することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  19. 請求項17記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第3ホトレジスト層の第6領域は灰化により除去されることを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
  20. 請求項17記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法において、第3ホトレジスト層は、実質的透明領域、部分的透明領域、及び実質的不透明領域を包含するマスクを使用して形成され、該実質的不透明領域は第5領域に対応し、部分的透明領域は第6領域に対応することを特徴とする、薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法。
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