JP2006285068A - 導電性偏光フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】
導電性と偏光性とを有し、容易に形成することができる透明な導電性偏光フィルムを安価に提供する。
【解決手段】
樹脂製のフィルム中にカーボンナノチューブを含有した導電性偏光フィルムにおいて、チューブ配向手段によって、フィルム中のカーボンナノチューブの長軸が一定方向に沿って整列するように配向し、フィルムが、この配向方向と直交する振動方向を有する光を透過させる偏光機能と、カーボンナノチューブを分散配置したことによる導電性とを有するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電性と偏光性とを兼ね備えた導電性偏光フィルムに関する。
近年、液晶ディスプレイでは、ディスプレイに生じる静電気によって、ゴミや埃が表面に吸着し易く、表示の不具合が生じるという問題を解消するために、ディスプレイ(パネル)表面に帯電防止効果を有する保護フィルムが用いられている。
図5は、このような保護フィルムを具備した従来の液晶パネルを示す概略断面図である。同図において、液晶パネル100は、上ガラス基材101aと下ガラス基材101bとに狭持されている液晶部102と、上ガラス基材101aの上面に接着された表側偏光板103aと、下ガラス基材101bの下面に接着された裏側偏光板103bとから構成されている。
液晶部102は、液晶層102aと、該液晶層102aの液晶分子を一定方向に整列するための配向膜102b,102cと、液晶層102aに電圧を印加して液晶ディスプレイを駆動するための透明電極102d,102eとから構成されている。なお、透明電極102d,102eは、表示の妨げにならないように透明度の高い素材が用いられている。
また、表側偏光板103aの上面には、帯電防止機能を有する保護フィルム104が配されており、該保護フィルム104によって、帯電によるゴミや埃の付着を防止して表示品位の劣化を防止するようになっている。
なお、符号105の矢印は、液晶パネル100の背面照明光であり、この背面照明光105のうち、裏側偏光板103bの偏光軸成分のみが液晶部102に到達するようになっている。
一般に、このような保護フィルム104には、フィラーや金属等をフィルム中に含有させることにより導電性を生じさせたものが用いられていたが、これらをフィルム中に含有させることは、光の透過率を低下させる原因になっていた。
そこで、近年、導電性フィルムとして、透明で電気をよく通す素材であるという利点から、酸化インジウム(In)に酸化スズ(SnO)を5〜10%程度混合させた酸化インジウムスズ膜(ITO:Indium Tin Oxide)が用いられてる。このITO膜は、スパッタリング法、真空蒸着、あるいはイオンプレーティング法などの化学気相堆積法(CVD:Chemical Vapor Deposition)を用いて、基板上に混合物質層を堆積させることにより成形される。
しかしながら、上記ITO膜は、ディスプレイ装置のような大面積を有する表面を被覆するのが困難であるとともに、混合物質層が均一になるように曲面上に成形するのが極めて難しかった。また、上述したCVD製造方法では、真空装置などを用いるため、製造過程における温度などの設定条件が制限され、製造コストが高くなってしまうという問題があった。また、仮に、このITO膜を液晶パネルの保護フィルムとして用いたとしても、光の透過率は80%程度であり、光を実質的に100%透過できるものではなかった。そのため、液晶パネルの表面を被覆する保護フィルムとして、帯電防止効果を備えるとともに、液晶パネル内の液晶層を通過してきた光を、限りなく100%に近い透過率で透過することができるフィルムが求められていた。
また、図5に示したような従来の液晶パネル100では、保護フィルム104と、ポリビニルアルコール(PVA)などからなる偏光板103aとは、別々に形成されるものであった。このように、保護フィルム104と偏光板103aとからなる従来の構造では、これらを別々に形成することによるコスト、ならびに、形成された保護フィルム104と偏光板103aとを接着するための労力を要していた。そのため、液晶パネルなどの製造関係者の間では、導電性フィルムの特性と偏光板の特性とを兼ね備え、製造コストの軽減およびパネルの薄型化・軽量化を図ることができる透明なフィルムが求められていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導電性と偏光性とを有し、容易に形成することができる透明な導電性偏光フィルムを安価に提供することにある。
本発明の上記目的は、樹脂製のフィルム中にカーボンナノチューブを含有した導電性偏光フィルムにおいて、前記カーボンナノチューブは、チューブ配向手段によって、前記カーボンナノチューブの長軸が一定方向に沿って整列するように配向され、前記フィルムが、前記カーボンナノチューブを分散配置したことによる導電性と、前記一定方向と直交する振動方向を有する光を透過させる偏光機能とを有するようにしたことにより、達成される。
また、上記目的は、前記チューブ配向手段が、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムに磁界を印加することにより、前記カーボンナノチューブの長軸を前記磁界の力線に沿って整列させたことにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記チューブ配向手段が、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムに電界を印加することにより、前記カーボンナノチューブの長軸を前記磁界の力線に沿って整列させたことにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記チューブ配向手段が、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムに電圧と磁界とを同時に印加することにより、前記カーボンナノチューブの長軸を前記電界および前記磁界の力線に沿って整列させたことにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記チューブ配向手段が、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムを一定方向に延伸することによって、前記カーボンナノチューブの長軸を前記一定方向に沿って整列させたことにより、効果的に達成される。
さらに、上記目的は、前記フィルムが、液晶パネルの表側の表面に配される保護フィルムであり、かつ、前記カーボンナノチューブの配向方向が前記液晶パネル中の液晶層を通過した光の振動方向に直交していることにより、効果的に達成される。
本発明に係るカーボンナノチューブ(CNT)を含有した導電性偏光フィルムによると、フィルム中のCNTを、各CNTの長軸が一定方向に沿って整列するように配向させた。これにより、この導電性偏光フィルムは、CNTによる導電性だけでなく、フィルムを透過する光を一定方向に揃える偏光性も兼ね備えることができる。したがって、本導電性偏光フィルムを液晶パネルに適用すれば、従来の液晶パネル構造では保護フィルムと偏光板の2要素から構成されていたものを、1要素で構成することができるので、製造コストの軽減、ならびに液晶パネルの薄型化・軽量化を図ることができる。
また、本発明に係る導電性偏光フィルムは、透明性と導電性とを有する材料として、CNTをフィルム中に分散させたものを適用している。これにより、従来のITO膜などの製造過程で要していた真空蒸着やスパッタリングなどの工程を省略できるとともに、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持されたフィルムに電界や磁界を印加する、あるいはこのフィルムを一定方向に延伸することにより、真空装置などを用いることなく容易にCNTの長軸を一定方向に沿って整列させることができる。この結果、導電性効果と偏光機能とを兼ね備えた透明なフィルムを安価に製造することができ、かつ、製造効率の向上を図ることができる。
また、上述した図5の液晶パネル100の保護フィルム104の代わりに、本発明に係る導電性フィルムを適用する場合には、液晶パネル100の液晶層102を通過してきた光は波長が揃えられているので、この光の振動方向と、フィルム中のCNTの配向方向を直交させれば、実質上、この光の透過率を99%以上にすることができる。
さらに、フィルム中のCNTは一定方向に沿って配向されているので、別々のフィルム同士を互いに接着する際に、このCNTの配向方向を一致させれば、光の透過率を低下させることなく、大面積を有する表面を被覆するためのフィルムを容易に形成することができ、かつ、含有されているCNTが均一な状態で曲面を被覆することができる。
以下、図面を参照にしながら本発明に係る実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る透明薄膜フィルムを説明するための概略図である。同図において、導電性偏光フィルム1は、樹脂製のフィルム2中にカーボンナノチューブ(CNT)3を均一に分散させたものであり、このようにCNTを含有した薄膜は、優れた透明性および導電効果を有する。このカーボンナノチューブ3は、アーク放電法、レーザ蒸発法、あるいはCVD法などの公知の製造方法によって製造される微細中空炭素繊維である。
このフィルム2中に分散されたカーボンナノチューブ3は、最初はランダム(非同一方向)に配向されているが、後述するチューブ配向手段によって、図1に示すように、その長軸が一定方向(図1中の矢印X−X´方向)に沿って整列するように配向される。これにより、導電性偏光フィルム1は、カーボンナノチューブ3の配向方向と直交する振動方向(振動面)(図1中の矢印A−A´方向)を有する光4をよく透過させる偏光機能を有する。
なお、フィルム2のベース樹脂として用いられる素材は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが好ましいが、特にこれに限定されず、光の透過率が高く、薄膜に塗布することが可能、あるいはフィルム成形することが可能なものであればよい。
また、カーボンナノチューブ3の外径の大きさは、特に限定されるものではないが、外径が大きすぎるとフィルム成形が困難になってしまうので、0.5nm〜100nm程度のものが好ましい。
さらに、本実施形態に係る透明電導性フィルムは、液晶パネルなどに用いるのに適しているため、膜厚が500μm以下であることが好ましい。
図2は、本発明の実施形態に係る導電性偏光フィルムを液晶パネルに適用した例を示す概略断面図である。同図において、液晶パネル10は、上ガラス基材11aと下ガラス基材11bとに狭持されている液晶部12を備え、上ガラス基材11aの上面には、導電性偏光フィルム1aが配されている。また、下ガラス基材11bの下面には、裏側偏光板13bが配され、液晶パネル10の背面照明光15のうち、この裏側偏光板13bの偏光軸成分だけが液晶部12に到達するようになっている。液晶部12は、上述(図5参照)の液晶部102と同様、液晶層12aと、該液晶層12aの液晶分子を一定方向に整列するための配向膜12b,12cと、液晶層102aに電圧を印加して液晶ディスプレイを駆動するための透明電極12d,12eとから構成されている。
この液晶パネル10では、図1に示した導電性と偏光性とを兼ね備えた導電性偏光フィルム1aを用いているため、図5に示した従来の液晶パネル100のように、偏光板103aおよび保護フィルム104を用いる必要がない。これにより、液晶パネルの肉厚を薄くすることができるとともに、液晶パネルの軽量化を図ることができる。
また、導電性偏光フィルム1a中のCNTの配向方向を、液晶部12を透過する光の振動方向と直交させておけば、理論上100%の透過率を実現することができる。この場合、光の透過率は、フィルム2に用いるベース樹脂の透過率にのみ依存するため、透過率の高いベース樹脂を用いれば、光の透過率を実質上99%以上にすることが可能である。
さらに、導電性偏光フィルム1aは、CNTをフィルム2中に分散配置したことにより導電性を有するので、液晶パネルの帯電によるゴミや埃の付着を防止することができ、表示品位の向上を図ることができる。また、導電性能が高い導電性偏光フィルム1aを用いれば、液晶パネルの表示に影響を与える電磁波を遮断することができる。
なお、図2では、従来の液晶パネル100における偏光板103aおよび保護フィルム104の代わりに導電性偏光フィルム1aを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、保護フィルム104の代わりとして、本発明に係る導電性偏光フィルムを表側偏光板103aの上面に配してもよい。この場合、液晶層を通過してくる光の振動方向と導電性偏光フィルムのCNTの配向方向とを直交させておけば、従来の保護フィルム104より透明性を向上させた保護フィルムとして機能させることができる。
また、本発明に係る導電性偏光フィルムの導電性をさらに向上させれば、図2における裏側偏光板13bと透明電極12eの機能を兼ね備えて、1要素の導電性偏光フィルムに置き換える、あるいは、導電性偏光フィルム1aと透明電極12dの機能を兼ね備えて、1要素の導電性変更フィルムに置き換えることも可能である。
次に、CNTの長軸が一定方向に沿って整列するようにCNTを配向させるためのチューブ配向手段ついて、図3および図4を参照にしながら説明する。
図3は、第1のチューブ配向手段を示す概略図である。同図において、第1のチューブ配向手段20は、フィルム2を成形するフィルム成形機の一部に配されており、CNTがランダム(非同一方向)な状態で分散れているフィルム2を矢印B方向に搬送する搬送ローラ21,22と、フィルム2を取り囲むように配され、フィルム2に磁界を印加するための超伝導コイル23とを備えている。このフィルム2は、温度が低すぎて固化してしまうと配向が困難になってしまうため、適用されるベース樹脂の融点もしくは二次転移点以上の温度に維持されていることが好ましい。なお、フィルム2に印加する磁界の強さは、限定されるものでないが、5〜15T程度の磁場であることが好ましい。
この第1のチューブ配向手段20では、超伝導コイル23がフィルム2に磁界を印加することにより、フィルム2中にランダムな状態で分散されていたCNTの長軸を磁界の力線に沿って整列させるようになっている。フィルム2中のCNTは、磁界と相互作用して、系のエネルギーを下げようとするため、磁界の力線に沿うように長軸が整列される。よって、この第1のチューブ配向手段20では、磁界の方向を変えることにより、CNTの配向方向を容易に制御することができる。
なお、第1のチューブ配向手段20は、これに限定されるものではなく、例えば超伝導コイル23の代わりに電極を配し、該電極が、融点もしくは二次転移点以上の温度であるフィルム2に電界を印加することにより、フィルム2中に分散しているCNTの長軸を電圧印加方向に沿って整列させるようにしても、磁界を印加した場合と同様の効果を得ることができる。
さらに、超伝導コイル23と電極とを組み合わせて、磁界と電界とを同時に印加するようにしてもよい。このように磁界と電界を同時に印加することにより、微弱な磁界でもCNTを配向できるようになり、また、磁界あるいは電界の強さを調整することにより、CNTの整列間隔を制御することができる。
図4は、第2のチューブ配向手段を示す概略図である。同図において、第2のチューブ配向手段30は、CNTがランダム(非同一方向)な状態で分散れているフィルム2を矢印C−C´方向に機械的に延伸するための延伸機であり、第1ピンチローラ31(上ローラ31aおよび下ローラ31b)と、該第1ローラ31の回転速度より速く設定された第2ピンチローラ32(上ローラ32aおよび下ローラ32b)とから構成され、2つのピンチローラ31,32の回転速度差に応じて、フィルムの延伸比率を調整するようになっている。なお、延伸されるフィルム2は、第1のチューブ配向手段と同様、適用されるベース樹脂の融点もしくは二次転移点以上の温度に維持されていることが好ましい。
この第2のチューブ配向手段30では、例えばフィルム成形の適正温度である、ベース樹脂の軟化温度と溶融温度の中間程度まで加熱されたフィルム2を、回転速度の異なる2つのピンチローラ31,32で3〜10倍程度に延伸し、フィルム中に分散していたCNTの長軸を応力方向(矢印C−C´方向)に沿って整列させるようになっている。これにより、CNTを含有したフィルムに対して機械的負荷を加えるだけで、CNTの配向方向を揃えることができるので、製造コストおよび労力をより軽減することができる。
なお、第2のチューブ配向手段は、これに限定されるものではなく、フィルム2を一定方向に延伸できるものであれば、異なる構造を有するものであってもよい。
以上、本発明について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係る導電性偏光フィルムを説明するための概略図である。 上記導電性偏光フィルムを液晶パネルに適用した例を示す概略断面図である。 上記導電性偏光フィルムのCNTを配向するための第1のチューブ配向手段を示す概略図である。 上記導電性偏光フィルムのCNTを配向するための第2のチューブ配向手段を示す概略図である。 従来の液晶パネルを示す概略断面図である。
符号の説明
1,1a・・・導電性偏光フィルム
2・・・フィルム(ベース樹脂)
3・・・カーボンナノチューブ(CNT)
4・・・光
10・・・液晶パネル
12a・・・液晶層
20・・・第1のチューブ配向手段
30・・・第2のチューブ配向手段
X−X´・・・CNTの配向方向

Claims (6)

  1. 樹脂製のフィルム中にカーボンナノチューブを含有した導電性偏光フィルムであって、
    前記カーボンナノチューブは、チューブ配向手段によって、前記カーボンナノチューブの長軸が一定方向に沿って整列するように配向され、
    前記フィルムは、前記カーボンナノチューブを分散配置したことによる導電性と、前記一定方向と直交する振動方向を有する光を透過させる偏光機能とを有することを特徴とする導電性偏光フィルム。
  2. 前記チューブ配向手段は、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムに磁界を印加することにより、前記カーボンナノチューブの長軸を前記磁界の力線に沿って整列させた請求項1に記載の導電性偏光フィルム。
  3. 前記チューブ配向手段は、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムに電界を印加することにより、前記カーボンナノチューブの長軸を前記電界の力線に沿って整列させた請求項1に記載の導電性偏光フィルム。
  4. 前記チューブ配向手段は、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムに磁界および電界を印加することにより、前記カーボンナノチューブの長軸を前記磁界および前記電界の力線に沿って整列させた請求項1に記載の導電性偏光フィルム。
  5. 前記チューブ配向手段は、融点もしくは二次転移点以上の温度に維持された前記フィルムを一定方向に延伸することによって、前記カーボンナノチューブの長軸を前記一定方向に沿って整列させた請求項1に記載の導電性偏光フィルム。
  6. 前記フィルムは、液晶パネルの表側の表面に配される保護フィルムであり、かつ、
    前記カーボンナノチューブの配向方向は、前記液晶パネル中の液晶層を通過した光の振動方向に直交している請求項1ないし5の何れかに記載の導電性偏光フィルム。
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