JP2006285059A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立て工数を削減できる構成で、品質も向上するプロジェクタを提供する。
【解決手段】 プロジェクタ1は、光を出射する光源51と、光源51から出射した光を変換する光学変換部としての集光レンズ52と、集光レンズ52からの光を画像データに基づいて変調して映像光に変換する変調変換部としての液晶ライトバルブ55と、液晶ライトバルブ55により変換された映像光を拡大出射する投写レンズ56と、これらの構成要素を保持する保持筐体100とを有し、保持筐体100と、保持筐体100に対して組み込む、光源51、集光レンズ52、液晶ライトバルブ55および投写レンズ56を、光軸500方向と略同一方向から組み込み可能となるように構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プロジェクタに関する。
従来、プロジェクタを含めた光学系を有する光学装置の組み込み構成に関して、例えば、特許文献1に記述されるビューファインダー装置などがある。特許文献1は、ビューファインダー内部の光学系の構成要素を保持部材に対して略一方向から組み込める構成としたものである。
特開2003−219222号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるビューファインダー装置の構成では、光学系の光軸方向に対して垂直となる方向から、各構成要素を組み込む構成であるため、各構成要素にホルダー部材や弾性部材が必要となり、構成要素以外の組み込み部材の数量が増加することにより、組立て工数が増大し製造コストが上がってしまうという課題がある。
また、上述した組み込み構成では、構成要素以外の組み込み部材の数量が増加することや保持部材に歪や撓みが生じ易くなるため、各構成要素間の配置精度や平行度などを確保することが厳しくなる。また、保持筐体も二体構造となるため、外光遮蔽性を確保することも厳しくなるなど品質の面で課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、組立て工数を削減できる構成で、品質も向上するプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、プロジェクタであって、光を出射する光源と、光源から出射した光を変換する光学変換部と、光学変換部からの光を画像データに基づいて変調して映像光に変換する変調変換部と、変調変換部により変換された映像光を拡大出射する投写レンズと、これらの構成要素を保持する保持筐体とを有し、保持筐体と、保持筐体に対して組み込む、光源、光学変換部、変調変換部および投写レンズとを、光軸方向と略同一方向から組み込み可能となるように構成したことを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、保持筐体に対して、光源、光学変換部、変調変換部および投写レンズを、光軸方向と略同一方向から組み込むことで、各構成要素間で構成要素を狭持して組み込み固定する構造が利用できるなどにより、ホルダー部材や弾性部材などの構成要素以外の組み込み部材の数量を極力削減することができる。よって、組立て工数を削減できる構成が実現できる。
また、各構成要素間で構成要素を狭持して組み込み固定する構造が利用できることや、それにより構成要素以外の組み込み部材の数量を極力削減できることや、また、保持筐体も二体構造ではなくても良いことなどの理由により、配置精度を決める要因が減り、各構成要素間の配置精度や平行度などが確保し易くなる。また、外光遮蔽性も確保できる。よって、プロジェクタの品質を向上することができる。
上記プロジェクタにおいて、光源から出射した光の伝達順に対して、順方向または逆方向から組み込み可能となるように構成することが好ましい。
このようなプロジェクタによれば、各構成要素を光の伝達順に対して、順方向または逆方向から各構成要素である光源、光学変換部、変調変換部および投写レンズを、順番に組み込むことが可能となる。従って、上述した各構成要素間の配置精度や平行度および外光遮蔽性を更に確保し易くすると同時に、組立て作業性を向上させることができる。
上記プロジェクタにおいて、光源および変調変換部は、光学変換部に対して共役に配置されるように構成することが好ましい。
このようなプロジェクタによれば、光源から変調変換部までの距離が最短距離で構成されると共に、光源から出射された光の利用効率が向上できるため、プロジェクタの小型化が図れると同時に、プロジェクタから投写される投写映像の輝度の損失を極力低減できるため、投写映像の輝度品質の向上を図ることができる。
上記プロジェクタにおいて、保持筐体は、同一軸中心の円柱状の内面を有していることことが好ましい。
このようなプロジェクタによれば、保持筐体は、同一軸中心の円柱状の内面を有することにより、保持筐体を製造する場合に、複数の円柱状の内面の加工精度を向上できるため、保持筐体の仕上り寸法精度が向上する。従って、光源、光学変換部、変調変換部および投写レンズを保持筐体に組み込むと、各構成要素間の配置精度および平行度が向上するため、プロジェクタの投写による投写映像の品質が向上する。
上記プロジェクタにおいて、保持筐体は、プロジェクタの外装を構成していることが好ましい。
このようなプロジェクタによれば、保持筐体が、プロジェクタの外装を構成するため、外装部材が削減され、組立て工数を削減する構成が実現できる。また、プロジェクタの更なる小型化が図れる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの概略斜視図である。図1を用いて、プロジェクタ1の外観の構成を概略説明する。
図1に示すように、プロジェクタ1は、略円柱形状の外観をなしている。プロジェクタ1は、保持筐体100と、投写レンズ56を収容して構成された投写レンズユニット300とで外観が構成されている。また、保持筐体100は、本実施形態では、プロジェクタ1の外装を構成している。
保持筐体100の下方外周面には、リモートコントローラ(以降、リモコンと称する)610(図4に図示)からの信号を受信するリモコン受光部10が設置されている。また、プロジェクタ1内部に備えるスピーカ37(図4に図示)から出力される音を放音する放音孔11が形成されている。そして、外部の映像機器などとの接続や、外部に備える電源アダプタが有するプラグ620(図4に図示)と接続するためのインターフェース部12が設置されている。図1に図示する二点差線は、投写レンズユニット300から投写された投写光の方向のイメージを示している。符号500は、プロジェクタ1を構成する光学系50の光軸(本実施形態では、プロジェクタ1の中心軸と同一)を示している。
図2は、プロジェクタの概略断面図である。また、図3は、プロジェクタの組立て説明図である。図2および図3を用いて、プロジェクタ1の構成、光学系50の動作および組立て工程に関して説明する。
図2を用いて、プロジェクタ1の光学系50の構成および動作を説明する。
プロジェクタ1の光学系50は、光を出射する光源51と、光源51から出射した光を変換する光学変換部としての集光レンズ52と、集光レンズ52からの光を画像データに基づいて変調して映像光に変換する変調変換部としての液晶ライトバルブ55と、液晶ライトバルブ55により変換された映像光を拡大出射する投写レンズ56とを有して構成されている。
光源51は、本実施形態では、LED(Light Emitting Diode)を発光源として用い、すべての色光を含む白色光を発光させる。集光レンズ52は、光源51で発光した光を液晶ライトバルブ55の所定の入射光領域(図示省略)のサイズに合せて出射する。
液晶ライトバルブ55は、本実施形態では、透過型カラー液晶パネルを用いており、LCD(Liquid Crystal Display)駆動部34(図4に図示)の信号に基づいて駆動し、集光レンズ52から出射された光を変調して映像に変換する。投写レンズ56は、数種類のレンズから構成されており、液晶ライトバルブ55により変調され生成された映像を拡大して、プロジェクタ1の外部に出射する。
上述した光学系50の構成及び動作により、プロジェクタ1は、プロジェクタ1の外部に設置したスクリーン600(図4に図示)などの投影面に映像を拡大投写する。
プロジェクタ1の構成を説明する。
プロジェクタ1は、上述した光学系50の構成要素以外に、回路ユニット60、液晶ライトバルブケース210、投写レンズケース310などから構成される。なお、回路ユニット60は、光源51および後述するプロジェクタ1の回路ブロックの各回路部を構成する素子を回路基板上に実装したユニットである。
プロジェクタ1の組立て工程の概略を説明する。
プロジェクタ1の組立て方法は、光学系50の構成要素および光学系50の構成要素を収容したユニット類を、保持筐体100をベースとして、光軸500方向と同一方向から順次組み込んで行く組立て方法である。
筒状の形状を有する保持筐体100をベースとして、下端部側に光源51(回路ユニット60)を配置し、上端部側から集光レンズ52を組み込む。そして、集光レンズ52の上に、液晶ライトバルブ55を液晶ライトバルブケース210に収容した液晶ライトバルブユニット200を組み込む。次に、液晶ライトバルブ55の上方に、投写レンズ56を投写レンズケース310に収容した投写レンズユニット300を組み込むことによりプロジェクタ1が完成する。本実施形態では、光源51から出射した光が、光学系50の各構成要素の並び順に従って伝達していく光の伝達順に対して、順方向(光が伝達して行く方向)に組み込んで行く工程となっている。
なお、光源51および液晶ライトバルブ55は、集光レンズ52に対して共役に配置されている。また、集光レンズ52の倍率は、光源51の像が液晶ライトバルブ55の所定の入射光領域(図示省略)のサイズに過不足なく投影されるように設定されている。
投写レンズ56は、液晶ライトバルブ55を物体平面として、また、液晶ライトバルブユニット200と投写レンズユニット300との当接する面をフランジ面として設計され配置されている。
次に、保持筐体100、液晶ライトバルブユニット200および投写レンズユニット300の構成を説明する。
保持筐体100は、円筒形状をなしている。そして、保持筐体100は、回路ユニット挿入部101と光源収納部103と集光レンズ挿入部104とを有している。回路ユニット挿入部101、光源収納部103および集光レンズ挿入部104は、光軸500を同一軸中心として半径の異なる円柱状の内面を有して形成されている。また、保持筐体100の下側となる回路ユニット挿入部101の回路ユニット受面101aには、ネジ用下孔102が数箇所形成されている。また、光源収納部103と集光レンズ挿入部104との境界には集光レンズ52の外周側の面形状に合せた集光レンズ受面104aが形成されている。また、保持筐体100の保持筐体上部面106から集光レンズ挿入部104の内面に掛けて所定の深さまでネジ切り部105が形成され、ネジ切りされている。
液晶ライトバルブユニット200は、円筒形状を有する液晶ライトバルブケース210に液晶ライトバルブ55を所定の部位に収容して構成されている。また、液晶ライトバルブケース210の外形面は集光レンズ挿入部104に隙間無く内接するように収容される外形となっている。また、液晶ライトバルブケース210の内面側は、光軸500を中心として円柱状の内面となる空間部211と、上面側に、液晶ライトバルブ55を収容するライトバルブ収容部212とで構成されている。また、液晶ライトバルブケース210の下端面部には、集光レンズ52の外周側の面形状に合せた集光レンズ押し当て面211aが形成されている。
投写レンズユニット300は、円筒形状を有する投写レンズケース310に投写レンズ56を所定の部位に収容して構成されている。投写レンズケース310は、レンズケース下部面311からレンズケース逃げ面313にかけて、所定の高さまでネジ切り部312が形成され、ネジ切りされている。
次に、プロジェクタ1の組立て工程の詳細を説明する。
最初に、保持筐体100の回路ユニット受面101aに回路ユニット60を当接して、ネジ61により保持筐体100に固定する。これにより、光源51の光軸500が構成される。次に、集光レンズ52を集光レンズ挿入部104から組み込み、集光レンズ受面104aに集光レンズ52の外周面部を当接させて載置する。
次に、液晶ライトバルブユニット200を保持筐体100の集光レンズ挿入部104に挿入し組み込む。この工程により、集光レンズ押し当て面211aが集光レンズ52の外周面部に当接した状態で組込まれる。
次に、投写レンズユニット300のネジ切り部312を、保持筐体100に形成したネジ切り部105に合せて、投写レンズユニット300を回転させながら投写レンズユニット300を保持筐体100に組み込む。
この工程により、レンズケース下部面311は、ライトバルブケース上部面215に当接して液晶ライトバルブユニット200を押圧する。それにより、液晶ライトバルブユニット200の集光レンズ押し当て面211aが集光レンズ52の外周面部を押圧して、集光レンズ52を集光レンズ受面104aとで狭持する状態となる。また、この工程により、投写レンズユニット300は、液晶ライトバルブユニット200を保持筐体100と集光レンズ52とにより狭持する状態となる。なお、液晶ライトバルブユニット200と投写レンズユニット300との当接する面となるライトバルブケース上部面215とレンズケース下部面311とがフランジ面となっている。
上述した組立て工程により、プロジェクタ1が完成する。
図4は、プロジェクタの回路ブロック図である。図4を用いて、プロジェクタ1の回路構成及び動作を説明する。
プロジェクタ1は、パソコン(パーソナルコンピュータ)630と無線により接続される。そして、プロジェクタ1は、アンテナ30、通信部31、信号変換部32、画像処理部33、LCD駆動部34、光学系50、LED(Light Emitting Diode)制御部39、音声処理部35、増幅部36、スピーカ37、リモコン610の信号を受信するリモコン信号受信部40、電源コネクタ41及び制御部38などを有して構成される。
プロジェクタ1の各回路部の動作を簡単に説明する。
プロジェクタ1は、アンテナ30及び通信部31により、パソコン630からの符号化された画像データ(静止画像データ及び動画像データ)や音声データなどを受信する。受信した画像データや音声データは、信号変換部32により複合化され、画像データは、画像処理部33に出力され、音声データは、音声処理部35に出力される。
画像処理部33は、信号変換部32から入力した画像データに、フレームレート変換およびスケーリング処理および各種の画像補正を行う。このように加工された画像データは、投写用映像信号としてLCD駆動部34に出力される。LCD駆動部34は、画像処理部33から入力した投写用映像信号に基づき、液晶ライトバルブ55を駆動する。
音声処理部35は、信号変換部32から入力したデジタル信号である音声データを、アナログ信号に変換し、増幅部36により増幅し、スピーカ37により音声として放音孔11を介して放音する。
LED制御部39は、制御部38の信号に基づいて、光源51の輝度調光を行う。リモコン信号受信部40は、リモコン610から送信された信号をリモコン受光部10を介して受信し、制御部38に出力する。なお、リモコン610は、赤外線を用いた通信を行っている。
制御部38は、光学系50や回路構成部としての回路ユニット60を含め、プロジェクタ1の動作全体を統括制御している。
プロジェクタ1を駆動するための電力は、プロジェクタ1とは別に備える電源アダプタ(図示省略)を介して供給される。それにより、電源コネクタ41を備えて、電源アダプタが有するプラグ620と接続される。
上述した、実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態によれば、保持筐体100に対して、光源51、光学変換部としての集光レンズ52、変調変換部としての液晶ライトバルブ55および投写レンズ56を、光軸500方向と同一方向から組み込む構成となっている。そして、集光レンズ52は、保持筐体100の集光レンズ受面104aと液晶ライトバルブユニット200の集光レンズ押し当て面211aとにより狭持して組み込み固定される。また、液晶ライトバルブユニット200は、投写レンズユニット300と保持筐体100と集光レンズ52とにより狭持して組み込み固定される。これらの構成により、構成要素以外の組み込み部材(例えば、液晶ライトバルブケース210や投写レンズケース310など)の数量を極力削減することができる。よって、組立て工数を削減できる構成が実現できる。
また、光軸500方向と同一方向から各構成要素を組み込む構成となっており、集光レンズ52を光源51を保持する保持筐体100と液晶ライトバルブ55を収容する液晶ライトバルブユニット200とで狭持する構成や、液晶ライトバルブユニット200を投写レンズユニット300と保持筐体100と集光レンズ52とにより狭持する構成など利用できる。それにより、構成要素以外の組み込み部材の数量を極力削減でき、また、保持筐体100も円筒状の形状で二体構造ではないなどの理由により、配置精度を決める要因が減り、各構成要素間の配置精度や平行度などが確保し易くなる。また、外光遮蔽性も確保できる。よって、プロジェクタ1の品質を向上することができる。
(2)本実施形態によれば、光源51から出射した光の伝達順に対して、順方向に順次各構成要素を組み込む構成となっている。従って、上述した各構成要素間の配置精度や平行度および外光遮蔽性を更に確保し易くすると同時に、組立て作業性を向上させることができる。
(3)本実施形態によれば、光源51および液晶ライトバルブ55は、集光レンズ52に対して共役に配置されるように構成したため、光源51から液晶ライトバルブ55までの距離が最短距離で構成されるため、プロジェクタ1の小型化が図れる。また、同時に、光源51から出射された光の利用効率が向上できるため、プロジェクタ1から投写される投写映像の輝度の損失を極力低減できるため、投写映像の輝度品質の向上を図ることができる。
(4)本実施形態によれば、保持筐体100は、光軸500を同一軸中心として、半径の異なる円柱状の内面を有する回路ユニット挿入部101と光源収納部103と集光レンズ挿入部104とを形成している。従って、保持筐体100を製造する場合に、回路ユニット挿入部101、光源収納部103および集光レンズ挿入部104などの加工精度を向上できるため、保持筐体の仕上り寸法精度が向上する。よって、光源51、集光レンズ52、液晶ライトバルブ55および投写レンズ56を保持筐体100に組み込むと、各構成要素間の配置精度および平行度が向上するため、プロジェクタ1の投写による投写映像の品質が向上する。
(5)本実施形態によれば、保持筐体100は、プロジェクタ1の外装を構成している。従って、外装部材が削減され、組立て工数を削減する構成が実現できる。また、プロジェクタ1の小型化が図れる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良など加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態において、光源51から出射した光の伝達順に対して、順方向に順次各構成要素を組み込む構成となっている。しかし、これに限らず、光の伝達順に対して、逆方向に順次各構成要素を組み込む構成となっていても良い。具体的には、投写レンズユニット300に液晶ライトバルブユニット200を載置し、その後で、集光レンズ52を液晶ライトバルブユニット200に載置して、保持筐体100を組み込むことで集光レンズ52および液晶ライトバルブユニット200を狭持し、最後に光源51を実装した回路ユニット60を保持筐体100に組み込むことでも良い。効果は前記実施形態と同様である。
(変形例2)前記実施形態において、保持筐体100は、プロジェクタ1の外装を構成している。しかし、これに限らず、各構成要素が組込まれた保持筐体100を1つのユニットとして、別の外装に収納することで、プロジェクタを構成することができる。それにより、外形の異なるプロジェクタを簡単に実現できる。
(変形例3)前記実施形態において、プロジェクタ1は、略円柱形状をなし、机上面に載置され、天井を投影面として投写する形態となっている。しかし、これに限らず、保持筐体100の外面形状を変更して、横置き可能とし、投写レンズユニット300側をチルトさせるように構成することができる。これにより、壁や壁などに設置するスクリーン600などを投影面として投写させることが可能となる。保持筐体100の外面形状の変更により、様々な形態を持つプロジェクタが実現可能である。
(変形例4)前記実施形態において、光学変換部として集光レンズ52のみを用いているが、その他のレンズなど追加しても良い。
(変形例5)前記実施形態において、投写レンズユニット300と保持筐体100とを、ネジ切り部312,105とでネジ締めする構造としている。しかし、これに限らず、他の固定構造を採用することができる。例えば、カメラのレンズ交換部に用いられているストッパ構造を採用しても良い。
(変形例6)前記実施形態における光源51、集光レンズ52、液晶ライトバルブ55および投写レンズ56などの各構成要素に対する収容構造や、保持筐体100に対する収容構造や狭持構造は、前記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更や改良を行っても良い。
(変形例7)前記実施形態において、プロジェクタ1は、パソコン630と無線により接続されている。しかし、これに限らず、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを用いた有線で接続されても良い。また、プロジェクタ1は、パソコン630だけでなく、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)プレイヤーなどの各種映像機器とも接続されても良い。その場合は、プロジェクタ1に設けられているインターフェース部12を介して接続される。また、プロジェクタ1にチューナを内蔵してテレビ用電波を受信可能とし、テレビ映像を投写させても良い。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの概略斜視図である。 プロジェクタの概略断面図である。 プロジェクタの組立て説明図である。 プロジェクタの回路ブロック図である。
符号の説明
1…プロジェクタ、50…光学系、51…光源、52…集光レンズ、55…液晶ライトバルブ、56…投写レンズ、60…回路ユニット、100…保持筐体、101…回路ユニット挿入部、101a…回路ユニット受面、103…光源収納部、104…集光レンズ挿入部、104a…集光レンズ受面、105…ネジ切り部、106…保持筐体上面部、200…液晶ライトバルブユニット、210…液晶ライトバルブケース、211…空間部、211a…集光レンズ押し当て面、212…ライトバルブ収容部、215…ライトバルブケース上部面、300…投写レンズユニット、310…投写レンズケース、311…レンズケース下部面、312…ネジ切り部、313…レンズ逃げ面、500…光軸。

Claims (5)

  1. 映像を投写するプロジェクタであって、
    光を出射する光源と、
    前記光源から出射した光を変換する光学変換部と、
    前記光学変換部からの光を画像データに基づいて変調して映像光に変換する変調変換部と、
    前記変調変換部により変換された映像光を拡大出射する投写レンズと、
    これらの構成要素を保持する保持筐体とを有し、
    前記保持筐体と、当該保持筐体に対して組み込む、前記光源、光学変換部、変調変換部および投写レンズとを、光軸方向と略同一方向から組み込み可能となるように構成したことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記光源から出射した光の伝達順に対して、順方向または逆方向から組み込み可能となるように構成したことを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタであって、
    前記光源および変調変換部は、前記光学変換部に対して共役に配置されるように構成したことを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    前記保持筐体は、同一軸中心の円柱状の内面を有していることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    前記保持筐体は、前記プロジェクタの外装を構成していることを特徴とするプロジェクタ。
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