JP2006284103A - 冷蔵庫の制御方法 - Google Patents

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Hitoshi Aoki
均史 青木
Masahiro Kikukawa
政宏 菊川
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Abstract

【課題】 本発明は、冷却制御を冷却器の入口温度と出口温度の温度差により膨張弁の開度を制御する冷蔵庫において、入口出口冷媒の温度差が小さく、これを修正するために膨張弁の開度を絞っても、予測通りに温度差が増大しない場合がある。この場合、速やかに温度差を増大させることを目的とする。
【解決手段】 本発明は、圧縮機と、凝縮器と、冷却器と、この冷却器の前段に設けられ前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が所定の温度差の範囲に収まるように開度が調整される膨張弁とを備える冷蔵庫の制御方法において、前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、前記小さい温度差が改善されない場合に、前記膨張弁の開度を一気に絞ることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷蔵庫における冷媒の寝込みを改善する制御方法に関する。本発明は、冷却器の入口温度と出口温度の温度差で電子膨張弁の開度を調整する冷蔵庫の制御方法に関する。
冷凍室用冷却器と冷蔵室用冷却器が並列に接続された冷蔵庫において、通常冷却時には、この2つの冷却器のうちの一つに冷媒を選択的に流すことにより、選択的に冷却を行っている。しかしながら、冷蔵庫のプルダウン時の初期においては、2つの冷却器に同時に冷媒を流して、同時冷却を行っている(特許文献1参照)。なお、プルダウン冷却時とは、冷蔵庫を最初に冷却する時のことである。例えば、夏に冷蔵庫を購入し、台所に設置した後、電源を投入すると、冷蔵室も冷凍室も最初は25℃あたりの温度であるが、これを、冷凍室はマイナス18℃ぐらい迄、冷蔵室は5℃ぐらいまで下げることである。
また、冷蔵庫の冷媒流量を冷却器の入り口温度と出口温度の温度差で制御することが知られている(特許文献2参照)。
特許第3515920号公報 特許第2701598号公報
冷却制御を冷却器の入口温度と出口温度の温度差により膨張弁の開度を制御する冷蔵庫において、入口出口冷媒の温度差が小さく、これを修正するために膨張弁の開度を絞っても、予測通りに温度差が増大しない場合がある。この場合、速やかに温度差を増大させることを目的とする。
本発明は、圧縮機と、凝縮器と、冷却器と、この冷却器の前段に設けられ前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が所定の温度差の範囲に収まるように開度が調整される膨張弁とを備える冷蔵庫の制御方法において、前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、前記小さい温度差が改善されない場合に、前記膨張弁の開度を一気に絞ることを特徴とする。
更に、本発明は、前記冷媒は二酸化炭素であることを特徴とする。
また、本発明は、圧縮機と、凝縮器と、冷却器と、この冷却器の前段に設けられ前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が所定の温度差の範囲に収まるように開度が調整される膨張弁とを備える冷蔵庫の制御方法において、前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、所定時間の間、この温度差が小さい状態が継続されると、前記膨張弁の開度を大きく絞ることを特徴とする。
本発明では、前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、前記小さい温度差が改善されない場合に、前記膨張弁の開度を一気に絞ることを特徴とする。
これにより、小さい温度差状態を速やかに改善することができる。
本発明は、前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、前記小さい温度差が改善されない場合に、前記膨張弁の開度を一気に絞る。
図1を参照しつつ、本発明の実施例1を説明する。冷蔵庫1は、冷蔵室Rと冷凍室Fを備えている。
冷凍サイクルを説明する。圧縮機2は2酸化炭素冷媒用の2段圧縮機である。この2段圧縮機2の中間段は外部凝縮器3に接続されている。圧縮機2からの冷媒は、主凝縮器4で凝縮される。その後、冷蔵室用と冷凍室用に分岐される。
冷蔵室用の冷媒は、冷媒パイプ5a及び冷蔵室用膨張弁6を介して冷蔵室用冷却器7に流入する。そして、冷蔵室用冷却器7を出て、冷媒パイプ5bを介して、冷凍室側の冷媒と合流し、逆止弁12を介して圧縮機2に戻る。この冷蔵室用冷却器7へ冷媒を流入させるための冷媒パイプ5aと冷蔵室用冷却器7からの冷媒が流出するための冷媒パイプ5bは接合されて熱交換器5を形成しており、両者の間で熱交換を行う。
冷凍室用の冷媒は、冷媒パイプ8a及び冷凍室用膨張弁9を介して冷凍室用冷却器10に流入する。そして、冷凍室用冷却器10を出て、冷媒パイプ8b、逆止弁11を介して、冷蔵室側の冷媒と合流し、逆止弁12を介して圧縮機2に戻る。この冷凍室用冷却器10へ冷媒を流入させるための冷媒パイプ8aと冷凍室用冷却器10からの冷媒が流出するための冷媒パイプ8bは接合されて熱交換器8を形成しており、両者の間で熱交換を行う。
11は冷蔵室用冷却器7のための除霜用ガラス管ヒータである。12は冷凍室用冷却器10のための除霜用ガラス管ヒータである。
この冷蔵庫のプルダウン冷却時の初期の動作を説明する。
冷蔵庫の購入設置後に冷蔵庫1の電源を投入すると、冷蔵庫の制御部(図示せず)は、電源投入を検知するとともに、庫内温度(15℃以上)を検知して、プルダウン冷却制御を行う。
つまり、圧縮機2をONし、冷凍サイクルをON状態とする。そして、冷凍室用膨張弁9及び冷蔵室用膨張弁6の両方を開けて、冷媒を両方に流す。
ここで、前述したように、この冷媒の流量の制御が困難である。そこで、本実施例1では、両冷却器7,10の冷媒の入口、出口の温度差から膨張弁6,9の開放度(開度)を制御している。
まず、冷凍室用膨張弁9の制御は、冷凍室用冷却器10の冷媒入口と冷媒出口温度を測定し、その温度差を求める。そして、この温度差が、7度以下の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ閉じる(絞る)。この温度差が、7度〜20度の場合、冷凍室用膨張弁9をそのままとする。この温度差が、20度以上の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ開ける。
冷蔵室用膨張弁6の制御は、冷蔵室用冷却器7の冷媒入り口と冷媒出口温度を測定し、その温度差を求める。そして、この温度差が10度以下の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ閉じる。この温度差が、10度〜25度の場合、冷蔵室用膨張弁6をそのままとする。この温度差が、25度以上の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ開ける。
このような制御を90分間続けた後、冷凍室と冷蔵室を20分毎に交互冷却する。
まず、冷凍室Fを冷却するため、冷蔵室用膨張弁6を全閉して、冷凍室冷却器10側にのみに冷媒を流す。この時の、冷凍室用膨張弁9の制御は、まず、冷凍室用冷却器10の冷媒入り口と冷媒出口温度を測定し、その温度差を求める。そして、この温度差が、2度以下の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ閉じる。この温度差が、2度〜10度の場合、冷凍室用膨張弁9をそのままとする。この温度差が、10度以上の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ開ける。
次に、冷蔵室Rを冷却するため、冷凍室用膨張弁9を全閉して、冷蔵室冷却器7側にのみに冷媒を流す。この時の、冷蔵室用膨張弁6の制御は、まず、冷蔵室用冷却器7の冷媒入り口と冷媒出口温度を測定し、その温度差を求める。そして、この温度差が、2度以下の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ閉じる。この温度差が、2度〜10度の場合、冷蔵室用膨張弁6をそのままとする。この温度差が、10度以上の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ開ける。この制御を前述の如く、交互に行う。そして、庫内の温度が目標温度まで下がれば、圧縮機2をOFFし、プルダウン制御を終了する。
次に通常冷却について説明する。
冷凍室の温度が上昇し、この冷凍室を冷却する場合は、圧縮機2をONし、冷蔵室用膨張弁6を全閉して、冷凍室冷却器10側にのみに冷媒を流す。この時の、冷凍室用膨張弁9の制御は、まず、冷凍室用冷却器10の冷媒入り口と冷媒出口温度を測定し、その温度差を求める。そして、この温度差が、1度以下の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ閉じる。この温度差が、1度〜5度の場合、冷凍室用膨張弁9をそのままとする。この温度差が、5度以上の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ開ける。また、この温度差が、10度以上の場合、冷凍室用膨張弁9を2ステップ開ける。冷凍室F内の温度が目標温度まで下がれば、圧縮機2をOFFする。
また、温度差が20度以上の場合も、10度以上の場合と同様に、冷凍室用膨張弁9を2ステップ開ける制御を繰り返してを行うこととなる。このような制御を行っても温度差が解消されずに、温度差が20度以上の状態が5分間継続されると、冷凍室用膨張弁9を9ステップ開ける制御を行う。
また、温度差が1度以下の場合、冷凍室用膨張弁9を1ステップ閉じる制御を繰り返してを行うこととなる。このような制御を行っても温度差が解消されずに、温度差が1度以下の状態が5分間継続されると、冷凍室用膨張弁9を9ステップ開ける制御を行う。
冷蔵室Rの温度が上昇し、この冷蔵室Rを冷却する場合は、圧縮機2をONし、冷凍室用膨張弁9を全閉して、冷蔵室冷却器7側にのみに冷媒を流す。この時の、冷蔵室用膨張弁6の制御は、まず、冷蔵室用冷却器7の冷媒入り口と冷媒出口温度を測定し、その温度差を求める。そして、この温度差が、1度以下の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ閉じる。この温度差が、1度〜5度の場合、冷蔵室用膨張弁6をそのままとする。この温度差が、5度以上の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ開ける。この温度差が、10度以上の場合、冷蔵室用膨張弁9を2ステップ開ける。
また、温度差が20度以上の場合も、10度以上の場合と同様に、冷蔵室用膨張弁6を2ステップ開ける制御を繰り返して行う。このような制御を行っても温度差が解消されずに、温度差が20度以上の状態が5分間継続されると、冷蔵室用膨張弁6を9ステップ開ける制御を行う。
また、温度差が1度以下の場合、冷蔵室用膨張弁6を1ステップ閉じる制御を繰り返してを行うこととなる。このような制御を行っても温度差が解消されずに、温度差が1度以下の状態が5分間継続されると、冷凍室用膨張弁9を9ステップ開ける制御を行う。
本発明の実施例1の冷蔵庫の概略図である。
符号の説明
1 冷蔵庫
2 圧縮機
4 凝縮器
5 熱交換器
5a 冷却器へ冷媒が流入するための冷媒パイプ
5b 冷却器から冷媒が流出する冷媒パイプ
6 冷蔵室用膨張弁
7 冷蔵室用冷却器
8 熱交換器
8a 冷却器へ冷媒が流入するための冷媒パイプ
8b 冷却器から冷媒が流出する冷媒パイプ
9 冷凍室用膨張弁
10 冷凍室用冷却器

Claims (3)

  1. 圧縮機と、凝縮器と、冷却器と、この冷却器の前段に設けられ前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が所定の温度差の範囲に収まるように開度が調整される膨張弁とを備える冷蔵庫の制御方法において、
    前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、前記小さい温度差が改善されない場合に、前記膨張弁の開度を一気に絞ることを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  2. 前記冷媒は二酸化炭素であることを特徴とする請求項1に記載に冷蔵庫の制御方法。
  3. 圧縮機と、凝縮器と、冷却器と、この冷却器の前段に設けられ前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が所定の温度差の範囲に収まるように開度が調整される膨張弁とを備える冷蔵庫の制御方法において、
    前記冷却器の入口温度と出口温度の温度差が小さいので、所定の温度差の範囲に収まるように前記膨張弁の開度を絞っても、所定時間の間、この温度差が小さい状態が継続されると、前記膨張弁の開度を大きく絞ることを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
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