JP2006280598A - 医用画像管理装置、医用画像管理方法及び医用画像管理システム - Google Patents

医用画像管理装置、医用画像管理方法及び医用画像管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データを画像処理条件に基づいて異なる分類(シリーズ)を区分けすることにより、効率的に画像データの検索及び読影を行うことが可能な医用画像管理装置を提供する。
【解決手段】 3Dビューア20の画像処理部23にて所定の画像処理を施すことにより、新たな画像データを生成し、表示部24に表示させる。画像取込部25は表示中の画像をキャプチャし(取り込み)、2次元画像データを生成する。2次元画像データは医用画像サーバ10に送信される。画像データ管理部13の判断部13aは画像処理の条件に基づいて、複数ある2次元画像データを同一の又は異なる分類(シリーズ)に区分けして検査に登録し、画像データ記憶部14に保存する。これにより、画像処理条件ごとに画像データが分類され、画像の読影、画像データの検索を効率的に行うことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、医用画像診断装置により収集された画像データを保存及び管理する医用画像管理装置であって、特に、画像処理条件(画像表示条件)に従って画像データを管理する医用画像管理装置に関する。
MRI装置やX線CT装置などの医用画像診断装置によって生成される画像データは、ネットワークを介して接続された医用画像保管通信システム(PACS)において集中管理されている。この医用画像保管通信システム(PACS)は、ネットワークを介して病院情報システム(HIS)や放射線部門情報システム(RIS)と接続されている。医師などは、HISやRISにおいて、ネットワークを介して接続されたPACSに保存されている画像データのなかから所望の画像データを読み出すことによって、過去の画像データと最新の画像データとの比較などを行い、診断の効率を図っている。
近年、複数の医用画像診断装置と、収集された画像を総合的に表示するための複数のビューア(医用画像観察装置)とがネットワークを介して接続されるPACS、HIS及びRISの普及が進んでいる。
このビューアには、2次元画像の読影が可能なビューア(以下、2Dビューアと称する場合がある)と、3次元画像の読影が可能なビューア(以下、3Dビューアと称する場合がある)とがある。各ビューアは、以下のような機能を有する。
2Dビューアは、医用画像診断装置により撮像された2次元の画像データを受信し、その2次元画像を表示することができる。また、2Dビューアがネットワークなどを介して医用画像サーバに接続され、端末装置として機能する場合は、医用画像サーバに蓄積されている2次元の画像データを取得し、その2次元画像を表示することができる。
一方、3Dビューアは、医用画像診断装置により撮像された画像データを受信し、その受信した画像データから3次元の実空間で表されるボリュームデータを生成して、様々な画像データを生成、表示することができる。例えば、X線CT装置や超音波診断装置などの医用画像診断装置にて2次元画像データ(断層像データ)が収集された場合に、その2次元画像データからボリュームデータを生成することができる。そして、そのボリュームデータに基づいて、ボリュームレンダリング処理、MPR処理、MIP処理などの画像処理を施し、表示用の3次元画像データ、MPR画像データ、MIP画像データなどを生成し、それらの画像を表示することができる。つまり、3Dビューアは、ボリュームデータに対して画像処理を行う機能を有している。
また、3Dビューアは、2Dビューアと同様に、端末装置としてネットワークなどを介して画像サーバに接続され、その医用画像サーバから画像データを受信して、画像処理を施し、画像を表示することもできる。
さらに、3Dビューアには、表示装置の画面上に表示されている2次元画像や3次元画像を2次元のイメージデータとしてキャプチャし(取り込み)、キャプチャした2次元の画像データ(以下、キャプチャ画像データと称する場合がある)を保存することができるものもある。このキャプチャは、例えば画像処理を施して新たに画像データが得られた場合に、診断に必要と思われる画像データを保存するために実行される。このキャプチャ画像データは2次元の画像データであるため、上記の2Dビューアによっても読影することができ、ネットワークを介して3Dビューアからキャプチャ画像データを取得し、2Dビューアでキャプチャ画像を読影することが行われている。
一方、医用画像診断装置により収集された複数の画像データは、患者ごとに分類され、患者ごとの分類は更に検査ごとに分類されている。検査は画像のシリーズから成り立っており、シリーズには複数の画像が含まれている。このような構造で複数の画像データを分類すると、患者を頂点とし、その患者にある検査が実施され、その検査は画像のシリーズからなり、シリーズは複数の画像を含むことになる。そして、従来においては、キャプチャにより生成されたキャプチャ画像データは、検査の新たなシリーズとして登録されて保存されていた。
例えば、図10(a)に示すように、3Dビューアの表示装置に表示されている初期状態の3次元画像90aを、3次元画像90d(終了状態における画像)まで回転させて表示させている場合に、その回転の各過程における画像データをキャプチャすると、図10(b)に示すように、各角度における2次元画像としてのキャプチャ画像91a〜91dが得られて、一連の2次元画像データ群91が得られる。従来においては、このように生成されたキャプチャ画像91a〜91dは、同一の分類(シリーズ)として区分けされ、キャプチャ結果のシリーズとして検査に新たに登録されていた。
また、画像データに対して任意の画像処理を施し、生成された画像データをキャプチャすると、新たに得られたキャプチャ画像データは、全て同じシリーズとして検査に登録され、保存されていた。例えば、MPR(Multi Planer Reconstruction)処理を行って、オブリーク画像データ(任意の断面における2次元画像データ)を生成した場合や、いわゆるクリッピング処理を行って3次元画像データの一部を表示させない処理を行った場合などであっても、全て同じシリーズとして検査に登録されて保存されていた。
図10を参照して説明すると、上記のように3次元画像を回転させたときにキャプチャを行って得られたキャプチャ画像91a〜91dと、その回転の他、クリッピング処理を行った場合にキャプチャを行って得られたキャプチャ画像とは、従来、同じシリーズとして検査に登録されて保存される。図10(c)において、一連の2次元画像データ群92は、クリッピング処理が施された3次元画像を回転させて表示させたときに、回転の各過程でキャプチャすることにより得られたキャプチャ画像92a〜92dからなる。このキャプチャ画像92a〜92dは、画像の一部分Aが切削されている。
従来においては、これら、一連の2次元画像データ群91と一連の2次元画像データ群92とは、異なる画像処理が施されているのにもかかわらず、全て同じシリーズとして検査に新たに登録され、保存されていた。2次元画像データ群91は、回転操作のみが行われている状態のキャプチャ画像データであるが、2次元画像データ群92は、その回転に加えて、クリッピング処理が施されている画像データである。このように、画像処理の内容(画像表示条件)が異なっても、同じシリーズとして検査に登録され、保存されていた。
これに対して、画像データに「装置名」及び「検査」の情報を含む画像構成情報を付帯させ、その「装置名」及び「検査」に従ってシリーズ分けを行う医用画像情報処理装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−337347号公報
ところが、3Dビューアにおける画像処理の内容(画像表示条件)が異なっても、全て同一のシリーズとして検査に登録し、保存していたため、キャプチャ画像を2Dビューアで読影する際には、読影し難いものとなっていた。つまり、画像処理条件(画像表示条件)が異なる画像データが1つのシリーズ内に混在しているため、医師などは、そのシリーズの中から目的の画像を検索する必要があり、大量の画像データが存在する場合は、検索時間が長くなり、効率的に読影、診断を行うことができなかった。
3Dビューアとしての機能を有する医用画像サーバと2Dビューアとがネットワークを介して接続されている場合であって、2Dビューアからの指示により医用画像サーバが2D画像データを生成する場合も、上記と同じ問題がある。つまり、医用画像サーバにより生成された2次元画像データを上記のように全て同一のシリーズとして検査に登録して保存すると、画像処理条件(画像表示条件)が異なる画像データが1つのシリーズ内に混在するため、2Dビューアで2次元画像を表示する際に、目的の画像を検索する時間が長くなり、効率的に読影、診断を行うことができなかった。
この発明は上記の問題点を解決するものであり、画像処理条件(画像表示条件)などの所定の条件に従って、キャプチャ画像を保存すべきシリーズを区分けすることにより、効率的に画像データの検索及び読影を行うことが可能な医用画像管理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、医用画像診断装置により収集された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理後の画像を表示手段に表示させる制御手段と、前記表示手段に表示中の画像を取り込み、2次元で表される2次元画像データを生成する画像取込手段と、前記2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて分類して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段と、を有することを特徴とする医用画像管理装置である。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像管理装置であって、前記画像データ管理手段は、前記2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて前記画像処理前の画像データと同じ分類又は異なる分類に分けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の医用画像管理装置であって、前記画像データ管理手段は、前記画像処理条件に基づいて分類されたことを示す情報を、前記2次元画像データに付帯させることを特徴とするものである。請求項4に記載の発明は、医用画像診断装置により収集され、識別符号が付与された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に基づいて、前記画像処理後の画像データの識別符号を決定し、前記画像処理後の画像データに前記決定した識別符号を付与して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段と、を有することを特徴とする医用画像管理装置である。請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の医用画像管理装置であって、前記画像データ管理手段は、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に関連する別の識別符号を、前記画像処理後の画像データに付与して記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5のいずれかに記載の医用画像管理装置であって、前記画像処理前の画像データには、前記識別符号の他、検査情報及び患者識別情報が付されており、前記画像データ管理手段は、前記識別符号を付与するとともに、前記画像処理後の画像データを前記検査情報又は前記患者識別情報と関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。請求項7に記載の発明は、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の医用画像管理装置であって、前記画像データ管理手段は、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に近い識別符号を、前記画像処理後の画像データに付与して記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。請求項8に記載の発明は、請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の医用画像管理装置であって、前記画像処理前の画像とともに、付与された識別信号に従って前記画像処理後の画像を表示手段に表示させ制御手段を更に有することを特徴とするものである。請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の医用画像管理装置であって、前記制御手段は、付与された識別符号に従って前記画像処理後の画像を前記画像処理前の画像の近い位置に割り当てて前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。請求項10に記載の発明は、請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の医用画像管理装置であって、前記画像処理手段により複数の画像データが生成された場合に、前記複数の画像データのうち、少なくとも最新の画像を表示手段に表示させる制御手段を更に有することを特徴とするものである。請求項11に記載の発明は、医用画像診断装置により収集された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理ステップと、前記画像処理後の画像を表示手段に表示させる表示ステップと、前記表示手段に表示中に画像を取り込み、2次元で表される2次元画像データを生成する画像取込ステップと、前記2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて分類して記憶手段に記憶させる画像データ記憶ステップと、を含むことを特徴とする医用画像管理方法である。請求項12に記載の発明は、医用画像診断装置により収集され、識別符号が付与された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理ステップと、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に基づいて、前記画像処理後の画像データの識別符号を決定し、前記画像処理後の画像データに前記決定した識別符号を付与して記憶手段に記憶させる画像データ記憶ステップと、を含むことを特徴とする医用画像管理方法である。請求項13に記載の発明は、医用画像診断装置から画像データを受けて保存及び管理を行う医用画像管理装置と、前記画像データを受けて少なくとも表示する医用画像観察装置とがネットワークを介して接続された医用画像管理システムであって、前記医用画像観察装置は、前記医用画像管理装置から前記画像データを受け、その画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理後の画像を表示手段に表示させる制御手段と、前記表示手段に表示中の画像を取り込み、2次元で表される2次元画像データを生成する画像取込手段とを備え、前記医用画像管理装置は、前記医用画像観察装置から前記取り込まれた2次元画像データを受けて、その2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて分類して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段を備えていることを特徴とする医用画像管理システムである。請求項14に記載の発明は、医用画像診断装置から識別符号が付与された画像データを受けて保存及び管理を行う医用画像管理装置と、前記画像データを受けて少なくとも表示する医用画像観察装置とがネットワークを介して接続された医用画像管理システムであって、前記医用画像観察装置は、前記医用画像管理装置から前記画像データを受け、その画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段を備え、前記医用画像管理装置は、前記医用画像観察装置から前記画像処理後の画像データを受けて、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に基づいて、前記画像処理後の画像データの識別符号を決定し、前記画像処理後の画像データに前記決定した識別符号を付与して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段を備えていることを特徴とする医用画像管理システムである。
この発明によると、表示装置に表示中の画像を取り込んで生成した2次元画像データを、異なる画像処理条件ごとに異なる分類(シリーズ)に分けて記憶することにより、同じ分類に異なる画像処理が施された画像データが含まれずに済むため、効率的に画像の検索及び読影を行うことが可能となる。
また、画像処理前の元の画像データの識別符号に基づいて、元の画像データの識別符号に関連する識別符号を画像処理後の画像データの識別符号として付与することにより、元の画像と新たに生成された画像との比較などを容易に行うことができ、更に、画像データの検索も効率的に行うことが可能となる。これにより、操作者の負担を軽減し、効率的に診断を行うことが可能となる。
この発明の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムについて、図1乃至図9を参照しつつ説明する。
[第1の実施の形態]
この発明の第1の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの構成について図1を参照しつつ説明する。図1は、この発明の第1の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示す医用画像管理システムは、ネットワークNを介して接続される医用画像サーバ10(医用画像管理装置)、3Dビューア20及び複数の2Dビューア30、40、50・・・を備えている。なお、3Dビューア20を複数備えていても良い。この医用画像管理システムは、特に、DICOM規格により、医用画像データ及びその付帯情報の通信を行なうものであり、病院などの医療施設内に設けられた院内LANなどを利用して構築されている。
医用画像サーバ10(医用画像管理装置)は、X線CT装置やMRI装置などの医用画像診断装置によって収集された画像データ(検査画像データ)をネットワークN経由で取得し、保存及び管理を行う。
制御部11はいわゆるCPUからなり、医用画像サーバ10を構成する各部の制御を行なう。通信部12は、ネットワークNを介して他の装置と通信を行ない、画像データなどを送信及び受信する。画像データ記憶部14はハードディスクなどからなり、医用画像診断装置などにより収集された画像データ(検査画像データ)や、検査画像データに対して画像処理を施すことにより生成された画像データを保存する。
画像データ管理部13は、判断部13a及び登録部13bを備えて構成され、画像データに対して画像処理が施された場合に、画像処理により新たに生成された画像データを、画像処理条件(画像表示条件)に基づいて異なる分類(シリーズ)に区分けし、分類ごとに検査に新たに登録し、画像データ記憶部14に保存する。
判断部13aは、画像処理により新たに生成された画像データに付帯される画像処理条件(画像表示条件)に基づいて、複数の画像データを同一の分類(シリーズ)として検査に登録すべきか、異なる分類(シリーズ)として検査に登録すべきかの判断を行い、画像データを登録すべき分類(シリーズ)を決定する。具体的には、判断部13aは、図示しない記憶部を備えている。この記憶部には、画像処理条件(画像表示条件)と、同一の又は異なる分類(シリーズ)として検査に登録すべきか否かの判断基準とが対応付けられたテーブルが記憶されている。このテーブルは予め作成されて記憶部に記憶されている。判断部13aは、3Dビューア20などにより画像処理が施されて新たに生成された画像データを受けて、その画像データに付帯している画像処理条件(画像表示条件)と、上記テーブルとを参照し、その画像データを登録すべき分類(シリーズ)を決定する。
登録部13bは、判断部13aの判断結果に基づいて画像データを区分けし、分類(シリーズ)ごとに画像データを検査に登録し、画像データ記憶部14に保存する。
3Dビューア20は、医用画像サーバ10などからネットワークN経由で送られた画像データ(検査画像データ)を表示部に表示する。また、医師などの操作者は、3Dビューア20によりボリュームレンダリング、MIP(Maximum Intensity Projection)処理、MINIP(Minimum Intensity Projection)処理及びMPR処理などの画像処理を行うことができる。また、MPR処理やMIP処理などにおいて、画像データの厚みを変えて処理を施したり、厚さ方向の平均の画像データを生成することもできる。
制御部21はいわゆるCPUからなり、3Dビューア20を構成する各部の制御を行なう。通信部22は、ネットワークNを介して他の装置と通信を行ない、画像データなどを送信及び受信する。画像処理部23は、医用画像サーバ10から送信された2次元画像データ(検査画像データ)からボリュームデータ(ボクセルデータ)を生成したり、そのボリュームデータに対してボリュームレンダリングやMPR処理などを施したりし、3次元画像データやオブリーク画像データなどを生成する。表示部24はCRTや液晶ディスプレイなどからなり、医用画像サーバ10から送信された検査画像や、画像処理部23により生成された画像を表示する。入力部26はマウスやキーボードなどからなり、画像処理部23における画像処理のため、医師などの操作者により画像処理条件(画像表示条件)などが入力される。
画像取込部25は、表示部24に表示されている画像を2次元のイメージデータとしてキャプチャし(取り込み)、キャプチャ画像データを生成するとともに、画像処理部23により行われた画像処理の条件(画像表示条件)を付帯情報として、取り込んだキャプチャ画像データに付与する。
2Dビューア30は、医師などの操作者によって入力された患者IDや診断部位などの患者情報などを、ネットワークNを介して医用画像サーバ10に送信し、医用画像サーバ10から送信される2次元の検査画像データを受信する。
制御部31はいわゆるCPUからなり、2Dビューア30を構成する各部の制御を行なう。通信部32は、ネットワークNを介して他の装置と通信を行ない、画像データなどを送信及び受信する。表示部33はCRTや液晶ディスプレイなどからなり、医用画像サーバ10から送信された2次元の検査画像を表示する。入力部34はマウスやキーボードなどからなり、医師などの操作者により画像取得の要求などが入力される。
(動作)
次に、上記の構成を有する第1の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。図2は、この発明の第1の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。図3は、画像処理条件(画像表示条件)ごとに分類(シリーズ)を分けて登録、保存する一例を示す図である。この第1の実施形態においては、3Dビューア20によりキャプチャ画像データを生成し、医用画像サーバ10にそのキャプチャ画像データを登録する場合について説明する。
まず、医師などの操作者が患者IDや診断部位などを示す情報を、3Dビューア20の入力部26により入力して画像データの要求を行うと、制御部21の制御により、通信部22はその画像データ要求を示す信号を医用画像サーバ10に送信する(ステップS01)。医用画像サーバ10が通信部12を介してその画像データ要求信号を受信すると、制御部11は画像データ記憶部14から、患者IDや診断部位などに対応する画像データ(検査画像データ)を読み込み、通信部12を介して3Dビューア20にその画像データ(検査画像データ)を送信する(ステップS02)。
3Dビューア20が通信部22を介して医用画像サーバ10から画像データを受信すると、制御部21はその画像を表示部24に表示させる。例えば、医用画像サーバ20から、X線CT装置などにより収集された2次元画像データ(断層像データ)を受信すると、2次元画像を表示部24に表示させる。
また、3Dビューア20が複数の2次元画像データを受信すると、画像処理部23はその2次元画像データに基づいて実空間で表されるボリュームデータ(ボクセルデータ)を生成する。そして、医師などの操作者が入力部26から画像処理条件(画像表示条件)を入力すると、画像処理部23はその画像処理条件(画像表示条件)に従って、ボリュームレンダリングやMPR処理などの画像処理を施す(ステップS03)。例えば、特定の視線方向が指定された場合に、画像処理部23は、その視線方向に沿ってボリュームレンダリングを施すことにより3次元画像データを生成したり、任意の断面を表すオブリーク画像データを生成したりする。このようにして生成された画像は制御部21により表示部24に表示される。
例えば、ステップS03において、操作者の指示を受けて、画像処理部23が視線方向を徐々に変えながら3次元画像データを生成し、3次元画像を回転させながら表示部24に表示させているときに、操作者が入力部26によりキャプチャ命令を指示すると、画像取込部25はその指示を受けて、表示部24に表示されている画像を2次元のイメージデータとしてキャプチャし(取り込み)、キャプチャ画像データを生成する(ステップS04)。このとき、所定の角度間隔でキャプチャ命令が与えられると、画像取込部25は、所定の角度ごとにキャプチャ画像データを生成する。さらに、画像取込部25は、キャプチャ画像データを生成するときに、画像処理部23により行われた画像処理条件(画像表示条件)をそのキャプチャ画像データに付帯情報として付与する。例えば、所定の軸を回転軸として3次元画像を回転させている場合は、その回転操作を示す情報(画像処理条件)が付帯情報としてキャプチャ画像データに付与される。そして、3Dビューア20は、キャプチャ画像データを医用画像サーバ10に送信する(ステップS05)。
また、操作者の指示を受けて、画像処理部23が視線方向を徐々に変えながら3次元画像データを生成し、更に、いわゆるクリッピング処理を施して、一部分を除去して3次元画像を回転させながら表示部24に表示させているときに、操作者が入力部26によりキャプチャ命令を指示すると、画像取込部25はその指示を受けて、表示部24に表示されている画像を2次元のイメージデータとしてキャプチャし(取り込み)、キャプチャ画像データを生成する(ステップS04)。このとき、所定の角度間隔でキャプチャ命令が与えられると、画像取込部25は、所定の角度ごとにキャプチャ画像データを生成する。また、画像取込部25は、キャプチャ画像データを生成するときに、画像処理部23により行われた画像処理条件(画像表示条件)をそのキャプチャ画像データに付帯情報として付与する。クリッピング処理と回転操作が行われた場合には、クリッピング処理と回転操作を示す情報(画像処理条件)が付帯情報としてキャプチャ画像データに付与される。そして、3Dビューア20は、キャプチャ画像データを医用画像サーバ10に送信する(ステップS05)。
医用画像サーバ10が通信部12を介してキャプチャ画像データを受信すると、そのキャプチャ画像データは制御部11を介して画像データ管理部13に出力される。画像データ管理部13の判断部13aは、制御部11からキャプチャ画像データを受けると、記憶部(図示しない)から、同一の又は異なる分類(シリーズ)として検査に登録すべきか否かの判断基準を示すテーブルを読み込み、そのテーブルと、キャプチャ画像データに付帯されている画像処理条件(画像表示条件)とを参照し、画像処理条件(画像表示条件)に基づいて登録すべき分類(シリーズ)を決定する(ステップS06)。
ここで、分類(シリーズ)分けの判断基準について説明する。例えば、新たにクリッピング処理が施された場合や、画像処理のパラメータ、例えば、WL(Window Level)、WW(Window Width)、Opacity(不透明度)、閾値、カラーなどが変更されて画像処理が施された場合や、異なる診断部位や異なる範囲の画像データが生成された場合や、画像を回転させて表示させている場合において、その回転軸を変えた場合や、所定の角度間隔でキャプチャを行っている場合に、その角度間隔を変えた場合や、表示部における表示倍率を変えた場合や、画像処理(MPR処理、MIP処理、MINIP処理など)の内容が変えられた場合や、画像処理(MPR処理、MIP処理、MINIP処理など)において画像データの厚みを変えた場合などは、処理条件を変える前と後で生成された画像データをそれぞれ異なる分類(シリーズ)として検査に登録するものとし、予め、上記の条件をテーブルとして記憶部(図示しない)に設定しておく。
例えば、新たにクリッピング処理が施された場合は、そのクリッピング処理が行われる前の画像データと、クリッピング後の画像データとを異なる分類(シリーズ)として検査に登録し、画像データ記憶部14に保存するように設定しておく。そして、判断部13aが実際に行われた画像処理の条件(画像表示条件)と、判断基準が定められたテーブルとを参照して異なる分類(シリーズ)として検査に登録すべきか否かの判断を行う。
そして、登録部13bは判断部13aによる判断結果を受けて、キャプチャ画像データを区分けし、シリーズごとにキャプチャ画像データを検査に登録し、画像データ記憶部14に保存する(ステップS07)。例えば、図3に示すように、所定の角度間隔で3次元画像を回転させ、その所定角度ごとにキャプチャを行って生成されたキャプチャ画像データ91a、91b、91c、91dは、同一の分類(シリーズ1)として検査に登録され、画像データ記憶部14に保存される。一方、その回転操作に加えて、クリッピング処理が施された場合にキャプチャされたキャプチャ画像データ92a、92b、92c、92dは、同一の分類(シリーズ2)として検査に登録され、画像データ記憶部14に保存される。従って、キャプチャ画像データ91a〜91dと、キャプチャ画像データ92a〜92dとは、異なる分類(シリーズ)に分けられて検査に登録され、画像データ記憶部14に保存されることになる。このように、画像処理条件(画像表示条件)に従ってキャプチャ画像データを区分けして検査に登録し、保存することにより、画像データが整理され、異なる画像処理が施された画像データが同一の分類(シリーズ)内に混在することがないため、画像を読影する際に画像データを検索する時間を削減することができ、効率的に診断を行うことが可能となる。
画像データ保管部13の登録部13bによりキャプチャ画像データが区分けされて保存(登録)されると、制御部11は、通信部12を介してその登録の成否を3Dビューア20に送信する(ステップS08)。
以上のように医用画像サーバ10に保存(登録)されたキャプチャ画像データは、医用画像診断装置により収集された検査画像データ(断層像データなど)と同様に2次元画像データであるため、2Dビューア30上で表示して読影することが可能となる。
医師などが2Dビューア30を用いて診断を行う場合に、2Dビューア30の入力部34により患者IDなどを入力して検査結果を要求すると、その要求を示す信号は2Dビューア30の通信部32を介して医用画像サーバ10に送信される(ステップS09)。
医用画像サーバ10は、2Dビューア30から送信された検査結果要求を受信すると、その検査に対応した検査画像データを2Dビューア30に送信する(ステップS10)。この検査画像データには、医用画像診断装置にて収集されて検査に登録された2次元画像データと、医用画像サーバ10においてその検査に新たに登録されたキャプチャ画像データとが含まれる。上述したように、画像処理条件(画像表示条件)が異なるキャプチャ画像データは、それぞれ別の分類(シリーズ)として検査に登録されている。
2Dビューア30は、医用画像サーバ10からキャプチャ画像データを含む検査画像データを受信すると、検査画像などを表示部33に表示させる(ステップS11)。キャプチャ画像データは、図3に示すように、画像処理条件(画像表示条件)ごとにそれぞれ異なる分類(シリーズ)に区分けされて検査に登録されているため、同じ分類(シリーズ)内に画像処理条件(画像表示条件)が異なるキャプチャ画像データが混在することがない。例えば、回転操作のみが施された場合にキャプチャされて生成されたキャプチャ画像データ91〜91dは、シリーズ1として検査に登録され、回転操作とクリッピング処理が施された場合にキャプチャされて生成されたキャプチャ画像データ92a〜92dは、シリーズ2として検査に登録されるため、同じシリーズ内に画像処理条件(画像表示条件)が異なるキャプチャ画像データが混在することがない。そのことにより、所望のキャプチャ画像を効率的に検索して表示部33に表示させることが可能となり、読影する上での医師などの負担を軽減することが可能となる。さらに、同じ画像処理条件(画像表示条件)で生成された画像同士の比較を容易に行うことが可能となるため、読影の際の医師などの負担を軽減することが可能となる。
また、画像処理条件(画像表示条件)に基づいてキャプチャ画像データを自動的に区分けした場合は、医用画像サーバ10の画像データ管理部13が、自動的に区分けしたことを示す情報をキャプチャ画像データに付帯情報として付与したり、キャプチャ画像を2Dビューア30などの表示部33で表示するときに、そのキャプチャ画像にマークを重畳させて表示させたりしても良い。このように付帯情報を付与したり、マークを重畳させて表示させたりすることにより、医師などの操作者がその付帯情報やマークを認知することで、自動的に区分けされたキャプチャ画像データか否かの判断が容易になり、画像データの検索、読影を効率的に行うことが可能となる。
[第2の実施の形態]
この発明の第2の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの構成について図4を参照しつつ説明する。図4は、この発明の第2の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの概略構成を示すブロック図である。上記第1の実施形態では、3Dビューア20が画像処理を行い、キャプチャ画像データを生成していたが、この第2の実施形態では、医用画像サーバに3Dビューアの機能を持たせて、医用画像サーバがキャプチャ画像データを生成する。
図4に示す医用画像管理システムは、ネットワークNを介して接続される医用画像サーバ60(医用画像管理装置)、及び複数の2Dビューア30、40、50・・・を備えて構成されている。
第1の実施形態と同様に、医用画像サーバ60(医用画像診断装置)は、X線CT装置やMRI装置などの医用画像診断装置によって収集された画像データ(検査画像データ)をネットワークN経由で取得し、保存及び管理を行う。さらに、医師などの操作者は医用画像サーバ60によりボリュームレンダリング、MIP処理及びMPR処理などの画像処理を行うことができる。
制御部11、通信部12、画像データ管理部13及び画像データ記憶部14は、第1の実施形態における医用画像サーバ10と同じ機能を有する。また、画像処理部15は、第1の実施形態における画像処理部23と同様に、医用画像診断装置により収集された2次元画像データからボリュームデータ(ボクセルデータ)を生成したり、そのボリュームデータに対してボリュームレンダリングやMPR処理などを施したりし、3次元画像データやオブリーク画像データなどを生成する。画像取込部17は、第1の実施形態における画像取込部25と同様に、表示部16に表示されている画像を2次元のイメージデータとしてキャプチャする(取り込む)とともに、画像処理部15により行われた画像処理の条件(画像表示条件)を、付帯情報として取り込んだキャプチャ画像データに付与する。また、表示部16はCRTや液晶ディスプレイなどからなり、画像を表示する。入力部18はマウスやキーボードなどからなり、画像処理条件(画像表示条件)などが入力される。
2Dビューア40は上述した2Dビューア30と同じ機能を有し、医用画像サーバ10から2次元画像データを受信して、表示部43に画像を表示させる。
(動作)
次に、上記の構成を有する第2の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作について、図4及び図5を参照しつつ説明する。図5は、この発明の第2の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。この第2の実施形態においては、医用画像サーバ60によりキャプチャ画像データを生成し、医用画像サーバ60にそのキャプチャ画像データを登録する場合について説明する。
まず、医師などの操作者が患者IDや診断部位などを示す情報とともに、画像処理条件(画像表示条件)を、2Dビューア30の入力部34により入力して画像データの要求を行うと、制御部31の制御により、通信部32がその画像データ要求を示す信号を医用画像サーバ60に送信する(ステップS21)。
医用画像サーバ60が2Dビューア30から画像データ要求の信号を受信すると、画像処理部15は画像処理条件(画像表示条件)に従って画像処理を行い、画像データを生成する(ステップS22)。例えば、画像処理部15は、画像処理条件(画像表示条件)に従って複数の2次元画像データに基づいてボリュームデータ(ボクセルデータ)を生成し、更に、ボリュームレンダリングやMPR処理などを施すことにより、3次元画像データやオブリーク画像データなどを生成する。このように生成された3次元画像やオブリーク画像などを表示部16に表示させても良い。
そして、画像取込部17は、上記のように生成された3次元画像データやオブリーク画像データなどから2次元のイメージデータとしたキャプチャ画像データを生成する(ステップS23)。また、3次元画像などを表示部16に表示させている場合は、画像取込部17は表示部16に表示されている画像を2次元のイメージデータとしてキャプチャし(取り込み)、2次元のキャプチャ画像データを生成する。また、画像取込部17は、キャプチャ画像データを生成するときに、画像処理部15により行われた画像処理条件(画像表示条件)をそのキャプチャ画像データに付帯情報として付与する。例えば、クリッピング処理が行われた場合には、クリッピング処理を示す情報(画像処理条件)が付帯情報としてキャプチャ画像データに付与される。
医用画像サーバ60は、生成したキャプチャ画像データを2Dビューア30に送信する(ステップS24)。2Dビューア30は、医用画像サーバ60から送信されたキャプチャ画像データを受信すると、表示部33にキャプチャ画像を表示させる(ステップS25)。医師などの操作者は表示部33に表示されたキャプチャ画像を読影し、診断などを行う。ここで、操作者が、表示部33に表示されているキャプチャ画像を保存する必要があると判断した場合、操作者は入力部34によりキャプチャ画像データの保存要求を入力する。保存要求が入力されると、2Dビューア30はその保存要求を医用画像サーバ60に送信する(ステップS26)。
医用画像サーバ60が2Dビューア30から送信された保存要求を受信すると、画像データ管理部13は、画像処理部15にて生成されたキャプチャ画像データを画像処理条件(画像表示条件)ごとに異なる分類(シリーズ)に分けて検査に登録し、画像データ記憶部14に保存する。第1の実施形態と同様に、画像データ管理部13の判断部13aは、画像処理部15からキャプチャ画像データを受けると、記憶部(図示しない)から、同一の又は異なる分類(シリーズ)として検査に登録すべきか否かの判断基準を示すテーブルを読み込み、そのテーブルと、キャプチャ画像データに付帯している画像処理条件(画像表示条件)とを参照し、画像処理条件(画像表示条件)に従って登録すべき分類(シリーズ)を決定する(ステップS27)。
そして、登録部13bは判断部13aによる判断結果を受けて、キャプチャ画像データを区分けし、異なる分類(シリーズ)ごとにキャプチャ画像データを検査に登録し、画像データ記憶部14に保存する(ステップS28)。例えば、所定の角度間隔で3次元画像を回転させ、その所定角度ごとにキャプチャを行って生成されたキャプチャ画像データは、同一の分類(シリーズ)として検査に登録される。一方、その回転操作に加えて、クリッピング処理が施された場合は、別の分類(シリーズ)として検査に登録される。このように、画像処理条件(画像表示条件)に従ってキャプチャ画像データを区分けして検査に登録し、保存することにより、画像データが整理されて、異なる画像処理が施された画像データが同一の分類(シリーズ)内に混在することがないため、画像を読影する際に画像データを検索する時間を削減することができ、効率的に診断を行うことが可能となる。
画像データ保管部13の登録部13bによりキャプチャ画像データが区分けされて保存(登録)されると、制御部11は、通信部12を介してその登録の成否を2Dビューア30に送信する(ステップS29)。
以上のように医用画像サーバ60に保存(登録)されたキャプチャ画像データは、医用画像診断装置により収集された検査画像データ(断層像データなど)と同様に2次元画像データであるため、別の2Dビューア40、50上で表示して読影することが可能となる。
医師などが他の2Dビューア40を用いて診断を行う場合に、2Dビューア40の入力部44により患者IDなどを入力して検査結果を要求すると、その要求を示す信号は2Dビューア30の通信部42を介して医用画像サーバ60に送信される(ステップS30)。
医用画像サーバ60は、2Dビューア40から送信された検査結果要求を受信すると、その検査に対応した検査画像データを2Dビューア40に送信する(ステップS31)。この検査画像データには、医用画像診断装置にて収集されて検査に登録された2次元画像データと、医用画像サーバ60においてその検査に新たに登録されたキャプチャ画像データとが含まれる。上述したように、画像処理条件(画像表示条件)が異なるキャプチャ画像データは、それぞれ別の分類(シリーズ)として検査に登録される。
2Dビューア40は、医用画像サーバ60からキャプチャ画像データを含む検査画像データを受信すると、検査画像などを表示部43に表示させる(ステップS32)。キャプチャ画像データは、第1の実施形態における図3に示すように、画像処理条件(画像表示条件)ごとにそれぞれ異なる分類(シリーズ1、2)に区分けされて検査に登録されているため、同じシリーズ内に画像処理条件(画像表示条件)が異なるキャプチャ画像データが混在することがない。そのことにより、所望のキャプチャ画像を効率的に検索して表示部43に表示させることが可能となり、読影する上での医師などの負担を軽減することが可能となる。また、同じ画像処理条件(画像表示条件)で生成された画像同士の比較を容易に行うことが可能となるため、読影の際の医師などの負担を軽減することが可能となる。
また、第1の実施形態と同様に、キャプチャ画像データを自動的に区分けしたことを示す情報を付帯情報としてキャプチャ画像データに付与したり、キャプチャ画像を表示部で表示させるときに、マークを重畳させて表示させたりしても良い。
[第3の実施の形態]
この発明の第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの構成について図6を参照しつつ説明する。図6は、この発明の第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの概略構成を示すブロック図である。上記第1及び第2の実施形態では、画像処理条件(画像表示条件)に基づいてキャプチャ画像データを区分けする例について説明した。この第3の実施形態においては、ある画像を基に画像処理条件(画像表示条件)が指定されて新たな画像データが生成された場合に、そのある画像(以下、元の画像と称する場合がある)に付与されている識別符号に基づいて、新たに生成された画像データに付与する識別符号を決定する場合について説明する。
図6に示す医用画像管理システムは、ネットワークNを介して接続される医用画像サーバ70(医用画像管理装置)、及び複数の2Dビューア30、40、50・・・を備えて構成されている。この第3の実施形態に係る医用画像管理システムは、第2の実施形態に係る医用画像管理システムと同様の構成を有しているが、医用画像サーバ60の代わりに医用画像サーバ70が備えられている。さらに詳しく説明すると、画像データ管理部13の代わりに画像データ管理部19が備えられている。
画像データ管理部19は、判断部19a及び発番部19bを備えて構成され、画像処理部15において画像処理が施されて新たな画像データが生成された場合に、その画像処理の条件(画像表示条件)を指定するために用いられた元の画像データに付与されている識別符号に基づいて、新たに生成された画像データに識別符号を付与する。この識別符号は、例えば、DICOM規格にて規定されている「UID」、「シリーズ番号」又は「画像番号」などが用いられ、具体的には数字とピリオドなどにて構成されている。
判断部19aは、画像処理により新たに生成された画像データと、その画像処理の条件(画像表示条件)を指定するための元の画像データに付与されている識別符号(UID)とを受け、その識別符号(UID)に基づいて、新たに生成された画像データに付与すべき識別符号(UID)を決定する。新たに生成された画像データに付与される識別符号(UID)は、元の画像データの識別符号(UID)と関連した識別符号であり、元の画像データの識別符号(UID)に属する識別符号となる。例えば、判断部19aは、新たに生成された画像が、2Dビューア30の表示部33の画面上で元の画像の近くに割り当てられて表示されるように、元の画像データの識別符号(UID)に近い識別符号(UID)を決定する。発番部19bは、判断部19aの判断結果に基づき、決定された識別符号(UID)を新たに生成された画像データに付与する。
(動作)
次に、上記の構成を有する第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作について、図6乃至図9を参照しつつ説明する。図7は、この発明の第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、2Dビューア30は、X線CT装置などにより収集された断層像データなどの2次元画像データを医用画像サーバ70から受信し、表示部33にその断層像(2次元画像)などを表示させる(ステップS41)。図8に、表示部33に表示された2次元画像を示す。例えば、X線CT装置により収集された断層像71(アキシャル像)を表示部33に表示させる。
そして、医師などの操作者は、表示部33に表示されている断層像71(以下、元の画像71と称する)を読影しながら、入力部34により画像処理条件を入力する(ステップS42)。例えば、MPR処理を行って目的のオブリーク画像データを生成し、そのオブリーク画像を表示部33に表示させる場合は、図8に示すように、元の画像71に対して、所望の角度を持った線71aによりオブリーク画像データを生成すべき断面を指定する。また、回転角度などの数値を入力部34により入力してオブリーク画像データを生成すべき断面を指定しても良い。
このように、元の画像71に基づいてオブリーク画像データを生成すべき断面が指定されると、その断面を表す情報(画像処理条件)が2Dビューア30から医用画像サーバ70に送信される(ステップS43)。医用画像サーバ70の画像処理部15はその画像処理条件を受けると、複数の2次元画像データから生成したボリュームデータに対してMPR処理を施し、指定された断面を表すオブリーク画像データを生成する(ステップS44)。このオブリーク画像データは画像処理部15から画像データ管理部19に出力される。さらに、画像処理部15から、元の画像データ71に付与されている識別符号(UID)を画像データ管理部19に出力する。
画像データ管理部19の判断部19aは、画像処理により新たに生成されたオブリーク画像データと、画像処理を行う前の元の画像データ71に付与されている識別符号(UID)とを受け、その識別符号(UID)に基づいて、新たに生成されたオブリーク画像データに付与する識別符号(UID)を決定する。このとき、判断部19aは、元の画像データ71に付与されている識別符号(UID)に関連する識別符号(UID)を、新たに生成された画像データの識別符号(UID)とする。例えば、新たに生成されたオブリーク画像が、2Dビューア30の表示部33の画面に表示される際に、その画面上で元の画像71の近くに割り当てられて表示されるように、元の画像データ71の識別符号(UID)に近い識別符号(UID)を新たに生成されたオブリーク画像データの識別符号(UID)とする。具体的には、画像処理を行う前の元の画像データ71の識別符号が「UID1」であった場合、判断部19aはその識別符号「UID1」に基づいて、新たに生成された画像データに付与すべき識別符号(UID)を決定する。この場合、元の画像71の近くの位置に割り当てられて表示されるように、新たに生成されたオブリーク画像データに付与する識別符号を「UID2」と決定する。そして、発番部19bは、判断部19aの決定を受けて、新たに生成されたオブリーク画像データに識別符号「UID2」を付与する(ステップS45)。このように識別符号(UID)が付与されたオブリーク画像データは、画像データ記憶部14に保存される(ステップS46)。
そして、医用画像サーバ70は、新たに生成したオブリーク画像データを2Dビューア30に送信する(ステップS47)。2Dビューア30は、医用画像サーバ70から送信されたオブリーク画像データを受けると、表示部33にそのオブリーク画像を表示させる(ステップS48)。図8に、表示部33に表示された画像を示す。表示部33には、元の画像である断層像71と、新たに生成されたオブリーク画像72とが表示される。新たに生成されたオブリーク画像72には識別符号「UID2」が付与されているため、表示部33の画面上において、識別符号「UID1」が付与されている元の断層像71に近い位置に割り当てられて表示されることになる。
以上のように、元の画像データに付与された識別符号に基づき、元の画像データの識別符号に関連する識別符号を新たに生成された画像データの識別符号として付与することにより、表示部に表示させる際に、読影しやすい位置に新たに生成された画像を表示させることが可能となる。例えば、表示部の画面上で、元の画像に近い位置に新たに生成された画像を割り当てて表示させることができるため、両画像の比較などが容易になる。このように、読影しやすいように画像を表示させることができるため、効率的に読影、診断を行うことが可能となる。
また、番号が近い識別符号が付与されるため、画像データを検索する際においても、元の画像データに基づいて新たに生成された画像データを容易に検索することができ、これによっても効率的に読影、診断を行うことが可能となる。
従来においては、医用画像サーバの管理体系により、新たに生成された画像データには、元の画像データの識別符号と関係がない識別符号が付与されていたため、表示部にて表示する際に、画面上で元の画像と離れた位置に割り当てられて表示されていたため、効率的に読影を行うことができなかった。また、画像データを検索する際においても、元の画像データと関係がない識別符号が付与されているため、元の画像データに基づいて新たに生成された画像データを検索することもできなかった。このように、従来のシステムにおいては、効率的に読影、診断を行うことができなかった。これに対して、この発明の第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムによると、元の画像データの識別符号に属する識別符号を新たに生成された画像データに付して保存するため、効率的に読影、診断を行うことができ、また、画像データの検索も容易になる。
また、複数回、MPR処理を行って、複数のオブリーク画像を2Dビューア30の表示部33に表示させても良い。この処理について図9を参照しつつ説明する。まず、上述したように元の画像71に対して断面を指定することより、図9(a)に示すように、第1のオブリーク画像72を表示部33に表示させる。医師などの操作者は、その第1のオブリーク画像72を読影し、新たにオブリーク画像を生成するための断面を、所望の角度を持った線72aにより指定する。このように断面が指定されると、その断面を示す情報(画像処理条件)が2Dビューア30から医用画像サーバ70に送信され、医用画像サーバ70の画像処理部15はその画像処理条件を受けると、ボリュームデータに対してMPR処理を施し、指定された断面を表す第2のオブリーク画像データ73を生成する。この第2のオブリーク画像データ73は画像処理部15から画像データ管理部19に出力される。さらに、画像処理部15から、画像処理を行う前の元の画像データ72(第1のオブリーグ画像データ)に付与された識別符号(UID)を画像データ管理部19に出力する。
上述したように、画像データ管理部19の判断部19aは、元の画像データに付与された識別符号(UID)に基づいて、その識別符号(UID)に関連する識別符号(UID)を新たに生成されたオブリーク画像データの識別符号(UID)とする。図9(a)に示す例においては、元の画像データ72(第1のオブリーク画像データ)には識別符号として「UID2」が付与されているため、判断部19aはその識別符号「UID2」に基づいて、新たに生成された第2のオブリーク画像データ73に付与すべき識別符号(UID)を決定する。この場合、表示部33の画面上で、元の画像(第1のオブリーク画像72)の近くの位置に割り当てられて表示されるように、判断部19aは、識別符号「UID2」に関連する識別符号を「UID3」とし、新たに生成された第2のオブリーク画像データ73に付与する識別符号を「UID3」と決定する。そして、発番部19bは、判断部19aの決定を受けて、新たに生成された第2のオブリーク画像データ73に識別符号「UID3」を付与する。このように、識別符号が付与された第2のオブリーク画像データ73は画像データ記憶部14に保存される。
そして、医用画像サーバ70は、新たに生成した第2のオブリーク画像データ73を2Dビューア30に送信する。2Dビューア30は、医用画像サーバ70から送信されたオブリーク画像データを受けると、表示部33にその第2のオブリーク画像73を表示させる。図9(a)に示すように、表示部33には、元の画像である断層像71と、その断層像71に対して断面を指定して生成された第1のオブリーク画像72と、新たに生成された第2のオブリーク画像73とが表示される。新たに生成された第2のオブリーク画像73には識別符号「UID3」が付与されているため、表示部33の画面上で、識別符号「UID2」が付与されている第1のオブリーク画像72に近い位置に割り当てられて表示されることになる。
さら、MPR処理を何度も繰り返して複数のオブリーク画像データを生成する場合は、2Dビューア30の表示部33で表示させるオブリーク画像の数を制限することもできる。医用画像サーバ70により複数のオブリーク画像データが生成されて2Dビューア30に送信されても、2Dビューア30の制御部31が、表示部33に出力するオブリーク画像データの数を制限する。これにより、表示部33には設定された数のオブリーク画像が表示されることになる。
例えば、図9(a)に示す第2のオブリーク画像73に対して断面を指定した場合は、上述した処理内容と同様に、医用画像サーバ70がその断面におけるオブリーク画像データを生成し、2Dビューア30に新たに生成された第3のオブリーク画像データ74を送信する。この第3のオブリーク画像データ74は、第2のオブリーク画像73に対して断面を指定することにより生成された画像データであるため、識別符号「UID3」に関連する識別符号「UID4」が第3のオブリーク画像データ74に付与される。
2Dビューア30には医用画像サーバ70から、元の断層像データ71、その断層像71に対して断面を指定することにより生成された第1のオブリーク画像データ72、その第1のオブリーク画像72に対して断面を指定することにより生成された第2のオブリーク画像データ73、及び、その第2のオブリーク画像73に対して断面を指定することにより生成された第3のオブリーク画像データ74が送信されたことになる。このように2Dビューア30には計3枚のオブリーク画像データが送信されるが、例えば、表示部33に表示されるオブリーク画像の数を「2つ」と設定した場合、制御部31は、最新のオブリーク画像データから数えて2つのオブリーク画像データを、元の断層像データ71とともに表示部33に出力する。
具体的には、制御部31は、最も新しい第3のオブリーク画像データ74と、1つ前に生成された第2のオブリーク画像データ73と、元の断層像データ71とを表示部33に出力し、それらの画像を表示させる。これにより、図9(b)に示すように、元の断層像71と、第2のオブリーグ画像73と、第3のオブリーク画像74とが表示部33に表示されることになる。
また、複数のオブリーク画像データがある場合は、それらを同時に表示部33に表示させるだけでなく、制御部31の制御により、識別符号(UID)に従って順次、1画像ずつオブリーク画像を表示部33に表示させても良い。例えば、制御部31は、識別符号「UID2」が付された第1のオブリーク画像72を1番目に表示部33に表示させ、次に、第1のオブリーク画像72を更新して、識別符号「UID3」が付された第2のオブリーク画像73を2番目に表示部33に表示させ、順次、画像を更新して1画像ずつ表示させても良い。
さらに、新たに生成されたオブリーク画像データに、元の画像データを縮小して重畳させた画像データを生成し、表示部に表示させても良い。例えば、制御部31により、第1のオブリーグ画像72内に、元の画像71を縮小して重畳して表示部33に表示させる。これにより、1つの画像内に目的のオブリーク画像と、元の画像とが重畳されて表示されるため、その重畳画像を読影することで、効率的に診断を行うことが可能となる。
この第3の実施形態においてはMPR処理が施される場合について説明したが、この発明においては画像処理の内容は限定されず、他の画像処理が施される場合であっても良い。例えば、MIP処理、MINIP処理、ボリュームレンダリング処理、回転操作など、他の画像処理が施される場合であっても、画像処理前の画像データの識別符号(UID)に基づいて、その識別符号(UID)に関連する識別符号(UID)が決定され、画像処理後の画像データに付与される。
また、医用画像サーバ70にて識別符号(UID)を新たに生成された画像データに付与する際に、新たに生成された画像データを、元の画像データに付帯している付帯情報(検査条件、患者ID、又は診断部位など)と関連付けて保存しても良い。例えば、ある検査における画像データに対して画像処理が施されて、新たに画像データが生成された場合、その新たに生成された画像データに画像処理前の画像データの付帯情報(検査条件、患者IDなど)を付与しても良い。具体的には、画像データ管理部19は、新たに生成された画像データに元の画像データの付帯情報(検査条件や患者IDなど)を関連付けて画像データ記憶部14に保存する。例えば、新たに生成された画像データにその付帯情報を付したり、検査条件や患者IDと関連があることを示すフラグを付したりしても良い。このように、新たに生成された画像データと付帯情報とを関連付けることにより、新たに生成された画像データの検索や読影などを効率的に行うことが可能となる。
この発明の第1の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの概略構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 画像処理条件(画像表示条件)ごとにシリーズを分けて保存する一例を示す図である。 この発明の第2の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの概略構成を示すブロック図である。 この発明の第2の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 この発明の第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの概略構成を示すブロック図である。 この発明の第3の実施形態に係る医用画像管理装置及び医用画像管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 新たに生成された画像データに付与する識別番号(UID)の一例を示す図である。 複数の画像データに付与する識別番号(UID)の一例を示す図である。 従来技術に係る画像データ保存の例であり、一連の2次元画像データが同一のシリーズとして保存される例を示す図である。
符号の説明
10、60、70 医用画像サーバ(医用画像管理装置)
11、21、31、41 制御部
12、22、32、42 通信部
13、19 画像データ管理部
13a、19a 判断部
13b 登録部
14 画像データ記憶部
15、23 画像処理部
16、24、33、43 表示部
17、25 画像取込部
18、26、34、44 入力部
19b 発番部
20 3Dビューア
30、40、50 2Dビューア

Claims (14)

  1. 医用画像診断装置により収集された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段と、
    前記画像処理後の画像を表示手段に表示させる制御手段と、
    前記表示手段に表示中の画像を取り込み、2次元で表される2次元画像データを生成する画像取込手段と、
    前記2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて分類して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段と、
    を有することを特徴とする医用画像管理装置。
  2. 前記画像データ管理手段は、前記2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて前記画像処理前の画像データと同じ分類又は異なる分類に分けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  3. 前記画像データ管理手段は、前記画像処理条件に基づいて分類されたことを示す情報を、前記2次元画像データに付帯させることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の医用画像管理装置。
  4. 医用画像診断装置により収集され、識別符号が付与された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段と、
    前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に基づいて、前記画像処理後の画像データの識別符号を決定し、前記画像処理後の画像データに前記決定した識別符号を付与して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段と、
    を有することを特徴とする医用画像管理装置。
  5. 前記画像データ管理手段は、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に関連する別の識別符号を、前記画像処理後の画像データに付与して記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の医用画像管理装置。
  6. 前記画像処理前の画像データには、前記識別符号の他、検査情報及び患者識別情報が付されており、
    前記画像データ管理手段は、前記識別符号を付与するとともに、前記画像処理後の画像データを前記検査情報又は前記患者識別情報と関連付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載の医用画像管理装置。
  7. 前記画像データ管理手段は、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に近い識別符号を、前記画像処理後の画像データに付与して記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の医用画像管理装置。
  8. 前記画像処理前の画像とともに、付与された識別信号に従って前記画像処理後の画像を表示手段に表示させ制御手段を更に有することを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の医用画像管理装置。
  9. 前記制御手段は、付与された識別符号に従って前記画像処理後の画像を前記画像処理前の画像の近い位置に割り当てて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項8に記載の医用画像管理装置。
  10. 前記画像処理手段により複数の画像データが生成された場合に、前記複数の画像データのうち、少なくとも最新の画像を表示手段に表示させる制御手段を更に有することを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の医用画像管理装置。
  11. 医用画像診断装置により収集された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理ステップと、
    前記画像処理後の画像を表示手段に表示させる表示ステップと、
    前記表示手段に表示中に画像を取り込み、2次元で表される2次元画像データを生成する画像取込ステップと、
    前記2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて分類して記憶手段に記憶させる画像データ記憶ステップと、
    を含むことを特徴とする医用画像管理方法。
  12. 医用画像診断装置により収集され、識別符号が付与された画像データを読み出し、前記画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理ステップと、
    前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に基づいて、前記画像処理後の画像データの識別符号を決定し、前記画像処理後の画像データに前記決定した識別符号を付与して記憶手段に記憶させる画像データ記憶ステップと、
    を含むことを特徴とする医用画像管理方法。
  13. 医用画像診断装置から画像データを受けて保存及び管理を行う医用画像管理装置と、前記画像データを受けて少なくとも表示する医用画像観察装置とがネットワークを介して接続された医用画像管理システムであって、
    前記医用画像観察装置は、
    前記医用画像管理装置から前記画像データを受け、その画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理後の画像を表示手段に表示させる制御手段と、前記表示手段に表示中の画像を取り込み、2次元で表される2次元画像データを生成する画像取込手段とを備え、
    前記医用画像管理装置は、
    前記医用画像観察装置から前記取り込まれた2次元画像データを受けて、その2次元画像データを前記画像処理条件に基づいて分類して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段を備えていることを特徴とする医用画像管理システム。
  14. 医用画像診断装置から識別符号が付与された画像データを受けて保存及び管理を行う医用画像管理装置と、前記画像データを受けて少なくとも表示する医用画像観察装置とがネットワークを介して接続された医用画像管理システムであって、
    前記医用画像観察装置は、
    前記医用画像管理装置から前記画像データを受け、その画像データに対して、操作者により与えられる画像処理条件に従って画像処理を施す画像処理手段を備え、
    前記医用画像管理装置は、
    前記医用画像観察装置から前記画像処理後の画像データを受けて、前記画像処理前の画像データに付与された識別符号に基づいて、前記画像処理後の画像データの識別符号を決定し、前記画像処理後の画像データに前記決定した識別符号を付与して記憶手段に記憶させる画像データ管理手段を備えていることを特徴とする医用画像管理システム。
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