JP2006279831A - 無線接続設定システム、無線端末、および接続データ出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線接続設定がされていない無線端末に無線接続設定を行う無線接続設定システムにおいて、容易に無線接続設定をすることができ、かつ、ネットワークへの不正な接続を防止できるようにする。
【解決手段】 以上のように詳述した無線接続設定システム1aにおいて、無線複合機3aは、無線接続設定出力処理において、外部から無線接続データの要求を受けると、RAM14aに記憶された無線接続データを暗号化した暗号化データを生成し、この暗号化された暗号化データを、メモリカード装着部24aまたは画像形成部25aを用いて、記録媒体に出力する。また、無線複合機3bは、無線接続設定入力処理において、メモリカード装着部24bまたは画像読取部26bにより取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の無線接続データを生成し、RAM14bに記憶させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 以上のように詳述した無線接続設定システム1aにおいて、無線複合機3aは、無線接続設定出力処理において、外部から無線接続データの要求を受けると、RAM14aに記憶された無線接続データを暗号化した暗号化データを生成し、この暗号化された暗号化データを、メモリカード装着部24aまたは画像形成部25aを用いて、記録媒体に出力する。また、無線複合機3bは、無線接続設定入力処理において、メモリカード装着部24bまたは画像読取部26bにより取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の無線接続データを生成し、RAM14bに記憶させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線接続設定がされていない無線端末に無線接続設定を行う無線接続設定システム、およびこのシステムを構成する無線端末並びに接続データ出力装置に関する。
従来より、この種のシステムにおいては、特定のネットワークに対する無線接続設定を行う際に、無線接続設定を記載した用紙を予め準備しておき、無線接続設定をしたい無線端末で、この用紙をスキャンし、この用紙に記載されている内容を文字認識(OCR)して、この認識結果に基づいて無線接続設定を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−298500号公報
しかしながら、上記システムにおいては、無線接続設定が記載された用紙を取得しさえすれば、この用紙に記載された内容に基づいて、誰でも容易にこのネットワークに対する無線接続設定ができてしまうので、このネットワークへ侵入され易くなってしまうという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、無線接続設定がされていない無線端末に無線接続設定を行う無線接続設定システムにおいて、容易に無線接続設定をすることができ、かつ、ネットワークへの不正な接続を防止できるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の無線接続設定システムは、無線端末を特定のネットワークに無線接続するための接続データを記憶する出力側接続データ記憶手段と、外部から接続データの要求を受けると、前記出力側接続データ記憶手段に記憶された接続データを暗号化した暗号化データを生成する暗号化手段と、前記暗号化手段により暗号化された暗号化データを記録媒体に出力する出力手段と、を備えた接続データ出力装置と、無線アクセスポイントまたは他の無線端末を通信対象として、この通信対象と無線でデータ通信を行うことで特定のネットワークへの無線接続を実行可能な第1無線通信手段と、前記第1無線通信手段を特定のネットワークに無線接続するための接続データを記憶する入力側接続データ記憶手段と、前記入力側接続データ記憶手段に記憶された接続データに基づいて、前記第1無線通信手段を制御することにより、前記通信対象との無線接続を確立する第1接続制御手段と、前記出力手段により暗号化データが出力された記録媒体から、前記暗号化データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データを生成し、前記入力側接続データ記憶手段に記憶させる復号化手段と、を備えた無線端末と、を具備したことを特徴としている。
従って、このような無線接続設定システムによれば、暗号化された接続データを接続データ出力装置から無線端末に入力するので、この暗号化された接続データが漏洩したとしても、この特定のネットワークに無線接続されないようにすることができる。
なお、本発明でいう記録媒体としては、例えば、用紙(被記録媒体)、接触式メモリカード、非接触式メモリカード(ICカード)等を適用することができる。
また、請求項1に記載の無線接続設定システムにおいては、請求項2に記載のように、暗号化手段は、接続データを数値化し、この数値化したデータに予め設定された条件で乱数を混ぜ、この乱数を混ぜたデータを暗号化することにより暗号化データを生成し、復号化手段は、暗号化データを復号化し、暗号化手段により混ぜられた乱数を同様の条件で取り除き、暗号化前の接続データを生成することが望ましい。
また、請求項1に記載の無線接続設定システムにおいては、請求項2に記載のように、暗号化手段は、接続データを数値化し、この数値化したデータに予め設定された条件で乱数を混ぜ、この乱数を混ぜたデータを暗号化することにより暗号化データを生成し、復号化手段は、暗号化データを復号化し、暗号化手段により混ぜられた乱数を同様の条件で取り除き、暗号化前の接続データを生成することが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、乱数を混ぜることにより暗号化データを複雑にすることができるので、暗号化データをより解読され難くすることができる。
さらに、請求項1または請求項2に記載の無線接続設定システムにおいては、請求項3に記載のように、暗号化手段は、暗号化データを画像化した画像データを生成し、復号化手段は、暗号化手段により生成された画像データを暗号化データに復元し、この暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データを生成することが望ましい。
さらに、請求項1または請求項2に記載の無線接続設定システムにおいては、請求項3に記載のように、暗号化手段は、暗号化データを画像化した画像データを生成し、復号化手段は、暗号化手段により生成された画像データを暗号化データに復元し、この暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データを生成することが望ましい。
特に、暗号化手段は、請求項4に記載のように、画像データとして、2次元バーコードを生成するよう構成してもよい。
このような無線接続設定システムによれば、暗号化データをより解読され難くすることができる。
このような無線接続設定システムによれば、暗号化データをより解読され難くすることができる。
また、請求項3または請求項4に記載の無線接続設定システムにおいて、暗号化手段は、請求項5に記載のように、画像データに可逆の画像変換を加えた新たな画像データを生成することが望ましい。
特に、暗号化手段は、請求項6に記載のように、画像データを分割し、この分割した画像データの少なくとも1つに対して、復元可能な画像変換を加えた新たな画像データを生成するよう構成してもよい。
このような無線接続設定システムによれば、暗号化をより複雑にすることができるので、暗号化データを解読され難くすることができる。特に、請求項4に記載の発明に本発明(請求項5または請求項6)を適用した場合においては、市販のバーコードリーダを用いても、この画像データ(2次元バーコード)に記載されている内容を読み取れないようにすることができる。
加えて、請求項3〜請求項6の何れかに記載の無線接続設定システムの具体的な構成としては、例えば、請求項7に記載のように構成してもよいし、請求項8のように構成してもよい。
即ち、請求項7に記載の無線接続設定システムにおいては、接続データ出力装置は、入力された画像データに基づく画像を被記録媒体に形成する画像形成手段を備え、無線端末は、被記録媒体に形成された画像を読み取り画像データに変換する画像読取手段を備え、出力手段は、画像形成手段を用いて、暗号化手段により生成された画像データを画像として被記録媒体に書き込み、取得手段は、画像読取手段を用いて、画像形成手段により書き込まれた画像を読み取り、この読み取った画像を画像データに変換し、画像データを読み取るよう構成されている。
また、請求項8に記載の無線接続設定システムにおいては、接続データ出力装置および無線端末は、共通規格の外部メモリを相互に脱着可能なメモリ装着部を備え、出力手段は、接続データ出力装置のメモリ装着部に装着された外部メモリに接続データを含む画像データを記録し、取得手段は、出力手段による画像データが記録され、無線端末のメモリ装着部に装着された外部メモリから接続データを含む画像データを入力するよう構成されている。
このような無線接続設定システムによれば、接続データ出力装置と無線端末とをケーブル等で接続するなどの手間を掛けることなく、容易かつ確実に無線接続設定を行うことができる。
また、請求項1〜請求項8の何れかに記載の無線接続設定システムにおいて、接続データ出力装置は、請求項9に記載のように、特定のネットワークを管理するための管理者用パスワードを記憶するパスワード記憶手段と、使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための第1受付部と、第1受付部を介して入力された管理者用パスワード、およびパスワード記憶手段に記憶された管理者用パスワードを照合し、各管理者用パスワードが一致しなかった場合に出力手段に暗号化データを出力させないようにする第1禁止手段と、を備えていることが望ましい。
従って、このような無線接続設定システムによれば、管理者用パスワードを知るもの以外が不正にネットワークに接続することを禁止することができる。
なお、本発明において、第1禁止手段は、暗号化手段による処理を禁止してもよいし、出力手段による処理を禁止してもよい。どちらの場合であっても、出力手段に暗号化データを出力させないようにすることができる。
なお、本発明において、第1禁止手段は、暗号化手段による処理を禁止してもよいし、出力手段による処理を禁止してもよい。どちらの場合であっても、出力手段に暗号化データを出力させないようにすることができる。
さらに、請求項1〜請求項9の何れかに記載の無線接続設定システムにおいては、請求項10に記載のように、接続データ出力装置は、使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための第2受付部を備え、無線端末は、使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための第3受付部と、第2受付部により受け付けられた管理者用パスワード、および第3受付部を介して入力された管理者用パスワードを照合し、各管理者用パスワードが一致しなかった場合に前記第1接続制御手段に前記通信対象との無線接続を確立させないようにする第2禁止手段と、を備えていることが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、接続データ出力装置側、および無線端末側にて入力された管理者用パスワードが一致しない場合には、無線接続を確立させないようにすることができるので、接続データが記録された記録媒体を権限を持たない者に入手された場合であっても、その者により無線接続が確立されてしまうことを防止することができる。
加えて、請求項10に記載の無線接続設定システムにおいては、請求項11に記載のように、暗号化手段は、出力側接続データ記憶手段に記憶された接続データと、第2受付部を介して入力された管理者用パスワードとを、暗号化した暗号化データを生成し、出力手段は、暗号化手段により暗号化された暗号化データを記録媒体に出力し、取得手段は出力手段により暗号化データおよび管理者用パスワードが出力された記録媒体から、暗号化データおよび管理者用パスワードを取得し、復号化手段は、取得手段により取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データおよび管理者用パスワードを生成し、第2禁止手段は、複合化手段により生成された管理者用パスワード、および第3受付部を介して入力された管理者用パスワードを照合することが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、管理者パスワードについても暗号化するので、よりセキュリティ性を向上させることができる。
また、請求項1〜請求項11の何れかに記載の無線接続設定システムにおいては、請求項12に記載のように、接続データ出力装置および無線端末は、無線接続設定をする無線端末の機種に応じて設定された秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段を備え、暗号化手段は、接続データ出力装置の秘密鍵記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて暗号化データを生成し、復号化手段は、無線端末の秘密鍵記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復号化を行うことが望ましい。
また、請求項1〜請求項11の何れかに記載の無線接続設定システムにおいては、請求項12に記載のように、接続データ出力装置および無線端末は、無線接続設定をする無線端末の機種に応じて設定された秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段を備え、暗号化手段は、接続データ出力装置の秘密鍵記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて暗号化データを生成し、復号化手段は、無線端末の秘密鍵記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復号化を行うことが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、秘密鍵が一致しない場合には、データの復号化を正常に行うことができないので、不正な無線接続を防止することができる。
また、秘密鍵の種類は、機種毎に設定されているので、同じ機種の無線接続設定を容易に行うことができる。また、無線接続設定を違う機種に設定することによる不具合を未然に防止することができる。
また、秘密鍵の種類は、機種毎に設定されているので、同じ機種の無線接続設定を容易に行うことができる。また、無線接続設定を違う機種に設定することによる不具合を未然に防止することができる。
さらに、請求項12に記載の無線接続設定システムにおいては、請求項13に記載のように、接続データ出力装置の秘密鍵記憶手段は、複数の機種に対応して設定された複数種類の秘密鍵を記憶しており、接続データ出力装置は、秘密鍵記憶手段に記憶された複数種類の秘密鍵から無線接続設定をする無線端末の機種に対応した秘密鍵を外部指令に基づいて選択する選択手段を備え、暗号化手段は、選択手段により選択された秘密鍵を用いて暗号化データを生成することが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、機種毎に秘密鍵が設定されている場合であっても、機種毎に接続データ出力装置を用意することなく、複数の機種における無線接続設定に対応することができる。
具体的には、例えば、接続データ出力装置をパーソナルコンピュータ等の端末装置にて構成する場合に、この無線端末が実行するプログラム(アプリケーション)に複数種類の秘密鍵を登録しておけば、この無線端末は、複数種類の無線端末の機種に応じて、これらの無線端末を特定のネットワークに接続するための接続データを出力することができる。
また、請求項1〜請求項13の何れかに記載の無線接続設定システムにおいて、接続データ出力装置に文字入力が可能な入力装置が備えられている場合には、請求項14に記載のように、出力手段は、入力装置を介して入力された接続データを記録媒体に出力することが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、入力装置から接続データを入力することができるので、取得手段を使用せずに接続データを入力したい場合にも、接続データを入力することができる。このため、無線ネットワークに参加させるための設定を最初の装置に入力する際に役に立つ。また、接続データの一部分だけを変更したいときに役に立つ。
なお、入力装置としては、複数の文字から所望の文字を選択するための操作部が備えられたものであれば何でもよいが、多くの文字の中から入力する文字を選択する必要がある場合や、多くの文字を入力する必要がある場合には、入力時間を短縮するために、入力装置としては、多数のボタンが備えられたキーボードを採用することが好ましい。
さらに、請求項1〜請求項14の何れかに記載の無線接続設定システムにおいて、接続データ出力装置は、請求項15に記載のように、無線アクセスポイント、無線端末、または他の無線端末を通信対象として、この通信対象と無線でデータ通信を行うことで特定のネットワークへの無線接続を実行可能な第2無線通信手段と、予め設定された無線接続に関する接続データに基づいて、第2無線通信手段を制御することにより、通信対象との無線接続を確立する第2接続制御手段と、接続データの要求を受けると、第2接続制御手段により無線接続を確立する際に利用した接続データを読み出し、出力側接続データ記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備えていることが望ましい。
このような無線接続設定システムによれば、既に無線接続設定がされている接続データ出力装置の設定を、そのまま無線端末に設定することができるので、極めて容易に無線端末に無線接続設定を行うことができる。
次に、請求項16に記載の無線端末は、請求項1〜請求項15の何れかに記載の無線接続設定システムを構成する無線端末であることを特徴としている。
また、請求項17に記載の接続データ出力装置は、請求項1〜請求項15の何れかに記載の無線接続設定システムを構成するデータ出力装置であることを特徴としている。
また、請求項17に記載の接続データ出力装置は、請求項1〜請求項15の何れかに記載の無線接続設定システムを構成するデータ出力装置であることを特徴としている。
このような無線端末やデータ出力装置によれば、上記の無線接続設定システムを構成するものであるため、請求項1〜請求項15の何れかに記載の効果が得られる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、実施例1における無線接続設定システム1aを示すブロック図である。
図1に示すように、実施例1における無線接続設定システム1aは、既に無線接続設定がされている無線複合機3a(本発明でいう接続データ出力装置)と、未だ無線接続設定がされていない無線複合機3b(本発明でいう無線端末)と、有線のLAN(ローカルエリアネットワーク)7に接続された無線アクセスポイント8と、LAN7に接続された設定用パーソナルコンピュータ(設定用PC)6とを有する構成とされている。
図1に示すように、実施例1における無線接続設定システム1aは、既に無線接続設定がされている無線複合機3a(本発明でいう接続データ出力装置)と、未だ無線接続設定がされていない無線複合機3b(本発明でいう無線端末)と、有線のLAN(ローカルエリアネットワーク)7に接続された無線アクセスポイント8と、LAN7に接続された設定用パーソナルコンピュータ(設定用PC)6とを有する構成とされている。
既に無線接続設定がされている無線複合機3aは、制御部11a(本発明でいう第2接続制御手段)と、表示部22aと、ローカル接続部23aと、メモリカード装着部24a(本発明でいう出力手段およびメモリ装着部)と、画像形成部25a(本発明でいう出力手段および画像形成手段)と、画像読取部26aと、無線通信部27a(本発明でいう第2無線通信手段)とを備えている。
制御部11aは、CPU12a、ROM13a、RAM14a(本発明でいう出力側接続データ記憶手段、パスワード記憶手段、および秘密鍵記憶手段)を有する公知のマイクロコンピュータとして構成されており、ROM13aに予め格納されたプログラムや、操作部21a(本発明でいう第1受付部および第2受付部)、ローカル接続部23a、無線通信部27aから入力される指令等に基づいて、この制御部11aに接続された各部を制御する。
操作部21aは、例えば、十字キーと決定キーとからなり、使用者によりこれらのキーが操作されると、操作されたキーに応じた信号を制御部11aに送信する。
表示部22aは、例えば、LCD(液晶カラーディスプレイ)として構成されており、制御部11aからの指令を受けて、この無線複合機3aの動作状態等を表示させる。
表示部22aは、例えば、LCD(液晶カラーディスプレイ)として構成されており、制御部11aからの指令を受けて、この無線複合機3aの動作状態等を表示させる。
ローカル接続部23aは、例えば、設定用PC6等の端末装置を接続するためのインターフェイスとして構成されており、このローカル接続部23aに端末装置が接続されている場合には、無線複合機3aは、このローカル接続部23aを介して外部と通信を行うことができる。なお、本実施例においては、ローカル接続部23aには何も接続されていないものとして説明する。
メモリカード装着部24aは、任意のデータを記憶可能なメモリカードを装着するための設けられており、制御部11aは、このメモリカード装着部24aを介して、装着されたメモリカードに記録された内容の読み書きを行う。
画像形成部25aは、制御部11aから送信された画像形成指令に基づいて、例えば用紙等の被記録媒体に画像を形成する。
画像読取部26aは、この制御部11aからの指令に基づいて、画像読取部26aにセットされた被記録媒体の記録内容を読み取る。このように画像読取部26aにて読み取られた画像は、制御部11aにて画像データに変換される。
画像読取部26aは、この制御部11aからの指令に基づいて、画像読取部26aにセットされた被記録媒体の記録内容を読み取る。このように画像読取部26aにて読み取られた画像は、制御部11aにて画像データに変換される。
無線通信部27aは、制御部11aのRAM14a内に記憶された無線接続設定に基づいて、無線アクセスポイント8や他の無線複合機との通信を行う。
なお、RAM14aには、上記の無線接続設定の他に、管理者用パスワードや、機種毎に設定された秘密鍵等のデータが記憶されている。
なお、RAM14aには、上記の無線接続設定の他に、管理者用パスワードや、機種毎に設定された秘密鍵等のデータが記憶されている。
次に、設定用PC6は、設定用PC6を外部操作するためのキーボード6a(本発明でいう第1受付部および第2受付部)と、無線複合機3aのメモリカード装着部24aにて読み書き可能な同じ規格のメモリカードを読み書きするためのメモリカード装着部6bとを備えている。
設定用PC6は、このメモリカード装着部6bに装着可能なメモリカードを介して、無線複合機3a,3bに対して相互にデータを送受信することができるよう構成されている。
次に、未だ無線接続設定がされていない無線複合機3bは、先に述べた無線複合機3aと同様の構成にされている。つまり、各無線複合機3a,3bは、同一の機種であって、RAM14a,14bに記憶された無線接続設定のみが異なる。
次に未だ無線接続設定がされていない無線複合機3bに無線接続設定を行い、無線アクセスポイント8および無線複合機3aとの間で通信可能にするための処理について、図2、図3(a)、および図4を用いて説明する。
図2は無線複合機3aの制御部11aが実行する無線接続設定出力処理を示すフローチャート、図3(a)は無線複合機3aから出力された画像の一例を示す説明図、図4は無線複合機3bの制御部11b(本発明でいう第1接続制御手段)が実行する無線接続設定入力処理を示すフローチャートである。
これら処理は、既に無線接続設定がされている無線複合機3aの無線接続設定を画像データとして出力し(図2)、出力された画像データを未だ無線接続設定がされていない無線複合機3bにて読み取ることにより、この無線複合機3bに無線複合機3aと同様の設定を行うものである。
なお、図2に示す無線接続設定出力処理において、S120〜S130の処理は、本発明でいう第1禁止手段に相当し、S140〜S190の処理は、本発明でいう暗号化手段に相当する。
また、図4に示すS350〜S400の処理は、本発明でいう復号化手段に相当し、S430およびS460の処理は、本発明でいう第2禁止手段に相当する。
ここで、図2に示す無線接続設定出力処理は、まず、S110にて、管理者パスワードの入力を求める画像を表示部22aに表示させる。この処理は、この無線複合機3aがこの処理を行う権限を有する者により操作されているか否かを確認するために実行する処理である。
ここで、図2に示す無線接続設定出力処理は、まず、S110にて、管理者パスワードの入力を求める画像を表示部22aに表示させる。この処理は、この無線複合機3aがこの処理を行う権限を有する者により操作されているか否かを確認するために実行する処理である。
そして、S120にて、操作部21aを介して入力された管理者パスワードと、RAM14aに予め記憶されている管理者パスワードとが一致するか否かを判定する。
S120にて、各管理者パスワードが一致しない場合には、S130に移行し、入力された管理者パスワードが誤りである旨を表すエラーメッセージを表示部22aに表示させ、無線接続設定出力処理を終了する。つまり、この処理においては、無線接続データの出力を禁止する。
S120にて、各管理者パスワードが一致しない場合には、S130に移行し、入力された管理者パスワードが誤りである旨を表すエラーメッセージを表示部22aに表示させ、無線接続設定出力処理を終了する。つまり、この処理においては、無線接続データの出力を禁止する。
一方、S120にて、各管理者パスワードが一致した場合には、S140に移行する。
S140では、無線接続データの数値化を行う。即ち、S140では、例えば、管理者用パスワード、接続方式、接続チャンネル、WEP KEY等のデータを1〜256バイトの数値データに変換する。
S140では、無線接続データの数値化を行う。即ち、S140では、例えば、管理者用パスワード、接続方式、接続チャンネル、WEP KEY等のデータを1〜256バイトの数値データに変換する。
なお、ここでは、管理者パスワードも数値化しているが、この管理者パスワードは、後述する無線接続設定入力処理において、管理者以外の者が無線接続設定を実行することができないようにするために使用されるものである。
次に、S150に移行し、数値化したデータに乱数を混ぜる処理を行う。この処理は、数値化したデータに乱数を挟み、常に同じ値にならないようにする。そして、乱数は一定の規則に基づいて挿入し、後で容易に外せるようにする。具体的には、例えば、制御部11aにおいて乱数を発生させ、まず、この乱数をデータの先頭に挿入する。そして、この乱数が奇数なら元データを2バイト挟んだ後に、新たに発生させた乱数を1バイト入れ、偶数なら元データを1バイト挟んだ後に新たに発生させた乱数を1バイト入れる。以下、この処理を繰り返す。
そして、S160に移行し、複合機の機種固有の秘密鍵を使い暗号化する。ここで、この暗号化は、例えば、IDEA(International Data Encryption Algorithm)により128ビットの秘密鍵を使った公知の演算を行うことによって行う。
次に、S170では、乱数を挿入したデータをマトリックス方式の2次元バーコード画像データ(画像イメージデータ)に変換する。
そして、S180に移行し、画像データを16分割する処理を行う。具体的には、画像の情報を縦4、横4の同じサイズのエリアに分割する処理を行う。
そして、S180に移行し、画像データを16分割する処理を行う。具体的には、画像の情報を縦4、横4の同じサイズのエリアに分割する処理を行う。
次いで、S190に移行し、この分割した画像データを、1つおきに入れ替える操作を縦横に行なうことによって画像を組み替える処理を行う。
この処理は、例えばQRコード(登録商標)のようなマトリックス方式の2次元バーコードとして画像データを生成した場合、それに対応したバーコードリーダを使用すれば、この2次元バーコードが読み取られてしまう危険があるため、簡単に入手可能なバーコードリーダでは読み取れないように、独自の規則に従ったスクランブルをかけるのである。
この処理は、例えばQRコード(登録商標)のようなマトリックス方式の2次元バーコードとして画像データを生成した場合、それに対応したバーコードリーダを使用すれば、この2次元バーコードが読み取られてしまう危険があるため、簡単に入手可能なバーコードリーダでは読み取れないように、独自の規則に従ったスクランブルをかけるのである。
この処理によってQRコード(登録商標)のリーダでは、2次元バーコードを読み取れなくすることができる。
ここで、S190の処理を終えると、図3(a)に示すような2次元バーコード(画像データ)が生成されることになる。
ここで、S190の処理を終えると、図3(a)に示すような2次元バーコード(画像データ)が生成されることになる。
次いで、S200にて、この画像データの出力方法として、「印刷」、「外部メモリ」の何れが選択されているかを判定する。「印刷」が選択されていれば、S210に移行し、「外部メモリ」が選択されていれば、S230に移行する。
なお、この処理において、「印刷」または「外部メモリ」を選択する操作は、予め使用者により入力されていてもよいし、S200の処理を実行する際に、使用者により操作部21aを操作させて選択させてもよい。
S210では、画像データを印刷用データに展開する処理を行い、S220に移行する。
そして、S220では、画像形成部25aを駆動して、印刷用データを用紙に印刷する処理を行い、無線接続設定出力処理を終了する。
そして、S220では、画像形成部25aを駆動して、印刷用データを用紙に印刷する処理を行い、無線接続設定出力処理を終了する。
一方、S230では、画像データを外部メモリにて格納可能な形式のファイルにデータ変換を行う。ここでは、画像データをビットマップイメージとしてファイル化する。
そして、S240にて、特定の名前を付けて外部メモリに出力し、無線接続設定出力処理を終了する。
そして、S240にて、特定の名前を付けて外部メモリに出力し、無線接続設定出力処理を終了する。
次に、無線複合機3bにて、上記に説明した無線接続設定出力処理にて出力された画像データを読み取り、無線複合機3bにおける無線接続設定をする処理について、図4を用いて説明する。
この処理は、画像読取部26b(本発明でいう取得手段および画像読取手段)に符号化した画像を印刷した用紙をセットし、操作部21b(本発明でいう第3受付部)を介して無線設定の指示が出されたとき、或いは符号化した画像ファイルの保存されたメモリカードがメモリカード装着部24b(本発明でいう取得手段およびメモリ装着部)に装着されたときに開始される。なお、メモリカードの場合は、操作部21bを介して指示を受けるまで処理を開始しないように設定されていてもよい。
この処理は、図4に示すように、まず、S310にて、入力ソース(入力される画像データが記録された媒体)は用紙であるかファイル(外部メモリ)であるかを判定する。入力ソースが用紙である場合にはS320に移行し、入力ソースがファイルである場合にはS340に移行する。
S320では、画像読取部26bを用いて、無線接続設定が印刷された用紙をスキャンする。そして、S330にて、用紙のうち2次元バーコードが記録された領域のみを切り出す処理を行い、S350に移行する。
また、S340では、メモリカード装着部24bに装着された外部メモリから、2次元バーコードの画像データを読み込み、S350に移行する
S350では、S180と同様の方法にて画像を16分割する処理を行い、S360に移行する。
S350では、S180と同様の方法にて画像を16分割する処理を行い、S360に移行する。
そして、S360では、S170にて行った処理を逆に辿る(即ち、分割した画像を1つおきに入れ替える処理を行う)ことにより、2次元バーコードとして読取可能な画像データに変換する。
次いで、S370に移行し、この2次元バーコードとしての画像データを数値化する。
そして、S380に移行し、数値化されたデータを、秘密鍵を用いて解読する。ここで、この秘密鍵は、機種によって決定されるものであるので、画像データを出力した装置(ここでは無線複合機3a)が、この装置(無線複合機3b)と同じ機種であれば、同じ秘密鍵を用いて複合化を行うこととなる。
そして、S380に移行し、数値化されたデータを、秘密鍵を用いて解読する。ここで、この秘密鍵は、機種によって決定されるものであるので、画像データを出力した装置(ここでは無線複合機3a)が、この装置(無線複合機3b)と同じ機種であれば、同じ秘密鍵を用いて複合化を行うこととなる。
次いで、S390に移行し、数値化されたデータに挟み込まれた乱数を取り除く処理を行う。本実施例では、このデータの初めの1バイトを削除し、削除した値が奇数なら、初2バイト先のデータを1バイト消す。また、削除したデータが偶数なら、1バイト先のデータを1バイト削除する。そして削除したデータの奇偶に従い同様の操作を繰り返し、余計な値を排除する。この処理により生成されたデータは、無線設定データを数値化しただけのものとなる。
このため、S400にて、数値化された無線設定データを元の無線設定データに戻す処理を行うことにより、無線複合機3bにて認識可能な無線接続データとしている。
ここで、画像データを印刷した用紙が汚れていたり、暗号化に使用する秘密鍵と複合化に使用する秘密鍵とが共通でない場合など、暗号化および複合化に何らかの問題がある場合には、複合化された無線接続データの値域が外れてしまったり、無効な設定が読み出されてしまったりすることになる。
ここで、画像データを印刷した用紙が汚れていたり、暗号化に使用する秘密鍵と複合化に使用する秘密鍵とが共通でない場合など、暗号化および複合化に何らかの問題がある場合には、複合化された無線接続データの値域が外れてしまったり、無効な設定が読み出されてしまったりすることになる。
このため、S410にて、無線接続データの各設定値の値域が有効な範囲内であるか否かを判定する。各設定値の値域が有効な範囲内であればS430に移行し、設定値の一部に無効な値域のものがあればS420に移行する。
S420では、設定値は無効なものとして、エラーメッセージを表示部22bに表示させ、無線接続設定入力処理を終了する。
一方、S430では、管理者用パスワードを要求する。ここで要求する管理者用パスワードはS110にて入力され、画像データに組み込まれていたパスワードである。即ち、符号化を行なったデバイスの管理者以外の者が、自分の使っている機器等に勝手に無線設定を行えないようにするためにこの処理を行っている。
一方、S430では、管理者用パスワードを要求する。ここで要求する管理者用パスワードはS110にて入力され、画像データに組み込まれていたパスワードである。即ち、符号化を行なったデバイスの管理者以外の者が、自分の使っている機器等に勝手に無線設定を行えないようにするためにこの処理を行っている。
管理者用パスワードが、例えば、操作部21aを介して入力されると、S440に移行し、入力された管理者用パスワードが、符号化されていた管理者用パスワードと一致しているか否かを判定する。これらのパスワードが一致していれば、S450に移行し、複合化した設定値をRAM14b(本発明でいう入力側接続データ記憶手段および秘密鍵記憶手段)に記憶し、この記憶内容に基づいて、自機(無線複合機3b)に無線接続設定を行い、無線接続設定入力処理を終了する。
また、S440にて、各管理者用パスワードが一致しなければ、S460に移行し、パスワードエラーメッセージを表示して、無線接続設定入力処理を終了する。即ち、S460の処理では、無線接続設定を禁止している。
以上のように詳述した無線接続設定システム1aにおいて、無線複合機3aは、無線端末を特定のネットワークに無線接続するための無線接続データを記憶するRAM14aと、メモリカード装着部24aと、画像形成部25aと、を備えている。
また、無線複合機3bは、無線アクセスポイント8または他の無線端末を通信対象として、この通信対象と無線でデータ通信を行うことで特定のネットワークへの無線接続を実行可能な無線通信部27b(本発明でいう第1無線通信手段)と、無線通信部27bを特定のネットワークに無線接続するための無線接続データを記憶するRAM14bと、RAM14bに記憶された無線接続データに基づいて、無線通信部27bを制御することにより、通信対象との無線接続を確立する制御部11bと、メモリカード装着部24aおよび画像形成部25aにより暗号化データが出力された記録媒体から、暗号化データを取得するメモリカード装着部24bおよび画像読取部26bと、を備えている。
そして、無線複合機3aは、無線接続設定出力処理において、外部から無線接続データの要求を受けると、RAM14aに記憶された無線接続データを暗号化した暗号化データを生成し、この暗号化された暗号化データを、メモリカード装着部24aまたは画像形成部25aを用いて、記録媒体に出力する。
また、無線複合機3bは、無線接続設定入力処理において、メモリカード装着部24bまたは画像読取部26bにより取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の無線接続データを生成し、RAM14bに記憶させる。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、暗号化された無線接続データを無線複合機3aから無線複合機3bに入力するので、この暗号化された無線接続データが漏洩したとしても、この特定のネットワークに無線接続されないようにすることができる。
また、このような無線接続設定システム1aによれば、1台だけ無線ネットワークに繋がる設定ができれば、符号化した無線設定を使って残りの複合機を簡単に無線ネットワークに繋ぐことができる。つまり、無線に繋がっている無線端末がオフィス内に既にあるならば、他の無線端末を追加導入する際に、殆ど手間が必要なくなるのである。
また、本実施例の無線接続設定システム1aにおいては、無線接続設定出力処理にて、無線接続データを数値化し、この数値化したデータに予め設定された条件で乱数を混ぜ、この乱数を混ぜたデータを暗号化することにより暗号化データを生成している。また、無線接続設定入力処理にて、暗号化データを復号化し、無線接続設定出力処理により混ぜられた乱数を同様の条件で取り除き、暗号化前の無線接続データを生成している。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、乱数を混ぜることにより暗号化データを複雑にすることができるので、暗号化データをより解読され難くすることができる。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1aにおいては、無線接続設定出力処理にて、暗号化データを画像化した2次元バーコード(画像データ)を生成し、無線接続設定入力処理にて、無線接続設定出力処理により生成された画像データを暗号化データに復元し、この暗号化データを復号化することにより、暗号化前の無線接続データを生成している。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、暗号化データをより解読され難くすることができる。
また、本実施例の無線接続設定システム1aにおいて、無線接続設定出力処理は、画像データに可逆の画像変換を加えた新たな画像データを生成している。具体的には、画像データを分割し、この分割した画像データの少なくとも1つに対して、復元可能な画像変換を加えた新たな画像データを生成している。
また、本実施例の無線接続設定システム1aにおいて、無線接続設定出力処理は、画像データに可逆の画像変換を加えた新たな画像データを生成している。具体的には、画像データを分割し、この分割した画像データの少なくとも1つに対して、復元可能な画像変換を加えた新たな画像データを生成している。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、暗号化をより複雑にすることができるので、暗号化データを解読され難くすることができる。
また、市販のバーコードリーダを用いても、この2次元バーコードに記載されている内容を読み取れないようにすることができる。
また、市販のバーコードリーダを用いても、この2次元バーコードに記載されている内容を読み取れないようにすることができる。
加えて、本実施例の無線接続設定システム1aにおいては、無線複合機3aは、入力された画像データに基づく画像を被記録媒体に形成する画像形成部25aを備え、無線複合機3bは、被記録媒体に形成された画像を読み取り画像データに変換する画像読取部26bを備えている。そして、メモリカード装着部24aおよび画像形成部25aは、画像形成部25aを用いて、無線接続設定出力処理により生成された画像データを画像として被記録媒体に書き込み、メモリカード装着部24bおよび画像読取部26bは、画像読取部26bを用いて、画像形成部25aにより書き込まれた画像を読み取り、この読み取った画像を画像データに変換し、画像データを読み取るよう構成されている。
また、本実施例の無線接続設定システム1aにおいては、上記の構成に加えて、無線複合機3aおよび無線複合機3bは、共通規格の外部メモリを相互に脱着可能なメモリ装着部を備えている。そして、メモリカード装着部24aおよび画像形成部25aは、無線複合機3aのメモリ装着部に装着された外部メモリに無線接続データを含む画像データを記録する。さらに、メモリカード装着部24bおよび画像読取部26bは、メモリカード装着部24aおよび画像形成部25aによる画像データが記録され、無線複合機3bのメモリ装着部に装着された外部メモリから無線接続データを含む画像データを入力するよう構成されている。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、無線複合機3aと無線複合機3bとをケーブル等で接続するなどの手間を掛けることなく、容易かつ確実に無線接続設定を行うことができる。
また、本実施例の無線接続設定システム1aにおいて、無線複合機3aは、特定のネットワークを管理するための管理者用パスワードを記憶するRAM14aと、使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための操作部21aと、を備えている。そして、無線複合機3aは、無線接続設定出力処理にて、操作部21aを介して入力された管理者用パスワード、およびRAM14aに記憶された管理者用パスワードを照合し、各管理者用パスワードが一致しなかった場合にメモリカード装着部24aおよび画像形成部25aに暗号化データを出力させないようにする。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、管理者用パスワードを知るもの以外が不正にネットワークに接続することを禁止することができる。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1aにおいては、無線接続設定出力処理にてRAM14aに記憶された無線接続データと、操作部21aを介して入力された管理者用パスワードとを、暗号化した暗号化データを生成し、記録媒体に出力する。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1aにおいては、無線接続設定出力処理にてRAM14aに記憶された無線接続データと、操作部21aを介して入力された管理者用パスワードとを、暗号化した暗号化データを生成し、記録媒体に出力する。
そして、無線複合機3bは、使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための操作部21bを備えており、無線接続設定入力処理において、メモリカード装着部24bおよび画像読取部26bにより取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の無線接続データおよび管理者用パスワードを生成し、生成された管理者用パスワード、および操作部21bを介して入力された管理者用パスワードを照合し、各管理者用パスワードが一致しなかった場合に制御部11bに通信対象との無線接続を確立させないようにする。
従って、このような無線接続設定システム1aによれば、無線複合機3a側、および無線複合機3b側にて入力された管理者用パスワードが一致しない場合には、無線接続を確立させないようにすることができるので、無線接続データが記録された記録媒体を権限を持たない者に入手された場合であっても、その者により無線接続が確立されてしまうことを防止することができる。
また、管理者パスワードについても暗号化するので、よりセキュリティ性を向上させることができる。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1bにおいては、無線複合機3aおよび無線複合機3bは、無線接続設定をする無線複合機3bの機種に応じて設定された秘密鍵を記憶するRAM14a,14bを備えている。そして、無線複合機3aは、無線接続設定出力処理にて、無線複合機3aのRAM14aに記憶された秘密鍵を用いて暗号化データを生成し、無線複合機3bは、無線接続設定入力処理にて、無線複合機3bのRAM14bに記憶された秘密鍵を用いて復号化を行う。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1bにおいては、無線複合機3aおよび無線複合機3bは、無線接続設定をする無線複合機3bの機種に応じて設定された秘密鍵を記憶するRAM14a,14bを備えている。そして、無線複合機3aは、無線接続設定出力処理にて、無線複合機3aのRAM14aに記憶された秘密鍵を用いて暗号化データを生成し、無線複合機3bは、無線接続設定入力処理にて、無線複合機3bのRAM14bに記憶された秘密鍵を用いて復号化を行う。
従って、このような無線接続設定システム1bによれば、秘密鍵が一致しない場合には、データの復号化を正常に行うことができないので、不正な無線接続を防止することができる。
また、秘密鍵の種類は、機種毎に設定されているので、同じ機種の無線接続設定を容易に行うことができる。また、無線接続設定を違う機種に設定することによる不具合を未然に防止することができる。
さらに、機種固有の秘密鍵を使っているので、違う機種で符号化したものは復号化できなくなる。このため、セキュリティ機能の仕様が違うものを適用してしまうのを防ぐことができる。
また、機種毎に秘密鍵を変えることで鍵が解読されるリスクを下げることができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、本実施例においては、用紙(被記録媒体)、またはメモリカード装着部に装着されて読み書きされる接触式のメモリカードに無線接続データを記録するよう構成したが、例えば、これ構成以外には、非接触式メモリカード(ICカード)等を適用することができる。
また、本実施例においては無線複合機3aと設定用PC6とが切断された状態としたが、無線複合機3aが設定用PC6と繋がっていてもよい(図1の破線の部分)。これらが繋がっていない状態においては、初めに1台目の無線複合機3aについて無線接続設定をする際に、無線複合機3a側の操作部3aによる文字の入力操作が煩雑になる虞があるが、このように無線複合機3aと設定用PC6とを接続しておくことにより、設定用PC6のキーボード6aを用いて無線接続データを入力することができる。このため、長い暗号キー等を設定する手間を省き、入力間違いによる接続不能状態を回避することができる。
さらに、本実施例において、無線接続データを暗号化する際には、暗号化の方法として、IDEAを使用したが、どのような方法を使っても構わない。
また、本実施例に使用したマトリックス方式の2次元バーコードは、例えば、VERI CODE(ベリコード)、QRコード(登録商標)、等の方式や、オリジナルのフォーマットのどの方式であってもよい。また、マトリックス方式の2次元バーコードに限らず、数値を画像に変換できればどのような方式でもよい。
また、本実施例に使用したマトリックス方式の2次元バーコードは、例えば、VERI CODE(ベリコード)、QRコード(登録商標)、等の方式や、オリジナルのフォーマットのどの方式であってもよい。また、マトリックス方式の2次元バーコードに限らず、数値を画像に変換できればどのような方式でもよい。
さらに、本実施例のS180およびS190の処理においては、画像データを16分割し、分割した画像データを1つおきに入れ替える操作を縦横に行なうことにより一般のバーコードリーダにて画像データが読み取られることがないようにしたが、画像を一般のバーコードリーダで読めなくでき、かつ、後で元の画像に戻すことができる画像変換(可逆の画像変換)であれば、どのような処理を行ってもよい。
加えて、本実施例において、メモリカードには画像データを記録するよう構成したが、メモリカードに記録される情報は、無線接続設定そのものを暗号化したものであってもよい。しかしながら、メモリカードに記録される情報は、本実施例のように、紙に記録する符号化した画像そのものの情報である方が、セキュリティの観点からより望ましい。即ち、メモリカードに記録される情報が画像である場合には、メモリカード上の情報ファイルをPC等の読取装置で読み込んだとしてもファイルの中のビット列は直接セキュリティ設定をさしているものではないため、読取装置上では解読され難くすることができるからである。
次に、別形態の無線接続設定システム1bについて説明する。本実施例(実施例2)にて説明する無線接続設定システム1bは、無線接続設定出力処理が異なるのみであって、その他の構成は実施例1の無線接続設定システム1aと同様の構成である。従って、本実施例(実施例2)では、実施例1の無線接続設定システム1aと異なる箇所のみを詳述し、実施例1の無線接続設定システム1aと同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、本実施例の無線接続設定システム1bにおいて、設定用PC6の内部に設けられた記憶部(図示省略)は、本発明でいうRAM14a、RAM14a、および秘密鍵記憶手段に相当する。また、設定用PC6のメモリカード装着部6bは、メモリ装着部に相当し、キーボード6aは、入力装置に相当する。
本実施例の無線接続設定システム1bにおいては、設定用PC6と、ローカル接続部23aとが通信可能に接続されており、設定用PC6が無線接続設定出力処理を実行する。即ち、無線接続設定出力処理を行うためのアプリケーションが設定用PC6に予めインストールされており、このアプリケーションを起動したときに、設定用PC6は無線接続設定出力処理を開始する。この処理について、図5を用いて説明する。
この処理は、まず、S500にて、無線接続設定画面を設定用PC6のディスプレイ(図示省略)に表示させる。この無線設定画面に表示される項目は、図3(b)に示すように、管理者用パスワード(設定パスワード)、設定対象機種、接続方式、接続チャンネル、認証方式、暗号方式、暗号キー(秘密鍵)等である。なお、ここでは、これらの各項目の数値が入力されていない状態の画像がディスプレイに表示される。
次いで、S510に移行し、使用者にキーボード6aまたはマウス(図示省略)等の入力装置が操作されることにより、画面上のPC設定読込ボタンが押されたか否かを判定する。PC設定読込ボタンが押されていればS520に移行し、PC設定読込ボタンが押されていなければS540に移行する。
S520では、アプリケーションにおいて記憶されている無線通信機能の設定を読み込みS530に移行する。なお、このとき、複数の機種についての無線通信機能を読込可能な場合には、無線接続設定する機種を使用者に選択させ、この選択結果に基づいて、暗号化の際に使用する秘密鍵を選択する(本発明でいう選択手段に相当)。
そして、S530では、この設定の内容をアプリケーション画面に反映させ、S510に戻る。S530の処理を終了すると、ディスプレイに表示される画像は、図3(b)に示すように、無線接続設定の各欄(設定パスワード等)に文字や数値が記載された状態になる。
また、S540では、使用者にキーボード6a等の入力装置が操作されることにより、「印刷」または「ファイル保存」のボタンが押されたか否かを判定する。「印刷」または「ファイル保存」のボタンが押されていればS550に移行し、これらのボタンが押されていなければS510に戻る。
次に、S550では、アプリケーション画面に入力されている無線設定データを数値化する処理を行う。この数値化する処理については、実施例1のS140の処理と同様の処理である。
そして、S150〜S190の処理を順に行う。これらの処理は、実施例1の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、S190の処理を終了すると、S560に移行する。
次に、S190の処理を終了すると、S560に移行する。
S560では、S540において押されていたボタンが「印刷」であるか「ファイル保存」であるかを判定する。押されていたボタンが「印刷」であればS210に移行し、押されていたボタンが「ファイル保存」であれば、S230に移行する。
なお、S210〜S240の処理は、実施例1の処理と同様である。また、S220にて印刷を行う際には、無線複合機3aの画像形成部25aを用いて印刷を行う。
このようにして本実施例の無線接続設定出力処理は実行される。
このようにして本実施例の無線接続設定出力処理は実行される。
以上のように詳述した無線接続設定システム1bにおいて、設定用PC6の記憶部は、複数の機種に対応して設定された複数種類の秘密鍵を記憶しており、設定用PC6は、無線接続設定出力処理にて、記憶部に記憶された複数種類の秘密鍵から無線接続設定をする無線複合機3bの機種に対応した秘密鍵を外部指令に基づいて選択し、選択された秘密鍵を用いて暗号化データを生成する。
従って、このような無線接続設定システム1bによれば、機種毎に秘密鍵が設定されている場合であっても、機種毎に設定用PC6を用意することなく、複数の機種における無線接続設定に対応することができる。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1bにおいては、設定用PC6に文字入力が可能な入力装置が備えられており、メモリカード装着部24aおよび画像形成部25aは、入力装置を介して入力された無線接続データを記録媒体に出力する。
このような無線接続設定システム1bによれば、入力装置から無線接続データを入力することができるので、無線複合機3aに無線接続設定がされておらず、メモリカード装着部24bおよび画像読取部26bを使用せずに無線接続データを入力したい場合にも、無線複合機3aに容易に無線接続データを入力することができる。つまり、最初の1台の無線端末に無線接続設定をする際にも、容易に無線接続設定を行うことができる。なお、このような構成の場合には、設定用PC6が本発明でいうデータ出力装置に相当し、無線複合機3aが本発明でいう端末装置に相当する。
特に本実施例においては、入力装置を多数のボタンが備えられたキーボードにより構成しているので、多くの文字の中から入力する文字を選択する必要がある場合や、多くの文字を入力する必要がある場合であっても、短時間で文字を入力することができる。
さらに、本実施例の無線接続設定システム1bにおいて、無線複合機3aは、無線アクセスポイント8、無線複合機3b、または他の無線複合機3bを通信対象として、この通信対象と無線でデータ通信を行うことで特定のネットワークへの無線接続を実行可能な無線通信部27aと、予め設定された無線接続に関する無線接続データに基づいて、無線通信部27aを制御することにより、通信対象との無線接続を確立する制御部11aとを備えており、制御部11aは、無線接続データの要求を受けると、無線接続を確立する際に利用した無線接続データを読み出し、RAM14aに記憶させる。
従って、このような無線接続設定システム1bによれば、既に無線接続設定がされている無線複合機3aの設定を、そのまま無線複合機3bに設定することができるので、極めて容易に無線複合機3bに無線接続設定を行うことができる。
なお、本実施例においては、S520にて、アプリケーションにおいて記憶されている無線通信機能の設定を読み込むよう構成したが、無線ネットワークの機能を搭載したパーソナルコンピュータ等の端末装置のように、端末装置内に無線接続設定を記憶している場合には、アプリケーションによりパーソナルコンピュータで動作しているOS(オペレーティングシステム)、或いはそのOSが利用する記憶部にアクセスし、無線接続設定を読み出すよう構成してもよい(本発明でいう記憶制御手段に相当)。
1a,1b…無線接続設定システム、3a,3b…無線複合機、6…設定用PC、6a…キーボード、6b…メモリカード装着部、8…無線アクセスポイント、11a,11b…制御部、12a,12b…CPU、13a,13b…ROM、14a,14b…RAM、21a,21b…操作部、22a,22b…表示部、23a,23b…ローカル接続部、24a,24b…メモリカード装着部、25a,25b…画像形成部、26a,26b…画像読取部、27a,27b…無線通信部。
Claims (17)
- 無線端末を特定のネットワークに無線接続するための接続データを記憶する出力側接続データ記憶手段と、
外部から接続データの要求を受けると、前記出力側接続データ記憶手段に記憶された接続データを暗号化した暗号化データを生成する暗号化手段と、
前記暗号化手段により暗号化された暗号化データを記録媒体に出力する出力手段と、
を備えた接続データ出力装置と、
無線アクセスポイントまたは他の無線端末を通信対象として、この通信対象と無線でデータ通信を行うことで特定のネットワークへの無線接続を実行可能な第1無線通信手段と、
前記第1無線通信手段を特定のネットワークに無線接続するための接続データを記憶する入力側接続データ記憶手段と、
前記入力側接続データ記憶手段に記憶された接続データに基づいて、前記第1無線通信手段を制御することにより、前記通信対象との無線接続を確立する第1接続制御手段と、
前記出力手段により暗号化データが出力された記録媒体から、前記暗号化データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データを生成し、前記入力側接続データ記憶手段に記憶させる復号化手段と、
を備えた無線端末と、
を具備したことを特徴とする無線接続設定システム。 - 前記暗号化手段は、前記接続データを数値化し、この数値化したデータに予め設定された条件で乱数を混ぜ、この乱数を混ぜたデータを暗号化することにより前記暗号化データを生成し、
前記復号化手段は、前記暗号化データを復号化し、前記暗号化手段により混ぜられた乱数を同様の条件で取り除き、暗号化前の接続データを生成すること
を特徴とする請求項1に記載の無線接続設定システム。 - 前記暗号化手段は、前記暗号化データを画像化した画像データを生成し、
前記復号化手段は、前記暗号化手段により生成された画像データを暗号化データに復元し、この暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データを生成すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線接続設定システム。 - 前記暗号化手段は、前記画像データとして、2次元バーコードを生成することを特徴とする請求項3に記載の無線接続設定システム。
- 前記暗号化手段は、前記画像データに可逆の画像変換を加えた新たな画像データを生成することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の無線接続設定システム。
- 前記暗号化手段は、前記画像データを分割し、この分割した画像データの少なくとも1つに対して、復元可能な画像変換を加えた新たな画像データを生成することを特徴とする請求項5に記載の無線接続設定システム。
- 前記接続データ出力装置は、入力された画像データに基づく画像を被記録媒体に形成する画像形成手段を備え、
前記無線端末は、被記録媒体に形成された画像を読み取り画像データに変換する画像読取手段を備え、
前記出力手段は、前記画像形成手段を用いて、前記暗号化手段により生成された画像データを画像として被記録媒体に書き込み、
前記取得手段は、前記画像読取手段を用いて、前記画像形成手段により書き込まれた画像を読み取り、この読み取った画像を画像データに変換し、画像データを読み取ること
を特徴とする請求項3〜請求項6の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置および前記無線端末は、共通規格の外部メモリを相互に脱着可能なメモリ装着部を備え、
前記出力手段は、前記接続データ出力装置のメモリ装着部に装着された外部メモリに前記接続データを含む画像データを記録し、
前記取得手段は、前記出力手段による画像データが記録され、前記無線端末のメモリ装着部に装着された外部メモリから前記接続データを含む画像データを入力すること
を特徴とする請求項3〜請求項6の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置は、
前記特定のネットワークを管理するための管理者用パスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための第1受付部と、
前記第1受付部を介して入力された管理者用パスワード、および前記パスワード記憶手段に記憶された管理者用パスワードを照合し、前記各管理者用パスワードが一致しなかった場合に前記出力手段に前記暗号化データを出力させないようにする第1禁止手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置は、使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための第2受付部を備え、
前記無線端末は、
使用者から管理者用パスワードの入力を受け付けるための第3受付部と、
前記第2受付部により受け付けられた管理者用パスワード、および前記第3受付部を介して入力された管理者用パスワードを照合し、前記各管理者用パスワードが一致しなかった場合に前記第1接続制御手段に前記通信対象との無線接続を確立させないようにする第2禁止手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 前記暗号化手段は、前記出力側接続データ記憶手段に記憶された接続データと、前記第2受付部を介して入力された管理者用パスワードとを、暗号化した暗号化データを生成し、
前記出力手段は、前記暗号化手段により暗号化された暗号化データを記録媒体に出力し、
前記取得手段は前記出力手段により暗号化データおよび管理者用パスワードが出力された記録媒体から、前記暗号化データおよび前記管理者用パスワードを取得し、
前記復号化手段は、前記取得手段により取得された暗号化データを復号化することにより、暗号化前の接続データおよび管理者用パスワードを生成し、
前記第2禁止手段は、前記複合化手段により生成された管理者用パスワード、および前記第3受付部を介して入力された管理者用パスワードを照合すること
を特徴とする請求項10に記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置および前記無線端末は、無線接続設定をする無線端末の機種に応じて設定された秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段を備え、
前記暗号化手段は、前記接続データ出力装置の秘密鍵記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて暗号化データを生成し、
前記復号化手段は、前記無線端末の秘密鍵記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復号化を行うこと
を特徴とする請求項1〜請求項11の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置の秘密鍵記憶手段は、複数の機種に対応して設定された複数種類の秘密鍵を記憶しており、
前記接続データ出力装置は、前記秘密鍵記憶手段に記憶された複数種類の秘密鍵から無線接続設定をする無線端末の機種に対応した秘密鍵を外部指令に基づいて選択する選択手段を備え、
前記暗号化手段は、前記選択手段により選択された秘密鍵を用いて暗号化データを生成すること
を特徴とする請求項12に記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置は、文字入力が可能な入力装置を備え、
前記出力手段は、前記入力装置を介して入力された接続データを記録媒体に出力すること
を特徴とする請求項1〜請求項13の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 前記接続データ出力装置は、
無線アクセスポイント、前記無線端末、または他の無線端末を通信対象として、この通信対象と無線でデータ通信を行うことで特定のネットワークへの無線接続を実行可能な第2無線通信手段と、
予め設定された無線接続に関する接続データに基づいて、前記第2無線通信手段を制御することにより、前記通信対象との無線接続を確立する第2接続制御手段と、
接続データの要求を受けると、前記第2接続制御手段により無線接続を確立する際に利用した接続データを読み出し、前記出力側接続データ記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項14の何れかに記載の無線接続設定システム。 - 請求項1〜請求項15の何れかに記載の無線接続設定システムを構成する無線端末。
- 請求項1〜請求項15の何れかに記載の無線接続設定システムを構成する接続データ出力装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005099261A JP2006279831A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 無線接続設定システム、無線端末、および接続データ出力装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008258964A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置及びプログラム |
JP2009141387A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Ricoh Co Ltd | 通信装置、通信方法、プログラムおよび記録媒体 |
JP2010512886A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | テールズ | デジタル放射線学システムおよび、放射線学システムを実行する方法 |
JP2011186925A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Denso Wave Inc | 読取装置及び読取システム |
JP2018078478A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | ブラザー工業株式会社 | 電子機器、および、コンピュータプログラム |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005099261A patent/JP2006279831A/ja active Pending
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