JP2006279193A - 録画予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】録画予約情報入力の際に行う、キー入力等の煩わしさや誤入力の可能性を低減し、なおかつ、録画条件の設定を行うことが可能であり、また、録画後の録画データの処理を行う際のデータ取得を容易に行える録画予約システム。
【解決手段】番組表とペンとレコーダーとを備えた録画予約システムであって、番組表は記入が行われる位置に応じた位置情報を示すパタンが印刷されると共に番組情報が視認可能に印刷され、ペンは番組表に記入を行った位置に応じて位置情報を取得する手段と位置情報をレコーダーに対して送信する手段を有し、レコーダーは位置情報を受信する手段と位置情報に応じて予約する番組を決定し録画予約を行う手段を備えた録画予約システムである。このような構成により、煩雑な操作をすることなく録画予約を簡単に行うことが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は録画予約システムに関するものであり、より詳細には、電子ペンを使用して録画予約・録画データ処理を行う録画予約システムに関する。
TV放送される番組を鑑賞する前に記録する方法として、以下の録画予約システムが存在する。ユーザはまず、TV番組表からユーザの録画したい番組の番組情報である「日付」「チャンネル」「時間」「長さ」を取得し、その情報を、レコーダーに装着されているコントロールキーまたは、リモートコントロールユニットのキーで入力していた。
この方法によると、録画したい番組の情報「日付」「チャンネル」「時間」「長さ」はユーザにとっては、非常に多い情報量であり、キー入力の際には非常に重い負担となった。それに加え、人の手による入力方法であったため、誤入力の可能性が高く、再入力の際には、ユーザにとってはストレスのかかる作業であった。
しかし、近年では、バーコードに録画情報を圧縮し、バーコードリーダーでその情報を読み取り、レコーダーに送信する方法や、Gコードと呼ばれる最大8桁の数字に録画情報を圧縮し、その数字をレコーダーに対して入力するといった方法(例えば、特許文献1など)が開発され、誤入力の可能性も低くなり、ユーザ負担も軽減された。
また、レコーダー内にハードディスクが搭載され、レコーダー内部に録画データを格納することが可能になり、録画の対象を、外部記憶媒体、所謂、従来のビデオテープやDVD以外にも選択することが可能になった。
特開2002−209166号公報
しかし、バーコード入力やGコード入力の場合、バーコードやGコードは1番組に対して1つ与えられるものなので、複数入力する際には、1番組毎に入力を行わなければならず、またTV番組表にその情報を別途記載するスペースが必要であり、番組表を作成する際にネックになる部分があった。
また、バーコード予約の場合、ユーザはバーコードリーダーで、そのバーコードを正確になぞる必要があり、未だにユーザにとっては負担である。Gコード予約の場合、最大数字8桁のキー入力になったとはいえ、未だ誤入力の可能性があり、ユーザの負担もある。さらに複数入力する際には、誤入力の可能性はさらに高くなり、ユーザの負担もさらに大きくなる。また、録画対象がレコーダー内蔵のハードディスクにも適応されるので、ユーザの設定事項は増えた。
また、レコーダー内に格納された録画データを取得する際に、ユーザは、録画データを大量のデータの中から検索しなければならず、ユーザにとっては、これもまた、負担のかかる作業である。
本発明は、このような問題点を解決するためになされるもので、録画情報入力の際に、誤入力の可能性の低い、ユーザの負担が少なく、複数入力の際にも、まとめて入力が可能で、また、番組表作成においては、番組表内には番組内容以外の情報を含まない番組表を作成可能な、録画情報入力システムを提供し、なおかつ、録画されたデータを円滑に取り出すことのできる情報入力システムを提供することを目的とする。
本発明にかかる録画予約システムは、番組表と、前記番組表に記入を行うペンと、前記ペンと通信可能に接続されたレコーダーとを備えた録画予約システムであって、前記番組表は、前記ペンにより記入が行われる位置に応じた位置情報を示すパタンが印刷されると共に、番組情報が視認可能に印刷され、前記ペンは、前記番組表に記入を行った位置に応じて前記位置情報を取得する手段と、取得した前記位置情報を前記レコーダーに対して送信する手段を有し、前記レコーダーは、前記ペンから送信された前記位置情報を受信する手段と、受信した前記位置情報に応じて予約する番組を決定する手段と、決定した番組の録画予約を行う手段を備えた録画予約システムである。このような構成により、煩雑な操作をすることなく録画予約を簡単に行うことが可能となる。
前記ペンは当該ペン固有の識別情報を格納する手段と、位置情報を前記識別情報と関連付けて前記レコーダーに送信する手段を有し、前記レコーダーは、前記識別情報と関連付けて前記位置情報を受信する手段と、前記ペンの識別情報を予め登録し格納する記憶手段と、受信した前記位置情報と関連付けられた前記識別情報が前記記憶手段に格納された前記ペンの識別情報と一致するかを判定する手段と、判定の結果、両者が一致した場合のみ受信した位置情報に応じて予約する番組を決定する手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることによりセキュリティを強化することが可能となる。
前記ペンは、前記レコーダーに前記位置情報を送信する時点での時刻を記録する手段と、記録した送信時刻情報を前記レコーダーに送信する手段を有し、前記レコーダーは、前記ペンから前記送信時刻情報を受信する手段と、前記位置情報に対応する番組の時刻情報を取得する手段と、前記送信時刻情報と前記番組の時刻情報を比較し、比較した結果に基づいて、当該番組を録画予約するか録画予約以外の処理を行うかを決定する手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることによりユーザの操作をより少なくすることが可能となる。
前記レコーダーは、前記ペンに対して時刻情報を送信する手段を有し、前記ペンは、前記レコーダーから前記時刻情報を受信する手段と、受信した前記時刻情報に基づいて前記送信時刻情報を修正する機能を有することを特徴としてもよい。
前記ペンは、前記番組表に筆記した手書き情報を取得する手段と、取得した前記手書き情報を前記レコーダーに送信する手段を有し、前記レコーダーは、前記ペンから前記手書き情報を受信する手段と、受信した前記手書き情報の筆記形状を認識する手段と、認識した筆記形状に応じて異なる処理を行う手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、ユーザは、より直感的な操作を行うことが可能となる。
前記認識した筆記形状に応じた処理は、記録媒体の選択及び/又は録画モードの選択であることを特徴としてもよい。
前記パタンは、当該パタンの上に番組情報を印刷しても前記ペンにより認識可能であることを特徴としてもよい。
前記番組表は、番組毎に各番組に対応した番組領域を複数有し、前記番組領域は、互いに隣接する位置に配置されていることを特徴としてもよい。
前記レコーダーは、前記ペンにより前記番組表の番組領域の複数に対して手書き入力を行った場合、受信した手書き情報に応じて、手書き入力を行った番組領域全ての番組に対して、認識した形状に応じた処理を行うことを特徴としてもよい。このようにすることにより、一度の操作で複数の録画予約や再生等の処理を行うことが可能となる。
前記ペンと前記レコーダー間の通信は、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)方式により実行されることを特徴としてもよい。
本発明によれば、誤入力の可能性が極めて低く、また、ユーザの負担を軽減できる録画予約の方法を提供することができ、録画データを簡単に取得および、処理することが可能である。また、TV番組表には番組内容以外の情報を記載する必要のない、番組表を作成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。本発明にかかる電子ペンを使用した録画予約システムは大きく分けて、録画予約情報入力システムと録画データ処理システムに分けられる。以下、録画予約情報入力システムを予約システム、録画データ処理システムをデータ処理システムと称し、本実施形態において共通するシステム、動作処理、また、各々のシステム、動作処理について説明する。
尚、以下に記載する、発明の実施の形態1において、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムの概略構成について説明し、発明の実施の形態2において、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムの具体構成について説明する。続いて、発明の実施の形態3において、本発明にかかる予約システムの動作処理について説明し、発明の実施の形態4において、本発明にかかるデータ処理システムの具体構成および動作処理について説明する。また、発明の実施の形態4、5では各々予約システムおよび、データ処理システムにおける番組表への書き込み方法について詳細に説明する。
発明の実施の形態1.
図1の模式図に、本発明にかかる予約システムおよびデータ処理システムの概略構成の一例が示されている。図1で示すように、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムは、電子ペン(以下ペンと略す)11、TV番組表(以下番組表と略す)12、レコーダー13を備えている。各構成要素の詳細については、発明の実施の形態2において具体的に説明する。
図1に示すように、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムにおいてペン11には、ペンの識別情報であるペンIDとして「×××−×××−×××−××」が割り当てられ、ペン時刻と共に、当該ペン11の記憶手段に格納されている。番組表12には、当該番組表の識別子である番組表アドレス「×.×.×.×」が割り当てられている。ユーザはTV録画したい番組を番組表12より選択し、ペン11を用いて番組表12に書き込みを行う。ここで録画予約情報入力を行いたい場合は、録画データを保存する対象と録画モードを設定する(以下、録画条件と称す)ために録画条件の文字を書き込む。また、録画データの再生あるいは消去をしたい場合は、チェックあるいは×のマークを書き込む。具体的な書き込み例は発明の実施の形態5および6で詳細に説明する。
このユーザが書き込んだエリアの位置データ(以下、位置データと呼ぶ)は、番組表アドレスと共にペン11によって読み込まれ、ペンIDおよびペン時刻と共に、レコーダー13に送信される。なお、ペンIDは「×××−×××−×××−××」、番組表アドレスは「×.×.×.×」といった名称を用いたが、特に限定した名称に限るものではない。
レコーダー13は、ペンID、ペン時刻、番組表アドレスおよび、位置データをペンより受信した後、番組表アドレスをもとに、レコーダー13の記憶手段内に格納されている番組表定義ファイルを取得し、その番組表定義ファイルから、書き込みの行われたエリアに対応するTV番組の情報「日付」「チャンネル」「時間」「長さ」および、「番組名」を取得する。このとき、レコーダー13は、ペン時刻から当該番組の時間帯と比較し、動作処理が、録画予約情報入力処理なのか、あるいは、録画データを再生・消去する処理なのかを判断する。
ペン時刻が当該番組の時間帯より、前であった場合、レコーダー13は動作処理を予約システムと認識し、位置データの記号・文字認識を行い、その結果、録画条件を取得し、取得した各データをもとに、録画予約を行う。録画が完了し、録画データはレコーダー13内の記憶手段に格納される。この際ペンID毎に記録領域を分け、ペンIDによる録画データの振り分けが行われる。
ペン時刻が当該番組の時間帯より、後であった場合、レコーダー13は動作処理をデータ処理システムと認識し、位置データの記号・文字認識を行い、その結果、再生あるいは消去という、処理コマンドを取得する。その後、処理コマンドにしたがって、取得した各データをもとに、録画データの検索、取得を行う。取得した録画データは再生あるいは、消去される。
このように、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムにおいては、ペンで番組表に書き込みを行うことのみでTV番組を録画予約および、録画条件の設定をすることができ、その録画した番組を再生、消去することができる。また、ペンIDを用いることによって録画された情報を使用するペン毎に振り分けることができる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2においては、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムの具体構成について説明する。
本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムは、ペン11、番組表12、レコーダー13を備えている。図2、図3および、図4を用いて、本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムにおける各構成要素の詳細について具体的に説明する。
ペン11は、ユーザが手書きによって録画情報を入力するための入力手段である。さらに、ペン11は、番組表12に手書きで入力するために、超小型カメラ等の撮影手段を有する。ペン11は、レコーダー13と無線通信するためのブルートゥース通信機能を有する。このペン11は、固有のペンID等、各種情報を記憶手段に格納している。
ここで、図2を用いて、ペン11のハードウェア構成の概略について説明する。このペン11は、レコーダー13と、例えばブルートゥースを用いて無線により接続されるが、USB(Universal Serial Bus)等を用いて有線により接続されていてもよい。また、ペン11は、番組表12のパタン面121上に通常の方法でチェックや文字、記号等を書き込み、同時に書き込んだデータをレコーダー13に送信する。パタン面121には、後述する特定の符号パタンが設けられている。
ペン11は、図2に示されるように、ボールペン110、筆圧センサ112、光学モジュール113、信号処理部115、制御部116、スイッチ117、メモリ118、バッテリー119及び通信制御部120を備えている。また、ペン11は、チェックや文字、記号等を書くことができればよく、ペンの形に限らず、任意の形でもよい。
ボールペン110は、筆記手段であり、一端にペン先111を有し、他端を筆圧センサ112と接触している。ボールペン110の内部には、インクが充填されている。このインクの材料や色は、番組表12上の符号パタンの読み取りに影響のないものであれば、特に限定されないが、赤外線を吸収するもの、例えば、カーボン等ではないことが好ましい。また、ボールペン110は、通常のボールペンと同様に、番組表12又は通常の用紙にも、文字等を書くことができる。さらに、ボールペン110は、ボールペンに限らず、蛍光ペン、サインペン、万年筆等でもよい。
筆圧センサ112は、ボールペン110と接触しており、例えば、信号処理部115と接続されている。筆圧センサ112は、後述するようにボールペン110の筆圧を検出し、信号処理部115へ出力する。また、筆圧センサ112は、ボールペン110の筆圧を検出できるものであればよく、圧力センサ等の接触型センサでもよいし、光センサや超音波センサ等の非接触型センサでもよい、非接触型センサであれば、ボールペン110とは接触しなくてもよい。さらに、筆圧センサ112は、筆圧に限らず、ボールペン110のインクの量などを検出してもよい。
光学モジュール113は、例えば、信号処理部115と接続されている。光学モジュール113は、後述するようにペン先111の近傍である検出範囲114の符号パタンを光学的手段により検出し、信号処理部115へ出力する。また、光学モジュール113は、検出範囲114の符号パタンを検出できるものであればよく、例えば、CMOSカメラ、CCDカメラ、発光素子と受光素子等でもよい。さらに、光学モジュール113は、符号パタンに限らず、ペン先111とパタン面の距離や、ボールペン110の角度などを検出してもよい。尚、光学モジュール113は、ペン先111がパタン面から約5mm離れていても符号パタンを検出できる性能を備えていることが好ましいが、これに限定されるものではない。
信号処理部115は、例えば、筆圧センサ112、光学モジュール113、制御部116及びメモリ118と接続されている。信号処理部115は、後述するように正規化部やデコーダ部、ADC等を備えており、筆圧センサ112の検出信号をデジタル信号に変換したり、光学モジュール113の検出信号を復号したりする。また、信号処理部115は、変換・復号した信号を制御部116やメモリ118へ出力する。
制御部116は、例えば、信号処理部115、スイッチ117及びメモリ118と接続されている。制御部116は、例えば、スイッチ117のON/OFFに応じて、ペン11全体の電源のON/OFFを制御してもよい。また、制御部116は、信号処理部115からの信号等をメモリ118へ出力する。
スイッチ117は、例えば、制御部116と接続されている。スイッチ117は、電源スイッチでもよいし、筆圧センサ112や光学モジュール113の検出のためのスイッチ、通信制御部120が通信するためのスイッチ等としてもよい。
メモリ118は、例えば、信号処理部115及び制御部116と接続されている。メモリ118は、後述するように信号処理部115や制御部116から入力された情報を格納し、格納した情報を通信制御部120へ出力する。メモリ118は、信号処理部115や制御部116から入力された情報を記憶できるものであればよく、RAMやEEPROM、メモリカード等でもよい。
バッテリー119は、ペン11の各要素に動作電力を供給するものである。バッテリー119は、乾電池等の一次電池でもよいし、リチウムイオン電池等の二次電池でもよく、さらに、別の装置やUSB等の電力供給能力を有するインタフェースでもよい。
通信制御部120は、例えば、メモリ118と接続されている。通信制御部120は、後述するようにメモリ118から入力された情報を、無線あるいは有線通信によりレコーダー13へ送信する。通信制御部120は、レコーダー13と通信接続できるものであればよく、無線接続の場合、ブルートゥース等による通信を可能とする通信制御回路や無線アンテナ等でもよいし、有線接続の場合、USB等による通信を可能とする通信制御回路や通信ポート等でもよい。尚、上述したそれぞれの構成要素は、その具体的方式や実現手段は特定のものに限定されない。
番組表12はアノト方式のデジタイジング方式が採用された電子ペーパーの一例である。この方式は、スウェーデンの会社であるアノト社が開発したデジタイジング方式である。具体的には、アノト方式では、用紙に0.3mmの格子の交点から僅かにずらして点を印刷し、この点をペンに設けた超小型カメラによって撮影する。アノト方式では6点×6点つまり36個の格子点からのズレ方により、絶対座標を算出するデジタイジング方式である。番組表12は、筆記面であるパタン面121に符号パタン122が印刷されている。また、番組表12は紙に限らず、木やプラスチック板、ガラス等でもよい。
符号パタン122は、図3に示すように、格子状に配置された複数のドット123から構成されている。ドット123は、光学モジュール113で認識できればよく、人間の視覚により認識できなくてもよいし、例えば、カーボンインク等により印刷されていてもよい。例えば、ドット123の直径は0.1mmであり、格子の間隔は0.3mmであるが、その他の任意の値でもよい。図3に示すように、ドット123は、格子の位置から上下左右にずれて配置されてもよい。例えば、上下左右にずれたドット123にそれぞれ、"0"、"1"、"2"、"3"と4つの符号、つまり2進数における2ビットの符号と等価となる。例えば、パタンの符号語が、縦×横で6×6の符号とすると、6×6×2ビット、つまり符号語当たり72ビットの値を表すことができる。
そして、この符号パタン122によって示される唯一無二のパタンからX軸座標及びY軸座標の座標データを表すことにより、番組表12の絶対的な位置等を検出することができる。また、符号パタン122は、座標データに限らず、番組表12の情報を含んでいてもよい。尚、符号パタン122は、ペン先111の位置座標を検出できるものであれば、特定の符号方式・パタンおよびその記録方法やパタンの検出方法には制限されるものではない。
ペン11は、毎秒50〜70枚の画像を撮影し、そのときの座標値を送信する。番組表12には、異なった座標空間の点列を印刷することによって、番組表12の区別を位置データで行うことができる。
レコーダー13は、TV番組の録画装置、および録画データの再生・編集装置の一例である。このレコーダー13はペン11と無線通信するためのブルートゥース通信機能と、内部にデータを格納する記憶手段とデータを処理する手段を有する。また、レコーダー13は処理システムに文字認識あるいは記号認識するための処理する手段を有する。レコーダー13の録画装置、および録画データの再生・編集装置については、その機能を有するものであれば、特に限定されたものではない。
ここで図4を用いてレコーダー13のシステム構成の概略について説明する。レコーダー13のシステムは、図4に示されるように、ペンデータ受信手段130、番組表定義ファイル用メモリ131、番組表定義ファイル取得手段132、エリアデータ取得手段133、エリアデータ・位置データ比較手段134、取得時刻送信手段135、時刻比較手段136、記号・文字認識手段137、取得データ集積・処理システム138、録画装置139、録画データ用メモリ140、DVD格納装置141、録画データ再生装置142を備える。
ペンデータ受信手段130は、番組表定義ファイル取得手段132、エリアデータ・位置データ比較手段134、取得時刻送信手段135および、取得データ集積・処理システム138と接続されている。ペンデータ受信手段130は、ペン11より、番組表アドレス、ペン時刻、位置データ、ペンIDを受信し、番組表アドレスを番組表定義ファイル取得手段132に、位置データをエリアデータ・位置データ比較手段134に、ペン時刻を取得時刻送信手段に、ペンIDを取得データ集積・処理システム138に出力する。ペンデータ受信手段130は、ペン11から送信されるデータを受信できるものであればよく、無線通信の場合、ブルートゥース等による通信を可能とする通信制御回路や、無線アンテナ等でもよいし、有線接続の場合、USB等による通信を可能とする通信制御回路や通信ポート等でもよい。尚、上述した各々の構成要素は、その具体的方法や実現手段は特定のものに限定しない。
番組表定義ファイル用メモリ131は、番組表定義ファイル取得手段132と接続されている。番組表定義ファイル用メモリ131は、外部から取得した番組表定義ファイルを格納し、番組表定義ファイル取得手段132から要請されたファイルを番組表定義ファイル取得手段132に出力する。番組表定義ファイル用メモリ131は番組表定義ファイルを記憶できるものであればよく、RAMやEEPROM、メモリカード等でもよい。番組表定義ファイル用メモリは外部から番組表定義ファイルを取得する手段として、図4で示すようにインターネットを介する方法、あるいはDVDなどの外部記憶媒体を用いて取得してもよい。
番組表定義ファイルには、番組表のエリアに関するエリアデータと共に、各番組エリアに対応した番組の番組情報である、「日付」「チャンネル」「時間帯」「長さ」、そして「番組名」が記載されている。番組表定義ファイルは番組表12に対応するものなので、番組表12に、1日分のTV番組が記載されている場合は、番組表定義ファイルには、1日分の番組しか定義されないことになる。したがって、番組定義ファイルは常に最新のファイルに更新しておく必要があり、外部からの取得方法として、インターネットを介する手段やDVDなどの外部記憶媒体を利用して取得する方法が挙げられるが、その取得方法については特定のものに限定しない。なお、番組表定義ファイルのタイトルは番組表12の保持する番組表アドレスより検索可能なタイトル名を含むものであれば、特定のものに限定しない。
番組表定義ファイル取得手段132は、ペンデータ受信手段130、番組表定義ファイル用メモリ131、エリアデータ取得手段133と接続されている。番組表定義ファイル取得手段132は、番組表定義ファイル用メモリ131にアクセスし、ペンデータ受信手段130から入力される番組表アドレスをもとに番組表定義ファイルを検索・取得する。取得した番組表定義ファイルはエリアデータ取得手段133に出力される。
エリアデータ取得手段133は、番組表定義ファイル取得手段132および、エリアデータ・位置データ比較手段134と接続されている。エリアデータ取得手段133は、番組表定義ファイル取得手段132から入力される番組表定義ファイルに記載されている番組表のエリアに関するエリアデータを取得する。取得したエリアデータは、エリアデータ・位置データ比較手段134に出力される。
エリアデータ・位置データ比較手段134は、ペンデータ受信手段130、エリアデータ取得手段133および、時刻比較手段136と接続されている。エリアデータ・位置データ比較手段134は、エリアデータ取得手段133から入力される、エリアデータとペンデータ受信手段130から入力される位置データとを比較する。位置データがエリアデータで定義されるエリアの範囲内にある場合、そのエリアの番組の番組情報を取得する。取得した番組情報とペンデータ受信手段から入力されたペン時刻、位置データを時刻比較手段136に出力する。
取得時刻送信手段135は、ペンデータ受信手段130および、時刻比較手段136と接続されている。取得時刻送信手段135は、ペンデータ受信手段130から送信されたペン時刻をレコーダー13の時刻と同期させ、その時刻を新たなペン時刻として、ペン11に送信する。また、同期済みのペン時刻を時刻比較手段136に出力する。
時刻比較手段136は、エリアデータ・位置データ比較手段134、取得時刻送信手段135および、記号・文字認識手段137と接続されている。時刻比較手段136は、エリアデータ・位置データ比較手段134から入力される番組情報に含まれる「時間帯」と、取得時刻送信手段135から入力されるペン時刻を比較し、動作処理システムが、予約システムか、データ処理システムか、判別する。判別後、動作処理システムに従い、番組情報、位置データを記号・文字認識手段137に出力する。
記号・文字認識手段137は、時刻比較手段136および、取得データ集積・処理システム138と接続されている。記号・文字認識手段137は、時刻比較手段136から入力されるデータ内の位置情報から書き込まれた形状の記号・文字認識を行う。この結果から取得した処理コマンドおよび、録画条件と番組情報を取得データ集積・処理システムに出力する。
取得データ集積・処理システム138は、ペンデータ受信手段130、記号・文字認識手段137、録画装置139、録画データ用メモリ140および、DVD格納装置141と接続されている。取得データ集積・処理システム138は、ペンデータ受信手段130および、記号・文字認識手段137から入力されるデータから動作処理システムに従って、必要なデータを、録画装置139、録画データ用メモリ140および、DVD格納装置141に出力する。
録画装置139は、取得データ集積・処理システム138、録画データ用メモリ140および、DVD格納装置141と接続されている。録画装置139は、取得データ集積・処理システム138から入力される番組情報および、録画条件から当該番組を録画する。録画データは録画条件に従い、録画データ用メモリ140あるいは、DVD格納装置141に出力される。
録画データ用メモリ140は、取得データ集積・処理システム138、録画装置139および、録画データ再生装置142と接続されている。録画データ用メモリ140には取得データ集積・処理システム138によって、録画データを録画データ再生装置142に出力あるいは、録画データを消去される。また、録画装置139から録画データが入力され、ペンIDによって分類し、保存する。録画データ用メモリ140は録画データを記憶できるものであればよく、RAMやEEPROM、メモリカード等でもよい。
DVD格納装置141は、取得データ集積・処理システム138、録画装置139および、録画データ再生装置142と接続されている。DVD格納装置141には、取得データ集積・処理システム138によって、録画データを録画データ再生装置142に出力あるいは、録画データを消去される。
録画データ再生装置142は、録画データ用メモリ140および、DVD格納装置141と接続されている。録画データ再生装置142は、録画データ用メモリ140あるいは、DVD格納装置141から入力される録画データを再生する。
発明の実施の形態3.
次に本発明にかかるシステムの一部である予約システムの動作処理について図を用いて説明する。ここでは適宜、図5および、図6を用いて説明する。図5は本発明にかかる予約システムおよび、データ処理システムにおける動作処理のフローチャートを示すものである。以下の説明はこのフローチャートに従うものである。
まず、図6を用いてペン11を用いた番組表12への書き込みについて詳細に説明する。図6は、番組表12の一例を示すものである。図6に示すように、番組表12は、記入開始エリア301、送信開始エリア302、番組表エリア303、番組エリア304を有する。
記入開始エリア301は、「開始」マークを含む番組表12内の領域である。送信開始エリア302は「送信」マークを含む番組表12内の領域である。番組表エリア303は従来のTV番組ガイド表と同様の構成で、横方向にチャンネル、縦方向に時間帯で構成されており、縦方向の時間軸は番組毎に区切られており、表の1セルは1番組に対応している。番組表エリア303は、各番組に従い、番組エリア304を有する。
ユーザはペン11を用いて記入開始エリア301の「開始」マークをチェックして予約システムにおける情報入力を開始する(S1)。ユーザは録画したい番組を番組表エリア303から選択し、その中の録画したい番組について記載されてある番組エリア304に書き込みを行う(S2)。予約システムにおける番組表12への具体的な書き込み方法は、発明の実施の形態5において、詳細に説明する。
番組エリア304への書き込みが完了したら、ユーザは送信開始エリア302の「送信」マークをチェックして、番組表12への書き込みが完了する(S3)。
ユーザが、番組表エリアへの書き込みを完了し、「送信」マークをチェックすると、ペン11とレコーダー13とはブルートゥースを使用して通信を行う。具体的には、ペン11はレコーダー13とペアリングされており、無線通信可能な状態にある。ペン11はこの状態で、レコーダー13とブルートゥース通信を開始する。この通信において、レコーダー13内のペンデータ受信手段130は、ペン11から送信されたペンIDと番組エリア304への書き込みデータを受信する(S4)。この際に送信されるデータはペン11のペンID、ペン時刻および、番組表12から読み込んだ番組表アドレス、位置データである。
データを受信したペンデータ受信手段130は、番組表定義ファイル取得手段132に、番組表アドレスを、エリアデータ・位置データ比較手段134に位置データを、取得時刻送信手段135にペン時刻を、そしてペンIDを取得データ集積・処理システム138に入力する。
番組表アドレスを受け取った番組表定義ファイル取得手段132は、番組表定義ファイル用メモリ131にアクセスし、番組表アドレスをもとに、番組表12に対応する番組表定義ファイルを取得する(S5)。取得した番組表定義ファイルはエリアデータ取得手段133に出力される。
番組表定義ファイルを取得したエリアデータ取得手段133は、番組表定義ファイルから番組表におけるセルを定義したエリアデータを取得する(S6)。取得したエリアデータは、エリアデータ・位置データ比較手段134に出力される。
エリアデータおよび、位置データを受け取ったエリアデータ・位置データ比較手段134は、位置データが、どの番組のエリアデータに含まれるか判別する(S7)。判別の結果、対応する番組の番組情報である、「日付」「チャンネル」「時間帯」「長さ」「番組名」を取得する(S8)。取得した番組情報および、位置データ、ペン時刻は、時刻比較手段136に出力される。
ペン時刻を取得した取得時刻送信手段135は、ペン時刻をレコーダー13の時刻と同期させ、新たなペン時刻としてペン11に送信する。また、この同期済みのペン時刻を時刻比較手段136に出力する。
番組情報、位置データおよび、同期済みのペン時刻を受け取った時刻比較手段136は、番組情報の「日付」「時間帯」と、ペン時刻を比較する(S9)。当然であるが、予約システムの場合、録画対象番組の「日付」「時間帯」は、ペン時刻より後である。この比較により、レコーダー13は、動作処理システムが予約システムであると判断する。判断の後、番組情報および、位置データと、動作処理が予約システムであるという情報を記号・文字認識手段137に出力する。
番組情報および、位置データを受け取った記号・文字認識手段137は、位置データから記号・文字認識を行う。動作処理システムは、予約システムであるので、この記号・文字認識より、録画条件を取得する(S10)。取得した録画条件は、番組情報と共に取得データ集積・処理システム138に出力される。
取得データ集積・処理システム138は、記号・文字認識手段137から受け取った、録画条件、番組情報および、ペンデータ受信手段130から受け取った、ペンIDをもとに、録画装置139にアクセスして番組情報および、録画条件に従い、録画を行う(S11)。録画データは録画条件によって録画データ用メモリ140、あるいはDVD格納装置141に記憶される(S12)。記憶する際には、ペンIDを用いて録画データの整理を行う。
以上のように、本発明にかかる予約システムは、ペン11、番組表12とレコーダー13を備え、ペン11で番組表12に従来のペンの使用方法と同様の方法で書き込みを行うことによって録画したい番組を録画することが可能である。この録画方法であれば、録画予約情報入力における、キー入力のような操作は不要であり、誤入力が発生しない。したがって、ユーザにとってストレスや負担の軽い操作で録画予約を行うことが可能である。
また、本発明にかかる予約システムにおいては、記号・文字認識手段により、録画予約情報だけでなく、録画データを格納する対象や録画モードの設定の入力も可能になり、より、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
また、本発明にかかる予約システムにおいては、番組表12内には、従来のTV番組表と同様で、番組の内容を記載することが可能であり、バーコード入力あるいはGコード入力システムのように番組毎に設置するバーコードやGコードを番組エリア304内に記載する必要がないTV番組表を提供することができる。
発明の実施の形態4.
続いて、本発明にかかるシステムの一部であるデータ処理システムの動作処理について図を用いて説明する。ここでは適宜図5および、図7を用いて説明する。
まず、図7を用いてペン11を用いた番組表12への書き込みについて詳細に説明する。図7は、番組表12の一例を示すものである。図7に示すように、番組表12は記入開始エリア301、送信開始エリア302、番組表エリア303、書き込み済番組エリア305を有する。尚、書き込み済番組エリア305には録画予約情報入力システム1において、ユーザによって書き込まれた記号・文字が記入されてある。
ユーザはペン11を用いて記入開始エリア301の「開始」マークをチェックして録画データの処理を開始する。ユーザは録画を再生あるいは消去したい番組を番組表エリア303から選択し、該当する書き込み済番組エリア305に書き込みを行う。録画データ処理対象番組は、本発明にかかる予約システムにおいて、予約録画が行われていることを条件とする。データ処理システムにおける番組表12への書き込み方法は、発明の実施の形態6において、詳細に説明する。
書き込み済番組エリア305への書き込みが完了したら、ユーザは送信開始エリア302の「送信」マークをチェックして、番組表12への書き込みが完了する。
ユーザが、番組表エリアへの書き込みを完了し、「送信」マークをチェックすると、ペン11とレコーダー13とはブルートゥースを使用して通信を行う。この通信において、レコーダー13内のペンデータ受信手段130は、ペン11から送信されたペンIDと書き込み済番組エリア305への書き込みデータを受信する。この際に送信されるデータはペン11のペンID、ペン時刻および、番組表12から読み込んだ、番組表アドレス、位置データである。
データを受信したペンデータ受信手段130は、番組表定義ファイル取得手段132に番組表アドレスを、エリアデータ・位置データ比較手段134にペン時刻、位置データを、そして、ペンIDを取得データ集積・処理システム138に入力する。
番組表アドレスを受け取った番組表定義ファイル取得手段132は、番組表定義ファイル用メモリにアクセスし、番組表アドレスをもとに番組表12に対応する番組表定義ファイルを取得する。取得した番組表定義ファイルはエリアデータ取得手段に出力される。
番組表定義ファイルを取得したエリアデータ取得手段133は、番組表定義ファイルから番組表におけるセルを定義した、エリアデータを取得する。取得したエリアデータは、エリアデータ・位置データ比較手段134に出力される。
エリアデータ、位置データおよび、ペン時刻を受け取ったエリアデータ・位置データ比較手段134は、位置データが、どの番組のエリアデータに含まれるか判別する。判別の結果、対応する番組の番組情報である、「日付」「チャンネル」「時間帯」「長さ」「番組名」を取得する。取得した番組情報、位置データおよび、ペン時刻は、時刻比較手段136に出力される。
番組情報、位置データおよび、ペン時刻を受け取った時刻比較手段136は、番組情報の「日付」「時間帯」とペン時刻を比較する。データ処理システムの場合、録画対象番組の「日付」「時間帯」はペン時刻より前である。この比較により、レコーダー13は、動作処理システムがデータ処理システムであると判断する。判断の後、番組情報および、位置データと、動作処理がデータ処理システムであるという情報を記号・文字認識手段137に出力する。
番組情報および、位置データを受け取った記号・文字認識手段137は、位置データから記号・文字認識を行う。動作処理システムは、データ処理システムであるので、この認識より処理コマンドが、「再生」あるいは「消去」であるかを判別する(S13)。判別後、取得した処理コマンドは、番組情報と共に取得データ集積・処理システム138に出力される。
取得データ集積・処理システム138は、記号・文字認識手段137から受け取った処理コマンド、番組情報および、ペンデータ受信手段130から受け取ったペンIDをもとに、録画データ用メモリ140あるいはDVD格納装置にアクセスし、録画データを検索・取得し(S14)、録画データ再生装置142に出力し、録画データを再生(S15)、あるいは録画データを消去する(S16)。
以上のように、本発明にかかるデータ処理システムは、ペン11、番組表12とレコーダー13を備え、ペン11で、番組表12に対し、該当する番組エリア304に書き込みを行うだけで録画データを再生、あるいは消去することが可能である。このデータ処理方法であれば、録画データの検索・取得が容易に行え、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
発明の実施の形態5.
ここでは、本発明にかかる予約システムにおける番組表12への書き込みおよび、その形状の記号・文字認識方法について詳細に説明する。ここでは、適宜、図8、図9および、図10を用いて説明する。
図8、図9および、図10は、本発明にかかる予約システムにおいて、番組表12への書き込みの一例を示すものである。予約システムにおける番組情報の入力対象番組は、番組表の1セルのセル内に書き込みが含まれた番組を対象とする。つまり、セル内に書き込みが含まれた当該番組エリアは全て録画予約対象番組となる。
ユーザが、図8の番組表記載の映画「………」を録画予約したい場合、ユーザは図8のように番組エリア304に書き込みを行う。さらにユーザが、番組を複数、録画予約したい場合、ユーザは、図9のように録画予約を行いたい番組の番組エリアに書き込みが含まれるような形状の書き込みを行う。番組への書き込みは、図9のようにチャンネル間をまたぐように書き込みを行っても構わない。この場合は5件の番組が録画予約対象の番組となる。
また、録画予約の際に、録画データを格納する対象、録画モードを設定したい場合は、図10のように英字を書き込む。録画データを格納する対象は、ハードディスク(HD)あるいはDVDどちらかであるため、頭文字の"H"あるいは"D"を選択する。また、録画モードは"XP"、"SP"、"LP"、"EP"、"FR"のうちの頭文字"X"、"S"、"L"、"E"、"F"から選択し、2つの文字を組み合わせて書き込む。図10の場合、録画を格納する対象をハードディスク、録画モードは"XP"モードを選択し、"HS"と書き込んである。録画条件は1番組毎に設定するものとし、書き込みの際に複数、録画条件を設定したい場合は、その番組エリア毎に文字の書き込みを行う。
以上のように、本発明にかかる予約システムにおける書き込みにおいて、録画予約したい番組エリアに対してペンによる書き込みを行うだけで、録画予約情報の入力が行うことが可能である。また、録画予約したい番組が複数ある場合においては、その番組エリアに書き込みが含む形で書き込みを行えば、チャンネル間をまたぐ場合でも録画予約を行うことが可能である。これにより、録画予約情報入力の際に、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
発明の実施の形態6.
ここでは、本発明にかかるデータ処理システムにおける番組表12への書き込みおよび、その形状の記号・文字認識方法について詳細に説明する。ここでは、適宜、図11、図12を用いて説明する。
図11および、図12は本発明にかかるデータ処理システムにおいて、番組表12への書き込みの一例を示すものである。データ処理システムも予約システム同様に、番組情報の入力対象番組は、番組表の1セルのセル内に書き込みが含まれた番組を対象とする。なお、書き込みの形状は、データ処理システムにおける「処理コマンド」の「再生」「消去」を判別するものであり、形状については、「再生」の場合における、書き込みは、1ストロークで判別をする。1ストロークはペン先が紙に触れてから離れるまでの書き込みを指す。1ストロークであれば、書き込む形状は特定のものに限定しない。代表される形状はチェックマークである。
「消去」の場合における、書き込みは2ストロークで、1ストローク同士が交差しているものを判別する。この条件を満たす書き込みであれば、形状は特定のものに限定しない。代表される形状は×マークである。なお、これら判別における、形状は「再生」「消去」の2パタンを判別できれば、上述の形状に限定するものではない。
ユーザが、図8の録画済みである、番組表記載の映画「………」を再生したい場合、ユーザは、図11のように、予約システムにおいて書き込み済みである番組エリア304に対して、1ストロークの書き込みを行う。さらにユーザが、番組を録画済みである、複数の番組を再生したい場合、ユーザは、図12のように再生を行いたい番組の番組エリアに1ストロークで書き込みが行われるような形状で書き込みを行う。
また、ユーザが図8の録画済みである、番組表記載の映画「………」を消去したい場合、ユーザは図13のように、予約システムにおいて書き込み済みである番組エリア304に対して、×マークを書き込む。消去したい番組が複数ある場合は、番組毎に対応する番組エリアに対して×を書き込むことにより、録画データを消去する。
以上のように、本発明にかかるデータ処理システムにおいて、番組表12への書き込みの際には、録画データを再生あるいは消去したい番組の番組エリアに対してペンによる書き込みを行うだけで、録画データの再生あるいは消去が可能である。この処理システムにより、録画データの検索・取得が容易に行うことが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、録画モードには"XP"、"SP"、"LP"、"EP"、"FR"がある、としたが、これらのモードは特に限定するものではない。また、録画予約情報入力の際に用いた記号・文字等は、特に上述した記号・文字に限定するものではなく、録画対象や録画モード橙の設定に必要な識別が行える記号・文字であれば良い。
また、上述の例では、番組表12の構成において、横方向にチャンネル、縦方向に時間軸を取り、縦方向の時間軸を番組毎に区切り、番組表の1セルを1番組と対応させたが、時間軸の区切り方は、番組毎で限定するものではなく、1分、5分、30分というように分区切りで行い、1セルをその分刻みにおけるTV放送内容と対応させても構わない。
また、上述の例では、ペン11とレコーダー13の通信にブルートゥース通信を使用したが、特にこれに限定するものではなく、赤外線通信やUSB接続など有線、無線多くの方式が利用可能である。これらの方式を利用しても、本発明の効果は十分に発揮される。
また、上述の例では、番組表12にアノト方式のデジタイジング方式が採用されているが、これに限らず、同様のことはその他の方式のデジタイザーと呼ばれる技術を使っても実現は可能である。ただし、何かしらの装置を必要とするので、可搬性などで本実施形態と同等の効果が得られるかどうかは定かではない。
本発明にかかる情報入力システムの概略構成の一例を示す模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの電子ペンの構成例を示す模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表用紙の一例を示す模式図である。 本発明にかかる情報入力システムのレコーダーの構成例を示す模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの動作処理を示すフローチャート図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表の一例を示す模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表の一例を示す模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表への記入例を模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表への記入例を模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表への記入例を模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表への記入例を模式図である。 本発明にかかる情報入力システムの番組表への記入例を模式図である。
符号の説明
1 録画予約情報入力システム
11 ペン
12 番組表
13 レコーダー
110 ボールペン
111 ペン先
112 筆圧センサ
113 光学モジュール
114 検出範囲
115 信号処理部
116 制御部
117 スイッチ
118 メモリ
119 バッテリー
120 通信制御部
121 パタン面
122 符号パタン
123 ドット
130 ペンデータ受信手段
131 番組表定義ファイル用メモリ
132 番組表定義ファイル取得手段
133 エリアデータ取得手段
134 エリアデータ・位置データ比較手段
135 取得時刻送信手段
136 時刻比較手段
137 記号・文字認識手段
138 取得データ集積・処理システム
139 録画装置
140 録画データ用メモリ
141 格納装置
142 録画データ再生装置
301 記入開始エリア
302 送信開始エリア
303 番組表エリア
304 番組エリア
305 書き込み済番組エリア

Claims (10)

  1. 番組表と、前記番組表に記入を行うペンと、前記ペンと通信可能に接続されたレコーダーとを備えた録画予約システムであって、
    前記番組表は、前記ペンにより記入が行われる位置に応じた位置情報を示すパタンが印刷されると共に、番組情報が視認可能に印刷され、
    前記ペンは、前記番組表に記入を行った位置に応じて前記位置情報を取得する手段と、取得した前記位置情報を前記レコーダーに対して送信する手段を有し、
    前記レコーダーは、前記ペンから送信された前記位置情報を受信する手段と、受信した前記位置情報に応じて予約する番組を決定する手段と、決定した番組の録画予約を行う手段を備えた録画予約システム。
  2. 前記ペンは当該ペン固有の識別情報を格納する手段と、位置情報を前記識別情報と関連付けて前記レコーダーに送信する手段を有し、
    前記レコーダーは、前記識別情報と関連付けて前記位置情報を受信する手段と、前記ペンの識別情報を予め登録し格納する記憶手段と、受信した前記位置情報と関連付けられた前記識別情報が前記記憶手段に格納された前記ペンの識別情報と一致するかを判定する手段と、判定の結果、両者が一致した場合のみ受信した位置情報に応じて予約する番組を決定する手段を有することを特徴とする請求項1記載の予約システム。
  3. 前記ペンは、前記レコーダーに前記位置情報を送信する時点での時刻を記録する手段と、
    記録した送信時刻情報を前記レコーダーに送信する手段を有し、
    前記レコーダーは、前記ペンから前記送信時刻情報を受信する手段と、前記位置情報に対応する番組の時刻情報を取得する手段と、前記送信時刻情報と前記番組の時刻情報を比較し、比較した結果に基づいて、当該番組を録画予約するか録画予約以外の処理を行うかを決定する手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の録画予約システム。
  4. 前記レコーダーは、前記ペンに対して時刻情報を送信する手段を有し、
    前記ペンは、前記レコーダーから前記時刻情報を受信する手段と、受信した前記時刻情報に基づいて前記送信時刻情報を修正する機能を有することを特徴とする請求項3記載の録画予約システム。
  5. 前記ペンは、前記番組表に筆記した手書き情報を取得する手段と、取得した前記手書き情報を前記レコーダーに送信する手段を有し、
    前記レコーダーは、前記ペンから前記手書き情報を受信する手段と、受信した前記手書き情報の筆記形状を認識する手段と、認識した筆記形状に応じて異なる処理を行う手段を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の録画予約システム。
  6. 前記認識した筆記形状に応じた処理は、記録媒体の選択及び/又は録画モードの選択であることを特徴とする請求項5記載の録画予約システム。
  7. 前記パタンは、当該パタンの上に番組情報を印刷しても前記ペンにより認識可能であることを特徴とする請求項6記載の録画予約システム。
  8. 前記番組表は、番組毎に各番組に対応した番組領域を複数有し、前記番組領域は、互いに隣接する位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の録画予約システム。
  9. 前記レコーダーは、前記ペンにより前記番組表の番組領域の複数に対して手書き入力を行った場合、受信した手書き情報に応じて、手書き入力を行った番組領域全ての番組に対して、認識した形状に応じた処理を行うことを特徴とする請求項8記載の録画予約システム。
  10. 前記ペンと前記レコーダー間の通信は、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)方式により実行されることを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の録画予約システム。
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