JP2006277684A - 入力装置及びこれらを備えた電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 誤操作を防止し、操作性が向上した入力装置を提供する。
【解決手段】 「5」のボタンの対角線上に配置している「1」のボタンの角部(2a)と、「3」のボタンの角部(3a)と、「7」のボタンの角部(4a)と、「9」のボタンの角部(5a)とは、「2」「4」「5」「6」「8」「0」のボタンの角よりも緩やかなカーブを描くように形成されている。具体的には、角部(2a〜5a)の曲率は、「2」「4」「5」「6」「8」「0」のボタンの角部の曲率より大きく形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 「5」のボタンの対角線上に配置している「1」のボタンの角部(2a)と、「3」のボタンの角部(3a)と、「7」のボタンの角部(4a)と、「9」のボタンの角部(5a)とは、「2」「4」「5」「6」「8」「0」のボタンの角よりも緩やかなカーブを描くように形成されている。具体的には、角部(2a〜5a)の曲率は、「2」「4」「5」「6」「8」「0」のボタンの角部の曲率より大きく形成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、入力装置に関するものである。
従来、電卓、パーソナルコンピューターの他、複写機やファックス、携帯電話などの電子機器へ数値情報を入力する際には、テンキー等の入力装置が用いられている。このようなテンキーに関する発明としては、テンキーを薄くして形成することにより操作性を向上させるものや、テンキーを小型化してコンパクトな電子機器に搭載させるものがある。例えば、携帯電話に用いられるテンキーの発明としては、特許文献1に開示するようなものがある。特許文献1に開示する発明は、テンキーの各ボタンを薄く形成することにより、その操作性を向上させるものである。
しかしながら、上記従来の構成では、テンキーの夫々のボタンが同一形状であるため、視覚によって所望のボタンを押すことができても、触覚によってボタンの種類を判別することができず、誤操作の原因となる場合があった。また、「5」のボタンを中心として、「2」のボタンを上、「4」のボタンを左、「6」のボタンを右、「8」のボタンを下として、仮想的な十字キーにより、メニュー操作等を行う場合がある。このような場合には、特に誤操作が生じやすかった。また、視覚障害者向けの機器にテンキーを用いる場合に、夫々のボタンの形状が上下左右で対称な丸型形状等の場合には、仮に装置が本来横で操作するものであっても、縦で操作していても視覚障害者にとっては認識できない場合がある。また、視覚障害者向けのテンキーとしては、ボタンを押すごとに、音声によって視覚障害者に、押されたボタンの種別を認識させるものがあるが、装置が大型化し、コンパクトな電子機器に搭載することができないという問題があった。
そこで本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、誤操作を防止し、操作性が向上した入力装置を提供することを目的とする。
上記目的は、横に3つ配置してあるボタンを縦に3行に配置されているボタン群を備えている入力装置において、使用頻度の高い第1のボタン群又は使用頻度の低い第2のボタン群のいずれかに、触覚によって判別可能な印が設けられていることを特徴とする入力装置により達成できる。
これにより、利用者は使用頻度の高いボタンと低いボタンの形状を、指で触れることにより区別することができる。従って、視覚からの情報を頼らずに、触覚のみによってボタンの種類を判別することができるので、誤操作を防止することができる。
また、前記第1のボタン群は、前記ボタン群の中心に配置されている中心ボタンと、前記中心ボタンの縦及び横方向に配置されているボタンから構成され、前記第2のボタン群は、前記中心ボタンに対し、対角線上に配置されているボタンから構成されているようにしてもよい。
これにより、中心に配置されている中心ボタン及び中心ボタンの縦・横方向に配置されているボタンと、中心ボタンの対角線上に配置されているボタンとを、触覚によって判別することができる。
また、前記第2のボタン群に設けられた前記印は、前記第2のボタン群の夫々のボタンの形状と、前記中心ボタンの形状又は前記第1のボタン群の形状とが異なっているようにしてもよい。
また、前記第2のボタン群に設けられている前記印は、前記中心ボタンの角に対向する角の曲率が、前記中心ボタンの角の曲率より大きく形成されているようにしてもよい。
また、上記目的は、前記入力装置がテンキーであることによっても達成できる。これにより、誤操作を防止できるテンキーを実現できる。
また、前記入力装置を備えた電子機器は、誤操作を防止し、操作性が向上する。
本発明によれば、誤操作を防止し、操作性が向上した入力装置を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1は、本実施例にかかる入力装置1の構成を示すものである。本実施例にかかる入力装置1は、上段のボタンは、1A、2A、3Aが左から順に配置されており、中段のボタンは、4A、5A、6Aが左から順に配置されており、下段のボタンは、7A、8A、9Aが左から順に配置されている。
本実施例にかかる入力装置1は、ボタン1A、3A、7A、9A(第1のボタン群)の形状に特徴がある。具体的には、ボタン5A(中心ボタン)の対角線上に配置しているボタン1Aの角部2と、ボタン3Aの角部3と、ボタン7Aの角部4と、ボタン9Aの角部5とは、ボタン2A、4A、5A、6A、8Aの角部よりも緩やかなカーブを描くように形成されている。詳細には、角部2〜5の曲率は、ボタン2A、4A、5A、6A、8Aの角部の曲率より大きく形成されている。
これが印となり、ユーザは、ボタン2A、4A、5A、6A、8A(第2のボタン群)と、ボタン1A、3A、7A、9A(第1のボタン群)とを、触覚によって容易に判別することができる。触覚によって容易に判別することができるので、誤操作を防止することができる。特に、視覚障害者にとっては、指先の触覚によって、ボタンの配置を判別できるので誤操作を防止できる。また、コスト的にも大きな負担とならずに上記効果を得ることができる
図2は、実施例2に係るテンキー1aの構成を示すものである。本実施例に係るテンキー1aは、上段に「1」・「2」・「3」、中段に「4」・「5」・「6」、下段に「7」・「8」・「9」という具合に配列されている。
実施例2に係るテンキー1aは、「1」・「3」・「7」・「9」のボタン(第1のボタン群)の形状に特徴がある。具体的には、「5」のボタン(中心ボタン)の対角線上に配置している「1」のボタンの角部2aと、「3」のボタンの角部3aと、「7」のボタンの角部4aと、「9」のボタンの角部5aとは、「2」・「4」・「5」・「6」・「8」・「0」のボタンの角よりも緩やかなカーブを描くように形成されている。詳細には、角部2a〜5aの曲率は、「2」・「4」・「5」・「6」・「8」・「0」のボタンの角部の曲率より大きく形成されている。
これが印となり、ユーザは、「2」・「4」・「5」・「6」・「8」のボタン(第2のボタン群)及び「0」のボタンと、「1」・「3」・「7」・「9」のボタンとを、触覚によって容易に判別することができる。特に、テンキーを仮想的な十時キーとして用いる場合に、使用頻度の高い「2」・「4」・「5」・「6」・「8」のボタンと、使用頻度の低い「1」・「3」・「7」・「9」のボタンとを、触覚によって容易に判別することができるので、誤操作を防止することができる。特に、視覚障害者にとっては、指先の触覚によって、ボタンの配置を判別できるので誤操作を防止できる。また、コスト的にも大きな負担とならずに上記効果を得ることができる
尚、実施例2の変形例として、図3に示すような電卓型テンキー1bにも、本発明を用いることができる。電卓型テンキー1bは、上段に「7」・「8」・「9」、中段に「4」・「5」・「6」、下段に「1」・「2」・「3」、という具合に配列されている。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えばテンキーにおいて、「2」・「4」・「5」・「6」・「8」のボタンに印をつけて、「0」・「1」・「3」・「7」・「9」のボタンを通常のボタンの形状としてもよい。具体的には、「2」・「4」・「5」・「6」・「8」のボタンの中央部に凹部又は凸部を設けて判別できるようにしてもよい。
1 入力装置
1a、1b テンキー
1A、2A、3A 上段のボタン
4A、5A、6A 中段のボタン
7A、8A、9A 下段のボタン
2 ボタン1Aの角部
3 ボタン3Aの角部
4 ボタン7Aの角部
5 ボタン9Aの角部
2a 「1」のボタンの角部
3a 「3」のボタンの角部
4a 「7」のボタンの角部
5a 「9」のボタンの角部
1a、1b テンキー
1A、2A、3A 上段のボタン
4A、5A、6A 中段のボタン
7A、8A、9A 下段のボタン
2 ボタン1Aの角部
3 ボタン3Aの角部
4 ボタン7Aの角部
5 ボタン9Aの角部
2a 「1」のボタンの角部
3a 「3」のボタンの角部
4a 「7」のボタンの角部
5a 「9」のボタンの角部
Claims (6)
- 横に3つ配置してあるボタンを縦に3行に配置されているボタン群を備えている入力装置において、
使用頻度の高い第1のボタン群又は使用頻度の低い第2のボタン群のいずれかに、触覚によって判別可能な印が設けられていることを特徴とする入力装置。 - 前記第1のボタン群は、前記ボタン群の中心に配置されている中心ボタンと、前記中心ボタンの縦及び横方向に配置されているボタンから構成され、
前記第2のボタン群は、前記中心ボタンに対し、対角線上に配置されているボタンから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 前記第2のボタン群に設けられた前記印は、前記第2のボタン群の夫々のボタンの形状と、前記中心ボタンの形状又は前記第1のボタン群の形状とが異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
- 前記第2のボタン群に設けられている前記印は、前記中心ボタンの角に対向する角の曲率が、前記中心ボタンの角の曲率より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
- 前記入力装置は、テンキーであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の入力装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の入力装置を備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100057A JP2006277684A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 入力装置及びこれらを備えた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100057A JP2006277684A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 入力装置及びこれらを備えた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006277684A true JP2006277684A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37212336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005100057A Pending JP2006277684A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 入力装置及びこれらを備えた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006277684A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016146053A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社甲府ワインポート | 押ボタン式スイッチを有する数字入力装置 |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005100057A patent/JP2006277684A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016146053A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社甲府ワインポート | 押ボタン式スイッチを有する数字入力装置 |
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