JP2006274773A - 建物の雨樋に頼らずに雨水を集水する縦型の装置 - Google Patents

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Naoyuki Ozaka
尚之 尾坂
Osamu Sato
佐藤  修
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Abstract

【課題】本発明は、屋上等に降った雨水を、スペースをとらずに集水するために垂直方向に設置して集水する縦型の装置である。風により斜めに降る雨を効率的に集水する装置を提供する。
【解決手段】水平方向に設置する傾斜板2と傾斜板2から流れ落ちた雨水や風で斜め方向から直接内部に進入する雨水を捉え、下の集水樋に導く線状部3とその雨水を集め貯水タンクに導入するための集水樋4からなる集水する装置を特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、雨樋に頼らずに雨水を集水するため、縦型に設置する装置に関するものである。
近年水資源の大切さが認識され、特に都市部では屋上緑化等の用水として雨水の活用が重要視されている。そのような中で従来雨水は雨樋から集水し、地上や地下のタンクに貯水する方法が多数提供されている。(例えば、特許文献1参照)また、雨樋に頼らない方法も提供されている。(例えば、特許文献2参照)更に省スペースで簡単に設置できる方法も提供されている。(例えば、特許文献3参照)
特許文献2の雨樋に頼らない方法は、建物が無い場所で水の無い土地や水の運ぶのが困難な場所での集水が目的としたものである。開放された面を上向きに地面上に設置し、上からの降雨を集水する機能を特徴としている。
特許文献3の集水には持ち運びができるパネルの受け皿状の平面を有する。このパネルも上向きに開放されており上部からの集水を目的としている。
特開1998−088629号 公報 特開2004−036374号 公報 特開2002−345352号 公報
従来の雨水を集水する方法では次のような問題点があった。
いずれの方法でも屋根や開放された水平方向の面で集水することを目的としている。屋根を利用する場合ビル等では雨樋から地上や地下にタンクに貯水するが、その設置スペースはほとんどないのが現状である。また、スペースがあったとしても屋上緑化等の用水には地上や地下の貯水タンクからポンプで送水しなければならず、大掛かりな設備を必要とする。また開放された面での集水はビルならば屋上の上に更に集水装置を設けることになり美観を損ね高コストとなる。
上水は屋上緑化の用水によく用いられているが、水資源の問題、上下水道料金の負担等の問題点が多い。
本発明は以上の問題を解決し、垂直方向に本体を設置して雨水を集水し、貯水するために考案されたものである。
通常降雨は低気圧の発達により風雨になることが多い。また、ビルの屋上等では風は地上より強いのが一般的である。以上により風で斜めに降る雨水を捉えるため、本体に水平方向に取り付けられた傾斜板2と、傾斜板2から流れ落ちた雨水や風が強い時直接内部に進入する雨水を捉え、下の集水樋4に導く線状部3とその雨水を集め貯水タンクに導入するための集水樋4からなる。本発明は、以上の構成よりなる雨水を集水する縦型の装置である。
また、傾斜板2を省き線状部3と集水樋4のみからなる装置でも効率は落ちるが雨水を集水することができる。
ビルの屋上等での雨水の集水はその上に開放された水平方向の集水面を設置しない限り困難であった。また、地上でもスペースをとらずに集水する方法は無かった。しかし多くの場合雨が風により斜めに降ることを利用し、スペースを余りとらずに雨水の集水が可能となる装置を提供する。
以下、本発明を実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1では風の影響で斜めに降った雨水は、この装置に捉えられたのち流下しながら下部の集水樋に導かれ、そこから貯水タンクに入り貯水される外観を示す。
図2では更に具体的に説明する。支柱1は傾斜板2、線状部3、集水樋4の支持する柱である。雨水は水平方向に設置された傾斜板2で捉えられる。傾斜板で捉えた雨水は流れ落ちて線状部3に導かれる。また、風が強い時傾斜板に捉えきれない雨水は直接線状部3で捉えられる。更に風の強い時は反対側の傾斜板2や線状部3でも雨水は捉えられる。その雨水は線状部3から流下し、集水樋4に集水される。
図3の支柱1は、その目的から風の強い場所で設置することが多いと想定され、鉄製、ステンレス製等の金属もしくは木の素材が強度を有するので目的は達せられる。
図3の傾斜板2は幅を広くするとそれだけ集水機能が増加するが、その分設置場所の幅も広がることとなる。本装置の本来の目的を考慮すると傾斜板2はなるべく狭くした方がよい。また傾斜板2は屋上緑化等の用水確保で用いられる時、光の透過性が必要な場合、傾斜板2はポリカーボネート等の使用、そうでない場合は吸水性を無くすため塗料を塗った木製の板等の使用も考えられる。これらの素材は本装置の軽量化にも貢献できる。
図3の線状部3は例えばテグスのように強度があり、保水性のない糸を数多く縦に張ったものであるが、雨水を確実に捉えようとして設置間隔を狭くしすぎると風が抜けにくくなり、また雨水が線と線の間に留まって却って流下させる機能が低下する。実験では5〜10mm程度の間隔が良好な結果をもたらした。
図3の集水樋4は流下した雨水が飛び出さないようにある程度深くし、また貯水タンクに雨水を導入する導水管が必要である。その口にはゴミや落ち葉等が貯水タンクに入らないよう網を設置する必要がある。
図4は傾斜板抜きに線状部3と集水樋4のみで構成された図である。雨水が線状部3で捉えきれない場合もあり、集水する効率は傾斜板2がある場合より落ちるが、簡易型として本発明の目的に沿った装置である。
本装置の設置に際しては可能なら集水面が南北を主体にいろいろな方向に設置すべきである。これは、気象条件により雨水は様々な方向から降り注ぐため、その時々でなるべく多くの雨水を集めることが出来るようにするためである。例えば、ビルの屋上等では外周部に設置されているフェンス状に本装置を設置すればよい。
一方設置する方角が制限されるので効率は落ちるが、建物の壁面、道路や歩道の境界部の設置等によって様々な場所での雨水の集水は可能となる。ただ風が余り通らない場所では垂直に落下する雨水が多くなり集水能力は低下する。また、多くの雨水を集水するには許容される範囲で本装置を上に伸すことなどで面積を広げれば目的は達せられる。
本発明の外観図である。 本発明の斜視図である。 本発明の分解斜視図である。 本発明の傾斜板を省いた斜視図である。
符号の説明
1 支柱
2 傾斜板
3 線状部
4 集水樋

Claims (2)

  1. 斜め方向からの雨水を捉える傾斜板2を有し、捉えた雨水を流下させる線状部3と線状部3からの雨水を集める集水樋4からなり、縦型に設置することを特徴とする雨水を集水する装置
  2. 傾斜板2を省き直接雨水を捉える線状部3と集水樋4からなり、縦型に設置することを特徴とする雨水を集水する装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2914333A1 (fr) * 2007-03-27 2008-10-03 Ecol Eaumur Sarl Element vertical de separation
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KR102610668B1 (ko) * 2022-07-01 2023-12-07 고려대학교 산학협력단 빗물 집수 장치 및 이를 이용한 방법

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