JP2006270848A - 設備故障判定システム、方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

設備故障判定システム、方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 PDH装置/SDH装置それぞれに対する故障判定を行うほかに、PDH/SDHを含めて通信網内における真の故障設備を求めること。
【解決手段】 PDH通信網とSDH通信網を含む通信網1内における通信障害の発生時に発出される警報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行う設備故障判定システムである。前記SDH設備に関する警報メッセージに基づいて故障設備を特定するSDH設備故障判定装置2と、前記PDH設備に関する警報に基づいて故障設備を特定するPDH設備故障判定装置3と、前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定する突合せ判定装置4を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信網において通信障害が発生した場合に故障箇所を判定する故障判定技術に関し、特にPDH/SDHが混在している通信網で設備故障が発生した場合に故障箇所を判定するSDH/PDH混在通信網における統合設備故障判定システム、方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来のPDH(プリシオナスディジタルハイアラ−キ)通信網で使用していたいわゆるPDH系装置は故障情報を接点で監視しており、故障情報をメッセージで出力するSDH(シンクロナスディジタルハイアラ−キ)装置とは故障情報の形態が異なる。この為、従来のPDH通信網における設備故障判定方式を利用している設備故障判定装置ではSDH装置についての故障判定が行えない、すなわち、従来のPDH装置のみで構成される通信網に対する設備故障判定システムでは、SDH装置が発する警報メッセージを元に設備故障判定することができず、PDH装置/SDH装置の混在する通信網内において、正しい設備故障判定が行えなかった。この為、通信網にSDH装置を導入するにあたり、SDH装置の設備故障判定機能が必要となった。
以下の特許文献1には、SDH網での通信障害発生から障害箇所を特定するためのSDH装置に関する設備故障判定を行うSDH設備故障判定装置が開示されている。
特開平6−209316号公報
しかしながら、PDH/SDHが混在している通信網では、ある設備故障が発生した場合には、PDH装置/SDH装置いずれの装置からも警報が発生する可能性がある為、設備故障監視としては、PDH装置/SDH装置それぞれに対する故障判定を行うほかに、PDH/SDHを含めて通信網内における真の故障設備を求める必要があった。
従って本発明の目的は、SDH設備/PDH設備の混在する通信網内においてSDH設備及びPDH設備の少なくとも一つに故障が発生した際に、SDH設備/PDH設備から発出される警報メッセージを元に、PDH設備の設備故障判定結果とSDH設備の設備故障判定結果の突合せ判定を行い、通信網内における真の故障設備を特定する設備故障判定システム、方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の特徴を有する、課題を解決するための手段を採用している。
本発明に係る設備故障判定システムは、プリシオナスディジタルハイアラーキ(PDH)通信網とシンクロナスディジタルハイアラーキ(SDH)通信網を含む通信網内における通信障害の発生時に発出される警報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行う設備故障判定システムであって、前記SDH設備に関する故障情報である警報メッセージに基づいて故障設備を特定する故障判定機能を有するSDH設備故障判定装置(2)と、前記PDH設備に関する警報である接点情報に基づいて故障設備を特定する故障判定機能を有するPDH設備故障判定装置(3)と、前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定するための突き合わせ判定を行う突合せ判定装置(4)を有することを特徴とする。
本発明に係る設備故障判定方法は、プリシオナスディジタルハイアラーキ(PDH)通信網とシンクロナスディジタルハイアラーキ(SDH)通信網を含む通信網内における通信障害の発生時に発出される警報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行う設備故障判定方法であって、前記SDH設備に関する故障情報である警報メッセージに基づいて故障設備を特定するステップと、前記PDH設備に関する警報である接点情報に基づいて故障設備を特定するステップと、前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定するための突き合わせ判定を行うステップ有することを特徴とする。
本発明に係る設備故障判定プログラムは、コンピュータに、プリシオナスディジタルハイアラーキ(PDH)通信網とシンクロナスディジタルハイアラーキ(SDH)通信網を含む通信網内における通信障害の発生時に発出される警報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行わせるプログラムであって、前記SDH設備に関する故障情報である警報メッセージに基づいて故障設備を特定するステップと、前記PDH設備に関する警報である接点情報に基づいて故障設備を特定するステップと、前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定するための突き合わせ判定を行うステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係る情報記録媒体は、前記プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリを含む。)である。
例えば、図1において、PDH設備故障判定装置3はSDH/PDH混在通信網内1におけるPDH装置に関する設備故障判定を行う装置、SDH設備故障判定装置2は通信網内におけるSDH装置に関する設備故障判定を行う装置、突合せ判定装置4はPDH装置の故障判定結果とSDH装置の故障判定結果の突合せ判定を行い、通信網内における真の主原因故障設備を特定する装置である。SDH/PDHの混在する通信網内の設備に故障が発生した際には、通信網を構成する各種装置から発生する警報をPDH装置に関する故障情報である接点警報はPDH設備故障判定装置3を用いて故障判定し、SDH装置が発出する警報メッセージは記憶装置6に保持する各種データを元にSDH設備故障判定装置2を用いて故障判定を行い、それぞれの判定で求められた主原因設備情報を記憶装置6に保持する情報を元に突合せ判定装置4を用いて突合せ判定し、通信網内における真の故障設備を特定し、出力装置5を用いて通信網の監視者に通知することができる。
本発明によれば、SDH装置にて構成された通信網においてSDH装置故障および伝送路の異常等の発生時に、関連するさまざまなSDH装置が発出する警報メッセージを元にしてパスの停止判定および故障判定を行うことにより、通信網内の故障設備の特定および故障により影響を受けるパスの特定が可能となる。
本発明によれば、PDHおよびSDHの混在する通信網において、ある設備の故障に対して影響を受けて出力される多種多様な警報である接点情報およびメッセージ情報を統合して故障判定を行うことにより、故障情報の異なるPDH/SDH装置が混在する通信網内における真の主原因設備が特定可能となる。
本発明によれば、SDH設備故障判定に関しては、既存の通信網に対して出力警報が異なる新たなタイプのSDH装置が追加されるような場合でも、警報のパスへの関連付けおよびパスの階層関係を定義するテーブルを変更することで判定処理ロジックを見直すことなく容易に対応できる。またPDH/SDHの混在する通信網においても、設備間の接続関係および主原因特定のテーブルを変更することで、突合せ判定処理も可能となる。
本発明によれば、PDH装置とSDH装置の故障判定を別々に行うことで、PDH通信網の故障判定を行う装置として既にPDH故障判定装置が存在しているシステムにおいて、SDH装置が通信網に追加される場合でも、故障判定システムを全て作り直す必要は無く、既存のPDH設備故障判定システムに対してSDH設備故障判定機能を追加するという形でSDH混在の通信網の故障監視機能を付加することが可能となる。
図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を参照すると、本実施の形態はPDH装置/SDH装置が混在する通信網であるSDH/PDH混在通信網1を対象とし、その通信網を構成する各装置から出力される各種警報を収集し、収集した警報を元に通信網内での故障設備の判定を行うものであり、PDH装置についての判定を行うPDH設備故障判定装置3、SDH装置についての判定を行うSDH設備故障判定装置2、PDH故障判定結果とSDH故障判定結果を突き合わせて通信網内における真の故障設備を特定する突合せ判定装置4、および判定結果としての主原因設備故障情報等を出力するCRT等の出力装置5、SDH設備故障判定および突合せ判定に利用する各種定義情報を保持する記憶装置6とを含む。
SDH/PDH混在通信網1において設備故障が発生した際に、各種装置から通知される警報に対してPDH装置に関する警報である接点情報はPDH設備故障判定装置3、SDH装置が発出する故障情報である警報メッセージはSDH設備故障判定装置2で、それぞれ故障判定処理を行う。
PDH設備故障判定装置3での故障判定方式は従来から知られている方式(いわゆる傘の論理を用いた故障判定方式)を用いて、通信網内におけるPDH装置に関する警報である接点情報を元にPDH装置の故障設備を特定する故障判定機能を有する。
SDH設備故障判定装置2での故障判定方式はPDH通信網における故障判定方式と同様に傘の論理を利用し、SDH装置が発出する故障情報である警報メッセージから通信網での設備故障判定を行えるようにした故障判定機能を有する。
突合せ判定装置4では、PDH故障判定結果とSDH故障判定結果として求められたそれぞれの故障主原因設備情報を元に、装置間の接続関係(ネットワーク構成状態)に従って突合せ判定処理を行い、SDH/PDHのどちらかを通信網内における真の故障設備と決定する機能を有する。なお、PDH系の接点警報及びSDHのメッセージ警報はそれぞれ警報収集経路が異なることや、故障警報の数が異なることから、PDH設備故障判定装置による故障判定処理と、SDH設備故障判定装置による故障判定処理は、どちらが先に終了するかは確定できない。よってPDH設備故障判定装置による判定結果であるPDH故障主原因情報とSDH設備故障判定装置2によるSDH故障主原因情報から真の故障情報を求める為には、どちらの判定処理が先に終了しても良いように、それぞれお互いの判定処理が終了するまで待ち合わせを行う。
次にSDH設備故障判定装置2および突合せ判定装置4に関係する構成の詳細を説明する。部位/パス対応関係記憶部61は、SDH装置から出力される警報メッセージに含まれる部位情報から、通信網1におけるパスに対応するパス状態警報を生成する為の、装置部位とパスの対応関係を記憶する装置である。SDH装置が出力するメッセージ警報の内容として含まれる故障部位情報に対して、あらかじめその部位に対応するパスを対応付けしておくことで、各メッセージ警報に対してパスが1対1に対応付けされた情報を記憶している(パスとは、通信網における多重化階層の対向関係に対応する伝送路の概念である)。パスと各SDH装置の部位情報は、利用者がネットワーク構成情報としてパス及びそのパスを構成する装置情報を入力することで、あらかじめ装置の各部位とその部位から発生する警報との対応定義情報を元に対応付けを行い、部位/パス対応関係記憶部61に記憶しておくものである。
警報メッセージ変換処理部21は、SDH/PDH混在通信網1から受信するSDH装置から発出された警報メッセージに対し、部位/パス対応関係記憶部61に記憶されている警報とパスの対応関係を探索し、警報メッセージ情報を通信網1内におけるパスに対応したパス状態警報に変換する。
パス階層関係記憶部62は、通信網1におけるパスの階層関係を記憶する装置であり、通信網1内の設備故障にて複数通知される警報について警報メッセージ変換処理部21にて生成されたパス情報に対して、パス階層関係記憶部62に記憶されているパスの階層関係を探索して、パス階層上で最上位のパスを特定する為に使用される。パスの階層関係についても利用者がネットワーク構成情報としてSDH設備故障判定装置2に対して与えるものである。
主原因パス停止判定処理部22は、警報メッセージ変換処理部21にて生成された、警報とパスが1対1に対応付けされたパス状態警報を、パスの階層関係を記憶するパス階層関係記憶部62を元にパスの階層順にパスの停止判定を行い、パス階層における最上位のパスを主原因パスとする判定処理を行う。主原因パスと判定されたパス配下のパスに関係する警報については主原因パス故障の影響により発生した警報とみなし、故障とみなさない。
警報レベル記憶部63は、設備故障時に発生する警報メッセージの連鎖(故障時に発生する警報および他の故障警報により影響を受けて発生する警報の関係)に従って、システムとしてあらかじめ各警報に対してレベル付与(重み付け)を行い、警報種類毎に警報レベルを記憶しておくものである。
主原因設備故障判定処理部23は、主原因パス停止判定処理部22により求めた主原因パスの両端装置で発生している警報のうち警報レベル記憶部63に記憶されている警報のレベルに従い、より上位レベルの警報が発生している設備を故障の主原因設備とする判定を行う。
待ち合わせ条件記憶部64は、PDH装置とSDH装置の接続関係と警報の種類毎に、故障発生時の警報の連鎖関係に従い、PDH故障がSDH故障の影響の可能性があるか、またはSDH故障がPDH故障の影響の可能性があるかどうかをあらかじめ定義し、他故障による影響の可能性検査の必要有無、つまり相手(PDH判定結果の場合はSDH故障判定結果、またはその逆)の判定結果を待ち合わせる必要の有無条件を記憶する。言い換えると、待ち合わせ条件記憶部64は、PDH装置とSDH装置の接続関係情報と前記警報の種類毎に、故障時に発生する警報および他の故障警報により影響を受けて発生する警報の関係に従って、PDH装置故障が他方のSDH装置故障の原因となるか、SDH装置故障が他方のPDH装置故障の原因となるか否かの判定に利用する定義情報を記憶し、他故障が自故障の原因となる可能性検査の必要があるか否かの判定結果を待ち合わせる必要があるか否かの条件設定情報を記憶しているのである。
待ち合わせ処理部41は、SDH設備故障判定装置2およびPDH設備故障判定装置3から判定結果を受け付け、それぞれの判定結果情報を元に待ち合わせ条件記憶部64の記憶されている条件を検索し、待ち合わせが必要と判断された場合には、待ち合わせ相手の故障判定結果が待ち合わせ処理部41に渡されるのを一定時間待ち合わせる処理を行う。
突合せ判定条件記憶部65は、PDH装置とSDH装置それぞれの故障情報の突合せを行った際にどちらの故障情報を真の主原因設備とするかの条件を記憶し、待合わせ条件記憶部と同様に装置間の接続関係と警報の種類毎に規定される。
突合せ判定処理部42は、待ち合わせ処理部41にて待ち合わせ行ったPDH設備故障判定装置3によるPDH装置の故障判定結果およびSDH設備故障判定装置2によるSDH装置の故障判定結果から、突合せ判定条件記憶部65に記憶されている条件に従い、どちらが真の主原因故障情報であるかの判定を行い(突合せ判定)、SDH/PDH混在通信網1内における真の主原因設備を決定する。
出力装置5は、突合せ判定装置4により求められたSDH/PDH混在通信網1内における真の故障主原因設備情報をCRT装置等に出力する。
以下、図1〜図4を参照して本実施の形態に係る判定システムの動作について詳細に説明する。
図1において、通信網1内で設備故障が発生した際に、PDH設備故障判定装置3は、SDH/PDH混在通信網1からPDH設備の故障情報である接点情報を、PDH装置監視用ネットワーク8を介して受け付ける。PDH設備故障判定装置3は供給された接点情報を収集し、故障判定処理を行い、通信網を構成する装置のうち、PDH装置に関する故障設備主原因判定を行い、通信網内でのPDH故障主原因設備を求めて突合せ判定装置4に通知する。
SDH設備故障判定装置2は、SDH/PDH混在通信網1からのSDH設備の故障情報である警報メッセージ情報をSDH装置監視用ネットワーク7を介して受け付ける。SDH設備故障判定装置2は供給された警報メッセージを収集し、まず各警報中の装置部位情報を元に、警報メッセージ変換処理部21にて部位/パス対応関係記憶装置61に記憶されている警報とパスの対応表を検索し、各警報メッセージをパスの故障情報とするパス状態情報に変換する。変換された各警報メッセージはそれぞれパスに対応付けされ、パスをキーとする警報情報となる。これにより各警報をパスの状態情報として扱うことができ、パスの故障状態を判定可能となる。
故障発生時に通信網内のSDH装置から出力される複数の警報は、警報メッセージ変換処理部21にて生成されたパス故障警報として主原因パス停止判定処理部22に与えられる。主原因パス判定処理部22はそれら複数のパス状態警報をパス階層関係記憶部62から検索し、パスの階層順にソートし最上位のパスから順にパス故障判定を行う。パス状態警報内の警報状態が発生の場合パス停止と判定し、停止と判定された最上位のパスを故障の主原因パスとし、主原因パス配下のパスに関するパス状態警報は、主原因パスの故障による影響とみなし、故障とみなさない。主原因パスと判定されたパスをもつパス状態警報は後続の主原因設備故障判定処理部23に渡される。
主原因設備故障判定処理部23では、主原因パス停止判定22により求めた主原因パスに関するパス状態情報を受け付け、それぞれの警報を警報レベル記憶部63から検索して警報レベルを取得する。主原因パスに関するパス状態情報が複数存在する場合、それぞれ取得した警報レベルのうち、一番上位レベルの警報を発出している設備を故障の主原因設備と特定し、主原因設備情報および警報情報を突合せ判定装置4に通知する。
PDH設備故障判定装置3およびSDH設備故障判定装置2により求められた故障主原因設備情報はそれぞれ待ち合わせ処理部41に渡される。待ち合わせ処理部41では、SDH/PDHそれぞれの故障主原因設備情報を元に待ち合わせ条件記憶部64、およびパス階層関係記憶部62を検索し、PDH設備の場合はSDH設備の故障情報を、SDH設備の場合はPDH設備の故障情報を、それぞれ突合せ判定を行う為に待ち合わせるかどうか判断する。
待ち合わせが必要無しと判断された場合には、故障主原因設備情報をそのまま突合せ判定処理部に渡し、突合せ判定処理部では突合せ相手なしとして突合せ判定を行わずにそのまま故障情報として出力装置5へ出力する。
待ち合わせの必要有りと判断された場合は、他の故障(SDHの場合はPDH、PDHの場合はSDH)の影響を判定する必要があるため、待ち合わせ相手の故障判定結果が待ち合わせ処理部に通知されるのを一定時間待ち合わせる。待ち合わせ中に待ち合わせ相手の故障情報が待ち合わせ処理部に通知されると、初めて突合せ判定処理部に故障情報を通知する。
突合せ判定処理部42では、PDH主原因情報とその相手のSDH主原因情報のうち、どちらの情報を故障主原因情報とするかを、おのおのの故障主原因情報およびパス階層関係記憶部62から求めた装置間の接続関係に基づき、突合せ判定条件記憶部65に記憶されている条件から求める。突合せ判定条件記憶部65から検索した結果により故障の真の主原因設備を求め、出力装置5を介して利用者に通知する。
図2に示す通信網の例において、SDH装置である「A1装置」が故障となった場合に、各装置から出力される警報が図2に示す通り[a]から[i]である場合の故障判定の流れを説明する。なお、接点情報である警報[i]はPDH装置の警報収集ネットワークを介してPDH故障判定装置に通知され、メッセージ情報である警報[a]から[h]はSDH装置の警報収集ネットワークを介してSDH故障判定装置に通知される。
PDH設備故障判定装置3では、通知された接点情報[i]から、PDH設備故障判定処理を行い、判定結果としてPDH装置内での主原因設備「A3装置」、および停止するPDHパスである「パスc1」を求める(PDH設備故障判定結果)。
次に、SDH設備故障判定の流れについて説明する。SDH故障判定装置2では、通知された警報メッセージ[a]から[h]を元に、SDH設備故障判定を行う。図3を参照すると、まず[a]から[h]それぞれの警報の部位情報を元に警報メッセージ変換処理部21にて部位/パス対応関係記憶部61を参照し、対応するパスを取得する。そして警報メッセージを取得したパスに対応する警報に変換し、[a][b]の警報はそれぞれ「パスa1」の故障発生警報、[c][f]の警報はそれぞれ「パスb1」の故障発生警報、同様に[d][g]は「パスb2」、[e][h]は「パスb3」の警報とする(図3のステップ1)。
主原因パス停止判定処理部22では、「パスa1」および「パスb1」「パスb2」「パスb3」に対して、パス階層関係記憶部61を検索することにより「パスa1」が「パスb1」「パスb2」「パスb3」を含めて最上位パスであることが分かる。よって「パスa1」を受信警報中における最上位のパスであると判断して故障の主原因パスとする。また警報の状態が発生であることから、「パスa1」配下のパスを「パスa1」の故障によって影響を受けたパスとして故障とみなさないとする判定により、主原因パスの停止判定結果として、「パスa1の故障発生」が求められる(図3のステップ2)。
故障の主原因パスである「パスa1」に関する警報を発出している設備である「A1装置」および「B1装置」に関し、それぞれの設備が発出している警報メッセージ[a]および[b]の警報レベルを警報レベル記憶部63より検索し、「A1装置」が発出している警報[a]がより高いレベルの警報であることが判断できる為、SDH装置内での故障主原因設備として「A1装置」を特定する。これにより、SDH装置内での故障主原因設備として「A1装置の故障発生」が求められる(図3のステップ3)。
主原因パス停止判定および主原因設備判定により、SDH設備の故障主原因情報が判定結果として求められる(図3のステップ4)。
次に、突合せ判定の流れについて説明する。突合せ判定装置では、通信網におけるPDH装置内での故障主原因設備である特定された「A3装置」の故障情報と、SDH装置内での故障主原因設備であると特定された[A1装置]の故障情報をそれぞれ受け付ける。
本具体例の場合、PDH設備故障判定装置からの故障主原因設備情報がSDH設備故障判定装置からの故障主原因情報よりも先に突合せ判定装置に通知されたとする。
図4を参照すると、PDH故障情報の主原因パスである「パスc1」を元にパス階層関係記憶部62を検索すると、上位にSDHパスが存在することが求められ、すなわち上位にSDH装置が接続されていると判断される。PDH故障主原因設備に関する情報および装置の接続関係「PDH装置の多重変換装置で上位にSDH装置が存在する」を条件として、待ち合わせ条件記憶部を検索すると、待合わせの必要あり(PDH多重変換装置は上位のSDH装置により影響を受ける可能性がある)となり、SDH設備故障情報を待ち合わせる(図4のステップ1)。
その後SDH設備故障判定装置からSDH設備の故障情報が、待ち合わせ処理部に通知されると、待ち合わせ処理部は主原因設備である「A1装置」(SDH装置の光伝送装置)を元に、その情報で待合わせ条件記憶部64を検索すると、接続関係に無関係に待合わせは不要であることが判断される(図4のステップ2)。
待ち合わせ不要と判断されて突合せ判定処理部42に渡されるSDH故障情報は、突合せ判定条件記憶部65を参照すると、PDH故障情報に関わらず主原因として特定できる。また、自故障情報を待ち合わせている故障情報が存在するかどうかを、主原因パスである「パスa1」でパス階層記憶部61を参照し、パスを下位に辿っていき、下位に存在するパスを主原因パスとする故障情報が待ち合わせを行っているかどうかをチェックする。すると「パスc1」を主原因パスとするPDH故障情報が、SDH故障情報の待合わせを行っていることが判断できる。突合せ判定条件を参照すると、上位のSDH故障が存在する場合はSDH故障を主原因とする判定結果となる(PDH故障情報はSDH故障情報の影響で発生した故障であると判断される)為、出力装置への通知は行わない(図4のステップ3)。
上記の突合せ判定により求められた通信網における真の主原因故障設備であるSDH装置の故障情報は[A1装置の高速セクションのRECが発生]として出力装置を介して利用者に通知される。
本発明では、上記した設備故障判定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム(設備故障判定プログラム)を記録した記録媒体を備えることも可能である。この記録媒体は可搬形あるいは固定型のいずれであってもよく、磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROMその他の記録媒体であってもよい。また、本データ解析方法を実行させるためのコンピュータプログラムを、ネットワークに接続されたコンピュータの記録装置に格納しておき、ネットワークを介して他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータプログラムを提供する提供媒体としては、様々な形式のコンピュータに読み出し可能な媒体として頒布可能であって、特定のタイプの媒体に限定されるものではない。
前記設備故障判定プログラムは前記記録媒体から各判定装置に読み込まれ、各判定装置の動作を制御し、入力された各情報データに対して上記した実施の形態における各判定装置による処理と同一の処理を実行する。
また、上記した各実施の形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。
本発明に係る判定システムの構成を示した図である。 本発明に係る判定システムの故障判定の流れについて説明するための図である。 SDH設備故障判定の流れについて説明するための図である。 突合せ判定の流れについて説明するための図である。
符号の説明
1 SDH/PDH混在通信網
2 SDH設備故障判定装置
3 PDH設備故障判定装置
4 突合せ判定装置
5 出力装置
6 記憶装置
7 SDH装置監視用ネットワーク
8 PDH装置監視用ネットワーク
21 警報メッセージ変換処理部
22 主原因パス停止判定処理部
23 主原因設備故障判定処理部
41 待ち合わせ処理部
42 突合せ判定処理部
61 部位/パス対応関係記憶部
62 パス階層関係記憶部
63 警報レベル記憶部
64 待ち合わせ条件記憶部
65 突合せ判定条件記憶部

Claims (26)

  1. プリシオナスディジタルハイアラーキ(PDH)通信網とシンクロナスディジタルハイアラーキ(SDH)通信網を含む通信網内における通信障害の発生時に発出される警報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行う設備故障判定システムであって、
    前記SDH設備に関する故障情報である警報メッセージ情報に基づいて故障設備を特定する故障判定機能を有するSDH設備故障判定装置と、
    前記PDH設備に関する警報である接点情報に基づいて故障設備を特定する故障判定機能を有するPDH設備故障判定装置と、
    前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定するための突き合わせ判定を行う突合せ判定装置を
    有することを特徴とする設備故障判定システム。
  2. SDH設備故障判定及び突合せ判定に利用する定義情報を記憶する記憶装置とを含むことを特徴とする請求項1記載の設備故障判定システム。
  3. PDH設備故障判定装置による故障判定処理と、SDH設備故障判定装置による故障判定処理は、前記それぞれの判定処理が終了するまで互いに待ち合わせを行うことを特徴とする請求項2記載の設備故障判定システム。
  4. 前記記憶装置は、
    SDH装置から出力される警報メッセージ情報に含まれる部位情報から、通信網1におけるパスに対応するパス状態警報を生成するための、装置部位とパスの対応関係情報を記憶する部位/パス対応関係記憶部と、
    前記通信網におけるパスの階層関係情報を記憶するパス階層関係記憶部
    を有することを特徴とする請求項2記載の設備故障判定システム。
  5. 前記SDH設備故障判定装置は、
    前記通信網1からの前記警報メッセージ情報に対し、前記部位/パス対応関係記憶部に記憶されている警報情報とパス対応関係情報を検索し、前記警報メッセージ情報を前記通信網内におけるパスに対応したパス状態警報情報に変換する警報メッセージ変換処理部と、
    前記パス状態警報情報を、前記パス階層関係記憶部に記憶されたパス階層関係情報に基づいてパスの階層順にパスの停止判定を行い、パス階層における最上位のパスを主原因パスとする判定処理を行う主原因パス停止判定処理部
    を有することを特徴とする請求項4記載の設備故障判定システム。
  6. 前記パス階層関係記憶部は、前記通信網内の設備故障にて複数通知される警報について前記警報メッセージ変換処理部にて生成されたパス情報に対して、記憶されているパスの階層関係を探索し、パス階層上で最上位のパスを特定することを特徴とする請求項5記載の設備故障判定システム。
  7. 前記記憶装置は、設備故障時に発生する警報および他の故障警報により影響を受けて発生する警報の関係に従って、あらかじめ各警報に対して重み付けを行い、警報種類毎に警報レベルを記憶する警報レベル記憶部を有することを特徴とする請求項6記載の設備故障判定システム。
  8. 前記SDH設備故障判定装置は、さらに前記主原因パス停止判定処理部により求めた主原因パスの両端装置で発生している警報のうち前記警報レベル記憶部に記憶されている警報のレベルに従い、より上位レベルの警報が発生している設備を故障の主原因設備とする判定を行う主原因設備故障判定処理部を有することを特徴とする請求項7記載の設備故障判定システム。
  9. 前記記憶装置は、PDH装置とSDH装置の接続関係情報と前記警報の種類毎に、故障時に発生する警報および他の故障警報により影響を受けて発生する警報の関係に従って、PDH装置故障が他方のSDH装置故障の原因となるか、SDH装置故障が他方のPDH装置故障の原因となるか否かの判定に利用する定義情報を記憶し、他故障が自故障の原因となる可能性検査の必要があるか否かの判定結果を待ち合わせる必要があるか否かの条件設定情報を記憶する待ち合わせ条件記憶部を有することを特徴とする請求項8記載の設備故障判定システム。
  10. 前記記憶装置は、PDH装置とSDH装置それぞれの故障情報の突合せを行った際にどちらの故障情報を真の主原因設備とするかの条件を記憶する突合せ判定条件記憶部を有することを特徴とする請求項9記載の設備故障判定システム。
  11. 前記突合せ判定装置は、
    SDH設備故障判定装置およびPDH設備故障判定装置から判定結果を受け、それぞれの判定結果情報に基づいて前記待ち合わせ条件記憶部に記憶されている待ち合わせ条件を検索し、待ち合わせが必要と判断された場合に、待ち合わせ相手の故障判定結果の通知を一定時間待ち合わせる処理を行う待ち合わせ処理部と、
    前記待ち合わせ処理部にて待ち合わせを行ったPDH設備故障判定装置による故障判定結果およびSDH設備故障判定装置による故障判定結果に基づき、前記突合せ判定条件記憶部に記憶されている条件に従い、いずれが真の主原因故障情報であるか突合せ判定を行い、前記通信網内における真の主原因設備を決定する突合せ判定処理部
    を有することを特徴とする請求項10記載の設備故障判定システム。
  12. 判定結果としての主原因設備故障情報等を出力する出力装置を有することを特徴とする請求項11記載の設備故障判定システム。
  13. プリシオナスディジタルハイアラーキ(PDH)通信網とシンクロナスディジタルハイアラーキ(SDH)通信網を含む通信網内における通信障害の発生時に発出される警報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行う設備故障判定方法であって、
    前記SDH設備に関する故障情報である警報メッセージに基づいて故障設備を特定するステップと、
    前記PDH設備に関する警報である接点情報に基づいて故障設備を特定するステップと、
    前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定するための突き合わせ判定を行うステップ
    有することを特徴とする設備故障判定方法。
  14. 前記SDH設備故障判定及び前記突合せ判定に利用する定義情報を記憶するステップを含むことを特徴とする請求項13記載の設備故障判定方法。
  15. 前記PDH設備故障判定ステップと前記SDH設備故障判定ステップは、前記それぞれの判定ステップが終了するまで互いに待ち合わせを行うことを特徴とする請求項14記載の設備故障判定方法。
  16. 前記記憶ステップは、
    SDH装置から出力される警報メッセージ情報に含まれる部位情報から、通信網1におけるパスに対応するパス状態警報情報を生成するための、装置部位とパスの対応関係情報を記憶するステップと、
    前記通信網におけるパスの階層関係情報を記憶するステップ
    を有することを特徴とする請求項14記載の設備故障判定方法。
  17. 前記SDH設備故障判定ステップは、
    前記通信網からの前記警報メッセージ情報に対し、前記部位/パス対応関係記憶ステップで記憶された警報情報とパス対応関係情報を検索し、前記警報メッセージ情報を前記通信網内におけるパスに対応したパス状態警報情報に変換するステップと、
    前記警報メッセージ変換ステップにて生成されたパス階層関係情報に基づいてパスの階層順にパスの停止判定を行い、パス階層における最上位のパスを主原因パスとする判定処理を行うステップ
    を有することを特徴とする請求項16記載の設備故障判定方法。
  18. 前記パス階層関係記憶ステップでは、前記通信網内の設備故障にて複数通知される警報について前記警報メッセージ変換ステップにて生成されたパス情報に対して、記憶されているパスの階層関係を探索し、パス階層上で最上位のパスを特定することを特徴とする請求項17記載の設備故障判定方法。
  19. 前記記憶ステップは、設備故障時に発生する警報および他の故障警報により影響を受けて発生する警報の関係に従って、あらかじめ各警報に対して重み付けを行い、警報種類毎に警報レベルを記憶するステップを有することを特徴とする請求項18記載の設備故障判定方法。
  20. 前記SDH設備故障判定ステップは、さらに前記主原因パス停止判定ステップにより求めた主原因パスの両端装置で発生している警報のうち、前記警報レベル記憶ステップで記憶された警報レベルに従い、より上位レベルの警報が発生している設備を故障の主原因設備とする判定を行うステップを有することを特徴とする請求項19記載の設備故障判定方法。
  21. 前記記憶ステップは、
    PDH装置とSDH装置の接続関係情報と前記警報の種類毎に、故障時に発生する警報および他の故障警報により影響を受けて発生する警報の関係に従って、PDH装置故障が他方のSDH装置故障の原因となるか、SDH装置故障が他方のPDH装置故障の原因となるか否かの判定に利用する定義情報を記憶するステップと、
    他故障が自故障の原因となる可能性検査の必要があるか否かの判定結果を待ち合わせる必要があるか否かの条件設定情報を記憶するステップ
    を有することを特徴とする請求項20記載の設備故障判定方法。
  22. 前記記憶ステップは、
    PDH装置とSDH装置それぞれの故障情報の突合せを行った際にどちらの故障情報を真の主原因設備とするかの条件を記憶するステップを有することを特徴とする請求項21記載の設備故障判定方法。
  23. 前記突合せ判定ステップは、
    SDH設備故障判定結果およびPDH設備故障判定結果に基づいて前記待ち合わせ条件記憶ステップにて記憶された待ち合わせ条件を検索し、待ち合わせが必要と判断された場合に、待ち合わせ相手の故障判定結果の通知を一定時間待ち合わせる処理を行うステップと、
    前記待ち合わせ処理ステップにて待ち合わせを行ったPDH設備故障判定ステップによる故障判定結果およびSDH設備故障判定ステップによる故障判定結果に基づき、前記突合せ判定条件記憶ステップにて記憶された判定条件に従い、いずれが真の主原因故障情報であるか突合せ判定を行い、前記通信網内における真の主原因設備を決定するステップ
    を有することを特徴とする請求項22記載の設備故障判定方法。
  24. さらに、判定結果としての主原因設備故障情報等を出力するステップを有することを特徴とする請求項13記載の設備故障判定方法。
  25. コンピュータに、プリシオナスディジタルハイアラーキ(PDH)通信網とシンクロナスディジタルハイアラーキ(SDH)通信網を含む通信網内における通信障害の発生時に発出される警報情報に基づいて、PDH設備及びSDH設備の少なくとも一つの設備故障判定を行わせるプログラムであって、
    前記SDH設備に関する故障情報である警報メッセージ情報に基づいて故障設備を特定するステップと、
    前記PDH設備に関する警報である接点情報に基づいて故障設備を特定するステップと、
    前記PDH故障判定結果及び前記SDH故障判定結果と前記PDH設備及び前記SDH設備間の接続関係情報に従って前記通信網内における真の故障設備を特定するための突き合わせ判定を行うステップ
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  26. 請求項25に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリを含む。)。
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