JP2006270329A - データ転送制御装置及び電子機器 - Google Patents

データ転送制御装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 シリアル転送の高効率化を図れるデータ転送制御装置及びこれを含む電子機器を提供すること。
【解決手段】 データ転送制御装置は、シリアルバスを介して受信したパケットの解析を行うリンクコントローラ100と、受信したパケットの解析結果に基づいて、パケットの受信終了又は受信開始を検出するパケット検出回路312と、シリアルバスを介して受信したパケットが書き込まれる第1、第2のパケットバッファ301、302と、受信したパケットの書き込み先の切り替え制御を行う切り替え回路303を含む。切り替え回路303は、第1、第2のパケットバッファ301、302の一方に第Kのパケットが書き込まれ、第Kのパケットの受信終了又は第K+1のパケットの受信開始が検出された場合に、第K+1のパケットの書き込み先を他方のパケットバッファに切り替える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、データ転送制御装置及び電子機器に関する。
近年、EMIノイズの低減などを目的としたインターフェースとしてLVDS(Low Voltage Differential Signaling)などの高速シリアル転送のインターフェースが脚光を浴びている。この高速シリアル転送では、トランスミッタ回路がシリアル化されたデータを差動信号(Differential Signals)により送信し、レシーバ回路が差動信号を差動増幅することでデータ転送を実現する。
一般的な携帯電話は、電話番号入力や文字入力のためのボタンが設けられる第1の機器部分と、メインLCD(Liquid Crystal Display)やサブLCDやカメラが設けられる第2の機器部分と、第1、第2の機器部分を接続するヒンジなどの接続部分により構成される。従って、第1の機器部分に設けられる第1の基板と、第2の機器部分に設けられる第2の基板との間のデータ転送を、差動信号を用いたシリアル転送により行えば、接続部分を通る配線の本数を減らすことができ、好都合である。
ところで、このような接続部分でのデータ転送をシリアル転送で行う場合には、その転送効率はなるべく高い方が望ましい。特にLCDに動画などを表示する場合には、ホスト側(第1の機器部分側)からのパケットを間断なくターゲット側(第2の機器部分側)に転送できることが望ましい。
また、LCDなどの表示パネルを駆動する表示ドライバには、表示パネルの非表示期間を通知するための垂直同期信号(VCIN)を出力するものがある。即ち例えばRAM内蔵の表示ドライバでは、表示パネルの非表示期間、表示期間の切り替え制御を表示ドライバ側が行う。従って表示パネルの非表示期間を表示ドライバ側がホスト側に知らせる必要があり、このために表示ドライバが垂直同期信号をホスト側に出力する。従って、上述した第1、第2の機器部分の接続部分でのデータ転送をシリアル転送により実現する場合には、表示ドライバから出力される垂直同期信号を如何にして効率良くホスト側に伝えることができるかが課題となる。
特開2001−222249号公報
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シリアル転送の高効率化を図れるデータ転送制御装置及びこれを含む電子機器を提供することにある。
本発明は、データ転送を制御するデータ転送制御装置であって、シリアルバスを介して受信したパケットの解析を行うリンクコントローラと、受信したパケットの解析結果に基づいて、パケットの受信終了又は受信開始を検出するパケット検出回路と、前記シリアルバスを介して受信したパケットが書き込まれる第1、第2のパケットバッファと、受信したパケットの書き込み先の切り替え制御を行う切り替え回路とを含み、前記切り替え回路は、前記第1、第2のパケットバッファの一方のパケットバッファに第Kのパケットが書き込まれ、前記第Kのパケットの受信終了又は次の第K+1のパケットの受信開始が検出された場合には、前記第K+1のパケットの書き込み先を前記一方とは異なる他方のパケットバッファに切り替えるデータ転送制御装置に関係する。
本発明によれば、第Kのパケットが例えば第1のパケットバッファに書き込まれ、第Kのパケットの受信完了又は次の第K+1のパケットの受信開始が検出されると、次の第K+1のパケットの書き込み先が、第1のパケットバッファから第2のパケットバッファに切り替わる。従って相手デバイス(ホスト側)は、パケットバッファがエンプティーになるのを待つ必要がなくなり、連続的にパケットを送信できるようになる。従って、ストリーム転送のような間断の無いパケット転送などを実現でき、シリアル転送の高効率化を図れる。
また本発明では、前記リンクコントローラは、前記シリアルバスを介して受信したパケットがリードリクエストパケットである場合には、前記第1のパケットバッファを受信用パケットバッファに設定し、前記第2のパケットバッファを送信用パケットバッファに設定し、前記シリアルバスを介して受信したパケットがライトリクエストパケットである場合には、前記第1、第2のパケットバッファを、前記切り替え回路によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定するようにしてもよい。
このようにすれば、リクエストパケットの種類に応じて第1、第2のパケットバッファがシングルバッファ構成に設定されたり、ダブルバッファ構成に設定される。従って回路規模をそれほど大きくすることなく、データ転送の高効率化を図れる。
また本発明では、前記ライトリクエストパケットが、アクノリッジパケットによるハンドシェーク転送を行うか否かを通知するための応答要求フィールドを有し、前記リンクコントローラは、前記シリアルバスを介して受信したパケットがライトリクエストパケットであり且つ前記応答要求フィールドに応答要求無しの応答要求値が設定されていた場合に、前記第1、第2のパケットバッファを、前記切り替え回路によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定するようにしてもよい。
このようにすれば、アクノリッジパケットによる応答要求を不要にすると共にダブルバッファ構成によるパケット転送を実現できるため、データ転送を更に高効率化できる。
また本発明では、インターフェースバスを介して接続される表示ドライバとの間のインターフェース処理を行うインターフェース回路と、表示パネルの非表示期間を通知するための垂直同期信号が前記表示ドライバから入力された場合に、前記垂直同期信号を検出し、検出信号を出力する信号検出回路とを含み、前記リンクコントローラは、前記垂直同期信号のステータスのリードを要求するリードリクエストパケットを受信した場合に、前記第1のパケットバッファを受信用パケットバッファに設定し、前記第2のパケットバッファを送信用パケットバッファに設定すると共に、前記信号検出回路から前記検出信号が出力されるのをウェイトし、前記信号検出回路から前記検出信号が出力されたことを条件に、前記リードリクエストパケットに対するレスポンスパケット又はアクノリッジパケットを、送信用パケットバッファである前記第2のパケットバッファから読み出して、前記シリアルバスを介して送信する処理を行うようにしてもよい。
このようにすれば、表示ドライバから出力される垂直同期信号を効率良く相手デバイス(ホスト側)に伝えることが可能になる。そして相手デバイスは、リードリクエストパケットを送信した後、レスポンスパケット又はアクノリッジパケットが返送されて来るまでの期間において、垂直同期信号の検出を監視しなくても済む。従って相手デバイスは、その期間の間、他の処理を行うことができるようになり、システム全体のパフォーマンスを向上できる
また本発明では、前記リンクコントローラは、前記リードリクエストパケットを受信した場合に、前記リードリクエストパケットに対する前記レスポンスパケット又は前記アクノリッジパケットを生成して、送信用パケットバッファである前記第2のパケットバッファに書き込み、前記信号検出回路から前記検出信号が出力されたことを条件に、前記第2のパケットバッファに書き込まれた前記レスポンスパケット又は前記アクノリッジパケットを前記第2のパケットバッファから読み出して、前記シリアルバスを介して送信する処理を行うようにしてもよい。
このようにすれば、垂直同期信号が検出されてからレスポンスパケット又はアクノリッジパケットが返信されるまでのタイムラグを短くすることが可能になり、表示パネルが非表示期間であることを短い時間で相手デバイスに伝達できるようになる。
また本発明では、前記リンクコントローラは、前記レスポンスパケット又は前記アクノリッジパケットが前記シリアルバスを介して送信された後に、コマンド又はデータのライトを要求するライトリクエストパケットを受信した場合には、前記第1、第2のパケットバッファを、前記切り替え回路によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定すると共に、ライトが要求された前記コマンド又は前記データを、前記第1、第2のパケットバッファのいずれかを介して前記インターフェース回路に出力し、前記インターフェース回路は、前記リンクコントローラから出力された前記コマンド又は前記データを、前記インターフェースバスを介して前記表示ドライバに出力するようにしてもよい。
このようにすれば、相手デバイスからのコマンドやデータを、表示パネルの非表示期間中に表示ドライバに転送することが可能になる。これにより、コマンドやデータの書き込みが表示パネルの表示動作に悪影響を及ぼす事態を防止できる。
また本発明では、前記ライトリクエストパケットは、アクノリッジパケットによるハンドシェーク転送を行うか否かを通知するための応答要求フィールドを有し、前記応答要求フィールドには応答要求無しの応答要求値が設定されており、前記リンクコントローラは、応答要求無しの応答要求値が設定された前記ライトリクエストパケットを受信した場合に、前記ライトリクエストパケットに対するアクノリッジパケットの送信を指示することなく、ライトが要求された前記コマンド又は前記データを前記インターフェース回路に出力するようにしてもよい。
このようにすれば表示パネルの非表示期間が短い場合であっても、この短い期間内にコマンドやデータを表示ドライバに転送することが可能になる。
また本発明では、前記垂直同期信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれのエッジを検出するかを設定するためのエッジ設定レジスタを含み、前記信号検出回路は、前記エッジ設定レジスタに立ち上がりエッジの検出が設定されていた場合には、前記垂直同期信号の立ち上がりエッジが検出されたことを条件に、前記検出信号を出力し、前記エッジ設定レジスタに立ち下がりエッジの検出が設定されていた場合には、前記垂直同期信号の立ち下がりエッジが検出されたことを条件に、前記検出信号を出力するようにしてもよい。
このようすれば、垂直同期信号の信号形態が異なる様々なタイプの表示ドライバに対応できるようになる。
また本発明では、前記垂直同期信号のステータスをリードするためのリードレジスタを含み、前記垂直同期信号のステータスのリードを要求する前記リードリクエストパケットは、前記リードレジスタのリードを要求するパケットであってもよい。
このようにすれば特別なレジスタ等を設けなくても、垂直同期信号の検出を待ってレスポンスパケット又はアクノリッジパケットを返送するという処理を実現できるようになる。
また本発明では、前記インターフェース回路は、MPUインターフェース用のインターフェース信号を生成するMPUインターフェース回路であってもよい。
また本発明では、前記パケット検出回路は、パケットのヘッダに設定されるデータレングスに基づいて、パケットの受信終了を検出するようにしてもよい。
また本発明では、前記シリアルバスの差動信号線を用いて、ホスト側データ転送制御装置との間でパケットの送受信を行うトランシーバを含むようにしてもよい。
また本発明は、上記のいずれかに記載のデータ転送制御装置と、前記インターフェースバスを介して前記データ転送制御装置に接続される前記表示ドライバとを含む電子機器に関係する。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.システム構成
図1に本実施形態のデータ転送制御装置(データ転送制御回路)及びそのシステム構成例を示す。本実施形態では図1のホスト側、ターゲット側のデータ転送制御装置10、30を用いることで、いわゆるシステムバス、インターフェースバス間のブリッジ機能を実現している。
なおデータ転送制御装置10、30は図1の構成に限定されず、図1の回路ブロックの一部を省略したり、回路ブロック間の接続形態を変更したり、図1とは異なる回路ブロックを追加してもよい。例えばホスト側データ転送制御装置10においてトランシーバ20の構成を省略したり、ターゲット側データ転送制御装置30においてトランシーバ40の構成を省略してもよい。またデータ転送制御装置30と表示ドライバ6は2チップ(半導体チップ)で構成してもよいが、1チップで構成することができる。例えばデータ転送制御装置30をIP(Intellectual Property)コアとして用いる場合には、表示ドライバ6の半導体チップにデータ転送制御装置30を内蔵することができる。ホストデバイス5(システムデバイス)とデータ転送制御装置10についても同様に1チップで構成することができる。
ホスト(TX)側データ転送制御装置10とターゲット(RX)側データ転送制御装置30は、差動信号(differntial signals)のシリアルバスを介してパケット転送を行う。より具体的には、シリアルバスの差動信号線(differntial signal lines)を電流駆動又は電圧駆動することによりパケットの送受信を行う。
ホスト側データ転送制御装置10は、ホストデバイス5(CPU、ベースバンドエンジン、表示コントローラ等)との間のインターフェース処理を行うインターフェース回路92を含む。このインターフェース回路92はシステムバス(ホストバス)を介してホストデバイス5に接続される。システムバスは、RGBインターフェースバスとして用いたり、MPU(Micro Processor Unit)インターフェースバスとして用いることができる。RGBインターフェースバスとして用いる場合には、システムバスは、水平同期信号、垂直同期信号、クロック信号、データ信号などの信号線を含むことができる。MPUインターフェースバスとして用いる場合には、システムバスは、データ信号、リード信号、ライト信号、アドレス0信号(コマンド/パラメータ識別信号)、チップセレクト信号などの信号線を含むことができる。
ホスト側データ転送制御装置10は、リンク層の処理を行うリンクコントローラ90(リンク層回路)を含む。このリンクコントローラ90は、シリアルバス(LVDS)を介してターゲット側データ転送制御装置30に転送されるパケット(リクエストパケット、ストリームパケット等)を生成し、生成したパケットを送信する処理を行う。具体的には、送信トランザクションを起動して、生成したパケットの送信をトランシーバ20に指示する。
ホスト側データ転送制御装置10は、物理層の処理等を行うトランシーバ20(PHY)を含む。このトランシーバ20は、リンクコントローラ90により指示されたパケットを、シリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置30に送信する。なおトランシーバ20はターゲット側データ転送制御装置30からのパケットの受信も行う。この場合にはリンクコントローラ90が、受信したパケットを解析して、リンク層(トランザクション層)の処理を行う。
ターゲット側データ転送制御装置30は、物理層の処理等を行うトランシーバ40(PHY)を含む。このトランシーバ40は、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置10からのパケットを受信する。なおトランシーバ40はホスト側データ転送制御装置10へのパケットの送信も行う。この場合にはリンクコントローラ100が、送信するパケットを生成し、生成したパケットの送信を指示する。
ターゲット側データ転送制御装置30はリンクコントローラ100(リンク層回路)を含む。このリンクコントローラ100は、ホスト側データ転送制御装置10からのパケットの受信処理を行い、受信したパケットを解析するリンク層(トランザクション層)の処理を行う。
ターゲット側データ転送制御装置30は、表示パネル7(LCD等)を駆動する表示ドライバ6(表示ドライバ回路)との間のインターフェース処理を行うインターフェース回路110を含む。このインターフェース回路110は、各種のインターフェース信号を生成して、インターフェースバスに出力する。このインターフェース回路110は、RGBインターフェース回路、MPUインターフェース回路、或いはシリアルインターフェース回路(広義には第1〜第Nのインターフェース回路)などを含むことができる。なおインターフェース回路110が、カメラデバイスやサブLCDとの間のインターフェース処理を行うようにしてもよい。
ホスト側(ホストデバイス5)のシステムバスがRGBインターフェースバスとして用いられる場合には、ターゲット側(表示ドライバ6)のインターフェースバスもRGBインターフェースバスとして用いられる。そしてインターフェース回路110(RGBインターフェース回路)は、RGB用のインターフェース信号を生成して表示ドライバ6(広義にはデバイス)に出力する。またホスト側のシステムバスがMPUインターフェースバスとして用いられる場合には、ターゲット側のインターフェースバスもMPUインターフェースバスとして用いられる。そしてインターフェース回路110(MPUインターフェース回路)は、MPU用のインターフェース信号を生成して表示ドライバ6に出力する。なおホスト側とターゲット側のインターフェースバスのインターフェース形式を異ならせてもよい。例えばホスト側のシステムバスをRGBインターフェースバスに設定し、ターゲット側のインターフェースバスをMPUインターフェースバスに設定したり、ホスト側のシステムバスをMPUインターフェースバスに設定し、ターゲット側のインターフェースバスをRGBインターフェースバスに設定してもよい。
以上のようなインターフェース回路92、110を設けることで、本実施形態ではホスト側のシステムバスとターゲット側のインターフェースバスとの間のバスブリッジ機能を実現している。即ちシステムバスがRGBインターフェースバスとして用いられる場合には、ホストデバイス5が出力したRGBインターフェース信号を、差動信号のシリアルバスを介したパケット転送によりターゲット側に伝える。そしてターゲット側のインターフェース回路110が、ホスト側からのRGBインターフェース信号に応じたRGBインターフェース信号を表示ドライバ6に出力する。またシステムバスがMPUインターフェースバスとして用いられる場合には、ホストデバイス5が出力したMPUインターフェース信号を、差動信号のシリアルバスを介したパケット転送によりターゲット側に伝える。そしてターゲット側のインターフェース回路110が、ホスト側からのMPUインターフェース信号に応じたMPUインターフェース信号を表示ドライバ6に出力する。
具体的には、ターゲット側のデータ転送制御装置30の内部レジスタ350には、インターフェース回路110から出力されるインターフェース信号の信号形式(出力フォーマット)を規定するためのインターフェース情報などが記憶される。即ち、内部レジスタ350には、インターフェース信号の信号レベルが変化するタイミングを特定するためのタイミング情報などが記憶される。この場合、ホスト側のデータ転送制御装置10の内部レジスタ250に記憶される情報のうちターゲット側に必要な情報が、シリアルバスを介してターゲット側に転送されて、ターゲット側の内部レジスタ350に書き込まれる。即ちターゲット側の内部レジスタ350はホスト側の内部レジスタ250のサブセット(シャドウレジスタ)になっている。そしてインターフェース回路110は、ターゲット側の内部レジスタ350に設定されたタイミング情報に基づいて、このタイミング情報に従ったタイミングで信号レベルが変化するインターフェース信号(インターフェース制御信号、データ信号)を生成して出力する。
更に具体的には、ホストデバイス5は、データ転送に先だって、初期設定としてインターフェース信号のタイミング情報をホスト側の内部レジスタ250に設定する。そしてホストデバイス5は、ホスト側の内部レジスタ250に含まれるレジスタ転送スタートレジスタを用いて、レジスタ転送のスタートを指示する。すると、ホスト側の内部レジスタ250に書き込まれたインターフェース信号のタイミング情報が、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置10からターゲット側データ転送制御装置30にパケット転送される。そして転送されたタイミング情報は、ターゲット側の内部レジスタ350に書き込まれる。
このような初期設定の後、ホストデバイス5は、ホスト側の内部レジスタ250のポートライトレジスタにデータ(コマンド、パラメータ)を書き込む。すると、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置10からターゲット側データ転送制御装置30に対して、データフィールドにデータが設定されたパケットが送信される。すると、インターフェース回路110は、ターゲット側の内部レジスタ350に設定されたタイミング情報に従ったタイミングで、パケットに設定されたデータの信号を含むインターフェース信号をインターフェースバスに出力する。
なお以下では説明の簡素化のために、ホスト側のデータ転送制御装置10がターゲット側のデータ転送制御装置30にリクエストパケットを送信する場合の本実施形態の構成及び動作を説明するが、ターゲット側のデータ転送制御装置30がホスト側のデータ転送制御装置10にリクエストパケットを送信する場合の構成及び動作も同様である。
2.パケットフォーマット
図2(A)〜図3(B)に、本実施形態のデータ転送制御装置により転送されるパケットのフォーマット例を示す。なお、各パケットのフィールドの構成や配置は図2(A)〜図3(B)の例に限定されず、種々の変形実施が可能である。即ちこれらのフィールドの一部を省略したり、他の種類のフィールドを設けてもよい。
図2(A)のライトリクエストパケットは、データ(コマンド)のライトを要求するためのパケットである。このライトリクエストパケットは、応答要求、パケットタイプ、ラベル、リトライ、アドレスサイズ、規格番号、データレングス、アドレス/コマンドのフィールドを有する。またCP、A+、A+サイズ、ポート番号、データ/パラメータ、CRC(Cyclic Redundancy Check)のフィールドを有する。
図2(B)のリードリクエストパケットは、データのリードを要求するためのパケットである。このリードリクエストパケットは、図2(A)のライトリクエストパケットのデータ/パラメータのフィールドに代えて、リードデータ要求サイズのフィールドを有しており、それ以外はライトリクエストパケットと同様である。
図3(A)のレスポンスパケットは、図2(B)のリードリクエストパケットに対してそのレスポンスを返すためのパケットである。このレスポンスパケットでは、データ/パラメータのフィールドに、レスポンスとして返されるデータ/パラメータが設定(挿入)される。
図3(B)のアクノリッジパケット(ハンドシェークパケット)は、アクノリッジメント(ACK)やネガティブアクノリッジメント(NACK)を送信するためのパケットである。このアクノリッジパケットには、データ/パラメータのフィールドは設けられていない。
リクエストパケット(ライトリクエストパケット、リードリクエストパケット)が有する応答要求フィールドは、アクノリッジパケット(ACK、NACK)によるハンドシェーク転送を行うか否かを通知するためのフィールドである。例えば応答要求フィールドの応答要求値(応答要求フラグ)が「0」である場合にはアクノリッジパケットが不要であることを示し、「1」である場合にはアクノリッジパケットが必要であることを示す。
パケットタイプフィールドはパケットのタイプを通知するためのフィールドである。本実施形態ではパケットのタイプとして、ライトリクエストパケット、リードリクエストパケット、レスポンスパケット、アクノリッジパケットなどが用意されている。ラベルフィールドは、現在のトランザクションを他のトランザクションと識別するためのラベルを設定するためのフィールドである。リトライフィールドは、現在のトランザクションがリトライを行っているか否かを示すためのフィールドである。アドレスサイズフィールドは、アドレス/コマンドフィールドに設定されるアドレス(コマンド)のサイズを通知するためのフィールドである。
データレングスフィールドは、データレングスを通知するためのフィールドである。このデータレングスは例えばCPからCRC1までのバイト数を示す(データレングス=サブヘッダ+転送データ+CRC)。アドレス/コマンドフィールドは、アドレス(コマンド)を通知するためのフィールドである。CPフィールドはデータのパケット分割を指示するためのフィールドである。A+フィールドはアドレス自動更新モードを設定するためのフィールドであり、A+サイズフィールドはアドレスの自動更新サイズ(自動更新回数)を設定するためのフィールドである。ポート番号フィールドは、パケットの宛先であるポート番号(トランザクションの実行先)を指示するためのフィールドである。データ/パラメータフィールドはライトデータ(パラメータ)を設定(挿入)するためのフィールドである。リードデータ要求サイズフィールドは、レスポンスパケットにより返信されるデータのデータレングスを指定するためのフィールドである。CRCフィールドは、パケットのヘッダ及びデータのエラーチェックのためのフィールドである。例えばCRCの生成多項式としては、G(X)=X16+X12+X5+1などの標準的な式(アルゴリズム)を用いることができる。
レスポンスパケットのデータ/パラメータフィールドは、リードリクエストパケットにより要求されたリードデータを設定(挿入)するためのフィールドである。例えばリードリクエストパケットを相手デバイスに送信すると、相手デバイスは、リードリクエストパケットに対応するリードデータをレスポンスパケットのデータ/パラメータフィールドに設定して送信する。
アクノリッジパケットの応答コードフィールドは、受信したパケットの受信状況を通知するためのフィールドである。例えば応答コード値が「F」である場合には、受信が成功したことを示し、応答コード値が「0」である場合には、受信が失敗したことを示す。
本実施形態では図2(A)(B)に示すようにリクエストパケットが応答要求フィールドを有している。そしてホスト側(ターゲット側でもよい)が、応答要求フィールドに応答要求有りが設定されたリクエストパケットをターゲット側(ホスト側でもよい)に送信すると、ターゲット側はリクエストパケットに対する応答としてアクノリッジパケット(ACK、NACK)をホスト側に送信する。一方、ホスト側が、応答要求フィールドに応答要求無しが設定されたリクエストパケットをターゲット側に送信すると、ターゲット側はアクノリッジパケットをホスト側に送信しない。これにより、ストリーム転送のような効率的なデータ転送を実現できる。
なお図4(A)(B)に、応答要求有りが設定された場合のトランザクションの例を示し、図4(C)に、応答要求無しが設定された場合のトランザクションの例を示す。
このように本実施形態では、リクエストパケットに応答要求フィールドを持たせている。これにより、一種類のリクエストパケットを、相手デバイスにデータを確実に転送するためのハンドシェーク転送を行うタイプのパケットと、ストリームデータのように信頼性を犠牲にしても等時性を保ったデータ転送を行うタイプのパケットとに使い分けて使用することが可能になる。即ち同一フィールド構成のリクエストパケットを、応答要求フィールドを書き換えることで、非同期転送パケットのように使用したり、アイソクロナス転送パケットのように使用したりすることができる。これにより、パケットの種類を減らしながらも、種々の状況に対応できるようになり、少ない種類のパケットで効率的なデータ転送を実現できる。
また本実施形態によれば、応答要求フィールドに応答要求無しの設定がなされたリクエストパケットを送信した場合には、相手側からの応答を待つ必要がなく、送信側はどのようなタイミングでリクエストパケットを送信してもよいようになる。これにより送信側は、ストリームデータのリクエストパケットを自由なタイミングで生成して送信できるようになり、少ない種類のパケットで効率的なデータ転送を実現できる。
3.データ転送制御装置の構成例
図1のターゲット側のデータ転送制御装置30(リンクコントローラ100)には、ホスト側から送信されたパケットを書き込むための受信用のパケットバッファが設けられる。ところがこの受信用のパケットバッファがいわゆるシングルバッファ構成である場合には、次のような問題があることが判明した。
即ち受信用のパケットバッファがシングルバッファ構成であると、ホスト側から受信したパケットがパケットバッファに全て書き込まれ、CRCチェックなどのパケット解析が全て終了した後に、受信パケットを後段(アプリケーション層等)に送出することになる。そしてパケット(データ)の全てが後段に送られた後に、次のパケットの受信を開始して、受信用のパケットバッファに書き込む必要があった。
従って、ホスト側(送信側)は、パケットの送信後、次のパケットの送信開始までの期間、ターゲット側(受信側)の受信用パケットバッファがエンプティーになるのを待つ必要があった。このためホスト側は、連続的にパケットをターゲット側に送信することができなかった。特に表示パネル7に動画を表示する場合には、動画に途切れが生じないようにホスト側はターゲット側に対して間断なくパケットを送信する必要がある。しかしながらターゲット側の受信用パケットがシングルバッファ構成であると、このような間断の無いパケット転送(ストリーム転送)を実現することが困難になる。
以上のような課題を解決する本実施形態のデータ転送制御装置の構成例を図5に示す。なお図5の回路ブロックの一部を省略したり、回路ブロック間の接続形態を変更したり、図5とは異なる他の回路ブロックを追加してもよい。またパケットバッファ301、302、切り替え回路303、パケット検出回路312等は、リンクコントローラ100の内部に設けてもよいし、外部に設けてもよい。
図5において、物理層のアナログ回路を含むトランシーバ40は、シリアルバスの差動信号線を介してホスト側のデータ転送制御装置10から送信されたパケット(データ)を受信する。またシリアルバスの差動信号線を介してホスト側のデータ転送制御装置10に対してパケットを送信する。
パケットバッファ301、302(第1、第2のパケットバッファ)は、シリアルバスを介して受信したパケットが書き込まれるバッファ(受信用パケットバッファ)である。即ちシリアルバスを介して受信したパケットは、トランシーバ40から切り替え回路303を介して入力され、パケットバッファ301又は302に書き込まれる。これらのパケットバッファ301、302は例えばFIFO(First In First Out)により構成できる。なおパケットバッファ301、302をリングバッファ構造とすることも可能である。
切り替え回路303は、受信したパケットの書き込み先の切り替え制御を行う。即ち受信したパケットを、パケットバッファ301、302のいずれに書き込むかを切り替える。
マルチプレクサ306は、パケットバッファ301、302のいずれかの出力を選択する。例えばパケットバッファ301に書き込まれた情報を出力する場合にはパケットバッファ301の出力を選択し、パケットバッファ302に書き込まれた情報を出力する場合にはパケットバッファ302の出力を選択する。
パケット解析回路310は、シリアルバスを介して受信したパケットの解析を行う。具体的には受信したパケットのヘッダとデータを分離して、ヘッダを抽出する。そして応答要求フィールドを解析して、応答要求が必要か否かを判断したり、パケットタイプフィールドを解析して、受信したパケットのタイプ(ライトリクエストパケット、リードリクエストパケット等)を判断する。またアドレスサイズフィールドを解析して、アドレス/コマンドフィールドに設定されるアドレスのサイズを判断する。
パケット検出回路312は、パケット解析回路310から受信パケットの解析結果を受ける。そして解析結果に基づいて、そのパケットの受信終了(終了位置)を検出する。具体的には図6(A)に示すように、パケットのヘッダに設定されるデータレングスに基づいてパケット(第Kのパケット)の受信終了を検出する。即ち図2(A)(B)のCRC1の最後を検出する。このパケット検出回路312は、データレングスに基づいてカウント処理を行うバイトカウンタなどにより実現できる。なお図6(B)に示すようにパケット検出回路312が、パケット(第K+1のパケット)の受信開始(開始位置)を検出するようにしてもよい。即ち図2(A)(B)の応答要求フィールドの最初を検出するようにしてもよい。
トランザクションコントローラ330は、データ転送のトランザクション層に関する処理を行う。具体的には、リクエストパケット、レスポンスパケット、アクノリッジパケット等のパケットの転送制御を行い、複数のパケットにより構成されるトランザクションを制御する。またトランザクションコントローラ330は、リンクコントローラ100内の各回路ブロックの全体的な制御を行う。
インターフェース回路110が含む信号ジェネレータ112は、リンクコントローラ100からのデータや、インターフェース情報(タイミング情報)などに基づいて、インターフェース信号(例えばMPUインターフェース信号)を生成する。そして生成されたインターフェース信号はインターフェースバスを介して表示ドライバ6に出力される。
本実施形態ではパケットバッファ301、302がいわゆるダブルバッファ構成になっている。具体的には図6(A)に示すように切り替え回路303は、パケットバッファ301、302の一方に第K(Kは整数)のパケットが書き込まれ、第Kのパケットの受信終了がパケット検出回路312により検出されると、第K+1のパケットの書き込み先を他方のパケットバッファに切り替える。例えばパケットバッファ301に第1のパケットが書き込まれ、第1のパケットの受信終了が検出されると、次に受信した第2のパケットの書き込み先を、パケットバッファ302に切り替える。またパケットバッファ302に第2のパケットが書き込まれ、第2のパケットの受信終了が検出されると、次に受信した第3のパケットの書き込み先を、パケットバッファ301に切り替える。
なお図6(B)に示すように、パケットバッファ301、302の一方に第Kのパケットが書き込まれ、次の第K+1のパケットの受信開始が検出された場合に、第K+1のパケットの書き込み先を他方のパケットバッファに切り替えるようにしてもよい。例えばパケットバッファ301に第1のパケットが書き込まれ、次の第2のパケットの受信開始が検出されると、第2のパケットの書き込み先を、パケットバッファ302に切り替える。またパケットバッファ302に第2のパケットが書き込まれ、次の第3のパケットの受信開始が検出されると、第3のパケットの書き込み先を、パケットバッファ301に切り替える。
以上のようにパケットバッファ301、302をダブルバッファ構成にすれば、データ転送を効率化できる。即ち受信用のパケットバッファがシングルバッファ構成である場合には、ホスト側は、受信用パケットバッファがエンプティーになるのを待つ必要があり、パケットを連続的にターゲット側に送信することができなかった。これに対して本実施形態によれば、パケットバッファ301、302がダブルバッファ構成になっているため、ホスト側は、パケットバッファがエンプティーになるのを待つ必要がなく、連続的にパケットをターゲット側に送信できる。特に表示パネル7にテレビ画像などの動画を表示する場合には、動画に途切れが生じないようにホスト側はターゲット側に対して間断なくパケットを送信する必要がある。この点、本実施形態によれば、パケットバッファ301、302がダブルバッファ構成になっているため、間断の無いパケット転送(ストリーム転送)を実現でき、表示パネル7への動画表示を容易化できる。
4.第1の変形例
図7に本実施形態の第1の変形例を示す。図7の第1の変形例では、図5の構成に付加して、パケット生成回路320が設けられている。このパケット生成回路320は、シリアルバスを介して送信するパケット(ヘッダ)の生成を行う。具体的には、送信するパケットのヘッダを生成し、ヘッダとデータを結合してパケットを組み立てる。この場合に、送信するパケットのタイプに応じたヘッダを生成する。例えばレスポンスパケットを送信する場合には図3(A)に示すようなヘッダを生成し、アクノリッジパケットを送信する場合には図3(B)に示すようなヘッダを生成する。
図7の第1の変形例では、パケットバッファ302(第2のパケットバッファ)が送受信兼用のパケットバッファになっている。
即ちリンクコントローラ100は、シリアルバスを介して受信したパケットがリードリクエストパケットである場合には、図8に示すように、パケットバッファ301を受信用パケットバッファに設定し、パケットバッファ302を送信用パケットバッファに設定する。そして受信したリードリクエストパケットは受信用パケットバッファ301に書き込まれる一方で、送信するレスポンスパケットやアクノリッジパケットは送信用パケットバッファ302に書き込まれる。例えば受信用パケットバッファ301に書き込まれたリードリクエストパケットにより要求されるデータ(パラメータ)が、レスポンスパケットのデータ/パラメータフィールドに設定(挿入)される。そしてそのレスポンスパケットが送信用パケットバッファ302に書き込まれて、マルチプレクサ304を介してトランシーバ40に出力される。するとトランシーバは、入力されたレスポンスパケットをシリアルバスを介してホスト側に送信する。
一方、図9に示すように、リンクコントローラ100は、受信したパケットがライトリクエストパケットである場合には、パケットバッファ301、302の両方を、切り替え回路303によりその書き込み先が切り替えられる受信用のパケットバッファに設定する。即ちパケットバッファ301、302をいわゆるダブルバッファ構成にする。具体的には切り替え回路303は、パケットバッファ301、302の一方のパケットバッファに第Kのパケットが書き込まれ、第Kのパケットの受信終了(又は第K+1のパケットの受信開始)がパケット検出回路312により検出されると、第K+1のパケットの書き込み先を一方とは異なる他方のパケットバッファに切り替える。そしてパケットバッファ301又は302に書き込まれたライトリクエストパケットに設定されたデータやコマンドは、インターフェース回路110を介して表示ドライバ6に出力される。
このように第1の変形例では、リクエストパケットの種類に応じてパケットバッファ301、302をシングルバッファ構成にしたり、ダブルバッファ構成にしているため、回路規模をそれほど大きくすることなく、データ転送の高効率化を図れる。
即ち受信したパケットがリードリクエストパケットである場合には、そのリードリクエストパケットに対するレスポンスパケットをホスト側に返信する必要がある。このような場合に第1の変形例では図8に示すように、パケットバッファ301が受信用パケットバッファに設定され、パケットバッファ302が送信用パケットバッファに設定される。従って、受信用パケットバッファ301に書き込まれたリードリクエストパケットに対応するレスポンスパケットを、送信用パケットバッファ302に書き込んで、ホスト側に送信することが可能になり、データ転送を効率化できる。
特に第2の変形例では、パケット解析回路310でのリードリクエストパケットの解析結果に基づいて、パケット生成回路320がそのレスポンスパケット(ヘッダ)を生成して、送信用パケットバッファ302に予め書き込んでおくことができる。そしてレスポンスパケットを送信すべきと判断した場合に、送信用パケットバッファ302に書き込まれたレスポンスパケットを即座にホスト側に送信することができる。従ってリードリクエストパケットを受信してからレスポンススパケットを送信するまでのタイムラグを短くすることが可能になり、データ転送を更に効率化できる。
一方、受信したパケットがライトリクエストパケットである場合には、そのライトリクエストパケットに対するレスポンスパケットをホスト側に返信する必要はない。従ってこの場合は図9に示すように、パケットバッファ301、302の両方を受信用パケットバッファに設定してダブルバッファ構成にする。このようにすれば、ホスト側は、パケットバッファがエンプティーになるのを待つ必要がなくなり、連続的にパケットをターゲット側に送信できる。従って、間断の無いパケット転送(ストリーム転送)を実現でき、表示パネル7への動画表示の容易化等を図れるようになる。
なお図2(A)で説明したように、ライトリクエストパケットは、アクノリッジパケットによるハンドシェーク転送を行うか否かを通知するための応答要求フィールドを有している。そして図9においてホスト側から送信されるライトリクエストパケットの応答要求フィールドには、応答要求無しの応答要求値が設定されていることが望ましい。そしてリンクコントローラ100は、シリアルバスを介して受信したパケットがライトリクエストパケットであり且つ応答要求無しの応答要求値が設定されていた場合に、パケットバッファ301、302を、切り替え回路303によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定する。
このようにすればリンクコントローラ100は、応答要求無しの応答要求値が設定されたライトリクエストパケットを受信した場合に、そのライトリクエストパケットに対するアクノリッジパケットの送信を指示することなく、ライトが要求されたコマンド又はデータをインターフェース回路110に出力できるようになる。即ち図4(C)に示すストリーム転送のようなパケット転送を行えるようになり、効率的なデータ転送を実現できる。
なお切り替え回路303は、受信したパケットにエラーが検出された場合には、受信したパケットの書き込み先の切り替えをキャンセルするようにしてもよい。このようにすれば無駄な切り替え制御が行われないようになり、処理を効率化できる。
5.垂直同期信号による非表示期間の通知
図10(A)に示すように、LCDなどの表示パネル7を駆動する表示ドライバ6には、垂直同期信号VCINを出力するものがある。このVCINを用いることで、表示ドライバ6は、表示パネル7の非表示期間(垂直同期期間)をホスト側に知らせることができる。
このような垂直同期信号VCINが出力された場合に、図10(A)の第1の比較例では、ターゲット側のデータ転送制御装置30がこのVCINを受け、割り込み信号TGINTをホスト側のデータ転送制御装置10に出力する。そしてホスト側のデータ転送制御装置10は、TGINTを受けると、割り込み信号INTをホストデバイス5に出力する。こうすることで、ホストデバイス5は、表示パネル7が非表示期間であることを知ることができる。
しかしながら図10(A)の第1の比較例では、せっかく信号線の本数を少なくできるシリアルバスを使用しているのにもかかわらず、このシリアルバスとは別にTGINTの信号線が必要になってしまう。従って電話番号ボタンが設けられてる第1の機器部分とLCDやカメラが設けられている第2の機器部分との接続部分の信号線の本数を減らすという目的の達成が不十分となる。
また、図10(B)の第2の比較例では、ターゲット側のデータ転送制御装置30に、垂直同期信号VCINのステータスをリードするためのVCINリードレジスタ352を設ける。そして図11のA1に示すようにホスト側は、VCINリードレジスタ352のステータスのリードを要求するリードリクエストパケットRREQ(図2(B))を送信する。ターゲット側は、表示ドライバ6からVCINが入力されていない場合には、図11のA2に示すように、VCINが入力されていないことを知らせるレスポンスパケットRESP(図3(A))をホスト側に返す。一方、表示ドライバ6からVCINが入力された場合には、A3に示すように、VCINが入力されたことを知らせるレスポンスパケットRESPをホスト側に返す。するとA4に示すようにホスト側は、コマンドやデータが設定されたライトリクエストパケットWREQをターゲット側に送信する。
しかしながら図10(B)の第2の比較例では、図11のA5に示すように、表示ドライバ6がVCINを出力するまでの期間、ホストデバイス5は、VCINリードレジスタ352のステータスを常時ポーリングして監視しなければならない。このためホストデバイス5は、この期間の間、本来行うべき処理(電子機器の全体制御、ベースバンドエンジンとしての処理)を実行できなくなり、ホストデバイス5の処理に支障が生じてしまう。
6.第2の変形例
図12に、以上のような課題を解決できる第2の変形例の手法を示す。即ち図12のB1に示すようにホスト側が、VCINのステータスのリードを要求するリードリクエストパケットRREQを送信すると、ターゲット側(データ転送制御装置30)は、直ぐにはRREQに対するレスポンスパケットRESPを返さない。そして表示ドライバ6から入力される垂直同期信号VCINの検出動作を行う。そして図12のB2に示すように、表示ドライバ6からのVCINが検出されると検出信号VDETがアクティブになる。そしてVDETがアクティブになると、B3に示すようにターゲット側は、B1に示すリードリクエストパケットRREQに対するレスポンスパケットRESPをホスト側に送信する。なお、レスポンスパケットRESPを送信する代わりに、アクノリッジパケットを送信するようにしてもよい。
図12のB3に示すレスポンスパケットRESPを受信したホスト側は、B4に示すように、コマンドやデータが設定されたライトリクエストパケットWREQをターゲット側に送信する。すると、ターゲット側は、このライトリクエストパケットWREQに設定されたコマンドやデータを、表示ドライバ6に対して出力する。こうすることで、表示パネル7の非表示期間に、コマンドやデータを表示ドライバ6に転送できるようになる。従ってコマンドやデータの転送が表示パネル7の表示動作に悪影響を及ぼすのを防止できる。
図13に、図12の手法を実現できる本実施形態の第2の変形例の構成を示す。図13の第2の変形例では、図7の第1の変形例の構成に付加して、転送回路340、内部レジスタ350、信号検出回路360が設けられている。なおこれらの回路は、リンクコントローラ100の内部に設けてもよいし、外部に設けてもよい。
転送回路340はリンクコントローラ100内での情報の転送を制御する。具体的にはパケットバッファ301に書き込まれた情報を、インターフェース回路110に転送したり、内部レジスタ350に転送する。またインターフェース回路110からの情報や、内部レジスタ350からの情報を、パケットバッファ302に転送する。
内部レジスタ350は各種の制御レジスタやステータスレジスタを含む。また内部レジスタ350は、インターフェース回路110から出力されるインターフェース信号の信号形式(出力フォーマット)を規定するためのインターフェース情報などを記憶する。
内部レジスタ350が含むVCINリードレジスタ352(ダミーレジスタ)は、表示ドライバ6からの垂直同期信号VCINのステータスをリードするためのレジスタである。第2の変形例では、VCINのステータスのリードを要求するリードリクエストパケットをホスト側から受信した場合に、そのリードリクエストパケット(図2(B))に対するレスポンスパケット(図3(A))を直ぐには返信しないようにする。そして信号検出回路360から検出信号VDETが出力されるのをウェイトし、VDETが出力されたことを条件に、リードリクエストパケットに対するレスポンスパケット(又はアクノリッジパケット)をシリアルバスを介してホスト側に送信する。
内部レジスタ350が含むエッジ設定レジスタ354は、VCINの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれのエッジを検出するかを設定するためのレジスタである。
信号検出回路360は、表示パネルの非表示期間を通知するための垂直同期信号VCINが表示ドライバ6から入力された場合に、VCINを検出し、検出信号VDETを出力する回路である。この場合に信号検出回路360は、エッジ設定レジスタ354への設定(VCINのエッジ極性の設定)に従って、VCINの検出を行う。例えばエッジ設定レジスタ354に立ち上がりエッジ検出が設定されていた場合には、VCINの立ち上がりエッジが検出されたことを条件に、VDETを出力する。一方、エッジ設定レジスタ354に立ち下がりエッジ検出が設定されていた場合には、VCINの立ち下がりエッジが検出されたことを条件に、VDETを出力する。例えば図12のB2の場合には、エッジ設定レジスタ354に立ち下がりエッジ検出が設定されているため、VCINの立ち下がりエッジで、検出信号VDETがアクティブになっている。表示ドライバの種類によっては、ローアクティブ(負論理)のVCINを出力するものや、ハイアクティブ(正論理)のVCINを出力するものがある。エッジ設定レジスタ354を設ければ、このような種々の表示ドライバに対応できるようになる。
次に図14〜図18を用いて第2の変形例の動作について説明する。図14に示すように、ホスト側からリードリクエストパケットを受信すると、受信したリードリクエストパケットがマルチプレクサ304、切り替え回路303を介して受信用のパケットバッファ301に書き込まれる。またパケット解析回路310は、受信したリードリクエストパケットの解析を行う。
そして受信したリードリクエストパケットが、垂直同期信号VCINのステータスのリードを要求するパケット(VCINリードレジスタ352のリードを要求するパケット)であった時には、VCINリードレジスタ352のリード動作(ダミーリード)が行われる。この場合に図10(B)、図11の第2の比較例では、VCINリードレジスタ352のステータスを返信するためのレスポンスパケットを直ぐに返信していた。これに対して第2の変形例では、直ぐにはレスポンスパケットを返信せずに、信号検出回路360からVCINの検出信号VDETが出力されるのをウェイトする。
この場合にパケット生成回路320(ヘッダ生成回路)は、VCINのステータスのリードを要求するリードリクエストパケットを受信すると、そのリードリクエストパケットに対するレスポンスパケット(アクノリッジパケット)のヘッダを予め生成して用意しておく。具体的には図15に示すように、リードリクエストパケットに対するレスポンスパケット(アクノリッジパケット)を予め生成しておき、送信用のパケットバッファ302に予め書き込んでおく。このようにレスポンスパケット(アクノリッジパケット)を予め用意しておけば、VCINの検出時に即座にレスポンスパケットを返信することが可能になり、パケット転送の効率化を図れる。即ちVCINが検出されてからレスポンスパケットが返信されるまでのタイムラグを短くできるため、表示パネル7が非表示期間であることを、短い時間でホスト側に伝達できるようになる。
そして図16に示すように、表示パネル7が非表示期間になり、表示ドライバ6が垂直同期信号VCINを出力すると、信号検出回路360がこのVCINを検出して、検出信号VDETを出力する(図12のB2参照)。するとリンクコントローラ100(トランザクションコントローラ330)は、リードリクエストパケットに対するレスポンスパケット(アクノリッジパケット)をシリアルバスを介して送信する処理を行う(図12のB3参照)。つまりトランシーバ40に対してレスポンスパケットの情報を出力して、レスポンスパケットの送信を指示する。
また、パケット生成回路320がレスポンスパケット(アクノリッジパケット)を予め生成して送信用のパケットバッファ302に書き込んでいる場合には、書き込まれていたレスポンスパケット(アクノリッジパケット)をパケットバッファ302から読み出して、シリアルバスを介して送信する処理を行う。これにより、VCINが検出されてからレスポンスパケットが返信されるまでのタイムラグを短くできるようになる。
レスポンスパケットを受信したホスト側は、表示パネル7が非表示期間であることを認識する。そして非表示期間中にコマンド又はデータ(パラメータ)を表示ドライバ6のレジスタやRAMに書き込むために、図17に示すようにコマンド又はデータのライトを要求するライトリクエストパケットをシリアルバスを介して送信する。即ちコマンドがアドレス/コマンドフィールドに設定(挿入)されたライトリクエストパケットや、データがデータ/パラメータフィールドに設定されたライトリクエストパケットを送信する(図12のB4参照)。
リンクコントローラ100は、このようにレスポンスパケット(アクノリッジパケット)がシリアルバスを介して送信された後にコマンド又はデータのライトを要求するライトリクエストパケットを受信すると、図17に示すように、ライトが要求されたコマンド又はデータ(パラメータ)をインターフェース回路110に出力する。即ちマルチプレクサ304を介して受信用のパケットバッファ301に書き込まれたライトリクエストパケットから、そのライトリクエストパケットに設定されているコマンド又はデータを抽出して、インターフェース回路110に出力する。
するとインターフェース回路110は、リンクコントローラ100から出力されたコマンド又はデータを、インターフェースバスを介して表示ドライバ6に出力する。図18に、この場合のインターフェースバスの信号波形例を示す。
図18において、CS信号がローレベルである場合には表示ドライバ6がチップセレクトされる。そしてA0信号がローレベルである場合には、DATA_O信号はコマンドであると表示ドライバ6に認識され、A0信号がハイレベルである場合には、DATA_O信号はデータ(コマンドのパラメータ)であると認識される。そしてWR信号がローレベルである場合に、DATA_Oのコマンド又はデータが表示ドライバ6に書き込まれる。
このようにすることで、ホスト側からのコマンドやデータを、表示パネル7の非表示期間中に表示ドライバ6のレジスタやRAMに書き込むことが可能になる。これにより、コマンドやデータの書き込み動作が、表示パネル7の表示動作に悪影響を及ぼす事態を防止できる。
なお図17においてホスト側から送信されるライトリクエストパケットの応答要求フィールドには、応答要求無しの応答要求値が設定されていることが望ましい。このようにすればリンクコントローラ100は、ライトリクエストパケットに対するアクノリッジパケットの送信を指示することなく、ライトが要求されたコマンド又はデータをインターフェース回路110に出力できるようになり、効率的なデータ転送を実現できる。
特に表示パネル7の非表示期間が短い場合には、この短い期間内にコマンドやデータを表示ドライバ6に書き込む必要がある。この点、第2の変形例では、ライトリクエストパケットに応答要求無しの応答要求値が設定されており、ホスト側は、アクノリッジパケットの返信を待つ必要がない。従って図12のB4に示すように、ホスト側は、多くのライトリクエストパケットを短い期間で送信することができる。従って、表示パネル7の非表示期間が短い場合であっても、この短い期間内にコマンドやデータを表示ドライバ6に適正に書き込むことが可能になる。
7.差動信号によるデータ転送方式
次に図19を用いて本実施形態のシリアル転送手法について説明する。図19においてDTO+、DTO−はホスト側(データ転送制御装置10)がターゲット側(データ転送制御装置30)に出力するデータ(OUTデータ)である。CLK+、CLK−は、ホスト側がターゲット側に供給するクロックである。ホスト側はCLK+/−のエッジ(例えば立ち上がりエッジ。立ち下がりエッジでもよい)に同期してDTO+/−を出力する。従ってターゲット側は、CLK+/−を用いてDTO+/−をサンプリングして取り込むことができる。更に図19では、ターゲット側はホスト側から供給されたクロックCLK+/−に基づいて動作する。即ちCLK+/−はターゲット側のシステムクロックになる。このためPLL(Phase Locked Loop)回路12は(広義にはクロック生成回路)はホスト側に設けられ、ターゲット側には設けられていない。
DTI+、DTI−はターゲット側がホスト側に出力するデータ(INデータ)である。STB+、STB−は、ターゲット側がホスト側に供給するストローブ(広義にはクロック)である。ターゲット側はホスト側から供給されたCLK+/−に基づいてSTB+/−を生成して出力する。そしてターゲット側はSTB+/−のエッジ(例えば立ち上がりエッジ。立ち下がりエッジでもよい)に同期してDTI+/−を出力する。従ってホスト側は、STB+/−を用いてDTI+/−をサンプリングして取り込むことができる。
DTO+/−、CLK+/−、DTI+/−、STB+/−の各々は、トランスミッタ回路(ドライバ回路)がこれらの各々に対応する差動信号線(Differential Signal Lines)を例えば電流駆動(又は電圧駆動)することにより送信される。なお、より高速な転送を実現するためには、DTO+/−、DTI+/−の各差動信号線を2ペア以上設ければよい。
ホスト側のトランシーバ20は、OUT転送用(広義にはデータ転送用)、クロック転送用のトランスミッタ回路22、24や、IN転送用(広義にはデータ転送用)、ストローブ転送用(広義にはクロック転送用)のレシーバ回路26、28を含む。ターゲット側のトランシーバ40は、OUT転送用、クロック転送用のレシーバ回路42、44や、IN転送用、ストローブ転送用のトランスミッタ回路46、48を含む。なおこれらの回路ブロックの一部を含まない構成としてもよい。
OUT転送用、クロック転送用のトランスミッタ回路22、24は、各々、DTO+/−、CLK+/−の差動信号線を電流駆動することでDTO+/−、CLK+/−を送信する。OUT転送用、クロック転送用のレシーバ回路42、44は、各々、DTO+/−、CLK+/−の差動信号線に流れる電流に基づいて電流・電圧変換を行い、電流・電圧変換により得られた差動電圧信号(第1、第2の電圧信号)の比較処理(差動増幅処理)を行うことで、DTO+/−、CLK+/−を受信する。
IN転送用、クロック転送用のトランスミッタ回路46、48は、各々、DTI+/−、STB+/−の差動信号線を電流駆動することでDTI+/−、STB+/−を送信する。IN転送用、ストローブ転送用のレシーバ回路26、28は、各々、DTI+/−、STB+/−の差動信号線に流れる電流に基づいて電流・電圧変換を行い、電流・電圧変換により得られた差動電圧信号(第1、第2の電圧信号)の比較処理(差動増幅処理)を行うことで、DTI+/−、STB+/−を受信する。
8.電子機器
図20に本実施形態の電子機器の構成例を示す。この電子機器は本実施形態で説明したデータ転送制御装置502、512、514、520、530を含む。またベースバンドエンジン500(広義には通信デバイス)、アプリケーションエンジン510(広義にはプロセッサ)、カメラ540(広義には撮像デバイス)、或いはLCD550(広義には表示デバイス)を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。この構成によればカメラ機能とLCD(Liquid Crystal Display)の表示機能を有する携帯電話などを実現できる。但し本実施形態の電子機器は携帯電話には限定されず、デジタルカメラ、PDA、電子手帳、電子辞書、或いは携帯型情報端末など種々の電子機器に適用できる。
図20に示すようにベースバンドエンジン500に設けられたホスト側のデータ転送制御装置502と、アプリケーションエンジン510(グラフィックエンジン)に設けられたターゲット側のデータ転送制御装置512との間で、本実施形態で説明したシリアル転送が行われる。またアプリケーションエンジン510に設けられたホスト側のデータ転送制御装置514と、カメラインターフェース回路522を含むデータ転送制御装置520や、LCDインターフェース回路532を含むデータ転送制御装置530との間でも、本実施形態で説明したシリアル転送が行われる。なおベースバンドエンジン500とアプリケーションエンジン510を同一のハードウェア(CPU等)で実現してもよい。
図20の構成によれば、従来の電子機器に比べて、EMIノイズを低減できる。またデータ転送制御装置の小規模化、省電力化を実現することで、電子機器の更なる省電力化を図れる。また電子機器が携帯電話である場合には、携帯電話の接続部分(ヒンジ部分)に通る信号線をシリアル信号線にすることが可能になり、実装の容易化を図れる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語(デバイス、相手デバイス等)と共に記載された用語(表示ドライバ、ホスト側データ転送制御装置等)は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
またデータ転送制御装置や電子機器の構成や動作も本実施形態で説明した構成や動作に限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。またライトリクエストパケット等の各パケットのフォーマットも図2(A)〜図3(B)で説明したものに限定されない。また垂直同期信号、検出信号、インターフェース信号等の信号波形も本実施形態で説明されものに限定されない。
本実施形態のデータ転送制御装置及びそのシステム構成例。 図2(A)(B)はパケットのフォーマット例。 図3(A)(B)はパケットのフォーマット例。 図4(A)〜(C)は応答要求に関するトランザクション例。 本実施形態のデータ転送制御装置の構成例。 図6(A)(B)はパケットの受信終了、受信開始の検出手法の説明図。 本実施形態の第1の変形例。 本実施形態の第1の変形例の動作説明図。 本実施形態の第1の変形例の動作説明図。 図10(A)(B)は比較例の説明図。 比較例の説明図。 本実施形態の第2の変形例の手法の説明図。 本実施形態の第2の変形例。 本実施形態の第2の変形例の動作説明図。 本実施形態の第2の変形例の動作説明図。 本実施形態の第2の変形例の動作説明図。 本実施形態の第2の変形例の動作説明図。 MPUインターフェース信号の波形例。 本実施形態のシリアル転送の説明図。 電子機器の構成例。
符号の説明
5 ホストデバイス、6 表示ドライバ、7 表示パネル、
10 データ転送制御装置(ホスト側)、20 トランシーバ、
30 データ転送制御装置(ターゲット側)、40 トランシーバ、
90、100 リンクコントローラ、92、110 インターフェース回路、
250 内部レジスタ、301、302 パケットバッファ、303 切り替え回路、
304、306 マルチプレクサ、310 パケット解析回路、
312 パケット検出回路、320 パケット生成回路、
330 トランザクションコントローラ、340 転送回路、350 内部レジスタ、
352 VCINリードレジスタ、354 エッジ設定レジスタ、
360 信号検出回路

Claims (13)

  1. データ転送を制御するデータ転送制御装置であって、
    シリアルバスを介して受信したパケットの解析を行うリンクコントローラと、
    受信したパケットの解析結果に基づいて、パケットの受信終了又は受信開始を検出するパケット検出回路と、
    前記シリアルバスを介して受信したパケットが書き込まれる第1、第2のパケットバッファと、
    受信したパケットの書き込み先の切り替え制御を行う切り替え回路とを含み、
    前記切り替え回路は、
    前記第1、第2のパケットバッファの一方のパケットバッファに第Kのパケットが書き込まれ、前記第Kのパケットの受信終了又は次の第K+1のパケットの受信開始が検出された場合には、前記第K+1のパケットの書き込み先を前記一方とは異なる他方のパケットバッファに切り替えることを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記リンクコントローラは、
    前記シリアルバスを介して受信したパケットがリードリクエストパケットである場合には、前記第1のパケットバッファを受信用パケットバッファに設定し、前記第2のパケットバッファを送信用パケットバッファに設定し、
    前記シリアルバスを介して受信したパケットがライトリクエストパケットである場合には、前記第1、第2のパケットバッファを、前記切り替え回路によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定することを特徴とするデータ転送制御装置。
  3. 請求項2において、
    前記ライトリクエストパケットが、アクノリッジパケットによるハンドシェーク転送を行うか否かを通知するための応答要求フィールドを有し、
    前記リンクコントローラは、
    前記シリアルバスを介して受信したパケットがライトリクエストパケットであり且つ前記応答要求フィールドに応答要求無しの応答要求値が設定されていた場合に、前記第1、第2のパケットバッファを、前記切り替え回路によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定することを特徴とするデータ転送制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    インターフェースバスを介して接続される表示ドライバとの間のインターフェース処理を行うインターフェース回路と、
    表示パネルの非表示期間を通知するための垂直同期信号が前記表示ドライバから入力された場合に、前記垂直同期信号を検出し、検出信号を出力する信号検出回路とを含み、
    前記リンクコントローラは、
    前記垂直同期信号のステータスのリードを要求するリードリクエストパケットを受信した場合に、前記第1のパケットバッファを受信用パケットバッファに設定し、前記第2のパケットバッファを送信用パケットバッファに設定すると共に、
    前記信号検出回路から前記検出信号が出力されるのをウェイトし、前記信号検出回路から前記検出信号が出力されたことを条件に、前記リードリクエストパケットに対するレスポンスパケット又はアクノリッジパケットを、送信用パケットバッファである前記第2のパケットバッファから読み出して、前記シリアルバスを介して送信する処理を行うことを特徴とするデータ転送制御装置。
  5. 請求項4において、
    前記リンクコントローラは、
    前記リードリクエストパケットを受信した場合に、前記リードリクエストパケットに対する前記レスポンスパケット又は前記アクノリッジパケットを生成して、送信用パケットバッファである前記第2のパケットバッファに書き込み、
    前記信号検出回路から前記検出信号が出力されたことを条件に、前記第2のパケットバッファに書き込まれた前記レスポンスパケット又は前記アクノリッジパケットを前記第2のパケットバッファから読み出して、前記シリアルバスを介して送信する処理を行うことを特徴とするデータ転送制御装置。
  6. 請求項4又は5において、
    前記リンクコントローラは、
    前記レスポンスパケット又は前記アクノリッジパケットが前記シリアルバスを介して送信された後に、コマンド又はデータのライトを要求するライトリクエストパケットを受信した場合には、前記第1、第2のパケットバッファを、前記切り替え回路によりその書き込み先が切り替えられる受信用パケットバッファに設定すると共に、ライトが要求された前記コマンド又は前記データを、前記第1、第2のパケットバッファのいずれかを介して前記インターフェース回路に出力し、
    前記インターフェース回路は、
    前記リンクコントローラから出力された前記コマンド又は前記データを、前記インターフェースバスを介して前記表示ドライバに出力することを特徴とするデータ転送制御装置。
  7. 請求項6において、
    前記ライトリクエストパケットは、アクノリッジパケットによるハンドシェーク転送を行うか否かを通知するための応答要求フィールドを有し、前記応答要求フィールドには応答要求無しの応答要求値が設定されており、
    前記リンクコントローラは、
    応答要求無しの応答要求値が設定された前記ライトリクエストパケットを受信した場合に、前記ライトリクエストパケットに対するアクノリッジパケットの送信を指示することなく、ライトが要求された前記コマンド又は前記データを前記インターフェース回路に出力することを特徴とするデータ転送制御装置。
  8. 請求項4乃至7のいずれかにおいて、
    前記垂直同期信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれのエッジを検出するかを設定するためのエッジ設定レジスタを含み、
    前記信号検出回路は、
    前記エッジ設定レジスタに立ち上がりエッジの検出が設定されていた場合には、前記垂直同期信号の立ち上がりエッジが検出されたことを条件に、前記検出信号を出力し、前記エッジ設定レジスタに立ち下がりエッジの検出が設定されていた場合には、前記垂直同期信号の立ち下がりエッジが検出されたことを条件に、前記検出信号を出力することを特徴とするデータ転送制御装置。
  9. 請求項4乃至8のいずれかにおいて、
    前記垂直同期信号のステータスをリードするためのリードレジスタを含み、
    前記垂直同期信号のステータスのリードを要求する前記リードリクエストパケットは、前記リードレジスタのリードを要求するパケットであることを特徴とするデータ転送制御装置。
  10. 請求項4乃至9のいずれかにおいて、
    前記インターフェース回路は、MPUインターフェース用のインターフェース信号を生成するMPUインターフェース回路であることを特徴とするデータ転送制御装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記パケット検出回路は、
    パケットのヘッダに設定されるデータレングスに基づいて、パケットの受信終了を検出することを特徴とするデータ転送制御装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記シリアルバスの差動信号線を用いて、ホスト側データ転送制御装置との間でパケットの送受信を行うトランシーバを含むことを特徴とするデータ転送制御装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載のデータ転送制御装置と、
    前記インターフェースバスを介して前記データ転送制御装置に接続される前記表示ドライバとを含むことを特徴とする電子機器。
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