JP2006269006A - 記憶装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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吾一 柏木
Masaki Kofuchi
将揮 小渕
Shunsuke Aoki
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    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions

Abstract

【課題】異常振動を受けてもデータが喪失するようなエラーを回避してデータ保存の信頼性を向上する。
【解決手段】 キャッシュライト制御部46は上位装置からライトコマンドに対しデータをバッファメモリ38に格納してコマンド正常終了を応答し、その後にバッファメモリ38のデータをディスク媒体20に書込む。振動環境測定部48は装置に振動が加わる環境を測定する。振動対策処理部50は、振動環境測定部48による測定環境からディスク媒体に対する書込みを失敗させる異常振動環境を判定した際に、ライトキャッシュ制御部48を無効化し、そのときバッファメモリ38にライトキャッシュデータが残っていれば、一時保存領域に書込み、異常振動環境が判定されなくなったら、ディスク媒体の本来の場所に書き戻す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異常振動を判定してディスク媒体に対するライトフォルトエラーを回避する記憶装置、制御方法及びプログラムに関し、特に、上位装置からのライトコマンドに対するライトキャッシュ機能を制御して異常振動によるライトフォルトエラーを回避する記憶装置、制御方法及びプログラムに関する。
現在、磁気ディスク装置の用途が拡大の傾向にあり、カーナビゲーションシステムのような車載装置、DVDレコーダのような家庭電化製品でも用いられるようになってきている。また磁気ディスク装置の小型化も進み、データを記録しているトラックそのものが細くなると同時に、トラック間隔も狭くなってきている。
このような状況において、振動を受ける環境の下に磁気ディスク装置が置かれる状況も想定されるようになり、このような環境のもとで、いかにしてデータを保持するかが重要な課題となりつつある。
従来の磁気ディスク装置では、ヘッドが媒体上に書き込まれているサーボ情報を読み出して復調することにより、ヘッドとトラック中央とのずれを検出し、トラック上の中央部にヘッドが位置するようにトラック追従制御(オントラック制御)を行っている。
ヘッドはボイスコイルモータで駆動されるロータリアクチュエータで媒体記録面に対し支持されており、外部から一定以上の振動が加わって揺れると、ヘッドはトラック追従制御を行いつつもヘッドのずれ量が大きくなる。
このような状況で装置に加わる揺れが更に大きくなると、ヘッドのずれ量が許容限界を越え、媒体に対するデータ書込みはライトフォルトエラーとなって失敗することがある。
このような従来の磁気ディスク装置では、ライトフォルトエラーが起きると、一定回数のリトライを繰り返し、それでもエラー回復できない場合には、媒体欠陥と見なして交代処理が実行される。
しかし、ライトフォルトエラーの原因が振動の場合、交代先への書込み、あるいは交代処理を行うために必要な情報を格納した交代管理情報のシステム領域への書き込みの場合にも、書込み失敗が起きることも予想とされる。その結果、最終的にデータが書き込めない場合、データを保存する手段がないために最終的にデータは失われる。
一方、磁気ディスク装置は、通常、ライトキャッシュ機能を有効に設定して使用している。ライトキャッシュ機能は、上位装置からライトコマンドを受けた際に、バッファにライトデータを書き込んだ状態で上位装置にコマンドの正常終了を応答し、その後に、バッファのライトデータを媒体に書込む機能である。このライトキャッシュ機能を使用することで、上位装置のアクセス性能を向上できる。
特開2002−74934号公報 特開2001−14783号公報
しかしながら、このような従来の磁気ディスク装置にあっては、ライトキャッシュ機能を使用した状態で振動によるライトフォルトエラーによって最終的にデータが失われた場合、上位装置からのライトコマンドは既に正常終了となっているため、エラー終了を報告することができず、上位装置はエラー終了に対しリトライ処理を行うことができない。つまり、上位装置側でも磁気ディスク装置側でもエラーをリカバリーすることができず、データが失われてしまうという懸念が常に存在することになる。
このようにデータが失われた場合、従来の磁気ディスク装置では、エラー報告のタイミングが遅れることになるが、書込みの最終的な失敗の後に上位装置から受け取ったコマンドに対してエラー終了を通知し、その後はライトキャッシュ機能を禁止したり、書込み要求そのものを禁止にしたりする処理が採られている。
一方、従来の磁気ディスク装置には、センサ等により異常振動を検出した際に、書込み動作を禁止するのもあるが、ヘッドの振動による位置ずれを判断していないため、ライトフォルトエラーとならないような振動でも書込み動作を禁止する場合があり、また振動が続いている間は上位装置の入出力処理が完全に禁止されるため、磁気ディスク装置の機能が一時的に失われることなり、振動を受け易い環境で使用した際の処理性能が著しく低下する問題がある。
本発明は、異常振動を受けてもデータが喪失するようなエラーを確実に回避してデータ保存の信頼性を向上する記憶装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は本発明の原理説明である。本発明は、記憶装置を提供する。即ち、本発明は、上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置に於いて、上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファメモリ38に格納してコマンド正常終了を応答し、その後にバッファメモリ38のデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御部46と、装置の振動環境を測定する振動環境測定部48と、振動環境測定部48による測定振動環境から記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、ライトキャッシュ制御部46を無効化する振動対策処理部50とを備えたことを特徴とする。
振動対策処理部50は、ライトキャッシュ制御部46を無効化した後に、異常振動環境が判定されなくなった場合にライトキャッシュ制御部の無効化を解除する。
振動環境測定部48は、記憶媒体のサーボ情報に基づいてヘッドのトラック追従制御中に検出されるトラック中心位置に対するヘッド位置のずれ量と所定の閾値との比較結果を記録し、振動対策処理部50は、振動環境測定部48により記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定数以上で且つ複数回転に亘り続いた場合に、異常振動環境を判定してライトキャッシュ制御部46を無効化し、ライトキャッシュ制御部46を無効化した後に、振動環境測定部48により記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定の閾値を越えなかった場合にライトキャッシュ制御部46の無効化を解除する。
振動対策処理部50は、ライトキャッシュ制御部46を無効化した際に、バッファメモリ38にディスク装置への書戻し待ちのライトデータが残っていた場合、一時保存領域64にライトデータを保存し、ライトキャッシュ制御部46の無効化を解除した状態で、一時保存領域64に格納しているデータを記憶媒体に書き戻す。
振動対策処理部50は、記憶媒体のシステム領域にデータを書込む際に、異常振動環境を判定していた場合、一時保存領域64にデータを保存し、異常振動環境が判定されなくなった後に、一時保存領域64から記憶媒体のシステム領域にデータを書き戻す。
一時保存領域64は記憶媒体に設けられ、記憶媒体の一時保存領域64はトラック幅を通常の保存領域に対し広くしている。一時保存領域66は記憶装置内の不揮発メモリに設けるようにしていも良い。
本発明は、記憶装置の制御方法を提供する。即ち、本発明は、上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置の制御方法に於いて、
上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後にバッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御ステップと、
装置の振動環境を測定する振動環境測定ステップと、
振動環境測定ステップによる測定振動環境から記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、ライトキャッシュ制御ステップを無効化する振動対策処理ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、記憶装置のコンピュータにより実行されるプログラムを提供する。即ち、本発明のプログラムは、上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置のコンピュータに、
上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後にバッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御ステップと、
装置の振動環境を測定する振動環境測定ステップと、
振動環境測定ステップによる測定振動環境から記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、ライトキャッシュ制御ステップを無効化する振動対策処理ステップと、
を実行させることを特徴とする。
尚、本発明の制御方法及びプログラムの詳細は、本発明の記憶装置の場合と基本的に同じになる。
本発明によれば、トラックセンタに対し追従制御されるヘッドのずれ量から異常振動環境を判定した場合に、ライトキャッシュ制御を行わないように無効化することで、上位装置からのライトコマンドに対応して異常振動で書込みに失敗した場合、エラーを通知することができるようになり、上位装置からのリトライにより、異常振動が収まったタイミングでの正常な書込み動作が期待できる。
また、ライトキャッシュ制御を行わないように無効化する以前に上位装置からバッファに受領済みのライトキャッシュデータについては、異常振動環境下でも記憶媒体のトラック幅を広げた一時保存領域又は装置内の不揮発性メモリに書込み、異常振動環境が解消した後に、記憶媒体に書き戻すことで、ユーザデータを保証することができ、エラーにより最終的にデータが失われてしまうことを確実に回避できる。
また記憶媒体のシステム領域に書込む記憶装置の制御情報についても、異常振動環境を判定した際には、記憶媒体のトラック幅を広げた一時保存領域又は装置内の不揮発性メモリに書込み、異常振動環境が解消した後に記憶媒体のシステム領域に書き戻すことで、システム情報を確実に更新できるため、振動に対する記憶装置の信頼性を向上し、記憶装置を使用する機器の故障も軽減することができる。
図2は外部振動によりライトフォルトエラーの可能性が高い使用状況に対応する振動対策機能を備えた本発明が適用される磁気ディスク装置のブロック図である。
図2において、ハードディスクドライブ(HDD)として知られた磁気ディスク装置10は、ディスクエンクロージャ14と制御ボード12で構成される。ディスクエンクロージャ14にはスピンドルモータ16が設けられ、スピンドルモータ16の回転軸にディスク媒体(記憶媒体)20を装着し、一定時間例えば4200rpmで回転させる。
またディスクエンクロージャ14にはボイスコイルモータ18が設けられ、ボイスコイルモータ18はヘッドアクチュエータのアーム先端にヘッド22−1,22−2を搭載しており、ディスク媒体20の記録面に対するヘッドの位置決めを行う。なお、ヘッド22−1,22−2にはライトヘッドとリードヘッドが一体化されて搭載されている。
ヘッド22−1,22−2はヘッドIC24に対し信号線接続されており、ヘッドIC24は上位装置となるホストからのライトコマンドまたはリードコマンドに基づくヘッドセレクト信号で1つのヘッドを選択して書込みまたは読出しを行う。またヘッドIC24には、ライト系についてはライトアンプが設けられ、リード系についてはプリアンプが設けられている。
制御ボード12にはMPU26が設けられ、MPU26のバス28に対し、RAMを用いた制御プログラム及び制御データを格納するメモリ30、FROM等を用いた制御プログラムを格納する不揮発メモリ32が設けられている。
またMPU26のバス28には、ホストインタフェース制御部34、バッファメモリ38を制御するバッファメモリ制御部36、ハードディスクコントローラとして機能するフォーマット制御部40、ライト変調部及びリード復調部として機能するリードチャネル42、ボイスコイルモータ18及びスピンドルモータ16を制御するサーボ制御部44が設けられている。
磁気ディスク装置10は、ホストからのコマンドに基づき書込処理及び読出処理を行う。ここで、磁気ディスク装置における通常の動作を説明すると次のようになる。
ホストからのライトコマンドとライトデータをホストインタフェース制御部34で受けると、ライトコマンドをMPU26で解読し、受信したライトデータを必要に応じてバッファメモリ38に格納した後、フォーマット制御部40で所定のデータ形式に変換すると共にECC処理によりECC符号を付加し、リードチャネル42におけるライト変調系でスクランブル、RLL符号変換、更に書込補償を行った後、ライトアンプからヘッドIC24を介して選択した例えばヘッド22−1のライトヘッドからディスク媒体20に書き込む。
このときMPU26からDSPなどを用いたサーボ制御部44にヘッド位置決め信号が与えられており、ボイスコイルモータ18によりヘッドをコマンドで指示された目標トラックにシークした後にオントラックしてトラック追従制御を行っている。
一方、ホストからのリードコマンドをホストインタフェース制御部34で受けると、リードコマンドをMPU26で解読し、ヘッドIC24のヘッドセレクトで選択されたリードヘッドから読み出された読出信号をリードアンプで増幅した後に、リードチャネル42のリード復調系に入力し、パーシャルレスポンス最尤検出(PRML)などによりリードデータを復調し、フォーマット制御部40でECC処理を行ってエラーを検出訂正した後、バッフメモリ38にバッファリングし、ホストインターフェース制御部34からリードデータをホストに転送する。
MPU26にはプログラムの実行により実現される機能として、ライトキャッシュ制御部46、振動環境測定部48及び振動対策処理部50が設けられている。ライトキャッシュ制御部46は、ホストからのライトコマンドに対し、ライトデータをバッファメモリ制御部36によりバッファメモリ38に格納してコマンド正常終了を応答し、その後にバッファメモリ38のライトデータを、フォーマット制御部40、リードチャネル42、ヘッドIC24を介して、ディスク媒体20の目標セクタに書き込む。このライトキャッシュ制御部46の機能は、ホストから有効にするか否かを指定できる。
振動環境測定部48は、磁気ディスク装置10の振動環境を測定する。振動環境測定部48は、ヘッドIC24により現在選択されているヘッド22−1または22−2のトラック追従制御中(オントラック制御中)に検出されるトラック中心位置に対するヘッド位置のずれ量と所定の閾値との比較結果を、ディスク媒体の1回転単位にメモリ30の測定テーブル52に測定結果として記録している。
図3は図2の磁気ディスク装置10に設けたディスク媒体20の記録面のトラックを1つ取り出しており、トラックにはサーボ情報を記録したサーボ領域54−1,54−2,・・・54−n(図示せず)が一定間隔で円周方向に記録されている。
サーボ領域54−1,54−2,・・・54−n(図示せず)の間はデータ領域56−1,56−2,・・・56−nであり、それぞれ複数のセクタに分割されている。サーボ領域54−1,54−2,・・・54−n(図示せず)には、例えばヘッド22−1のトラックセンタに対する位置ずれ量を検出するサーボ位置情報(バースト)が記録されており、このサーボ領域54−1をヘッド22−1のリードヘッドで読み取り、図2のリードチャネル52で復調することで、トラックセンタに対するヘッドの位置ずれ量を検出できる。
図2に示したサーボ制御部44は、図3のサーボ領域54−1〜54−n(図示せず)の読取りに基づいてヘッドの位置ずれ量を検出するごとに、ずれ量をゼロとするようにボイスコイルモータ18を制御して、ヘッド22−1をトラックに追従させるフィードバック制御を行っている。
図2のMPU26に設けた振動環境測定部48は、図4の測定テーブル52に振動環境を測定して記録している。
図4において、測定テーブル52には図3のヘッド22−1が現在、追従制御しているトラックのサーボ領域54−1〜54−n(図示せず)の各サーボ情報の読取りで得られたトラックセンタに対するヘッドの位置ずれ量を所定の閾値と比較した比較結果が、振動環境の測定値として記録される。
この比較結果は、ヘッド位置ずれ量が閾値を超えている場合、ビット「1」を記録し、閾値未満の場合にビット「0」を記録している。また測定テーブル52には、現在ポインタP1を起点にディスク1回転分のn個のサーボ情報から得られた位置ずれ量と閾値の比較結果を記録した現在1回転分データ55−1と、1回転前ポインタP2を起点として同じくn個のサーボ情報から得られた位置ずれ量と閾値の比較結果である前回1回転分データ55−2を記録している。
したがって、サーボ情報を読み取るごとに現在ポインタP1で示す位置に検出した位置ずれ量と閾値の比較結果としてビット「1」または「0」を格納し、また異常振動環境の判定については、現在ポインタP1を起点に、現在1回転分データ55−1と1回転前ポインタP2を起点とした前回1回転分データ55−2を参照し、ライトフォルエラーの可能性が高い異常振動環境か否かの判定に用いる。
ここでライトフォルトエラーは、ヘッドのトラック追従制御中にトラックセンタに対するヘッドのずれ量が所定の閾値を超えた場合にライト動作のみが出来ないように回路をマスクし、このマスク状態でライト動作が行われた場合に発生させるエラーである。
再び図2を参照するに、MPU26に設けた振動対策処理部50は、振動環境測定部48による測定振動環境、即ちメモリ30の測定テーブル52の測定内容から、ディスク媒体20に対するホストからのライトコマンドに基づく書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、ライトキャッシュ制御部46を無効化させる。
即ち振動対策処理部50にあっては、磁気ディスク装置10の使用状態において、振動環境測定部48の測定結果から事前にライトフォルトエラーを誘発し易い異常振動環境に置かれているかどうかを判定し、異常振動環境を判定した場合には、予めライトキャッシュ制御部46の制御機能を使わないように無効化する機能を提供している。
振動対策処理部50は、異常振動環境を判定してライトキャッシュ制御部46を無効化した後についても振動環境測定部48による測定結果を判定しており、異常振動環境が判定されなくなった場合にはライトキャッシュ制御部46の無効化を解除することになる。
ここで、振動対策処理部50による測定テーブル52の測定結果を用いた異常振動環境の判定条件及び解除条件は、例えば次のようになる。
(1)異常振動環境の判定条件は、図4の測定テーブル52において、ヘッドずれ量の閾値を超える回数が1回転当たり1回以上で且つ2回転以上に亘り続いた場合とする。
(2)異常振動環境判定の解除条件は、ヘッドずれ量の閾値を超える回数が1回転当たり1回もなかった場合とする。
このような異常振動環境の有無を判定する条件は、磁気ディスク装置10がライトフォルトエラーを誘発し易い環境に置かれているかどうかの判定であることから、前記(1)(2)の判定条件に限定されず、必要に応じて種々のバリエーションを設定することができる。
更にMPU26に設けた振動対策処理部50にあっては、異常振動環境を判定してライトキャッシュ制御部46を無効化した際に、バッファメモリ38にディスク媒体に対する書き戻し待ちのライトキャッシュデータが残っていた場合、異常振動環境ではディスク装置に対しデータを書き込むことはライトフォルトエラーを誘発するためにできないことから、ディスク媒体20にバッファメモリ38のライトキャッシュデータを一時的に保存するための一時保存領域を設け、そこに格納する。このライトキャッシュデータの一時保存領域は、ディスク媒体20以外に例えば不揮発メモリ32に設けるようにしてもよい。
図5は本発明の磁気ディスク装置10における一時保存領域のレイアウト説明図である。図5において、磁気ディスク装置10におけるディスク媒体20には論理ブロックアドレスLBA0〜LBAn−1にユーザデータ領域62が配置されており、ユーザデータ領域62はホストのOSがアクセスできる領域である。これに対し例えば、論理ブロックアドレスLBA0の手前にシステム領域60が配置されている。システム領域60はディスク媒体20の欠陥セクタの位置情報など、磁気ディスク装置10の制御に必要な各種の情報を格納している。
これに加え本発明にあっては、例えばユーザデータ領域62の最後の部分に、異常振動環境の判定でライトキャッシュ制御部46の制御機能を無効化した際にバッファメモリ38に残っているキャッシュライトデータを保存するための一時保存領域64を配置している。更に、必要があれば不揮発メモリ32の中にキャッシュライトデータを一時的に保存する一時保存領域66を設けるようにしてもよい。
図6は図5のディスク媒体20に設けた一時保存領域64のトラックを、隣接するユーザデータ領域62のトラックと共に示している。図6において、ユーザデータ領域62のトラックはトラック幅がTP1であるのに対し、一時保存領域64のトラックはトラック幅が例えばユーザデータ領域62のトラック幅TP1の例えば1.1倍〜3倍程度、フォーマット効率から具体的には2倍となるトラック幅TP2を持つようにフォーマットしている。
このように一時保存領域64のトラック幅TP2を通常のユーザデータ領域62のトラック幅TP1に対し例えば2倍というように広めたことで、異常振動環境の判定状態で外部振動によりヘッドがトラックセンタからずれた場合、トラック幅がTP2と十分に広いため、大きくずれたとしてもトラックに正常に書き込むことができる。
このようにトラック幅の広い一時保存領域64については、トラックセンタからのヘッドのずれ量が大きいときにライトフォルトエラーを判定する閾値を、ユーザデータ領域62に対し大きめの閾値としており、これによって、振動を受けても一時保存領域64についてはライトフォルトエラーが発生しにくい条件を設定している。このため外部振動を受けてもライトフォルトエラーの判定によるライト動作を禁止するためのマスク処理を行うことなく、キャッシュライトデータを一時保存領域64のトラックに書き込むことができる。
一方、不揮発メモリ32に設けた一時保存領域66については、異常振動環境の振動とは無関係にライトキャッシュデータを一時保存領域66に書き込むことが可能である。
更に、図5のディスク媒体20の一時保存領域64もしくは不揮発メモリ32の一時保存領域66にキャッシュライトデータを書き込んで一時保存した状態にあっては、ライトキャッシュ制御部46の制御機能は無効化されている。このため、その後に受け取ったライトデータは一時保存領域64,66に書き込まれることはない。したがって、一時保存領域64,66の容量は、ライトキャッシュ制御部46を無効化した時点でバッファメモリ38に残っているキャッシュデータを格納できる容量を保証すればよい。
一時保存領域64もしくは66に格納されたライトデータは、異常振動環境がなくなったことが判定されると、ディスク媒体20のユーザデータ領域62におけるライトコマンドに基づく目標トラックの目標セクタとなる本来の位置に書き戻す。
更に、図2の振動対策処理部50にあっては、ディスク媒体20のユーザデータ格納領域62に対するライトデータのみならず、システム領域60に対するシステム情報の書込みについても、異常振動環境を判定した際に一時保存領域64または66に格納し、異常振動環境がなくなった後にシステム領域60に書き戻す振動対策処理を実行する。
即ち磁気ディスク装置10にあっては、装置の制御に関する情報をホストからのアクセスによるユーザの使用環境下においてもシステム情報としてシステム領域60に書き込む場合がある。
例えば異常振動環境を判定してライトキャッシュ制御部46の制御機能を無効化した場合には、ライトコマンドに対しライトデータをバッファメモリ38に格納することなくディスク媒体に書き込む処理を実行することになり、この場合に振動によるヘッドのずれ量が閾値を超えると、ライト動作のみが実行できないように回路をマスクし、回路のマスク状態でライト動作が行われるとライトフォルトエラーを発生する。
このライトフォルトエラーに対し磁気ディスク装置は、予め定めた回数のリトライ動作を行い、リトライ動作を失敗した場合にはライトフォルトに起因した交替処理を行う。このようなライトフォルトに起因した交替処理を行った場合には、交替先のアドレスなどをシステム領域60に記録保存しておく必要がある。
しかしながら、異常振動環境を判定した状態では外部振動によってシステム領域60に対する書込みができない可能性が生ずる。そこで本発明にあっては、異常振動環境の判定状態にあっては、システム領域60に対するシステム情報の書込み要求に対しシステム情報を一時保存領域64または66に書き込んで保存し、異常振動環境がなくなったと判定された後に、一時保存領域64または66に保存しているシステム情報をシステム領域60の本来の場所に書き戻すようにする。
以上のようなMPU26に設けた振動対策処理部50による処理機能は、ライトキャッシュ制御部46と同様、ホストから動作機能を指定することができ、ホストからの指定を受けた場合にのみ振動対策処理部50としての処理動作を実行する。もちろん、ホストからの指定によらず、固定的に磁気ディスク装置10で振動対策処理部50としての機能を実行するようにしてもよい。
図7は図2のMPU26に設けた振動環境測定部48による測定処理と、振動対策処理部50における異常振動環境判定処理のフローチャートである。図7の処理は、図3に示したように、ヘッド22−1でトラックのサーボ領域54−1〜54−nのサーボ情報を読み取るごとに実行される。
図7において、まずステップS1でサーボ情報に基づきトラック中央からのヘッドのずれ量を測定し、ステップS2で閾値以上のずれ量の発生か否か判定し、閾値以上のずれ量であれば、ステップS3で図4に示したように測定テーブル52にビット「1」を記録し、閾値未満のずれ量でなければ、ステップS4で図4の測定テーブル52にビット「0」を記録する。
ステップS4で現時点の記録位置から遡って連続2回転以上にわたり閾値以上のずれ量が発生している場合、即ち図4の現在1回転分データ55−1と前回1回転分データ55−2のそれぞれに少なくとも1つビット「1」が記録されている場合、ステップS5に進み、ライトフォルト要因ありを判定する。
一方、ステップS2の閾値未満のずれ量の判定結果に基づきステップS6で測定テーブルにビット「0」を記録した場合には、ステップS7で現在の記録位置から1回転遡った間に1回転以上、閾値以上のずれ量の発生なし、即ちビット「1」の記録がないことを判定すると、ステップS8に進み、ライトフォルト要因なしを判定する。このようなステップS1〜S8の処理を、ステップS9で停止指示があるまでサーボ情報の読取りごとに繰り返している。
なお図7の処理にあっては、サーボ情報を読み取った時点を起点として、過去の記録位置の2回転分あるいは1回転分遡った記録データについて閾値以上のずれ量の有無の記録結果を判定しているが、1回転分の閾値以上のずれ量を示す記録範囲として、サーボ情報のインデックスを起点とした各回転分の記録範囲について、閾値以上のずれ量の発生があるか否かを判定するようにしてもよい。
図8は図2の振動対策処理部50の処理機能を用いた本発明による制御処理のフローチャートである。図8において、磁気ディスク装置10の電源を投入すると、ステップS1で初期設定が行われ、ホストからのコマンド処理の可能状態となる。続いて、ステップS2で図7の判定結果を参照してライトフォルトの要因があるか否か、即ち異常振動環境か否か判定しており、ライトフォルトの要因があるとステップS3に進み、異常振動環境にあるものと判断し、ライトキャッシュ制御部46の制御機能を無効化する。
続いてステップS4で、バッファメモリ38上に、それまでに受領したライトキャッシュデータが残っているか否かチェックし、ライトキャッシュデータが残っている場合にはステップS5に進み、例えば図5に示したディスク媒体20の一時保存領域64にライトキャッシュデータを書き込んで保存する。
一方、ステップS2でライトフォルトの要因がなく、異常振動環境でないことが判定された場合には、ステップS6に進み、例えば図4のディスク媒体20の一時保存領域64にデータがあるか否かチェックする。一時保存領域にデータがあった場合には、ステップS7でディスク媒体20のユーザデータ領域62におけるライトコマンドに基づく目標トラックの目標セクタとなる本来の位置にデータを書き戻す。
続いてステップS8で書き戻しの成功か否かをチェックしており、書き戻しに成功すると、ステップS9でライトキャッシュ制御部46を有効化して次の処理に進む。なおステップS8で書き戻しに失敗した場合には、この時点でライトフォルトの要因、即ち異常振動環境にあるものと判断し、ステップS3に進み、ライトキャッシュ制御を無効化することになる。
以上の処理が終了すると、ステップS10で上位装置からのコマンド受領を判定し、ステップS11でコマンド受領を判定するとステップS12に進み、コマンド処理を実行する。このコマンド処理は、リードコマンドであればディスク媒体からリードデータを読み出して上位装置に応答し、ライトコマンドであれば、そのときライトキャッシュ制御が無効化か有効化かに応じ、それぞれに対応した書込制御を実行する。このようなステップS2〜S12の処理を、ステップS13で停止指示があるまで繰り返すことになる。
図9は図8のステップS12でライトコマンドを実行するライトコマンド処理のフローチャートである。図9において、まずステップS1でライトキャッシュ制御が有効か否かチェックし、有効であった場合にはステップS2に進み、ライトデータをバッファメモリ38に格納して、上位装置に対しコマンド正常終了を応答する。
続いてステップS3でライトコマンドに基づき目的トラックへのシーク制御を行ってオントラックし、ステップS4でバッファメモリ38のデータをディスク媒体に書き込む。続いてステップS5でライトフォルトエラーの有無をチェックしており、ライトフォルトエラーがなければ一連の処理を終了し、図8のメインルーチンにリターンする。
ステップS5でライトフォルトエラーが判定された場合には、ステップS6でリトライ回数が設定回数に達するまで、ステップS3からのシークとデータ書込みを繰り返す。このとき、外部振動を受けて異常振動環境と判定されるような状況でのライトフォルトエラーであった場合には、リトライ回数を設定回数まで行っても依然としてライトフォルトエラーとなる場合が考えられる。
リトライ回数が設定回数に達すると、ステップS7に進み、この状態でディスク装置への書込みは無理であることから、一時保存領域に空きがあるか否かチェックし、もし空きがあれば、ステップS8でバッファメモリ38のキャッシュデータを一時保存領域に書き込んでコマンドを正常終了させ、図8のメインルーチンにリターンする。
一方、ステップS1でキャッシュ制御の無効が判定された場合には、ステップS9でライトコマンドに基づき目的トラックにシークしてオントラックし、ステップS10でライトデータの書込みを実行する。
続いてステップS11でライトフォルトエラーの有無をチェックし、ライトフォルトエラーがなければライトコマンド処理を正常終了して、図8のメインルーチンにリターンする。
しかしながら、ライトキャッシュ制御を無効とした状態にあっては、ライトフォルトエラーを誘発し易い異常振動環境にあることから、ステップS11でライトフォルトエラーとなる可能性がかなり高く、ライトフォルトエラーとなった場合には、ステップS12でリトライ回数が設定回数に達するまで、ステップS9からの目的トラックにシークしてオントラックしてオントラックした後にデータを書き込むリトライ処理を実行する。
しかし、設定回数に亘るリトライ処理によってもライトフォルトエラーが解消されずに書込失敗となった場合には、ステップS13で上位装置にエラーを応答して書込処理を終了し、図8のメインルーチンにリターンする。
このステップS13で書込みに失敗して上位装置にエラーを応答することができれば、エラー応答を受けた上位装置は、その後、リトライ処理を実行してライトコマンドを再発行することとなり、磁気ディスク装置でライトデータがエラーにより失われても上位装置においてライトデータが残っているため、ユーザデータの喪失を起こすことはなく、上位装置のその後リトライにより、エラー終了となったライトデータの再書込みを実行することができる。
図10は本発明によるシステム情報ライト処理のフローチャートである。図10において、ステップS1でシステム情報の書込要求を判別するとステップS2に進み、ライトフォルトの要因があるか否か、即ち異常振動環境か否かチェックし、ライトフォルト要因があった場合には、ステップS3に進み、例えば図5のディスク媒体20の一時保存領域64にシステム情報を書き込んで保存する。
一方、ステップS2でライトフォルトの要因がなくなっている状態、即ち異常振動環境でない場合にはステップS4に進み、通常通りシステム領域60にシステム情報を書き込む。続いてステップS5で一時保存領域にシステム情報があるか否かチェックし、システム情報がある場合には、ステップS6でシステム情報を本来のシステム領域に書き込む。このようなステップS1〜S6の処理を、ステップS7で停止指示があるまで繰り返す。
また本発明は、図2の磁気ディスク装置10に設けたMPU26で実行されるプログラムを提供するものであり、このプログラムは図7,図8,図9及び図10に示したフローチャートの内容を持つことになる。
なお、上記の実施形態は磁気ディスク装置を例にとるものであったが、これ以外に光ディスク装置、光磁気ディスク装置等の記憶装置についても、そのまま適用できる。また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記)
(付記1)
上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置に於いて、
前記上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後に前記バッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御部と、
装置の振動環境を測定する振動環境測定部と、
前記振動環境測定部による測定振動環境から前記記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、前記ライトキャッシュ制御部を無効化する振動対策処理部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。(1)
(付記2)
付記1記載の記憶装置に於いて、
前記振動対策処理部は、前記ライトキャッシュ制御部を無効化した後に、前記異常振動環境が判定されなくなった場合に前記ライトキャッシュ制御部の無効化を解除することを特徴とする記憶装置。
(付記3)
付記1記載の記憶装置に於いて、
前記振動環境測定部は、ヘッドのトラック追従制御中に検出されるトラック中心位置に対するヘッド位置のずれ量と所定の閾値との比較結果を記録し、
前記振動対策処理部は、前記振動環境測定部により記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定数以上で且つ複数回転に亘り続いた場合に、前記異常振動環境を判定して前記ライトキャッシュ制御部を無効化し、
記ライトキャッシュ制御部を無効化した後に、前記振動環境測定部により記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定の閾値を越えなかった場合に前記ライトキャッシュ制御部の無効化を解除することを特徴とする記憶装置。
(付記4)
付記1記載の記憶装置に於いて、前記振動対策処理部は、
前記ライトキャッシュ制御部を無効化した際に、前記バッファに記憶媒体への書戻し待ちのライトデータが残っていた場合、一時保存領域に前記ライトデータを保存し、
前記ライトキャッシュ制御部の無効化を解除した状態で、前記一時保存領域に格納しているデータを記憶媒体に書き戻すことを特徴とする記憶装置。(2)
(付記5)
付記1記載の記憶装置に於いて、前記振動対策処理部は、前記記憶媒体のシステム領域にデータを書込む際に、前記異常振動環境を判定していた場合、一時保存領域に前記データを保存し、前記異常振動環境が判定されなくなった後に、前記一時保存領域から前記記憶媒体のシステム領域に前記データを書き戻すことを特徴とする記憶装置。(3)
(付記6)
付記4又は5記載の記憶装置に於いて、前記一時保存領域は前記記憶媒体に設けられ、前記記憶媒体の一時保存領域はトラック幅を通常の保存領域に対し広くしたことを特徴とする記憶装置。
(付記7)
付記4又は5記載の記憶装置に於いて、前記一時保存領域は記憶装置内の不揮発メモリに設けられたことを特徴とする記憶装置。
(付記8)
上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置の制御方法に於いて、
前記上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後に前記バッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御ステップと、
装置の振動環境を測定する振動環境測定ステップと、
前記振動環境測定ステップによる測定振動環境から前記記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化する振動対策処理ステップと、
を備えたことを特徴とする記憶装置の制御方法。(4)
(付記9)
付記8記載の記憶装置の制御方法に於いて、
前記振動対策処理ステップは、前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化した後に、前記異常振動環境が判定されなくなった場合に前記ライトキャッシュ制御ステップの無効化を解除することを特徴とする記憶装置の制御方法。
(付記10)
付記8記載の記憶装置の制御方法に於いて、
前記振動環境測定ステップは、ヘッドのトラック追従制御中に検出されるトラック中心位置に対するヘッド位置のずれ量と所定の閾値との比較結果を記録し、
前記振動対策処理ステップは、前記振動環境測定ステップにより記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定数以上で且つ複数回転に亘り続いた場合に、前記異常振動環境を判定して前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化し、
前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化した後に、前記振動環境測定ステップにより記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定の閾値を越えなかった場合に前記ライトキャッシュ制御ステップの無効化を解除することを特徴とする記憶装置の制御方法。
(付記11)
付記8記載の記憶装置の制御方法に於いて、前記振動対策処理ステップは、
前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化した際に、前記バッファに記憶媒体への書戻し待ちのライトデータが残っていた場合、一時保存領域に前記ライトデータを保存し、
前記ライトキャッシュ制御ステップの無効化を解除した状態で、前記一時保存領域に格納しているデータを記憶媒体に書き戻すことを特徴とする記憶装置の制御方法。
(付記12)
付記8記載の記憶装置の制御方法に於いて、前記振動対策処理ステップは、前記記憶媒体のシステム領域にデータを書込む際に、前記異常振動環境を判定していた場合、一時保存領域に前記データを保存し、前記異常振動環境が判定されなくなった後に、前記一時保存領域から前記記憶媒体のシステム領域に前記データを書き戻すことを特徴とする記憶装置の制御方法。
(付記13)
付記11又は12記載の記憶装置の制御方法に於いて、前記一時保存領域は前記記憶媒体に設けられ、前記記憶媒体の一時保存領域はトラック幅を通常の保存領域に対し広くしたことを特徴とする記憶装置の制御方法。
(付記14)
付記11又は12記載の記憶装置の制御方法に於いて、前記一時保存領域は記憶装置の制御方法内の不揮発メモリに設けられたことを特徴とする記憶装置の制御方法。
(付記15)
上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置のコンピュータに、
前記上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後に前記バッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御ステップと、
装置の振動環境を測定する振動環境測定ステップと、
前記振動環境測定ステップによる測定振動環境から前記記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化する振動対策処理ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。(5)
(付記16)
付記15記載のプログラムに於いて、
前記振動対策処理ステップは、前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化した後に、前記異常振動環境が判定されなくなった場合に前記ライトキャッシュ制御ステップの無効化を解除することを特徴とするプログラム。
(付記17)
付記15記載のプログラムに於いて、
前記振動環境測定ステップは、ヘッドのトラック追従制御中に検出されるトラック中心位置に対するヘッド位置のずれ量と所定の閾値との比較結果を記録し、
前記振動対策処理ステップは、前記振動環境測定ステップにより記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定数以上で且つ複数回転に亘り続いた場合に、前記異常振動環境を判定して前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化し、
前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化した後に、前記振動環境測定ステップにより記録されたヘッドずれ量の閾値を越える回数が1回転当り所定の閾値を越えなかった場合に前記ライトキャッシュ制御ステップの無効化を解除することを特徴とするプログラム。
(付記18)
付記15記載のプログラムに於いて、前記振動対策処理ステップは、
前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化した際に、前記バッファに記憶媒体への書戻し待ちのライトデータが残っていた場合、一時保存領域に前記ライトデータを保存し、
前記ライトキャッシュ制御ステップの無効化を解除した状態で、前記一時保存領域に格納しているデータを記憶媒体に書き戻すことを特徴とするプログラム。
(付記19)
付記15記載のプログラムに於いて、前記振動対策処理ステップは、前記記憶媒体のシステム領域にデータを書込む際に、前記異常振動環境を判定していた場合、一時保存領域に前記データを保存し、前記異常振動環境が判定されなくなった後に、前記一時保存領域から前記記憶媒体のシステム領域に前記データを書き戻すことを特徴とするプログラム。
(付記20)
付記18又は19記載のプログラムに於いて、前記一時保存領域は前記記憶媒体に設けられ、前記記憶媒体の一時保存領域はトラック幅を通常の保存領域に対し広くしたことを特徴とするプログラム。
本発明の原理説明図 本発明による異常振動環境での対策が適用される磁気ディスク装置のブロック図 図2のディスク媒体におけるトラックフォーマットの説明図 図2のメモリに格納されたヘッド位置ずれ量の測定テーブルの説明図 本発明における一時保存領域のレイアウトの説明図 図5のディスク媒体におけるユーザ領域と一時保存領域のトラックサイズの説明図 本発明における異常振動環境の測定と判定処理のフローチャート 本発明による磁気ディスク装置の制御処理のフローチャート 本発明によるライトコマンド処理のフローチャート 本発明によるシステム情報ライト処理のフローチャート
符号の説明
10:磁気ディスク装置
12:制御ボード
14:ディスクエンクロージャ
16:スピンドルモータ
18:ボイスコイルモータ
20:ディスク媒体
22−1,22−2:ヘッド
24:ヘッドIC
26:MPU
28:バス
30:メモリ
32:不揮発メモリ
34:ホストインタフェース制御部
36:バッファメモリ制御部
38:バッファメモリ
40:フォーマット制御部
42:リードチャネル
44:サーボ制御部
46:ライトキャッシュ制御部
48:振動環境測定部
50:振動対策処理部
52:測定テーブル
54−1,54−2:サーボ領域
56−1〜56−n:データ領域
60:システム領域
62:ユーザデータ領域
64,66:一時保存領域

Claims (5)

  1. 上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置に於いて、
    前記上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後に前記バッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御部と、
    装置の振動環境を測定する振動環境測定部と、
    前記振動環境測定部による測定振動環境から前記記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、前記ライトキャッシュ制御部を無効化する振動対策処理部と、
    を備えたことを特徴とする記憶装置。
  2. 請求項1記載の記憶装置に於いて、前記振動対策処理部は、
    前記ライトキャッシュ制御部を無効化した際に、前記バッファに記憶媒体への書戻し待ちのライトデータが残っていた場合、一時保存領域に前記ライトデータを保存し、
    前記ライトキャッシュ制御部の無効化を解除した状態で、前記一時保存領域に格納しているデータを記憶媒体に書き戻すことを特徴とする記憶装置。
  3. 請求項1記載の記憶装置に於いて、前記振動対策処理部は、前記記憶媒体のシステム領域にデータを書込む際に、前記異常振動環境を判定していた場合、一時保存領域に前記データを保存し、前記異常振動環境が判定されなくなった後に、前記一時保存領域から前記記憶媒体のシステム領域に前記データを書き戻すことを特徴とする記憶装置。
  4. 上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置の制御方法に於いて、
    前記上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後に前記バッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御ステップと、
    装置の振動環境を測定する振動環境測定ステップと、
    前記振動環境測定ステップによる測定振動環境から前記記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化する振動対策処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする記憶装置の制御方法。
  5. 上位装置からのライトコマンドに基づいて記憶媒体にデータを書込む記憶装置のコンピュータに、
    前記上位装置からのライトコマンドに対しデータをバッファに格納してコマンド正常終了を応答し、その後に前記バッファのデータを前記記憶媒体に書込むライトキャッシュ制御ステップと、
    装置の振動環境を測定する振動環境測定ステップと、
    前記振動環境測定ステップによる測定振動環境から前記記憶媒体に対する書込みを失敗させる可能性の高い異常振動環境を判定した際に、前記ライトキャッシュ制御ステップを無効化する振動対策処理ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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