JP2006268612A - 処理時間測定システム及び処理時間測定プログラム - Google Patents

処理時間測定システム及び処理時間測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理時間の増加の原因を通信端末内で特定することができる処理時間測定システムを提供すること。
【解決手段】処理時間測定システムは、メモリ30と、メモリ30を用いて複数の通信処理を実行する第1ブロック10と、メモリ30に接続され複数の通信処理を監視する第2ブロック20とを備える。第2ブロック20は、処理時間取得部21,22と解析部23とを備える。処理時間取得部21,22は、第1ブロック10が複数の通信処理の各々を実行している最中に、各々の通信処理にかかる処理時間を取得する。解析部23は、複数の通信処理のそれぞれに関する処理時間に基づいて、複数の通信処理のそれぞれの負荷の解析を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報通信端末に関する。特に、本発明は、情報通信端末において実行されるソフトウェアの処理時間を測定するシステム及びコンピュータプログラムに関する。
従来、携帯情報通信端末内部の処理時間を把握する場合、開発設計段階において、ソフトウェアの各機能の処理時間が測定されていた。関連する技術として、以下のものが知られている。
特許文献1には、ネットワークに接続して、ネットワーク上に設けられる任意のサイトから提供されるデータを取得可能な携帯端末装置が開示されている。この携帯端末装置は、ネットワーク接続手段と、スループット検出手段と、表示手段を備えている。ネットワーク接続手段は、ネットワーク上の特定のサイトへ予め定めた所定時間毎に接続し、この特定のサイトから確認用の所定サイズのデータをダウンロードする。スループット検出手段は、ネットワーク接続手段によってデータをダウンロードした際のスループット値を検出する。表示手段は、スループット値の検出結果を所定時間毎のスループット履歴情報として表示する。
特許文献2には、機能設定/故障診断システムが開示されている。このシステムによれば、ユーザの携帯電話機は、事業者に設定情報と故障履歴(内容)とを含んだ信号を送信し、または故障が発した時に自動的に故障履歴を送信する。ユーザ携帯電話設定サーバはそれらの情報を記憶して保存し、その情報に基づいて事業者のオペレータが携帯電話機を診断し、ユーザに対して診断結果・故障内容・対処法等を通知する。携帯電話機の設定に誤りがあった場合、オペレータ操作によってユーザ携帯電話設定サーバに保存されている設定内容が書換えられる。携帯電話機は、その書換えられた設定情報を受信し、自動的に携帯電話機の設定を正しいものに更新する。
特許文献3には、半導体集積回路装置が開示されている。この半導体集積回路装置は、計測開始設定手段と、計測終了設定手段と、ステート数格納手段を備えている。計測開始設定手段は、プログラムにおけるステートメント数の計測を開始するアドレスを設定する。計測終了設定手段は、プログラムにおけるステートメント数の計測を終了するアドレスを設定する。ステート数格納手段は、計測開始設定手段および計測終了設定手段によって設定された任意のアドレス間におけるステートメント数を格納する。
特許文献4には無線通信によりデータの送受信が可能な無線カードが開示されている。この無線カードは、上記データを処理するデータ処理手段と、上記データを記録するメモリとを備える。そのメモリには、データ処理手段の処理時間に関する情報が記録される。
特許文献5には、並列処理システム上で実行され、頂点のグラフとして表されるアプリケーションの処理能力を解析する方法が開示されている。この方法は、(a)グラフ全体にわたるデータ・レコードのサイズの記述を生成するステップと、(b)グラフの各頂点の性能記述を生成するステップと、(c)グラフの各頂点ごとに実行時間を求めるステップと、(d)グラフの対応する頂点に割り当てられたデータ・レコード数を求めるステップと、(e)求められた実行時間およびデータ・レコード数に基づいて総実行時間およびシステムの性能の記述を生成するステップとを含む。
特許文献6には、複数のノードをネットワークで接続するための情報通信システムが開示されている。この情報通信システムは、ネットワークとノードの障害や輻輳状態の監視を行う監視手段と、監視情報を予め定めたタイミングでノードに関連するノードに通知する通知手段とを有する。
特許文献7には、プリンタと通信するための無線通信送受信手段を備えた情報機器が開示されている。この情報機器は、プリンタに対して接続要求プロトコルを送信する。プリンタからの接続受理プロトコルを受信した後、情報機器は、単位プリントデータをプリントデータ送付プロトコルにより送信する。プリンタからのプリントデータ受理プロトコルを受信すると、情報機器は、該プリントデータ受理プロトコルによって指示された待機時間だけ、後続の単位プリントデータの送信待ちを行う。その後、情報機器は、該後続の単位プリントデータをプリントデータ送付プロトコルにより送信すると共に、該送信待ち時には無線通信送受信手段を停止させる。
特開2004−194070号公報 特開2003−174397号公報 特開平9−91177号公報 特開平11−282978号公報 特表2001−527235号公報 特開2001−237832号公報 特開2004−70940号公報
本発明の目的は、通信端末が通信動作を実行している最中に、ソフトウェアの処理時間を測定することができる処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、処理時間の増加の原因を通信端末内で特定することができる処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、処理時間の増加の原因を通信端末の付属装置で特定することができる処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、ネットワークの負荷を低減することができる処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の第1の観点において、処理時間測定システムは、メモリ(30,60)と、メモリ(30,60)を用いて複数の通信処理を実行する第1ブロック(10,50)と、メモリ(30,60)に接続され複数の通信処理を監視する第2ブロック(20,80)とを備える。第2ブロック(20,80)は、処理時間取得部(21,22,81,82)と解析部(23,83)とを備える。処理時間取得部(21,22,81,82)は、第1ブロック(10,50)が複数の通信処理の各々を実行している最中に、各々の通信処理にかかる処理時間を取得する。解析部(23,83)は、複数の通信処理のそれぞれに関する処理時間に基づいて、複数の通信処理のそれぞれの負荷の解析を行う。例えば、解析部(23,83)は、複数の通信処理のうち最も負荷が高い通信処理を特定する。
第1ブロック(10,50)は、各々の通信処理において、第1ポイント(PS)の処理を実行した後に、第2ポイント(PE)の処理を実行する。例えば、第1ブロック(10,50)は、第1ポイント(PS)の処理において、メモリ(30,60)の第1アドレスに対して書き込みを行い、第2ポイント(PE)の処理において、メモリ(30,60)の第2アドレスに対して書き込みを行う。この場合、第2ブロック(20,80)の処理時間取得部(21,22,81,82)は、第1ポイント(PS)の処理から第2ポイント(PE)の処理までの時間を、処理時間として取得する。具体的には、処理時間取得部(21,22,81,82)は、時刻取得部(21,81)と、算出部(22,82)とを含む。時刻取得部(21,81)は、第1ポイント(PS)の処理が実行される第1時刻、及び第2ポイント(PE)の処理が実行される第2時刻を取得する。算出部(22,82)は、それら第1時刻と第2時刻の差を計算することによって処理時間を取得する。
また、第2ブロック(20,80)は、更に、結果データ書込部(24,84)を備えてもよい。この結果データ書込部(24,84)は、解析部(23,83)による解析の結果を示す結果データ(31,91)を作成する。この結果データ(31,91)は、複数の通信処理の全てに関する処理時間を示してもよい。また、この結果データ(31,91)は、複数の通信処理の中で相対的に高い負荷を有する一部に関する処理時間を示してもよい。
上述のメモリ(30)、第1ブロック(10)、及び第2ブロック(20)は、1つの通信端末(1)内に設けられてもよい。この場合、結果データ書込部(24)は、上記結果データ(31)をメモリ(30)に書き込む。第1ブロック(10)は、ネットワークを介して通信端末(1)に接続されたサーバ(120)に、結果データ(31)を送信する。
また、上述のメモリ(60)及び第1ブロック(50)が、第1装置(1’)内に設けられ、上述の第2ブロック(80)が、第1装置(1’)に接続可能な第2装置(70)内に設けられてもよい。この第2装置(70)は、第2ブロック(80)に接続された内部メモリ(90)を有する。この場合、結果データ書込部(84)は、上記結果データ(91)をその内部メモリ(90)に書き込む。
本発明に係る処理時間測定システムにおいて、第1ブロック(10,50)は、第1コンピュータプログラムの命令に従って複数の通信処理を実行する第1演算処理装置を含む。また、第2ブロック(20,80)は、第2コンピュータプログラムの命令に従って複数の通信処理を監視する第2演算処理装置を含む。
本発明の第2の観点において、通信端末(1,1’)に対して用いられる処理時間測定プログラムが提供される。この通信端末(1,1’)は、メモリ(30,60)と、メモリ(30,60)を用いて複数の通信処理を実行する第1ブロック(10,50)とを有する。本発明に係る処理時間測定プログラムは、(A)第1ブロック(10,50)が複数の通信処理の各々を実行している最中に、各々の通信処理にかかる処理時間を取得するステップと、(B)その処理時間に基づいて、複数の通信処理のそれぞれの負荷の解析を行うステップとをコンピュータに実行させる。
第1ブロック(10,50)は、各々の通信処理において、第1ポイント(PS)の処理を実行した後に、第2ポイント(PE)の処理を実行する。この場合、上記(A)ステップは、(A1)第1ポイント(PS)の処理が実行される第1時刻、及び第2ポイント(PE)の処理が実行される第2時刻を取得するステップと、(A2)それら第1時刻と第2時刻の差を計算することによって処理時間を取得するステップとを含む。
上記(B)ステップは、複数の通信処理のうち最も負荷が高い通信処理を特定するステップを含んでもよい。
本発明に係る処理時間測定プログラムは、更に、(C)上記(B)ステップにおける解析の結果を示す結果データ(31,91)を作成するステップをコンピュータに実行させる。その結果データ(31,91)は、複数の通信処理の全てに関する処理時間を示してもよい。また、その結果データ(31,91)は、複数の通信処理の中で相対的に高い負荷を有する一部に関する処理時間を示してもよい。
本発明に係る処理時間測定プログラムは、更に、(D)上記結果データ(31)を、通信端末のメモリ(30)に書き込むステップをコンピュータに実行させてもよい。あるいは、本発明に係る処理時間測定プログラムは、(D)上記結果データ(91)を、通信端末外部のメモリ(90)に書き込むステップをコンピュータに実行させてもよい。
本発明に係る処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムによれば、通信端末が通信動作を実行している最中に、ソフトウェアの処理時間を測定することが可能となる。
また、本発明に係る処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムによれば、処理時間の増加の原因を、通信端末内で特定することが可能となる。または、処理時間の増加の原因を、通信端末の付属装置で特定することが可能となる。
更に、本発明に係る処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムによれば、ネットワークの負荷が低減される。
更に、本発明に係る処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムによれば、開発費用が抑えられる。
添付図面を参照して、本発明による処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムを説明する。これら処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムは、情報通信端末において実行されるソフトウェアの処理時間を測定するためのシステム及びコンピュータプログラムである。
(第1の実施の形態)
(構成)
本発明の第1の実施の形態によれば、処理時間測定システムは、情報通信端末内に構築される。この情報通信端末として、携帯電話などの携帯情報端末装置が例示される。図1は、本実施の形態に係る携帯情報端末装置1の構成を示すブロック図である。この携帯情報端末装置1は、通信制御ブロック10、処理監視ブロック20、及びメモリ30を備えている。これら通信制御ブロック10、処理監視ブロック20、及びメモリ30が処理時間測定システムを構成している。
通信制御ブロック10は、バス41を介してメモリ30に接続されている。この通信制御ブロック10は、ハードウェア及び通信に関わるソフトウェアによって構成され、通信に関わる機能を提供する。具体的には、通信制御ブロック10は、メモリ30に接続された第1演算処理装置と、その第1演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラム(ソフトウェア)を含んでいる。そのコンピュータプログラムに従って、通信制御ブロック10(第1演算処理装置)は、複数の通信処理(通信ソフトウェア)を実行する。その複数の通信処理を実行する際、通信制御ブロック10は、バス41を介して接続されたメモリ30を使用する。また、複数の通信処理は、例えば図1に示されるように、第1処理11と第2処理12を含んでいる。
処理時間監視ブロック20は、バス42を介してメモリ30に接続されており、メモリ30にアクセス可能である。この処理時間監視ブロック20は、ハードウェア及びソフトウェアによって構成され、上記複数の通信処理を監視する。具体的には、処理時間監視ブロック20は、メモリ30に接続された第2演算処理装置と、その第2演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラム(ソフトウェア)を含んでいる。そのコンピュータプログラムに従って、処理時間監視ブロック20(第2演算処理装置)は、通信制御ブロック10によって実行される各通信処理の「処理時間」を算出し、把握する。ここで、その「処理時間」とは、通信処理に要する所要時間を意味し、処理に要する時間の予測値ではなくその実績値を意味する。すなわち、処理時間監視ブロック20は、携帯情報端末装置1が通信動作を実行している最中に、各通信処理の処理時間を算出する。
より具体的には、処理時間監視ブロック20は、書き込み時刻取得部21、処理時間算出部22、解析部23、結果データ書込部24、及び格納部25を有している。書き込み時刻取得部21、処理時間算出部22、解析部23、及び結果データ書込部24の各々は、第2演算処理装置と、その第2演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラムにより実現される。後に示されるように、書き込み時刻取得部21は、通信制御ブロック10がメモリ30に対して書き込みを行う時刻を取得する機能を提供する。処理時間算出部22は、各通信処理に関して処理時間を算出する機能を提供する。解析部23は、複数の通信処理のそれぞれに関する処理時間を解析し、複数の通信処理のそれぞれの負荷を監視する機能を提供する。結果データ書込部24は、その解析(監視)の結果を示す結果データ31を作成する機能を提供する。また、格納部25は、第2演算処理装置に接続された記憶装置によって実現される。
尚、上述のように、通信制御ブロック10及び処理時間監視ブロック20は、別々の演算処理装置(CPU)で動作する。これにより、処理時間監視ブロック20による処理時間測定が、通信制御ブロック10による通信処理に影響を与えることが防止される。処理時間監視ブロック20は、例えばアプリケーションを実行するCPUで動作するように構成される。
図2は、本実施の形態に係る処理時間データ管理システム100の構成を示すブロック図である。この処理時間データ管理システム100は、上述と同様の構成・機能を有する複数の携帯情報端末装置1(1a〜1c)、ネットワークサーバ110、及びデータ管理サーバ120を含んでいる。複数の携帯情報端末装置1a〜1cは、ネットワークサーバ110を介して、データ管理サーバ120に接続される。各携帯情報端末装置1は、処理時間に関するデータ(結果データ31)を、データ管理サーバ120に送信することができる。つまり、データ管理サーバ120は、複数の携帯情報端末装置のそれぞれにおいて得られた結果データ31を保存し、管理することができる。尚、このネットワークサーバ110として、既存の無線ネットワークにおけるネットワークサーバが利用され得る。
(動作)
まず、通信制御ブロック10は、複数の通信処理(通信ソフトウェア)のうち第1処理11を実行するとする。この第1処理11には、ソフトウェア上のポイントとして、測定ポイントPS及び測定ポイントPEが含まれるとする。通信制御ブロック10は、この第1処理11において、測定ポイントPSの処理を実行した後に、測定ポイントPEの処理を実行する。処理時間監視ブロック20は、この測定ポイントPSから測定ポイントPEまでの時間を、処理時間として算出する。その意味で、測定ポイントPSは「測定開始ポイント」と呼ばれ、測定ポイントPEは「測定終了ポイント」と呼ばれる場合がある。
図3は、本実施の形態に係る携帯情報端末装置1の動作例を示すフローチャートである。まず、通信制御ブロック10は、第1処理11の測定開始ポイントPSの処理を実行する(ステップS1)。これにより、通信制御ブロック10は、メモリ30上の処理開始記録アドレスASに、開始の値(例えば0x1111)を書き込む。処理時間監視ブロック20の書き込み時刻取得部21は、その書き込みが行われる時刻(第1時刻)を取得する。そして、書き込み時刻取得部21は、その第1時刻を示すデータを、書き込み時刻データ26として格納部25に記録する(ステップS2)。
次に、通信制御ブロック10は、第1処理11の測定終了ポイントPEの処理を実行する(ステップS3)。これにより、通信制御ブロック10は、メモリ30上の処理終了記録アドレスAEに、終了の値(例えば0xFFFF)を書き込む。処理時間監視ブロック20の書き込み時刻取得部21は、その書き込みが行われる時刻(第2時刻)を取得する。そして、書き込み時刻取得部21は、その第2時刻を示すデータを、書き込み時刻データ26として格納部25に記録する(ステップS4)。
次に、処理時間監視ブロック20の処理時間算出部22は、格納部25に格納された書き込み時刻データ26を参照し、測定開始ポイントPSの処理から測定終了ポイントPEの処理までの時間を算出する。つまり、処理時間算出部22は、書き込み時刻データ26が示す第1時刻と第2時刻の差を計算することによって、第1処理11に関する処理時間を取得する。そして、処理時間算出部22は、算出された処理時間を、処理時間データ27として格納部25に記録する(ステップS5)。
このように、上述の書き込み時刻取得部21及び処理時間算出部22は、各通信処理に関する処理時間を取得するための「処理時間取得部」として機能する。つまり、処理時間取得部は、通信制御ブロック10が通信処理を実行している最中に、その通信処理にかかる処理時間を取得する。
通信制御ブロック10が第2処理12を実行する場合も、同様の処理が実行される。この第2処理12には、ソフトウェア上のポイントとして、測定開始ポイントQS及び測定終了ポイントQEが含まれるとする。処理時間監視ブロック20の処理時間取得部(21,22)は、測定開始ポイントQSの処理から測定終了ポイントQEの処理までの時間を、処理時間として算出する。そして、処理時間取得部は、第2処理12に関する処理時間を、処理時間データ27に追加的に記録する。つまり、処理時間データ27は、複数の通信処理のそれぞれと複数の処理時間のそれぞれを互いに関連付けて示している。
処理時間監視ブロック20の解析部23は、格納部25に格納された処理時間データ27を参照し、複数の通信処理のそれぞれの負荷を監視する。通信制御ブロック10による複数の通信処理が終了すると(ステップS6;Yes)、解析部23は、処理時間データ27の整理・解析を実行する(ステップS7)。例えば、解析部23は、複数の通信処理のそれぞれに関する複数の処理時間を、昇順あるいは降順で並べ替える。これにより、解析部23は、複数の通信処理のうち最も負荷が高い通信処理を特定することができる。また、解析部23は、複数の通信処理のうち比較的高い負荷を有する通信処理グループを特定することができる。あるいは、解析部23は、算出された処理時間と期待値とを比較することによって、処理時間の大幅な増加を引き起こす原因を特定することができる。
また、本発明に係る携帯情報端末装置1によれば、解析部23による監視・解析の結果を、図2に示されたデータ管理サーバ120に通知するかどうか設定可能である。監視・解析の結果の通知が必要な場合(ステップS8;Yes)、結果データ書込部24は、処理時間データ27に基づいて、その結果を示す結果データ31を作成する。この結果データ31は、処理時間データ27のうち必要なデータで構成される。例えば、処理時間データ27の全てが結果データ31として作成されてもよい。また、複数の通信処理の中で相対的に高い負荷を有する一部に関する処理時間データ27が、結果データ31として作成されてもよい。あるいは、期待値よりも長い処理時間を要した通信処理に関する処理時間データ27が、結果データ31として作成されてもよい。そして、結果データ書込部24は、作成された結果データ31をメモリ30に書き込む。通信制御ブロック10は、メモリ30に格納された結果データ31を読み出し、データ管理サーバ120に送信する(ステップS9)。これにより、データ管理サーバ120において、個別の携帯情報端末1に関する結果データ31が管理され、端末内のどの箇所で処理時間が大きいか等を把握することが可能となる。
(効果)
以上に説明されたように、本発明に係る処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムによれば、通信端末が通信動作を実行している最中に、ソフトウェアの処理時間を測定することが可能となる。つまり、実使用環境下における通信ソフトウェアの処理時間(実測データ)を取得することが可能である。
また、本実施の形態によれば、処理時間の大幅な増加等の問題が発生した場合、その原因となる箇所を通信端末内の機能だけで特定することが可能である。特定された処理や処理時間は、結果データ31としてデータ管理サーバ120に送信され得る。これにより、データ管理サーバ120は、複数の通信端末内のどの箇所で処理時間が大きいか把握することができる。本発明に係る技術を適用することによって、通信端末の問題箇所を、実使用時に発見することが可能となる。
上述のように、本実施の形態によれば、処理時間データの取得及び問題箇所の特定は、問題発生時に通信端末内で実行される。このことは、ネットワーク上で問題解析が行われたり、オペレータによって問題解析が行われたりする従来技術と比較して、ネットワークの負荷が低減されるという効果を産み出す。また、本発明によれば、ネットワークに新規機能を追加する必要がないため、コストの増大が防止される。
更に、本実施の形態によれば、処理時間監視ブロック20は、通信制御ブロック10とは異なるCPU(例えばアプリケーションを実行するCPU)で動作するように構成されている。従って、通信制御ブロック10に必要以上の機能を追加する必要がなく、開発費用が抑えられる。
(第2の実施の形態)
(構成)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る処理時間測定システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態によれば、処理時間測定システムは、携帯情報端末装置1’と付属装置70により構成される。
携帯情報端末装置1’は、組み込み処理ブロック50、メモリ60、外部接続I/O61、及びそれらを接続するバス62を備えている。この携帯情報端末装置1’は、外部接続I/O61から付属装置70に接続可能である。組み込み処理ブロック50は、バス62を介してメモリ60に接続されている。この組み込み処理ブロック50は、ハードウェア及びソフトウェアによって構成され、例えば通信に関わる機能を提供する。具体的には、組み込み処理ブロック50は、メモリ60に接続された第1演算処理装置と、その第1演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラム(ソフトウェア)を含んでいる。そのコンピュータプログラムに従って、組み込み処理ブロック50(第1演算処理装置)は、複数の通信処理(通信ソフトウェア)を実行する。その複数の通信処理を実行する際、組み込み処理ブロック50はメモリ60を使用する。複数の通信処理は、例えば図4に示されるように、第1処理51と第2処理52を含んでいる。
付属装置70は、処理時間監視ブロック80と、その処理時間監視ブロック80に接続された内部メモリ90を備えている。処理時間監視ブロック80は、外部接続I/O61及びバス62を介して、携帯情報端末装置1’のメモリ60にアクセス可能である。この処理時間監視ブロック80は、ハードウェア及びソフトウェアによって構成され、上記複数の通信処理を監視する。具体的には、処理時間監視ブロック80は、第2演算処理装置と、その第2演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラム(ソフトウェア)を含んでいる。そのコンピュータプログラムに従って、処理時間監視ブロック80(第2演算処理装置)は、組み込み処理ブロック50によって実行される各通信処理の「処理時間」を算出し、把握する。言い換えれば、処理時間監視ブロック80は、携帯情報端末装置1’が通信動作を実行している最中に、各通信処理の処理時間を算出する。
より具体的には、処理時間監視ブロック80は、書き込み時刻取得部81、処理時間算出部82、解析部83、結果データ書込部84、及び格納部85を有している。書き込み時刻取得部81、処理時間算出部82、解析部83、及び結果データ書込部84の各々は、第2演算処理装置と、その第2演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラムにより実現される。後に示されるように、書き込み時刻取得部81は、組み込み処理ブロック50がメモリ60に対して書き込みを行う時刻を取得する機能を提供する。処理時間算出部82は、各通信処理に関して処理時間を算出する機能を提供する。解析部83は、複数の通信処理のそれぞれに関する処理時間を解析し、複数の通信処理のそれぞれの負荷を監視する機能を提供する。結果データ書込部84は、その解析(監視)の結果を示す結果データ91を作成する機能を提供する。また、格納部85は、第2演算処理装置に接続された記憶装置によって実現される。
(動作)
図5は、本実施の形態に係る処理時間測定システムの動作例を示すフローチャートである。まず、組み込み処理ブロック50は、第1処理51の測定開始ポイントPSの処理を実行する(ステップS11)。これにより、組み込み処理ブロック50は、メモリ60上の処理開始記録アドレスASに、開始の値(例えば0x1111)を書き込む。処理時間監視ブロック80の書き込み時刻取得部81は、その書き込みが行われる時刻(第1時刻)を取得する。そして、書き込み時刻取得部81は、その第1時刻を示すデータを、書き込み時刻データ86として格納部85に記録する(ステップS12)。
次に、組み込み処理ブロック50は、第1処理51の測定終了ポイントPEの処理を実行する(ステップS13)。これにより、組み込み処理ブロック50は、メモリ60上の処理終了記録アドレスAEに、終了の値(例えば0xFFFF)を書き込む。処理時間監視ブロック80の書き込み時刻取得部81は、その書き込みが行われる時刻(第2時刻)を取得する。そして、書き込み時刻取得部81は、その第2時刻を示すデータを、書き込み時刻データ86として格納部85に記録する(ステップS14)。
次に、処理時間監視ブロック80の処理時間算出部82は、格納部85に格納された書き込み時刻データ86を参照し、測定開始ポイントPSの処理から測定終了ポイントPEの処理までの時間を算出する。つまり、処理時間算出部82は、書き込み時刻データ86が示す第1時刻と第2時刻の差を計算することによって、第1処理51に関する処理時間を取得する。そして、処理時間算出部82は、算出された処理時間を、処理時間データ87として格納部85に記録する(ステップS15)。
このように、上述の書き込み時刻取得部81及び処理時間算出部82は、各通信処理に関する処理時間を取得するための「処理時間取得部」として機能する。つまり、処理時間取得部は、組み込み処理ブロック50が通信処理を実行している最中に、その通信処理にかかる処理時間を取得する。
組み込み処理ブロック50が第2処理52を実行する場合も、同様の処理が実行される。処理時間監視ブロック80の処理時間取得部(81,82)は、測定開始ポイントQSの処理から測定終了ポイントQEの処理までの時間を、処理時間として算出する。そして、処理時間取得部は、第2処理52に関する処理時間を、処理時間データ87に追加的に記録する。つまり、処理時間データ87は、複数の通信処理のそれぞれと複数の処理時間のそれぞれを互いに関連付けて示している。
処理時間監視ブロック80の解析部83は、格納部85に格納された処理時間データ87を参照し、複数の通信処理のそれぞれの負荷を監視する。組み込み処理ブロック50による複数の通信処理が終了すると(ステップS16;Yes)、解析部83は、処理時間データ87の整理・解析を実行する(ステップS17)。例えば、解析部83は、複数の通信処理のそれぞれに関する複数の処理時間を、昇順あるいは降順で並べ替える。これにより、解析部83は、複数の通信処理のうち最も負荷が高い通信処理を特定することができる。また、解析部83は、複数の通信処理のうち比較的高い負荷を有する通信処理グループを特定することができる。あるいは、解析部83は、算出された処理時間と期待値とを比較することによって、処理時間の大幅な増加を引き起こす原因を特定することができる。
また、本実施の形態によれば、解析部83による監視・解析の結果を保持するかどうか設定可能である。監視・解析の結果の保持が必要な場合(ステップS18;Yes)、結果データ書込部84は、処理時間データ87に基づいて、その結果を示す結果データ91を作成する。この結果データ91は、処理時間データ87のうち必要なデータで構成される。例えば、処理時間データ87の全てが結果データ91として作成されてもよい。また、複数の通信処理の中で相対的に高い負荷を有する一部に関する処理時間データ87が、結果データ91として作成されてもよい。あるいは、期待値よりも長い処理時間を要した通信処理に関する処理時間データ87が、結果データ91として作成されてもよい。そして、結果データ書込部84は、作成された結果データ91を、付属装置70の内部メモリ90に書き込む(ステップS19)。これにより、付属装置70は、結果データ91を保持することができる。
(効果)
以上に説明されたように、本発明に係る処理時間測定システム及び処理時間測定プログラムによれば、通信端末が通信動作を実行している最中に、ソフトウェアの処理時間を測定することが可能となる。つまり、実使用環境下における通信ソフトウェアの処理時間(実測データ)を取得することが可能である。
また、本実施の形態によれば、処理時間の大幅な増加等の問題が発生した場合、その原因となる箇所を通信端末の付属装置70で特定することが可能である。特定された処理や処理時間は、結果データ91として付属装置70内部に保持される。本発明に係る技術を適用することによって、通信端末の問題箇所を、実使用時に発見することが可能となる。
上述のように、本実施の形態によれば、処理時間データの取得及び問題箇所の特定は、問題発生時に付属装置70内で実行される。このことは、ネットワーク上で問題解析が行われたり、オペレータによって問題解析が行われたりする従来技術と比較して、ネットワークの負荷が低減されるという効果を産み出す。また、本発明によれば、ネットワークに新規機能を追加する必要がないため、コストの増大が防止される。
更に、本実施の形態によれば、処理時間監視ブロック20は、携帯情報端末装置1’とは別の付属装置70に組み込まれている。従って、携帯情報端末装置1’に必要以上の機能を追加する必要がなく、開発費用が抑えられる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る処理時間データ管理システムの構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、本発明の第2の実施の形態に係る処理時間測定システムの構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係る処理時間測定システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯情報端末装置
10 通信制御ブロック
11 第1処理
12 第2処理
20 処理時間監視ブロック
21 書き込み時刻取得部
22 処理時間算出部
23 解析部
24 結果データ書込部
25 格納部
26 書き込み時刻データ
27 処理時間データ
30 メモリ
31 結果データ
41 バス
42 バス
50 組み込み処理ブロック
51 第1処理
52 第2処理
60 メモリ
61 外部接続I/O
62 バス
70 付属装置
80 処理時間監視ブロック
81 書き込み時刻取得部
82 処理時間算出部
83 解析部
84 結果データ書込部
85 格納部
86 書き込み時刻データ
87 処理時間データ
90 内部メモリ
91 結果データ
100 処理時間データ管理システム
110 ネットワークサーバ
120 データ管理サーバ

Claims (22)

  1. メモリと、
    前記メモリを用いて複数の通信処理を実行する第1ブロックと、
    前記メモリに接続され前記複数の通信処理を監視する第2ブロックと
    を具備し、
    前記第2ブロックは、
    前記第1ブロックが前記複数の通信処理の各々を実行している最中に、前記各々の通信処理にかかる処理時間を取得する処理時間取得部と、
    前記処理時間に基づいて、前記複数の通信処理のそれぞれの負荷の解析を行う解析部と
    を備える
    処理時間測定システム。
  2. 請求項1に記載の処理時間測定システムであって、
    前記解析部は、前記複数の通信処理のうち最も負荷が高い通信処理を特定する
    処理時間測定システム。
  3. 請求項1又は2に記載の処理時間測定システムであって、
    前記第1ブロックは、前記各々の通信処理において、第1ポイントの処理を実行した後に、第2ポイントの処理を実行し、
    前記処理時間取得部は、前記第1ポイントの処理から前記第2ポイントの処理までの時間を、前記処理時間として取得する
    処理時間測定システム。
  4. 請求項3に記載の処理時間測定システムであって、
    前記処理時間取得部は、
    前記第1ポイントの処理が実行される第1時刻、及び前記第2ポイントの処理が実行される第2時刻を取得する時刻取得部と、
    前記第1時刻と前記第2時刻の差を計算することによって前記処理時間を取得する算出部と
    を有する
    処理時間測定システム。
  5. 請求項3又は4に記載の処理時間測定システムであって、
    前記第1ブロックは、
    前記第1ポイントの処理において、前記メモリの第1アドレスに対して書き込みを行い、
    前記第2ポイントの処理において、前記メモリの第2アドレスに対して書き込みを行う
    処理時間測定システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の処理時間測定システムであって、
    前記第2ブロックは、更に、結果データ書込部を具備し、
    前記結果データ書込部は、前記解析部による前記解析の結果を示す結果データを作成する
    処理時間測定システム。
  7. 請求項6に記載の処理時間測定システムであって、
    前記結果データは、前記複数の通信処理の全てに関する前記処理時間を示す
    処理時間測定システム。
  8. 請求項6に記載の処理時間測定システムであって、
    前記結果データは、前記複数の通信処理の中で相対的に高い負荷を有する一部に関する前記処理時間を示す
    処理時間測定システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の処理時間測定システムであって、
    前記メモリ、前記第1ブロック、及び前記第2ブロックは、通信端末内に設けられた
    処理時間測定システム。
  10. 請求項6乃至8のいずれかに記載の処理時間測定システムであって、
    前記メモリ、前記第1ブロック、及び前記第2ブロックは、通信端末内に設けられ、
    前記結果データ書込部は、前記結果データを前記メモリに書き込む
    処理時間測定システム。
  11. 請求項10に記載の処理時間測定システムであって、
    前記第1ブロックは、ネットワークを介して前記通信端末に接続されたサーバに、前記結果データを送信する
    処理時間測定システム。
  12. 請求項1乃至8のいずれかに記載の処理時間測定システムであって、
    前記メモリ及び前記第1ブロックは、第1装置内に設けられ、
    前記第2ブロックは、前記第1装置に接続可能な第2装置内に設けられた
    処理時間測定システム。
  13. 請求項6乃至8のいずれかに記載の処理時間測定システムであって、
    前記メモリ及び前記第1ブロックは、第1装置内に設けられ、
    前記第2ブロックは、前記第1装置に接続可能な第2装置内に設けられ、
    前記第2装置は、前記第2ブロックに接続された内部メモリを有し、
    前記結果データ書込部は、前記結果データを前記内部メモリに書き込む
    処理時間測定システム。
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載の処理時間測定システムであって、
    前記第1ブロックは、第1コンピュータプログラムの命令に従って前記複数の通信処理を実行する第1演算処理装置を含み、
    前記第2ブロックは、第2コンピュータプログラムの命令に従って前記複数の通信処理を監視する第2演算処理装置を含む
    処理時間測定システム。
  15. 通信端末に対して用いられる処理時間測定プログラムであって、
    前記通信端末は、メモリと、前記メモリを用いて複数の通信処理を実行する第1ブロックとを有し、
    (A)前記第1ブロックが前記複数の通信処理の各々を実行している最中に、前記各々の通信処理にかかる処理時間を取得するステップと、
    (B)前記処理時間に基づいて、前記複数の通信処理のそれぞれの負荷の解析を行うステップと
    をコンピュータに実行させる
    処理時間測定プログラム。
  16. 請求項15に記載の処理時間測定プログラムであって、
    前記第1ブロックは、前記各々の通信処理において、第1ポイントの処理を実行した後に、第2ポイントの処理を実行し、
    前記(A)ステップは、
    (A1)前記第1ポイントの処理が実行される第1時刻、及び前記第2ポイントの処理が実行される第2時刻を取得するステップと、
    (A2)前記第1時刻と前記第2時刻の差を計算することによって前記処理時間を取得するステップと
    を含む
    処理時間測定プログラム。
  17. 請求項15又は16に記載の処理時間測定プログラムであって、
    前記(B)ステップは、前記複数の通信処理のうち最も負荷が高い通信処理を特定するステップを含む
    処理時間測定プログラム。
  18. 請求項15乃至17のいずれかに記載の処理時間測定プログラムであって、
    更に、
    (C)前記(B)ステップにおける前記解析の結果を示す結果データを作成するステップを
    コンピュータに実行させる
    処理時間測定プログラム。
  19. 請求項18に記載の処理時間測定プログラムであって、
    前記結果データは、前記複数の通信処理の全てに関する前記処理時間を示す
    処理時間測定プログラム。
  20. 請求項18に記載の処理時間測定プログラムであって、
    前記結果データは、前記複数の通信処理の中で相対的に高い負荷を有する一部に関する前記処理時間を示す
    処理時間測定プログラム。
  21. 請求項18乃至20のいずれかに記載の処理時間測定プログラムであって、
    更に、
    (D)前記結果データを、前記通信端末の前記メモリに書き込むステップを
    コンピュータに実行させる
    処理時間測定プログラム。
  22. 請求項18乃至20のいずれかに記載の処理時間測定プログラムであって、
    更に、
    (D)前記結果データを、前記通信端末外部のメモリに書き込むステップを
    コンピュータに実行させる
    処理時間測定プログラム。
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