JP2006266338A - 油圧式テンショナー - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧式テンショナーにおいて、軸方向長さを小型化し、ロック手段の軽量化を図ること。
【解決手段】 シリンダ11内にプランジャ12の加圧部13を摺動自在に挿入し、プランジャ12の加圧部13の一方側に高圧室16を、他方側にリザーバ室24を設け、高圧室16とリザーバ室24を連通する第1連通路30に、圧側減衰力発生手段31を設け、高圧室16とリザーバ室24を連通する第2連通路51に、高圧室16からリザーバ室24への作動流体の流れを阻止するチェック弁52を設けた油圧式テンショナーにおいて、前記第1連通路30をプランジャ12に設け、該第1連通路30を閉じるロック手段をプランジャ12の加圧部13に設けたもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばハイブリッド車において、エンジンブロック等の固定部材と、アイドルプーリーとの間に設けられ、駆動輪と被駆動輪の間に張架したベルト又はチェーンに張力を与えるオートテンショナー等の、油圧式テンショナーに関する。
オートテンショナーは、ベルト又はチェーン(以下、ベルト)に張力を与えるため、ベルトの張力が増加してプランジャが圧縮されようとするときにはその圧縮に対する減衰力を発生させ、ベルトの張力が減じてプランジャが伸長しようとするときにはその伸長の迅速を図る。
従来の油圧式テンショナーとして、特許文献1に記載の如く、シリンダ内にプランジャを摺動自在に挿入し、シリンダ内に、シリンダとプランジャの先端部にて区画される高圧室を設け、シリンダとプランジャの外周にリザーバ室を設け、プランジャに、高圧室とリザーバ室を連通する第1連通路を設け、該第1連通路に圧側減衰力発生手段を設けるとともに、該第1連通路を閉じるロック手段を設け、シリンダに、高圧室とリザーバ室を連通する第2連通路を設け、該第2連通路に高圧室からリザーバ室への作動流体の流れを阻止するチェック弁を設けたものがある。
従来の油圧式テンショナーでは、ロック手段を、電磁弁からなるものとし、プランジャの軸方向の上部に設け、その上部に取付部材を設ける。
特開2004-150602
従来の油圧式テンショナーでは、プランジャの軸方向の上部にロック手段を設けているから、以下の不都合がある。
(1)プランジャの軸方向の上部にロック手段を設けたから、油圧式テンショナーの軸方向長さが大型になる。
(2)ロック手段がプランジャと取付部材の間に設けられ、ベルト張力の反力線上に配置される強度部材になり、ロック手段を構成する電磁弁のハウジング等が高剛性、大重量になる。
本発明の課題は、油圧式テンショナーにおいて、軸方向長さを小型化し、ロック手段の軽量化を図ることにある。
請求項1の発明は、シリンダ内にプランジャの加圧部を摺動自在に挿入し、 プランジャの加圧部の一方側に高圧室を、他方側にリザーバ室を設け、高圧室とリザーバ室を連通する第1連通路に、圧側減衰力発生手段を設け、高圧室とリザーバ室を連通する第2連通路に、高圧室からリザーバ室への作動流体の流れを阻止するチェック弁を設けた油圧式テンショナーにおいて、前記第1連通路をプランジャに設け、該第1連通路を閉じるロック手段をプランジャの加圧部に設けたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ロック手段が電磁弁からなり、入力信号により作動して第1連通路を閉じるソレノイドを備えるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記プランジャの加圧部を構成する加圧ケースにより、電磁弁のハウジングを構成するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項2の発明において更に、前記プランジャの加圧部に電磁弁ユニットを取付けてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)ロック手段をプランジャの加圧部に設けたから、油圧式テンショナーの軸方向長さを小型化できる。
(b)ロック手段をプランジャの加圧部に設けたから、ロック手段が強度部材にならず、高剛性を必要としないから、軽量化できる。
(請求項2)
(c)電磁弁のソレノイドや押動子をプランジャの加圧部に内蔵し、油圧式テンショナーの軸方向長さを小型化できる。
(d)電磁弁は強度部材にならず、ハウジングに高剛性を必要とせず、軽量化できる。
(請求項3)
(e)プランジャの加圧部を構成する加圧ケースにより、電磁弁のハウジングを構成する。これにより、加圧ケースを電磁弁のハウジングに兼用し、加圧部の径方向サイズを小型化できるし、軽量化できる。
(請求項4)
(f)プランジャの加圧部に電磁弁ユニットを取付ける。これにより、プランジャの加圧部に電磁弁を簡易に組付けできる。
図1は油圧式テンショナーを示す全体断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は電磁弁の非通電状態を示す断面図である。
油圧式オートテンショナー10は、例えばハイブリッド車において、エンジンブロック等の固定部材と、アイドルプーリーとの間に設けられ、駆動輪と被駆動輪の間に張架したベルトにアイドルプーリーを押付ける等により、当該ベルトに張力を与える。
オートテンショナー10は、図1、図2に示す如く、シリンダ11の内部にプランジャ12のシールリング12A(シール部材)を備えた加圧部13を軸方向にて摺動自在に挿入し、鉛直方向の下方側となるシリンダ11を固定部材側に取付け、上方側となるプランジャ12の側にアイドルプーリーを取付けて使用される。プランジャ12は中心軸の軸方向の上部に取付部材14を備える。シリンダ11は取付部材15を下部に備える。
オートテンショナー10は、シリンダ11内に、シリンダ11と、プランジャ12の加圧部13にて区画される高圧油室16(高圧室)を形成する。プランジャ12は、プランジャ12の先端部(下端部)を基端部(上端部)より僅かに大径部とし、この大径部をシリンダ11の内周に摺接する加圧部13とする。プランジャ12は、加圧部13の基端部(小径部)寄りの段差端面をシリンダ11の上端開口の内周に係着した止め輪17に軸方向で係止し、伸長端を規制する。プランジャ12の圧縮時に、プランジャ12の加圧部13に続く基端部の外周がシリンダ11の内周との間に環状間隙を形成するが、この環状間隙は後述するリザーバ室24の一部を構成するものになる。
尚、プランジャ12は、最圧縮時にシリンダ11に入る部分の全体をシリンダ11の内周に摺接する大径部とし、シリンダ11の上端開口の内周に設ける止め輪17を撤去するものでも良い。
オートテンショナー10は、シリンダ11の下部にかしめ等により固定される取付部材15に一体成形されたケーシング21を設ける。ケーシング21は上端部を開口し、ケーシング21のこの開口部21Aとプランジャ12の側の上取付部材14との間には可撓性のベローズ23が設けられる。ベローズ23は下側の厚肉部23Aと上側の厚肉部23Bの中間部に軸方向に伸縮し得る薄肉部23Cを備え、下側の係止凸部23Dをケーシング21の外周の環状凹部に液密に係着し、上側の係止凸部23Eを上取付部材14の環状溝部に液密に挟着する。ケーシング21とベローズ23とで外筒20を形成する。オートテンショナー10は、外筒20が、シリンダ11及びプランジャ12の外周との間に封止する空間を、リザーバ室24(油面L)(低圧室)とし、リザーバ室24の下部を油溜室24A、上部を気体室24Bとする。高圧油室16とリザーバ室24の油溜室24Aに作動流体としての油が装填される。ベローズ23の薄肉部23Cがプランジャ12の伸縮を吸収する。
尚、外筒20は、シリンダ11側とプランジャ12側のそれぞれに上下の端部を係着し、軸方向に伸縮する単一のベローズのみからなるものとし、ケーシング21の如くを併せ用いることを必須としない。
オートテンショナー10は、プランジャ12に、高圧油室16とリザーバ室24(気体室24B)を連通する第1連通路30を設ける。第1連通路30は、高圧油室16に開口するオリフィス31(圧側減衰力発生手段)を備える。
オートテンショナー10は、第1連通路30を閉じるロック手段40たる電磁弁40Aをプランジャ12の加圧部13に設ける。このとき、プランジャ12は大径先端部を有底筒状の加圧ケース13Aとし、加圧ケース13Aの上端開口部を基端部寄り中間部に圧入一体化し、加圧ケース13Aの外周環状溝に前述のシールリング12Aを備える。そして、これによって加圧部13を構成する加圧ケース13Aにより、電磁弁40Aの鉄製ハウジング41を構成するものである。
オートテンショナー10は、プランジャ12の大径先端部〜小径基端部に斜め孔30Aを備えるとともに、加圧ケース13Aの先端面に開口するオリフィス31を備え、加圧ケース13Aの中心部に、斜め孔30Aとオリフィス31を連通する弁室42を設け、斜め孔30Aとオリフィス31と弁室42により第1連通路30を形成する。
電磁弁40Aは、図3に示す如く、加圧ケース13Aの弁室42内に筒状のバルブガイド43を圧入し、バルブガイド43の中心部にステンレス鋼製押動子44を往復動可能に配置するとともに、バルブガイド43の外周に樹脂ケースにて被覆されたソレノイド45を装填する。押動子44の基端部に鉄製カラー44Aを圧入等により固定する。押動子44は先端部にボールバルブ46を保持し、加圧ケース13Aのオリフィス31が弁室42に開口するシート面にはバルブシート47が形成され、ボールバルブ46はバルブシート47に接離する。バルブガイド43と鉄製カラー44Aの間の、押動子44の周囲にはコイルスプリング(付勢手段)48が介装され、ボールバルブ46をバルブシート47から離れる開き方向に付勢している。尚、バルブガイド43の外周と鉄製カラー44Aの外周の周方向複数位置には、第1連通路30の一部となる溝43A、44Bがそれらの軸方向に刻設されている。また、ソレノイド45の通電線45Aがプランジャ12、取付部材14に穿設した配線路に延設されている。
オートテンショナー10は、電磁弁40Aを、外部入力信号により作動し、第1連通路30を閉じるロック手段とする。即ち、オートテンショナー10においては、ベルトが滑らないように抑えるため、プランジャ12をその圧縮ストロークの途中でそれ以上圧縮しないようにロックする必要があるとき、ロックさせるための入力信号が付与されて電磁弁40Aに通電され、これによって移動する押動子44がボールバルブ46を閉じ動作させ、第1連通路30を閉じる。通常時には、電磁弁40Aを非通電とし、コイルスプリング48により付勢されているボールバルブ46が開き動作位置に保持され、第1連通路30を開く。
オートテンショナー10は、シリンダ11に、高圧油室16とリザーバ室24(油溜室24A)を連通する第2連通路51を設け、第2連通路51に、プランジャ12の圧縮時に閉じ動作し、伸長時に開き動作するチェック弁52を設ける。第2連通路51は、シリンダ11の下端部に圧入されたバルブシート53に設けた孔51Aと、シリンダ11の下部に固定されたケーシング21に設けた溝51Bからなる。チェック弁52は、ボール弁からなり、バルブシート53のシート面に設けられ、バルブシート53のシート面まわりに設けられたかご状のバルブストッパ54により外方への脱落を阻止され、かつバルブストッパ54にバックアップされているばね55によりバルブシート53のシート面に押圧される状態で該シート面に接離して開閉動作する。
オートテンショナー10は、外筒20がシリンダ11、プランジャ12との間に形成するリザーバ室24の内部に、ケーシング21に形成したスプリングシート61と、上取付部材14にバックアップ支持させたスプリングシート62との間に介装され、シリンダ11とプランジャ12を伸長方向に付勢するコイルスプリング63を設ける。
尚、オートテンショナー10は、ケーシング21と上取付部材14の間に設けられるベローズ23のシール性を損なうことなく、リザーバ室24内のエアの圧力上昇を抑制し、ベローズ23の破損を防止するため、以下の構成を具備する。
ベローズ23は、下側の大径厚肉部23Aの下端内周部に設けた係止凸部23Dをケーシング21の外周の環状凹部に液密に係着するシール部とし、上側の中径厚肉部23Bの上端内周部に設けた係止凸部23Eを上取付部材14の環状溝部に係着するシール部とし、結果として、ケーシング21に結合されるとともに、上取付部材14(プランジャ12)に嵌着されるベローズ23によりリザーバ室24を封止する。ベローズ23の上下の厚肉部23A、23Bは、ケーシング21との結合シール部、上取付部材14との嵌着シール部で気密性と剛性確保する。ベローズ23の上側の厚肉部23Bの上端部は、上取付部材14とスプリングシート62により挟着される。
ベローズ23は、上下の厚肉部23A、23Bの軸方向の中間部に設けた小径薄肉部23Cを、上下の厚肉部23A、23Bに対し階段状をなす如くに絞った小径にし、スプリングシート62の外周側に一体に連設してある筒状のベローズガイド64の外周に、小径薄肉部23Cの内径を摺接ガイド可能に被着させている。ベローズ23の小径薄肉部23Cは、オートテンショナー10のシリンダ11とプランジャ12の伸縮時に、ベローズガイド64の周囲で、プランジャ12の軸方向の動きに追従するようにケーシング21の内方進入側へ屈曲し、コイルスプリング63へのかみ込みをベローズガイド64の存在によって防止される。
ベローズ23は主として下厚肉部23Aが気体室24Bを区画し、上厚肉部23Bは排気室24Cを円環状に区画し、薄肉部23Cの内周の軸方向に延在させた複数の縦方向スプライン溝状の通気溝部23Fが気体室24Bを排気室24Cに連通させる。気体室24Bの圧力上昇分のエアは、通気溝23Fを介して排気室24Cに入り、排気室24Cの圧力上昇に伴い排気口25から排出される。排気室24Cは、上厚肉部23Bがベローズガイド64から離れる方向に拡径して形成され、各通気溝23Fからのエアを排気室24Cに全て導入し、気体室24Bの圧力と同圧となる。これにより、数本の通気溝23Fがベローズガイド64に密着して連通不可となっても、他の通気溝23Fが連通していることによりエアを確実に排出できる。
ベローズ23の厚肉部23Bであって排気室24Cを区画している筒状壁の周方向の一部(上取付部材14へのシール部ではない部分)には、気体室24B内の圧力上昇したエアを通気溝23F経由で排気室24Cから外部に逃がす排気口25が設けられる。排気口25は、ベローズ23に一体成形される蓋26の全周により塞がれ、排気口25の開口部25Aを蓋26に切開された一文字(十文字でも可)スリット25Bにより形成している。スリット25Bの開口隙間の好適値は、1mm〜5mmである。
排気口25の開口部25A(スリット25B)は厚肉部23Bの筒状壁の一部に一体成形される薄肉の開口形成部26に設けられる。即ち、厚肉部23Bの一部に設けた排気口25を塞ぐ前述の蓋26を該厚肉部23Bより薄肉にして該厚肉部23Bに一体成形し、この蓋26を開口形成部として開口部25A(スリット25B)を形成する。
オートテンショナー10は以下の如くに動作する。
(1)オートテンショナー10は、コイルスプリング63の付勢力により、アイドルプーリーをベルトに押付け、ベルトに所定の張力を付与する。
(2)ベルトの張力が減じ、コイルスプリング63によりプランジャ12が伸長しようとするとき、高圧油室16が負圧になり、第2連通路51のチェック弁52が直ちに開くから、油溜室24Aの油が迅速に高圧油室16に補給され、プランジャ12の伸長の迅速を図る。
(3)ベルトの張力が増し、ベルトによりプランジャ12が圧縮されようとするとき、第2連通路51のチェック弁52が閉じ、高圧油室16の圧力が増大する。高圧油室16の油は、図3に示す如く、オリフィス31を通ってリザーバ室24に流れ、圧側減衰力を生ずる。
(4)オートテンショナー10において、ベルトが滑らないように抑えるため、プランジャ12の圧縮ストロークをその圧縮の途中でロックする必要があるときには、入力信号に基づく電磁弁40A(ソレノイド45)の通電により押動子44を作動させ、ボールバルブ46を閉じる。これにより、チェック弁52とボールバルブ46の両方が閉じ、高圧油室16の油は閉じ込められてプランジャ12の圧縮ストロークをロックする。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)ロック手段40をプランジャ12の加圧部13に設けたから、オートテンショナー10の軸方向長さを小型化できる。
(b)ロック手段40をプランジャ12の加圧部13に設けたから、ロック手段40が強度部材にならず、高剛性を必要としないから、軽量化できる。
(c)電磁弁40Aのソレノイド45や押動子44をプランジャ12の加圧部13に内蔵し、オートテンショナー10の軸方向長さを小型化できる。
(d)電磁弁40Aは強度部材にならず、ハウジング41に高剛性を必要とせず、軽量化できる。
(e)プランジャ12の加圧部13を構成する加圧ケース13Aにより、電磁弁40Aのハウジング41を構成する。これにより、加圧ケース13Aを電磁弁40Aのハウジング41に兼用し、加圧部13の径方向サイズを小型化できるし、軽量化できる。
オートテンショナー10は、プランジャ12の加圧部13に、ロック手段40としての電磁弁40Aを電磁弁ユニットの形態で取付けできる。電磁弁ユニットは、ハウジング内にバルブガイド、押動子、ソレノイド、ボールバルブ、バルブシート等を組付済とした組付完成体であり、加圧部13に内装又は外装状態で螺着、圧入等により固定化される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は油圧式テンショナーを示す全体断面図である。 図2は図1の要部拡大図である。 図3は電磁弁の非通電状態を示す断面図である。
符号の説明
10 油圧式オートテンショナー
11 シリンダ
12 プランジャ
13 加圧部
13A 加圧ケース
16 高圧油室(高圧室)
24 リザーバ室
30 第1連通路
31 オリフィス(圧側減衰力発生手段)
40 ロック手段
40A 電磁弁
41 ハウジング
51 第2連通路
52 チェック弁

Claims (4)

  1. シリンダ内にプランジャの加圧部を摺動自在に挿入し、
    プランジャの加圧部の一方側に高圧室を、他方側にリザーバ室を設け、
    高圧室とリザーバ室を連通する第1連通路に、圧側減衰力発生手段を設け、
    高圧室とリザーバ室を連通する第2連通路に、高圧室からリザーバ室への作動流体の流れを阻止するチェック弁を設けた油圧式テンショナーにおいて、
    前記第1連通路をプランジャに設け、該第1連通路を閉じるロック手段をプランジャの加圧部に設けたことを特徴とする油圧式テンショナー。
  2. 前記ロック手段が電磁弁からなり、入力信号により作動して第1連通路を閉じるソレノイドを備える請求項1に記載の油圧式テンショナー。
  3. 前記プランジャの加圧部を構成する加圧ケースにより、電磁弁のハウジングを構成する請求項2に記載の油圧式テンショナー。
  4. 前記プランジャの加圧部に電磁弁ユニットを取付けてなる請求項2に記載の油圧式テンショナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013500446A (ja) * 2009-07-30 2013-01-07 ハッチンソン 制御可能な油圧ターンバックル

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