JP2006260870A - 電子機器 - Google Patents

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泰志 岡本
Makoto Yoshida
信 吉田
Koji Dono
浩司 堂野
Shuichi Chiba
秀一 千葉
Akira Watanabe
亮 渡辺
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Abstract

【課題】 特に、電子機器の小型化・軽量化・低コスト化等を従来に比べて促進させることが出来るとともに、電子機器内に搭載された電子機能部品の交換等を簡単に行なうことが可能な電子機器を提供することを目的としている。
【解決手段】 電子機能部品26を上側筐体23の天井面23aに設けられた保持部28で保持することで、電子機器20内に容易に且つ確実に保持できる。また前記電子機能部品26の電極35と上側スパイラル接触子31との導通接続を確実なものに出来る。本発明では電子機器20の小型化・軽量化・低コスト化を適切に促進できる。さらに前記電子機能部品20の電極35にかかる接圧を従来よりも小さくでき、前記電極の破損を適切に防止できる。さらに電子機能部品26のリペア性に優れる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯機器等の電子機器に係わり、特にICソケットに代わる簡便な電子機能部品の保持手段を有する電子機器に関する。
マザー基板上にICパッケージ等を実装する場合、前記マザー基板上に例えば半田等を用いてICパッケージを接合する方法がある。しかし、この方法であると、例えば前記ICパッケージを前記マザー基板上から取り外したいときに前記ICパッケージを容易に取り外すことが出来ない。
ほかに、ICソケットを用いて、マザー基板上にICパッケージ等を実装する方法がある。
下記に示す特許文献1には、ICソケットが開示されている。特許文献1の例えば図1に示されているように前記ICソケット10は、ソケット本体部11、押え蓋12及びコネクトピン19等を有して構成される。特許文献1の図1に示すように、前記半導体IC2はICフレーム1に保持され、前記ICフレーム1は前記ソケット本体部11に対して位置決めされている。前記半導体IC2の電極3は前記コネクトピン19に導通接触している。
特開2004−22273号公報
しかしながらICソケット10は、前記半導体IC2を収納・保持する構造上の制約から、小型化するにも限界があり、このためマザー基板上に前記ICソケット10を設置するのに大きなスペースが必要になり、また前記ICソケット10の重量も大きく、さらに、ICソケット10のコストも高いことから、電子機器の小型化・軽量化・低コスト化の促進に制約がかかっていた。
また、ICソケット10に設けられているコネクトピン19では、半導体IC2の電極3にかかる接圧が高いため、全ての電極3に均一な接圧をかけることが難しく、また、高い接圧により前記電極3が破損しやすいといった問題もあった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、電子機器の小型化・軽量化・低コスト化等を従来に比べて促進させることが出来るとともに、電子機器内に搭載された電子機能部品の交換等を簡単に行なうことが可能な電子機器を提供することを目的としている。
本発明における電子機器は、
マザー基板と、前記マザー基板上に設けられた接点部材と、前記接点部材上に設けられた電子機能部品と、を有し、
前記接点部材には前記電子機能部品の電極部と対向する位置に弾性接点が設けられ、
前記電子機能部品上には保持部材が設けられ、前記電子機能部品は電子機器内の所定位置に前記保持部材により保持され、前記電極部は前記弾性接点と導通接続していることを特徴とするものである。
本発明では、従来のようにICソケットを用いることなく前記電子機能部品を前記電子機器内に容易に且つ確実に保持できる。前記電子機能部品は、前記保持部材により電子機器内の所定位置に保持されるとともに前記電子機能部品の電極と前記弾性接点との接続を確実なものに出来る。本発明では電子機器の小型化・軽量化・低コスト化を適切に促進できる。さらに前記電子機能部品の電極にかかる接圧を従来よりも小さくでき、前記電極の破損を適切に防止できる。
本発明では、前記保持部材は前記電子機器の筐体であることが、特に、電子機器の小型化・軽量化・低コスト化を適切に促進できて好ましい。またこのとき、前記筐体の天井面には、前記電子機能部品を筐体に保持するための保持部が設けられていることが好ましい。これにより前記電子機能部品を、容易に前記電子機器内に組み込むことが出来る。また前記保持部により前記電子機能部品を筐体の所定位置に位置決めすることも出来る。
また、前記筐体は、上側筐体と下側筐体を有し、前記上側筐体と下側筐体は分離して設けられ、あるいは前記上側筐体と下側筐体とが開閉可能な状態で取り付けられており、前記下側筐体には前記マザー基板の設置面があり、前記マザー基板は前記下側筐体に設置され、前記電子機能部品は前記上側筐体に保持されており、前記接点部材がマザー基板と前記電子機能部品間に挟まれた状態で、前記上側筐体と下側筐体とが接合されていることが好ましい。これにより、簡単に電子機能部品を前記上側筐体に保持させることが出来る。
また、前記保持部材は弾性体であってもよい。前記保持部材を弾性体で形成することで、前記電子機能部品に対する前記接点部材方向への押圧力が適切に作用し、前記電子機能部品を適切に前記電子機器内の所定位置にて確実に保持できる。
また、前記電子機能部品は前記保持部材及び接点部材に接着固定されることなしに、電子機器内の所定位置に保持されることが好ましい。これにより前記電子機能部品を容易に交換等することが可能である。
また本発明では、前記電子機能部品は、位置決め部材により、前記接点部材の所定位置上に位置決めされることが、前記電子機能部品を、前記電子機器内の所定位置に容易に取り付けることができて好ましい。また、前記接点部材は位置決め部材により、前記マザー基板の所定位置上に位置決めされることが好ましい。
また本発明では、前記電子機能部品と前記マザー基板間には前記接点部材が介在していない空間部が存在し、前記空間部に前記マザー基板上に実装される実装部品が設けられていてもよい。これによりマザー基板上での部品の集積率を向上させることが出来る。
本発明では、従来のようにICソケットを用いることなく電子機能部品を電子機器内に容易に且つ確実に保持できる。前記電子機能部品は、保持部材により電子機器内の所定位置に保持されるとともに前記電子機能部品の電極と弾性接点との接続を確実なものに出来る。本発明では電子機器の小型化・軽量化・低コスト化を適切に促進できる。さらに前記電子機能部品の電極にかかる接圧を従来よりも小さくでき、前記電極の破損を適切に防止できる。さらに前記電子機能部品のリペア性に優れる。
図1は、第1実施形態の電子機器の一部の構造を示す部分斜視図、図2は図1に示す電子機器の部分断面図、図3は、図4に示すA−A線から電子機器を切断し矢印方向から見た第2実施形態の電子機器の一部の構造を示す部分断面図、図4は、第2実施形態の電子機器の分解部分斜視図、図5は、第3実施形態の電子機器の一部の構造を示す部分平面図、図6は図5に示すB−B線から前記電子機器を切断し矢印方向から見たときの部分断面図、図7は接点部材の一例を示す部分断面図、図8は図7とは異なる構造の接点部材を示す部分断面図、図9は特に弾性接点の形状を説明するための前記接点部材の部分拡大断面図、図10は、図1とは異なる手法により、電子機器内に電子機能部品を組み込む方法を説明するための電子機器の部分斜視図、図11は、図2に示す部分断面図を使用し、特に図1とは異なる手法により、電子機器内に電子機能部品を組み込む方法を説明するための電子機器の部分断面図、である。
図1に示す電子機器20は例えば携帯電話等の携帯機器の一部を構成する筐体内部の構造である。前記筐体21は、下側筐体22と、上側筐体23とを有して構成され、前記下側筐体22と上側筐体23は図示しないひんじ部を介して開閉自在に取付けられている。あるいは前記ひんじ部等が設けられず前記下側筐体22と上側筐体23が分離して設けられていてもよい。
図1に示すように、前記下側筐体22および上側筐体23はそれぞれ凹形状で形成されている。前記下側筐体22に形成された凹部22aの底面22bは、前記マザー基板24の設置面となっており、前記凹部22a内にマザー基板24が収納されている。図1に示すように、前記マザー基板24上にはLEDやコンデンサ等の複数の実装部品25が前記マザー基板24上に実装されている。
前記上側筐体23の天井面23aには、例えばCPU、MPU,ROMおよびRAM等の電子機能素子を1つあるいは複数備えたICパッケージや、ベアチップである電子機能部品26が保持されている。図1のように、前記上側筐体23と前記下側筐体22とを開いた状態にて、前記上側筐体23の天井面23aに前記電子機能部品26を取り付け、蓋側に相当する前記上側筐体23を前記下側筐体22上へ閉じ、図2に示す係止部90によって前記上側筐体23と下側筐体22とを接合すると、前記マザー基板24上に設けられた接点部材27,27の弾性接点に前記電子機能部品26の電極が当接し、前記弾性接点と電極とが導通接続した状態になる。
図2は前記上側筐体23と前記下側筐体22とを接合した状態の前記電子機器20の部分断面図である。図2に示すように前記電子機能部品26の下面26aには、複数の電極35が設けられている。前記電極35は、球状接触子(BGA)であってもよいし、あるいは平面接触子(LGA)、コーン状接触子(CGA)またはピン状接触子(PGA)などであってもよい。
図2に示すように、前記上側筐体23の天井面23aには、図示下方向に向けて略L字状に曲がる保持部28が前記上側筐体23と一体に設けられている。前記保持部28は、下方向(図示Z2方向)に延びる垂直延出部28aと、水平方向(図示X1−X2方向)に延びる水平延出部28bとを有して構成される。前記水平延出部28bは互いに向かい合う方向(内方向)に向けて延びている。前記水平延出部28bの上面28b1は、前記電子機能部品26を設置するための設置面であり、前記水平延出部28bの上面28b1から前記天井面23aまでには、所定の間隔が空いている。前記間隔は、前記電子機能部品26の厚みとほぼ同じかやや大きい寸法で形成されている。前記保持部28は前記上側筐体23と別個に設けられていても良い。前記保持部28は、前記電子機能部品26の四辺の端部をそれぞれ保持できるように設けられていても良いが、前記電子機能部品26の二辺あるいは三辺の端部26b,26bを保持できるように前記保持部26aを設けておけば、特に、前記保持部26が形成されていない側から、前記電子機能部品26を保持部28方向へ、前記天井面23aに沿って移動させることで、前記電子機能部品26を前記保持部28間に簡単に保持でき、前記電子機能部品26を組み込みやすい。図2に示すように前記上側筐体23の天井面23aに保持部28が設けられ、この保持部28により前記電子機能部品26を前記上側筐体23下へ保持する構造であると、特に前記電子機能部品26を前記上側筐体23の天井面23aに接着剤等によって接着固定しなくてもよく、例えば前記電子機能部品26を交換したいときに容易に前記電子機能部品26を前記上側筐体23の天井面23aから取り外し、新しい前記電子機能部品26に交換することが出来る。なおこの明細書において、接着とは永久的な接着を意味し、粘着とは一時的接着で両部材を着脱することが可能であることを意味する。
前記下側筐体22の凹部22a内に収納されたマザー基板24は、多数のプリント配線板(PWB)が重なって構成されており、前記マザー基板24の上面24aには、複数の電極29が露出している。
前記マザー基板24上に設けられる接点部材(中継部材)27は、スペーサ30と、前記スペーサ30の上下に設けられた弾性接点31,32と、シート部材33,34とを有して構成される。図8,図9を用いて前記接点部材27の構造について詳述する。
前記スペーサ30上に設けられた上側弾性接点31は、弾性変形部がスパイラル形状で形成されたスパイラル接触子であり、以下、上側弾性接点31のことを上側スパイラル接触子31と呼ぶ。図2に示す前記上側スパイラル接触子31は、前記電子機能部品26の電極35からの押圧力を受けて弾性変形した状態になっているが、前記スパイラル接触子31に前記押圧力が作用していないとき、前記上側スパイラル接触子31は図9に示す形態となっている。前記上側スパイラル接触子31は固定部31aと前記固定部31aから延出形成された弾性変形部31bとを有して構成されている。前記固定部31aを真上からみると例えばリング形状で形成されており、前記固定部31aの所定部位から前記固定部31aの内方向に向けてスパイラル形状に弾性変形部31bが延出形成されている。前記弾性変形部31bは、立体フォーミングにより図13のように上方に向けて突出成形されている。前記固定部31aは、前記シート部材33によって固定保持されている。前記シート部材33は絶縁材料で形成されることが好ましく、例えばポリイミド樹脂で形成される。前記シート部材33には貫通孔33aが設けられ、前記固定部31aは前記貫通孔33aの下面周囲に取り付けられている。この貫通孔33aを介して前記スパイラル接触子31の弾性変形部31bが上方向に向けて突出している。
前記上側スパイラル接触子31は、電鋳形成、あるいは箔体表面にメッキ層が形成されて構成されている。一つの例を言えばスパイラル接触子形状の銅箔の周囲に無電解メッキ法にてNiやNiPがメッキ形成された構成である。
図2に示すように前記上側スパイラル接触子31は多数設けられており、各上側スパイラル接触子31が前記シート部材33に固定保持されている。
図8に示すように前記スペーサ30には前記上側スパイラル接触子31の弾性変形部31bと膜厚方向にて対向する位置に貫通孔30aが形成されている。前記貫通孔30aの内周面には導通層40がスパッタ等で形成されている。前記導通層40は前記スペーサ30の上面の一部及び下面の一部にも延出して形成される。図8に示すように、前記スペーサ30の上面側に前記上側スパイラル接触子31が固定保持された前記シート部材33が導電性接着剤等(図示しない)により貼り付けられる。このとき前記スパイラル接触子31の固定部31aと前記導通層40とが前記導電性接着剤を介して導通した状態になっている。
前記スペーサ30の下側に設けられた下側弾性接点32も上側スパイラル接触子31と同様のスパイラル接触子形状で形成される。前記下側スパイラル接触子32のスパイラル形状に形成された弾性変形部32bは図8に示すように下方向に突出するように立体フォーミングされている。前記下側スパイラル接触子32の固定部32aは、前記導通層40に導電性接着剤等を介して導通接続しており、この結果、膜厚方向(図示Z1−Z2方向)にて対向する上側スパイラル接触子31と前記下側スパイラル接触子32は前記導通部40を介して導通した状態になっている。
前記接点部材27の前記下側スパイラル接触子32は前記マザー基板24上の電極29と当接し導通した状態となっている。前記接点部材27は前記マザー基板24上に接着剤により接着固定されていてもよいが、そのような形態に限定されない。接着剤を用いる場合は、異方性導電ペーストを前記接点部材27の下面全体に塗布し、前記異方性導電ペーストを介して前記接点部材27とマザー基板24とを接着固定するか、あるいは非導電性ペーストや非導電性フィルムを用いて、前記接点部材27とマザー基板24とを接着固定することも出来る。前記非導電性ペーストや非導電性フィルムを用いる場合は、前記下側スパイラル接触子32と前記マザー基板24の電極29間の良好な導通性を図るべく、前記非導電性ペースト及び非導電性フィルムは、前記下側スパイラル接触子32及び電極29が形成されていない前記前記接点部材27とマザー基板24間に介在させることが好ましい。前記接点部材27とマザー基板24間を接着固定しない場合は、例えば両面粘着テープ等の粘着材を用い、前記接点部材27とマザー基板24間を接合する。かかる場合、前記接点部材27はマザー基板24上から着脱可能であり、例えば前記接点部材27の交換も容易に出来る。両面粘着テープは、ポリ塩化ビニルフィルムの上下面に例えばゴム系エラストマーやアクリル樹脂のような粘着剤を塗布したものである。また特に、前記接点部材27とマザー基板24間に前記接着剤や粘着剤等を介在させなくても前記接点部材27を前記マザー基板24の所定位置上に正確に保持することも出来る。前記上側筐体23と前記下側筐体22とを接合したとき前記接点部材27には前記上側筐体23から前記電子機能部品26を介して下方向(図示Z2方向)への押圧力が作用するので、前記押圧力によって前記接点部材27を前記マザー基板24の所定位置上に正確に保持することが出来る。後述するように特に前記マザー基板24上に位置決め部材を設けておき、前記位置決め部材によって前記接点部材27を前記マザー基板24上に設置すれば、前記接点部材27を前記マザー基板24の所定位置上に、より正確に設置できる。
図1に示すように、前記上側筐体23の天井面23aに設けられた保持部28(図2を参照)により前記電子機能部品26を前記天井面23aに保持した状態で、前記上側筐体23と前記下側筐体22とを接合すると、前記電子機能部品26は、前記上側筐体23から下方向(図示Z2方向)への押圧力を受け、前記電子機能部品26が下方向(図示Z2方向)へ押されることで、前記マザー基板24上に設置された上側スパイラル接触子31及び下側スパイラル接触子32の弾性変形部31a,32aは図9の状態から弾性変形し、前記電子機能部品26の電極35と前記上側スパイラル接触子31の弾性変形部31bとの導通接続、及び前記下側スパイラル接触子32の弾性変形部32bと前記マザー基板24の電極29との導通接続が確実に図られる。それと同時に、下方向への押圧力を受けた前記接点部材27は、上記したように特に、前記マザー基板24との間で接着剤や粘着剤による接合をしていなくても前記電子機能部品26と前記マザー基板24間に確実に固定保持される。また、前記各保持部28の設置面28b1から天井面23aまでの間隔が前記電子機能部品26の厚みより大きくても、前記上側筐体23と前記下側筐体22とを接合したとき、前記電子機能部品26は、前記上側筐体23の天井面23aから下方向(図示Z2方向)への押圧力を受けるとともに、前記上側スパイラル接触子31の弾性変形部31bから上方向(図示Z1方向)への反発力も受けるため前記電子機能部品26の上面は確実に前記上側筐体23の天井面23aに当接し、前記電子機能部品26が電子機器20内の所定位置に確実に保持された状態になる。
図1,図2に示す実施形態では、従来のようにICソケットを用いて前記電子機能部品26を保持する機構ではなく、前記電子機能部品26を前記上側筐体23に保持し、一方、前記下側筐体22に前記マザー基板24を収納し、前記接点部材27をマザー基板24と前記電子機能部品26間に介在させた状態で、前記上側筐体23と前記下側筐体22とを接合することで、前記電子機能部品26を電子機器20内に確実に保持することが出来る。従来から既存の部材である上側筐体23に前記電子機能部品26を保持する機能を持たせることで、部品点数が多くなることなく、むしろICソケットが必要なくなるので部品点数を少なく出来、簡単な構造にて前記電子機能部品26を電子機器20内に確実に保持することが可能である。しかもICソケットが要らないので、前記上側筐体23と下側筐体24間の間隔を従来に比べて薄くでき、よって電子機器20の薄型化を実現できる。しかも前記電子機能部品26を保持する平面的なスペースは前記電子機能部品26の大きさ程度で足り、よって電子機器20の小型化を実現できる。またICソケットを用いた場合に比べて電子機器20を軽量化でき、しかも低コスト化を促進できる。
さらに本発明のように、前記電子機能部品26の電極35との接続部として上側スパイラル接触子31を設けたことで、前記電極35にかかる接圧を小さくでき、各電極35に均一な接圧をかけやすく、また前記電極35が前記上側スパイラル接触子31との当接によって破損したりすることも無い。なおここで言う「破損」とは、電極35表面にある絶縁皮膜を破ることを意味しない。絶縁皮膜が破られないと前記電極35との導通性は図られないので、スパイラル接触子31との接触によって前記電極35表面の絶縁被膜は破られるが、例えば前記スパイラル接触子31と接触した状態で強い衝撃等を受けても、電極35が一部欠けたり、前記電極35にひび等が入るといった破損は生じない。
また図2では、前記電子機能部品26を前記上側筐体23の天井面23aに設けられた保持部28によって保持しているだけで、特に前記電子機能部品26と前記上側筐体23間を接着剤等によって接着固定していない。また、前記電子機能部品26と接点部材27間も接着剤によって接着固定していない。従って前記電子機能部品26を新たな前記電子機能部品26に交換したい場合に、簡単に前記電子機能部品26を前記電子機器20内から取り外すとともに、新しい電子機能部部品26に交換することが出来る。また図2では、特に前記接点部材27とマザー基板24間を接着固定していない場合には、前記接点部材27を新たな接点部材27に容易に交換することも出来る。
なお、特に前記電子機能部品26の交換等が必要ない場合には、前記電子機能部品組立体26と上側筐体23間、及び/または前記電子機能部品26と接点部材27間を、異方性導電ペースト、非導電性ペーストあるいは非導電性フィルム等により接着固定してもよい。また両面粘着テープ等の粘着剤により、前記電子機能部品組立体26と上側筐体23間、及び/または前記電子機能部品26と接点部材27間を接合した場合、前記電子機能部品26を上側筐体23及び接点部材27から取り外すことが出来、電子機能部品26の交換等を行なうことが出来る。
図3,図4に示す第2実施形態では、前記電子機能部品26の上面26cには弾性部材41が設けられている。前記弾性部材41は例えばゴムであり、前記電子機能部品26の上面26c全面を覆い、前記電子機能部品26に対し下方向(図示Z2方向)への押圧力を与えている。前記弾性部材41の下面は凹部形状で形成されており、前記凹部内に接点部材27及び電子機能部品26が収められる。前記凹部の天井面41aに前記電子機能部品26の上面26cが当接している。前記天井面41aと前記電子機能部品26の上面26c間には接着剤や粘着剤等何も介在しなくても、前記電子機能部品26は前記弾性部材41からの下方向(図示Z2方向)への押圧力を受け、前記電子機器20内で確実に固定保持された状態を保つ。また、前記天井面41aと前記電子機能部品26の上面26c間に接着剤や粘着剤等を介在させてもよいが、かかる場合は、両面粘着テープ等の粘着剤を前記天井面41aと前記電子機能部品26の上面26c間に介在させることがよい。かかる場合、電子機能部品26を前記弾性部材41から簡単に取り外すことができ、例えば新しい電子機能部品26に交換したいとき等に簡単に新たな電子機能部品26に交換できる。また前記粘着剤等を介在させたほうが、前記電子機能部品26の平面方向(X−Y平面に沿う全ての方向)への保持も確実に行なうことができる。前記弾性部材41の下面41aの周囲からは下方向(図示Z2方向)に向けて脚部41bが伸びており、前記脚部41bは前記マザー基板24上に当接している。図4に示す符号43は前記脚部41bとマザー基板24との接合領域を示し、前記接合領域43に両面粘着テープ等の粘着層44が設けられ、前記粘着層44を介して前記脚部41bがマザー基板24上に接合されている。これにより、確実に前記弾性部材41を前記マザー基板24上に固定保持できる。粘着層44なので、例えば前記弾性部材41をマザー基板24上から取り外したいとき、簡単に前記弾性部材41をマザー基板24上から取り外すことが出来る。また、前記弾性部材41には上下方向(図示Z1−Z2方向)への弾性力が働いているので、前記脚部41bには前記マザー基板24方向に向けた押圧力が作用し、特に前記前記粘着層44を設けなくても前記脚部41bを前記マザー基板24上に保持できるが、平面方向(X−Y平面に沿う全ての方向)への保持も確実なものにするには前記脚部41bと前記マザー基板24間に前記粘着層44を設けておいたほうがよい。また、前記弾性部材41(特に電子機能部品26)をマザー基板24上から永久的に取り外すことが無い場合には前記接着剤を用いてもよい。
図3に示す実施形態では、図1,図2のように、前記上側筐体23の天井面23aに前記電子機能部品26を保持するための保持部28は設けられていない。前記上側筐体23の天井面23aと前記弾性部材41の上面41cとの間には、接着剤や粘着剤等何も介在しなくても、前記弾性部材41は上下方向(図示Z1−Z2方向)への弾性力によって電子機器20内に適切に保持される。また、前記上側筐体23の天井面23aと前記弾性部材41の上面41cとの間に接着剤や粘着剤等を介在させてもよいが、かかる場合は、両面粘着テープ等の粘着剤を前記天井面23aと前記弾性部材41の上面41c間に介在させることがよい。かかる場合、弾性部材41を簡単に前記上側筐体23から簡単に取り外すことができる。
図3,図4に示すように前記マザー基板24の上面には突出する位置決め部材42,42が設けられている。前記位置決め部材42の平面形状は略L字状であり、前記位置決め部材42は、矩形状で形成された前記電子機能部品26の一方の対角線上に位置する角部26d,26dを前記接点部材27の所定位置上にまでガイドする役割を有しており、前記角部26dが前記位置決め部材42にガイドされて前記電子機能部品26が前記接点部材27の所定位置上に位置決めされる。図4に示すように2つ設けられた位置決め部材42の平面形状はX方向及びY方向に延びる略L字状でしかも、前記電子機能部品26の一方の対角線上に位置する角部26d,26dに対する位置に設けられることで、前記電子機能部品組立体26を図示X1−X2方向及びそれに直交する図示Y1−Y2方向の双方に適切に位置決めできる。前記位置決め部材42は、さらに、図3に示すように前記接点部材27を前記マザー基板24の所定位置上に位置決めする役割を有している。図3に示す前記位置決め部材42は、前記電子機能部品26と前記接点部材27の双方の位置決め機能を兼ねているが、例えば前記接点部材27のマザー基板24上に対する位置決め部材と、前記電子機能部品26の前記接点部材27上に対する位置決め部材が別々に設けられていてもよい。また前記位置決め部材は、例えばピン形状で、前記位置決め部材によって位置決めされる側の部材には貫通孔が設けられ、前記位置決め部材を前記貫通孔に通すことで前記部材を位置決めする手法を用いてもよい。
図3,図4に示す実施形態では、前記弾性部材41は前記電子機能部品26を前記電子機器20内にて確実に保持するための保持部材として設けたことで、特に図1,図2の実施形態に比べて耐衝撃性に優れた電子機器20を製造できる。前記弾性部材41を設けた分だけ前記電子機器20の厚みは図1,図2の実施形態に比べて大きくなるが、従来のICソケットに比べて電子機器20の小型化・軽量化・低コスト化の促進を図ることが出来る。また、図3,図4の場合、特に、前記上側筐体23と前記弾性部材41間、前記弾性部材41と電子機能部品26間、前記弾性部材41とマザー基板24間,さらには前記電子機能部品26と接点部材27間を接着剤を用いて接着固定しなくても、各部材を前記電子機器20内にて所定の位置に確実に保持できる。このため、各部材を交換することも簡単に行なうことが出来る。なお各部材間の接合に粘着剤を用いても、各部材を容易に剥がすことができ、リペア性に優れる。また粘着剤を用いることで、各部材を確実に電子機器20内にて保持できる。
図3,図4に示した位置決め部材42は、図1,図2に示す実施形態に用いられてもよい。ただし図1,図2に示す実施形態の場合、保持部28が前記電子機能部品26の位置決め機能も兼ねるため、特に接点部材27に対する位置決め部材を設ければよい。また前記電子機能部品26が前記保持部28だけで適切に位置決めされない場合には、前記電子機能部品26に対する位置決め部材を前記マザー基板24上あるいは前記電子機能部品26の天井面23aから設けておいても良い。
また前記弾性部材41に図3に示すような脚部41bが設けられていなくても良く、例えば前記電子機能部品26の平面形状とほぼ同じ大きさの弾性部材41を前記電子機能部品26上に重ねるだけでもよい。
図6,図7に示す第3実施形態では、図5に示すように、マザー基板24上には複数の接点部材50が設けられている。点線で囲まれた大きさが前記電子機能部品26の平面形状の大きさを示している。図5に示す電子機能部品26は例えばマルチチップモジュール(MCM)である。
図1〜図4に示す実施形態では、接点部材27の平面形状の大きさは、前記電子機能部品26の平面形状の大きさとほぼ同じであり、前記電子機能部品26と前記マザー基板24間に前記接点部材27が介在しない領域はほとんど無い形態であったが、図5では、前記接点部材50は、前記電子機能部品26下の図示X1側の側部付近、図示X2側の側部付近、図示Y1側の側部付近、及び図示Y2側の側部付近にそれぞれ個別に設けられ、一方、前記電子機能部品26下の中央付近には前記接点部材50が設けられていない。前記接点部材50に設けられる上側スパイラル接触子31の形成位置は、前記電子機能部品26の下面26aに設けられた電極35の形成位置に左右される。従って図5,図6に示す実施形態では前記電子機能部品26の下面26aに設けられた電極35は、前記接点部材50に設けられた上側スパイラル接触子31と対向する位置にのみ設けられており、前記電子機能部品26の下面26aの中央に前記電極35が設けられていない。従って前記電子機能部品26下の中央付近に前記接点部材50を設ける必要が無く、前記電子機能部品26下の中央付近には、マザー基板24の表面が露出した状態となっている。図6に示すように、前記電子機能部品26下の中央付近と前記マザー基板24間は前記接点部材50が介在しない空間部51となっており、前記空間部51に、前記電子機能部品26よりも小さい実装部品52を前記マザー基板24上に実装できる。すなわち、前記電子機能部品26と前記マザー基板24間に前記接点部材50が介在しない空間部51を前記マザー基板24上に実装する各種実装部品52の実装スペースとして利用することができ、前記マザー基板24上における部品の集積率を向上させることが出来る。
図5,図6に示す接点部材50は、図1〜図4に示す接点部材27と構造が異なる。図5,図6に示す接点部材50は図7に示すように、スペーサ60の上面には上側スパイラル接触子31が設けられ、下側には例えばBGA形状の下側接触子61が設けられている。前記上側スパイラル接触子31と前記下側接触子61は、ポリイミド樹脂等の樹脂シート(図示しない)によって固定保持されており、前記樹脂シートは前記スペーサ60の上面から下面にかけて接着剤を介して貼り付けられている。前記樹脂シートの表面には、スペーサ60の膜厚方向(図示Z1−Z2方向)にて対向する上側スパイラル接触子31と下側接触子61どうしを導通接続させるための導電パターン62が設けられている。図7に示す接点部材50は図8に示す接点部材27のように、わざわざスペーサ60に貫通孔を形成する必要が無く、図8に比べて簡単に接点部材50を製造できる。ただし図5,図6の実施形態において図8に示す接点部材27を用いてもかまわない。前記下側接触子61と前記マザー基板24間を例えば接着剤で接着固定する。接着剤には、異方性導電ペースト、非導電性ペースト、非導電性フィルム等を用いることが出来るが、例えば異方性導電ペーストを用いた場合、前記接点部材50の下面全面に前記異方性導電ペーストを塗布して前記接点部材50を前記マザー基板24上に接着固定すればよい。非導電性ペーストや非導電性フィルムを用いる場合は、前記下側接触子61が設けられていない部分での前記接点部材50の下面と、前記マザー基板24間を、非導電性ペーストや非導電性フィルムによって接着固定する。また接着剤を用いず両面粘着テープ等の粘着剤を用いてもよい。かかる場合、前記接点部材50を容易に前記マザー基板24上から取り外すことができ、新たな接点部材50に容易に交換等できる。あるいは前記下側接触子61を半田バンプで形成し、前記接点部材50とマザー基板24間を半田接合してもよい。ただし、半田接合すると前記接点部材50を容易に前記マザー基板24上から取り外せなくなるし、また非常に小さい接点部材50の半田バンプとマザー基板24の電極間を半田接合することは非常に難しい作業であるため、上記した粘着剤や接着剤によって前記接点部材50をマザー基板24上に接合するほうがよい。また前記下側接触子61を図8と同様にスパイラル接触子で形成してもよい。かかる場合、前記スパイラル接触子に設けられた弾性変形部は押圧力を受けて潰れるように弾性変形し前記マザー基板24上での当接面積が広がるため、前記下側接触子61とマザー基板24間での導通接続を確実なものに出来る。前記下側接触子61にスパイラル接触子を用いた場合は、特に前記接点部材50とマザー基板24間に接着剤や粘着剤を介在させなくても前記下側接触子61とマザー基板24との導通性を確実なものにでき、また前記接点部材50は前記電子機能部品26からの下方向(図示Z2方向)への押圧力を受けて前記マザー基板24上に確実に保持される。また図3,図4で説明したような位置決め部材を前記接点部材50に対して設けることで、前記接点部材50がマザー基板24上の所定位置に精度良く位置決めされ、また前記電子機器20に衝撃等が加わった場合、前記接点部材50が前記マザー基板24に接着剤等により固定されていなくても前記接点部材50は平面方向(図示X−Y平面に沿う全ての方向)へ動き難く所定位置に確実に保持された状態を保ち、耐衝撃性に優れた電子機器20を提供することが出来る。
前記電子機能部品26を前記電子機器20内に取り付けるには、図1に示すように上側筐体23を下側筐体22上から開けた状態で、前記電子機能部品26を上側筐体23に設けられた保持部28にて保持するか、あるいは図3,図4に示すように、弾性部材41を前記電子機能部品26上に配置し、そのあと上側筐体23と下側筐体22とを接合する。しかし例えばメモリースティック等の電子機能部品のようにユーザが簡単に前記電子機能部品を電子機器20へ出し入れする必要がある場合、例えば次のような構造であることがよい。
図10のように、電子機器20の筐体70の上面70aの一部に例えば釦(図示しない)等を押すことで簡単に上下方向へ開閉する蓋体71が設けられ、この蓋体71を開けて、前記電子機能部品26を前記電子機器20内に挿入する。例えば前記蓋体71の天井面には、図示しないガイド部材が設けられており、前記ガイド部材に前記電子機能部品26を保持させ、前記蓋体71を閉じるまでの間に、前記電子機能部品26は前記ガイド部材に沿って電子機器20内部の所定位置まで引き寄せられ、完全に蓋体71を閉じると、図2のように前記電子機能部品26が前記電子機器20内にて確実に保持されるとともに、前記電子機能部品26の電極35と接点部材27の上側スパイラル接触子31とが確実に当接した状態になる。
あるいは図11のように前記電子機器20の筐体の側面にスロット(slot)80が設けられ、このスロット80から前記上側筐体23に設けられた保持部28に沿って前記電子機能部品26を電子機器20内部まで挿入することが可能とされていてもよい。
なお本発明では、図2,図3,図6及び図11に示した接触子31,32の弾性変形部31b,32bはスパイラル形状に限らない。ただし前記弾性変形部31b,32bがスパイラル形状であると、前記弾性変形部31b,32bは渦巻きの中心から外方向に押し広げられるように変形するため、各電極35,29と接触子31,32とが確実に導通接続されて好ましい。
また本発明における電子機器20は携帯機器に限るものではない。
第1実施形態の電子機器の一部の構造を示す部分斜視図、 図1に示す電子機器の部分断面図、 図4に示すA−A線から電子機器を切断し矢印方向から見た第2実施形態の電子機器の一部の構造を示す部分断面図、 第2実施形態の電子機器の分解部分斜視図、 第3実施形態の電子機器の一部の構造を示す部分平面図、 図5に示すB−B線から前記電子機器を切断し矢印方向から見たときの部分断面図、 接点部材の一例を示す部分断面図、 図7とは異なる構造の接点部材を示す部分断面図、 特に弾性接点の形状を説明するための前記接点部材の部分拡大断面図、 図1とは異なる手法により、電子機器内に電子機能部品を組み込む方法を説明するための電子機器の部分斜視図、 図2に示す部分断面図を使用し、特に図1とは異なる手法により、電子機器内に電子機能部品を組み込む方法を説明するための電子機器の部分断面図、
符号の説明
20 電子機器
21 筐体
22 下側筐体
23 上側筐体
24 マザー基板
26 電子機能部品
27、50 接点部材
28 保持部
29、35 電極
31 上側スパイラル接触子
31b,32b 弾性変形部
32 下側スパイラル接触子
41 弾性部材
42 位置決め部材
44 粘着層
51 空間部

Claims (9)

  1. マザー基板と、前記マザー基板上に設けられた接点部材と、前記接点部材上に設けられた電子機能部品と、を有し、
    前記接点部材には前記電子機能部品の電極部と対向する位置に弾性接点が設けられ、
    前記電子機能部品上には保持部材が設けられ、前記電子機能部品は電子機器内の所定位置に前記保持部材により保持され、前記電極部は前記弾性接点と導通接続していることを特徴とする電子機器。
  2. 前記保持部材は前記電子機器の筐体である請求項1記載の電子機器。
  3. 前記筐体の天井面には、前記電子機能部品を筐体に保持するための保持部が設けられている請求項2記載の電子機器。
  4. 前記筐体は、上側筐体と下側筐体を有し、前記上側筐体と下側筐体は分離して設けられ、あるいは前記上側筐体と下側筐体とが開閉可能な状態で取り付けられており、前記下側筐体には前記マザー基板の設置面があり、前記マザー基板は前記下側筐体に設置され、前記電子機能部品は前記上側筐体に保持されており、前記接点部材がマザー基板と前記電子機能部品間に挟まれた状態で、前記上側筐体と下側筐体とが接合されている請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記保持部材は弾性体である請求項1記載の電子機器。
  6. 前記電子機能部品は前記保持部材及び接点部材に接着固定されることなしに、電子機器内の所定位置に保持される請求項1ないし5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記電子機能部品は、位置決め部材により、前記接点部材の所定位置上に位置決めされる請求項1ないし6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 前記接点部材は位置決め部材により、前記マザー基板の所定位置上に位置決めされる請求項1ないし7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記電子機能部品と前記マザー基板間には前記接点部材が介在していない空間部が存在し、前記空間部に前記マザー基板上に実装される実装部品が設けられる請求項1ないし8のいずれかに記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013030369A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Fujitsu Ltd 電子部品とその製造方法、及びコネクタ
JP2013239338A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Sharp Corp 電子機器の接点構造および当該接点構造を有する携帯可能な電子機器

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