JP2006260702A - ディスク記録装置及びディスク記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多層式光ディスクに複数のレイヤを跨いでリアルタイム情報を記録させる。
【解決手段】 入力されたリアルタイム情報に基づき、VOBを生成するビデオオブジェクト生成部104と、生成されたVOBが2層式DVD114のレイヤ0に記録できるか否かを判定する記録レイヤ判定部105と、VOBがレイヤ0に記録できないと判定された場合、レイヤ1を新たな記録先レイヤとしてVOBの記録開始位置を変更するレイヤ境界管理部106,106aと、VOBをレイヤ1に記録するビデオオブジェクト記録部107とを備え、両レイヤにビデオオブジェクト生成部104で順次生成されたVOBを記録するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスク記録装置及びディスク記録方法に係り、特にDVD DL(Digital Versatile Disc Dual Layer)等のように2つ以上のデータ記録層(レイヤ)を有する多層化ディスクに、リアルタイム情報を直接各レイヤを跨いで記録させることを可能にするディスク記録装置及びディスク記録方法に関する。
デジタル情報化社会の本格的到来により、映像や音声等のデータもデジタルデータとして扱うのが一般的になってきた。これに伴って、データ記録に用いられる記録媒体は、従来主流であったテープからランダムアクセスが可能なディスクへと変わってきている。特に、保存性や可搬性に優れた光ディスクは、テープに替わるデジタルデータ記録媒体として重要な位置を占めるものである。
さらに、光ディスクの中では、高画質映像の記録や長時間映像の記録といった大容量データの記録が可能なDVDが使われ始め、近年では、映像・音声データの記録再生に関するDVD規格であるDVDビデオ規格が規格化されたことにもより、この規格に対応したDVD記録装置やDVD再生装置等が広く普及している。
このDVDについては、記録可能容量をさらに大きくするために、ディスク片面のデータ記録層を2層化した2層式DVDも規格化され始めており、これにより、従来の単層式DVDに比べて約2倍の記録容量を得ることができるようになった。
ここで、DVDビデオ規格に基づくDVD上の映像・音声データ領域の論理データ構造の例を図7に示してその構成を説明する。同図に示したとおり、DVDビデオ規格に基づく映像・音声データ領域には映像・音声データの再生に必要な全てのデータが格納されており、その論理データ構造は階層構造となっている。
まず、第1層はVMG(Video Manager)71とタイトル数分のVTS(Video Title Set)72−1〜72−jとから構成される。VMG71は映像・音声データ領域全体についての管理情報が格納されるパケットであり、更にいくつかのデータ構造に分割されるがここでは説明を省略する。
VTS72は、VTSI(Video Title Set Information)73とVOBS(Video Object Set)74とVTSI(BUP)75とから構成される。VTSI73には、対応するVTS72に関する管理情報が格納され、VTSI(BUP)75にはVTSI73のバックアップデータが格納される。そして、VOBS74には映像・音声データやメニューコンテンツが格納されるが、このメニューコンテンツの格納は必須ではなく、同図においては映像・音声データのみを格納したVOB(Video Object)76−1〜76−kを構成している。
そしてVOB76は、再生時に使用されるサーチ情報等が格納されたNavigation77と符号化された映像データが格納されたVideo78と符号化された音声データが格納されたAudio79とから構成された集合体が1つのVOBU(Video Object Unit)として複数構成されている。
なお、これらDVDビデオ規格に基づく論理データ構造の詳細説明は、例えば後述する特許文献1にも記載されているが、上記説明におけるNavigation77に格納されるサーチ情報等とは、該当するVOBUのサーチ情報(VOBU_SRI)と該当するVOB76の最終時間情報(SML_PBI内のVOB_V_E_PTM)とを指すものである。
上述したような論理データ構造を有するDVDに映像・音声データを記録する際の記録順序は概略次のとおりである。つまり、VMG71の記録領域が確保された後、1つ目のVTS72についてVTSI73の記録領域が確保された後にVOBS74が先に記録され、このVOBS74の記録が完了した後に、先に領域確保されたVTSI73への記録とVTSI(BUP)75の追加記録とが行われるという順序になる。2つ目以降のVTS72についても同様であり、記録すべき全てのVTS72が記録された後に、映像・音声データ領域全体の管理情報がVMG71に記録されるという順序になっている。
さらに、VOB76については、VOB#1@VOBS#2 76−1を例に説明すると、このVOBを構成する全てのVideo78とAudio79とに格納される映像・音声データが先に準備された後、この準備された映像・音声データに対応するサーチ情報等を含むNavigation77が生成され、VOBのデータ構造に構成されたものがDVDのVOB#1@VOBS#2 76−1に記録されるという順序になる。
すなわち、DVDビデオ規格によれば、DVDへのVOBの記録はVOBに記録すべき映像・音声データを準備した後でなければNavigationを生成することができないため、メモリやハードディスクといった記憶手段に一旦VOBのイメージを作成してからDVDのVOBに記録するという2パス記録が行われることが通常である。
ここで、例えば特許文献1に開示された発明のように、DVDの記録領域の先頭部分に所定容量分の記録領域を予め確保しておき、次にこの記録領域に続けて映像・音声データ等のリアルタイム情報を記録した後、予め確保しておいた記録領域にリアルタイム情報に関連する制御情報を記録するように構成した「リアルタイム情報を記録するためのDVD記録装置」が知られている。このDVD記録装置は、リアルタイム情報の記録を1パスで行うことができるという特徴を有するものである。
特許文献1に開示された発明は、具体的な例を示してその記録手順を説明すると、1つのVTSのみが記録される場合、まずDVDの記録先頭領域部分にVMGの記録領域とVTSI#1の記録領域とをそれぞれ確保した後、これらの記録領域に続けてVOBS#1を記録し、次にVTSI#1の記録領域にVTSI#1を記録すると共にVOBS#1の後にVTSI(BUP)#1を追記録する。そして、最後にVMGを先に確保しておいたVMGの記録領域に記録するという手順によるものである。
また、特許文献2には、少なくとも2つの情報層のトラックを有したマルチレイヤディスクにデータをブロック単位で記録する記録方法が開示されている。
特表2002−530800号公報 特表2004−517425号公報
ところで、VOBSを2層式DVDにレイヤを跨いで記録させる場合、DVDビデオ規格によればVOBSを構成するVOB自身がレイヤを跨いではならないと規定されている。これは、DVD再生装置がレイヤを跨いで記録されたVOBを再生させる場合、このVOBの読み出し時のレイヤ間の遷移処理において、ディスクからの読み出し処理が間に合わずバッファー・アンダーフローを引き起こす等の不具合を防ぐためである。
よって、DVDビデオ規格による前記の規定が満足されない場合、DVD再生装置によっては、再生映像のフリーズや装置のハングアップを起こしてしまう可能性がある。そこで、例えばパーソナルコンピュータのハードディスクドライブ等に一旦記録しておいたコンテンツデータを2層式DVDにコピーする際には、一方のレイヤにコンテンツデータ(VTS)が収まるように記録するか、レイヤを跨いで記録する場合にはVOBSを構成するVOBのいずれもがレイヤを跨がないように予め記録開始位置を調整して記録するようにして前述の不具合を回避している。
このようにして、2層式DVDにコンテンツデータが記録された場合の論理データ構造の例を図6に示す。同図(a)は、各レイヤにVTSが収まるように格納した場合のデータ構造であり、同図(b)は、レイヤを跨いでVTSを記録させた場合であって、予め記録開始位置を調整してVOBの境界がレイヤ境界に一致するように記録した場合のデータ構造である。
しかしながら、予めVOBの境界をレイヤ境界に一致させるために記録開始位置を調整しておくということは、外部から入来したリアルタイム情報を2層式DVDに直接記録させる場合においては実質不可能であり、これを解決する手段及び方法は、特許文献1及び特許文献2等に開示及び示唆されていない。
ゆえに、従来の記録方式によれば、DVDビデオ規格によってリアルタイム情報を直接2層式DVDに記録する場合、1つのコンテンツデータをレイヤを跨いで直接記録することができないため、単層式DVDの約2倍の記録容量を有する2層式DVDであっても、コンテンツデータ単体の容量は単層式DVDに記録可能な容量となんら変らず、2層式DVDのメリットが生かされていないという問題があった。
そこで、本発明は、上述したような従来の問題に鑑みてなされたものであり、2層式DVD等の多層式光ディスクにリアルタイム情報を直接記録させる場合に、レイヤを跨いでコンテンツデータを直接記録させることを容易に可能にするディスク記録装置及びディスク記録方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために請求項1に記載の発明は、入力されたリアルタイム映像情報を所定のフォーマットに変換して、複数のデータ記録層にそれぞれ対応した複数のレイヤを有する多層式光ディスクに記録するディスク記録装置であって、前記入力されたリアルタイム映像情報に基づき、パケット化したビデオ・オブジェクト・データを生成するビデオオブジェクト生成手段と、このビデオオブジェクト生成手段で生成されたビデオ・オブジェクト・データが前記多層式光ディスクの記録先レイヤに記録できるか否かを判定する記録レイヤ判定手段と、この記録レイヤ判定手段で、前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤとして前記ビデオ・オブジェクト・データの記録開始位置を変更するレイヤ境界管理手段と、前記ビデオ・オブジェクト・データを前記記録先レイヤ又は前記新たな記録先レイヤに記録するビデオオブジェクト記録手段とを備えて、前記生成されたビデオ・オブジェクト・データを順次記録するディスク記録装置を提供する。
また、請求項2に記載の発明は、入力されたリアルタイム映像情報を所定のフォーマットに変換して、複数のデータ記録層にそれぞれ対応した複数のレイヤを有する多層式光ディスクに記録するディスクへの記録方法であって、前記入力されたリアルタイム映像情報に基づき、パケット化されたビデオ・オブジェクト・データを生成するビデオオブジェクト生成ステップと、このビデオオブジェクト生成ステップで生成されたビデオ・オブジェクト・データが前記多層式光ディスクの記録先レイヤに記録できるか否かを判定する記録レイヤ判定ステップと、この記録レイヤ判定ステップで、前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤとして前記ビデオ・オブジェクト・データの記録開始位置を変更するレイヤ境界管理ステップと、前記ビデオ・オブジェクト・データを前記記録先レイヤ又は前記新たな記録先レイヤに記録するビデオオブジェクト記録ステップとにより、前記生成されたビデオ・オブジェクト・データを順次記録するディスクへの記録方法を提供する。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記レイヤ境界管理ステップは、前記記録レイヤ判定ステップで前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤに記録最終位置を設定すると共に、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤとして所定の記録開始位置を設定して、レイヤ境界を変更するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のディスクへの記録方法を提供する。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、前記レイヤ境界管理ステップは、前記記録レイヤ判定ステップで前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤの記録可能最終位置までパディングデータを挿入すると共に、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤに変更するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のディスクへの記録方法を提供する。
本発明に係るディスク記録装置及びディスク記録方法によれば、複数のデータ記録層を有する多層式光ディスクにリアルタイム情報を直接記録させる場合において、従来方式では不可能であった、コンテンツデータのレイヤを跨いだ記録が容易に可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、好ましい実施例を示して詳細に説明する。
図1は、本実施例において適用される、DVDの少なくとも片面に2つのデータ記録層を形成した2層式DVD(以下、2層式DVDと記す。)に、外部から入力された映像・音声データ等のリアルタイム情報(以下、コンテンツデータと記す。)を、ハードディスクドライブ等の別の記録媒体を介することなく直接記録するディスク記録装置の概略の機能ブロックを示した図である。
同図において、ディスク記録装置は、入力端子部101、入力処理部102、エンコーダ部103、ビデオオブジェクト生成部104、記録レイヤ判定部105、レイヤ境界管理部106、ビデオオブジェクト記録部107、ビデオオブジェクト情報検出部110、ビデオオブジェクト情報記憶部111、管理情報生成部112、管理情報記録部113、及びDVDドライブ部115を備えている。また、DVDドライブ部115には2層式DVD114が搭載される。
このディスク記録装置において、不図示の外部装置から入力端子部101を介して入力される入力信号は、映像信号及び音声信号又はいずれか一方であり、入力処理部102に供給される。
入力処理部102は、供給された入力信号をフォーマット変換してエンコーダ部103に供給する機能を有する。例えば、入力信号がアナログコンポジット信号及びアナログステレオ音声信号であった場合、入力処理部102はアナログコンポジット信号をデジタル色差データに変換し、そしてアナログステレオ音声信号をデジタル音声信号に変換する。
エンコーダ部103は、入力処理部102から供給されたフォーマット変換処理後のデータを符号化処理してストリームを出力する機能を有する。例えば、エンコーダ部103は、入力処理部102からデジタル色差データ及びデジタル音声データがそれぞれ供給された場合、デジタル色差データをMPEG2方式によって符号化し、そしてデジタル音声データをDolby(登録商標)AC−3方式で符号化し、これら符号化データをプログラムストリームにエンコードして出力する。
ビデオオブジェクト生成部104は、エンコーダ部103から供給されたプログラムストリームについて、VOBを順次生成してビデオオブジェクト記録部107に出力する機能と、順次生成されたVOBを少なくともVOBの集合体であるVOBS分一時記憶する機能とを有する。
記録レイヤ判定部105は、ビデオオブジェクト生成部104に一時記憶されているVOB容量に基づき、2層式DVD114が有するレイヤ0とレイヤ1とのうち現在記録しているレイヤ内に、生成されたVOBが記録可能か否かを判定する機能を有する。
レイヤ境界管理部106は、記録レイヤ判定部105の判定結果に基づき、2層式DVD114のレイヤ0とレイヤ1との境界をVOBが跨がないように変更する機能を有する。
ビデオオブジェクト記録部107は、記録レイヤ判定部105の判定結果とレイヤ境界管理部106のレイヤの変更結果とに基づき、ビデオオブジェクト生成部104から供給されたVOBをDVDドライブ部115に搭載された2層式DVD114に記録させるための機能を有する。
ビデオオブジェクト情報検出部110は、ビデオオブジェクト生成部104で生成されたVOBの集合体であるVOBSから時間情報とアドレス情報と不連続点情報とで構成されるビデオオブジェクト情報を検出する機能を有する。
ビデオオブジェクト情報記憶部111は、ビデオオブジェクト情報検出部110から供給されたビデオオブジェクト情報を一時記憶する機能を有する。
管理情報生成部112は、ビデオオブジェクト情報記憶部111に記憶されたビデオオブジェクト情報に基づき、VTSIとVTSI(BUP)とを生成する機能を有する。
管理情報記録部113は、管理情報生成部112から供給されたVTSIとVTSI(BUP)とを2層式DVD114の所定の場所に記録する機能を有する。
DVDドライブ部115は、2層式DVD114にデータを記録可能なDVD記録ドライブ装置である。DVDドライブ部115の2層式DVD114のレイヤ0とレイヤ1とのレイヤを跨いだ記録動作は、オポジット・トラック・パス方式によるものである。
上記説明したディスク記録装置の各機能は、DVDビデオ規格に準拠したDVD記録装置やDVD記録再生装置、又はDVDドライブユニットを接続して制御可能なパーソナルコンピュータに搭載されたCPU等の制御手段やメモリ等の記憶手段を用いることによって実現することが可能である。
次に、上記構成のディスク記録装置によって、1つのコンテンツデータが2層式DVD114にレイヤを跨いで記録された場合のディスクの論理データ構造を図2に示す。なお、同図は図7の論理データ構成図における上位第3層までを示しており第4層以下は省略している。図2の論理データ構造は、VOB#1〜#m@VOBS#1がレイヤ0に記録された後、次に記録されるべきVOB#m+1が記録される代わりにPADDING1が記録されることを示している。そして、レイヤ0の記録最終位置201と、記録最終位置201に応じた2層式DVD114におけるDVDドライブ部115が有する不図示のデータ記録用光ピックアップを最も移動させない位置でのレイヤ1の記録開始位置202と、がそれぞれ決定されてレイヤの境界INACCESSIBLE AREA203が設定されることを示している。そして、この設定されたレイヤ1の記録開始位置202からVOB#m+1が記録されることを示している。よって、同図中のINACCESSIBLE AREA203は記録及び再生が不可能な領域となる。
例えば、各レイヤの容量が1000(16進数)であって、レイヤ境界を1000から0F00に変更したとすると、レイヤ変更前のレイヤ0は0000〜0FFF、レイヤ1は1000〜1FFFであるが、レイヤ変更後のレイヤ0は0000〜0EFF、レイヤ1は0F00〜1DFFとなり、0200分の領域がアクセス不可能領域となる。
また、DVDビデオ規格における1つのECC(Error Correcting Code)ブロックサイズは16セクタであることから、レイヤ境界は16セクタの倍数の位置にしか変更できないため、PADDING1はECCブロックの境界位置までのデータ領域となっている。
次に、ディスク記録装置の動作について、図3に示したフローチャートを参照しながら説明する。同図のフローチャートは、複数のVOBからなる1つのVTSを、レイヤ0とレイヤ1とを有する2層式DVD114に記録させる処理の流れについて示したものである。なお、本実施例においては、入力端子101を介して入力される入力信号はアナログコンポジット信号及びアナログステレオ音声信号である。
レイヤ0及びレイヤ1に記録可能領域を有した2層式DVD114をDVDドライブ部115に搭載してディスク記録装置を記録可能な状態にさせると、まず初期化処理として、VMG及びVTSIの記録領域が確保されて、この確保された記録領域の後に最初のVOB#1の記録開始点が設定されてから記録待ちとなる(ステップS301)。
入力端子101から入力信号が入力されると、入力処理部102は入力信号をエンコーダ部103の処理に適したフォーマットに変換してエンコーダ部103に供給する(ステップS302)。
次に、エンコーダ部103は、供給されたフォーマット変換後の入力信号を映像信号についてはMPEG2方式によって符号化し、そして音声信号についてはLinear PCM方式、Dolby AC−3方式、MPEG Audio方式等で符号化し、これら符号化されたデータをプログラムストリームに形成して出力する(ステップS303)。
次に、ビデオオブジェクト生成部104は、プログラムストリームの供給を受けるとVOBを生成してVOBSの一部として記憶する(ステップS304)。
次に、一方として、ビデオオブジェクト情報検出部110は、ビデオオブジェクト生成部104で生成されたVOBがVOBSとしてまとまったときは、前述のビデオオブジェクト情報をVOBSから抽出してビデオオブジェクト情報記憶部111に記憶させる(ステップS305)。
また、他方として、記録レイヤ判定部105は、生成されたVOBがレイヤー0に記録可能か否かを、ビデオオブジェクト生成部104に現在一時記憶されているVOBSとしての全てのVOBの容量とレイヤ0の全記録可能容量とに基づきレイヤ0の記録可能残量を得て、この記録可能残量と生成されたVOBの容量との比較に基づき判定する(ステップS306)。
すなわち、VOBがレイヤ0内に記録可能と判定された場合は(ステップS306 Yes)、ビデオオブジェクト記録部107は、ビデオオブジェクト生成部104からVOBの供給を受けて2層式DVD114の記録開始点から記録して記録開始点を更新する(ステップS307)。
ステップS306において、生成されたVOBがレイヤー0内に記録できないと判定された場合は(ステップS306 No)、レイヤ境界管理部106は、PADDING1を生成する(ステップS308)。このPADDING1は、VOBとは区別される特定のデータ列であり、その容量は、前述したとおりECCブロックの境界のうち最も近い境界までの容量を算出して得られるものである。なお、VOBの最終位置がECCブロックの境界に一致する場合は、PADDING1は生成されない。
次に、レイヤ境界管理部106は、レイヤ0とレイヤ1との境界をPADDING1の直後に変更する(ステップS309)。より具体的には、PADDING1が生成された後、レイヤ0の記録最終位置201と、記録最終位置201に応じた2層式DVD114におけるDVDドライブ部115のデータ記録用光ピックアップを最も移動させない位置でのレイヤ1の記録開始位置202と、をそれぞれ決定してレイヤの境界INACCESSIBLE AREA203を設定する。
そして次に、ビデオオブジェクト記録部107は、生成されたPADDING1を2層式DVD114の記録開始点から記録した後、先に生成されたVOBをレイヤの境界INACCESSIBLE AREA203を介して記録して記録開始点を更新する(ステップS310)。
そして、ディスク記録装置は、入力信号が継続して入力されているか否かを確認し(ステップS311)、入力信号が継続して入力されている場合(ステップS311 No)は、上述したステップS302〜ステップS310の処理を実行する。
ステップS311において入力信号が停止されたと判断された場合は(ステップS311 Yes)、管理情報生成部112は、ビデオオブジェクト情報記憶部111に記憶されたビデオオブジェクト情報を読み出して、ビデオオブジェクト記録部107が記録したVOBSに対応するVTSIとVTSI(BUP)とをそれぞれ生成する(ステップS312)。
そして、管理情報記録部113は、管理情報生成部112で生成されたVTSIをステップS301で予め確保された記録領域に記録し、そしてVTSI(BUP)を最後に記録されたVOBに続けて記録する(ステップS313)。
以上のように、実施例1に係るディスク記録装置及びディスク記録方法によれば、入力端子101を介して入力されたリアルタイム情報の入力信号をDVDドライブ部115に搭載された2層式DVD114にビデオオブジェクト記録部105経由で順次記録する場合において、記録されるコンテンツデータがレイヤ0とレイヤ1との両方に跨ぐ場合は、レイヤの切替位置とコンテンツデータを構成するVOBの境界とが一致するように、レイヤ境界管理部106によってINACCESSIBLE AREA203を設けてレイヤ境界を変更するようにした。これにより、オポジット・トラック・パス方式による2層式DVD114へのデータ記録において、リアルタイム情報としてのコンテンツデータをディスクに直接記録しても両レイヤ間でのデータ記録の連続性に問題が生じることがない。よって、レイヤを跨がなければ記録できない容量のコンテンツデータを1つのVTSとして記録させることが容易に可能である。
本実施例は、外部から入力されたリアルタイム情報を、ハードディスクドライブ等の別の記録媒体を介することなく2層式DVDに直接記録するためのディスク記録装置についてその構成と動作を説明するものである。実施例1と比較して、一部特にレイヤ境界管理部106及びビデオオブジェクト記録部107の処理が異なるのみである。そこで、本実施例においては、実施例1と同一の構成及び処理ステップについては同一の番号を付与してその説明を省略し、異なる部分のみに新たな番号を付与して説明する。
本実施例のディスク記録装置の機能ブロック図は図1に示したものと同一である。但し、同図において、レイヤ境界管理部106は、実施例1と同一のPADDING1を生成した後、更にレイヤ境界まで別のパディングデータを生成し、レイヤ境界を変更することなくVOBの境界をレイヤの境界に一致させる機能を有する。
次に、上記構成のディスク記録装置によって、1つのコンテンツデータが2層式DVD114にレイヤを跨いで記録された場合のディスクの論理データ構造を図4に示す。なお、同図は図7の論理データ構成図における上位第3層までを示しており第4層以下は省略している。図4の論理データ構造は、VOB#1〜#m@VOBS#1がレイヤ0に記録された後、次に記録されるべきVOB#m+1が記録される代わりにPADDING1が記録され、そしてさらにレイヤ境界位置までPADDING2が記録されてから、レイヤ1の先頭からVOB#m+1が記録されることを示している。
また、DVDビデオ規格における1つのECCブロックサイズは16セクタであることから、レイヤ境界は16セクタの倍数の位置にしか変更できないため、PADDING1はECCブロックの境界位置までのデータ領域となっている。なお、VOBの最終位置がECCブロックの境界に一致する場合は、PADDING1は生成されない。
次に、ディスク記録装置の動作について、図5に示したフローチャートを参照しながら説明する。同図のフローチャートは、複数のVOBからなる1つのVTSを、レイヤ0とレイヤ1とを有する2層式DVD114に記録させる処理の流れについて示したものである。なお、本実施例においても、入力端子101を介して入力される入力信号はアナログコンポジット信号及びアナログステレオ音声信号である。
同図のフローチャートにおいて、実施例1において説明した図2のフローチャートと特に異なる点は、ステップS309a及びステップS310aであるので、これらの処理についてのみ説明する。すなわち、ステップS308でレイヤ境界管理部106がPADDING1を生成した後、レイヤ境界管理部106は、PADDING1の後からレイヤ境界までの容量のPADDING2を生成する(ステップS309a)。PADDING2は、PADDING1と同様に、VOBとは区別される特定のデータ列であり、PADDING1と同一のデータ列であってもよい。なお、VOBの最終位置がレイヤ境界に一致する場合は、PADDING2は生成されない。
次に、ビデオオブジェクト記録部107は、生成されたPADDING1とPADDING2とを2層式DVD114の記録開始点から記録した後、VOBを記録して記録開始点を更新する(ステップS310a)。すなわち、VOBはレイヤ1の先頭位置から記録されることとなる。
以上のように、実施例2に係るディスク記録装置及びディスク記録方法によれば、入力端子101を介して入力されたリアルタイム情報の入力信号をDVDドライブ部115に搭載された2層式DVD114にビデオオブジェクト記録部105経由で順次記録する場合において、記録されるコンテンツデータがレイヤ0とレイヤ1との両方に跨ぐ場合は、レイヤの切替位置とコンテンツデータを構成するVOBの境界とが一致するように、レイヤ境界管理部106によってレイヤ境界までパディングデータを挿入するようにした。これにより、オポジット・トラック・パス方式による2層式DVD114へのデータ記録において、リアルタイム情報としてのコンテンツデータをディスクに直接記録しても、レイヤ境界部分の未記録部分は1つのVOBの容量より少ないため両レイヤ間でのデータ記録の連続性に問題が生じることがない。よって、レイヤを跨がなければ記録できない容量のコンテンツデータを1つのVTSとして記録させることが容易に可能である。
以上詳述したように、実施例1及び実施例2によれば、2層式DVDにリアルタイム情報を直接記録させる場合において、従来方式では不可能であった、レイヤを跨いだコンテンツデータの記録が容易に可能となり、単層式DVDの容量を超えて2層式DVDにしか記録することができない大容量のコンテンツデータを連続して記録することが容易に可能である。
なお、本実施の形態例では、2層式DVDを例として各実施例を説明したが、本発明思想が適用可能な媒体は、2層式DVDに限らず更に多層のデータ記録層を有する多層式DVDをはじめ、その他のマルチレイヤディスクに広く適用できるものである。
本発明は、リアルタイム情報をマルチレイヤディスクに直接記録させる用途において、特にオポジット・トラック・パス方式によって記録をする場合に、レイヤを跨いで連続記録する程の大容量コンテンツデータを記録する用途において有用である。
本発明の実施例1における、ディスク記録装置の概略の機能ブロックを示した図である。 実施例1のディスク記録装置によって、1つのVTSが2層式DVDのレイヤを跨いで記録された場合の、ディスクの論理データ構造の例を示した図である。 実施例1のディスク記録装置の処理を説明するためのフローチャートを示した図である。 実施例2のディスク記録装置によって、1つのVTSが2層式DVDのレイヤを跨いで記録された場合の、ディスクの論理データ構造の例を示した図である。 実施例2のディスク記録装置の処理を説明するためのフローチャートを示した図である。 従来方式によって、コンテンツデータが2層式DVDに記録された場合の論理データ構造の例を示した図である。 DVDビデオ規格に基づくDVD上の映像・音声データ領域の論理データ構造の例を示した図である。
符号の説明
101 入力端子部
102 入力処理部
103 エンコーダ部
104 ビデオオブジェクト生成部
105 記録レイヤ判定部
106 レイヤ境界管理部
107 ビデオオブジェクト記録部
110 ビデオオブジェクト情報検出部
111 ビデオオブジェクト情報記憶部
112 管理情報生成部
113 管理情報記録部
114 2層式DVD
115 DVDドライブ部

Claims (4)

  1. 入力されたリアルタイム映像情報を所定のフォーマットに変換して、複数のデータ記録層にそれぞれ対応した複数のレイヤを有する多層式光ディスクに記録するディスク記録装置であって、
    前記入力されたリアルタイム映像情報に基づき、パケット化したビデオ・オブジェクト・データを生成するビデオオブジェクト生成手段と、
    このビデオオブジェクト生成手段で生成されたビデオ・オブジェクト・データが前記多層式光ディスクの記録先レイヤに記録できるか否かを判定する記録レイヤ判定手段と、
    この記録レイヤ判定手段で、前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤとして前記ビデオ・オブジェクト・データの記録開始位置を変更するレイヤ境界管理手段と、
    前記ビデオ・オブジェクト・データを前記記録先レイヤ又は前記新たな記録先レイヤに記録するビデオオブジェクト記録手段とを備えて、
    前記生成されたビデオ・オブジェクト・データを順次記録するディスク記録装置。
  2. 入力されたリアルタイム映像情報を所定のフォーマットに変換して、複数のデータ記録層にそれぞれ対応した複数のレイヤを有する多層式光ディスクに記録するディスクへの記録方法であって、
    前記入力されたリアルタイム映像情報に基づき、パケット化されたビデオ・オブジェクト・データを生成するビデオオブジェクト生成ステップと、
    このビデオオブジェクト生成ステップで生成されたビデオ・オブジェクト・データが前記多層式光ディスクの記録先レイヤに記録できるか否かを判定する記録レイヤ判定ステップと、
    この記録レイヤ判定ステップで、前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤとして前記ビデオ・オブジェクト・データの記録開始位置を変更するレイヤ境界管理ステップと、
    前記ビデオ・オブジェクト・データを前記記録先レイヤ又は前記新たな記録先レイヤに記録するビデオオブジェクト記録ステップとにより、
    前記生成されたビデオ・オブジェクト・データを順次記録するディスクへの記録方法。
  3. 前記レイヤ境界管理ステップは、
    前記記録レイヤ判定ステップで前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤに記録最終位置を設定すると共に、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤとして所定の記録開始位置を設定して、レイヤ境界を変更するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のディスクへの記録方法。
  4. 前記レイヤ境界管理ステップは、
    前記記録レイヤ判定ステップで前記ビデオ・オブジェクト・データが前記記録先レイヤに記録できないと判定された場合、前記記録先レイヤの記録可能最終位置までパディングデータを挿入すると共に、前記記録先レイヤとは異なるレイヤを新たな記録先レイヤに変更するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のディスクへの記録方法。


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