JP2006260040A - Cad統合管理システム - Google Patents

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Takaaki Yoshinaga
孝明 吉永
Ryosuke Hamazaki
亮輔 浜崎
Yutaka Sakata
豊 坂田
Kazu Inoue
和 井上
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Abstract

【課題】製品の機能設計と形状設計との連携において、製品を構成する部品とファームの機能との関連付けを設計する際に、一定の関係を有する一群の機能と部品との対応関係を把握することが可能な機能を有するシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、CAD統合管理システムであって、挙動の選択を受付ける挙動選択手段と、前記選択された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、前記抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、設計・製造における形状及び機能の仕様を同期するシステムに関する。
近年、3次元CAD(Computer Aded Design)の進歩により、製品の3次元モデルをコンピュータ上に作成しておき、この3次元モデルから必要な図面や部品表等を作成しようとする動きが活発化している。
また、それと並行して、製品開発に関する全てのデータを統合管理することにより、データの有効活用と設計作業等の効率化を目指すPDM(Product Data Management)も普及しつつある。
そこで、近時においては、3次元CADとPDMの融合を図ることにより、設計から製造に至るまでの過程におけるデータの有効活用を一層増進させようとする動きが盛んになりつつある。
特許文献1には、3D−CADデータの持っている形状データからPDMで管理する製品構成表を作成するシステムが記載されている。より具体的には、3D−CADデータが有する形状データに対して部品の名称とその部品についての部品構成ツリーのデータとを付属させておくことにより、部品の名称に基づいて3D−CADデータと製品構成表を比較照合し、構成が一致した部品を製品構成表に反映する技術が記載されている。
特開2003-316834号公報
近年、情報家電等の製品の高機能化や記録媒体である半導体メモリの大容量化及びその価格の下落等に伴って、ファームウェアを組み込んでハードウェアを制御する規模が大きくなっている。そのため、情報家電等の製品開発においては、製品形状を設計するプロセスと、製品の機能を設計するプロセスとが、並行して行われる。その一方、機能設計の対象であるファームの処理で実行される機能は、製品を構成する部品からの入力又は部品への出力を伴う場合が多い。従って、情報家電等の製品開発においては、製品の機能を実現するためのファームの処理を設計するのみならず、機能と形状との関連付けを定義することが必要となる。特に、製品を構成する部品の数が限られていることから、機能と形状との関連付けを定義する際には、製品全体の機能を考慮して、ファームの機能に対する部品の割当を行うことが望まれる。
しかし、製品を構成する部品の数に対して製品全体の機能の数が大きくなる場合が多いことから、一つの部品に対して複数のファームウェアの機能が関連付けられることが多く、部品から製品全体の機能を把握するのが困難なものとなっている。また、単に各部品に関連付けられているファームの機能を一覧表示するのみでは、一つの部品に多くの機能が割当てられている場合に、却って混乱を招くことになる。また、この混乱により、適当でない部品への機能の割当を行うことにより、割付処理の取り消しを行った後に、適当な部品の選定と、再度の割当操作を行う必要があり、設計者の操作上の負担を招くことになる。
また、形状設計と機能設計とを並行して行った場合、一方のした設計変更が他方の工程遅延を招くこととなる。そのため、設計変更を行う際には、他方への影響範囲が少ないことが望まれる。
しかし、一つの部品に対して複数のファームウェアの機能が関連付けられることが多いことから、一つの部品の変更が複数のファームの機能に影響を与える可能性が高くなる。また、形状の変更を行った後に、挙動への影響を事後的に確認するのでは、設計者の操作上の負担を招くことになる。
そこで、本発明は、製品の機能設計と形状設計との連携において、製品を構成する部品とファームの機能との関連付けを設計する際に、一定の関係を有する一群の機能と部品との対応関係を把握可能とするシステムを提供することを目的とする。
本発明は、製品の形状を定義するCADデータと、当該製品の処理機能を定義する挙動データとを管理するCAD統合管理システムであって、階層状に分類された前記製品の処理機能を特定する機能分類と前記挙動データとを関連付けた情報を格納する挙動情報格納手段と、前記製品の形状で構成される部品の情報を格納する部品情報格納手段と、前記挙動情報格納手段の挙動と、前記部品情報格納手段の部品との関連付けを示す割当情報を格納する割当情報格納手段と、挙動の選択を受付ける挙動選択手段と、前記選択された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、前記抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段と、部品の選択を受付ける部品選択手段と、前記挙動選択手段で選択された挙動と、前記部品選択手段で選択された部品とを関連付ける割当情報を設定する割当設定手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、製品の形状を定義するCADデータと、当該製品の処理機能を定義する挙動データとを管理するCAD統合管理システムであって、階層状に分類された前記製品の処理機能を特定する機能分類と前記挙動データとを関連付けた情報を格納する挙動情報格納手段と、前記製品の形状で構成される部品の情報を格納する部品情報格納手段と、前記挙動情報格納手段の挙動と、前記部品情報格納手段の部品との関連付けを示す割当情報を格納する割当情報格納手段と、部品の選択を受付ける部品選択手段と、前記選択した部品との関連付けが設定されている挙動を抽出する第一の挙動抽出手段と、前記抽出された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、前記第二の挙動抽出手段より抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段と、前記部品選択手段により選択された部品への変更を行うか否かの確認を表示する変更確認手段とを有することを特徴とする。
これにより、製品の機能設計と形状設計との連携において、製品を構成する部品にファームの機能を関連付ける際に、一定の関係を有する一群の機能に関連ける部品の配列が統一性を有するように支援することが可能となる。
本発明は、製品の機能設計と形状設計との連携において、製品を構成する部品とファームの機能との関連付けを設計する際に、一定の関係を有する一群の機能と部品との対応関係を把握することが可能となる。
これにより、製品を構成する部品にファームの機能を関連付ける際に、一定の関係を有する一群の機能に関連ける部品の配列が統一性を有するように支援することが可能となり、また、製品の形状設計の変更を行う際に、機能設計への影響範囲を事前に知ることが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
〔1.システム構成の説明〕
図1は、本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示す図である。図1に示すシステム構成は、CAD統合管理サーバ100、割当設計端末200、CAD端末300、挙動モデル設計端末400を有している。
上述のCAD統合管理サーバ100は、CAD端末300で設計された形状データ(CADデータ)を格納する形状データ格納手段114と、形状データを含んで構成される部品情報を格納する部品情報格納手段111と、挙動モデル設計端末400で設計された挙動データを格納する挙動情報格納手段112と、挙動情報と部品情報との関連付けの割当情報を格納する割当情報格納手段113を有しており、さらに、部品の設計変更があるごとに部品情報格納手段111の部品情報を更新する部品情報更新手段101と、挙動モデル設計端末400での設計変更があるごとに挙動情報格納手段112の挙動情報を更新する挙動情報更新手段102と、挙動と部品との関連付けの割当情報を更新する割当情報更新手段103と、部品情報格納手段から所望の部品情報を取得する部品情報取得手段104と、挙動情報格納手段から所望の挙動情報を取得する挙動情報取得手段105と、割当情報格納手段から所望の割当情報を取得する割当情報取得手段とを有して構成される。
上述の割当情報端末200は、製品形状を表示する部品表示手段201と、部品に対して割当を行う挙動の選択を行う挙動選択手段202と、部品の選択を行う部品選択手段203と、挙動の機能分類に応じて所望の挙動の抽出を行う機能分類抽出手段204と、挙動情報の抽出を行う挙動情報抽出手段205と、部品情報の抽出を行う部品情報抽出手段206と、割当情報の抽出を行う割当情報抽出手段207とを有する。
上述のCAD端末300は、従来の3次元CADにおける設計と同様にして形状の設計を行う形状設計手段301を有して構成される。
上述の挙動モデル設計端末400は、製品の機能を実現するファーム等の挙動を設計する挙動モデル設計手段401を有して構成される。
〔2.データ構造の説明〕
〔2−1.形状データ構成の説明〕
図2は、製品を構成する部品に関する部品情報の構成例を示す図である。図2に示す例では、製品形状400は、テンキー部410とカメラ部420と表示部430と音源部440を有して構成されている。
この例において、テンキー部410は、「キー"1"4101」「キー"2"4102」「キー"3"4103」「キー"4"4104」「キー"5"4105」「キー"6"4106」「キー"7"4107」「キー"8"4108」「キー"9"4109」「キー"0"4110」「キー"*"4111」「キー"#"4112」で示される部品で構成されており、カメラ部420は「CCD4201」「焦点調節機構4202」「ズーム機構4203」「シャッタ機構4204」「マクロ機構4205」で示される部品で構成されており、表示部430は「LCD4301」「明度調節機構4302」「彩度調節機構4303」「色相調節機構4304」で示される部品で構成されており、音源部440は「音量調節機構4401」「出力端子4402」「音声出力機構4403」「音声入力機構4404」で示される部品で構成されている。
また、各部品は、部品の形状を特定する形状データを有して構成される。図2の例では、キー"9"4109は、形状1及び形状2の形状データを有して構成されている。なお、形状データは、形状を再現するために必要となる座標データや、他の形状との位置関係等を含んで構成される。CAD端末300を利用した形状設計における形状データの作成は、従来と同様であるため説明を省略する。なお、上述の形状設計における形状データの作成を行う手段は、図1のシステム構成において、CAD端末300の形状設計手段201として図示している。
図10は、部品情報の内容例を示した図である。図10に示す部品情報は、形状設計された形状データのうちから選択された1以上の形状データを含む形状データ群と、当該部品に関する属性を示す部品属性情報を含んで構成される。部品属性情報は、部品を識別するための部品名、当該部品を集約する上位構成を示す構成分類等を含んで構成される。形状データ及び部品属性より構成される部品情報の作成は、形状設計手段により作成された形状データのうちから選択された形状データを部品情報の形状データ群(E1010)に関連付け、部品情報の部品属性(E1020)の各値の入力を受付けることにより作成される。
なお、上述の階層状に構成された部品情報は、CAD端末300を用いて設定され、CAD統合管理サーバ100の部品情報格納手段に格納されている。
〔2−2.挙動データ構成の説明〕
図3は、製品の機能を構成する挙動に関する挙動情報の構成例を示す図である。図3に示す例では、カメラ機能510と音源機能520と補助機能530を有する製品機能500を構成する挙動データに関する挙動情報の構成例が示されている。この例において、カメラ機能510は、ズーム調節機能5101と焦点調節機能5102と遠近切替機能5103と撮影機能5104を有して構成されている。また、音源機能520は音量調節機能5201を有して構成されており、補助機能530はカーソル移動機能5301を有して構成されている。
また、挙動データは上述の階層状に構成された諸機能の何れかに属し、一つの機能について複数の挙動データが属する場合がある。例えば、ズーム調節機能5101には「ズーム・イン51011」及び「ズーム・アウト51012」が属しており、焦点調節機能5102には「フォーカス・イン51021」及び「フォーカス・アウト51022」が属しており、遠近切替機能5103には「近接モード・オン51031」及び「近接モード・オフ51032」が属しており、撮影機能5104には「撮影51041」が属する構成となっている。
図11は、挙動情報の内容例を示した図である。図11に示す挙動情報は、挙動データと、当該挙動に関する属性を示す挙動属性情報を含んで構成される。挙動属性情報は、挙動を識別するための挙動名、当該挙動を集約する上位機能を示す機能分類等を含んで構成される。
なお、上述の階層状に構成された挙動データは、挙動モデル設計端末400を用いて設定され、CAD統合管理サーバ100の挙動データ格納手段に予め格納されている。
〔3.形状・挙動の関連付けの説明〕
〔3−1.関連付けの概念の説明〕
図4は、部品と挙動との関連付けの概念を示す図である。図4に示す例では、部品1(E101)と部品2(E102)に対して、挙動(E201)との関連付けが割当られている例を示している。部品1と挙動との関連付けは、部品が発行したイベントを挙動が受理する関連を示している(図4のE301)。一方、部品2と挙動との関連付けは、挙動が発行したアクションを部品が受理する関連を示している(図4のE302)。
すなわち、図4に示す例では、部品1(E101)の操作等により発せられるイベントが挙動E201のイベント受理手順E202で処理されることを示しており、また、挙動E201のアクション発行手順E203で発行されるアクションにより部品2(E102)が作用を受けることを示している。
図12は、イベント割当情報の内容例を示す図である。イベント割当情報は、部品と挙動との関連付けにおいて処理されるイベントの種別を示し、部品名と挙動名とイベント種別を含んで構成される。
図13は、アクション割当情報の内容例を示す図である。アクション割当情報は、部品と挙動との関連付けにおいて処理されるアクションの種別を示し、部品名と挙動名とアクション種別を含んで構成される。
なお、イベント割当情報とアクション割当情報は、CAD統合管理サーバ100の割当設定手段を介してイベント割当情報格納手段及びアクション割当情報格納手段に格納される。
また、上述の関連付けの割当がされている部品と挙動とでは、イベント又はアクション種別について整合性を有する必要がある。例えば、イベント種別には、ボタン等の押下を示すPush型、多段階の回転を示すRotate型等があり、挙動E201の挙動属性E2010のイベント種別E2012がPush型であった場合、関連付けの割当対象となる部品は、イベント種別がPush型であることが必要となる。
〔3−2.形状・挙動の関連付けの割当例〕
図5は、上述の図2に示す形状データと図3に示す挙動データとの関連付けの割当の例を示した図である。図5の例では、部品「キー"2"(4102)」に対して「ズーム・イン51011」と「音量・アップ52011」の挙動が関連付けられている(図5の破線A101)。この例では、部品「キー"2"」により発行されたイベントが、挙動「ズーム・イン」又は「音量・アップ」において処理されることを示している。
また、図5の例では、上述の挙動「ズーム・イン51011」に対して部品「ズーム機構4202」が関連付けられている(図5の実線A102)。この例では、挙動「ズーム・イン51011」により発行されたアクションが、部品「ズーム機構4202」において処理されることを示している。
〔4.システムの処理の流れの説明〕
〔4−1.関連付けの設定(GUI)〕
次に、上述の部品と挙動との割当処理について、図9を用いて説明する。図9は、部品と挙動との割当処理を示したフローチャートである。まず、CAD統合管理サーバの挙動情報格納手段より取得した挙動のうちから割当対象とする挙動を選択することにより、処理S101が起動される。
上述の部品と挙動との割当処理における挙動の選択を行う画面例を、図6に示す。図6では、マウスの右ボタンを押下する等により、操作メニューB200が表示され、挙動の割当B201を選択することにより、図3で示す上位機能で構成される挙動一覧A(B300)が表示されている。ここで、挙動一覧A(B300)からカメラ機能B301を選択することにより、カメラ機能の下位に属する機能で構成される挙動一覧B(B400)が表示される。さらに、挙動一覧B(B400)からズーム調節機能B401を選択することにより、ズーム調節機能を構成する挙動の一覧を示す挙動一覧Cが表示される。
また、さらに、挙動一覧C(B500)の項目であるズーム・アウトB502が選択されることにより、種別一覧B600が表示される。種別一覧B600の項目であるイベントB601を選択することにより、イベント一覧B700が表示される。なお、種別一覧B600においてアクションB602の項目を選択した場合はアクション一覧が表示される。図6の例では、イベント一覧B700の項目としてPush型B701が表示されており、これをポインタ等で選択(図6のB800)することにより、割当対象の挙動として「ズーム・アウトB502」のPush型イベントの選択指示をうける。
なお、上述の一覧の表示項目は、CAD端末300の連携手段203によって、CAD統合管理サーバ100の挙動抽出手段106を介して挙動情報格納手段112から取得した挙動情報に基づいて表示される。本実施例では、CAD統合管理サーバ100の挙動情報格納手段112に、図3に示す挙動情報が予め格納されているものとする。
次に、処理S101で選択指示を受けた挙動と一定の関係を有する部品の抽出を行う(図9のS102)。ここで、部品の抽出処理の流れについて、図15を用いて説明を行う。
まず、選択指示を受けた挙動に関する情報が入力されることにより、処理S201が起動される。処理S201では、入力された挙動に関する情報に基づいて、当該挙動の上位機能の取得を行う(図9のS201)。なお、挙動の上位機能は、図11に示す挙動情報の挙動属性に含まれる機能分類E1014により特定される。本実施例では、割当対象の挙動として選択された「ズーム・アウト」は、カメラ機能510のズーム調節機能5101に分類されている(図3参照)。すなわち、挙動「ズーム・アウト」の機能分類E1014には、当該挙動「ズーム・アウト」がカメラー機能510のズーム調節機能5101に分類されていることを識別可能とする情報が付与されている。
次に、処理SS201で取得した挙動の機能分類E1014で示される上位機能に属する第二の挙動を抽出する(図15のS202)。本実施例では、「ズーム・アウト」の機能分類E1014で示される上位機能として、「カメラ機能」及び「ズーム調節機能」を取得している。すなわち、当該上位機能に属する第二の挙動として、「ズーム調節機能」に属する挙動「ズーム・イン」と、「カメラ機能」の下位に属する「ズーム調節機能」以外の諸機能に属する挙動「フォーカス・イン」及び「フォーカス・アウト」、「近接モード・オン」及び「近接モード・オフ」、「撮影」が取得される。なお、上述の第二の挙動は、処理S201で入力を受けた挙動と同一の機能分類E1014を有する第二の挙動と、処理S201で入力を受けた挙動の機能分類E1014と共通する部分を有する第二の挙動とに大別される。上述の例では、「ズーム調節機能」に属する挙動「ズーム・イン」が前者に該当し、それ以外は後者となる。
次に、S202で取得した第二の挙動に係る割当情報を抽出する(図9のS203)。ここで、第二の挙動に係る割当情報とは、挙動情報を一意に識別可能とする挙動名E1011と一致する挙動名を有する割当情報となる。なお、上述の割当情報は、CAD統合管理サーバ100の割当抽出手段を介して割当情報格納手段から取得される。本実施例では、CAD統合管理サーバ100の割当情報格納手段に、図5に示す部品と挙動との関連付けを示す割当情報が予め格納されているものとする。また、上述の処理S101において、種別一覧B600の項目であるイベントB601が選択された場合はイベント割当情報を取得し、アクションB602が選択された場合はアクション割当情報を取得する。
次に、処理S203で抽出した割当情報に係る部品を取得する(図9のS204)。ここで、割当情報に係る部品とは、イベント割当情報又はアクション割当情報の部品名と一致する部品名を有する部品情報で特定される部品を意味する。本実施例では、例えば、挙動「ズーム・イン」に係るイベント割当情報の部品名には「キー”2”」が示されており、当該割当情報に係る部品情報としてテンキー部の部品「キー”2”」が取得される。同様にして、挙動「フォーカス・イン」に対して部品「キー”4”」、挙動「フォーカス・アウト」に対して部品「キー”6”」、挙動「撮影」に対して部品「キー”5”」が取得される。
次に、S204で取得した部品を他の部品と区別した表示を行う(図9S103)。図7は、S204で取得した部品を他の部品と区別して表示した画面の例を示した図である。この例では、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品C101と、第一の挙動の機能分類と共通する部分を有する第二の挙動が割当てられた部品群C102と、それ以外の部品群C103とを、表示色を異ならせて区別して表示した例を示している。この構成により、第一の挙動「ズーム・アウト」を部品に割当てる際に、関連する挙動が割当てられている部品の配置を把握することが可能となる。
次に、マウスポインター等を用いて、所望の部品を押下することにより、処理S101で選択指示された挙動の割当対象となる部品の選択指示を受ける(図9のS104)。部品の選択指示を受けて、CAD端末300の割当手段202から連携手段203を介して、CAD統合管理サーバ100の割当手段103に、部品と挙動の割当情報が通知される。通知を受けたCAD統合管理サーバ100の割当手段103は、CAD端末300の連携手段203を介して割当手段202より通知された割当情報を、割当情報格納手段113に格納する(図9のS105)。
以上により、所望の部品への挙動の割当、及び当該割当に対するイベント又はアクションの関連付けに関する処理が完了する。
また、上述の説明において、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品C101と、第一の挙動の機能分類と共通する部分を有する第二の挙動が割当てられた部品群C102とを、区別して表示する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品C101及び第一の挙動の機能分類と共通する部分を有する第二の挙動が割当てられた部品群C102を、他の部品と区別して表示する実施形態でも良い。また、あるいは、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品C101を、他の部品と区別して表示する実施形態であっても良い。
なお、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品C101と、第一の挙動の機能分類と共通する部分を有する第二の挙動が割当てられた部品群C102とは、同一の機能モードにおける操作対象として使用される場合が多い。例えば、本実施例における、カメラ機能の下位に属するズーム調節機能、焦点調節機能、遠近切替機能、及び撮影機能は、カメラ機能を実現するモードにおける操作対象として使用され得る機能であり、これらの機能に属する挙動に割当てられる部品の重複は、通常は回避することが望まれる。また、同一の機能分類を有する挙動が割当てられる部品は、対称性を有するなど、一定の統一性を有して配置されることが望まれる。そのため、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品C101を、第一の挙動の機能分類と共通する部分を有する第二の挙動が割当てられた部品群C102と区別して表示することにより、同一の機能モードにおける操作対象として使用され得る機能群において、第一の挙動と同一の機能分類を有する挙動が割当てられている部品の位置を把握することが可能となる。これにより、同時に使用され得る機能群の間で重複した部品への割当が行われることを防止することができ、より効率的に、一定の関係を有する一群の機能に関連ける部品の配列が統一性を有するように支援することが可能となる。以上が、部品と挙動との割当を設定する処理の流れとなる。
次に、部品を削除する際の本発明の処理の流れを説明する。図14は、部品を削除する際の本発明の処理の流れを説明した図である。まず、マウスポインタ等を用いた設計者の削除対象とする部品の選択指示を受けることにより、図14に示す処理S301が起動され、選択された部品に係る割当情報の抽出を行う(図14のS302)。ここで、選択された情報に係る割当情報とは、選択された部品を特定する部品情報を一意に識別する部品名と一致する部品名を有する割当情報となる。なお上述の割当情報は、CAD統合管理サーバ100の割当抽出手段を解して割当情報格納手段から取得される。本実施例では、CAD統合管理サーバ100の割当情報格納手段に、図5に示す部品と挙動との関連付けを示す割当情報が予め格納されているものとする。
次に、抽出した割当情報が1件以上存在するか否かを判定し(図14のS303)、存在する場合(図14のS303でYES)は抽出した割当情報に係る挙動情報を抽出する(図14のS304)。
次に、抽出した挙動情報について一定の関係を有する部品の抽出処理を実行する(図14のS305)。なお、ここでの部品の抽出処理は、上述の図15で示した処理と同じため、説明を省略する。S302で抽出した挙動情報について一定の関係を有する部品をS305で抽出した後、取得した当該部品を他の部品と区別して表示を行う(図14のS306)。
さらに、上述の表示を行った状態で、又は、上述S303の判定において割当情報が1件以上存在しない場合(図14のS303でNo)、上述のS301で選択指示を受けた部品を削除するか否かを操作者に問合せる(図14のS307)。
部品を削除する場合(図14のS307でYES)、上述の処理S301で選択された部品情報及び上述の処理S302で抽出された割当情報の削除を行う(図14のS308)。ここで、部品情報及び割当情報の削除は、CAD統合管理サーバ100の部品情報更新手段101及び割当情報更新手段103を介して、部品情報格納手段111及び割当情報格納手段113に対して行われる。また、部品情報格納手段111に対する部品情報の削除に伴って、部品情報の形状データ群に関連付けられている形状データを形状データ格納手段114 から削除する構成としても良い。
なお、図8は、上述の部品削除処理の画面例を示した図である。図8のD100(a)は、削除対象の部品として部品「キー”6”」D101を選択し、メニュー一覧D200から「部品の削除」D201を選択している画面例を示しており、図14のS301に相当する。次に、図8のD100(b)は、削除対象として選択した部品「キー”6”」に割当てられていた割当情報から挙動「フォーカス・アウト」について一定の関係を有する部品として、部品「キー”4”」と部品「キー”2”」及び「キー”5”」を、他の部品と区別して表示した例を示している。なお、この例において、部品「キー”4”」は、処理S301で選択指示を受けた部品に係る割当情報から抽出された挙動「フォーカスアウト」と同一の機能分類を有する挙動「フォーカス・イン」が割当てられている部品である。一方、部品「キー”2”」及び「キー”5”」は、処理S301で選択指示を受けた部品に係る割当情報から抽出された挙動「フォーカス・アウト」の機能分類と共通する部分を有する挙動「ズーム・イン」「撮影」が割当てられている部品である。
上述の構成により、削除候補として選択した部品について、関連付けられている挙動が提供する機能を介したほかの部品への影響範囲を事前に知ることが可能となる。
また、第一の挙動と同一の機能分類を有する第二の挙動が割当てられた部品を、第一の挙動の機能分類と共通する部分を有する第二の挙動が割当てられた部品群と区別して表示することにより、同一の機能モードにおける操作対象として使用され得る機能群において、第一の挙動と同一の機能分類を有する挙動が割当てられている部品の位置を把握することが可能となる。これにより、より効率的に、一定の関係を有する一群の機能に関連ける部品の配列が統一性を有するように支援することが可能となる。以上が、部品の削除処理の流れとなる。
本発明の一実施形態におけるシステム構成を示す図 部品データの構成例を示す図 挙動データの構成例を示す図 部品・挙動の関連付けの概念を示す図 部品・挙動の関連付けの割当例を示す図 部品と挙動との割当処理における挙動の選択を示す図 関連する挙動が割当てられている部品を他の部品と区別して表示する画面の例を示す図(その1) 関連する挙動が割当てられている部品を他の部品と区別して表示する画面の例を示す図(その2) 部品と挙動との割当処理を示したフローチャート 部品情報の内容例を示す図 挙動情報の内容例を示す図 イベント割当情報の内容例を示す図 アクション割当情報の内容例を示す図 部品の削除処理を示したフローチャート 部品の抽出処理を示したフローチャート

Claims (4)

  1. 製品の形状を定義するCADデータと、当該製品の処理機能を定義する挙動データとを管理するCAD統合管理システムであって、
    階層状に分類された前記製品の処理機能を特定する機能分類と前記挙動データとを関連付けた情報を格納する挙動情報格納手段と、
    前記製品の形状で構成される部品の情報を格納する部品情報格納手段と、
    前記挙動情報格納手段の挙動と、前記部品情報格納手段の部品との関連付けを示す割当情報を格納する割当情報格納手段と、
    挙動の選択を受付ける挙動選択手段と、
    前記選択された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、
    前記抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、
    前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段と、
    部品の選択を受付ける部品選択手段と、
    前記挙動選択手段で選択された挙動と、前記部品選択手段で選択された部品とを関連付ける割当情報を設定する割当設定手段とを有することを特徴とするCAD統合管理システム。
  2. 製品の形状を定義するCADデータと、当該製品の処理機能を定義する挙動データとを管理するCAD統合管理システムであって、
    階層状に分類された前記製品の処理機能を特定する機能分類と前記挙動データとを関連付けた情報を格納する挙動情報格納手段と、
    前記製品の形状で構成される部品の情報を格納する部品情報格納手段と、
    前記挙動情報格納手段の挙動と、前記部品情報格納手段の部品との関連付けを示す割当情報を格納する割当情報格納手段と、
    部品の選択を受付ける部品選択手段と、
    前記選択した部品との関連付けが設定されている挙動を抽出する第一の挙動抽出手段と、
    前記抽出された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、
    前記第二の挙動抽出手段より抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、
    前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段と、
    前記部品選択手段により選択された部品への変更を行うか否かの確認を表示する変更確認手段とを有することを特徴とするCAD統合管理システム。
  3. 製品の形状を定義するCADデータと、当該製品の処理機能を定義する挙動データとを管理するCAD統合管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    階層状に分類された前記製品の処理機能を特定する機能分類と前記挙動データとを関連付けた情報を格納する挙動情報格納手段と、
    前記製品の形状で構成される部品の情報を格納する部品情報格納手段と、
    前記挙動情報格納手段の挙動と、前記部品情報格納手段の部品との関連付けを示す割当情報を格納する割当情報格納手段と、
    挙動の選択を受付ける挙動選択手段と、
    前記選択された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、
    前記抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、
    前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段と、
    部品の選択を受付ける部品選択手段と、
    前記挙動選択手段で選択された挙動と、前記部品選択手段で選択された部品とを関連付ける割当情報を設定する割当設定手段として機能させることを特徴とするCAD統合管理プログラム。
  4. 製品の形状を定義するCADデータと、当該製品の処理機能を定義する挙動データとを管理するCAD統合管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    階層状に分類された前記製品の処理機能を特定する機能分類と前記挙動データとを関連付けた情報を格納する挙動情報格納手段と、
    前記製品の形状で構成される部品の情報を格納する部品情報格納手段と、
    前記挙動情報格納手段の挙動と、前記部品情報格納手段の部品との関連付けを示す割当情報を格納する割当情報格納手段と、
    部品の選択を受付ける部品選択手段と、
    前記選択した部品との関連付けが設定されている挙動を抽出する第一の挙動抽出手段と、
    前記抽出された挙動の機能分類と共通する機能分類を有する挙動を抽出する第二の挙動抽出手段と、
    前記第二の挙動抽出手段より抽出された挙動との関連付けが設定されている部品を抽出する部品抽出手段と、
    前記抽出した部品を他の部品と区別して表示する表示制御手段と、
    前記部品選択手段により選択された部品への変更を行うか否かの確認を表示する変更確認手段として機能させることを特徴とするCAD統合管理プログラム。



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