JP2006259874A - コンピュータとコンピュータシステム - Google Patents
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Abstract
【目的】 アプリケーションのアンインストールによって他アプリケーションの実行動作に影響を与えないようにする。
【構成】 クライアントコンピュータ1の記憶装置11に実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムAとB、アプリケーションプログラムAとBを実行するために参照する共有ファイルCを記憶し、制御装置10はアプリケーションプログラムAのアンインストール時、共有ファイルCを記憶装置11の所定の記憶場所から削除して予め設定した共有ファイルアンインストール退避領域へ移動させる。その後、アプリケーションプログラムBを実行するために共有ファイルCを必要とするとき、その共有ファイルCを共有ファイルアンインストール退避領域から上記記憶場所へと戻す。
【選択図】 図1
【構成】 クライアントコンピュータ1の記憶装置11に実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムAとB、アプリケーションプログラムAとBを実行するために参照する共有ファイルCを記憶し、制御装置10はアプリケーションプログラムAのアンインストール時、共有ファイルCを記憶装置11の所定の記憶場所から削除して予め設定した共有ファイルアンインストール退避領域へ移動させる。その後、アプリケーションプログラムBを実行するために共有ファイルCを必要とするとき、その共有ファイルCを共有ファイルアンインストール退避領域から上記記憶場所へと戻す。
【選択図】 図1
Description
この発明は、オペレーティングシステムによってアプリケーションプログラムを実行するコンピュータとコンピュータシステムに関する。
コンピュータには、そのコンピュータ上で動作するオペレーティングシステム(以下「OS」と表す)によって実行される複数種類のアプリケーションプログラム(アプリケーションソフトウェアプログラムともいう。以下「アプリケーションプログラム」と略称する)がインストールされている。その複数種類のアプリケーションプログラムは所定の機能を実現するために共通のファイルを利用することがある。その共通に利用されるファイルのことを「共有ファイル」という。
あるアプリケーションプログラムをアンインストールする場合に共有ファイルは単純に削除することはできない。なぜなら他のアプリケーションプログラムで利用される可能性があるからである。
あるアプリケーションプログラムをアンインストールする場合に共有ファイルは単純に削除することはできない。なぜなら他のアプリケーションプログラムで利用される可能性があるからである。
共有ファイルは通常、OSなどからそのファイルごとに共有されているカウント数を含む情報で管理されており、ある共有ファイルはどれだけのアプリケーションプログラムによって利用されているかを把握できるようになっている。
従来、共有ファイルの内部に自らがどのアプリケーションプログラムに利用されているかの情報を持ち、その情報によってアプリケーションプログラムのアンインストール時の動作を制御する仕組みを実現させているコンピュータ(例えば、特許文献1参照)があった。
特開平11−219282号公報
従来、共有ファイルの内部に自らがどのアプリケーションプログラムに利用されているかの情報を持ち、その情報によってアプリケーションプログラムのアンインストール時の動作を制御する仕組みを実現させているコンピュータ(例えば、特許文献1参照)があった。
しかしながら、従来のコンピュータでは、共有ファイルはその共有情報を自分自身の中で管理しているため、共有情報を管理する仕組みはすべての共有ファイルがそれぞれ持たなければならないので、共有ファイルの中には読込専用(read only)のファイルも存在しているかもしれず、そのような共有ファイルの場合は、自身のファイル内で管理している共有情報に対して更新をかけることは困難であるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、アプリケーションプログラムのアンインストールによって他アプリケーションプログラムの実行動作に影響を与えないようにすることを目的とする。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、アプリケーションプログラムのアンインストールによって他アプリケーションプログラムの実行動作に影響を与えないようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次のコンピュータとコンピュータシステムを提供する。
(1)実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルを記憶し、上記アプリケーションプログラムのアンインストール時、上記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除して予め設定した退避場所へ移動させ、上記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために上記共有ファイルを必要とするとき、上記共有ファイルを上記退避場所から上記記憶場所へと戻す手段を備えたコンピュータ。
(1)実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルを記憶し、上記アプリケーションプログラムのアンインストール時、上記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除して予め設定した退避場所へ移動させ、上記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために上記共有ファイルを必要とするとき、上記共有ファイルを上記退避場所から上記記憶場所へと戻す手段を備えたコンピュータ。
(2)クライアントコンピュータとサーバコンピュータとからなり、上記クライアントコンピュータは、実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルとを記憶し、上記アプリケーションプログラムのアンインストール時は上記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除し、上記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために上記共有ファイルを必要とするときは上記サーバコンピュータに上記共有ファイルを要求し、上記サーバコンピュータは、上記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルと同じ共有ファイルを予め記憶し、上記クライアントコンピュータから上記共有ファイルを要求されたときは上記記憶している共有ファイルを上記クライアントコンピュータの上記記憶場所へとインストールするコンピュータシステム。
(3)同一ネットワーク内に複数台のクライアントコンピュータとサーバコンピュータとを有し、上記各クライアントコンピュータは、実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルとを記憶し、上記アプリケーションプログラムのアンインストール時、上記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除して上記サーバコンピュータへ送信し、上記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために上記共有ファイルを必要とするときは上記サーバコンピュータに要求し、上記サーバコンピュータは、上記クライアントコンピュータから受信した共有ファイルを記憶し、上記クライアントコンピュータから上記共有ファイルを要求されたときは上記記憶している共有ファイルを上記クライアントコンピュータの上記記憶場所へとインストールするコンピュータシステム。
この発明によるコンピュータとコンピュータシステムは、アプリケーションプログラムのアンインストールによって他のアプリケーションプログラムの実行動作に影響を与えないようにすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の実施例1〜3のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
このコンピュータシステムは、複数台のクライアントコンピュータ1と複数台のサーバコンピュータ2とがインターネット、ローカルエリアネットワークを含むネットワーク3を介して互いにデータ通信可能に接続されている。なお、同図中にはクライアントコンピュータ1とサーバコンピュータ2とをそれぞれ1台のみ示し、その他の図示を省略している。クライアントコンピュータ1は、CPU、ROM及びRAMからなるマイクロコンピュータを内蔵した制御装置10と、ハードディスク装置を含む記憶装置11とからなる。
サーバコンピュータ2は、上述と同じくCPU、ROM及びRAMからなるマイクロコンピュータを内蔵した制御装置20と、ハードディスク装置を含む記憶装置21とからなる。
図1は、この発明の実施例1〜3のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
このコンピュータシステムは、複数台のクライアントコンピュータ1と複数台のサーバコンピュータ2とがインターネット、ローカルエリアネットワークを含むネットワーク3を介して互いにデータ通信可能に接続されている。なお、同図中にはクライアントコンピュータ1とサーバコンピュータ2とをそれぞれ1台のみ示し、その他の図示を省略している。クライアントコンピュータ1は、CPU、ROM及びRAMからなるマイクロコンピュータを内蔵した制御装置10と、ハードディスク装置を含む記憶装置11とからなる。
サーバコンピュータ2は、上述と同じくCPU、ROM及びRAMからなるマイクロコンピュータを内蔵した制御装置20と、ハードディスク装置を含む記憶装置21とからなる。
〔実施例1〕
実施例1のコンピュータシステムでは、図1に示すクライアントコンピュータ1の記憶装置11に、それぞれ実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムAとBを記憶し、そのアプリケーションプログラムAとBが参照する所定の記憶場所にアプリケーションプログラムAとBを実行するために参照する共有ファイルを記憶している。そして、クライアントコンピュータ1はアプリケーションプログラムのアンインストール時には、そのアンインストールしたアプリケーションプログラムの参照する共有ファイルを自装置内の記憶装置11に保存する共有ファイル管理処理を実行し、必要に応じて共有ファイルを元の記憶場所に戻す処理を行う。
実施例1のコンピュータシステムでは、図1に示すクライアントコンピュータ1の記憶装置11に、それぞれ実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムAとBを記憶し、そのアプリケーションプログラムAとBが参照する所定の記憶場所にアプリケーションプログラムAとBを実行するために参照する共有ファイルを記憶している。そして、クライアントコンピュータ1はアプリケーションプログラムのアンインストール時には、そのアンインストールしたアプリケーションプログラムの参照する共有ファイルを自装置内の記憶装置11に保存する共有ファイル管理処理を実行し、必要に応じて共有ファイルを元の記憶場所に戻す処理を行う。
図2は、実施例1のコンピュータシステムのアプリケーションプログラムのアンインストール時の処理を示すフローチャート図である。
図3は、図2に示した処理でアンインストールしたアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムの起動時の処理を示すフローチャート図である。
図2に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムAのアンインストールが指示されると、ステップ(図中「S」で示す)1で記憶装置からアプリケーションプログラムAをアンインストールし、ステップ2でアプリケーションプログラムAが参照する共有ファイルCが存在するか否かを判断し、無ければステップ4でアプリケーションプログラムAのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
図3は、図2に示した処理でアンインストールしたアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムの起動時の処理を示すフローチャート図である。
図2に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムAのアンインストールが指示されると、ステップ(図中「S」で示す)1で記憶装置からアプリケーションプログラムAをアンインストールし、ステップ2でアプリケーションプログラムAが参照する共有ファイルCが存在するか否かを判断し、無ければステップ4でアプリケーションプログラムAのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
一方、ステップ2の判断で共有ファイルCが存在するなら、ステップ3で記憶装置の所定の記憶場所から共有ファイルCとその共有情報(共有ファイルCのインストールパスを含む情報)を削除して記憶装置の共有ファイルアンインストール退避領域へと移動させ、ステップ4でアプリケーションプログラムAのアンインストールを完了して、この処理を終了する。上記共有ファイルアンインストール退避領域は、共有ファイルCと共有情報をアンインストールしたときの予め設定した退避場所に相当する。また、上記共有ファイルと共有情報を共有ファイルアンインストール退避領域へ記憶するときには、資源確保等の理由から圧縮処理を行ってから保存してもよい。
このようにして、アプリケーションプログラムAのアンインストールが完了すると、クライアントコンピュータ1上に共有ファイルCは共有ファイルアンインストール退避領域にのみ存在していて、アンインストールされた状態になっている。
このようにして、アプリケーションプログラムAのアンインストールが完了すると、クライアントコンピュータ1上に共有ファイルCは共有ファイルアンインストール退避領域にのみ存在していて、アンインストールされた状態になっている。
図3に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムBの起動開始が指示されると、ステップ(図中「S」で示す)11でアプリケーションプログラムBの起動処理で起動を開始し、ステップ12でアプリケーションプログラムBの起動に必要とする共有ファイルCが無いか否かを判断し、有ればステップ16で共有ファイルCを参照してアプリケーションプログラムBを起動して、この処理を終了する。
一方、ステップ12の判断でアプリケーションプログラムBの起動に必要とする共有ファイルCが無いなら、ステップ13で記憶装置の共有ファイルアンインストール退避領域をチェックし、ステップ14で共有ファイルCが有るか否かを判断し、有ればステップ15で共有ファイルCの共有情報の示すインストールパスに基づいて共有ファイルCを記憶装置の元の記憶場所に戻す処理をし、ステップ16でアプリケーションプログラムBを起動して、この処理を終了する。上記共有ファイルCが共有ファイルアンインストール退避領域に圧縮して記憶されている場合は、共有ファイルCを伸張してから記憶装置の元の記憶場所に戻す。
また、ステップ14の判断で共有ファイルCが無ければ、ステップ17でアプリケーションプログラムB起動失敗時のエラー処理を実行し、この処理を終了する。
このようにして、共有ファイルのアンインストール後、その共有ファイルを利用する他のアプリケーションプログラムの起動時に、共有ファイルを元の記憶場所に戻してインストールされた状態にするので、共有ファイルのアンインストールによって他のアプリケーションプログラムの起動ができなくなることが無くなる。
したがって、共有ファイル毎に共有情報を管理しなくても共有ファイルの管理を行うことが可能になる。
このようにして、共有ファイルのアンインストール後、その共有ファイルを利用する他のアプリケーションプログラムの起動時に、共有ファイルを元の記憶場所に戻してインストールされた状態にするので、共有ファイルのアンインストールによって他のアプリケーションプログラムの起動ができなくなることが無くなる。
したがって、共有ファイル毎に共有情報を管理しなくても共有ファイルの管理を行うことが可能になる。
〔実施例2〕
次に、図1に示すコンピュータシステムにクライアント/サーバ(「C/S」と略称する)型のアプリケーションプログラムの稼動形態を適用した場合、クライアントコンピュータ1は所定のサーバコンピュータ2にアクセスして各種の処理を行う。
そして、サーバコンピュータ2は、ネットワーク3上のどのクライアントコンピュータからアクセスされているかという情報を管理することができるので、共有ファイルの管理にも反映させるとよい。
次に、図1に示すコンピュータシステムにクライアント/サーバ(「C/S」と略称する)型のアプリケーションプログラムの稼動形態を適用した場合、クライアントコンピュータ1は所定のサーバコンピュータ2にアクセスして各種の処理を行う。
そして、サーバコンピュータ2は、ネットワーク3上のどのクライアントコンピュータからアクセスされているかという情報を管理することができるので、共有ファイルの管理にも反映させるとよい。
実施例2のコンピュータシステムでは、図1に示すクライアントコンピュータ1の記憶装置11に、それぞれ実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムDとC/S型アプリケーションプログラムEを記憶し、そのアプリケーションプログラムDとC/S型アプリケーションプログラムEが参照する所定の記憶場所にアプリケーションプログラムDとC/S型アプリケーションプログラムEを実行するために参照する共有ファイルFと共有情報を記憶している。
また、サーバコンピュータ2の記憶装置21にもアプリケーションプログラムDとC/S型アプリケーションプログラムEを実行するために参照する共有ファイルFとその共有情報を記憶している。
また、サーバコンピュータ2の記憶装置21にもアプリケーションプログラムDとC/S型アプリケーションプログラムEを実行するために参照する共有ファイルFとその共有情報を記憶している。
そして、クライアントコンピュータ1はアプリケーションプログラムのアンインストール時には、そのアンインストールしたアプリケーションプログラムの参照する共有ファイルFと共有情報も削除し、その削除した共有ファイルFが必要なときにはサーバコンピュータ2に要求し、サーバコンピュータ2から削除済みの共有ファイルFのリモートインストール処理を受ける。
図4は、実施例2のコンピュータシステムのアプリケーションプログラムのアンインストール時の処理を示すフローチャート図である。
図5は、図4に示した処理でアンインストールしたアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムの起動時の処理を示すフローチャート図である。
図4に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムDのアンインストールが指示されると、ステップ(図中「S」で示す)21で記憶装置からアプリケーションプログラムDをアンインストールし、そのアプリケーションプログラムDが参照する共有ファイルFとその共有情報を記憶装置の所定の記憶場所から削除し、ステップ22でアプリケーションプログラムDのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
図5は、図4に示した処理でアンインストールしたアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムの起動時の処理を示すフローチャート図である。
図4に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムDのアンインストールが指示されると、ステップ(図中「S」で示す)21で記憶装置からアプリケーションプログラムDをアンインストールし、そのアプリケーションプログラムDが参照する共有ファイルFとその共有情報を記憶装置の所定の記憶場所から削除し、ステップ22でアプリケーションプログラムDのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
図5に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、C/S型アプリケーションプログラムEの起動開始が指示されると、ステップ(図中「S」で示す)31でC/S型アプリケーションプログラムEの起動処理で起動を開始し、ステップ32でC/S型アプリケーションプログラムEの起動に必要とする共有ファイルFが無いか否かを判断し、有ればステップ35で共有ファイルFを参照してC/S型アプリケーションプログラムEを起動して、この処理を終了する。
一方、ステップ32の判断でC/S型アプリケーションプログラムEの起動に必要とする共有ファイルFが無いなら、ステップ33でサーバコンピュータにアクセスして共有ファイルFが無いことを伝えて共有ファイルFを要求する。
一方、ステップ32の判断でC/S型アプリケーションプログラムEの起動に必要とする共有ファイルFが無いなら、ステップ33でサーバコンピュータにアクセスして共有ファイルFが無いことを伝えて共有ファイルFを要求する。
サーバコンピュータ2の制御装置20は、クライアントコンピュータからの要求に基づいて、ステップ34で記憶装置21に記憶している共有ファイルFとその共有情報を読み出し、その共有情報のインストールパスに基づいて共有ファイルFをクライアントコンピュータの記憶装置の所定の記憶場所にリモートインストールし、ステップ35でC/S型アプリケーションプログラムEを起動して、この処理を終了する。
このようにして、クライアント/サーバ型のアプリケーションプログラムにおいて共有ファイルの管理を単純化することが可能になる。
このようにして、クライアント/サーバ型のアプリケーションプログラムにおいて共有ファイルの管理を単純化することが可能になる。
〔実施例3〕
次に、上述したC/S型アプリケーションプログラムにおける共有ファイルの管理を、特定のアプリケーションプログラムに依存しない形で実現することができれば、共有ファイルの管理はより簡単なものにすることができる。
そこで、図1に示した同一ネットワーク上に存在する複数台のクライアントコンピュータとサーバコンピュータにおいて共通した共有ファイルの管理を実現する。
実施例3のコンピュータシステムでは、図1に示すクライアントコンピュータ1の記憶装置11に、それぞれ実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムGとHを記憶し、そのアプリケーションプログラムGとHが参照する所定の記憶場所にアプリケーションプログラムGとHを実行するために参照する共有ファイルIと共有情報を記憶している。
次に、上述したC/S型アプリケーションプログラムにおける共有ファイルの管理を、特定のアプリケーションプログラムに依存しない形で実現することができれば、共有ファイルの管理はより簡単なものにすることができる。
そこで、図1に示した同一ネットワーク上に存在する複数台のクライアントコンピュータとサーバコンピュータにおいて共通した共有ファイルの管理を実現する。
実施例3のコンピュータシステムでは、図1に示すクライアントコンピュータ1の記憶装置11に、それぞれ実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムGとHを記憶し、そのアプリケーションプログラムGとHが参照する所定の記憶場所にアプリケーションプログラムGとHを実行するために参照する共有ファイルIと共有情報を記憶している。
クライアントコンピュータ1はアプリケーションプログラムのアンインストール時には、そのアンインストールしたアプリケーションプログラムの参照する共有ファイルIと共有情報を削除すると共に、サーバコンピュータ2にその共有ファイルIと共有情報を送信する。サーバコンピュータ2は記憶装置21にクライアントコンピュータ1から受信したアプリケーションプログラムGとHを実行するために参照する共有ファイルIとその共有情報を記憶する。
このように、サーバコンピュータ2を1台または複数台を共有ファイル管理サーバとし、その共有ファイル管理サーバによって同一ネットワーク上のクライアントコンピュータ毎の共有ファイル情報を管理する。
そして、クライアントコンピュータ1はその削除した共有ファイルIが必要なときにはサーバコンピュータ2に要求し、サーバコンピュータ2から削除済みの共有ファイルIのリモートインストール処理を受ける。
このように、サーバコンピュータ2を1台または複数台を共有ファイル管理サーバとし、その共有ファイル管理サーバによって同一ネットワーク上のクライアントコンピュータ毎の共有ファイル情報を管理する。
そして、クライアントコンピュータ1はその削除した共有ファイルIが必要なときにはサーバコンピュータ2に要求し、サーバコンピュータ2から削除済みの共有ファイルIのリモートインストール処理を受ける。
図6は、実施例3のコンピュータシステムのアプリケーションプログラムのアンインストール時の処理を示すフローチャート図である。
図7は、図6に示した処理でアンインストールしたアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムの起動時の処理を示すフローチャート図である。
図6に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムGのアンインストールが指示されると、ステップ(図中「S」で示す)41で記憶装置からアプリケーションプログラムGをアンインストールし、ステップ42でアプリケーションプログラムGが参照する共有ファイルIが存在するか否かを判断し、無ければステップ44でアプリケーションプログラムGのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
図7は、図6に示した処理でアンインストールしたアプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムの起動時の処理を示すフローチャート図である。
図6に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムGのアンインストールが指示されると、ステップ(図中「S」で示す)41で記憶装置からアプリケーションプログラムGをアンインストールし、ステップ42でアプリケーションプログラムGが参照する共有ファイルIが存在するか否かを判断し、無ければステップ44でアプリケーションプログラムGのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
一方、ステップ42の判断で共有ファイルIが存在するなら、ステップ43で記憶装置の所定の記憶場所から共有ファイルIとその共有情報(共有ファイルIのインストールパスを含む情報)を削除し、その共有ファイルIとその共有情報とを共有ファイル管理サーバであるサーバコンピュータへ送信し、ステップ44でアプリケーションプログラムGのアンインストールを完了して、この処理を終了する。
サーバコンピュータ2では制御装置20が共有ファイルIとその共有情報とを受信し、記憶装置21にクライアントコンピュータ1の識別情報と対応させて記憶して管理する。
このようにして、アプリケーションプログラムGのアンインストールが完了すると、アプリケーションプログラムGの参照する共有ファイルIはサーバコンピュータ2に記憶されて管理される。また、サーバコンピュータ2ではネットワーク3上の各クライアントコンピュータ1の共有ファイルを記憶して管理する。
サーバコンピュータ2では制御装置20が共有ファイルIとその共有情報とを受信し、記憶装置21にクライアントコンピュータ1の識別情報と対応させて記憶して管理する。
このようにして、アプリケーションプログラムGのアンインストールが完了すると、アプリケーションプログラムGの参照する共有ファイルIはサーバコンピュータ2に記憶されて管理される。また、サーバコンピュータ2ではネットワーク3上の各クライアントコンピュータ1の共有ファイルを記憶して管理する。
図7に示すように、クライアントコンピュータ1の制御装置10は、アプリケーションプログラムHの起動開始が指示されると、ステップ(図中「S」で示す)51でアプリケーションプログラムHの起動処理で起動を開始し、ステップ52でアプリケーションプログラムHの起動に必要とする共有ファイルIが無いか否かを判断し、有ればステップ55で共有ファイルIを参照してアプリケーションプログラムHを起動して、この処理を終了する。
一方、ステップ52の判断でアプリケーションプログラムHの起動に必要とする共有ファイルIが無いなら、ステップ53でサーバコンピュータにアクセスして共有ファイルIが無いことを伝えて共有ファイルIを要求する。
一方、ステップ52の判断でアプリケーションプログラムHの起動に必要とする共有ファイルIが無いなら、ステップ53でサーバコンピュータにアクセスして共有ファイルIが無いことを伝えて共有ファイルIを要求する。
サーバコンピュータ2の制御装置20は、クライアントコンピュータ1からの要求に基づいて、ステップ54で要求元のクライアントコンピュータの識別情報に基づいて記憶装置21に記憶している共有ファイルIとその共有情報を読み出し、その共有情報のインストールパスに基づいて共有ファイルIをクライアントコンピュータの記憶装置の所定の記憶場所にリモートインストールし、ステップ55でアプリケーションプログラムHを起動して、この処理を終了する。
このようにして、サーバコンピュータが共有ファイルを一元管理することにより、クライアントコンピュータ毎の共有ファイルの管理処理の煩雑性をなくすことが可能になる。
このようにして、サーバコンピュータが共有ファイルを一元管理することにより、クライアントコンピュータ毎の共有ファイルの管理処理の煩雑性をなくすことが可能になる。
この発明によるコンピュータとコンピュータシステムは、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータを含むコンピュータ全般において適用することができる。
1:クライアントコンピュータ 2:サーバコンピュータ 3:ネットワーク 10,20:制御装置 11,21:記憶装置
Claims (3)
- 実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルを記憶し、前記アプリケーションプログラムのアンインストール時、前記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除して予め設定した退避場所へ移動させ、前記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために前記共有ファイルを必要とするとき、前記共有ファイルを前記退避場所から前記記憶場所へと戻す手段を備えたことを特徴とするコンピュータ。
- クライアントコンピュータとサーバコンピュータとからなり、前記クライアントコンピュータは、実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルとを記憶し、前記アプリケーションプログラムのアンインストール時は前記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除し、前記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために前記共有ファイルを必要とするときは前記サーバコンピュータに前記共有ファイルを要求し、前記サーバコンピュータは、前記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルと同じ共有ファイルを予め記憶し、前記クライアントコンピュータから前記共有ファイルを要求されたときは前記記憶している共有ファイルを前記クライアントコンピュータの前記記憶場所へとインストールすることを特徴とするコンピュータシステム。
- 同一ネットワーク内に複数台のクライアントコンピュータとサーバコンピュータとを有し、前記各クライアントコンピュータは、実行することによって所定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムを実行するために参照する共有ファイルとを記憶し、前記アプリケーションプログラムのアンインストール時、前記共有ファイルを記憶手段の所定の記憶場所から削除して前記サーバコンピュータへ送信し、前記アプリケーションプログラムとは異なるアプリケーションプログラムを実行するために前記共有ファイルを必要とするときは前記サーバコンピュータに要求し、前記サーバコンピュータは、前記クライアントコンピュータから受信した共有ファイルを記憶し、前記クライアントコンピュータから前記共有ファイルを要求されたときは前記記憶している共有ファイルを前記クライアントコンピュータの前記記憶場所へとインストールすることを特徴とするコンピュータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005073374A JP2006259874A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | コンピュータとコンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
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JP2008234575A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Canon Inc | 情報処理装置及びドライバ制御方法 |
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- 2005-03-15 JP JP2005073374A patent/JP2006259874A/ja active Pending
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