JP2006259841A - コンテンツメール配信システム - Google Patents

コンテンツメール配信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006259841A
JP2006259841A JP2005072943A JP2005072943A JP2006259841A JP 2006259841 A JP2006259841 A JP 2006259841A JP 2005072943 A JP2005072943 A JP 2005072943A JP 2005072943 A JP2005072943 A JP 2005072943A JP 2006259841 A JP2006259841 A JP 2006259841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
content
request
information
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005072943A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Shakagun
一雄 釋迦郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
APURUSAIDAA KK
Original Assignee
APURUSAIDAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by APURUSAIDAA KK filed Critical APURUSAIDAA KK
Priority to JP2005072943A priority Critical patent/JP2006259841A/ja
Publication of JP2006259841A publication Critical patent/JP2006259841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 利用者にあっては、安価にてコンテンツサービスを利用でき、コンテンツの提供者にあっては、簡便にコンテンツを利用者に提供して利益を上げることのできるコンテンツメール配信システムを提供すること。
【解決手段】 アダプタIDと、要求電子メールの送信先とをシンボル化した2次元バーコード301を読み取り可能に記録されたアダプタユニット3と、2次元バーコード301を読み取って変換した送信先に、アダプタIDを含む要求電子メールを送信する携帯電話2と、アダプタIDに対応付けてコンテンツメールの残り送信回数を登録した利用管理テーブルとコンテンツデータを記憶する記憶部102と、要求電子メールを受信して、残り送信回数が0に達していないときにコンテンツメールを返信する処理と、送信後に残り送信回数を1減算する送信回数更新処理と、を備えるサーバコンピュータ1。
【選択図】 図5

Description

本発明は、利用者が所有する携帯電話等の利用者端末に対して、コンテンツデータを含むコンテンツメールを配信するコンテンツメール配信システムに関する。
従来、利用者が所有する利用者端末、例えば携帯電話に各種のコンテンツを配信してコンテンツ料金を徴収するコンテンツサービス、例えば占いサイト等にあっては、利用者は、月単位の利用料が徴収されるとともに、コンテンツ情報を入手するためには、占いサイト等の各サイトにアクセスする必要がある。
そのため、利用者は、前記利用料に加えてパケット料金等が必要となり、これらコンテンツサービスを利用するための負担が大きいという問題があった。
また、これらのコンテンツを利用者に提供する提供者側においては、これらのコンテンツを利用者に提供するには、サイトを構築するとともに、これらサイトへのアクセスによる利用料を利用者の電話料金にて代行して徴収してもらうために、例えば携帯電話会社(キャリア)から承認を受ける必要があり、簡便にコンテンツを利用者に提供して利益を上げることが難しいという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、利用者にあっては、安価にてコンテンツサービスを利用でき、コンテンツの提供者にあっては、簡便にコンテンツを利用者に提供して利益を上げることのできるコンテンツメール配信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のコンテンツメール配信システムは、
インターネット網への接続機能を有し、電子メールの送受機能を備える利用者端末を所有する利用者に利用代金との交換により販売され、各記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報と、当該記録媒体識別情報を含む要求電子メールの送信先メールアドレスとがシンボル化された2次元バーコードが読み取り可能に記録された記録媒体と、
前記記録媒体に記録された2次元バーコードを読み取り、該読み取った2次元バーコードにシンボル化された前記記録媒体識別情報と送信先メールアドレスとを変換する2次元バーコード読み取り手段と、該2次元バーコード読み取り手段にて変換されることにより該変換された送信先メールアドレスに対して、少なくとも該送信先メールアドレスとともに変換された前記記録媒体識別情報を含む要求電子メールを送信する要求電子メール送信手段と、を有する利用者端末と、
利用者に提供するコンテンツデータを記憶するとともに、前記各記録媒体の2次元バーコードにシンボル化されている記録媒体識別情報に対応付けて前記コンテンツデータを含むコンテンツメールの送信回数を特定可能な送信回数特定情報が記憶される利用回数管理テーブルを記憶するための記憶手段と、前記利用者端末から送信される前記要求電子メールを受信する受信手段と、該要求電子メールの受信に基づいて、当該受信した要求電子メールに含まれる記録媒体識別情報に対応付けて前記利用回数管理テーブルに記憶されている前記送信回数特定情報から特定される送信回数が、予め設定された送信上限回数に達していないことを条件に、前記コンテンツデータを含むコンテンツメールを、前記要求電子メールの送信元の利用者端末に返信するコンテンツメール返信手段と、該コンテンツメール返信手段からのコンテンツメールの送信に基づいて、該コンテンツメールの送信の契機となった前記受信手段にて受信した要求電子メールに含まれる記録媒体識別情報に対応付けて前記利用回数管理テーブルに記憶されている前記送信回数特定情報を、当該送信回数特定情報から特定される送信回数に1を加算した送信回数を特定可能な情報に更新する送信回数特定情報更新手段と、を備えるサーバコンピュータと、
から成ることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、前記記録媒体をコンテンツサービスの利用代金と引き替えに購入し、該購入した記録媒体の2次元バーコードを自分が所有する利用者端末にて読み取って該2次元バーコードに記録されている送信先メールアドレスに要求電子メールを送信することで、予め設定された前記コンテンツメールの送信上限回数に達するまで、コンテンツデータを含むコンテンツメールを受信できるようになるため、利用者にあっては、利用代金以外に多くのパケット料金等を必要とせずに、安価にてコンテンツサービスを利用でき、コンテンツの提供者にあっては、簡便にコンテンツを利用者に提供して利益を上げることができる。
本発明の請求項2に記載のコンテンツメール配信システムは、請求項1に記載のコンテンツメール配信システムであって、
前記サーバコンピュータの記憶手段は、各コンテンツメールの送信先となる利用者端末の電子メールアドレスと、当該電子メールアドレスに送信されたコンテンツメールに挿入された暗号情報を特定可能な暗号情報特定情報とが対応付けて記憶される電子メールアドレス記憶手段を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者に返信されたコンテンツメールに含まれるコンテンツデータが、不正に転用されても、該転用に使用されたコンテンツデータを含むコンテンツメールを配信した利用者の電子メールアドレスを特定できるようになり、これら不正な利用者の特定を実施できるようになる。
本発明の請求項3に記載のコンテンツメール配信システムは、請求項1または2に記載のコンテンツメール配信システムであって、
前記コンテンツデータが、占いコンテンツデータまたは競馬予想コンテンツデータを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、占いコンテンツデータまたは競馬予想コンテンツデータを含むコンテンツメールを受信することができる。
本発明の請求項4に記載のコンテンツメール配信システムは、請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツメール配信システムであって、
前記利用者端末が携帯電話であることを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は、外出先等においても、コンテンツメールを受信してコンテンツデータを取得することができる。
本発明の請求項5に記載のコンテンツメール配信システムは、請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツメール配信システムであって、
前記記録媒体が、前記2次元バーコードにシンボル化される記録媒体識別情報と送信先メールアドレスのデータを記憶するための記憶部を備え、前記利用者端末に装着可能とされたアダプタユニットであって、
前記要求電子メール送信手段は、前記アダプタユニットが装着されることにより、当該アダプタユニットの前記記憶部に記憶されている送信先メールアドレスに対して、少なくとも該記憶部に記憶されている記録媒体識別情報を含む前記要求電子メールを送信することを特徴としている。
この特徴によれば、例えば、利用者の利用者端末が2次元バーコード読み取り手段を備えていない携帯電話である場合や、2次元バーコード読み取り手段を備えていない携帯電話に機種変更された場合においても、アダプタユニットを装着することでコンテンツメールの配信を受けることができ、機種変更等の場合には、未使用の送信回数が無駄になることもない。また、逆に、これらアダプタユニットに2次元バーコードを有することで、アダプタユニットを装着可能な機種の携帯電話から、該アダプタユニットを装着不可で2次元バーコード読み取り手段となる2次元バーコード読み取り機能を備える機種の携帯電話に利用者の利用者端末が変更されても、未使用の送信回数が無駄になることがない。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明を適用した本実施例のコンテンツメール配信システム(以下、配信システムと略称する)の構成を示す図である。
本実施例の配信システムは、図1に示すように、各アダプタを各々に識別可能なアダプタ識別情報としてのアダプタIDが記憶されるとともに、当該アダプタIDがシンボル化された本発明の2次元バーコード301が読み取り可能に記録された本発明の記録媒体並びにアダプタユニットとしてのアダプタユニット3a、3bと、前記アダプタユニット3a、3bを装着可能に形成され、インターネット網への接続機能と電子メールの送受機能を備える本発明の利用者端末としての携帯電話2aと、前記アダプタユニット3a、3bの2次元バーコード301を読み取り可能に形成され、インターネット網への接続機能と電子メールの送受機能を備える本発明の利用者端末としての携帯電話2bと、アクセス利用者a、bに提供するコンテンツデータが記憶され、アクセス利用者aにより前記アダプタユニット3aが装着された前記携帯電話2aから、もしくは、アクセス利用者bにより前記アダプタユニット3bの2次元バーコード301を読み取った前記携帯電話2bから、前記アダプタIDを含み前記コンテンツデータを要求する要求電子メールを受信すると、前記コンテンツデータのアクセス利用者a、bへの総送信回数がアクセス利用者a、bごとに予め設定された送信上限回数に達していないことを条件に、前記コンテンツデータを含むコンテンツメールを生成し、該生成したコンテンツメールを携帯電話2a、2bに送信するサーバコンピュータ1とから主に構成される。
本実施例におけるサーバコンピュータ1は、図2に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、アダプタIDを含みコンテンツデータを要求する要求電子メールを携帯電話2a、2bから受信する要求電子メール受信処理や、コンテンツデータのアクセス利用者a、bへの総送信回数がアクセス利用者a、bごとに予め設定された送信上限回数に達していないことを条件に、コンテンツデータを含むコンテンツメールを生成するコンテンツメール生成処理や、コンテンツメールを携帯電話2a、2bに送信するコンテンツメール返信処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部101と、前述の各種処理プログラムや図3に示す各種データテーブル等が記憶された記憶部102と、インターネット網を介して携帯電話2a、2bとデータの送受信を行うための通信部103とから構成されており、比較的高速の演算処理が可能な通常のサーバコンピュータとされている。
また、前記サーバコンピュータ1の記憶部102には、図3に示すように、要求電子メールが送信されてくる当該配信システムのメールアドレスとしてのシステムアドレスと、前述の各種プログラムと、コンテンツデータとしての画像ファイルと、アダプタIDに対応付けてアクセス利用者a、bごとにコンテンツメールの送信回数を特定可能な送信回数特定情報としての残り送信回数等が登録される利用回数管理テーブルとしての利用管理テーブル(図3(a)参照)と、本実施例におけるコンテンツデータを登録するためのコンテンツテーブル(図3(b)参照)とが記憶されている。
つまり、利用者に提供するコンテンツデータ(画像ファイル)を記憶するとともに、前記各記録媒体(アダプタユニット3a、3b)の2次元バーコード301にシンボル化されている記録媒体識別情報(アダプタID)に対応付けて前記コンテンツデータを含むコンテンツメールの送信回数を特定可能な送信回数特定情報(残り送信回数)が記憶される利用回数管理テーブル(利用管理テーブル、図3参照)を記憶するサーバコンピュータ1の記憶部102は、本発明の記憶手段を形成する。
次いで、前記サーバコンピュータ1の記憶部102に記憶される利用管理テーブル(図3(a)参照)について説明すると、アダプタIDに対応付けて、該アダプタIDが付与されたアダプタユニット3a、3bが装着される携帯電話2a、2bの自局番号である電話番号と、初期値としてアクセス利用者a、bごとに予め設定された送信上限回数が設定され、コンテンツメールの送信ごとに1ずつ減算更新されることでアクセス利用者a、bに対してコンテンツメールを送信可能な回数が登録される残り送信回数と、コンテンツメールの送信先情報となるアクセス利用者a、bの携帯電話2a、2bのメールアドレスである携帯アドレスが登録される返信先アドレスと、後に詳述するがアクセス利用者a、bごとに定められアクセス利用者a、bに送信されるコンテンツメールに挿入される暗号情報を特定可能な暗号特定情報としての暗号とが登録されており、アクセス利用者a、bの携帯電話2a、2bからアダプタIDを含む要求電子メールを受信したときに、残り送信回数が0に到達したかを判定することにより、アクセス利用者a、bにコンテンツメールを送信した送信回数が予め設定された送信上限回数に達しているか否かを判定できるようになっている。
つまり、各コンテンツメールの送信先となる利用者端末(携帯電話2a、2b)の電子メールアドレス(返信先アドレス)と、当該電子メールアドレスに送信されたコンテンツメールに挿入された暗号情報を特定可能な暗号情報特定情報(暗号)とが対応付けて記憶される利用管理テーブル(図3(a)参照)は、本発明の電子メールアドレス記憶手段を形成する。
また、前記利用管理テーブル(図3(a)参照)における残り送信回数について説明すると、本実施例では、残り送信回数を予め設定された送信上限回数から減算することで、これまでにアクセス利用者a、bに送信されたコンテンツメールの送信回数(=送信上限回数−残り送信回数)を算出できるようになっており、残り送信回数は本発明の送信回数特定情報に該当する。尚、本実施例においては、残り送信回数を送信回数特定情報としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、初期値として0が設定され、コンテンツメールの送信ごとに1ずつ加算更新される送信回数そのものを送信回数特定情報として利用管理テーブルに登録しても良く、このようにしてもサーバコンピュータ1においてコンテンツメールの送信回数を特定できる。
また、前記サーバコンピュータ1の記憶部102に記憶されるコンテンツテーブル(図3(b)参照)には、コンテンツIDに対応付けてアクセス利用者a、bに提供されるコンテンツデータが登録されている。
まず、コンテンツテーブル(図3(b)参照)のコンテンツデータについて説明すると、コンテンツデータは、誕生日の星座、具体的にはおひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座からなる12星座の運勢情報、いわゆる占いコンテンツを示す画像ファイルとされており、図3(c)に示すように、本日の全体運や、金運や、ラッキーカラーなど、各種の運勢情報を示す画像となっている。また、画像ファイルは各星座に対して複数(本実施例では99個)用意されており、例えば、おひつじ座には、画像ファイル名としてohitsuji_01.jpg〜ohitsuji_99.jpgが付与され、各々異なる運勢情報を示す99個の画像ファイルが用意されており、アクセス利用者a、bに対して誕生日の星座の運勢情報として、いずれか1つの画像ファイルを選択して提供できるようになっている。
次いで、コンテンツテーブル(図3(b)参照)のコンテンツIDについて説明すると、コンテンツIDは、各星座に固有に付与された星座識別情報となっている。具体的にはおひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座に対して、コンテンツIDとして「01」〜「12」が付与されている。また、前述のようにコンテンツデータとして各星座ごとに運勢情報を示す複数の画像ファイルが用意されており、本実施例においては、該各星座の運勢情報を示す複数の画像ファイルに対して、星座識別情報であるコンテンツIDが対応付けられている。例えば、おひつじ座の運勢情報を示す複数(本実施例では99個)の画像ファイルであるohitsuji_01.jpg〜ohitsuji_99.jpgに対して、おひつじ座の星座識別情報である「01」がコンテンツIDとして対応づけられている。
また、コンテンツテーブル(図3(b)参照)について説明すると、星座識別情報であるコンテンツIDごとに、該星座識別情報に対応付けられた複数の画像ファイルのうち、いずれか1つの画像ファイルの画像ファイル名が登録されており、該登録された画像ファイル名は、毎日定期的に選択し直されて更新登録されるようになっている。すなわち、コンテンツIDとしての星座識別情報に対応付けられたコンテンツデータとしての星座の運勢情報は毎日更新登録されるようになっている。このため、アクセス利用者2a、2bがコンテンツID、すなわち星座識別情報を含む要求電子メールを送信すると、サーバコンピュータ1では、アクセス利用者2a、2bの誕生日の星座識別情報が特定されて、該星座識別情報に対応付けられたコンテンツデータ、すなわち誕生日の星座の運勢情報を示す画像ファイルを含むコンテンツメールが返信されて、アクセス利用者2a、2bは、毎日更新登録される誕生日の星座の運勢情報を入手できるようになっている。
尚、本実施例では、コンテンツテーブル(図3(b)参照)におけるコンテンツIDとして星座識別情報、またコンテンツデータとして星座の運勢情報を示す画像ファイルの画像ファイル名が登録され、該コンテンツデータは、予め用意された複数の運勢情報を示す画像ファイルのうちから、いずれか1つが選択されて毎日更新登録されるようになっており、アクセス利用者2a、2bは、毎日更新登録される誕生日の星座の運勢情報を入手できるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンテンツデータとしてタロット占いコンテンツや、競馬予想コンテンツや、おみくじコンテンツを適用しても良い。具体的におみくじコンテンツでは、抽選により当選した番号のおみくじのデータが配信されるようにしたり、競馬予想コンテンツでは、コンテンツIDとして競馬場に固有に付与された競馬場識別情報、またコンテンツデータとして各競馬場で開催される全レースの結果予想情報を示す画像ファイルの画像ファイル名を登録し、該コンテンツデータを、競馬場でレースが開催される開催日ごとに毎日作成し直して更新しても良く、このようにすれば、アクセス利用者2a、2bは、馬券の購入を所望するレースの開催日に、該レースが開催される競馬場の全レースの結果予想情報を入手できるようになる。
本実施例における携帯電話2aは、図2に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、サーバコンピュータ1から送信されたコンテンツメールを受信するコンテンツメール受信処理や、コンテンツメール表示処理や、アダプタユニット3a、3bに記憶された処理プログラムの実行処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部201と、前述の各種処理プログラムや、当該携帯電話2aに付与された電話番号である自局番号や、メールアドレスである携帯アドレス等の各種情報が記憶された記憶部202と、アダプタユニット3a、3bが装着可能に形成され、当該アダプタユニット3a、3bとデータの送受信を行うための通信部203と、無線通信によりインターネット網を介してサーバコンピュータ1とデータの送受信を行うための無線通信部204と、から構成されており、画像ファイルを含む電子メールの送受信と表示が可能な通常の携帯電話とされている。
本実施例における携帯電話2bは、図2に示すように、CPUの制御プログラム等を格納するROM、サーバコンピュータ1から送信されたコンテンツメールを受信するコンテンツメール受信処理や、コンテンツメール表示処理や、アダプタユニット3a、3bに記録された2次元バーコード301の読み取り処理や、サーバコンピュータ1に要求電子メールを送信するアプリケーションプログラム(以下、アプリと略称する)を実行する処理等の各種処理を実施するための処理プログラムを実行するCPU、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える制御部201と、前述の各種処理プログラムや、当該携帯電話2bに付与された電話番号である自局番号や、メールアドレスである携帯アドレス等の各種情報が記憶された記憶部202と、無線通信によりインターネット網を介してサーバコンピュータ1とデータの送受信を行うための無線通信部204と、アダプタユニット3a、3bに記録された2次元バーコード301を撮像するための撮像部205と、から構成されており、画像ファイルを含む電子メールの送受信と表示が可能な通常の携帯電話とされている。
本実施例におけるアダプタユニット3a、3bは、図2に示すように、アダプタIDを含みコンテンツデータを要求する要求電子メールを生成する要求電子メール生成処理や、要求電子メール送信処理等の処理プログラムや、アダプタユニット3a、3bに固有に付与されたアダプタIDや、当該配信システムのメールアドレスであるシステムアドレスが登録され、要求電子メールの送信先情報とされる送信先アドレスや、コンテンツデータとしての星座の運勢情報を示す画像ファイルを特定するための星座識別情報であるコンテンツID等の各種情報が記憶された記憶部302と、携帯電話2aの通信部203に装着可能に形成され、当該携帯電話2aと前記処理プログラムを含むデータの送受信を行うための通信部303とから構成されている。
また、アダプタユニット3a、3bには、図2に示すように、アダプタユニット3a、3bに固有に付与されたアダプタIDと、要求電子メールの送信先情報とされる当該配信システムのメールアドレスであるシステムアドレスとしての送信先アドレスと、コンテンツデータとしての星座の運勢情報を示す画像ファイルを特定するための星座識別情報であるコンテンツIDと、がシンボル化された2次元バーコード301が携帯電話2bにより読み取り可能に記録されている。本実施例の2次元バーコード301は、例えば、図1に示すようにアダプタユニットの側面に印刷されている。
また、2次元バーコード301が携帯電話2bにより読み取り可能とは、2次元バーコード301が携帯電話2bの撮像部205により撮像可能であり、携帯電話2bの制御部201が、記憶部202に記憶されている変換プログラムの実行に基づいて、撮像された2次元バーコード301をアダプタIDと送信先アドレスとコンテンツIDに変換可能であることを示している。
尚、アダプタユニット3a、3bは、携帯端末2a、2bを所有するアクセス利用者a、bに、本実施例の配信システムの利用代金との交換により販売される。例えば、サーバコンピュータ1の記憶部101の利用管理テーブル(図3(a)参照)において、アダプタユニット3a、3bに固有に付与されたアダプタIDの残り送信回数が999と設定されているときには、アダプタユニット3a、3bの販売代金はコンテンツメールを999回配信してもらうための利用代金に相当する。
次いで、本実施例の配信システムにおいて、携帯電話2a、2bからの要求電子メールの送信に基づいて、サーバコンピュータ1からコンテンツメールが返信される流れについて、図4に示すフロー図に基づいて以下に説明する。
まず、携帯電話2aへのアダプタユニット3aの装着に基づく要求電子メールの送信について説明する。
携帯電話2aは、アクセス利用者aによりアダプタユニット3aが装着されるか(Sa1)、サーバコンピュータ1からのコンテンツメールのメール着信があるまで(Sa11)、待機状態となっている。
この待機状態において、アクセス利用者aが携帯電話2aにアダプタユニット3aを装着すると、携帯電話2aは、該携帯電話2aとアダプタユニット3aに記憶された各種情報に基づいてコンテンツデータを要求する要求電子メールを生成する要求電子メール生成処理を行う(Sa2)。
本実施例の要求電子メールは、図4に示すように、送信元情報に携帯電話2aの記憶部202に記憶された携帯アドレスが、また送信先情報にアダプタユニット3aの記憶部302に記憶されており、当該配信システムのメールアドレスであるシステムアドレスを示す送信先アドレスが、また本文情報または要求電子メールのヘッダ情報に携帯電話2aの記憶部202に記憶された自局番号、及びアダプタユニット3aの記憶部302に記憶されたアダプタID並びにコンテンツIDが設定された画像ファイルを含む通常の電子メールデータとなっている。
そして、携帯電話2aは、作成した要求電子メールを、要求電子メールの送信先情報、すなわち当該配信システムのメールアドレスであるシステムアドレスへ送信する要求電子メール送信処理を行い(Sa3)、アダプタユニット3aの装着に伴う処理を終了する。
つまり、前記アダプタユニット3aが装着されることにより、当該アダプタユニット3aの前記記憶部302に記憶されている送信先メールアドレス(送信先アドレス)に対して、少なくとも該記憶部302に記憶されている記録媒体識別情報(アダプタID)を含む前記要求電子メールを送信する処理(Sa3)は、本発明の第5項における要求電子メール送信手段を形成する。
次に、携帯電話2bにおけるアダプタユニット3bの2次元バーコード301の読み取りに基づく要求電子メールの送信について説明する。
携帯電話2bは、アクセス利用者bによりアダプタユニット3bの2次元バーコード301を読み取って要求電子メールを送信する要求送信アプリが起動されるか(Sb1)、サーバコンピュータ1からのコンテンツメールのメール着信があるまで(Sb13)、待機状態となっている。
この待機状態において、アクセス利用者bが携帯電話2bにおいて要求送信アプリを起動すると、携帯電話2bは、要求送信アプリの実行に基づいて、撮像部205から撮像画像を取得するとともに、記憶部202に記憶されている変換プログラムを呼び出して撮像画像(2次元バーコード301)をアダプタIDと送信先アドレスとコンテンツIDに変換するための2次元バーコード読取処理を行う(Sb2)。
つまり、前記記録媒体(アダプタユニット3a、3b)に記録された2次元バーコード301を読み取り、該読み取った2次元バーコード301にシンボル化された前記記録媒体識別情報(アダプタID)と送信先メールアドレス(送信先アドレス)とを変換する2次元バーコード読取処理(Sb2)を行うための撮像部205並びに記憶部202に記憶された変換プログラムは、本発明の2次元バーコード読み取り手段を形成する。
そして、撮像画像(2次元バーコード301)をアダプタIDと送信先アドレスとコンテンツIDに変換できたかを判定することで、撮像画像が有効な2次元バーコードであったかを判定し(Sb3)、有効な2次元バーコードでなかった場合には、Sb2に移行して再度2次元バーコード読取処理を行う。尚、撮像画像(2次元バーコード301)をアダプタIDと送信先アドレスとコンテンツIDに変換できたかの判定は、例えば、アダプタIDやコンテンツIDの文字種や文字数、送信先アドレスの文字種や文字数の妥当性をチェックすることで実施される。
また、Sb3において、有効な2次元バーコードであった場合、すなわち撮像画像がアダプタIDと送信先アドレスとコンテンツIDに変換できた場合には、携帯電話2bは、変換されたアダプタIDと送信先アドレスとコンテンツIDと、該携帯電話2bの記憶部202に記憶されている各種情報に基づいて、コンテンツデータを要求する要求電子メールを生成する要求電子メール生成処理を行う(Sb4)。
本実施例の要求電子メールは、図5に示すように、送信元情報に携帯電話2bの記憶部202に記憶された携帯アドレスが、また送信先情報にアダプタユニット2bの2次元バーコード301から読み取られた当該配信システムのメールアドレスであるシステムアドレスとしての送信先アドレスが、また本文情報または要求電子メールのヘッダ情報に携帯電話2aの記憶部202に記憶された自局番号、及びアダプタユニット2bの2次元バーコード301から読み取られたアダプタID並びにコンテンツIDが設定された画像ファイルを含む通常の電子メールデータとなっている。
そして、携帯電話2bは、作成した要求電子メールを、要求電子メールの送信先情報、すなわち当該配信システムのメールアドレスであるシステムアドレスへ送信する要求電子メール送信処理を行い(Sb5)、アダプタユニット3bの2次元バーコード301の読み取りに基づく要求電子メールの送信処理を終了する。
つまり、2次元バーコード読み取り手段(Sb2)にて変換されることにより該変換された送信先メールアドレス(送信先アドレス)に対して、少なくとも該送信先メールアドレスとともに変換された前記記録媒体識別情報(アダプタID)を含む要求電子メールを送信する処理(Sb5)は、本発明の第1項における要求電子メール送信手段を形成する。
次いで、Sa3、Sb5において携帯電話2a、2bから送信された要求電子メールのメール着信に伴うサーバコンピュータ1が行う処理について、図4及び図5に基づいて説明する。
サーバコンピュータ1は、携帯電話2a、2bからの要求電子メールのメール着信があるまで待機状態(Sa4、Sb6)となっている。
Sa4、Sb6において、要求電子メールの着信があると、サーバコンピュータ1は、要求電子メールを受信する要求電子メール受信処理を行い(Sa5、Sb7)、受信した要求電子メールの内容が正しいか否かを判定する(Sa6、Sb7)。つまり、利用者端末(携帯電話2a、2b)から送信される前記要求電子メールを受信する要求電子メール受信処理(Sa5、Sb7)は、本発明の受信手段を形成する。
サーバコンピュータ1が要求電子メールの内容を正しいと判定する場合について具体的に説明すると、要求電子メールの送信元アドレスが携帯電話2a、2bであり、かつ、自局番号、アダプタID、コンテンツIDを全て含んでおり、かつ、要求電子メールの送信元情報、自局番号が、要求電子メールに含まれるアダプタIDに対応付けて利用管理テーブル(図3(b)参照)に登録されている場合にのみ、要求電子メールの内容が正しいと判定される。要求電子メールの内容が正しくないときには、Sa14、Sb16に移行して、要求電子メールが正しくない旨を示すエラーメールをサーバコンピュータ1の管理者に送信する等のエラー処理を行って、サーバコンピュータ1は処理を終了する。
尚、Sa6、Sb8において、要求電子メールの内容の正誤を判定するために利用管理テーブル(図3(b)参照)の内容を確認した際に、サーバコンピュータ1は、要求電子メールに含まれるアダプタIDに対応付けられた電話番号や、返信先アドレスが未登録である旨を検出した場合には、新しく購入したアダプタユニット3a、3bが初めて装着された、すなわち新たに利用を開始したと判定して、要求電子メールに含まれる送信元情報と自局番号が、各々利用管理テーブル(図3(b)参照)の返信先アドレスと電話番号として登録される。さらには、当該アダプタIDに対応付けられた残り送信回数や、暗号が初期化されるとともに、Sa7、Sb9に移行し、サーバコンピュータ1は処理を継続する。
Sa6、Sb8において、要求電子メールの内容が正しいと判定したときには、サーバコンピュータ1は、要求電子メールに含まれるアダプタIDに基づいて、利用管理テーブル(図3(a)参照)から残り送信回数を特定し、当該残り送信回数が0であるか否かを判定することにより、送信回数が予め設定された送信上限回数に達したか否かを判定する(Sa7、Sb9)。送信上限回数に達しているときには、Sa14、Sb16に移行して、送信上限回数に達している旨を示すエラーメールをサーバコンピュータ1の管理者に送信する等のエラー処理を行って、サーバコンピュータ1の処理を終了する。
Sa7、Sb9において、送信回数が送信上限回数に達していないと判定したときには、サーバコンピュータ1は、要求電子メールに含まれる送信元情報、自局番号、アダプタID、コンテンツIDと、サーバコンピュータ1の記憶部102に記憶されたシステムアドレス、利用管理テーブル(図3(a)参照)、コンテンツテーブル(図3(b)参照)、画像ファイル(図3(c)参照)とに基づいて、コンテンツメールを生成するコンテンツメール生成処理を行う(Sa10、Sb12)。
本実施例のコンテンツメールは、図4に示すように、送信元情報にサーバコンピュータ1の記憶部102に記憶されたシステムアドレスが、また送信先情報に携帯電話2a、2bのメールアドレスである携帯アドレスが登録された利用管理テーブル(図3(a)参照)の返信先アドレスが、また本文情報に後述の暗号付画像ファイル生成処理により生成した暗号付画像ファイルが設定された通常の画像ファイルを含む電子メールデータとなっている。
本実施例の暗号付画像ファイル生成処理について説明すると、サーバコンピュータ1は、まず、利用管理テーブル(図3(a)参照)において、要求電子メールに含まれるアダプタIDに対応付けられた暗号情報特定情報としての暗号を特定する。そして該暗号に対し、電子透かし技術を適用して、当該暗号により特定され、かつ画像ファイルに挿入してもアクセス利用者a、bに知覚されない暗号情報に変換する。次に、コンテンツテーブル(図3(b)参照)において、要求電子メールに含まれるコンテンツIDに対応付けられたコンテンツデータとしての画像ファイルを特定し、該画像ファイルに暗号情報を挿入することで暗号付画像ファイルを生成し、暗号付画像ファイル生成処理を終了する。
暗号付画像ファイルを生成したサーバコンピュータ1は、作成したコンテンツメールを、コンテンツメールの送信先情報、すなわち携帯電話2a、2bのメールアドレスである携帯アドレスへ送信するコンテンツメール返信処理を行う(Sa9、Sb11)。
つまり、要求電子メールの受信に基づいて、当該受信した要求電子メールに含まれる記録媒体識別情報(アダプタID)に対応付けて前記利用回数管理テーブル(利用管理テーブル、図3(a)参照)に記憶されている前記送信回数特定情報(残り送信回数)から特定される送信回数が、予め設定された送信上限回数に達していないこと(残り送信回数が0に達していないこと)を条件に、前記コンテンツデータ(画像ファイル)を含むコンテンツメールを、前記要求電子メールの送信元の利用者端末(携帯電話2a、2b)に返信する処理(Sa7〜Sa9、Sb9〜Sb11)は、本発明のコンテンツメール返信手段を形成する。
コンテンツメールを返信したサーバコンピュータ1は、利用管理テーブル(図3(a)参照)の残り送信回数に1を減算更新する送信回数更新処理を行う(Sa10、Sb12)。前述のように、本発明の送信回数特定情報に該当する残り送信回数を予め設定された送信上限回数から減算することで送信回数(=送信上限回数−残り送信回数)が算出可能であり、残り送信回数に1を減算した残り送信回数は、送信回数に1を加算した送信回数を特定可能な情報である。
つまり、コンテンツメール返信手段(Sa7〜Sa9、Sb9〜Sb11)からのコンテンツメールの送信に基づいて、該コンテンツメールの送信の契機となった前記受信手段(Sa5、Sb7)にて受信した要求電子メールに含まれる記録媒体識別情報(アダプタID)に対応付けて前記利用回数管理テーブル(利用管理テーブル、図3(a)参照)に記憶されている前記送信回数特定情報(残り送信回数)を、当該送信回数特定情報から特定される送信回数に1を加算した送信回数を特定可能な情報(残り送信回数−1)に更新する処理(Sa10、Sb12)は、本発明の送信回数特定情報更新手段を形成する。
次に、サーバコンピュータ1から返信されたコンテンツメールのメール着信に伴う携帯電話2a、2bの処理について、図4及び図5に基づいて説明する。
携帯電話2aは、図4に示すように、アダプタユニット3aが装着されるか(Sa1)、サーバコンピュータ1からのコンテンツメールのメール着信があるまで(Sa11)、待機状態となっている。また、携帯電話2bは、図5に示すように、アダプタユニット3bの2次元バーコード301を読み取るか(Sb1)、サーバコンピュータ1からのコンテンツメールのメール着信があるまで(Sb13)、待機状態となっている。
携帯電話2a、2bは、この待機状態においてコンテンツメールのメール着信があると、コンテンツメールを受信するコンテンツメール受信処理を行う(Sa12、Sb14)。
コンテンツメールを受信した携帯電話2a、2bは、コンテンツメールの本文情報の暗号付画像ファイルを表示するコンテンツメール表示処理を行い(Sa13、Sb15)、メール着信に伴う処理を終了する。
以上説明したように、本実施例のコンテンツメール配信システムによれば、アクセス利用者a、bは、前記記録媒体(アダプタユニット3a、3b)をコンテンツサービスの利用代金と引き替えに購入し、該購入した記録媒体の2次元バーコード301を自分が所有する利用者端末(携帯電話2b)にて読み取って該2次元バーコード301に記録されている送信先メールアドレス(送信先アドレス)に要求電子メールを送信することで、予め設定された前記コンテンツメールの送信上限回数に達する(サーバコンピュータ1の利用管理テーブルの残り送信回数が0に達する、図3(a)参照)まで、コンテンツデータ(画像ファイル)を含むコンテンツメールを受信できるようになるため、アクセス利用者a、bにあっては、利用代金以外に多くのパケット料金等を必要とせずに、安価にてコンテンツサービスを利用でき、コンテンツの提供者にあっては、簡便にコンテンツを利用者に提供して利益を上げることができる。
また、本実施例のコンテンツメール配信システムによれば、アクセス利用者a、bに返信されたコンテンツメールに含まれ、かつコンテンツデータとしての画像ファイルを含む暗号付画像ファイルが、不正に転用されても、該転用に使用された暗号付画像ファイルを含むコンテンツメールを配信したアクセス利用者a、bの電子メールアドレスを特定できるようになり、これら不正なアクセス利用者a、bの特定を実施できるようになる。
また、本実施例のコンテンツメール配信システムによれば、アクセス利用者a、bは、占いコンテンツデータとしての星座ごとの本日の運勢情報または競馬予想コンテンツデータとしての競馬場ごとの全レースの結果予想情報から構成される画像ファイルを含むコンテンツメールを受信することができる。
また、本実施例のコンテンツメール配信システムによれば、アクセス利用者a、bは、携帯電話2a、2bを利用することにより、外出先等においても、コンテンツメールを受信してコンテンツデータとしての画像ファイルを取得することができる。
また、本実施例のコンテンツメール配信システムによれば、例えば、アクセス利用者a、bの利用者端末が2次元バーコード読み取り手段(要求送信アプリのSb2(記憶部202)、変換プログラム(記憶部202)、撮像部205)を備えていない携帯電話である場合や、2次元バーコード読み取り手段を備えていない携帯電話に機種変更された場合においても、アダプタユニット3a、3bを装着することでコンテンツメールの配信を受けることができ、機種変更等の場合には、未使用の送信回数(残り送信回数、利用管理テーブル、図3(a)参照)が無駄になることもない。また、逆に、これらアダプタユニット3a、3bに2次元バーコード301を有することで、アダプタユニット3a、3bを装着可能な機種の携帯電話2aから、該アダプタユニット3a、3bを装着不可で2次元バーコード読み取り手段となる2次元バーコード読み取り機能を備える機種の携帯電話2bに利用者の利用者端末が変更されても、未使用の送信回数が無駄になることがない。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、コンテンツメールの送信回数を特定可能な送信回数特定情報を、利用管理テーブル(図3(b)参照)における残り送信回数としてサーバコンピュータ1にのみ登録しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、携帯電話2a、2bあるいは、アダプタユニット3a、3bにも、送信回数特定情報を記憶させ、該送信回数特定情報をコンテンツメールの受信後にのみ更新するとともに、該送信回数特定情報を含む要求電子メールをサーバコンピュータ1に送信することにより、サーバコンピュータ1では携帯電話2a、2bにてコンテンツメールが実際に受信された回数を把握可能となるため、サーバコンピュータ1は、コンテンツメールの送信回数とコンテンツメールの受信回数に基づく送信回数特定情報の調整、例えば、受信し損なった回数(=送信回数−受信回数)を残り送信回数に加算すること等が可能となる。
また、前記実施例では、サーバコンピュータ1は、携帯電話2a、2bから送信された要求電子メールの内容が正しくないと判断されたときや、コンテンツメールの送信回数が予め設定された送信上限回数に達したときに、エラーメールをコンテンツメール配信システムの管理者に送信するようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、エラーメールを送らない構成とすればエラーメールを送信するステップを省略できるし、エラーメールを携帯電話2a、2bにも送信する構成とすればアクセス利用者a、bによる不具合発生の把握が可能となる。
また、前記実施例では、アダプタユニット3a、3bの記憶部302に、アダプタID(12桁)とアダプタIDより桁数の少ないコンテンツID(2桁)とを別々に記憶させているが、本発明はこれに限定されるものではなく、アダプタID(12桁)の一部の桁を、例えば上位2桁をコンテンツID(2桁)として利用しても良く、このようにすれば、アダプタユニット3a、3bの記憶部302に記憶される情報の容量や、要求電子メールに含まれる情報の容量を低減できるばかりか、要求電子メールを生成する要求電子メール生成処理においてコンテンツIDをアダプタユニット3a、3bの記憶部302から抽出して要求電子メールに組み込むステップを省略でき、処理を簡便化できる。
また、前記実施例では、サーバコンピュータ1は、コンテンツデータにアクセス利用者a、bごとに定められた暗号情報を挿入して送信しており、該コンテンツデータを不正に転用したアクセス利用者a、bを特定可能になっていることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンテンツデータにアクセス利用者a、bごとに定められた暗号情報を挿入せずに送信しても良く、このようにした場合には、コンテンツメールを生成するコンテンツメール生成処理において、暗号から暗号情報を生成し、該暗号情報を画像ファイルに挿入するステップを省略でき、処理を簡便化できる。
また、前記実施例では、利用者端末として携帯電話2a、2bを適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、利用者端末としてコンピュータ端末やPDA端末等の画像ファイルを含む電子メールの送受信や表示が可能とされた端末を適用しても良い。
また、前記実施例では、コンテンツデータとして画像ファイルを適用し、コンテンツテーブル(図3(b)参照)にコンテンツIDに対応付けて画像ファイルの画像ファイル名を登録し、コンテンツデータを配信する際には画像ファイル名が付与された画像ファイルに暗号を挿入した暗号付画像ファイルを生成して、該暗号付画像ファイルをアクセス利用者a、bに送信しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンテンツデータとして文字情報を適用しても良く、このような場合には、コンテンツテーブル(図3(b)参照)にコンテンツIDに対応付けて文字情報を登録し、コンテンツデータを配信する際には暗号を挿入せずに該文字情報をアクセス利用者a、bに送信すれば良い。
また、前記実施例では、携帯電話2bは、要求送信アプリを実行することで、利用者からは2次元バーコード301を読み取るための操作(撮像部205の撮像操作)を受付けるのみで、2次元バーコード301の撮像から、該撮像画像を各種情報に変換し、要求電子メールを作成し、サーバコンピュータ1に送信するまでの処理を行う構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、要求送信アプリを利用しない構成としても良い。この場合には、利用者bは、携帯電話2bに2次元バーコード301を読み取らせるための操作を行った後、該2次元バーコード301から読み取った情報に基づいて、要求電子メールを送信するための操作を行うようにすれば良い。
本発明の実施例におけるコンテンツメール配信システムの構成を示すシステム図である。 コンテンツメール配信システムの構成を示すブロック図である。 (a)は利用管理テーブルを示す図であり、(b)はコンテンツテーブルを示す図であり、(c)は画像ファイルの例を示す図である。 アダプタの装着に基づくコンテンツメール配信システムの処理内容を示す図である。 2次元バーコードの読み取りに基づくコンテンツメール配信システムの処理内容を示す図である。
符号の説明
1 サーバコンピュータ
2a、2b 携帯電話
3a、3b アダプタユニット
101 制御部
102 記憶部
103 通信部
201 制御部
202 記憶部
203 通信部
204 無線通信部
205 撮像部
301 2次元バーコード
302 記憶部
303 通信部

Claims (5)

  1. インターネット網への接続機能を有し、電子メールの送受機能を備える利用者端末を所有する利用者に利用代金との交換により販売され、各記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報と、当該記録媒体識別情報を含む要求電子メールの送信先メールアドレスとがシンボル化された2次元バーコードが読み取り可能に記録された記録媒体と、
    前記記録媒体に記録された2次元バーコードを読み取り、該読み取った2次元バーコードにシンボル化された前記記録媒体識別情報と送信先メールアドレスとを変換する2次元バーコード読み取り手段と、該2次元バーコード読み取り手段にて変換されることにより該変換された送信先メールアドレスに対して、少なくとも該送信先メールアドレスとともに変換された前記記録媒体識別情報を含む要求電子メールを送信する要求電子メール送信手段と、を有する利用者端末と、
    利用者に提供するコンテンツデータを記憶するとともに、前記各記録媒体の2次元バーコードにシンボル化されている記録媒体識別情報に対応付けて前記コンテンツデータを含むコンテンツメールの送信回数を特定可能な送信回数特定情報が記憶される利用回数管理テーブルを記憶するための記憶手段と、前記利用者端末から送信される前記要求電子メールを受信する受信手段と、該要求電子メールの受信に基づいて、当該受信した要求電子メールに含まれる記録媒体識別情報に対応付けて前記利用回数管理テーブルに記憶されている前記送信回数特定情報から特定される送信回数が、予め設定された送信上限回数に達していないことを条件に、前記コンテンツデータを含むコンテンツメールを、前記要求電子メールの送信元の利用者端末に返信するコンテンツメール返信手段と、該コンテンツメール返信手段からのコンテンツメールの送信に基づいて、該コンテンツメールの送信の契機となった前記受信手段にて受信した要求電子メールに含まれる記録媒体識別情報に対応付けて前記利用回数管理テーブルに記憶されている前記送信回数特定情報を、当該送信回数特定情報から特定される送信回数に1を加算した送信回数を特定可能な情報に更新する送信回数特定情報更新手段と、を備えるサーバコンピュータと、
    から成ることを特徴とするコンテンツメール配信システム。
  2. 前記サーバコンピュータの記憶手段は、各コンテンツメールの送信先となる利用者端末の電子メールアドレスと、当該電子メールアドレスに送信されたコンテンツメールに挿入された暗号情報を特定可能な暗号情報特定情報とが対応付けて記憶される電子メールアドレス記憶手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツメール配信システム。
  3. 前記コンテンツデータが、占いコンテンツデータまたは競馬予想コンテンツデータを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツメール配信システム。
  4. 前記利用者端末が携帯電話であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツメール配信システム。
  5. 前記記録媒体が、前記2次元バーコードにシンボル化される記録媒体識別情報と送信先メールアドレスのデータを記憶するための記憶部を備え、前記利用者端末に装着可能とされたアダプタユニットであって、
    前記要求電子メール送信手段は、前記アダプタユニットが装着されることにより、当該アダプタユニットの前記記憶部に記憶されている送信先メールアドレスに対して、少なくとも該記憶部に記憶されている記録媒体識別情報を含む前記要求電子メールを送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツメール配信システム。
JP2005072943A 2005-03-15 2005-03-15 コンテンツメール配信システム Pending JP2006259841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005072943A JP2006259841A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 コンテンツメール配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005072943A JP2006259841A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 コンテンツメール配信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006259841A true JP2006259841A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37099069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005072943A Pending JP2006259841A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 コンテンツメール配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006259841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109422A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp データ処理システムおよびデータ処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109422A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp データ処理システムおよびデータ処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2004130461A (ru) Система и способ для покупки товаров и услуг через пункты доступа к сети передачи данных посредством сети торговых терминалов
JP2004046781A (ja) データ提供方法、コード発行装置、電子機器、プログラムおよび記録媒体
WO2012093396A1 (en) System and method for sending advertisements and messages with mobile devices
JP2005094351A (ja) 個人情報の保存・管理システムおよび保存・管理方法
US20020049729A1 (en) Data provision device and method
CN103150673B (zh) 金融商品报价服务器及系统与方法
JP2004185589A (ja) ポイント連携システム
US20020123940A1 (en) Method and system for ordering a product or service
JP2008181508A (ja) データ提供方法
JP5158583B2 (ja) 携帯端末装置および携帯端末処理プログラム
JP2006259841A (ja) コンテンツメール配信システム
JP2008117420A (ja) データ提供方法、電子機器、プログラムおよび記録媒体
JP4693497B2 (ja) Eメールアドレス登録システムおよび情報配信システム
JP4864523B2 (ja) 携帯端末および特定取引用プログラム
JP2005295031A (ja) コンテンツメール配信システム
JP5031265B2 (ja) ポイントシステム
US20110261699A1 (en) Server apparatus and communication system and method of controlling used in server apparatus
KR20090001670A (ko) 광고 요청 식별 번호를 이용한 광고 서비스 시스템 및 방법
JP2011158949A (ja) 通知システム、通知方法およびプログラム
JP5190180B2 (ja) 携帯端末および特定プログラム
JP2006163702A (ja) 携帯端末装置およびアプリケーションプログラム
KR101359454B1 (ko) 가맹점 광고 관리 시스템 및 방법
JP2005128810A (ja) コンテンツ提供システム及びコンテンツ提供方法
JP2006303758A (ja) VoIP通話システム
KR101041794B1 (ko) 상품권 메시지 전송 및 서비스 방법과 그 장치