JP2006259327A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続撮影の際に連続して所定の光量を発光して撮影できる撮像装置を提供する。
【解決手段】 デジタルカメラ(1)のぶれに起因した撮像素子(4)上の画像の動きを補正する像ぶれ補正装置(16)と、被写体を照明する複数のLED(50)と、LED(50)の発光を制御するLED発光駆動制御部(49)とを備え、連続撮影を行う際には、像ぶれ補正装置(16)を動作させ、LED発光駆動制御部(49)は複数のLED(50)をグループごとに発光させることにより、像ぶれ補正装置16を作動させた場合でも連続撮影を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置における被写体へ照明光を照射する照明装置、特に連写時の照射方法に関するものである。
近年、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などの撮像センサおよび信号処理の集積度が向上し、かつ安価に提供できるようになったため、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能なデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ(以下、単にデジタルカメラという)が急速に普及している。
従来より、撮像装置用の照明装置として、キセノン(Xe)放電管を発光させるストロボが一般的に用いられている。しかしながら、ストロボは、高電圧を印加させるため、大容量のコンデンサを充電するのに時間がかかるため、ストロボ撮影による撮影間隔が長くなり、折角のシャッターチャンスを逃すと言う問題点を抱えている。この問題を解決するため、昨今、発光輝度が向上している発光ダイオード(以下、「LED」と称す)を用いる撮像装置に関する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2002−207236号公報
しかしながら、上述の従来の撮像装置においては、以下に述べるような課題が生じることが知られている。LEDの発光輝度は向上しているものの、まだまだストロボ発光方式に比べると低いため、被写体に対して十分な光量が得られない。したがって、所定の露光量を確保するためには、シャッター速度を遅くして露光量を多くする必要がある。そのために、撮影者による手ぶれなどに起因して撮像装置が振動することによるぶれが発生し、満足な撮影画像を得ることが困難である。また、被写体を連続撮影する際には、例えば、1枚目の撮影時にストロボを発光させると、次の発光のための充電に時間を要するため、2枚目あるいはそれ以降の撮影に、ストロボを使用できない、あるいは充電時間を確保するために、連続撮影の間隔を長くせざるを得ないという課題がある。
また、ストロボの発光位置が固定されているため、横撮り姿勢、あるいは縦撮り姿勢に対応して、撮影姿勢に最適な位置でストロボが発光されるシステムにはなっていない。
そこで本発明は、ぶれのない画像を少ない発光光量で連続撮影できる、像ぶれ補正装置を搭載すると共に照明装置としてLEDを用いる撮像装置を提供することを目的とする。さらには、撮影姿勢によりLEDの発光位置が最適になるように制御する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、以下の構成を備えた撮像装置により達成される。
所定枚数の画像を連続撮影する連写モードでの撮影が可能な撮像装置であって、
被写体の光学的な像を形成する撮像光学系と、
前記撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、当該光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
前記撮像装置のぶれに起因する前記撮像素子上の画像の動きを補正する像ぶれ補正手段と、
被写体を照明する複数の発光部と、
前記発光部の発光を制御する発光駆動制御部とを備え、
連続撮影を行う際には、前記像ぶれ補正手段を動作させ、前記発光駆動制御部は前記複数の発光部を選択的に発光させることを特徴とする。
本構成により、像ぶれ補正装置を用い、撮像装置の照明装置として複数のLEDを選択的に発光させて、被写体に必要な光を照射しながら連続撮影することによって、ぶれのない画像を撮影できる。
また、撮像装置に加わる振動を検知して、撮像光学系の補正レンズを光軸と直交する2方向に駆動する像ぶれ補正手段を備えた撮像装置であって、姿勢検出手段は、補正レンズを駆動させるための信号を検出することにより、撮像装置の姿勢を判別することを特徴とする。
本構成により、撮像装置の姿勢検出手段として像ぶれ補正手段を用いることにより、別途、角度センサ等を取り付ける必要がない。
上述のように、本発明に係る撮像装置においては、像ぶれ補正装置を用い、撮像装置の照明装置として複数のLEDを選択的に発光させることにより、被写体に必要な光を照射しながら連続撮影することによって、連続撮影時にも、ぶれのない画像を撮影できる。さらに、撮影時の撮像装置の姿勢を検出し、検出された撮影姿勢に応じて複数のLEDを選択的に発光させることにより、撮像装置の撮影時の姿勢に関係なく、撮像装置の上側から光を照射させることによって、被写体に不自然な方向から光が当たることなく、撮影できる。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラ1の概略構成を示す。デジタルカメラ1は、撮像光学系Lと、マイクロコンピュータ3と、撮像センサ4と、CCD駆動制御部5と、アナログ信号処理部6と、A/D変換部7と、デジタル信号処理部8と、バッファメモリ9と、画像圧縮部10と、画像記録制御部11と、画像記録部12と、画像表示制御部13と、表示部55と、シャッター制御部41と、シャッター駆動モータ42とを備えている。
撮像光学系Lは、3つのレンズ群L1、L2、およびL3からなる3つのレンズ群を含む光学系である。第1レンズ群L1および第2レンズ群L2(像ぶれ補正用レンズ群)は、光軸方向に移動することによりズーミングを行う。第3レンズ群L3(フォーカスレンズ群)は、光軸方向に移動することによりフォーカシングを行う。また、第2レンズ群L2は、補正レンズ群であって、光軸に垂直な面内を移動することにより光軸を偏心させて画像の動きを補正する役割を果たす。
機械的な振動や撮影者による揺れ等がデジタルカメラ1に加わると、被写体からレンズに入射する光の光軸は、レンズの光軸に対してずれる。したがって、得られる画像は不鮮明な画像となる。これを防ぐための防止機構を、以下像ぶれ補正機構という。さらに、本実施の形態において、像ぶれ補正機構は、デジタルカメラ1の姿勢検出手段としても併用できる。なお、これらの構造および動作については後述する。
マイクロコンピュータ3は、デジタルカメラ1の各種の制御部全体を制御する。また、マイクロコンピュータ3は、電源スイッチ35、シャッター操作部36、撮影/再生切換操作部37、十字操作キー38、MENU設定操作部39およびSET操作部40からの信号を、それぞれ受信可能である。
シャッター制御部41は、シャッター操作部36の操作によるタイミング信号により、マイクロコンピュータ3からの制御信号に基づいて、シャッター駆動モータ42を駆動し、シャッターを動作させる。
撮像センサ4は、CCDであり、撮影光学系Lにより形成される光学的な像を電気的な信号に変換する。撮像センサ4は、CCD駆動制御部5により駆動制御される。なお、撮像センサ4は、CMOSでもよい。
撮像センサ4から出力された画像信号は、アナログ信号処理部6から、A/D変換部7、デジタル信号処理部8、バッファメモリ9、および画像圧縮部10を経て、順次処理される。アナログ信号処理部6は、撮像センサ4から出力される画像信号にガンマ処理等のアナログ信号処理を施す。A/D変換部7は、アナログ信号処理部6から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号処理部8は、A/D変換部7によりデジタル信号に変換された画像信号に対して、ノイズ除去や輪郭強調等のデジタル信号処理を施す。バッファメモリ9は、RAM(Random Access Memory)であり、デジタル信号処理部8により処理された画像信号を一旦記憶する。
さらに、バッファメモリ9に記憶された画像信号は、画像圧縮部10から画像記録部12を経て、順次処理される。バッファメモリ9に記憶された画像信号は、画像記録制御部11の指令により、画像圧縮部10に送信され、画像信号のデータは所定の大きさに圧縮される。この際、画像信号は、所定の比率で圧縮され、元のデータサイズよりも小さなデータサイズになる。圧縮方法としては、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式が用いられる。圧縮と同時に、画像圧縮部10は、サムネイル表示等に用いられる撮影画像に対応する縮小画像信号を生成する。そして、縮小画像信号および圧縮された画像信号は、画像記録部12へ送信される。
画像記録部12は、デジタルカメラ1の本体に設けられた内部メモリ45(図示せず)および着脱可能なリムーバブルメモリ46の少なくとも何れかにより構成される。そして、画像記録部12は、画像記録制御部11の指令に基づいて、画像信号と、対応する縮小画像信号と、記録すべき所定の情報とを関連付けて記録する。画像信号とともに記録すべき所定の情報としては、画像を撮影した際の日時と、焦点距離情報と、シャッタースピード情報と、絞り値情報と、撮影モード情報と、後述するデジタルカメラ1の姿勢情報とが含まれる。
画像表示制御部13は、マイクロコンピュータ3から出力される制御信号により制御される。この画像表示制御部13の指令により、表示部55は、画像記録部12あるいはバッファメモリ9に記録されている画像信号を可視画像として表示する。表示部55における画像の表示形態は、画像信号の有する画像のみを表示する形態と、画像撮影時(つまり、圧縮される前の画像信号の生成時)の情報を表示する形態とがある。画像撮影時の情報は、焦点距離情報と、シャッタースピード情報と、絞り値情報と、撮影モード情報と、合焦状態情報と、姿勢情報とを含む。これらの情報は、MENU設定操作部39の操作により表示される。
次に、実施の形態1に係るデジタルカメラ1の構成について、図2を用いて説明する。図2(a)はデジタルカメラ1の上面を示し、図2(b)はデジタルカメラ1の背面を示す。
筐体1aは、前面に撮像光学系Lを含むレンズ鏡筒2を備え、背面に電源スイッチ35と、撮影/再生切換操作部37と、十字操作キー38と、MENU設定操作部39と、SET操作部40と、液晶モニタからなる表示部55とを含む。さらに、筐体1aの上面は、シャッター操作部36と、ズーム操作部57とを備える。
ズーム操作部57は、シャッター操作部36と同軸上で回動可能に、シャッター操作部36の周囲に設けられている。電源スイッチ35は、デジタルカメラ1の電源のON/OFFを行う操作部材である。撮影/再生切換操作部37は、撮影モードと再生モードの切換えを行う操作部材であり、レバーを回動させることにより切り換えが行われる。撮影モードに切換えられた状態で、ズーム操作部57を右方向へ回動させると撮像光学系Lは望縁側へ、左方向へ回動させると広角側へそれぞれマイクロコンピュータ3により制御される。
MENU設定操作部39は、表示部55に各種メニューを表示させるための操作部材である。十字操作キー38は、その上下左右の部位を押圧することによって、MENU設定操作部39の操作に応答して表示部55に表示される各種操作メニューを任意に選択するための操作部材である。十字操作キー38により各種操作メニューが選択されると、マイクロコンピュータ3は実行指令を出す。SET操作部40は、各種操作メニューの表示を、表示前の状態に戻すための操作部材である。
図1に戻って、シャッター制御部41は、シャッター操作部36の操作によるタイミング信号により、マイクロコンピュータ3からの制御信号に基づいてシャッター駆動モータ42を駆動し、シャッターを動作させる。
LED発光駆動制御部49は、シャッター操作部36の操作により発生するタイミング信号により、マイクロコンピュータ3からの制御信号に基づいて、撮影用照明LEDユニット50を構成する複数のLEDを選択的に発光させる。なお、撮影用照明LEDユニット50は、電源スイッチ35により電源がONされた状態では、撮影に当たって撮像センサ4が撮像光学系Lから入射される光学的画像の光量が一定値以下、すなわち撮像センサ4で生成される画像信号の出力が一定値以下の場合は、シャッター動作と連動して自動的に発光するようにLED発光駆動制御部49によって制御される。
一方、撮像センサ4からの画像信号の出力が一定値以上では、撮影用照明LEDユニット50は発光されないように、マイクロコンピュータ3によって設定されている。そして、LED発光入/切操作部56は、その「入」操作によりマイクロコンピュータ3によって、撮像センサ4からの出力に関係なく撮影用照明LEDユニット50を発光させ、「切」操作により撮像センサ4からの出力に関係なく撮影用照明LEDユニット50を発光させないように設定できる操作部である。十字操作キー38は、それによる操作選択肢の例としては、後述の像ぶれ補正装置16の動作或いは非動作がある。
MENU設定操作部39は、デジタルカメラ1の各種動作を設定するための操作部であり、例えばシャッター操作部36の1回の操作に応答して、マイクロコンピュータ3によりシャッター駆動モータ42を駆動制御して、例えば0.3秒間隔で2回あるいはそれ以上の複数回シャッターが動作する連写撮影を行わせる連写モードが選択可能である。なお、この連写モードの確定は、SET操作部40により行われる。
そして、前記MENU設定操作部39により連写モードが選択された状態では、マイクロコンピュータ3は、LED発光入/切操作部56が「入」の場合は、像ぶれ補正装置16を動作させ、かつ連写の1枚撮影ごとに、撮影用照明LEDユニット50を発光させる。
図3に、撮影用照明LEDユニット50における駆動回路の構成を示す。同図に示す例では、撮影用照明LEDユニット50は、8個のLED50a、50b、50c、50d、50e、50f、50g、および50hから構成されている。LED発光駆動制御部49には、マイクロコンピュータ3より出力される、LED50a〜50hのどれを選択して駆動するかというLED選択信号、あるいはLED50a〜50hのそれぞれの光量を調整するLED光量制御信号に基づいて、8つのLED50a〜50hの少なくとも1つを選択して駆動する。
図4に、デジタルカメラ1の前面を、照明装置に重点を置いて示す。同図に示す例では、撮影用照明LEDユニット50は、8個のLED50a〜50hが、レンズ鏡筒2を挟んで、左右それぞれ4個(LED50a〜50dおよびLED50e〜50h)ずつ、デジタルカメラ1の上部に配置されている。なお、LED50a、50b、50e、および50fはグループAを形成し、LED50c、50d、50g、および50hはグループBを形成している。撮影用照明LEDユニット50においては、LED発光駆動制御部49の指令に基づき、LED50a〜50hがグループごとに選択的に発光する。
次に、前述の図1を参照して、像ぶれ補正装置16の制御システムについて説明する。像ぶれ補正装置16は、動き補正部15Aと、動き検出部18Aと、信号処理部3Aとを備える。撮像光の光軸を制御する動き補正部15Aは、第2レンズ群L2と、ヨーイング制御部14xと、ピッチング制御部14yと、位置検出部15とを含む。
第2レンズ群L2は、光軸AZに垂直な面内を移動することにより、光軸AZを偏心させ、画像の動きを補正する役割を果たす補正レンズ群である。第2レンズ群L2は、ヨーイング駆動制御部14xおよびピッチング駆動制御部14yにより、光軸AZに直交する2方向XおよびY方向に駆動制御される。以下、X方向をヨーイング方向、Y方向をピッチング方向とする。
位置検出部15は、第2レンズ群L2の位置を検出する検出手段であり、ヨーイング駆動制御部14xおよびピッチング駆動制御部14yとともに、第2レンズ群L2を制御するための帰還制御ループを形成する。
動き検出部18Aは、ヨーイング角速度センサ18xと、ピッチング角速度センサ18yとを含む。ヨーイング角速度センサ18xおよびピッチング角速度センサ18yは、手ぶれおよびその他の振動による撮像光学系Lを含む撮像装置自体の動きを検出するためのセンサであり、それぞれヨーイングおよびピッチングの2方向の動きを検出する。ヨーイング角速度センサ18xおよびピッチング角速度センサ18yは、デジタルカメラ1が静止している状態での出力を基準とし、デジタルカメラ1の動く方向により正負両方の角速度信号を出力する。出力された信号は、信号処理部にて処理される。
信号処理部3Aは、マイクロコンピュータ3と、A/D変換部19xおよび19yと、D/A変換部17xおよび17yとを含む。角速度センサ18xおよび18yより出力される信号は、フィルタ処理およびアンプ処理等が施された後に、A/D変換部19xおよび19yでそれぞれデジタル信号に変換され、マイクロコンピュータ3に与えられる。
マイクロコンピュータ3は、A/D変換部19xおよび19yを介してそれぞれ取り込んだ角速度センサ18xおよび18yの出力信号に対して、フィルタリング、積分処理、位相補償、ゲイン調整、およびクリップ処理等の各処理を施す。これらの処理を施すことにより、マイクロコンピュータ3は、動き補正に必要な補正レンズ群L2の駆動制御量を算出して、制御信号を生成する。生成された制御信号は、D/A変換部17xおよび17yのそれぞれを介して、ヨーイング駆動制御部14xおよびピッチング駆動制御部14yに出力される。これにより、ヨーイング駆動制御部14xおよびピッチング駆動制御部14yは、制御信号に基づき、補正レンズ群L2を駆動して、画像の動きを補正する。
次に、図5を参照して、本実施の形態1に係る撮像装置における像ぶれ補正装置16の像ぶれ補正機構20の構成について説明する。同図において、像ぶれ補正機構20は、ピッチング保持枠21と、ヨーイング保持枠22と、固定枠25と、ヨーイングアクチュエータ29xと、ピッチングアクチュエータ29yと、発光素子30と、受光素子31とを含む。
ピッチング保持枠21は、コイル24xおよび24yを有する。第2レンズ群L2および発光素子30は、ピッチング保持枠21に固定されている。ピッチング保持枠21は、2本のピッチングシャフト23aおよび23bを介して、ヨーイング保持枠22に対して、Y方向に摺動可能に保持される。
ヨーイング保持枠22は、ヨーイングシャフト26aおよび26bを介して、固定枠25に対して、X方向に摺動可能に保持される。
ヨーイングアクチュエータ29xは、マグネット27xと、ヨーク28xとを有し、固定枠25に保持される。同様に、ピッチングアクチュエータ29yは、マグネット27yと、ヨーク28yとを有し、固定枠25に保持される。
受光素子31は、固定枠25に固定されて、発光素子30の投射光を受光し、2次元の位置座標を検出する。
図6に示すフローチャートを参照して、本実施の形態に係る撮像装置における、連写モードで2枚の画像を撮影する動作について説明する。
撮影者は、連写モードに設定するために、デジタルカメラ1の筐体1aの裏面に設けられたMENU設定操作部39を操作して表示部55に表示された操作メニューから連写モードを選択(ステップS1)し、SET操作部40により決定する。そして、撮影用照明LEDユニット50及び像ぶれ補正装置16が動作される状態で、シャッター操作部36を操作(ステップS2)すると、マイクロコンピュータ3はデジタル信号処理部8へ指令を送信する。デジタル信号処理部8は、受信した指令に基づいて、受像した画像信号に基づいて露光値を算出する。そして、マイクロコンピュータ3はその露光値より、適切なシャッタースピードを自動設定し、測光処理が終了する。
さらに、画像信号のコントラスト値がピークとなるように、図示しないフォーカスモータを駆動して、合焦処理を行うことにより、測距処理が終了し、1枚目の画像が撮影される(ステップS3)。この時、グループAの4つのLED50a、50b、50e、および50fから所定の光量の光が照射される。続いて1枚目の画像撮影と同じ条件で2枚目の画像撮影が行われる(ステップS4)。この時、グループBの4つのLED50c、50d、50g、および50hから所定の光量の光が照射される。そして撮影画像信号は画像記録部12に記録される(ステップS5)。
そして、撮影/再生切換操作部37を操作して、撮像装置を再生モードにし、さらに十字操作キー38を操作して、記録された撮像画像信号の内で所望のものを選択することによって、対応する撮影画像を選択的に表示部55に表示できる。
2枚の連続撮影時に動作する像ぶれ補正装置16は、ヨーイング角速度センサ18xおよびピッチング角速度18yにより、撮影者が撮影する際にデジタルカメラ1に生じる手ぶれによる像ぶれを検知する。そして、マイクロコンピュータ3は、検知された像ぶれを打ち消すように指令を発する。ピッチング移動枠21のコイル24xおよび24yにそれぞれ外部の回路から電流が供給されると、ヨーイングアクチュエータ29xおよびピッチング29yとの間で形成される磁気回路により、ピッチング移動枠21は、光軸AZと直角なX方向およびY方向で規定される平面(以降、「XY平面」)内を移動する。
また、ピッチング移動枠21の位置は、受光素子31により検出されるため、高精度な位置検出を行うことができる。すなわち、像ぶれ補正機構20によりL2レンズ群を光軸AZと直交するXY平面内を移動させることにより、撮像光学系Lを介して撮像センサ4に入射する画像の補正を行うことができ、手ぶれによる像ぶれを抑制した良好な画像を撮影することが可能となる。
以上のように本発明の実施の形態1においては、像ぶれ補正装置を用い、撮像装置の照明装置として複数のLEDを選択的に発光させることにより、撮影に必要な光を被写体に照射しながら連続撮影ができるので、連続撮影時においても、ぶれのない画像を撮影できる。
なお、本実施の形態においては、連続撮影の撮影枚数が2枚の場合について説明したが、その限りではない。例えば、連続撮影の枚数が3枚の時には、2枚目の撮影時に使用したグループBの4つのLED50c、50d、50g、および50hに続き、グループAの4つのLED50a、50b、50e、および50fを使用するように、グループAおよびBに属するLEDを交互に発光させればよい。また、1回に照射するLEDの数についても、4つに限定するものではない。
なお、撮像光学系、並びに像ぶれ補正機構の構成は、上記の実施の形態の構成に限定されるものではない。さらに、像ぶれ補正機構は、上記したレンズ群を光軸AZに直交する方向に駆動するインナーシフト方式に限定されるものではなく、例えば撮像センサを撮像光学系Lに対して光軸AZと直交する2方向に駆動して補正する方式、レンズ鏡筒の前面に取り付けたプリズムの角度を変えて補正する方式、あるいはレンズ鏡筒全体を駆動して補正する方式など、像ぶれ補正を行うことができる他の方式でもよい。また、撮像センサ内での画像の切り出し位置を変えて補正する電子式の像ぶれ補正方式でもよい。
なお、光学系と撮像装置とは一体であることに限定されるものではなく、光学系の部分が交換可能である、いわゆる交換レンズ方式に対応するものであっても良い。また、その場合にも、像ぶれ補正装置は、光学系と一体になったもの、あるいは撮像装置本体内に内蔵されたもののいずれであっても良い。
(実施の形態2)
図7に示すように、本発明の実施の形態2に係る撮像装置の撮影姿勢検出部の制御システムは、上述の実施の形態1における像ぶれ補正装置に、デジタルカメラの撮影時の姿勢を検出する姿勢検出部が追加されて構成されている。なお、実施の形態1に係る撮像装置と共通の部材に関しては、同一の符号を付し、その説明は省略する。
図7において、撮影姿勢検出部32Aは、ヨーイング電流値検出部32xと、ピッチング電流値検出部32yとを含む。ヨーイング電流値検出部32xは、ヨーイングアクチュエータ29xが動作した際にコイルへ流れる電流値を検出する。同様に、ピッチング電流値検出部32yは、ピッチングアクチュエータ29yが動作した際にコイルへ流れる電流値を検出する。
次に、ヨーイング電流値検出部32xおよびピッチング電流値検出部32yによる電流値検出方法について、図8および図9を用いて説明する。図8は、像ぶれ補正機構20の姿勢を示している。具体的には、図8(a)は、横撮り姿勢の撮影における像ぶれ補正機構20の姿勢を示し、図8(b)は、縦撮り姿勢の撮影における像ぶれ補正機構20の姿勢を示す。
図8(a)に示す横撮り姿勢の場合、第2レンズ群L2と、ピッチング保持枠21と、コイル24xおよび24yと、ヨーイング保持枠22のそれぞれの重さは、重力方向であるY方向へ作用する。このとき、第2レンズ群L2は、適切な像を得るために光軸中心に保持される必要がある。そのため、第2レンズ群L2の自重分を支持するための電磁力の発生が必要である。したがって、必要とする電磁力を発生させるために電流Iy1がコイル24yに供給される。一方、X方向については、第2レンズ群L2を光軸中心に保持するための自重分を考慮する必要がないため、コイル24xへ供給される電流Ix2の値は、コイル24yへ供給される電流Iy1の値と比較して小さい。
図8(b)に示す縦撮り姿勢は、光軸を中心として横撮り姿勢から90度回転させた像ぶれ補正機構20の姿勢である。第2レンズ群L2と、ピッチング保持枠21と、コイル24xおよび24yと、ヨーイング保持枠22のそれぞれの重さは、重力方向であるX方向へ作用する。このとき、第2レンズ群L2は、光軸中心に保持される必要がある。そのため、X方向に関して、第2レンズ群L2の自重分に加えて、ヨーイング保持枠22の自重分を支持するための電磁力の発生が必要となる。したがって、必要とする電磁力を発生させるために、電流Ix1がコイル24xへ供給される。
電流Ix1の値は、ヨーイング保持枠22の自重分を考慮すると、横撮り姿勢においてコイル24yに供給される電流Iy1の値と比較して大きい。一方、Y方向に関しては、第2レンズ群L2を光軸中心に保持するための自重分を考慮する必要がないため、コイル24yへ供給される電流Iy2の値は、コイル24xへ供給される電流Ix1の値と比較して小さい。
以上から、コイル24xおよび24yに流れる電流の値は、デジタルカメラ1の撮影姿勢により定まることが分かる。すなわち、像ぶれ補正機構20およびデジタルカメラ1の撮影姿勢は、コイルに流れる電流の値を検出することにより判断できる。したがって、像ぶれ補正機構20は、像ぶれを防止する役割とともに、デジタルカメラ1の姿勢検出手段としても併用できる。
デジタルカメラ1の撮影姿勢の判別は、以下に述べるようにして行われる。なお、横撮りの姿勢におけるデジタルカメラ1の姿勢を基準とし、そのときの角度を0度と規定する。つまり、図8(a)に示した状態が横撮り姿勢である。また、縦撮りの姿勢におけるデジタルカメラ1の姿勢は、横撮り姿勢から光軸を中心として90度、あるいは−90度回転させた状態となり、図11(a)に示す状態が90度回転させた縦撮り姿勢1であり、図11(b)に示す状態が−90度回転させた縦撮り姿勢2である。
撮影者が横撮り姿勢で、風景など横長の被写体を撮影する場合について説明する。デジタルカメラ1の姿勢は、ヨーイング電流値検出部32xおよびピッチング電流値検出部32yによる電流の検出値に基づいて判断される。
図8(a)に示す横撮りの姿勢、すなわち0度の姿勢で撮影する場合、ヨーイング電流値検出部32xおよびピッチング電流値検出部32yにより、像ぶれ補正機構20のコイル24xに流れる電流Ix2の値およびコイル24yに流れる電流Iy1の値がそれぞれ検出される。これらの電流値により、マイクロコンピュータ3は、デジタルカメラ1の姿勢が横撮り姿勢であると判別する。この状態で撮影者は、シャッター操作部36を押すことにより、被写体を撮影できる。そして撮影された画像は、画像記録部12に記録される。
この際、図10に示すように、画像記録制御部11は、デジタルカメラ1の撮影姿勢が0°であったことを示す姿勢判別信号60(0)を、バッファメモリ9から出力される画像信号に付加する。姿勢判別信号60は、例えば画像信号のヘッダーあるいはフッター成分に記録される。なお、姿勢判別信号60の記録は、バッファメモリ9あるいは画像記録部12内のいずれのタイミングで行ってもよい。
一方、撮影者が縦撮り姿勢で、人物など縦長の被写体を撮影する場合には、横撮り姿勢の場合と同様に、デジタルカメラ1の姿勢は、ヨーイング電流値検出部32xおよびピッチング電流値検出部32yの電流検出値に基づいて判断される。
図8(b)に示す縦撮りの姿勢1、すなわち図8(a)に示す横撮りの姿勢から90度回転した姿勢で撮影する場合は、ヨーイング電流値検出部32xおよびピッチング電流値検出部32yにより、像ぶれ補正機構20のコイル24xに流れる電流Ix1の値およびコイル24yに流れる電流Iy2の値がそれぞれ検出される。これらの電流値に基づいて、マイクロコンピュータ3は、デジタルカメラ1の姿勢が縦撮り姿勢1であると判別する。
この状態で撮影者は、シャッター操作部36を押すことにより、被写体を撮影できる。そして撮影された画像は、画像記録部12に記録される。この際、画像記録制御部11は、デジタルカメラ1の撮影姿勢が光軸を中心として横撮り姿勢から90度回転した縦撮り姿勢1であることを示す姿勢判別信号60(1)を、バッファメモリ9から出力される画像信号に付加する。
さらに、図8(b)に示す位置より180度回転させた縦撮りの姿勢2(図11(b))においては、図9に示すコイル24xに流れる電流Ix1の値は、その大きさが縦撮り姿勢1における場合の値とほぼ同じであるが、極性は逆(プラスからマイナスへ変化)となることに基づいて、横撮り姿勢から−90度回転した縦撮り姿勢2であると判別できる。
この状態で撮影者は、シャッター操作部36を押すことにより、被写体を撮影できる。そして撮影された画像は、画像記録部12に記録される。この際、画像記録制御部11は、デジタルカメラ1の撮影姿勢が光軸を中心として横撮り姿勢から−90度回転した縦撮り姿勢2であったことを示す姿勢判別信号60(2)を、バッファメモリ9から出力される画像信号に付加する。
図11(a)および図11(b)にそれぞれ示すように、撮影用照明LEDユニット50は、複数個、本実施の形態においては8個のLED50a、50b、50c、50d、50e、50f、50g、および50hが、レンズ鏡筒2を挟んで、左右それぞれ4個ずつ、デジタルカメラ1の上部に配置されている。また、それぞれのLEDはグループを形成し、LED50e、50f、50g、および50hがグループCを形成し、LED50a、50b、50c、および50dがグループDを形成して、LED発光駆動制御部49の指令に基づき、グループごとに選択的に発光する。
次に、図12に示すフローチャートを参照して、上述の如く構成された撮像装置に関し、撮影姿勢に応じて画像を撮影する動作について説明する。撮影者は、撮影を行うために、デジタルカメラ1を所定の姿勢で構える。撮影姿勢検出部32Aは、デジタルカメラ1の姿勢を検出する(ステップS10)。そして、撮影姿勢が横撮り姿勢が検出されれば制御はステップS20に進み、縦撮り姿勢1が検出されれば制御はステップS30に進み、縦撮り姿勢2が検出されれば制御はステップS40に進む。
ステップS10において、横撮り姿勢と判別された場合は、撮影用照明LEDユニット50及び像ぶれ補正装置20が動作される状態で、シャッター操作部36を操作(ステップS20)すると、マイクロコンピュータ3はデジタル信号処理部8へ指令を送信する。デジタル信号処理部8は、受信した指令に基づいて、受像した画像信号に基づいて露光値を算出する。そして、マイクロコンピュータ3はその露光値より、適切なシャッタースピードを自動設定し、測光処理が終了する。
さらに、画像信号のコントラスト値がピークとなるように、図示しないフォーカスモータを駆動して、合焦処理を行うことにより、測距処理が終了し、所定の画像が撮影される(ステップS22)。この時、撮影姿勢検出部32Aの指令に基づき、グループAの4つのLED50a、50b、50e、および50fから所定の光量の光が照射される。そして撮影画像信号は、姿勢判別信号60(0)と共に、画像記録部12に記録され、撮影が終了する(ステップS34)。なお、照射するLEDについては、グループBの4つのLED50c、50d、50g、および50hであっても良い。
ステップS10において、縦撮り姿勢1と判別された場合は、撮影用照明LEDユニット50及び像ぶれ補正装置20が動作される状態で、シャッター操作部36を操作(ステップS30)すると、マイクロコンピュータ3はデジタル信号処理部8へ指令を送信する。デジタル信号処理部8は、受信した指令に基づいて、受像した画像信号に基づいて露光値を算出する。そして、マイクロコンピュータ3はその露光値より、適切なシャッタースピードを自動設定し、測光処理が終了する。
さらに、画像信号のコントラスト値がピークとなるように、フォーカスモータ(図示せず)を駆動して、合焦処理を行うことにより、測距処理が終了し、所定の画像が撮影される(ステップS32)。この時、撮影姿勢検出部32Aの指令に基づき、グループCの4つのLED50e、50f、50g、および50hから所定の光量の光が照射される。そして撮影画像信号は、姿勢判別信号60(1)と共に、画像記録部12に記録され、撮影が終了する(ステップS34)。
ステップS10において、縦撮り姿勢2と判別された場合は、撮影用照明LEDユニット50及び像ぶれ補正装置20が動作される状態で、シャッター操作部36を操作(ステップS40)すると、マイクロコンピュータ3はデジタル信号処理部8へ指令を送信する。デジタル信号処理部8は、受信した指令に基づいて、受像した画像信号に基づいて露光値を算出する。そして、マイクロコンピュータ3は算出された露光値より、適切なシャッタースピードを自動設定し、測光処理が終了する。
さらに、画像信号のコントラスト値がピークとなるように、図示しないフォーカスモータを駆動して、合焦処理を行うことにより、測距処理が終了し、所定の画像が撮影される(ステップS42)。この時、撮影姿勢検出部32Aの指令に基づき、グループDの4つのLED50a、50b、50c、および50dから所定の光量の光が照射される。そして撮影画像信号は、姿勢判別信号60(2)と共に、画像記録部12に記録され、撮影が終了する(ステップS44)。
上述より明らかなように、本実施の形態に係る撮像装置においては、どの撮影姿勢においても、デジタルカメラ1の上側に位置する撮影用照明LEDユニット50より所定の光量の光が照射されて撮影されるので、被写体に対して下側から光が当たる不自然な画像となることを防ぐことが可能となる。なお、撮影画像の再生時には、撮影画像に記録した姿勢判別信号に基づき、常に正立状態となるように、撮影画像を自動的に回転させて表示する。
以上に説明したように本発明に係る撮像装置においては、撮影時の撮像装置の姿勢が検出され、姿勢の検出結果に応じて、LEDを選択的に発光させることにより、どんな撮影姿勢であっても、被写体に対して下側から光が当たり、不自然な画像となることを防ぐことが可能となる。特に縦撮り姿勢においては、撮影者の利き手が、右利き、左利きの違いにより、その使用形態が本実施の形態の縦撮り姿勢1、あるいは縦撮り姿勢2のいずれかに偏るため、姿勢検出結果に応じてLEDを選択的に発光させたことにより、撮影者の利き手に左右されることは少なくなる。
また、実施の形態2において、LEDを発光させる位置を制御すると共に、その発光量を制御するようにしてもよい。さらには、LEDを発光させる位置については、撮影者が任意に選択できるようにしてもよい。
さらに、撮影姿勢は、ピッチング電流値検出部およびヨーイング電流値検出部によりピッチングおよびよーイングの両方の電流の値を検出することにより判断しているが、少なくとも一方の電流値を検出することにより、撮影姿勢を特定できる。つまり、ピッチング電流値検出部およびヨーイング電流値検出部のどちらか一方に異常が生じた場合でも、両方の電流値を検出することにより撮影姿勢を正確に判断できる。
撮影姿勢を、ピッチング電流値検出部およびヨーイング電流値検出部の電流値を検出することにより判断しているが、これに限られるものでなく、例えば、電圧値を測定しても同様の効果を得ることができる。
撮像装置が1つのシャッター操作部を備えた例について述べたが、これに限られるものではない。例えば、横撮り姿勢で撮影するシャッター操作部と、縦撮り姿勢で撮影するシャッター操作部とをそれぞれ単独で撮像装置に搭載して、そのシャッター操作部を使用することにより、撮影姿勢の判別を行ってもよい。
姿勢判別信号として、(0)、(1)または(2)の信号を付加する方法を用いているが、これに限られるものではない。例えば、縦撮り姿勢においてのみ、信号を付加してもよい。また、姿勢判別信号は、撮影画像に記録する方法に限らず、撮影画像とは別のファイルに記録し、撮影画像と、姿勢判別信号が記録されたファイルとを対応させてもよい。
撮像装置の姿勢判別手段として、像ぶれの補正装置の電流値を用いて行ったが、別途、角度を検出する検出センサを設けても良い。
本実施の形態1および2において、撮影画像は静止画像である場合を例として説明したが、動画あるいは簡易動画等についても同様の効果を得ることができる。照明装置として使用するLEDについては、他の機能、例えばAF補助光やセルフタイマー時に使用するLEDと併用しても良い。
本発明に係る撮像装置、表示制御装置ならびに表示装置は、撮影画像の表示方法に関して快適な表示が要望されている、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、およびカメラ機能付きの携帯電話端末などに利用できる。
本発明の実施の形態1に係る撮像装置の制御システムを示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る撮像装置の上面および背面を示す図 本発明の実施の形態1に係る撮像装置における撮影用照明LEDユニットの駆動回路の構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る撮像装置の正面を示す図 本発明の実施の形態1に係る撮像装置における像ぶれ補正装置の像ぶれ機構の分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る撮像装置における連写モード動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る撮像装置における撮像装置の姿勢検出装置の制御システムを示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る撮像装置における像ぶれ補正装置の姿勢の説明図 本発明の実施の形態2に係る撮像装置における撮影姿勢別の像ぶれ補正装置への供給電流量を示す図 本発明の実施の形態2に係る撮像装置における撮影姿勢別の姿勢判別信号の説明図 本発明の実施の形態2に係る撮像装置の縦撮り姿勢を示す図 本発明の実施の形態2に係る撮像装置における姿勢別の撮影動作を示すフローチャート
符号の説明
1 デジタルカメラ
1a 筐体
2 レンズ鏡筒
3 マイクロコンピュータ
3A 信号処理部
4 撮像センサ
5 CCD駆動制御部
6 アナログ信号処理部
7 A/D変換部
8 デジタル信号処理部
9 バッファメモリ
10 画像圧縮部
11 画像記録制御部
12 画像記録部
13 画像表示制御部
14x ヨーイング駆動制御部
14y ピッチング駆動制御部
15A 動き補正部
15 位置検出部
16 像ぶれ補正装置
17x、17y D/A変換部
18A 動き検出部
18x ヨーイング角速度センサ
18y ピッチング角速度センサ
19x、19y A/D変換部
20 像ぶれ補正機構
21 ピッチング移動枠
22 ヨーイング移動枠
23a、23b ピッチングシャフト
24x、24y コイル
25 固定枠
26 ヨーイングシャフト
27 マグネット
28 ヨーク
29x ヨーイングアクチュエータ
29y ピッチングアクチュエータ
32A 撮影姿勢検出部
32x ヨーイング電流値検出部
32y ピッチング電流値検出部
35 電源スイッチ
36 シャッター操作部
37 撮影/再生切換操作部
38 十字操作キー
39 MENU設定操作部
40 SET操作部
41 シャッター制御部
42 シャッター駆動モータ
50 LED
55 表示部
57 ズーム操作部
60 姿勢判別信号
L 撮像光学系
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群

Claims (7)

  1. 所定枚数の画像を連続撮影する連写モードでの撮影が可能な撮像装置であって、
    被写体の光学的な像を形成する撮像光学系と、
    前記撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
    撮像装置のぶれに起因した前記撮像素子上の画像の動きを補正する像ぶれ補正手段と、
    被写体を照明する複数の発光部と、
    前記発光部の発光を制御する発光駆動制御部とを備え、
    前記連続撮影を行う際には、前記像ぶれ補正手段を動作させ、前記発光駆動制御部は前記複数の発光部を選択的に発光させることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体の光学的な像を形成する撮像光学系と、
    前記撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
    被写体を照明する複数の発光部と、
    前記発光部の発光を制御する発光駆動制御部と、
    撮影時の撮影装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを備え、
    前記発光駆動制御部は、前記姿勢検出手段の検出結果に応じて、前記複数の発光部を選択的に発光させることを特徴とする撮像装置。
  3. 撮像装置に加わる振動を検知して、撮像光学系の補正レンズを光軸と直交する2方向に駆動する像ぶれ補正手段を備えた撮像装置であって、
    前記姿勢検出手段は、前記補正レンズを駆動させるための信号を検出することにより、前記撮像装置の姿勢を判別することを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記像ぶれ補正手段は、前記補正レンズを光軸と直交する2方向に駆動するための第1および第2のアクチュエータを含み、
    前記姿勢検出手段は、前記第1および第2のアクチュエータの少なくとも一方の駆動電流値を検出することにより撮像装置の姿勢を判別することを特徴とする、請求項3に記載の撮像装置。
  5. 所定枚数の画像を連続撮影する連写モードでの撮影が可能な撮像装置であって、
    被写体の光学的な像を形成する撮像光学系と、
    前記撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
    撮像装置のぶれに起因する前記撮像素子上の画像の動きを補正する像ぶれ補正手段と、
    被写体を照明する複数の発光部と、
    前記発光部の発光を制御する発光駆動制御部と、
    撮影時の撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを備え、
    前記連続撮影を行う際には、前記像ぶれ補正手段を動作させ、前記発光駆動制御部は前記姿勢検出手段の検出結果に応じて、前記複数の発光部を選択的に発光させることを特徴とする撮像装置。
  6. 前記像ぶれ補正手段は、補正レンズを光軸と直交する2方向に駆動するための第1および第2のアクチュエータを含み、
    前記姿勢検出手段は、第1および第2のアクチュエータの少なくとも一方の駆動電流値を検出することにより自身の姿勢を判別することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記発光部は、発光ダイオードにより構成されていることを特徴とする、請求項1、2、および5のいずれかに記載の撮像装置。

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