JP2006258082A - 「ターボラグ」解消装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、自動車等に装着された「ターボチャージャー付きエンジン」の欠点であるエンジンの回転を低回転から上昇させる際に生ずる回転上昇の鈍さ(「ターボラグ」)を解消し、エンジンの低回転からの回転上昇時に、如何に瞬時に「ターボチャージャー」の回転数を上昇させ、エンジンへの加給を高めるか。
【解決手段】例えば、車が減速した後の加速時に、車の減速により下がった「ターボチャージャー」の回転数を瞬時に上昇させるための補助として、「ターボチャージャー」の「排気側回転翼」に蓄えた圧搾空気を吹き付ける。
それと同時に、「ターボチャージャー」の「吸気側回転翼」よりエンジンに近い吸気管よりエンジンの「吸気バルブ」の方向に向けて吸気気流を助ける斜め方向から吹き入れる。
このことにより、エンジンへの瞬時の加給を可能として「ターボラグ」を払拭する。
【選択図】図1
【解決手段】例えば、車が減速した後の加速時に、車の減速により下がった「ターボチャージャー」の回転数を瞬時に上昇させるための補助として、「ターボチャージャー」の「排気側回転翼」に蓄えた圧搾空気を吹き付ける。
それと同時に、「ターボチャージャー」の「吸気側回転翼」よりエンジンに近い吸気管よりエンジンの「吸気バルブ」の方向に向けて吸気気流を助ける斜め方向から吹き入れる。
このことにより、エンジンへの瞬時の加給を可能として「ターボラグ」を払拭する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車等に装着された「ターボチャージャー付きエンジン」の欠点であるエンジンの回転を低回転から上昇させる際に生ずる回転上昇の鈍さ(「ターボラグ」)を解消するために考案した装置に関する。
「ターボラグ」は「ターボ付きエンジン」の宿命とされ、この問題が解消困難なため、エンジンの回転力でコンプレッサーを駆動してエンジン低回転時の吸気加給をより確実なものとする「スーパーチャージャー」と呼ばれる装置が考案されたが、コンプレッサーの駆動のためエンジンの力を使うことに加え、コンプレッサーという重い装置を搭載することによる重量増も加わり燃費が悪化するという問題を抱えている。
エンジンの回転数が下がった時には、エンジンからの排気ガス量が減るため「ターボチャジャー」の回転数も下がる。
この状態で、エンジン回転を高めようとした際には、「ターボチャージャー」の回転部の質量に起因して生ずる慣性力が障害となって「ターボチャージャー」の回転部の回転数上昇にはかなりの排気ガス流量(圧力)が必要となる。
このことは、排気ガス量が少ないエンジン低回転からのエンジン回転上昇時には「ターボチャージャー」の回転上昇は緩慢となり、エンジンへの加給上昇も緩慢となる。
エンジンへの加給上昇が緩慢となればエンジン回転の上昇も緩慢となる。
そして、エンジン回転上昇が緩慢となれば「ターボチャージャー」の回転の原動力である排気ガス量の上昇も緩慢となり「ターボチャージャー」の回転上昇も緩慢になるという悪循環が生ずる。
この現象(一般には「ターボラグ」と呼ばれる)は、エンジン回転の低回転からの瞬時での回転上昇を妨げる「ターボチャージャー」付きエンジンの致命的な欠点となっている。
この問題を解決し、如何に瞬時にエンジン回転を上昇させ得るかが課題となる。
この状態で、エンジン回転を高めようとした際には、「ターボチャージャー」の回転部の質量に起因して生ずる慣性力が障害となって「ターボチャージャー」の回転部の回転数上昇にはかなりの排気ガス流量(圧力)が必要となる。
このことは、排気ガス量が少ないエンジン低回転からのエンジン回転上昇時には「ターボチャージャー」の回転上昇は緩慢となり、エンジンへの加給上昇も緩慢となる。
エンジンへの加給上昇が緩慢となればエンジン回転の上昇も緩慢となる。
そして、エンジン回転上昇が緩慢となれば「ターボチャージャー」の回転の原動力である排気ガス量の上昇も緩慢となり「ターボチャージャー」の回転上昇も緩慢になるという悪循環が生ずる。
この現象(一般には「ターボラグ」と呼ばれる)は、エンジン回転の低回転からの瞬時での回転上昇を妨げる「ターボチャージャー」付きエンジンの致命的な欠点となっている。
この問題を解決し、如何に瞬時にエンジン回転を上昇させ得るかが課題となる。
例えば、車が減速した後の加速時に、車の減速により下がった「ターボチャージャー」の回転数を瞬時に上昇させるための補助として、「ターボチャージャー」の「排気側回転翼」に蓄えた圧搾空気を吹き付ける。
それと同時に、「ターボチャージャー」の「吸気側回転翼」よりエンジンに近い吸気管よりエンジンの「吸気バルブ」の方向に向けて吸気気流を助ける斜め方向から吹き入れる。
このことにより、エンジンへの瞬時の加給を可能として「ターボラグ」を払拭する。
それと同時に、「ターボチャージャー」の「吸気側回転翼」よりエンジンに近い吸気管よりエンジンの「吸気バルブ」の方向に向けて吸気気流を助ける斜め方向から吹き入れる。
このことにより、エンジンへの瞬時の加給を可能として「ターボラグ」を払拭する。
上述したように本発明の「ターボラグ除去装置」は、特に自動車メーカー各社が「ターボチャージャー」付自動車に関して長年に亘って直面している「アクセルレスポンス」の悪さ(「ターボラグ」の問題を解消する。
加給を考慮して低圧縮比に設定されている「ターボ」付きエンジンへの加給低下を防ぐことで常に高い燃焼効率を維持出来、結果として排気ガスによる環境汚染防止にも貢献出来る。
エンジンの排気量に応じた容量の「エアーリザーバータンク」を「ターボチャージャー」の近くに設置する。(配管の距離を短くして、材料費を抑えるため)
「エアーリザーバータンク」に圧搾空気の注入口を一本設置する。
(小型電動コンプレッサー等を設置すれば、連続的に圧搾空気を供給出来る。)
(小型電動コンプレッサー等を設置すれば、連続的に圧搾空気を供給出来る。)
「エアーリザーバータンク」に圧搾空気の引き出し口を一本設置する。
上記引き出し口の内に配管を閉鎖出来るバルブを設置する。
(バルブの開閉タイミングは、アクセル開度が一定の限度より大きくなった時に開くように設定する。)
(バルブの開閉タイミングは、アクセル開度が一定の限度より大きくなった時に開くように設定する。)
上記の開閉バルブより先(圧搾空気の流れる方向で先の方)で、配管を二本に分ける。
上記設置の配管の一本は、「ターボチャージャー」の「排気側回転翼」に圧搾空気が吹きつけられるように排気管の「ターボチャージャー」取り付け直前部に斜めに設置する。
もう一方の上記配管を「ターボチャージャー」の「吸気側回転翼」よりエンジンに近い吸気管にエンジンの吸気バルブの方向に向けて吸気気流を助ける斜め方向から吹き入れる形で吸気管部に斜め方向から設置する。
Claims (1)
- 1 エンジン本体以外で作り出した圧搾空気を、ターボチャージャーの回転数の制御に利用すること。
2 エンジン本体以外で作り出した圧搾空気を、エンジンへの吸気に利用すること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113848A JP2006258082A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 「ターボラグ」解消装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113848A JP2006258082A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 「ターボラグ」解消装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006258082A true JP2006258082A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37097587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005113848A Pending JP2006258082A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 「ターボラグ」解消装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006258082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009031629A1 (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | ターボチャージャ付き内燃機関 |
-
2005
- 2005-03-15 JP JP2005113848A patent/JP2006258082A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009031629A1 (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | ターボチャージャ付き内燃機関 |
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