JP2006255525A - 光照射によって接触角が小さくなる表面特性を有するインジウム系複合酸化物薄膜とそれを用いたコーティング材料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光を照射するという簡単な処理を施すことによって接触角が非常に小さくし、これによって親水性を示し、親油性も示す、インジウム以外に他の金属元素も含む、インジウム系複合酸化物からなる薄膜とこの薄膜を利用したコーティング材料を提供する。
【解決手段】 ゾルーゲル法、スパッタ法、CVD法、PLD法等各種成膜手段によって、一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜からなり、光が照射されることによって暗所においても水濡れ性が長期にわたり持続して発現し、しかも親油性をも発現する、一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光が照射されることによって、水、油との接触角が小さくなる表面特性を有し、これによって親水性、親油性が高まり、その作用が長時間持続する、インジウム系複合酸化物薄膜と、この薄膜材料からなるコーティング材料に関する。
酸化チタンや酸化タングステンを利用した薄膜が光照射により接触角が小さくなり、最終的には接触角が10度以下になるという光照射による高親水性現象が報告されている(非特許文献1)。固体表面の接触角が小さくなり、親水性になるとその材料は曇りにくくなり、さらに水によって洗われて清浄化される、セルフクリーニング効果、帯電防止効果が期待でき、近年非常に有用な技術として脚光を浴びている(非特許文献2)。
このような光誘起親水性機能を持つ材料は限られており、これまで報告されている光誘起親水性材料は特定の金属酸化物薄膜のみであった。本発明は、2種類以上の金属を含んだ複合酸化物によるもので、これまでに報告例はなかった。
また、非特許文献3では2種類以上の金属からなる金属酸化物に光を照射して、接触角を測定した例として、チタン酸ストロンチウムが報告されているが、この複合酸化物については全く親水性機能を持たないことが報告されている。
M.Miyauchi、A.Nakajima、T.Watanabe、K.Hashimoto、Chemistry of Materials Vol.14、No.6、p.2812〜2816、American Chemical Society Publications、(2002.6) A.Fujishima、K.Hashimoto、T.Watanabe、TiO2 photocatalysis:Fundamentals and Applications、BKC Inc、(1999.5) M.Miyauchi、A.Nakajima、T.Watanabe、K.Hashimoto、Chemistry of Materials Vol.12、No.1、p.3〜5、American Chemical Society Publications、(2000.1)
本発明は特定の薄膜材料を設計し、これに光を照射するという簡単な処理を施すことによって接触角が非常に小さくなり、これによって親水性を示し、親油性も示す、インジウム以外に他の金属元素も含む、インジウム系複合酸化物からなる薄膜とこの薄膜を利用したコーティング材料を提供しようというものである。この複合酸化物薄膜は光照射によって接触角が小さくなり、これによって、親水化および親油化させることができ、また、これらの作用を長い間保持し続けることができ、これを例えば自動車の窓ガラスやめがねに適用し、光透過型に薄く被覆することによって、曇り防止や帯電を防ぐなどといった面に利用できる技術を提供しようというものである。
すなわち、本発明者等においては、鋭意研究した結果、上記の課題は、下記(1)〜(3)に記載の手段により解決し、達成することに成功したものである。
(1) 一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜からなり、光が照射されることによって暗所においても水濡れ性が長期にわたり持続して発現し、しかも親油性をも発現する、一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜。
(2) 物体に使用され、物体表面に、一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜を形成し、光照射によって高い水濡れ性、親水性を発現し、表面についた油や汚れが雨や散水、放水によって容易に洗浄、除去されるセルフクリーニング作用を有する、防汚性コーティング材料。
(3) 前記防汚性コーティング材料が適用される物体が、建造物の壁面である、(2)記載の防汚性コーティング材料。
(4) 前記物体が、窓ガラス、めがねである、(2)記載の防汚性コーティング材料。(5) 前記物体が、台所タイル、風呂タイル、衛生陶器、合成樹脂板である、(2)記載の防汚性コーティング材料。
本発明の一般式InMO4(M=V、Nb、Ta)で表される複合酸化物半導体は、光を照射することによって、接触角が10度以下に低下し、光誘起による親水性を発現し、さらに油に対しても濡れやすくなり親油性をも発現する。これによって、防曇性、帯電防止特性も発現し、その作用は光を照射しなくても長時間持続する。したがって、一度光を照射すると、光がない状態でもその親水性は長く続き、使用する場所や昼夜に左右されずに様々な場面で利用でき、ガラス、めがねをはじめ、汚れやすいところに使用されるタイルや衛生陶器、合成樹脂製品などに塗布する等によって、曇り止め、セルフクリーニング作用、帯電防止作用を有する皮膜形成剤として使用することができ、その果たす役割は大きい。本発明による薄膜は、光照射によって親水性と親油性とを発現するが、水をかけることによって、付着した油や汚れが、簡単に落ち、いわゆる、セルフクリーニング作用が奏せられる。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、これらは本発明を具体的に開示し、理解しやすいようにするための一助として示すものであって、あくまでも一つの態様であり、本発明はこれに限るものではない。
本発明の一般式InMO4で表されるインジウムを含み、バナジウム、二オブ、タンタルの1種または2種以上を含む複合酸化物半導体薄膜は、各種方法で得ることができ、例えば、金属アルコキシドや金属塩を含む溶液から出発し、ゾルーゲル法によって沈積して得られるものや、スパッタ法、CVD法、PLD法、電気化学析出法など様々な手段が用いられ、結晶性が悪い場合、皮膜形成後結晶化加熱することによって結晶化してもよい。また、結晶化した複合酸化物粉体を所定濃度分散して含むスラリーを刷毛塗りあるいはスプレーなどでコートしてもよい。
図面に複合酸化物膜を得る代表的な工程図を示す。
図1は、ゾルーゲル法によるコーティング例である。先ず、ニオブエチルアルコレートNb(OC255と硝酸インジウムIn(NO33とを等モルグラム秤量し、これをエチルアルコールを含んだ水溶液に溶解して、InNbO4前躯体液を調製する。得られたInNbO4前駆体液を所定の基板に塗布し、乾燥し、次いで高温度焼成してInNbO4薄膜を得る。塗布手段としては、スピンコート法、ディップ法、スプレー法などが挙げられる。
図2は、PLD法(Pulsed Laser Deposition)によるコーティングである。
先ず、酸化二オブNb25と硝酸インジウムIn2NO3とを等モルグラム秤量し、これを混合、粉砕し、焼結して1nNbO4焼結体を得る。これを粉砕し、プレス成型し、ペレット化し、PLD用1nNbO4ターゲットを作製する。このターゲットをPLD装置に装着して、パルスレーザーを照射し、発生した蒸気を基板に堆積し、基板上に1nNbO4薄膜を得る。
次に、図3に、スパッタ法によるコーティング例を示す。
ターゲットとして、Nb25あるいはNb板、およびIn2NO3あるいはIn板をそれぞれ用意し、スパッタリング装置に装着し、高真空中でターゲットにArと酸素ガスを照射し、ターゲットをスパッタリングし、基板上に1nNbO4薄膜を堆積させる。
本発明の酸化物薄膜の形状は、光を有効に利用するために粒径が小さく、表面積の大きいことが望ましい。薄膜の膜厚は50nm以上、より好ましくは1μm程度が最適である。
本発明の複合酸化物薄膜は、多くの用途に応用できる。たとえば、光が照射されることによって、表面の親水性が高くなるため、帯電防止の用途にも利用できる。また、壁などにこの薄膜をコートした場合、光照射により親水化し、雨水などによって、汚れと壁の界面に水が流れ込み、洗い流されるようになるので、防汚性の用途にも利用できる。また、高度に親水化することができるので、水蒸気と表面がなじみやすくなり、曇り防止の効果も期待できる。
以下、本発明を具体的に実施例に基づいて詳細に説明する。以下の実施例においては、InMO4(M=V、Nb、Ta)薄膜の合成し、その親水性の評価を行った。
実施例1;
InNbO4薄膜の合成をゾルーゲル法によって行い、その光誘起親水化特性を調べた。まず、主原料である硝酸インジウム、ニオブエトキシドに溶媒のエチルアルコールを加え、2時間以上混合し、黄色透明なInNbO4前駆体ゾルを得た。これを石英基板にスピンコーティング法でコートし、コート後、120℃で1時間基板を乾燥させた。その後、1050℃で12時間焼成することで、InNbO4薄膜を得た。作製した薄膜は紫外−可視吸収スペクトルの測定により、紫外線領域から約500nm以上の可視光領域までの光を吸収できる特性を有していることがわかった。
作製したInNbO4薄膜に光を照射して光誘起親水化特性を試験した。作製した薄膜の水接触角を接触角計で測定したところ、15度であった。この薄膜に300W Xeランプで光を照射したところ、光照射により水接触角は低下し、表1に示すように2時間光照射することによって水接触角は5度以下になった。また、接触角は光を照射し続けることによって、水接触角が5度以下を呈し続け、高い親水性を維持した。この薄膜に水蒸気を吹きかけたところ、防曇効果を発揮し、曇らなかった。さらに光を2時間照射した、この薄膜に油の1種であるドデカンを利用して油接触角を測定したところ、油接触角は0度を示し、高い親油性も示した。
実施例2;
実施例1より低い温度でInNbO4薄膜をゾルーゲル法によって作製し、その光誘起親水化特性を調べた。InNbO4ゾルの作製方法は実施例1と同様の方法で作製した。これを石英基板にスピンコーティング法でコートし、コート後、120℃で1時間基板を乾燥させた。その後、950℃で12時間焼成することで、InNbO4薄膜を得た。
次にこの作製した薄膜の光誘起親水化特性の実験を行った。作製した薄膜の初期接触角
を蒸留水を用いて、測定したところ、50度であった。この薄膜に20W ブラックライトから光を照射したところ、光照射により水接触角は低下し、約2時間光照射することによって水接触角は表1に示すように10度以下になり、実施例1と同様に高い親水性を示した。
実施例3;
次にInNbO4薄膜の暗所における親水性の維持特性について評価した。
InNbO4薄膜の作製方法は実施例1と同じ方法で作製した。このInNbO4薄膜の暗所における親水性の維持性について評価した。この作製したInNbO4薄膜をまず、Xe灯で光照射し、薄膜表面の水の接触角を0度の状態にした。その後、この薄膜を中に光が入らない蓋付きのセラミックスの容器に保存した。そして、この薄膜の水接触角の経時変化を調べた。20日後、その水接触角を測定したところ、表2に示すように6度と高い親水性を保っていた。このようにこの薄膜は暗所に長時間保存しておいても親水性を保つ性質を持っていた。
比較例1;
InNbO4薄膜をコートしない場合の光誘起親水化特性について評価を行った。実施例1と同じ焼成条件になるように、石英基板を1050℃で12時間、熱処理した。熱処理後の石英基板の水接触角は30度であった。その後、実施例1と同じように300W Xe灯照射下でで、水接触角の変化を調べたところ、表1に示すように、2時間光照射後も接触角が30度と接触角に変化は見られなかった。この基板に水蒸気を吹きかけたところ、若干曇った。また、ドデカンを利用した油の接触角は20度であり、光照射を90分行った実施例1の膜に比べて親油性が劣っていた。
比較例2;
InNbO4薄膜をコートしない場合の光誘起親水化特性について評価を行った。実施例2と同じ焼成条件になるように、石英基板を950℃で12時間、熱処理した。熱処理後の石英基板の水接触角は30度であった。その後、実施例2と同じように20W ブラックライトから光を照射したところ、水接触角の変化を調べたところ、表1に示すように、2時間光照射後も水接触角が30度と水接触角に変化は見られなかった。
実施例1、2に示すようにInNbO4薄膜をコートした材料は明らかに光照射によって水接触角が減少し、2時間の光照射によりその水接触角は5度から10度以下と高度に親水化している。一方、InNbO4薄膜をコートしていない比較例1、2の石英基板は接触角が30度のままで、光照射により水接触角変化は見られなかった。このようにInNbO4薄膜を表面にコートした場合、親水化・親油化効果を保持することは明らかであり、さらに防曇効果を発揮することも観察された。
比較例3;
石英基板の接触角の暗所保持特性について検討を行った。実験条件、施行方法は実施例3と同じであった。石英基板は1050℃で12時間、熱処理した。
水の初期接触角は30度であった。20日間セラミックスの容器に保存した後、
その接触角を測定したところ、接触角は45度に変化し、水に対して非常に濡れづらくなっていた。これに対して実施例3の20日後のInNbO4の水接触角は6度と高い親水性を保っており、コートしていない石英基板との親水化維持特性の差は明らかである。InNbO4をコートした材料は明らかに親水化維持特性にも優れている。
以上の結果については、以下、表1、2に整理して示した。すなわち、表1、2には用いた試料、使用された光源、光照射前後の接触角についてまとめて示した。
本発明の一般式InMO4(M=V、Nb、Ta)で表される複合酸化物半導体は、光に照射されることによって、接触角が10度以下に低下する高い光誘起親水化特性を有し、さらに加えて親油化特性をも発現する。これによって、防曇性、帯電防止特性も発現し、その親水性は光を照射しなくても長時間維持できる。すなわち、この材料は光照射により水接触角が小さくなり、より親水化することができるだけでなく、光がない状態でもその親水性を高度に維持できる。使用する場所や昼夜に左右されずに様々な場面で利用でき、ガラスに塗布する等によって、曇り止め、セルフクリーニング作用を有する皮膜形成剤として使用することができ、その果たす役割は大きいものと考えられる。
本発明の薄膜をゾルーゲル法によって合成する手順を示す工程図。 本発明の薄膜をPLD法によって合成する手順を示す工程図。 本発明の薄膜をスパッタ法によって合成する手順をします工程図。

Claims (5)

  1. 一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜からなり、光が照射されることによって暗所においても水濡れ性が長期にわたり持続して発現し、しかも親油性をも発現する、複合酸化物系親水性・親油性薄膜。
  2. 物体に使用され、物体表面に、一般式InMO4(ただし、Mは、V、Nb、Taからなる群の1種または2種以上の金属元素)で表される複合酸化物半導体薄膜を形成し、光照射によって高い水濡れ性、親水性を発現し、表面についた油や汚れが雨や散水、放水によって容易に洗浄、除去されるセルフクリーニング作用を有する、防汚性コーティング材料。
  3. 前記防汚性コーティング材料が適用される物体が、建造物の壁面である、(2)記載の防汚性コーティング材料。
  4. 前記物体が、窓ガラス、めがねである、(2)記載の防汚性コーティング材料。
  5. 前記物体が、台所タイル、風呂タイル、衛生陶器、合成樹脂製品である(2)記載の防汚性コーティング材料。
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