JP2006254422A - 電流モードバスインターフェースシステム、そのためのモード転換方法、及びモード制御信号発生回路 - Google Patents

電流モードバスインターフェースシステム、そのためのモード転換方法、及びモード制御信号発生回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 電流モードバスインターフェースシステム、そのためのモード転換方法、並びにモード制御信号発生回路を提供する。
【解決手段】 電流モードバスインターフェースシステムは、電流モードホストインターフェース装置から基準電流、クロック電流、及びデータ電流を送信し、電流モードクライアントインターフェース装置から基準電流、クロック電流、及びデータ電流を受信する。電流モードバスインターフェースシステムは、クライアントからホストへの逆方向データ伝送も可能である。電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法はホストが送信電流を遮断し、クライアントが送信電流の遮断を感知することによって、正常モードからサスペンドモードに転換する。サスペンドモードから正常モードへの転換はホスト又はクライアントのウェイクアップリクエストによって行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明はバスインターフェースシステムに係り、より詳細には、電流を通じてデータを送受信する電流モードバスインターフェースシステムに関する。
一般に、集積回路の間で信号を送受信するために、電圧モード送受信又は電流モード送受信を行う。電圧モード送受信は、抵抗−キャパシタ遅延等の問題点を有しており、これを改善するために電流モード送受信が研究されてきた。
電流モード送受信は、送受信される信号の電流に注目する。電流モード送受信は、伝送ラインの電圧は大きく変わらないようにし、伝送ラインを通じて流れる電流のレベルを変化させてデータを伝送する。
例えば、送信機は17mA〜23mAを論理「1」に、0mA〜6mAを論理「0」に設定して、順次なデジタルデータを送信することができる。この際、受信機は送信される信号の電流レベルを判断して、送信されたデジタルデータを復元することができる。電流モード送受信の時には電圧が大きく変わらないので、抵抗−キャパシタ遅延が深刻な問題にならない。
電流モード送受信において、送信機側で基準電流を共に伝送する場合がある。例えば、送信機は17mA〜23mAを論理「1」に、0mA〜6mAを論理「0」に設定してデータ電流を送信すると共に、約10mAの基準電流を送信する。受信機は、データ電流及び基準電流を共に受信して、データ電流と基準電流の大きさを比較して送信されたデータを判別する。
例えば、受信機はデータ電流が基準電流より大きいと、送信されたデータを論理「1」と、データ電流が基準電流より小さいと、送信されたデータを論理「0」と判別する。このように、データ電流と共に基準電流を送受信する電流モード送受信を擬似差動電流モード送受信とも言う。
特に、モバイルアプリケーション分野等で使用されるバスインターフェースは、消費電力を最小化しなければならない。これは、モバイルアプリケーション等の場合には、持続的に電力供給を受けることができないため、充電された電気エネルギを効果的に使用して動作時間を増加させなければならないためである。消費電力を減少させるために多様な方法が提示されており、その中の一つがアプリケーションの状態によって動作に不必要な部分をサスペンドモードに移行させることである。例えば、携帯電話のようなモバイルアプリケーション装置の場合、正常動作モードではアプリケーションの動作に必要な全ての部分が電力を消費しながら動作するが、サスペンドモードに移行すると、モード転換に必要な部分を除いた他の部分はこれ以上電力を消費しないように非活性化される。
又、アプリケーションが統合されるにつれて、ホストからクライアントにデータを伝送する正方向伝送モードのみならず、クライアントからホストにデータを伝送する逆方向伝送モードまで提供しなければならないアプリケーションが増加している。例えば、デジタルカメラ機能が含まれた携帯電話の場合に、ユーザインターフェースを含む携帯電話モジュール及びデジタルカメラモジュールの間で両方向にデータをやり取りする必要がある。
前記のような問題点を解決するための本発明の目的は、効果的なホスト及びクライアントの間の両方向データ伝送が可能な電流モードバスインターフェースシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、効果的にクライアントにデータを伝送し、クライアントからデータを受信することができる電流モードホストインターフェース装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、効果的にホストから伝送されるデータを受信し、ホストにデータを伝送することができる電流モードクライアントインターフェース装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、効果的に正常動作モード及びサスペンドモードの間のモードを転換することができる電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、効果的に電流変化を感知して電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号を発生させることができる電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号発生回路を提供することにある。
前記した本発明の目的を達成するための電流モードバスインターフェースシステムは、電流モードホストインターフェース装置及び電流モードクライアントインターフェース装置を含む。電流モードホストインターフェース装置は、基準電流及びクロック電流を送信する。電流モードホストインターフェース装置は、正方向伝送モード時にデータ電流を送信する。電流モードホストインターフェース装置は、逆方向伝送モード時に逆方向データ電流を受信して、逆方向データ電流を基準電流と比較して逆方向データ電圧を生成する。電流モードクライアントインターフェース装置は、基準電流及びクロック電流を受信して、基準電流及びクロック電流を比較してクロック電圧を生成する。電流モードクライアントインターフェース装置は、正方向伝送モード時にデータ電流を受信して、データ電流を受信された基準電流と比較してデータ電圧を生成する。電流モードクライアントインターフェース装置は、逆方向伝送モード時に逆方向データ電流をデータ電流が受信される導線を介して送信する。
本発明の他の目的を達成するための電流モードホストインターフェース装置は、基準電流を送信する基準電流送信部、一定の周期に変わるクロック電流を送信するクロック電流送信部、及び正方向伝送モード時にデータ電流を送信し、逆方向電流モード時にデータ電流を送信した導線を介して逆方向データ電流を受信し、基準電流及び逆方向データ電流を比較して逆方向データ電圧を生成するデータ送受信部を含む。
この際、電流モードホストインターフェース装置は、スリープリクエストによって基準電流、クロック電流、及びデータ電流を遮断して、サスペンドモードに移行することができる。この際、電流モードホストインターフェース装置は、サスペンドモードに移行した後にウェイクアップリクエストが発生するか、逆方向データ電流が所定のレベルで受信されることを感知して正常動作モードに転換することができる。この際、電流モードホストインターフェース装置は、サスペンドモードから正常動作モードに転換する時に、まず基準電流を伝送して、クライアントが正常動作モードに転換した後にクロック電流及びデータ電流を伝送することが好ましい。
本発明の更に他の目的を達成するための電流モードクライアントインターフェース装置は、基準電流及び一定の周期に変わるクロック電流を受信して、基準電流及びクロック電流を比較してクロック電圧を生成するクロック電圧生成部、及び正方向伝送モード時にデータ電流を受信して基準電流及びデータ電流を比較してデータ電圧を生成して、逆方向電流モード時にデータ電流を受信した導線を介して逆方向データ電流を送信するデータ送受信部を含む。
実施例によって、電流モードクライアントインターフェース装置は、基準電流を感知して電流モードクライアントインターフェース装置のモード制御信号を生成するモード制御信号発生回路を更に含むことができる。
本発明の更に他の目的を達成するための電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法は、ホストのスリープリクエストによってホストがサスペンドモードに移行してホストから伝送される送信電流を遮断する段階、クライアントが送信電流が遮断されることを感知してサスペンドモードに移行する段階、及びホスト又はクライアントのウェイクアップリクエストによってホスト及びクライアントがサスペンドモードから正常動作モードに転換する段階を含む。
この際、電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法は、正常動作モード及びサスペンドモードの間のモード転換を意味する。この際、正常動作モードは、正方向伝送モード及び逆方向伝送モードを含む。
この際、送信電流は、基準電流、クロック電流、及びデータ電流を含むことができる。この際、クライアントがサスペンドモードに移行する段階でクライアントが基準電流が遮断されることを感知することができる。
ホスト及びクライアントは、全部電流モードバスインターフェースシステムをサスペンドモードから正常動作モードに転換するために、ウェイクアップリクエストをすることができる。
本発明の更に他の目的を達成するための電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号発生回路は、受信電流を複製して、複製された受信電流を生成する受信電流複製部、受信電流より小さい大きさの比較電流を生成する比較電流生成部、複製された受信電流及び比較電流を比較して比較信号を生成する電流比較部、及び比較信号に含まれる雑音成分を除去して、電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号を生成する雑音除去部を含む。
この際、受信電流は、電流モードバスインターフェースシステムのホストから伝送される基準電流でも良い。この際、比較電流は、デジタル値として保存された基準電流を利用して生成することができる。
従って、ホスト及びクライアントの間のデータ伝送が要求される多様なアプリケーションに適用することができ、効果的に低電力アプリケーションを実現することができる。
以下、本発明による好ましい実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による電流モードバスインターフェースシステム100のブロック図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例による電流モードバスインターフェースシステム100は、電流モードホストインターフェース装置110及び電流モードクライアントインターフェース装置120を含む。
電流モードホストインターフェース装置110は、基準電流(IREF)及びクロック電流(ICLK)を送信し、正方向伝送モード時にデータ電流(IDATA)を送信し、逆方向伝送モード時に逆方向データ電流(IR_DATA)を受信し、逆方向データ電流(IR_DATA)を基準電流(IREF)と比較して逆方向データ電圧を生成する。
電流モードクライアントインターフェース装置120は、基準電流(IREF)及びクロック電流(ICLK)を受信し、基準電流(IREF)及びクロック電流(ICLK)を比較してクロック電圧を生成し、正方向伝送モード時にデータ電流(IDATA)を受信し、データ電流(IDATA)を受信された基準電流(IREF)と比較してデータ電圧を生成し、逆方向伝送モード時に逆方向データ電流(IR_DATA)をデータ電流(IDATA)が受信される導線を介して送信する。
例えば、クロック電流(ICLK)、データ電流(IDATA)、及び逆方向データ電流(IR_DATA)は、それぞれ約300uAレベルが論理「ハイ」に、約100uAレベルが論理「ロー」に設定された電流でも良い。
この際、基準電流(IREF)は約200uAレベルの電流でも良い。逆方向データ電流(IR_DATA)は、データ電流(IDATA)の周波数より低い周波数に変えることができる。これは、ホストからクライアントに伝送されるデータ量に対してクライアントからホストに伝送されるデータの量が少ない場合が多いためである。
図2は、図1に図示された電流モードホストインターフェース装置110のブロック図である。
図2を参照すると、図1に図示された電流モードホストインターフェース装置110は、基準電流送信部210、クロック電流送信部220、及びデータ送受信部230を含む。
基準電流送信部210は基準電流(IREF)を送信する。基準電流送信部210は、基準電流(IREF)を生成する電流源211を含む。
電流源211によって生成される基準電流(IREF)は、クライアントからホスト側に流れることもでき、ホストからクライアント側に流れることもできる。
クロック電流送信部220はクロック電流(ICLK)を送信する。クロック電流送信部220は、低電流源221、差電流源222、及びクロック制御スイッチ223を含む。
低電流源221は、基準電流(IREF)の約1/2の大きさの低電流(ILOW)を提供する。差電流源222は、基準電流(IREF)と実質的に同じ大きさの差電流(IDIFF)を提供する。
クロック制御スイッチ223は、クロック制御信号(TXCLK)によってクロック電流(ICLK)として低電流(ILOW)又は低電流(ILOW)に差電流(IDIFF)を足した電流が送信されるようにする。
例えば、基準電流(IREF)及び差電流(IDIFF)は約200uAレベルの電流で、低電流(ILOW)は約100uAレベルの電流でも良い。この際、クロック電流(ICLK)は100uAレベル又は300uAレベルの電流でも良い。
データ送受信部230は、正方向伝送モード時にデータ電流(IDATA)を送信する。又、データ送受信部230は、逆方向電流モード時に逆方向データ電流(IR_DATA)を受信して、基準電流(IREF)及び逆方向データ電流(IR_DATA)を比較して、逆方向データ電圧(TXRDATA)を生成する。
データ送受信部230は、スイッチ231、232、データ電流送信部、及びデータ電流受信部を含む。
スイッチ231は正方向伝送モード時には閉まり、逆方向伝送モード時に開く。
スイッチ232はスイッチ231と逆に動作する。即ち、スイッチ232は正方向伝送モード時には開き、逆方向伝送モード時には閉まる。
データ電流送信部は正方向伝送モード時にスイッチ231を介してデータ電流(IDATA)を送信する。
データ電流送信部は、低電流源233、差電流源234、及びデータ制御スイッチ235を含む。
低電流源233は、基準電流(IREF)の約1/2の大きさの低電流(ILOW)を提供する。
差電流源234は、基準電流(IREF)と実質的に同じ大きさの差電流(IDIFF)を提供する。
データ制御スイッチ235は、データ制御信号(TXDATA)によってデータ電流(IDATA)に低電流(ILOW)又は低電流(ILOW)に差電流(IDIFF)を足した電流が送信されるようにする。
例えば、基準電流(IREF)及び差電流(IDIFF)は約200uAレベルの電流で、低電流(ILOW)は約100uAレベルの電流でも良い。この際、データ電流(IDATA)は100uAレベル又は300uAレベルの電流でも良い。
データ電流受信部は、逆方向伝送モード時にスイッチ232を介して逆方向データ電流(IR_DATA)を受信して、逆方向データ電圧(TXRDATA)を生成する。
データ電流受信部は、基準電流複製部236、データ電流複製部237、及び電流比較部238を含む。
基準電流複製部236は、基準電流(IREF)を複製して、複製された基準電流を生成する。
データ電流複製部237は、逆方向データ電流(IR_DATA)を複製して、複製された逆方向データ電流を生成する。
基準電流複製部236及びデータ電流複製部237は、電流ミラー等によって実現することができる。
電流比較部238は、複製された基準電流及び複製された逆方向データ電流を比較して逆方向データ電圧(TXRDATA)を生成する。この際、電流比較部238は、当該技術分野に知られた多様な方法によって実現することができる。
図2に図示された電流モードホストインターフェース装置110は、スリープリクエストによって基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)を遮断して、サスペンドモードに移行することができる。この際、電流モードホストインターフェース装置110は、サスペンドモードに移行した後にウェイクアップリクエストが発生するか、逆方向データ電流(IR_DATA)が所定のレベルに受信されることを感知して、正常動作モードに転換することができる。
電流モードホストインターフェース装置110は、サスペンドモードから正常動作モードに転換する時、まず基準電流(IREF)を伝送して、クライアント側が正常動作モードに転換した後にクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を伝送することが好ましい。
図3は、図1に図示された電流モードクライアントインターフェース装置120のブロック図である。
図3を参照すると、電流モードクライアントインターフェース装置120は、クロック電圧生成部310及びデータ送受信部320を含む。この際、電流モードクライアントインターフェース装置120は、モード制御信号発生回路330を更に含むことができる。
クロック電圧生成部310は、基準電流(IREF)及び一定の周期に変わるクロック電流(ICLK)を受信して、基準電流(IREF)及びクロック電流(ICLK)を比較して、クロック電圧(RXCLK)を生成する。
クロック電圧生成部310は、基準電流複製部340、クロック電流複製部311、及び電流比較部312を含む。
基準電流複製部340は、基準電流(IREF)を複製して、複製された基準電流を生成する。
基準電流複製部340は、電流ミラー等によって実現することができ、説明の便宜のために、図3に図示されていないが、クロック電圧生成部310、データ送受信部320、及びモード制御信号発生回路330で使用される。
クロック電流複製部311は、クロック電流(ICLK)を複製して、複製されたクロック電流を生成する。この際、クロック電流複製部311は、電流ミラー等によって実現することができる。
電流比較部312は、複製された基準電流及び複製されたクロック電流を比較して、クロック電圧(RXCLK)を生成する。
データ送受信部320は、正方向伝送モード時にデータ電流(IDATA)を受信して、基準電流(IREF)及びデータ電流(IDATA)を比較して、データ電圧(RXDATA)を生成する。
データ送受信部320は、逆方向伝送モード時にデータ電流(IDATA)を受信した導線を介して逆方向データ電流(IR_DATA)を送信する。
データ送受信部320は、スイッチ321、322、データ電流受信部、及びデータ電流送信部を含む。
スイッチ321は正方向伝送モードには閉まり、逆方向伝送モードには開く。
スイッチ322は、スイッチ321と逆に動作する。即ち、正方向伝送モードでは開き、逆方向伝送モードでは閉まる。
データ電流送信部は、逆方向伝送モード時にスイッチ322を介して逆方向データ電流(IR_DATA)を送信する。
データ電流送信部は、低電流源323、差電流源324、及びデータ制御スイッチ325を含む。
低電流源323は、基準電流(IREF)の約1/2の大きさの低電流(ILOW)を提供する。
差電流源324は、基準電流(IREF)と実質的に同じ大きさの差電流(IDIFF)を提供する。
この際、低電流源323及び差電流源324は、デジタル値として保存された基準電流(IREF)を利用して生成することができる。これは、クライアント側から送る電流量がホスト側で考慮している電流量と大きく変わることを防止するためである。温度変化、工程変化、及び供給電圧変化等によってホスト側で基準電流(IREF)を利用して、クライアント側から送る逆方向データ電流(IR_DATA)に含まれたデータを判別できない場合が発生する虞がある。従って、低電流(ILOW)及び差電流(IDIFF)の生成時に、基準電流(IREF)を利用して、これを防止することができる。特に、基準電流(IREF)をデジタル値で保存すると、不必要に電流が流れることを防止することができる。
データ制御スイッチ325は、逆方向データ制御信号(RXRDATA)によって逆方向データ電流(IR_DATA)に、低電流(ILOW)又は低電流(ILOW)に差電流(IDIFF)を足した電流が送信されるようにする。
例えば、基準電流(IREF)及び差電流(IDIFF)は約200uAレベルの電流で、低電流(ILOW)は約100uAレベルの電流でも良い。この際、逆方向データ電流(IR_DATA)は100uAレベル又は300uAレベルの電流でも良い。
データ電流受信部は、正方向伝送モード時にスイッチ321を介してデータ電流(IDATA)を受信してデータ電圧(RXDATA)を生成する。
データ電流受信部は、基準電流複製部340、データ電流複製部326、及び電流比較部327を含む。
基準電流複製部340は、基準電流(IREF)を複製して、複製された基準電流を生成する。
データ電流複製部326はデータ電流(IDATA)を複製して、複製されたデータ電流を生成する。
基準電流複製部340及びデータ電流複製部326は、電流ミラー等によって実現することができる。
電流比較部327は、複製された基準電流及び複製されたデータ電流を比較して、データ電圧(RXDATA)を生成する。この際、電流比較部327は、当該技術分野に知られた多様な方法によって実現することができる。
モード制御信号発生回路330は、基準電流(IREF)が流れるか、遮断されるかの可否によってモード制御信号(RXPD)を生成する。例えば、モード制御信号発生回路330は、基準電流(IREF)が流れる場合にモード制御信号(RXPD)が論理「ハイ」になるようにし、基準電流(IREF)が遮断される場合にモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」になるようにすることができる。
図3に図示されたモード制御信号発生回路は、クライアント側のみならず、ホスト側に含ませることもできる。この際、ホスト110は、クライアント120から伝送される電流を感知して、ホストの正常動作モード及びサスペンドモードを制御することができる。
図4は、図3に図示されたモード制御信号発生回路330のブロック図である。
図4を参照すると、モード制御信号発生回路330は、基準電流複製部(図示せず)、比較電流生成部410、電流比較部420、及び雑音除去部430を含む。
基準電流複製部(図示せず)は基準電流(IREF)を複製して、複製された基準電流を生成する。基準電流複製部は、電流ミラー等によって実現することができ、図3に図示された基準電流複製部340に含ませることもできる。
比較電流生成部410は、基準電流(IREF)より小さい大きさの比較電流(IPDS)を生成する。
この際、比較電流(IPDS)を小さくすると、正常動作モード時に消費される電流を小さくすることができるので、消費電力を減少させることができる。しかし、比較電流(IPDS)を非常に小さくすると、雑音特性が低下するので、比較電流(IPDS)を適切なレベルに決定しなければならない。この際、模擬実験等を通じて適切な比較電流(IPDS)のレベルを探すことができる。
比較電流生成部410は、単にダイオード連結されたCMOSトランジスタを利用して実現することもでき、電流ミラーを利用して実現することもできる。
比較電流(IPDS)は、基準電流(IREF)を利用して生成することが好ましい。即ち、比較電流(IPDS)は、基準電流(IREF)の一定比率に相応するものであり得る。例えば、比較電流(IPDS)は、基準電流(IREF)の10%に相応する電流でも良い。この際、比較電流生成部410は、デジタル値として保存された基準電流(IREF)を利用して比較電流(IPDS)を生成することもできる。
電流比較部420は、複製された基準電流及び比較電流(IPDS)を比較して比較信号を生成する。電流比較部420は、当該技術分野に知られた多様な方法によって実現されることができる。例えば、比較信号は、基準電流(IREF)が流れる場合に論理「ハイ」になり、基準電流(IREF)が遮断される場合に論理「ロー」になる。
比較電流生成部410は、基準電流(IREF)が流れる場合には比較電流(IPDS)を流し、基準電流(IREF)が遮断される場合には比較電流(IPDS)が消費されないようにして、サスペンドモードでの消費電力を減少させることもできる。
雑音除去部430は、比較信号に含まれる雑音成分を除去して、電流モードクライアントインターフェース装置のモード制御信号(RXPD)を生成する。
電流モードバスインターフェースが用いられるオフチップ環境が多くの雑音を含むので、伝送される信号に多くの雑音が含まれる虞がある。雑音除去部430は、このような雑音を除去して、電流モードバスインターフェースシステム100が誤動作することを防止することができる。
この際、モード制御信号(RXPD)は、電流モードクライアントインターフェース装置120の正常動作モード及びサスペンドモードを制御する信号でも良い。例えば、モード制御信号(RXPD
)が論理「ハイ」であれば、電流モードクライアントインターフェース装置120が正常動作モードで動作し、モード制御信号(RXPD)が論理「ロー」であれば、電流モードクライアントインターフェース装置120がサスペンドモードで動作することができる。
図4に図示されたモード制御信号発生回路330の動作を説明すると、ホスト側がサスペンドモードに転換して基準電流(IREF)を遮断すると、電流比較部420が比較電流(IPDS)を利用して基準電流(IREF)の遮断を感知する。電流比較部420が基準電流(IREF)の遮断を感知して比較信号を生成すると、雑音除去部430が比較信号に含まれた雑音成分を除去してモード制御信号(RXPD)を生成する。
又、モード制御信号発生回路330は、ホスト側が更に正常動作モードに転換して基準電流(IREF)を流すと、電流比較部420が比較電流(IPDS)を利用してこれを感知して、雑音除去部430を介してモード制御信号(RXPD)を生成する。
雑音除去部430はシュミットトリガ回路431及び雑音消去回路432を含む。
シュミットトリガ回路431は、比較信号に含まれた所定の電圧レベルより電圧レベルが小さい雑音成分を除去する。
雑音消去回路432は、比較信号に含まれた短いパルス区間の雑音成分を除去する。
図5は、本発明の一実施例によるシュミットトリガ回路431によって消去される雑音の例を示す波形図である。
図5に示すように、所定の電圧レベルより小さい電圧レベルの雑音成分510は、図4に図示されたシュミットトリガ回路431によって除去される。
図6は、本発明の一実施例による雑音消去回路432によって消去される雑音の例を示す波形図である。
図6に示すように、短いパルス区間の雑音成分520は、図4に図示された雑音消去回路432によって除去される。
図7は、図4に図示された雑音消去回路432の一例を示す回路図である。
図7を参照すると、雑音消去回路432はCMOSインバータを含む。図7に図示された雑音消去回路432は、CMOSインバータを構成するPMOSトランジスタ610の外型比(W/L:aspect ratio)を調節して、パルス区間が短い雑音を除去することができる。
図8は、図4に図示された雑音消去回路432の他の例を示す回路図である。
図8を参照すると、雑音消去回路432は、遅延端710及び論理積ゲート720を含む。
遅延端710は比較信号を遅延する。論理積ゲート720は、比較信号及び遅延端710によって遅延された比較信号を論理積してモード制御信号(RXPD)を生成する。
従って、図8に図示された雑音消去回路432は遅延端710の遅延時間より短いパルス区間を有する雑音を除去することができる。
図9は、本発明の一実施例によるモード転換方法のサスペンドモード移行を説明するためのタイミング図である。
図9を参照すると、まずホスト110のスリープリクエストによってホストモード制御信号(TXPD)が論理「ハイ」から論理「ロー」に落ちることが分かる。
ホストモード制御信号(TXPD)が論理「ロー」に落ちると、ホストは基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)を全部遮断する。この際、時間区間(tpd)は、ホストモード制御信号(TXPD)が論理「ハイ」から論理「ロー」に落ちる時点からホストが基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)を全部遮断するまでの区間である。
基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)が遮断されると、クライアントではこれを感知してクライアントモード制御信号(RXPD)を論理「ハイ」から論理「ロー」に落とす。クライアントは、クライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」になると、サスペンドモードに移行して電流を消費しないことになる。
即ち、クライアント120は、モード制御信号(RXPD)が論理「ロー」になると、各モジュールをパワーダウンさせて消費電力を防止する。クライアントは、基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)が全部遮断されることを感知することもでき、基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)のうち、いずれか一つが遮断されることを感知することもできる。例えば、クライアントは基準電流(IREF)が遮断されることを感知して動作することができる。
ホスト110はサスペンドモードに移行することになると、基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、及びデータ電流(IDATA)を生成するモジュールが全部電力を消費しないスリープモードに移行することになる。
この際、クライアントからのウェイクアップ信号を感知するために、ホスト110の一部モジュールは電力を消費することができる。例えば、図2に図示された電流モードホストインターフェース装置110は、サスペンドモードでも所定レベルの逆方向データ電流を感知するために、データ電流受信部236、237、238を活性化することができる。
例えば、ホストは、図4に図示されたモード制御信号発生回路330を具備し、サスペンドモードでも、モード制御信号発生回路330は、クライアント120からのウェイクアップ信号を感知するために活性化することもできる。
クライアント120は、サスペンドモードに移行することになると、クロック電圧生成部310及びデータ送受信部320が全部電力を消費しないスリープモードに移行することになる。この際、ホスト110からのウェイクアップ信号を感知するために、クライアント120のモード制御信号発生回路330を活性化することもできる。
図10乃至図12は、本発明の一実施例によるサスペンドモードで正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。
図10乃至図12において、制御信号(TXPD、RXPD)のタイミング図は電圧レベルを示し、基準電流(IREF)、クロック電流(ICLK)、データ電流(IDATA)、及び逆方向データ電流(IR_DATA)のタイミング図は電流レベルを示す。
図10は、ホスト110のウェイクアップリクエストによる電流モードバスインターフェースシステム100の正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。
図10を参照すると、まずホスト110のウェイクアップリクエストによってホストモード制御信号(TXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わる。
ホストモード制御信号(TXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わると、ホスト110は遮断されていた基準電流(IREF)を流す。
基準電流(IREF)が流れ始めると、クライアント120は基準電流(IREF)を感知してクライアントモード制御信号(RXPD)を論理「ロー」から論理「ハイ」に変化させる。
クライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わると、クライアント120はスリープモードに移行していた内部モジュールを活性化させて正常動作モードに転換される。
ホスト110は、クライアント120が正常動作モードに転換され送信される電流を受信する準備がされた後に、クロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を送信する。即ち、図10に図示された時間区間(ttxa)内にクライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に遷移しなければならない。
この際、時間区間(ttxa)はホスト110が遮断された基準電流(IREF)を更に流す時点からクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を更に流すまでの区間である。
ホスト110がクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を更に流す時点から時間(trxs)が経過した後にクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)が変化し始める。
図11は、クライアント120のウェイクアップリクエストによる電流モードバスインターフェースシステム100の正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。
図11を参照すると、まずクライアントのウェイクアップリクエストによってクライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わる。
クライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わると、クライアントは逆方向データ電流(IR_DATA)を流す。この際、逆方向データ電流(IR_DATA)は論理「ロー」に相応するレベルでも良く、論理「ハイ」に相応するレベルでも良い。但し、逆方向データ電流(IR_DATA)はホスト110側で基準電流(IREF)を利用して感知することができるレベルであることが好ましい。
逆方向データ電流(IR_DATA)が流れると、ホスト110はこれを感知して、ホストモード制御信号(TXPD)を論理「ロー」から論理「ハイ」に変化させる。この際、ホストは図4に図示されたようなモード制御信号発生回路330を利用して逆方向データ電流(IR_DATA)を感知することもできる。
ホストモード制御信号(TXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わると、ホスト110は遮断されていた基準電流(IREF)を流す。
基準電流(IREF)が流れ始めると、クライアント120は基準電流(IREF)を感知してスリープモードに移行していた内部モジュールを活性化させて正常動作モードに転換する。この際、クライアント120は、逆方向データ電流(IR_DATA)の送信を中止して、データ送受信部320を正方向伝送モードに転換させる。
ホスト110は、クライアント120が正方向伝送モードに転換され送信される電流を受信する準備がされた後にクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を送信する。即ち、図11に図示された時間区間(ttxa)内にクライアントが逆方向伝送モードから正方向伝送モードに転換しなければならない。
この際、時間区間(ttxa)は、ホストが遮断された基準電流(IREF)を更に流す時点からクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を更に流すまでの区間である。又、時間区間(trxd)はホストが遮断された基準電流(IREF)を更に流す時点からクライアントが逆方向データ電流(IR_DATA)を遮断するまでの区間である。
図12は、ホストとクライアントで殆ど同時にウェイクアップリクエストが発生した場合の電流モードバスインターフェースシステムの正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。
図12を参照すると、クライアントのウェイクアップリクエストによってクライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わり、殆ど同時にホストのウェイクアップリクエストによってホストモード制御信号(TXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わる。
ホストモード制御信号(TXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わったため、ホストは遮断されていた基準電流(IREF)を流し、クライアントモード制御信号(RXPD)が論理「ロー」から論理「ハイ」に変わったため、クライアントは逆方向データ電流(IR_DATA)を流す。
ホスト110は、基準電流(IREF)を流した後に逆方向データ電流(IR_DATA)を感知することになるが、既に基準電流(IREF)を流しているので、更に正方向伝送モードに転換する。
クライアント120は逆方向データ電流(IR_DATA)を流した後に基準電流(IREF)を感知することになって、スリープモードに移行していた内部モジュールを活性化させて、正常動作モードに転換する。この際、クライアント120は逆方向データ電流(IR_DATA)の送信を中止し、データ送受信部320を正方向伝送モードに転換させる。
ホスト110は、クライアントが正方向伝送モードに転換され送信される電流を受信する準備がされた後に、クロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を送信する。即ち、図12に図示された時間区間(ttxa)内にクライアントが逆方向伝送モードから正方向伝送モードに転換しなければならない。この際、時間区間(ttxa)はホストが遮断された基準電流(IREF)を更に流す時点からクロック電流(ICLK)及びデータ電流(IDATA)を更に流すまでの区間である。
又、時間区間(trxd)は、ホストが遮断された基準電流(IREF)を更に流す時点からクライアントが逆方向データ電流(IR_DATA)を遮断するまでの区間である。時間区間(ta)はクライアントが逆方向データ電流(IR_DATA)を遮断する時点からホストがデータ電流(IDATA)を更に流すまでの区間である。この際、時間区間(ttxa)が時間区間(trxd)及び時間区間(ta)の和より大きいことが好ましい。
前記のような本発明の電流モードバスインターフェースシステム100は、逆方向伝送モードを提供して、多様なアプリケーションを効果的に実現することができる。
又、本発明の電流モードバスインターフェースシステム100のモード転換方法及びモード転換回路は、ホスト又はクライアントのウェイクアップリクエストによって効果的にサスペンドモードから正常動作モードに転換することができる。
従って、ホスト及びクライアントの間の両方向通信を要する多様なアプリケーションの要求に適合することができ、モバイルアプリケーション等の低電力アプリケーションに効果的に使用されることができる。
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
本発明の一実施例による電流モードバスインターフェースシステムのブロック図である。 図1に図示された電流モードホストインターフェース装置のブロック図である。 図1に図示された電流モードクライアントインターフェース装置のブロック図である。 図3に図示されたモード制御信号発生回路のブロック図である。 本発明の一実施例による雑音の例を示す波形図である。 本発明の一実施例による雑音の例を示す波形図である。 図4に図示された雑音消去回路の一例を示す回路図である。 図4に図示された雑音消去回路の他の例を示す回路図である。 本発明の一実施例によるモード転換方法のサスペンドモード移行を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施例によるサスペンドモードから正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施例によるサスペンドモードから正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施例によるサスペンドモードから正常動作モードへの転換を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
110 電流モードホストインターフェース装置
120 電流モードクライアントインターフェース装置

Claims (36)

  1. 基準電流及びクロック電流を送信し、正方向伝送モード時にデータ電流を送信し、逆方向伝送モード時に逆方向データ電流を受信し、前記逆方向データ電流を前記基準電流と比較して逆方向データ電圧を生成する電流モードホストインターフェース装置と、
    前記基準電流及び前記クロック電流を受信し、前記基準電流及び前記クロック電流を比較してクロック電圧を生成し、前記正方向伝送モード時に前記データ電流を受信し、前記データ電流を前記受信された基準電流と比較してデータ電圧を生成し、前記逆方向伝送モード時に前記逆方向データ電流を前記データ電流が受信される導線を介して送信する電流モードクライアントインターフェース装置と、を含むことを特徴とする電流モードバスインターフェースシステム。
  2. 前記電流モードホストインターフェース装置は、
    前記基準電流を送信する基準電流送信部と、
    前記クロック電流を送信するクロック電流送信部と、
    前記正方向伝送モード時に前記データ電流を送信し、前記逆方向電流モード時に前記逆方向データ電流を受信し、前記基準電流及び前記逆方向データ電流を比較して前記逆方向データ電圧を生成するデータ送受信部と、を含むことを特徴とする請求項1記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  3. 前記電流モードホストインターフェース装置は、
    スリープリクエストによって前記基準電流、クロック電流、及びデータ電流を遮断して、サスペンドモードに移行することを特徴とする請求項2記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  4. 前記電流モードホストインターフェース装置は、
    前記サスペンドモードに移行した後にウェイクアップリクエストが発生するか、前記逆方向データ電流が所定のレベルで受信されることを感知して正常動作モードに転換することを特徴とする請求項3記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  5. 前記電流モードホストインターフェース装置は、
    サスペンドモードから正常動作モードに転換する時に、まず前記基準電流を伝送し、前記電流モードクライアントインターフェース装置が正常動作モードに転換した後に前記クロック電流及びデータ電流を伝送することを特徴とする請求項4記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  6. 前記電流モードクライアントインターフェース装置は、
    前記基準電流及びクロック電流を受信し、前記基準電流及びクロック電流を比較して前記クロック電圧を生成するクロック電圧生成部と、
    前記正方向伝送モード時に前記データ電流を受信し、前記基準電流及び前記データ電流を比較して前記データ電圧を生成し、前記逆方向電流モード時に前記データ電流を受信した導線を介して前記逆方向データ電流を送信するデータ送受信部と、を含むことを特徴とする請求項1記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  7. 前記電流モードクライアントインターフェース装置は、
    前記基準電流を感知して電流モードクライアントインターフェース装置のモード制御信号を生成するモード制御信号発生回路を更に含むことを特徴とする請求項6記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  8. 前記モード制御信号発生回路は、
    前記基準電流を複製して、複製された基準電流を生成する基準電流複製部と、
    前記基準電流より小さい大きさの比較電流を生成する比較電流生成部と、
    前記複製された基準電流及び前記比較電流を比較して比較信号を生成する電流比較部と、
    前記比較信号に含まれる雑音成分を除去して前記モード制御信号を生成する雑音除去部と、を含むことを特徴とする請求項7記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  9. 前記比較電流は、デジタル値として保存された前記基準電流を利用して生成されることを特徴とする請求項8記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  10. 前記比較電流生成部は、前記基準電流が流れる場合に前記比較電流を流し、前記基準電流が流れない場合に前記比較電流が消費されないようにすることを特徴とする請求項9記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  11. 前記電流モードクライアントインターフェース装置は、
    前記モード制御信号発生回路を介して前記基準電流の遮断を感知し、前記基準電流の遮断が感知されると、サスペンドモードに移行することを特徴とする請求項10記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  12. 前記電流モードクライアント装置は、内部のウェイクアップリクエストによって所定のレベルの前記逆方向データ電流を伝送することを特徴とする請求項11記載の電流モードバスインターフェースシステム。
  13. 基準電流を送信する基準電流送信部と、
    一定の周期に変わるクロック電流を送信するクロック電流送信部と、
    正方向伝送モード時にデータ電流を送信し、逆方向電流モード時に前記データ電流を送信した導線を介して逆方向データ電流を受信し、前記基準電流及び前記逆方向データ電流を比較して逆方向データ電圧を生成するデータ送受信部と、を含むことを特徴とする電流モードホストインターフェース装置。
  14. 前記クロック電流送信部は、
    前記基準電流の約1/2の大きさの低電流を提供する低電流源と、
    前記基準電流と実質的に同じ大きさの差電流を提供する差電流源と、
    クロック制御信号によって前記低電流又は前記低電流と前記差電流とを足した電流を前記クロック電流に送信するためのクロック制御スイッチと、を含むことを特徴とする請求項13記載の電流モードホストインターフェース装置。
  15. 前記データ送受信部は、
    前記正方向伝送モード時には閉まり、前記逆方向伝送モード時には開く第1スイッチと、
    前記第1スイッチと逆に動作する第2スイッチと、
    前記正方向伝送モード時に、前記第1スイッチを介して前記データ電流を送信するデータ電流送信部と、
    前記逆方向伝送モード時に、前記第2スイッチを介して前記逆方向データ電流を受信して前記逆方向データ電圧を生成するデータ電流受信部と、を含むことを特徴とする請求項13記載の電流モードホストインターフェース装置。
  16. 前記データ電流送信部は、
    前記基準電流の約1/2の大きさの低電流を提供する低電流源と、
    前記基準電流と実質的に同じ大きさの差電流を提供する差電流源と、
    データ制御信号によって前記低電流又は前記低電流と前記差電流とを足した電流を前記データ電流に送信するためのデータ制御スイッチと、を含むことを特徴とする請求項15記載の電流モードホストインターフェース装置。
  17. 前記データ電流受信部は、
    前記基準電流を複製して、複製された基準電流を生成する基準電流複製部と、
    前記逆方向データ電流を複製して、複製された逆方向データ電流を生成する逆方向データ電流複製部と、
    前記複製された基準電流及び複製された逆方向データ電流を比較して前記逆方向データ電圧を生成する電流比較部と、を含むことを特徴とする請求項16記載の電流モードホストインターフェース装置。
  18. 基準電流及び一定の周期に変わるクロック電流を受信し、前記基準電流及びクロック電流を比較してクロック電圧を生成するクロック電圧生成部と、
    正方向伝送モード時にデータ電流を受信し、前記基準電流及び前記データ電流を比較してデータ電圧を生成し、逆方向電流モード時に前記データ電流を受信した導線を介して逆方向データ電流を送信するデータ送受信部と、を含むことを特徴とする電流モードクライアントインターフェース装置。
  19. 前記電流モードクライアントインターフェース装置は、
    前記基準電流を感知して電流モードクライアントインターフェース装置のモード制御信号を生成するモード制御信号発生回路を更に含むことを特徴とする請求項18記載の電流モードクライアントインターフェース装置。
  20. 前記クロック電圧生成部は、
    前記基準電流を複製して、複製された基準電流を生成する基準電流複製部と、
    前記クロック電流を複製して、複製されたクロック電流を生成するクロック電流複製部と、
    前記複製された基準電流及び複製されたクロック電流を比較して前記クロック電圧を生成する電流比較部と、を含むことを特徴とする請求項18記載の電流モードクライアントインターフェース装置。
  21. 前記データ送受信部は、
    前記正方向伝送モード時には閉まり、前記逆方向伝送モード時には開く第1スイッチと、
    前記第1スイッチと逆に動作する第2スイッチと、
    前記正方向伝送モード時に、前記第1スイッチを介して前記データ電流を受信し、前記受信されたデータ電流を前記基準電流と比較して前記データ電圧を生成するデータ電流受信部と、
    前記逆方向伝送モード時に、前記第2スイッチを介して前記逆方向データ電流を送信するデータ電流送信部と、を含むことを特徴とする請求項18記載の電流モードクライアントインターフェース装置。
  22. 前記データ電流受信部は、
    前記基準電流を複製して、複製された基準電流を生成する基準電流複製部と、
    前記データ電流を複製して、複製されたデータ電流を生成するデータ電流複製部と、
    前記複製された基準電流及び複製されたデータ電流を比較して前記データ電圧を生成する電流比較部と、を含むことを特徴とする請求項21記載の電流モードクライアントインターフェース装置。
  23. 前記データ電流送信部は、
    前記基準電流の約1/2の大きさの低電流を提供する低電流源と、
    前記基準電流と実質的に同じ大きさの差電流を提供する差電流源と、
    逆方向データ制御信号によって前記低電流又は前記低電流と前記差電流とを足した電流を前記逆方向データ電流に送信するためのデータ制御スイッチと、を含むことを特徴とする請求項22記載の電流モードクライアントインターフェース装置。
  24. 前記電流モードクライアントインターフェース装置は、
    前記基準電流をデジタルコード値として保存し、前記デジタルコード値として保存された基準電流を利用して、前記低電流及び差電流を生成することを特徴とする請求項23記載の電流モードクライアントインターフェース装置。
  25. ホストのスリープリクエストによって前記ホストがサスペンドモードに進入して前記ホストから伝送される送信電流を遮断する段階と、
    クライアントが前記送信電流が遮断されることを感知して前記クライアントがサスペンドモードに移行する段階と、
    前記ホスト又は前記クライアントのウェイクアップリクエストによって前記ホスト及びクライアントがサスペンドモードから正常動作モードに転換する段階と、を含むことを特徴とする電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  26. 前記送信電流は、基準電流、クロック電流、及びデータ電流を含み、
    前記クライアントが前記基準電流が遮断されることを感知して、前記クライアントが前記サスペンドモードに移行することを特徴とする請求項25記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  27. 前記正常動作モードに転換する段階は、
    前記ホストのウェイクアップリクエストによって前記ホストが前記基準電流を送信する段階を含み、
    前記クライアントが前記基準電流が送信されることを感知してサスペンドモードから正常動作モードに転換することを特徴とする請求項26記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  28. 前記クライアントが正常動作モードに転換した後に、前記ホストが前記クロック電流及びデータ電流を送信することを特徴とする請求項27記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  29. 前記正常動作モードに転換する段階は、
    前記クライアントのウェイクアップリクエストによって前記クライアントが所定レベルの逆方向データ電流を送信する段階と、
    前記ホストが前記逆方向データ電流を感知して前記基準電流を送信する段階と、を含み、
    前記クライアントが前記基準電流が送信されることを感知して、サスペンドモードから正常動作モードに転換することを特徴とする請求項26記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  30. 前記クライアントが正常動作モードに転換した後に、前記ホストが前記クロック電流及びデータ電流を送信することを特徴とする請求項29記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  31. 前記正常動作モードに転換する段階は、
    前記ホストのウェイクアップリクエストによって前記ホストが前記基準電流を送信する段階と、
    前記クライアントのウェイクアップリクエストによって前記クライアントが前記データ電流が受信される導線を介して逆方向データ電流を送信する段階と、
    前記クライアントが前記基準電流が送信されることを感知して、前記逆方向データ電流を送信することを停止し、サスペンドモードから正方向伝送モードに転換する段階と、を含むことを特徴とする請求項26記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  32. 前記クライアントが前記逆方向データ電流を送信することを停止して正方向伝送モードに転換した後に、前記ホストが前記クロック電流及びデータ電流を送信することを特徴とする請求項31記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード転換方法。
  33. 受信電流を複製して、複製された受信電流を生成する受信電流複製部と、
    前記受信電流より小さい大きさの比較電流を生成する比較電流生成部と、
    前記複製された受信電流及び前記比較電流を比較して比較信号を生成する電流比較部と、
    前記比較信号に含まれる雑音成分を除去して、電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号を生成する雑音除去部と、を含むことを特徴とする電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号発生回路。
  34. 前記雑音除去部は、
    前記比較信号に含まれた所定の電圧レベルより電圧レベルが小さい雑音成分を除去するためのシュミットトリガ回路と、
    前記比較信号に含まれた短いパルス区間の雑音成分を除去するための雑音消去回路と、を含むことを特徴とする請求項33記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号発生回路。
  35. 前記雑音消去回路は、
    CMOSインバータを利用して実現されることを特徴とする請求項34記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号発生回路。
  36. 前記雑音消去回路は、
    前記比較信号を遅延して、遅延された比較信号を生成する遅延端と、
    前記比較信号及び前記遅延された比較信号を論理積演算する論理積ゲートと、を含むことを特徴とする請求項34記載の電流モードバスインターフェースシステムのモード制御信号発生回路。
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