JP2006253951A - 基地局装置及び拡散符号割り当て方法 - Google Patents

基地局装置及び拡散符号割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コードリソースの利用効率を向上させ、通信中に拡散率を変更する場合に制御手順が煩雑となってしまう確率を抑えること。
【解決手段】 拡散符号割り当て部106は、通信相手の端末装置の符号変更可能性の度合いを示す変更可能性情報を受信データから検出し、前記通信相手と通信開始する際に、前記変更可能性情報を参照して拡散符号を割り当てる。変調部153は、送信データに対して拡散符号割り当て部106が割り当てた拡散符号により拡散処理を行い、拡散チップを時間方向・周波数方向に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システムに使用される基地局装置及び拡散符号割り当て方法に関する。
高速無線伝送に向けて、非特許文献1などで二次元拡散VSF−OFCDMが検討されている。2次元領域の直交符号を割り当てることで、フレーム内に複数の物理チャネルを柔軟にコード多重することが可能であり、以下のメリットを有している。
(1)直交符号の割り当てを変更するのみで、物理チャネルの設定、解放を柔軟に実現できる。
(2)異なるシンボルレートの複数の物理チャネルを、異なる拡散率の直交符号を割り当てることでフレーム内に柔軟に多重できる。
(3)拡散率を増大させることで低速のシンボルレートの物理チャネルを容易に実現できる。
(4)コード軸上で多重された物理チャネルごとに柔軟な送信電力の割り当てが可能である。
(5)コード多重のパイロットチャネルを実現できる。
例えば、時間方向拡散率16、周波数方向拡散率1の物理チャネル(SF(16)=SFTime×SFFreq=16×1)と、時間方向拡散率8、周波数方向拡散率2の物理チャネル(SF(8)=8×2)を多重する場合、これら2つの物理チャネル間で直交化を実現するためには、直交可変拡散率(OVSF:Orthogonal Variable Spreading Factor)符号の割り当て法に基づいて2次元直交符号割り当てを行う。
以下、従来の2次元直交符号を用いた拡散符号割り当て方法について、拡散率16の物理チャネルを多重する場合を例に図5を用いて説明する。図5のコードツリーは、時間方向拡散率SF=4のレイヤ#11、時間方向拡散率SF=8のレイヤ#12、時間方向拡散率SF=16のレイヤ#13のように拡散率毎に階層化されている。なお、図5では、C1,0、C2,0、C2,1は用いず、レイヤ#11が最上位の階層となるものとする。
図5において、パイロットチャネルおよび制御チャネルがそれぞれC16,0、C16,1を割り当てられているとする。この場合に、ユーザ#1の物理チャネルにSF(8)の拡散符号を割り当てるとすると、パイロットチャネルおよび制御チャネルと直交させるため、C16,0、C16,1の上位の符号C8,0とは異なる符号C8,1, C8,2,…, C8,7のいずれかを割り当てることになる。
このとき、従来の拡散符号割り当て方法では、他のパラメータを考慮せず、対象となる符号の中からランダムに割り当てる。図5では、ユーザ#1の物理チャネルをC8,1に割り当てたとする。同様に、ユーザ#2、#3、#4の物理チャネルをそれぞれC16,7, C16,10, C8,6に割り当てたとする。
次に、割り当てた物理チャネルの拡散率を通信中に変更する場合について説明する。図5で、C8,1に割り当てられているユーザ#1の物理チャネルを、同じ拡散率16を保ったままで時間方向に4倍、周波数方向に4倍と変更する場合を考える。この場合、C4,0は、その所属する下位の符号にパイロットチャネルおよび制御チャネルが割り当てられているため用いることができず、ユーザ#1の物理チャネルには、例えばC4,1を割り当てることになる。
この結果、直交性を保つために、C4,1に所属する符号(C16,7)が割り当てられているユーザ#2の物理チャネルに対して他の符号(例えばC16,11)を割り当て直す処理が必要となる。
このように、通信中にある物理チャネルの拡散率を変更する場合、通信開始時の符号割り当てのしかたによっては、コードリソースの利用効率が悪くなり、他の物理チャネルを再配置する必要が生じ、制御手順が煩雑となってしまう可能性がある。
NTT DoCoMoテクニカルジャーナルvol.11, no.2, pp.24-31"VSF-OFCDMおよびVSCRF-CDMAに基づくブロードバンド無線アクセス技術"(NTT DoCoMo)
従来の拡散符号割り当て方法では、各通信端末装置の符号を変更する可能性の高さを考慮せず、通信開始時にランダムに拡散符号割り当てを行っているため、通信中に拡散率を変更する場合に、コードリソースの利用効率が悪くなり、制御手順が煩雑となってしまう確率が高くなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、コードリソースの利用効率を向上させ、通信中に拡散率を変更する場合に制御手順が煩雑となってしまう確率を抑えることができる基地局装置及び拡散符号割り当て方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の基地局装置は、通信相手における拡散率の変更可能性の高さを示す変更可能性情報を受信データから検出し、前記通信相手と通信開始する際に前記変更可能性情報を参照して拡散符号を割り当てる拡散符号割り当て手段と、送信データに対して前記拡散符号割り当て手段が割り当てた拡散符号により拡散処理を行い、拡散チップを時間方向・周波数方向に配置する変調手段と、前記変調手段が処理した送信信号を前記通信相手に送信する送信手段と、を具備する構成をとる。
本発明の符号割り当て方法は、通信相手における拡散率の変更可能性の高さを示す変更可能性情報を受信データから検出する工程と、前記通信相手と通信開始する際に前記変更可能性情報を参照して拡散符号を割り当てる工程と、を具備する方法をとる。
本発明によれば、拡散符号を割り当てる際に拡散率の変更可能性を考慮することにより、コードリソースの利用効率を向上させ、通信中に拡散率を変更する場合に制御手順が煩雑となってしまう確率を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の一実施の形態に係る基地局装置の構成について図1のブロック図を用いて説明する。図1の基地局装置100は、複数の通信端末装置と同時に無線通信を行う。各通信端末装置から基地局装置100に送信される信号には、通信開始を要求する通信開始要求情報、時間方向・周波数方向への拡散率を示す拡散率情報、拡散率の変更可能性の高さを示す変更可能性情報、通信端末装置における受信時の無線品質を示す無線品質情報が含まれる場合がある。
共用器102は、アンテナ101に受信された信号を受信無線部103に出力する。また、共用器102は、送信無線部154から出力された信号をアンテナ101から無線送信する。
受信無線部103は、共用器102から出力された無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換して復調部104に出力する。復調部104は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、受信ベースバンド信号に対して逆拡散、RAKE合成等の復調処理を行い、復調後の信号を誤り訂正復号部105に出力する。誤り訂正復号部105は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、復調後の信号に対して誤り訂正復号処理を行い、復号結果である受信データを得る。そして、誤り訂正復号部105は、拡散符号割り当て部106、送信パラメータ設定部107及び図示しない後工程に受信データを出力する。
拡散符号割り当て部106は、受信データに含まれる通信開始要求情報、拡散率情報及び変更可能性情報を検出する。そして、拡散符号割り当て部106は、通信開始要求情報を検出した場合には、変更可能性情報を参照し、拡散率情報に示される拡散率の拡散符号を割り当てる。また、拡散符号割り当て部106は、通信中に新たに拡散率情報を検出した場合には、拡散率情報に示される新たな拡散率の拡散符号に割り当て直す。拡散符号割り当て部106は、割り当てた拡散符号を示す符号割り当て情報を多重部151及び変調部153に出力する。なお、拡散符号割り当て部106における拡散符号割り当て処理の具体例については後述する。
送信パラメータ設定部107は、受信データに含まれる無線品質情報を検出し、無線品質情報に基づいて各通信端末装置宛の送信データの変調多値数、符号化率を設定する。そして、送信パラメータ設定部107は、設定した符号化率を示す情報を誤り訂正符号化部152に出力し、設定した変調多値数を示す情報を変調部153に出力する。
多重部151は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、各通信端末装置について送信データに符号割り当て情報、パイロット信号及びその他の制御信号を多重し、多重後のデータを誤り訂正符号化部152に出力する。
誤り訂正符号化部152は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、多重部151の出力データに対して送信パラメータ設定部107が設定した符号化率で誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符号化後のデータを変調部153に出力する。
変調部153は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、誤り訂正符号化部152の出力データに対して拡散、逆フーリエ変換等を含む変調処理を行い、変調処理後の信号を送信無線部154に出力する。具体的には、変調部153は、送信パラメータ設定部107が設定した変調多値数の方式で変調を行い、さらに符号割り当て情報に示される拡散符号により拡散処理を行い、拡散チップを時間方向・周波数方向に配置する。
送信無線部154は、変調部153の出力信号を無線周波数の信号に変換して共用器102に出力する。
次に、本実施の形態に係る通信端末装置の構成について図2のブロック図を用いて説明する。図2の通信端末装置200は、図1に示した基地局装置100と無線通信を行う。
共用器202は、アンテナ201に受信された信号を受信無線部203に出力する。また、共用器202は、送信無線部254から出力された信号をアンテナ201から無線送信する。
受信無線部203は、共用器202から出力された無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換して復調部204に出力する。復調部204は、受信ベースバンド信号に対して符号割り当て情報に示される拡散符号によりフーリエ変換、逆拡散、RAKE合成等の復調処理を行い、復調処理後の信号を誤り訂正復号部205に出力する。また、復調部204は、復調処理の過程で得られる希望波電力、干渉波電力等の無線品質測定に必要な情報を無線品質測定部206に出力する。
誤り訂正復号部205は、復調後の信号に対して誤り訂正復号処理を行い、復号結果である受信データを図示しない後工程に出力する。また、誤り訂正復号部205は、受信データに含まれる符号割り当て情報を復調部204に出力する。
無線品質測定部206は、復調部204から出力された情報に基づいてSINR及び遅延スプレッド(無線品質)を測定し、測定値を示す無線品質情報を移動速度推定部207、拡散率情報生成部210及び多重部251に出力する。
移動速度推定部207は、無線品質情報に基づいて時間変動の状況を観測して移動速度を推定する。具体的には、移動速度推定部207は、SINRの時間変動が大きいほど移動速度も速いと推定する。移動速度推定部207は、推定した移動速度を示す情報を変更可能性情報生成部209及び拡散率情報生成部210に出力する。
接続時間推定部208は、送信すべきデータのサイズの大きさを、平均的な伝送速度で割る等の方法により、基地局装置と接続する時間を推定し、推定した接続時間を示す情報を変更可能性情報生成部209に出力する。
変更可能性情報生成部209は、移動速度及び/あるいは接続時間に基づいて、拡散率の変更可能性が「高い」か「高くない」かの2値情報である変更可能性情報を生成し、多重部251に出力する。例えば、変更可能性情報生成部209は、移動速度が所定の閾値よりも速い場合には、拡散率の変更可能性が「高い」と判断する。あるいは、変更可能性情報生成部209は、接続時間が所定の閾値よりも長い場合には、拡散率の変更可能性が「高い」と判断する。
拡散率情報生成部210は、通信開始時に、遅延スプレッドの大きさと移動速度の大きさとを考慮して直交性が崩れにくい拡散率を設定し、設定した拡散率を示す拡散率情報を生成する。例えば、遅延スプレッドが大きな環境では周波数選択性が顕著になるため周波数領域の拡散率が大きいと直交性が崩れやすくなることから、拡散率情報生成部210は遅延スプレッドが大きいほど時間領域の拡散率を大きく設定する。一方、移動速度が大きい場合には時間変動の影響が顕著となるため時間領域の拡散率が大きいと直交性が崩れやすくなるから、拡散率情報生成部210は移動速度が大きいほど周波数領域の拡散率を大きく設定する。また、直交性の崩れる程度によって自セル干渉の影響およびダイバーシチ効果が変わってくるため、拡散コードの利用率に応じて時間領域拡散と周波数領域拡散の優位性が変化することになることから、拡散率情報生成部210は、拡散率を適宜変更する。例えば、拡散率情報生成部210は、遅延スプレッドや移動速度が所定の閾値を超える、あるいは、下回った場合に拡散率の変更を要求すべく拡散率情報を生成する。拡散率情報生成部210は、通信開始時及び拡散率変更時に拡散率情報を生成し、多重部251に出力する。
多重部251は、送信データに、通信開始要求情報、拡散率情報、変更可能性情報、無線品質情報、パイロット信号及びその他の制御信号を多重し、多重後のデータを誤り訂正符号化部252に出力する。
誤り訂正符号化部252は、多重部251の出力信号に対して誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符号化後のデータを変調部253に出力する。変調部253は、誤り訂正符号化部252の出力信号に対して拡散を含む変調処理を行い、変調処理後の信号を送信無線部254に出力する。送信無線部254は、変調部253の出力信号を無線周波数の信号に変換して共用器202に出力する。
次に、本実施の形態に係る基地局装置(BS)と通信端末装置(MS#1、MS#2)との間の通信順序について図3のシーケンス図を用いて説明する。
まず、通信端末装置は、基地局装置と通信を準備するための処理である通信開始処理(S301)及び符号変更可能性を推定する処理である状況調査処理(S302)を行い、基地局装置に対して通信開始要求情報を送信するとともに(S303)、変更可能性情報及び拡散率情報を送信する(S304、S305)。
次に、基地局装置は、通信開始要求があった通信端末装置に対し、変更可能性情報を参照して拡散率情報に示される拡散率の拡散符号を割り当て、通信端末装置に符号割り当て情報を送信する(S306、S307)。そして、基地局装置は、割り当てた拡散符号を用いて拡散した信号を通信端末装置に送信する(S308、S309、310)。
次に、通信端末装置MS#1が、無線品質の測定結果に基づいて拡散比率の変更を決定したとする(S311)。この場合、通信端末装置MS#1は、新たな拡散率情報を基地局装置に送信する(S312)。
基地局装置は、拡散率情報を送信した通信端末装置MS#1に対し、拡散率情報に示される拡散率の拡散符号を割り当て直す(S313)。そして、基地局装置は、通信端末装置MS#1に対する信号の送信を一旦停止し(S314)、通信端末装置MS#1に新たな符号割り当て情報を送信する(S315)。そして、基地局装置は、割り当てた拡散符号を用いて拡散した信号を通信端末装置MS#1に送信する(S316、S317、318)。
次に、本実施の形態に係る拡散符号割り当て部106の拡散符号割り当て方法の具体例について、図4を用いて詳細に説明する。
図4は、拡散率16の物理チャネルを多重する場合のコードツリーであり、時間方向拡散率SF=4のレイヤ#11、時間方向拡散率SF=8のレイヤ#12、時間方向拡散率SF=16のレイヤ#13のように拡散率毎に階層化されている。なお、図4では、C1,0、C2,0、C2,1は用いず、レイヤ#11が最上位の階層となるものとする。
図4において、パイロットチャネルおよび制御チャネルがそれぞれC16,0、C16,1に割り当てられているとする。この場合において、ユーザ#1の物理チャネルにSF(8)の拡散符号を割り当てることを考える。
ここで、ユーザ#1は、拡散率の変更可能性が高いユーザであるとする。この場合、拡散符号割り当て部106は、C16,0、C16,1の最上位であるC4,0に所属するC8,0, C8,1を割り当て対象から除き、ユーザ#1の物理チャネルにC8,2, C8,3,…, C8,7のいずれかの符号を割り当てる。図4では、ユーザ#1の物理チャネルにC8,2を割り当てたとする。このように、本実施の形態では、変更可能性が所定のレベルより高いユーザに拡散符号を割り当てる場合、他に割り当て可能な符号があれば、既に割り当てられている符号の最上位に位置する符号に所属する符号を割り当て対象から除く。
次に、ユーザ#2、#3の物理チャネルにともにSF(16)の拡散符号を割り当てることを考える。ここで、ユーザ#2、#3は、いずれも拡散率の変更可能性が高くないユーザであるとする。この場合、拡散符号割り当て部106は、C16,0、C16,1、及び、ユーザ#1の物理チャネルが割り当てられたC8,2の上位であるC4,1に所属するC16,4, C16,5,…, C16,7を割り当て対象から外し、ユーザ#2、#3の物理チャネルにC16,2, C16,3, C16,8, C16,9,…, C16,15のいずれかの符号を割り当てる。図4では、ユーザ#2の物理チャネルにC16,2を割り当て、ユーザ#3の物理チャネルにC16,10を割り当てたとする。このように、本実施の形態では、変更可能性が所定のレベルより高くないユーザに拡散符号を割り当てる場合、他に割り当て可能な符号があれば、既に変更可能性が所定のレベルより高いユーザに割り当てられている符号の最上位に位置する符号に所属する符号を割り当て対象から除く。
次に、ユーザ#4の物理チャネルにSF(8)の拡散符号を割り当てることを考える。ここで、ユーザ#4は、拡散率の変更可能性が高いユーザであるとする。この場合、拡散符号割り当て部106は、C16,0、C16,1、C16,2の上位であるC4,0に所属するC8,0, C8,1、C8,2の上位であるC4,1に所属するC8,2, C8,3、C16,10の上位であるC4,2に所属するC8,4, C8,5を割り当て対象から外し、ユーザ#4の物理チャネルにC8,6、C8,7のいずれかの符号を割り当てる。図4では、ユーザ#4の物理チャネルにC8,6を割り当てたとする。
次に、割り当てた物理チャネルの拡散率を通信中に変更する場合について説明する。図4で、C8,2に割り当てられているユーザ#1の物理チャネルを、同じ拡散率16を保ったままで時間方向に4倍、周波数方向に4倍と変更する場合を考える。この場合、ユーザ#1の物理チャネルにC4,1を割り当てれば、他の物理チャネルに符号を再割り当て直す必要がない。
このように、本実施の形態によれば、拡散符号を割り当てる際に拡散率の変更可能性を考慮することにより、コードリソースの利用効率を向上させ、通信中に拡散率を変更する場合に制御手順が煩雑となってしまう確率を抑えることができる。
本発明は、2次元拡散を行う無線通信装置に用いるに好適である。
本発明の一実施の形態に係る基地局装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る基地局装置及び通信端末装置との間の通信順序を示すシーケンス図 上記実施の形態に係る基地局装置の拡散符号割り当て方法を説明する図 従来の拡散符号割り当て方法を説明する図
符号の説明
100 基地局装置
104 復調部
105 誤り訂正復号部
106 拡散符号割り当て部
107 送信パラメータ設定部
151 多重部
152 誤り訂正符号化部
153 変調部
200 通信端末装置
204 復調部
205 誤り訂正復号部
206 無線品質測定部
207 移動速度推定部
208 接続時間推定部
209 変更可能性情報生成部
210 拡散率情報生成部
251 多重部
252 誤り訂正符号化部
253 変調部

Claims (5)

  1. 通信相手における拡散率の変更可能性の高さを示す変更可能性情報を受信データから検出し、前記通信相手と通信開始する際に前記変更可能性情報を参照して拡散符号を割り当てる拡散符号割り当て手段と、
    送信データに対して前記拡散符号割り当て手段が割り当てた拡散符号により拡散処理を行い、拡散チップを時間方向・周波数方向に配置する変調手段と、
    前記変調手段が処理した送信信号を前記通信相手に送信する送信手段と、を具備する基地局装置。
  2. 請求項1記載の基地局装置の通信相手となる通信端末装置であって、
    所定の条件に基づいて拡散率の変更可能性の高さを判定し、前記変更可能性情報を生成する変更可能性情報生成手段と、
    前記変更可能性情報を前記基地局装置に送信する送信手段と、を具備する通信端末装置。
  3. 移動速度を推定する移動速度推定手段を具備し、
    前記変更可能性情報生成手段は、移動速度に基づいて拡散率の変更可能性の高さを判定する請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 送信データの接続時間を推定する接続時間推定手段を具備し、
    前記変更可能性情報生成手段は、送信データの接続時間に基づいて拡散率の変更可能性の高さを判定する請求項2又は請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 通信相手における拡散率の変更可能性の高さを示す変更可能性情報を受信データから検出する工程と、
    前記通信相手と通信開始する際に前記変更可能性情報を参照して拡散符号を割り当てる工程と、を具備する拡散符号割り当て方法。
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