JP2006253916A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 端末との通信状態が悪化したときに、その端末に送信されるパケットの総量を規制するように構成された通信装置を提供する。
【解決手段】 伝送レートが変化する無線LANネットワーク5に接続され、この無線LANネットワーク5に接続された端末局2とパケットをやり取りする基地局1を、端末局2に送信するパケットを蓄積するパケット蓄積部15と、端末局2との通信状態を監視し、この通信状態が悪化しているときに、この端末局2へのパケットPの送信を規制する監視部19と、パケット蓄積部15からパケットPを取り出し、監視部19によりパケットPの送信が規制されていないときは、端末局2にパケットPを送信し、監視部19によりパケットPの送信が規制されているときは、パケットPの一部を破棄し、残りの一部を端末局2に送信して、単位時間当たりにこの端末局2に送信されるパケットPの量を所定の値より少なくするデキュー処理部16とから構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 伝送レートが変化する無線LANネットワーク5に接続され、この無線LANネットワーク5に接続された端末局2とパケットをやり取りする基地局1を、端末局2に送信するパケットを蓄積するパケット蓄積部15と、端末局2との通信状態を監視し、この通信状態が悪化しているときに、この端末局2へのパケットPの送信を規制する監視部19と、パケット蓄積部15からパケットPを取り出し、監視部19によりパケットPの送信が規制されていないときは、端末局2にパケットPを送信し、監視部19によりパケットPの送信が規制されているときは、パケットPの一部を破棄し、残りの一部を端末局2に送信して、単位時間当たりにこの端末局2に送信されるパケットPの量を所定の値より少なくするデキュー処理部16とから構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、移動する端末を上位ネットワークに接続するための無線LAN基地局等の通信装置に関する。
無線LANシステムは、基地局と端末とから構成され、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式を用いて基地局に対してアソシエーションする複数の端末のアクセス制御を行っている。このような無線LANシステムにおいて、無線通信の状態は、端末が移動することにより、基地局と端末との間に位置する障害物等による電波伝送路の状況や周囲で発生するノイズ等からの影響を受けて変化する。そのため、このような変化に対応するために、無線LANシステムにおいては、無線区間のアクセス制御(パケット再送間隔)や伝送レートを動的に変化させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。なお、このような通信制御の方法は、無線通信に限られず、電力線を用いて通信を行う電力線搬送通信等の有線通信でも用いられている。
しかしながら、アクセス制御や伝送レートを動的に変化させて通信を行ったとしても、電波伝送路の状況が更に悪化すると基地局と端末との間の通信は不能となる。このとき、基地局から当該端末へパケットを送信していた場合、このパケットの送信が完了しないため、基地局ではこのパケットの再送(リトライ)を繰り返す。
基地局における再送処理は、予め設定された回数繰り返され、再送間隔は、再送処理を繰り返すたびに最大再送間隔まで長くなる。これにより、同じ基地局に接続して通信を行っている電波状況の良い(電波伝送路の状況が良い)端末へ送信されるパケットが停滞することとなり、全体として通信できるパケット数が減少してしまうという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、端末との通信状態が悪化したときに、その端末に送信されるパケットの総量を規制するように構成された通信装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る通信装置(例えば、実施形態における基地局1)は、伝送レートが変化するネットワーク(例えば、実施形態における無線LANネットワーク5)に接続された端末(例えば、実施形態における端末局2)とパケットをやり取りするものであり、端末に送信するパケットを蓄積するパケット蓄積手段(例えば、実施形態におけるパケット蓄積部15)と、端末との通信状態を監視し、この通信状態が悪化しているときに、端末へのパケットの送信を規制する監視手段(例えば、実施形態における監視部19)と、パケット蓄積手段からパケットを取り出し、監視手段によりパケットの送信が規制されていないときは、端末にパケットを送信し、監視手段によりパケットの送信が規制されているときは、パケットの一部を破棄し、パケットの残りの一部を端末に送信して、単位時間当たりにこの端末に送信されるパケットの量を所定の値より少なくするパケット送信手段(例えば、実施形態におけるデキュー処理部16)とを有して構成される。
なお、このような通信装置において、監視手段が、端末に送信されたパケットの、伝送レートの割合および重み係数の積和演算を平均した重み係数平均値と、リトライ回数を平均したの平均リトライ回数とを算出し、重み係数平均値が所定の閾値より小さくなり、且つ、平均リトライ回数が所定の閾値より大きくなったときに、端末へのパケットの送信を規制し、重み係数平均値が所定の閾値以上か、若しくは、平均リトライ回数が所定の閾値以下のときに、端末への規制を解除するように構成されることが好ましい。
このとき、監視手段が、重み係数平均値と平均リトライ回数とを、端末に送信されたパケットの移動平均処理により算出するように構成されることが好ましい。
また、基地局と端末との通信状態を監視するネットワーク管理装置を有し、監視手段が、端末へのパケットの送信が規制された情報、および、規制が解除された情報をネットワーク管理装置に通知するように構成されることが好ましい。
本発明に係る通信装置を以上のように構成すると、ネットワークを介してこの通信装置に接続している端末のうち、通信状態が悪化した端末があっても、その端末へのパケットの送信が規制されるため、他の端末の通信に影響することがない。
なお、通信状態の判断を、重み係数平均値とリトライ回数の平均値とから行うことにより、当該端末との通信状態を適切に把握することができる。また、この重み係数平均値とリトライ回数の平均値を移動平均処理により求めることにより、その端末との通信状態が悪化しているのか改善しているのかを的確に判断することができ、他の端末への影響をさらに少なくすることができる。
また、パケットの送信が規制された情報およびこの規制が解除された情報をネットワーク管理装置に通知するように構成することにより、ネットワークの状況の把握が容易になる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明に係る通信装置の一例として、無線LANシステムにおける基地局1の構成について図1を用いて説明する。無線LANシステムは、LAN等の上位ネットワーク3に接続された基地局1と、この基地局1に無線LANネットワーク5を介して接続する端末局2(図1においては3台の端末局2a〜2c)、および、上位ネットワーク3に接続されてこの基地局1と端末局2との接続状態を監視するネットワーク監視装置(NMS)4とから構成される。
基地局1は、上位ネットワーク3に対してパケットPの入出力を行うLANインタフェース11、無線通信により端末局2に対してパケットPの送受信を行う無線インタフェース13、および、LANインタフェース11と無線インタフェース13との間でパケットPの制御を行う通信処理部12から構成される。また、通信処理部12は、下り制御部17、上り制御部18、および、無線通信の状態を監視する監視部19から構成され、さらに、下り制御部17は、パケット蓄積部15、LANインタフェース11を解して上位ネットワーク3から受け取ったパケットPをパケット蓄積部15に蓄積するエンキュー処理部14、および、パケット蓄積部15からパケットを取り出して無線インタフェース13を介して端末局2へパケットPを送信するデキュー処理部16から構成される。また、無線インタフェース13は、デキュー処理部16から渡されたパケットPを順番に端末局2(2a〜2c)に送信する送信機能21と、端末局2から受け取ったパケットPを上り制御部18に渡す受信機能22とから構成される。
それでは、このような無線LANシステムにおける通信の流れについて説明する。端末局2(2a〜2c)が基地局1の通信可能範囲に入るとアソシエーションが確立され端末局2と基地局1との通信が可能になる。このとき監視部19は、パケット蓄積部15にその端末局2用のキューを作成する(図1においては、端末局2a〜2cに対応してキュー15a〜15cが作成される)。ここで、キューとは、先に入力されたパケットが先に出て行くデータ構造である。また、同時に監視部19はLANインタフェース11を介してNMS4に端末局2とアソシエーションが確立されたことを通知する。
上位ネットワーク3から端末局2へ送信されたパケットPは、LANインタフェース11を介してエンキュー処理部14に渡され、このエンキュー処理部14によりパケット蓄積部15の対応する端末局2a〜2cのキュー15a〜15cに蓄積される。そして、デキュー処理部16によりパケット蓄積部15からパケットPが取り出されて、無線インタフェース13の送信機能21の送信キュー21aに蓄積されて蓄積された順に端末局2(2a〜2c)に送信される。このとき、端末局2との通信状態が悪いと、端末局2と基地局1との間の通信の伝送レートを下げ、それでも、パケットPを送信できないときは、送信機能21は所定の回数だけ再送処理(リトライ)を繰り返し、再送処理によっても送信できないときはそのパケットPを破棄するように構成されている。
しかしながら、上述のように、再送処理を繰り返す通信状態の端末局2(以降の説明では通信状態が悪い端末を2aとして説明する)が存在すると、その端末局2aへのパケットPが端末局2aに送信されるか、若しくは、破棄されるまでは次のパケットPが処理されないため、他に通信状態の良い端末局2(2b,2c)が基地局1とアソシエーションして通信を行っている場合、その通信に影響し、全体として送信できるパケット数が減少する。そのため、本実施例に係る基地局1においては、監視部19で、この基地局1とアソシエーションしている端末局2(2a〜2c)のそれぞれの通信状態を監視し、再送処理が頻繁に発生する通信状態になる前にそのような端末局2に向けて送信されるパケットの総量規制を行うように構成されている。以下、その方法について説明する。
監視部19は、図2に示すように、無線インタフェース13から端末局2a〜2cにパケットPが送信される毎に履歴情報10として、そのパケットPを送信したときのパケット情報20、伝送レート30およびリトライ回数40を端末局2a〜2c毎に記憶している。そして、送信機能21により端末局2a〜2cのいずれかへパケットPが送信される毎に、監視部19は、そのパケットPが送信された端末局2(2a〜2cのいずれか)へのパケットの送信を規制するか否か(総量規制を行うか否か)を図3に示す処理より判断する(この処理を「総量規制判断処理」と呼ぶ)。
まず、履歴情報10の今回送信したパケット情報20を含む過去n個分の伝送レート30を用いて、図4に示すように、伝送レート31毎の比率32を求め、さらに、それぞれの伝送レート31に対して予め設定された重み係数33を乗じて積和演算を行い、それらの平均値(この平均値を「重み係数平均値34」と呼ぶ)を求める(ステップS100)。次に、履歴情報10の今回送信したパケット情報Pを含む過去n個分のリトライ回数40を用いて、図5に示すように、リトライ回数41毎の比率42を求め、さらに、それらの平均値を計算して平均リトライ回数43を得る(ステップS101)。
このように、本実施例においては、伝送レート30の重み係数平均値34とリトライ回数40の平均リトライ回数43は、現在送信したパケットPを含む過去n個のパケットから移動平均処理により求めるように構成されている。これにより、これまでの通信状態の履歴情報10から、その端末局2(2a〜2c)との通信状態が悪化するのか改善されるのかを予測して判断をすることができる。
そして、伝送レートの重み係数平均値34が所定の閾値未満であるか否かを判断し(ステップS102)、閾値以上であれば、その端末局2a〜2cへの通信は送信規制状態でないとする(ステップS105)。一方、重み係数平均値34が所定の閾値未満である場合には、平均リトライ回数43が閾値を越えているか否かを判断する(ステップS103)。平均リトライ回数43が閾値以下であればその端末局2a〜2cへの通信は送信規制状態でないとし(ステップS105)、閾値を越えていれば、その端末局2a〜2cへの通信は送信規制状態であるとする(S104)。
ここで、その端末局2(2a〜2c)の通信が送信規制状態であるとされた場合は、監視部19は、パケット蓄積部15の端末局2a〜2cが対応するキュー15a〜15cに送信規制中フラグ20a〜20cを立てる(ステップS104)。一方、送信規制状態でないとされた場合は、送信規制中フラグ20a〜20cを下げる。なお、監視部19は、送信規制中フラグ20a〜20cを立てたとき(ステップS104)、および、フラグ20a〜20cを下げたとき(ステップS105)は、その端末局2a〜2cの情報とともに送信規制中フラグ20a〜20cの状態(規制通知および復旧通知)をNMS4に通知する。このように、基地局1と端末局2とがアソシエーションを確立した情報だけでなく、送信規制状態か否かをNMS4で管理することにより、無線LANネットワーク5の状況を的確に把握することができる。
なお、総量規制判断処理における重み係数平均値34と平均リトライ回数43の閾値は、実際の無線LANネットワーク5で測定を行う等をして、総量規制をしなければならない無線LANネットワーク5の状態、すなわち、それ以上通信状態が悪化すると再送処理が頻繁に発生する状態になる値を求めることにより設定される。例えば、無線LANの標準規格である、IEEE802.11a、若しくは、IEEE802.11a802.11gを用いた無線LANの場合は、重み係数平均値34の閾値を0.2とし、平均リトライ回数43の閾値を0.4に設定することにより、効率の良い通信を行うことができる。
次に、デキュー処理部16によるパケット送信処理について図6を用いて説明する。デキュー処理部16はパケット蓄積部15のキュー15a〜15cからパケットPを取り出すときに、送信規制中フラグ20a〜20cを調べ、送信規制中か否かを判断する(ステップS200)。送信規制中フラグ20a〜20cが立っていなければパケットを無線インタフェース13に渡して端末局2に送信し(ステップS203)、送信規制中フラグ20a〜20cが立っていれば、次に、前回の送信時刻と現在時刻の差が閾値以内か否かを判断する(ステップS201)。前回と現在の送信時刻の差が所定の閾値より大きければ、そのパケットを送信し(ステップS203)、閾値以内で有ればそのパケットを破棄する(ステップS202)。すなわち、送信規制中の場合は、その端末局2a〜2cに送信されるパケットの単位時間あたりの個数を規制して、総量を所定の量以下に抑えるように制御される。
このように、通信規制状態になった端末局2aに対して送信されるパケットPの単位時間当たり個数を所定の閾値以下に規制することにより、たとえその端末局2aとの通信状態が悪くなって無線インタフェース13において再送処理が行われても、送信されるパケット数が少ないために他の端末局2(2b,2c)と基地局1との通信に与える影響を小さくすることができ、最適な通信環境を維持することができる。このような総量規制されているときのパケットPの送信量は、例えば、単位時間(1秒)当たり0.5パケットに設定される。
なお、端末局2aとの通信状態が悪化して通信規制状態になったとしても、上述のようにその端末局2aが移動したり、ノイズの発生が停止したりすることにより通信状態が回復したときは、総量が規制されて一部のパケットは破棄されているが、残りのパケットがその端末局2aに送信されているため、その通信により、通信状態を判断して端末局2aと基地局1との伝送レートを上げることができ、リトライ回数も減るため、それにより、送信規制状態を解除して(送信規制フラグ20aを下げる)通常の通信に復帰させることができる。
反対に、さらに通信環境が悪化して、端末局2aと基地局1との通信ができなくなったときは、所定のエージング時間が経過した後に、その端末局2aとのアソシエーションが切断されるため、監視部19により、その端末局2aとのアソシエーションが切断された情報がNMS4に通知されるとともに、その端末局2aに割り当てられたキュー15aが消去されて、送信規制フラグ20aもリセットされる。同様に、端末局2aの電源が切断されて通信ができなくなったときも、基地局1により、エージング時間経過後にアソシエーションが切断されるか、若しくは、その前に端末局2aに電源が投入され、新たなアソシエーションが確立されて、前のキュー15aがクリアされて新たなキュー15aが作成されるため、送信規制フラグ20aもリセットされる。
また、以上の実施例において、重み係数平均値34と平均リトライ回数43とを算出するときに移動平均処理を行うパケット個数nの値を小さく設定すると、通信状態の変化に敏感に反応して送信規制フラグ20a〜20cが立てられたり下げられたりするため、通信状態が安定しないおそれがある。また、nの値を大きく設定すると、無線状態の急変時の追随性が悪くなる。例えば、IEEE802.11aや802.11gを採用している場合は、移動平均処理を行うパケット数nを8に設定することにより、通信状況の変化に適切に応答することができる。また、以上の実施例では、パケットPを送信する毎にn個の移動平均処理により送信規制フラグ20a〜20cを立てるか下げるかを判断していたが、n個送信するごとに、それまでのn個のパケットから上述の重み係数平均値34と平均リトライ回数43を算出して送信規制フラグを立てるか下げるかを判断するように構成することも可能である。
さらに、以上の実施例においては、無線通信に本発明を適用した場合について説明したが、有線通信に適用することも可能である。例えば、電力線通信信号として中心周波数の異なる複数のキャリアを用いる直交周波数分割多重通信(OFDM)が用いられる電力線搬送通信に本発明を適用することが可能である。また、本実施例においては、上位ネットワーク3に無線LANネットワーク5を介して端末局2を接続するための基地局1について説明したが、上位ネットワーク3が回線状態に応じて伝送レートが変化するように構成されている場合には、同様の方法により効率的に通信をすることができる。
1 基地局(通信装置)
2 端末局(端末)
4 ネットワーク管理装置(NMS)
5 無線LANネットワーク(ネットワーク)
15 パケット蓄積部(パケット蓄積手段)
16 デキュー処理部(パケット送信手段)
19 監視部(監視手段)
34 重み係数平均値
43 平均リトライ回数
P パケット
2 端末局(端末)
4 ネットワーク管理装置(NMS)
5 無線LANネットワーク(ネットワーク)
15 パケット蓄積部(パケット蓄積手段)
16 デキュー処理部(パケット送信手段)
19 監視部(監視手段)
34 重み係数平均値
43 平均リトライ回数
P パケット
Claims (4)
- 伝送レートが変化するネットワークに接続され、前記ネットワークに接続された端末とパケットをやり取りする通信装置であって、
前記端末に送信する前記パケットを蓄積するパケット蓄積手段と、
前記端末との通信状態を監視し、前記通信状態が悪化しているときに、前記端末への前記パケットの送信を規制する監視手段と、
前記パケット蓄積手段から前記パケットを取り出し、前記監視手段により前記パケットの送信が規制されていないときは、前記端末に前記パケットを送信し、前記監視手段により前記パケットの送信が規制されているときは、前記パケットの一部を破棄し、前記パケットの残りの一部を前記端末に送信して、単位時間当たりに前記端末に送信される前記パケットの量を所定の値より少なくするパケット送信手段とを有することを特徴とする通信装置。 - 前記監視手段が、
前記端末に送信された前記パケットの、伝送レートの割合および重み係数の積和演算値を平均した重み係数平均値と、リトライ回数を平均した平均リトライ回数とを算出し、
前記重み係数平均値が所定の閾値より小さくなり、且つ、前記平均リトライ回数が所定の閾値より大きくなったときに、前記端末への前記パケットの送信を規制し、
前記重み係数平均値が所定の閾値以上か、若しくは、前記平均リトライ回数が所定の閾値以下のときに、前記端末への前記規制を解除するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記監視手段が、
前記重み係数平均値と前記平均リトライ回数とを、前記端末に送信された前記パケットの移動平均処理により算出することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記基地局と前記端末との通信状態を監視するネットワーク管理装置を有し、
前記監視手段が、前記端末への前記パケットの送信が規制された情報、および、前記規制が解除された情報を前記ネットワーク管理装置に通知するように構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005065753A JP2006253916A (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005065753A JP2006253916A (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 通信装置 |
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JP2006253916A true JP2006253916A (ja) | 2006-09-21 |
Family
ID=37093943
Family Applications (1)
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JP2005065753A Pending JP2006253916A (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006253916A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11275179A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-08 | Japan Radio Co Ltd | パケット通信用再送制御方法 |
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JP2003264680A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Ricoh Co Ltd | データ通信装置 |
JP2003319458A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 通信システム及び通信制御方法 |
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2005
- 2005-03-09 JP JP2005065753A patent/JP2006253916A/ja active Pending
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