JP2006251939A - Icカードバックアップリストア方法及びシステム - Google Patents

Icカードバックアップリストア方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2006251939A
JP2006251939A JP2005064752A JP2005064752A JP2006251939A JP 2006251939 A JP2006251939 A JP 2006251939A JP 2005064752 A JP2005064752 A JP 2005064752A JP 2005064752 A JP2005064752 A JP 2005064752A JP 2006251939 A JP2006251939 A JP 2006251939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
data
management system
card
restoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005064752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4677802B2 (ja
Inventor
Masahiro Motobayashi
正裕 本林
Akiko Sato
暁子 佐藤
Yusuke Mishina
雄介 三科
Toshiomi Kodama
俊臣 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005064752A priority Critical patent/JP4677802B2/ja
Publication of JP2006251939A publication Critical patent/JP2006251939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4677802B2 publication Critical patent/JP4677802B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】バックアップ管理能力の具備をサービス提供者に強制することなく、バックアップ対象データの属性やICカード利用者の属性、効率的なリストア実現を考慮したICカードバックアプリストア方法及びシステムを提供することを目的としている。
【解決手段】サービス提供管理システムは、ICカードに提供したアプリケーションが保持するバックアップ対象データのバックアップ方法情報を、データの属性などによって決定し、バックアップリストア管理システムに登録する。バックアップの際には、バックアップ方法情報をバックアップリストア処理部から受け取り、バックアップ方法情報に応じてバックアップデータベース管理システムにバックアップする。リストアの際には、バックアップリストア管理システムから受け取ったバックアップ方法情報から得られるデータを登録してあるバックアップデータベース管理システムからデータを受け取り、ICカードに搭載する。
【選択図】図1

Description

本発明はICカード内外に記録されているバックアップ対象データのバックアップリストア管理システムに関する。特に複数のアプリケーションプログラムを動的に搭載あるいは削除可能なICカード(以後、マルチアプリケーションICカードと呼ぶ場合がある)において、このICカードが保持する様々なデータのバックアップの管理方法と当該データのリストアの管理方法に係わる。
従来のマルチアプリケーションICカードのバックアップリストア管理システムでは、ICカードに搭載されている「個人毎に異なるデータ」をサービス提供システムから取得した暗号鍵を用いて暗号化し、暗号化した「個人毎に異なるデータ」を暗号鍵とともにバックアップサーバに登録している。リストア時には、バックアップサーバから取得したバックアップデータ・暗号鍵を用いて復号化、リストアすることができる(例えば、特許文献1参照)。
また別の方法としては、カード発行者がバックアップデータの復元コマンドを管理することにより、サービス提供者が自身のデータベース上に保有・管理されている最新のユーザ固有データをICカードにリストアすることができる(例えば、非特許文献1参照)。
特開2004−94370号公報
NTT技術ジャーナル 2004年3月pp.32―35、(社)電気通信協会 2004年3月1日発行
本発明の課題は、効率的なリストアを考慮し、データの特性を考慮したバックアップを行うことである。
非特許文献1では、ICカードに搭載されているアプリケーションが保持するデータのバックアップにおいて、サービス提供者がバックアップ管理能力(バックアップデータベースを保持できる、バックアップデータベースをセキュアな環境に保つことができる、など)を保有していることを前提としている。一般にこのような能力を維持するためには、多大なコストを要するという問題がある。
また特許文献1では、サービス提供者はバックアップ時にデータを暗号化・復号化するための鍵を管理しているが、データを保存する場所やバックアップを実行する条件などのバックアップ方法情報については検討されていないため、データの保存場所が点在する場合には対応できない。
したがって本発明は、バックアップ管理能力をサービス提供者に強制することなく、データの属性やICカード利用者の属性を考慮したバックアップが可能であり、点在するデータから効率的にリストアすることを可能とするICカードバックアプリストア方法及びシステムを提供することを目的としている。
本願で開示する代表的な発明は以下の通りである。
本願は、ICカードにアプリケーションプログラムを搭載するサービス提供管理システムと、ICカードのデータのバックアップ方法情報をバックアップ方法データベースに記録するバックアップリストア管理システムと、前記ICカードのデータを保持するバックアップデータベース管理システムとを備えたICカードバックアップリストアシステム、及びこのシステムを用いたICカードバックアップリストア管理方法に関する。サービス提供管理システムのサービス提供管理処理部は、ICカードから受信したリストア要求を前記バックアップリストア管理システムに送信し、バックアップリストア管理システムのバックアップリストア処理部は前記リストア要求されたデータに対応づけて記録されるバックアップ方法情報を読み出して該バックアップ方法情報に規定される上記バックアップデータベース管理システムのバックアップデータ管理処理部にデータ要求を送出し、バックアップデータベース管理処理部から受信した該データ要求に対応するデータを用いて前記ICカードのリストアを行う。
更に、サービス提供管理処理部は、ICカードから受信したバックアップ要求を前記バックアップリストア処理部に送出し、バックアップリストア処理部は、ICカードに対応づけて前記バックアップ方法データベース記録されるバックアップ方法情報を読み出してサービス提供管理処理部に送出し、該サービス提供管理処理部は、受信した該バックアップ方法情報に規定されるバックアップ情報が満たされていると判断した場合には前記ICカードのデータをバックアップ方法情報の特定するバックアップデータベース管理システムに送出し、該バックアップデータベース管理システムはバックアップデータベースに該データを記録する。
本発明によれば、様々なアプリケーションが搭載されるICカードの発行・運用管理において、ICカード内外に記録されているバックアップ対象データのバックアップ方法を、ICカード利用者や、バックアップ対象データの特徴、サービス提供者のバックアップ管理能力などに応じて替えることができるとともに、リストア時に要する処理量を削減することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明に係わるシステムの基本構成は図7に示される。図7では、ICカード発行者(101)、ICカードへアプリケーション等を提供するサービス提供者(102)、ICカードのバックアップを管理するバックアップリストア管理者(103)、データを保管するバックアップデータベース管理者(104)、マルチアプリケーションICカード(105)及びICカードの利用者(106)相互の関係は模式的に示される。
ICカード発行者はICカードを発行・管理するシステム(ICカード発行管理システム(108))を有する。サービス提供者はサービスを提供・管理するシステム(サービス提供管理システム(109))を有する。サービス提供管理システムはサービスの提供管理を処理する部分(サービス提供管理処理部(112))を有する。バックアップリストア管理者はバックアップリストアを管理するシステム(バックアップリストア管理システム(110))を有する。バックアップリストア管理システムはバックアップリストアを処理する部分(バックアップリストア処理部(113))とバックアップ方法情報を規定する情報を保持するバックアップ方法データベース(114)を有する。バックアップ方法情報には、処理対象とするデータをバックアップするバックアップデータベース管理システムを特定する情報とバックアップを実行する条件等が規定されている。バックアップデータベース管理者はバックアップデータベースを管理するシステム(バックアップデータベース管理システム(111))を有する。バックアップデータベース管理システムはバックアップデータベース(116)とバックアップデータベースを管理する部分(バックアップデータベース管理処理部(115))を有する。データ(117)はバックアップリストアの対象となるデータである。データはICカードに記録されているデータを想定しているが、バックアップする必要があればICカード外に記録されているデータであっても構わない。図7では表記の簡便のためサービス提供者、バックアップデータベース管理者は唯一となっているが、複数のシステムが相互に接続されている場合も当然に含む。
ICカード発行システム(108)、サービス提供管理システム(109)、バックアップリストア管理システム(110)、バックアップデータベース管理システム(111)間は、基本的にはネットワーク(107)を通して接続され、情報のやり取りはオンライン上で伝聞メッセージの送受信により実現されている。しかし、運用事業者の方針によりフロッピー(登録商標)ディスクなどの情報記録媒体の郵送・手渡しや、書面の郵送・手渡しなどにより情報のやり取りを実現することも可能である。
本発明ではサービス提供管理システムは提供するアプリケーションに関するデータであって、バックアップが必要となるデータのバックアップ方法情報を、バックアップリストア管理システムに登録する。図8は、サービス提供管理システム(201)が提供するアプリケーション(301)に関してバックアップが必要となるデータ(311)及び(312)のバックアップ方法情報(351)及び(352)をバックアップリストア管理システム(203)に登録する処理の概要を示す図である。サービス提供管理システム(201)のサービス提供管理処理部(212)はアプリケーション(301)の提供管理を行っている。管理するアプリケーションは複数あっても良い。アプリケーション(301)はバックアップ対象データとしてデータ(311)とデータ(312)を保有している。各データのバックアップ方法情報はサービス提供管理処理部(212)が定め、これをバックアップリストア管理システム(203)に登録する(450)(452)。又、サービス提供管理システムと係わらないデータ(313)の場合は、利用者(501)がデータ(313)のバックアップ方法情報(353)を登録する(454)。バックアップリストア管理システム(203)は受け取ったバックアップ方法情報をバックアップリストア処理部(204)を通してバックアップ方法データベース(205)に登録する(451)(453)(455)。バックアップ方法情報を登録するタイミングは、バックアップ時にバックアップ方法情報を参照できるようにそれ以前に登録されていれば、任意のタイミングで構わない。
図10はサービス提供管理システム(201)がバックアップリストア管理システム(203)にバックアップ方法情報を登録する(450)(452)(454)の通信メッセージ例である。図14に記載の例では、データを特定する符号(D392FFFFFF0000)とバックアップ方法情報(バックアップ条件=毎月28日17:00:00にバックアップを行う、バックアップデータベース管理システム=192.168.0.0:0000)を組として送信する。
図10に記載のデータを特定する符号とは、データを個々に特定できる記述であればどのような表現方法でも構わない。また図10に記載のバックアップ方法情報とは、図8の(351)等と同様である。バックアップ方法情報の情報には、最低データを登録する先である「バックアップデータベース管理システムを特定する符号」とデータの「バックアップ条件」を指定することが必要となる。バックアップデータベース管理システムを特定する符号は、これを特定できる記述であればどのような表記方法でも構わない。
バックアップ条件は、データが変更された、利用者がバックアップを必要と感じた、などのようなデータのバックアップ処理を開始する条件であり、サービス提供管理システム等が任意に定める。バックアップを行うタイミングは時刻、又は、他の処理との関係において規定される。図14にバックアップ条件の例を示す。「毎月28日17:00:00にバックアップを行う」、「毎週金曜日12時以降アプリケーションが利用された時にバックアップを行う」及び「アプリケーション利用時にバックアップを行う」などがバックアップ条件の例である。
図12にはバックアップ方法データベースが保持するデータの例を示す。図12記載のデータにはデータ(311)に係わる項目、データ(312)に係わる項目、データ(313)に係わる項目、データ(321)に係わる項目の4つのデータが含まれており、それぞれ「データを特定する符号(D3922013010311、D3922013010312、D3920000000313、D3922023020321)」、「バックアップ方法情報(バックアップデータベース管理システムを特定する符号(192.168.0.1:0000、192.168.0.1:0000、192.168.0.2:0000、192.168.0.3:0000)、バックアップ条件(毎月28日17:00:00にバックアップを行う、毎日12:00:00にバックアップを行う、アプリケーション利用時にバックアップを行う、毎週金曜日12:00:00以降アプリケーション実行時にバックアップを行う))となっている。
図1は、一つのICカード(502)に搭載されているアプリケーションのデータ(311)(321)をバックアップする際の、本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムの動作概要を示す図である。また、図4は、図1における処理手順について説明するための図である。これらの図ではサービス提供管理システム、バックアップデータベース管理システム、データは各々2つになっているが、これらは1または2以上であれば幾つ存在しても構わない。またバックアップデータベース管理システムには1つのバックアップデータベースが含まれているが、1以上であれば幾つ存在しても構わない。本発明におけるICカードバックアップは以下のように行われる。
データ(311)及び(321)のバックアップのために、まずバックアップ要求(401)及び(410)がサービス提供管理処理部(212)及び(213)に送付される。バックアップ要求(401)及び(410)の通信メッセージ例を図9に示す。図9記載の例では、「通信メッセージのヘッダ」及び「データを特定する符号(D392FFFFFF0000)」が含まれているが、その他必要に応じて追加することができる。ここで「通信メッセージのヘッダ」は日付情報や通信メッセージを特定する番号など、メッセージをやり取りするために必要な情報が格納されている。又、ここでのサービス提供管理システムは、バックアップしようとするデータに関係するものであることが望ましい。この様な構成をとればバックアップするデータを介しても第三者に内容が漏洩することがなくなる。サービス提供管理システム(201)、(202)各々のサービス提供管理処理部(212)、(213)はバックアップリストア処理部(204)にバックアップ方法情報問い合わせ(402)、(411)を送付する。バックアップ方法情報問い合わせ(402)、(411)の通信メッセージ例はバックアップ要求(401)及び(410)と同様である。バックアップリストア処理部(204)はバックアップ方法データベースからデータ(311)及び(312)のためのバックアップ方法情報をデータを特定する符号に基づいて検索・抽出((403)(404)及び(412)(413))し、サービス提供管理処理部(212)及び(213)にそれぞれ送付する((405)及び(414))。バックアップ方法情報送付の通信メッセージは図10に示したものを適応することができる。
各サービス提供管理処理部は、バックアップ方法情報に記載されているバックアップ条件を確認し、現在の状態がバックアップ条件を満足する場合、ICカード(502)からデータ(311)及び(321)を抽出し((406)(407)及び(415)(416))、バックアップ方法情報に記載されているバックアップデータベース管理システム(206)、(209)各々のバックアップデータベース管理処理部(207)、(210)にデータを送付する((408)及び(417))。このデータは例えば、サービス提供管理処理部が、処理開始時点がバックアップ方法情報のバックアップ条件(例えば、毎月28日17:00:00にバックアップを行う)と一致する場合、サービス提供管理処理部側にICカードから抽出することが考えられる。その他、バックアップ条件が「アプリケーション利用時にバックアップを行う」である場合は、処理開始時点でICカードからデータを読み出す、でも良い。
またバックアップ条件が「毎週金曜日12:00:00以降アプリケーション実行時にバックアップを行う」である場合は、バックアップリストア処理部が保持するバックアップ処理の履歴情報(何年何月何日にバックアップを行った)を参照し、処理開始時点が金曜日12:00:00以降であり、これ以降まだバックアップしていない場合にはICカードからデータを抽出する、という処理を行う場合もある。又、このサービス提供管理システムがバックアップしようとするデータの管理者である場合には、バックアップするに際してその内容を確認する処理をここで実行することも可能になる。データ送付(408)及び(417)の通信メッセージの一例を図11に示す。図11記載の例では、通信メッセージとして「通信メッセージのヘッダ」、「データを特定する符号(D392FFFFFF0000)」、「データ」が含まれているが、その他必要に応じて項目を追加することが可能である。バックアップ方法情報に上記以外にも記載がある場合には、それらの方法に従ったバックアップを行う。
バックアップデータベース管理処理部(207)、(210)は、各々のバックアップデータベース(208)、(211)にデータ(311)、(321)を保存する((409)及び(418))。図13に保存の形式の一例を示す。図13では、2つのデータが保存されている例が記載されている。各データには、「データを特定する符号」と「データ」が含まれているが、その他必要に応じて追加することが可能である。
上記のようにバックアップ方法データベースを設け、バックアップ方法を管理することで、ICカード利用者の属性や、データの特徴、サービス提供管理システムのバックアップ管理能力等に応じてバックアップデータベース管理者を替えることができる。さらに、バックアップ管理者及びバックアップデータベース管理者といった新しい事業者を創出することができる。
データが3つ以上の場合もデータ(311)、(321)に行った処理と同様の処理を適用する。同一の利用者が保持する複数のICカードのデータをバックアップする際には、同一のサービス提供管理者が提供したアプリケーションに関するデータであっても、異なるバックアップ方法情報を規定しておくことでバックアップ先のバックアップデータベース管理システムを変えることも可能である。図1では2つのデータ(311)及び(321)が同時にバックアプされるかのように表記されているが、各データは任意のタイミングでバックアップしても構わない。
図2は、本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムのリストアにおける動作の概要を示す図である。対応フローは図5に示す。ICカード(502)のリストアのために、ICカード発行管理システム(200)、サービス提供管理システム(201)、(202)あるいは利用者(501)の何れかからバックアップリストア管理システムにリストア要求を送付される((419)、(420)、(421)、(422))。リストア要求の通信メッセージ例は図1のバックアップ要求(401)及び(410)と同様である。これを受けたバックアップリストア管理システムは、バックアップリストア処理部(204)を通じて、データ識別符号に基づいた検索を行って対応づけられているデータ(311)、(321)各々のバックアップ方法情報をバックアップ方法データベースから抽出する((423)(424)及び(431)(432))。バックアップリストア処理部(204)は、バックアップ方法情報に記載されているバックアップデータベース管理システム(206)、(209)各々のバックアップデータベース管理処理部(207)、(210)にデータ要求(425)、(433)を送付する。データ要求送付(425)及び(433)の通信メッセージ例は図1のバックアップ要求(401)及び(410)と同様である。
データ要求(425)及び(433)を受けて、バックアップデータベース管理処理部(207)、(210)は各々のバックアップデータベース(208)、(211)からデータ(311)、(321)を抽出する((426)(427)及び(434)(435))。バックアップデータベース管理処理部(207)、(210)はそれぞれ、バックアップリストア処理部にバックアップ用のデータ(311)、(321)を送付する((428)、(436))。データ送付(428)、(436)の通信メッセージ例を図11に示す。図11記載の例では、通信メッセージとして「通信メッセージのヘッダ」、「データを特定する符号(D392FFFFFF0000)」及び「データ」が含まれているが、その他必要に応じて項目を追加することが可能である。ここで「データ」とはバックアップデータベース管理システムが保持していたデータである。バックアップリストア処理部(204)はサービス提供管理処理部(212)、(213)にデータ搭載依頼(429)、(437)を送付する。データ搭載依頼(429)、(437)の通信メッセージ例は上記データ送付の通信メッセージ例(428)、(436)と同様である。各サービス提供管理システムはICカードにデータを搭載する((430)、(438))。図2のようなリストアを行うことにより、ICカード利用者の属性や、データの特徴、サービス提供管理システムのバックアップ管理能力に応じて様々なバックアップデータベース管理者に保存されているバックアップデータを効率的に収集することができる。
尚、本実施例においても、サービス提供管理システムは、リストアしようとするデータに関係するものであることが望ましい。この様な構成をとればバックアップするデータを介しても第三者に内容が漏洩することがなく、リストアに際しての内容確認処理を行うこともできる。
図2では、バックアップリストア管理システム(203)がバックアップデータベース管理システム((206)及び(209))からデータを受け取っているが、これに限ったことではない。例えば、図3のようにバックアップリストア処理部(204)からバックアップ方法情報を受け取った((439)、(442))サービス提供管理処理部(212)及び(213)がバックアップデータベース管理処理部(207)及び(210)にデータ要求(440)及び(443)を送付し、データを受け取る((441)及び(444))などのように、バックアップデータベース(207)及び(208)からデータを抽出する手順は、ICカード(502)にデータをリストアできればどのような形態でも構わない。図3のようなリストアを行うことにより、図2の処理と比較して、サービス提供管理者にバックアップ管理能力がある場合により処理量を削減することが可能である。
バックアップデータベース管理システムには1つのバックアップデータベースが含まれているが、1以上であれば幾つ存在しても構わない。図2及び図3では2つのデータ(311)及び(321)が同時にリストアされるかのように表記されているが、各データは任意のタイミングでリストアしても構わない。
各図では表記の簡便のためバックアップの対象となるデータはICカード内に搭載されているように表記されているが、ICカード外にあるICカードと関連するデータもバックアップの対象として構わない。例えば図1における、サービス提供管理処理部(212)がICカード(502)からデータ(311)を抽出する処理((406)、(407))のように、サービス提供管理処理部(212)がサービス提供管理システムが保持するICカード搭載アプリケーションの使用履歴データベースからデータを抽出する処理を行うことも考えられる。又、バックアップしようとするデータについて、サービス提供管理システムを介さずに直接バックアップリストア管理システムとのやり取りでバックアップ方法を取得することも可能である。特に所定のサービス提供管理システムに管理されないデータについては処理ステップが軽減され効果がある。
本願構成により、ICカード内外のデータに対して、常にバックアップリストア管理システムを介した処理を経ることによって統一的にバックアップ・リストアを行うことができる。これにより、特定のサービス提供管理システムを介さずともバックアップ先データを取得が可能となり、全体の処理量を削減することが可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
又、各処理部における処理はコンピュータにプログラムを読み込むことで実現することができる。
本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムのバックアップにおける動作の一実施例の概要を示す図。 本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムのリストアにおける動作の一実施例の概要を示す図。 本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムのリストアにおける動作の一実施例の概要を示す図。 図1に示す実施例の処理手順の一例について説明するための図。 図2に示す実施例の処理手順の一例について説明するための図。 図3に示す実施例の処理手順の一例について説明するための図。 本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムのシステム構成例を示す図。 本発明のICカードバックアップリストア方法及びシステムのバックアップ方法情報登録の動作の概要を示す図。 バックアップ要求の通信メッセージ例、バックアップ方法情報問い合わせの通信メッセージ例、及びリストア要求の通信メッセージ例。 バックアップ方法情報登録及び送付の通信メッセージ例。 データ送付の通信メッセージ例。 バックアップ方法データベースのバックアップ方法情報保存形式の例。 バックアップデータベースのデータ保存形式の例。 バックアップ方法情報に記載するバックアップ条件の例。
符号の説明
101:ICカード発行者
102:サービス提供者
103:バックアップリストア管理者
104:バックアップデータベース管理者
105:ICカード
106:利用者
107:ネットワーク
108:ICカード発行管理システム
109:サービス提供管理システム
110:バックアップリストア管理システム
111:バックアップデータベース管理システム
112:サービス提供管理処理部
113:バックアップリストア処理部
114:バックアップ方法データベースバックアップ方法データベース
115:バックアップデータベース管理処理部
116:バックアップデータベース
117:ICカード内外に記録されているバックアップ対象データ
200:ICカード発行管理システム
201:サービス提供管理システム
203:バックアップリストア管理システム
204:バックアップリストア処理部
205:バックアップ方法データベース
206:バックアップデータベース管理システム
207:バックアップデータベース管理処理部
208:バックアップデータベース
212:サービス提供管理処理部
301:サービス提供管理システム(201)が提供するアプリケーション
311:アプリケーション(301)が保持するデータ
351:データ(311)のバックアップ方法情報
501:ICカード(502)の利用者
502:ICカード。

Claims (7)

  1. ICカードにアプリケーションプログラムを搭載するサービス提供管理システムと、
    前記ICカードのデータのバックアップ方法情報をバックアップ方法データベースに記録するバックアップリストア管理システムと、
    前記ICカードのデータを保持するバックアップデータベース管理システムとを備えたICカードバックアップリストアシステムを用いたICカードバックアップリストア管理方法であって、
    前記サービス提供管理システムのサービス提供管理処理部は、前記ICカードから受信したリストア要求を前記バックアップリストア管理システムに送信し、
    前記バックアップリストア管理システムのバックアップリストア処理部は前記リストア要求されたデータに対応づけて記録される前記バックアップ方法情報を読み出して該バックアップ方法情報に規定される上記バックアップデータベース管理システムのバックアップデータ管理処理部にデータ要求を送出し、
    上記バックアップデータベース管理処理部から受信した該データ要求に対応するデータを用いて前記ICカードのリストアを行うことを特徴とするICカードバックアップリストア方法。
  2. 前記バックアップリストア管理システムのバックアップリストア処理部は上記読み出したバックアップ情報を前記サービス提供管理処理部に送出し、
    該サービス提供管理処理部が該バックアップ方法情報に規定される上記バックアップデータベース管理システムのバックアップデータ管理処理部にデータ要求を送出することを特徴とする請求項1記載のICカードバックアップリストア方法。
  3. 前記バックアップ方法データベースの管理するバックアップ方法情報には、少なくとも、前記データを識別する符号と、該データをバックアップする条件と、該バックアップを行う前記バックアックデータベース管理システムを特定する符号が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載のICカードバックアップリストア方法。
  4. 前記サービス提供管理処理部は、前記ICカードから受信したバックアップ要求を前記バックアップリストア処理部に送出し、
    前記バックアップリストア処理部は、前記ICカードに対応づけて前記バックアップ方法データベース記録されるバックアップ方法情報を読み出して前記サービス提供管理処理部に送出し、
    該サービス提供管理処理部は、受信した該バックアップ方法情報に規定されるバックアップ情報が満たされているか判断し、該満たされていると判断した場合には前記ICカードのデータを前記バックアップ方法情報の特定するバックアップデータベース管理システムに送出し、
    該バックアップデータベース管理システムはバックアップデータベースに該データを記録することを特徴とする請求項1又は2に記載のICカードバックアップリストア方法。
  5. バックアップ方法情報として、データを識別する符号に対応づけて、該データをバックアップする条件と、該バックアップを行う前記バックアックデータベース管理システムを特定する符号とを記録するバックアップ方法データベースと、バックアップリストア管理部とを有し、
    前記バックアップリストア管理部は、バックアップ又はリストアのためのバックアップ方法情報問い合わせを受けた場合には、該問い合わせに含まれるデータを識別する符号を用いて前記バックアップ方法データベースからバックアップ方法情報を検索し、
    該検索されたバックアップ方法情報を接続されるサービス提供管理システムに送出するか、又は、該バックアップ方法情報の規定する前記バックアックデータベースにデータ要求を送出することを特徴とするカードバックアップリストア管理システム。
  6. バックアップ方法情報として、データを識別する符号に対応づけて、該データをバックアップする条件と、該バックアップを行うバックアックデータベース管理システムを特定する符号とを記録するバックアップ方法データベースとネットワークを介して接続され、
    サービス提供管理処理部を有するサービス提供管理システムであって、
    該サービス提供管理処理部は、
    接続されるICカードから受信したリストア要求を前記バックアップリストア管理システムに送信し、
    前記バックアップリストア管理システムから前記リストア要求されるデータに対応づけられたバックアップ方法情報を受信し、
    該バックアップ方法情報に規定されるバックアップデータベース管理システムにデータ要求を送出し、
    該バックアップデータベース管理処理部から受信したデータを前記ICカードにリストア処理を行うことを特徴とするサービス提供管理システム。
  7. 前記サービス提供管理処理部は、
    接続されるICカードから受信したバックアップ要求を前記バックアップリストア管理システムに送信し、
    前記バックアップリストア管理システムから前記リストア要求されるデータに対応づけられたバックアップ方法情報を受信し、
    該バックアップ方法に規定される前記バックアップする条件がみたされているか判定し、
    条件が満たされている場合にはバックアップするデータを上記バックアップ方法に規定される前記バックアックデータベース管理システムに送出することを特徴とする請求項6記載のサービス提供管理システム。
JP2005064752A 2005-03-09 2005-03-09 Icカードバックアップリストア方法及びシステム Expired - Fee Related JP4677802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005064752A JP4677802B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 Icカードバックアップリストア方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005064752A JP4677802B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 Icカードバックアップリストア方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006251939A true JP2006251939A (ja) 2006-09-21
JP4677802B2 JP4677802B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=37092397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005064752A Expired - Fee Related JP4677802B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 Icカードバックアップリストア方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4677802B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223402A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Mitsubishi Electric Corp 履歴管理システム及びコンピュータプログラム及び履歴管理方法
WO2015102296A1 (ko) * 2014-01-02 2015-07-09 주식회사 한국스마트카드 Ic카드상품 백업방법, 발급방법 및 이를 위한 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094370A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Ntt Data Corp アプリケーションのバックアップ情報を有するicカード、icカードアプリケーションのバックアップシステム、及びバックアップ方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094370A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Ntt Data Corp アプリケーションのバックアップ情報を有するicカード、icカードアプリケーションのバックアップシステム、及びバックアップ方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223402A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Mitsubishi Electric Corp 履歴管理システム及びコンピュータプログラム及び履歴管理方法
WO2015102296A1 (ko) * 2014-01-02 2015-07-09 주식회사 한국스마트카드 Ic카드상품 백업방법, 발급방법 및 이를 위한 장치
KR20150080846A (ko) * 2014-01-02 2015-07-10 주식회사 한국스마트카드 Ic카드상품 백업방법, 발급방법 및 이를 위한 장치
KR101592461B1 (ko) * 2014-01-02 2016-02-11 주식회사 한국스마트카드 Ic카드상품 백업방법, 발급방법 및 이를 위한 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4677802B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101554010B (zh) 使用公钥加密进行文档控制的系统和方法
JP4213628B2 (ja) 情報端末装置
US7694134B2 (en) System and method for encrypting data without regard to application
US9460307B2 (en) Managing sensitive data in cloud computing environments
US7814119B2 (en) Control of data linkability
JP4740502B2 (ja) 情報保持を管理する方法およびシステム
US8930423B1 (en) Method and system for restoring encrypted files from a virtual machine image
CN101320368A (zh) 文档管理方法、系统和设备
CN101449559A (zh) 分布式存储器
US20100241619A1 (en) Backup apparatus with higher security and lower network bandwidth consumption
JP2006012192A (ja) 分散型データアーカイブシステム
US20140379661A1 (en) Multi source unified search
JP2015060285A (ja) クラウドコンピューティングでのグローバルトランザクション処理方法
JP4677802B2 (ja) Icカードバックアップリストア方法及びシステム
JP5925433B2 (ja) データ保管システム
WO2013065134A1 (ja) データ分散管理システム
JP7071938B2 (ja) データベース管理サービス提供システム
EP3022699B1 (en) Systems, methods, and computer program products for modifying and deleting data from a mobile device
US9378388B2 (en) Managing keys used for encrypting data
US20160275293A1 (en) Information processing system and control method of the information processing system
JP6434464B2 (ja) ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及び管理装置
US20140156305A1 (en) Data management mechanism for wide-area distributed medical information network
JP4732820B2 (ja) 情報管理システム
JP2015059984A (ja) クラウドコンピューティングでの情報秘匿方法
JP6951988B2 (ja) メール作成装置、情報処理システム、その制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees