JP2004094370A - アプリケーションのバックアップ情報を有するicカード、icカードアプリケーションのバックアップシステム、及びバックアップ方法 - Google Patents

アプリケーションのバックアップ情報を有するicカード、icカードアプリケーションのバックアップシステム、及びバックアップ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のICカードシステムでは、ICカードにダウンロードしたアプリケーション(AP)のバックアップ機能がなく、カードの再発行に時間と手間がかかっていた。また、AP利用時以外にバックアップする手段なかった。
【解決手段】ICカード内のICチップ110に、サービス提供者ダウンロードサーバ300からAPのサービスロジック111をダウンロードし、このサービスロジックのデータを「個人毎に異なるデータ」の部分と、その他の部分とに分離し、この「個人毎に異なるデータ」を暗号化して当該APのバックアップ情報とし、個人関連情報モジュール113に暗号鍵の情報と共に保存する。また、暗号化されたバックアップ情報をバックアップサーバ400に登録し、リストア時には、バックアップサーバ400から登録したバックアップ情報を受信し、復号してリストアする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者の端末に装着して使用されるマルチアプリケーション(AP)用のICカードに保存されたアプリケーション(AP)を効果的にバックアップすることが可能な、アプリケーションのバックアップ情報を有するICカード、ICカードアプリケーションのバックアップシステム、及びバックアップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、マルチアプリケーション(AP)ICカードは、サービスで共通なロジックやデータを含むアプリケーション(AP)をダウンロードし、その後に、ダウンロードしたアプリケーション(AP)に対して、「個人ごとのデータ」や「パラメータ」を登録して使用している。
【0003】
しかし、従来のICカードシステムでは、ICカードにダウンロードしたアプリケーション(AP)のバックアップ機能はなく、カード交換時や、カード紛失時や、カード故障時には、例えば、端末内に記録されたICカードアプリケーション(AP)利用時のログを解析し、ICカードの再発行を行っているが、カードの再発行に時間と手間がかかり問題となっていた。
一方、個々のICカードアプリケーション(AP)中に、バックアップする機能を入れ込む方法もあるが、この方法では、ICカード中の少ないメモリリソースを無駄に消費してしまう問題が生じる。
【0004】
また、ICカードアプリケーション(AP)の中に「個人ごとのデータ」、「パラメータ」、及び「ロジック」が含まれているため、アプリケーション(AP)利用時以外にバックアップする手段がなった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、本発明は、従来のICカードシステムでは、ICカードにダウンロードしたアプリケーション(AP)のバックアップ機能がなく、カードの再発行に時間と手間がかかっていた問題を解決し、また、アプリケーション(AP)利用時以外にバックアップする手段がなかった問題を効果的に解決し得る、アプリケーションのバックアップ情報を有するICカード、ICカードアプリケーションのバックアップシステム、及びバックアップ方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のアプリケーションのバックアップ情報を有するICカードは、利用者の端末に装着され、1または2以上のアプリケーション(AP)のサービスロジックを保存して実行するためのICカードであって、前記サービスロジックのデータ中の、個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手段と、前記個人毎に異なるデータを暗号化して当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成して保存するためのバックアップ情報生成保存手段とを具備することを特徴とする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として使用し、アプリケーション(AP)を容易にバックアップすることができる。このため、ICカードの交換などが容易に行える。
【0007】
また、本発明のアプリケーションのバックアップ情報を有するICカードは、1または2以上のアプリケーション(AP)のサービスロジックを保存して実行するためのICカードが装着可能な利用者の端末と、アプリケーション(AP)を端末にダウンロードするためのポータルサーバと、端末に装着されたICカードにアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバと、前記ICカードに保存されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバとが通信ネットワークで接続されたICカードアプリケーションのバックアップシステムにおける前記ICカードであって、前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを前記端末を介して受信し、前記サービスロジックのデータ中の個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手段と、前記サービス提供者ダウンロードサーバから暗号鍵の情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により前記個人毎に異なるデータを暗号化し、前記暗号化された個人毎に異なるデータと前記暗号鍵の情報により、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し保存するためのバックアップ情報生成保存手段と、前記バックアップ情報のバックアップタイミングを設定すると共に、バックアップ情報を、前記端末を介して、バックアップサーバへ送信して登録するためのバックアップ情報送信手段と、前記バックアップサーバから、前記登録されたバックアップ情報を受信し、前記暗号鍵により復号してリストアするためのバックアップ情報リストア手段とを具備することを特徴とする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として簡易にバックアップし、リストアすることができるため、ICカードを交換する場合などに、サービスを継続的に利用することが可能になる。
【0008】
また、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムは、1または2以上のアプリケーション(AP)を保存して実行するためのICカードが装着可能な利用者の端末と、アプリケーション(AP)を利用者の端末にダウンロードするためのポータルサーバと、利用者の端末のICカードにアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバと、前記ICカードに記録されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバとが通信ネットワークで接続されたICカードアプリケーションのバックアップシステムにおいて、前記利用者の端末には、前記サービス提供者ダウンロードサーバから、アプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードして、前記ICカードに送信するためのサービスロジックダウンロード手段と、前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のバックアップ情報の生成用の暗号鍵の情報をダウンロードし、前記ICカードに送信するための暗号鍵情報取得手段と、前記ICカード内に保存されたバックアップ情報を前記バックアップサーバに送信するためのバックアップ情報送信手段と、前記バックアップ情報のリストア時に、前記バックアップサーバからバックアップ情報を受信し、前記ICカードに送信するためのバックアップ情報受信手段とを具備し、前記ICカードには、前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを、前記端末を介して受信し、前記サービスロジックのデータ中の個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手段と、前記サービス提供者ダウンロードサーバから暗号鍵の情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により前記個人毎に異なるデータを暗号化し、前記暗号化された個人毎に異なるデータと前記暗号鍵の情報により、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し保存するためのバックアップ情報生成保存手段と、前記バックアップ情報のバックアップタイミングを設定すると共に、バックアップ情報を、前記端末を介して、バックアップサーバへ送信して登録するためのバックアップ情報送信手段と、前記バックアップサーバから、暗号化されたバックアップ情報を受信し、前記暗号鍵により復号してリストアするためのバックアップ情報リストア手段とを具備し、前記バックアップサーバには、前記利用者の端末から送信される前記バックアップ情報を登録するためのバックアップ情報登録手段と、前記利用者の端末からの要求により、前記バックアップ情報を返信するためのバックアップ情報返信手段とを具備し、前記サービス提供者ダウンロードサーバには、前記利用者の端末からの要求により、当該端末にサービスロジックを送信するためのサービスロジック送信手段と、前記利用者の端末からの要求により、当該端末に前記個人毎に異なるデータを暗号化するための暗号鍵の情報を送信するための暗号鍵情報送信手段とを具備することを特徴とする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として簡易にバックアップし、リストアすることができるため、ICカードを交換する場合などに、サービスを継続的に利用することが可能になる。また、「個人毎に異なるデータ」を利用者自身で管理することが可能になり、利用者自身が自分の都合に合わせてバックアップを行うことができる。また、サービス提供者と、サービス利用者の管理責任範囲を明確に分離することにより、サービス提供者の顧客管理情報の管理コストを低減できる。
【0009】
また、本発明のICカードアプリケーションのバックアップ方法は、利用者の端末に装着され、1または2以上のアプリケーション(AP)のサービスロジックを保存して実行するためのICカードにおけるアプリケーションのバックアップ方法であって、前記ICカードにより、前記サービスロジックのデータ中の、個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手順と、前記個人毎に異なるデータを暗号化して当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成して保存するためのバックアップ情報生成保存手順とが行われることを特徴とする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として使用し、アプリケーション(AP)を容易にバックアップすることができる。このため、ICカードの交換などが容易に行える。
【0010】
また、本発明のICカードアプリケーションのバックアップ方法は、1または2以上のアプリケーション(AP)を保存して実行するためのICカードが装着可能な利用者の端末と、アプリケーション(AP)を利用者の端末にダウンロードするためのポータルサーバと、利用者の端末のICカードにアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバと、前記ICカードに保存されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバとが通信ネットワークで接続されたICカードアプリケーションのバックアップシステムにおけるICカードアプリケーションのバックアップ方法であって、前記利用者の端末により、前記サービス提供者ダウンロードサーバから、アプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードして、前記ICカードに送信するためのサービスロジックダウンロード手順と、前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のバックアップ情報の生成用の暗号鍵の情報をダウンロードし、前記ICカードに送信するための暗号鍵情報取得手順と、前記ICカード内に保存されたバックアップ情報を前記バックアップサーバに送信するためのバックアップ情報送信手順と、前記バックアップ情報のリストア時に、前記バックアップサーバからバックアップ情報を受信し、前記ICカードに送信するためのバックアップ情報受信手順とが行われ、前記ICカードにより、前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを、前記端末を介して受信し、前記サービスロジックのデータ中の個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手順と、前記サービス提供者ダウンロードサーバから暗号鍵の情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により前記個人毎に異なるデータを暗号化し、前記暗号化された個人毎に異なるデータと前記暗号鍵の情報により、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し保存するためのバックアップ情報生成保存手順と、前記バックアップ情報のバックアップタイミングを設定すると共に、バックアップ情報を、前記端末を介して、バックアップサーバへ送信して登録するためのバックアップ情報送信手順と、前記バックアップサーバから、暗号化されたバックアップ情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により復号してリストアするためのバックアップ情報リストア手順とが行われ、前記バックアップサーバにより、前記利用者の端末から送信される前記バックアップ情報を登録するためのバックアップ情報登録手順と、前記利用者の端末からの要求により、前記バックアップ情報を返信するためのバックアップ情報返信手順とが行われ、前記サービス提供者ダウンロードサーバにより、前記利用者の端末からの要求により、当該端末にサービスロジックを送信するためのサービスロジック送信手順と、前記利用者の端末からの要求により、当該端末に前記個人毎に異なるデータを暗号化するための暗号鍵の情報を送信するための暗号鍵情報送信手順とが行われることを特徴とする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として簡易にバックアップし、リストアすることができるため、ICカードを交換する場合などに、サービスを継続的に利用することが可能になる。また、「個人毎に異なるデータ」を利用者自身で管理することが可能になり、利用者自身が自分の都合に合わせてバックアップを行うことができる。また、サービス提供者と、サービス利用者の管理責任範囲を明確に分離することにより、サービス提供者の顧客管理情報の管理コストを低減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態例について図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、本発明によるICカードアプリケーションのバックアップシステムのシステム構成例を示す図である。
本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムは、利用者100のICカード101の装着可能な携帯端末120と、携帯端末120にアプリケーション(AP)をダウンロードするためのポータルサーバ200と、携帯端末120に装着されるICカード101内のICチップ110にアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバ300と、ICカード101内のICチップ110に記録されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバ400とを、通信ネットワーク1及び無線基地局2などを介して接続して構成される。なお、本例では携帯端末120を利用者の端末の例としているが、特にこれに限らず、パーソナルコンピュータなどICカード101の装着ができる端末であればよい。
【0013】
また、図2は、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムの動作の概要を説明するための図である。
【0014】
本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムは、以下のように機能する。
本発明では、ICカード101内のICチップ110にアプリケーション(AP)のサービスロジック111及び112等を記録し、このサービスロジックを「個人毎に異なるデータやロジック(本明細書では、単に「個人毎に異なるデータ」ともいう)」と、「サービスごとに共通なデータやロジック」とに分離して、ICカード内で管理させることにより、アプリケーション(AP)自体をバックアップすることなしに、「個人毎に異なるデータ」のみをバックアップ情報として、アプリケーション(AP)をバックアップすることを可能にする。この際、それぞれのサービスロジック111及び112から分離された「個人毎に異なるデータ」をバックアップ情報として「個人関連情報モジュール113」に記録して管理する。
【0015】
また、個人関連情報モジュール113にバックアップする際には、サービス提供者ダウンロードサーバ300から「バックアップ用の暗号鍵」を取得し、サービスロジック中の「個人毎に異なるデータ」を暗号化してバックアップ情報を生成し、暗号鍵の情報と共に記録する。また、個人関連情報モジュール113に記録されるデータは、アプリケーション(AP)ごとに、「SP1用データ」と「バックアップ用暗号鍵1」、「SP2用データ」と「バックアップ用暗号鍵2」などの形式で記録される。「SP1用データ」は、サービス提供者(SP1)からダウンロードしたサービスロジック中の個人関連情報であることを示し、「バックアップ用暗号鍵1」はサービス提供者(SP1)から取得した暗号鍵の情報であることを示している。
また、個人関連情報モジュール113に記録されたバックアップ情報を、別途、例えば、バックアップタイミングを設定した日時に、バックアップサーバ400に登録して保存する。バックアップサーバ400には、ICカードごとに、またICカードに記録されたアプリケーション(AP)ごとに、そのバックアップ情報が記録されている。
【0016】
また、バックアップ情報のリストア時には、アプリケーション(AP)に対応するサービスロジックがICカード内にあることを確認した後に、バックアップサーバ400からバックアップ情報を受信し、対応する暗号鍵で復号化してセットする。このとき、暗号化データの改竄チェックなどをICカード内で行ってもよい。また、リストア時に指定した機能がない場合は、エラーとして返す。
なお、ICカードの交換の際には、すべてのバックアップ情報をリストアするが、アプリケーション(AP)のバージョンアップのような場合には、アプリケーション(AP)ごとに、バックアップ情報をリストアすることができる。
【0017】
また、以上説明した内容を整理して、以下に説明する。
(1)携帯端末120上のアプリケーション(AP)121及び122等は、ポータルサーバ200からダウンロードされたアプリケーション(AP)のデータである。この、アプリケーション(AP)121及び122には、各アプリケーション(AP)ごとに、アプリケーション(AP)のサービスロジックを提供するサービス提供者ダウンロードサーバ300の情報が含まれている。すなわち、AP(SP1)121及びAP(SP2)122中のSP1、SP2がサービス提供者(サービス提供者ダウンロードサーバ300)の情報(例えば、URL情報など)を示している。
【0018】
(2)また、ICカード101内のICチップ110に記録されたサービスロジック111及び112等は、携帯端末120上のアプリケーション(AP)121及び122等を利用して、サービス提供者ダウンロードサーバ300からICカード内のICチップ110にダウンロードしたものである。
【0019】
(3)サービスロジック中の「個人毎に異なるデータ」も同様に、サービス提供者ダウンロードサーバ300からダウンロードするが、予めラベリングすることにより、ICカード内で個人関連情報モジュール113に暗号化して設定され、サービスロジック111及び112等とリンク付けされる。
【0020】
(4)暗号化された個人関連情報モジュール113の情報は、バックアップ情報としてバックアップサーバ400に保存される。
【0021】
また、図3は、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムの処理手順について説明するための図であり、以下、図3を参照して、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムの処理手順について説明する。
(1)携帯端末120の利用者は、ポータルサーバ200が提供するサービスにより、利用したいアプリケーション(AP)を携帯端末120にダウンロードし、アプリケーション(AP)中に記録されているサービス提供者ダウンロードサーバ300のURL情報を取得する(S1)。
【0022】
(2)利用者は携帯端末120から、サービス提供者ダウンロードサーバ300にアクセスし、サービスロジックのダウンロード要求を行う(ステップS2)。
【0023】
(3)「サービスロジック」を、サービス提供者ダウンロードサーバ300からICカード101内のICチップ110に、ダウンロードする(ステップS3)。また、同様に「個人毎に異なるデータやロジック(単に「個人毎に異なるデータ」ともいう)」をダウンロードし、「個人毎に異なるデータ」を、ICカード101内のICチップ110に設定する(ステップS4)。
【0024】
(4)また、「個人毎に異なるデータ」を登録する際には、「バックアップタイミング」をICカード内のICチップ110に設定する(ステップS5)。
【0025】
(5)バックアップ時には、携帯端末120からICカード101側にバックアップチェックを行い、ICカード101側でバックアップが可能かを確認する(ステップS6)。バックアップ可能な場合は、サービス提供者ダウンロードサーバ300から暗号鍵を受け取り(ステップS7、S8、S9)、当該暗号鍵で暗号化した「個人毎に異なるデータ」を、携帯端末120を介して、バックアップサーバ400に登録する(ステップS10、S11、S12)。
なお、バックアップのタイミングは、利用者自身がバックアップ要求をした時だけでなく、携帯端末120がICカード101内に設定された「バックアップタイミング」を事前に読み取り、この「バックアップタイミング」に従ってバックアップ処理を実行させるようにしてもよい。
また、サービス提供者ダウンロードサーバ300から暗号鍵をダウンロードする際には、ICカード101とサービス提供者ダウンロードサーバ300間で相互認証を行ったり、事前に鍵共有を行い、共有した鍵を利用して暗号鍵を暗号化することにより、暗号鍵の盗用や改竄を防止してもよい。また、サービス提供者ダウンロードサーバ300がダウンロードする暗号鍵を生成する際には、ICカード101のIDやICカード101内で生成した乱数を種として利用してもよい。
【0026】
(6)リストア時には、携帯端末120を介して、バックアップサーバ400から「暗号化したバックアップ情報(個人毎に異なるデータ)」をICカードのICチップ110に取り込み、ICチップ110内に設定されている暗号鍵を用いて復号化してリストアする(ステップS13、S14)。なお、暗号鍵がない場合は、サービス提供者ダウンロードサーバ300から暗号鍵を取得する。
【0027】
また、図4は、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムにおける機能構成例を示す図であり、ICカードアプリケーションのバックアップシステムを構成する各部が有する機能の中で、本発明に直接関係する主な機能を示したものである。
(1)ポータルサーバ200中のアプリケーション(AP)送信機能200aは、携帯端末120からの要求によりアプリケーション(AP)のデータを送信するための機能である。
【0028】
(2)サービス提供者ダウンロードサーバ300内には以下の機能が含まれる。
・サービスロジック送信機能300aは、利用者の携帯端末120からの要求により、当該携帯端末120にサービスロジックを送信するための機能である。
・暗号鍵情報送信機能300bは、利用者の携帯端末120からの要求により、当該携帯端末120に、サービスロジック中の「個人毎に異なるデータ」を暗号化するための「暗号鍵」の情報を送信するための機能である。
【0029】
(3)バックアップサーバ400内には以下の機能が含まれる。
・バックアップ情報登録機能400aは、利用者の携帯端末120から送信されるバックアップ情報(暗号化された個人毎に異なるデータ)を登録するための機能である。
・バックアップ情報返信機能400bは、利用者の携帯端末120からの要求により、登録されたバックアップ情報を返信するための機能である。
【0030】
(4)携帯端末120内には、以下の機能が含まれる。
・サービスロジックダウンロード機能120aは、サービス提供者ダウンロードサーバ300から、アプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードして、ICカード101内のICチップ110に送信するための機能である。
・暗号鍵情報取得機能120bは、サービス提供者ダウンロードサーバ300からアプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成するための暗号鍵の情報をダウンロードし、ICカード101内のICチップ110に送信するための機能である。
・バックアップ情報送信機能120cは、ICチップ110からバックアップ情報を受信し、バックアップサーバ400に送信するための機能である。
・バックアップ情報受信機能120dは、バックアップ情報のリストア時に、バックアップサーバ400からバックアップ情報を受信し、ICチップ110に送信するための機能である。
【0031】
(5)ICカード内のICチップ110には以下の機能が含まれる。
・データ分離管理機能110aは、携帯端末120を介してサービス提供者ダウンロードサーバ300から受信したサービスロジックを、「個人毎に異なるデータ」の部分と、その他の部分とに分離して管理するための機能である。
・バックアップ情報生成保存機能110bは、サービス提供者ダウンロードサーバ300から取得した暗号鍵の情報により、サービスロジック中の「個人毎に異なるデータ」を暗号化し、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し、暗号鍵の情報と共に保存するための機能である。
・バックアップ情報送信機能110cは、バックアップタイミングを設定すると共に、暗号化されたバックアップ情報を、携帯端末120を介して、バックアップサーバ400へ送信して登録するための機能である。
・バックアップ情報リストア機能110dは、バックアップサーバ400から、暗号化されたバックアップ情報を携帯端末120を介して受信し、暗号鍵により復号してリストアするための機能である。
【0032】
また、図5は、携帯端末120の構成例を示すブロック図であり、ICカード101はRFID(Radio Frequency Identification)などのICチップ110を内蔵し、ICチップ110内にはプログラム及びデータを記録するメモリ114、ICチップ110の全体を統括制御するCPU115、携帯端末120とのデータ交換を行う通信部116を有している。また、携帯端末120には、携帯端末120の全体を統括制御するCPU131、プログラム及びデータを記憶するメモリ132、キー操作により入力を行う入力部133、液晶表示器などを使用した表示部134、無線通信によりデータの送受信を行う通信部135、ICカードリーダライタ140などを有している。なお、携帯端末120がICカード付き携帯電話の場合には、受話器及び送話器を制御する音声処理部(図示せず)がさらに付加される。
なお、携帯端末120とICカード101間のインタフェースは接触型、非接触型のどちらでも良い。また、ICカード101はカードの形状に限らず、ICチップ110の形状でも良い。
また、ここでは、携帯端末120のCPUは一つであるが、例えば通信部135の制御と携帯端末120上のアプリケーション(AP)の実行とをそれぞれ別のCPUが制御するものでもよい。
【0033】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムにおいては、以下のようにすることもできる。
・バックアップサーバ400には利用者の所有するパーソナルコンピュータを使用するなど、「バックアップ情報(個人毎に異なるデータやロジック)」を利用者100自身が管理するようにしてもよい。
・バックアップ情報をバックアップサーバ400にバックアップした際に、サービスロジックを自動的に停止し、リストア時にのみサービスロジックを実行させるようにしてもよい。すなわち、リストアするまでは、アプリケーション(AP)を実行できないようにすることができる。
・サービス提供者がサービスを停止するには、サービスロジックのみを停止し、後日必要に応じて「バックアップ情報」のバックアップをとるようにしてもよい。また、サービスロジックをロックしたときに、自動的に「バックアップ情報」をバックアップしてもよい。また、サービスロジックのみの入れ替えがあってもよく、その場合に、「バックアップ情報」の追加や削除を行うようにしてもよい。
・バックアップは利用者100が指定した日時に自動的に行うようにしてもよい。
・サービスロジック中の個人毎に異なるデータやロジックの内、例えば、名前などの共通化できるものは、共通化してもよい。
・バックアップサーバ400には、利用者のICカード紛失時に、各アプリケーション(AP)を提供しているサービス提供者ダウンロードサーバ300に、「ICカードを紛失した旨」を通知する機能をもたせることもできる。
・本実施の形態においては、バックアップの回数などの制限を行っていないが、ICカード101にバックアップ回数の制限機能を備え、バックアップ回数を管理させてもよい。
【0034】
以上、本発明の実施の形態ついて説明したが、図4に示す、ICチップ110内の各機能、携帯端末120内の各機能、サービス提供者ダウンロードサーバ300内の各機能、及びバックアップサーバ400内の各機能は、各機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、必要な処理を行ってもよい。
【0035】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0036】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のアプリケーションのバックアップ情報を有するICカード、及びICカードアプリケーションのバックアップ方法においては、アプリケーション(AP)のサービスロジックを、「個人毎に異なるデータ」の部分と、その他の部分とに分離し、「個人毎に異なるデータ」を暗号化して当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報として保存する。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として使用し、アプリケーション(AP)を容易にバックアップすることができる。このため、ICカードの交換などが容易に行える。
【0038】
また、本発明のアプリケーションのバックアップ情報を有するICカードにおいては、サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを受信し、このサービスロジックのデータ中の「個人毎に異なるデータ」の部分を分離する。そして、この「個人毎に異なるデータ」をサービス提供者ダウンロードサーバから取得した暗号鍵により暗号化してバックアップ情報を生成し、暗号鍵の情報と共に保存する。そして、暗号化されたバックアップ情報をバックアップサーバへ送信して登録する。また、リストア時には、バックアップサーバに登録されたバックアップ情報を受信し、暗号鍵により復号してリストアする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として簡易にバックアップし、リストアすることができるため、ICカードを交換する場合などに、サービスを継続的に利用することが可能になる。
【0039】
また、本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステム、及びICカードアプリケーションのバックアップ方法においては、ICカードが装着可能な利用者の端末と、ポータルサーバと、サービス提供者ダウンロードサーバと、バックアップサーバとを通信ネットワーク接続する。そして、サービス提供者ダウンロードサーバからICカードに、サービスロジックと暗号鍵の情報をダウンロードする。ICカードでは、サービスロジックのデータ中から「個人毎に異なるデータ」の部分を分離し、暗号鍵により「個人毎に異なるデータ」を暗号化して当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成して記録する。また、ICカードで生成された暗号化されたバックアップ情報を、バックアップサーバへ送信して登録する。また、バックアップサーバから、暗号化されたバックアップ情報をICカードにダウンロードし、復号してリストアする。
これにより、「個人毎に異なるデータ」をパーソナライズされた個人関連情報(バックアップ情報)として簡易にバックアップし、リストアすることができるため、ICカードを交換する場合などに、サービスを継続的に利用することが可能になる。また、「個人毎に異なるデータ」を利用者自身で管理することが可能になり、利用者自身が自分の都合に合わせてバックアップを行うことができる。また、サービス提供者と、サービス利用者の管理責任範囲を明確に分離することにより、サービス提供者の顧客管理情報の管理コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICカードアプリケーションのバックアップシステムのシステム構成例を示す図である。
【図2】本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムの動作の概要を説明するための図である。
【図3】本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムの処理手順について説明するための図である。
【図4】本発明のICカードアプリケーションのバックアップシステムにおける機能構成例を示す図である。
【図5】携帯端末の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 通信ネットワーク
2 無線基地局
100 利用者
101 ICカード
110 ICチップ
110a データ分離管理機能
110b バックアップ情報生成保存機能
110c バックアップ情報送信機能
110d バックアップ情報リストア機能
111、112 サービスロジック
113 個人関連情報モジュール
120 携帯端末
121、122 アプリケーション(AP)
120a サービスロジックダウンロード機能
120b 暗号鍵情報取得機能
120c バックアップ情報送信機能
120d バックアップ情報受信機能
200 ポータルサーバ
200a アプリケーション(AP)送信機能
300 サービス提供者ダウンロードサーバ
300a サービスロジック送信機能
300b 暗号鍵情報送信機能
400 バックアップサーバ
400a バックアップ情報登録機能
400b バックアップ情報返信機能

Claims (5)

  1. 利用者の端末に装着され、1または2以上のアプリケーション(AP)のサービスロジックを保存して実行するためのICカードであって、
    前記サービスロジックのデータ中の、個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手段と、
    前記個人毎に異なるデータを暗号化して当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成して保存するためのバックアップ情報生成保存手段と
    を具備することを特徴とするアプリケーションのバックアップ情報を有するICカード。
  2. 1または2以上のアプリケーション(AP)のサービスロジックを保存して実行するためのICカードが装着可能な利用者の端末と、アプリケーション(AP)を端末にダウンロードするためのポータルサーバと、端末に装着されたICカードにアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバと、前記ICカードに保存されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバとが通信ネットワークで接続されたICカードアプリケーションのバックアップシステムにおける前記ICカードであって、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを前記端末を介して受信し、前記サービスロジックのデータ中の個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手段と、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバから暗号鍵の情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により前記個人毎に異なるデータを暗号化し、前記暗号化された個人毎に異なるデータと前記暗号鍵の情報により、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し保存するためのバックアップ情報生成保存手段と、
    前記バックアップ情報のバックアップタイミングを設定すると共に、バックアップ情報を、前記端末を介して、バックアップサーバへ送信して登録するためのバックアップ情報送信手段と、
    前記バックアップサーバから、前記登録されたバックアップ情報を受信し、前記暗号鍵により復号してリストアするためのバックアップ情報リストア手段と
    を具備することを特徴とするアプリケーションのバックアップ情報を有するICカード。
  3. 1または2以上のアプリケーション(AP)を保存して実行するためのICカードが装着可能な利用者の端末と、アプリケーション(AP)を利用者の端末にダウンロードするためのポータルサーバと、利用者の端末のICカードにアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバと、前記ICカードに記録されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバとが通信ネットワークで接続されたICカードアプリケーションのバックアップシステムにおいて、
    前記利用者の端末には、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバから、アプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードして、前記ICカードに送信するためのサービスロジックダウンロード手段と、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のバックアップ情報の生成用の暗号鍵の情報をダウンロードし、前記ICカードに送信するための暗号鍵情報取得手段と、
    前記ICカード内に保存されたバックアップ情報を前記バックアップサーバに送信するためのバックアップ情報送信手段と、
    前記バックアップ情報のリストア時に、前記バックアップサーバからバックアップ情報を受信し、前記ICカードに送信するためのバックアップ情報受信手段と
    を具備し、
    前記ICカードには、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを、前記端末を介して受信し、前記サービスロジックのデータ中の個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手段と、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバから暗号鍵の情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により前記個人毎に異なるデータを暗号化し、前記暗号化された個人毎に異なるデータと前記暗号鍵の情報により、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し保存するためのバックアップ情報生成保存手段と、
    前記バックアップ情報のバックアップタイミングを設定すると共に、バックアップ情報を、前記端末を介して、バックアップサーバへ送信して登録するためのバックアップ情報送信手段と、
    前記バックアップサーバから、暗号化されたバックアップ情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により復号してリストアするためのバックアップ情報リストア手段と
    を具備し、
    前記バックアップサーバには、
    前記利用者の端末から送信される前記バックアップ情報を登録するためのバックアップ情報登録手段と、
    前記利用者の端末からの要求により、前記バックアップ情報を返信するためのバックアップ情報返信手段と
    を具備し、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバには、
    前記利用者の端末からの要求により、当該端末にサービスロジックを送信するためのサービスロジック送信手段と、
    前記利用者の端末からの要求により、当該端末に前記個人毎に異なるデータを暗号化するための暗号鍵の情報を送信するための暗号鍵情報送信手段と
    を具備することを特徴とするICカードアプリケーションのバックアップシステム。
  4. 利用者の端末に装着され、1または2以上のアプリケーション(AP)のサービスロジックを保存して実行するためのICカードにおけるアプリケーションのバックアップ方法であって、
    前記ICカードにより、
    前記サービスロジックのデータ中の、個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手順と、
    前記個人毎に異なるデータを暗号化して当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成して保存するためのバックアップ情報生成保存手順と
    が行われることを特徴とするICカードアプリケーションのバックアップ方法。
  5. 1または2以上のアプリケーション(AP)を保存して実行するためのICカードが装着可能な利用者の端末と、アプリケーション(AP)を利用者の端末にダウンロードするためのポータルサーバと、利用者の端末のICカードにアプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードするためのサービス提供者ダウンロードサーバと、前記ICカードに記録されたアプリケーション(AP)のバックアップ情報を登録するためのバックアップサーバとが通信ネットワークで接続されたICカードアプリケーションのバックアップシステムにおけるICカードアプリケーションのバックアップ方法であって、
    前記利用者の端末により、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバから、アプリケーション(AP)のサービスロジックをダウンロードして、前記ICカードに送信するためのサービスロジックダウンロード手順と、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のバックアップ情報の生成用の暗号鍵の情報をダウンロードし、前記ICカードに送信するための暗号鍵情報取得手順と、
    前記ICカード内に保存されたバックアップ情報を前記バックアップサーバに送信するためのバックアップ情報送信手順と、
    前記バックアップ情報のリストア時に、前記バックアップサーバからバックアップ情報を受信し、前記ICカードに送信するためのバックアップ情報受信手順と
    が行われ、
    前記ICカードにより、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバからアプリケーション(AP)のサービスロジックを、前記端末を介して受信し、前記サービスロジックのデータ中の個人毎に異なるデータの部分と、その他の部分とに分離して管理するためのデータ分離管理手順と、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバから暗号鍵の情報を前記端末を介して受信し、前記暗号鍵により前記個人毎に異なるデータを暗号化し、前記暗号化された個人毎に異なるデータと前記暗号鍵の情報により、当該アプリケーション(AP)のバックアップ情報を生成し保存するためのバックアップ情報生成保存手順と、
    前記バックアップ情報のバックアップタイミングを設定すると共に、バックアップ情報を、前記端末を介して、バックアップサーバへ送信して登録するためのバックアップ情報送信手順と、
    前記バックアップサーバから、暗号化されたバックアップ情報を受信し、前記暗号鍵により復号してリストアするためのバックアップ情報リストア手順と
    が行われ、
    前記バックアップサーバにより、
    前記利用者の端末から送信される前記バックアップ情報を登録するためのバックアップ情報登録手順と、
    前記利用者の端末からの要求により、前記バックアップ情報を返信するためのバックアップ情報返信手順と
    が行われ、
    前記サービス提供者ダウンロードサーバにより、
    前記利用者の端末からの要求により、当該端末にサービスロジックを送信するためのサービスロジック送信手順と、
    前記利用者の端末からの要求により、当該端末に前記個人毎に異なるデータを暗号化するための暗号鍵の情報を送信するための暗号鍵情報送信手順と
    が行われることを特徴とするICカードアプリケーションのバックアップ方法。
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