JP2006251896A - ディスク管理装置及びディスク負荷情報取得方法 - Google Patents
ディスク管理装置及びディスク負荷情報取得方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 より簡易な構成でディスクの負荷情報を取得することができる。
【解決手段】 ある時間的起点以後に発生する所定回数のディスクアクセスについて、アクセス位置記録部12は、ディスクのアクセス位置の情報をアクセス位置ディスク16に記憶し、データ複製部13は、処理対象の読み込みデータ又は書き込みデータの複製データを生成して複製データディスク17に記憶し、データサイズ記録部14は、生成された複製データのサイズの情報を取得してデータサイズディスク18に記憶する。アクセス制御部11は、アクセス位置ディスク16に記憶されたアクセス位置の情報と、データサイズディスク18に記憶されたデータサイズの情報と、をアクセス毎に対応付けて出力する。
【選択図】 図1
Description
また、本発明は、より効率的に負荷情報を取得することができるディスク負荷情報取得装置等を提供することを他の目的とする。
ディスクアクセスにおけるアクセス位置の情報が記憶されるアクセス位置記憶手段と、
ディスクアクセスにおける処理対象データのサイズの情報が記憶されるデータサイズ記憶手段と、
ディスクへのアクセス要求に応答して、当該ディスクのアクセス位置の情報を前記アクセス位置記憶手段に記憶する位置記録手段と、
前記ディスクへのアクセス要求に応答して、処理対象の読み込みデータ又は書き込みデータの複製データを生成して複製データ用のディスクに記憶する複製手段と、
前記複製手段により生成された複製データのサイズの情報を取得して前記データサイズ記憶手段に記憶するサイズ記録手段と、
前記アクセス位置記憶手段に記憶されたアクセス位置の情報と、前記データサイズ記憶手段に記憶されたデータサイズの情報と、をアクセス毎に対応付けて出力する手段と、
を備えることを特徴とする。
複数のディスクを備えるディスク管理装置におけるディスク負荷情報取得方法であって、
ディスクへのアクセス要求に応答して、当該ディスクのアクセス位置の情報を記憶する位置記録ステップと、
前記ディスクへのアクセス要求に応答して、処理対象の読み込みデータ又は書き込みデータの複製データを生成して複製データ用のディスクに記憶する複製ステップと、
前記複製ステップにより生成された複製データのサイズの情報を取得して記憶するサイズ記録ステップと、
前記位置記録ステップにより記憶されたアクセス位置の情報と、前記サイズ記録ステップにより記憶されたデータサイズの情報と、をアクセス毎に対応付けて出力するステップと、
を備えることを特徴とする。
本実施形態に係るディスク管理装置は例えばディスクアレイ装置から構成され、複数のディスク装置と、各ディスク装置に接続され、CPU、メモリ等を有するコントローラと、を備える。
図1は、本実施形態に係るディスク管理装置の機能構成図である。ディスク管理装置1は、アクセス制御部11、アクセス位置記録部12、データ複製部13、データサイズ記録部14、業務ディスク15、アクセス位置ディスク16、複製データディスク17、データサイズディスク18、を備える。このうち、アクセス制御部11、アクセス位置記録部12、データ複製部13、データサイズ記録部14は、例えばコントローラにより実現される。また、ディスク管理装置1は、業務アプリケーション部21を有するコンピュータ2に接続されている。
具体的には、業務アプリケーション21から業務ディスク15へのアクセス要求を受信すると、これに応答して、そのアクセス要求に対応する業務ディスク15のアクセス位置の情報、即ち、業務ディスク15におけるデータの書き込み位置又は読み込み位置の情報をアクセス位置記録部12に渡す。また、業務アプリケーション部21からのアクセス要求が生じた旨をデータ複製部13に通知して、アクセス要求に対応する処理対象データ、即ち、業務ディスク15への書き込みデータ又は業務ディスク15からの読み込みデータ、の複製データを生成・記憶させる。
アクセス位置ディスク16は、アクセス位置記録部12によりアクセス位置情報が記録されるディスク装置である。
複製データディスク17は、例えば複数のディスク装置から構成され、データ複製部13により複製データが記録される。
データサイズディスク18は、データサイズ記録部14によりデータサイズ情報が記録されるディスク装置である。
次に、業務ディスク15に対するアクセス要求を受信すると、これに応答して、アクセス制御部11はそのアクセス位置を示すアクセス位置情報をアクセス位置記録部12に渡し、アクセス位置記録部12はアクセス位置情報を、アクセスを識別するための情報(例えば、動作カウント値等)とともにアクセス位置ディスク16に記憶する(ステップS2)。ここで、アクセス位置情報とは、アクセス要求が書き込み要求の場合には、業務ディスク15の書き込み位置(変更位置)を示し、アクセス要求が読み込み要求の場合には、業務ディスク15の読み込み位置を示す。
また、ステップS5において、n>mを満たさない場合(ステップS5:NO)、動作カウントmがnに達したとして、ディスク負荷情報取得処理を終了する。
なお、アクセス制御部11は、例えば、アクセス位置ディスク16に記憶されたアクセス位置情報と、データサイズディスク18に記憶されたデータサイズ情報と、をアクセスを識別するための情報(例えば、動作カウント値等)により対応付けて出力してもよい。
図2のフローチャートを参照して説明したディスク負荷情報取得処理では、アクセス位置ディスク16へのアクセス位置情報の記録と、複製データディスク17への複製データの記録と、データサイズディスク18へのデータサイズ情報の記録と、を一連の処理として所定回数nだけ繰り返すようにしているが、これに限定されず、例えば、アクセス位置ディスク16へのアクセス位置情報の記録と、複製データディスク17への複製データの記録と、を所定回数nだけ行った後、複製データディスク17に記憶されたn回分の各複製データについてデータサイズ情報を取得し、データサイズディスク18に記録するような処理手順を用いてもよい。
また、複製データディスクを構成するディスク装置の数は任意である。
また、上記実施形態では、業務アプリケーション部21が業務ディスク15にアクセスする場合について説明しているがこれは一例であり、ディスクにアクセスするアプリケーションの内容は業務に関するものに限定されず任意である。
11 アクセス制御部
12 アクセス位置記録部
13 データ複製部
14 データサイズ記録部
15 業務ディスク
16 アクセス位置ディスク
17 複製データディスク
18 データサイズディスク
2 コンピュータ
21 業務アプリケーション部
Claims (4)
- ディスクアクセスにおけるアクセス位置の情報が記憶されるアクセス位置記憶手段と、
ディスクアクセスにおける処理対象データのサイズの情報が記憶されるデータサイズ記憶手段と、
ディスクへのアクセス要求に応答して、当該ディスクのアクセス位置の情報を前記アクセス位置記憶手段に記憶する位置記録手段と、
前記ディスクへのアクセス要求に応答して、処理対象の読み込みデータ又は書き込みデータの複製データを生成して複製データ用のディスクに記憶する複製手段と、
前記複製手段により生成された複製データのサイズの情報を取得して前記データサイズ記憶手段に記憶するサイズ記録手段と、
前記アクセス位置記憶手段に記憶されたアクセス位置の情報と、前記データサイズ記憶手段に記憶されたデータサイズの情報と、をアクセス毎に対応付けて出力する手段と、
を備えることを特徴とするディスク管理装置。 - 前記位置記録手段によるアクセス位置の情報の記憶と、前記複製手段による複製データの生成・記憶と、前記サイズ記録手段による複製データのサイズの情報の記憶は、予め設定されたタイミング以後に発生した所定回数のディスクアクセスについて行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク管理装置。 - 複数のディスクを備えるディスク管理装置におけるディスク負荷情報取得方法であって、
ディスクへのアクセス要求に応答して、当該ディスクのアクセス位置の情報を記憶する位置記録ステップと、
前記ディスクへのアクセス要求に応答して、処理対象の読み込みデータ又は書き込みデータの複製データを生成して複製データ用のディスクに記憶する複製ステップと、
前記複製ステップにより生成された複製データのサイズの情報を取得して記憶するサイズ記録ステップと、
前記位置記録ステップにより記憶されたアクセス位置の情報と、前記サイズ記録ステップにより記憶されたデータサイズの情報と、をアクセス毎に対応付けて出力するステップと、
を備えることを特徴とするディスク負荷情報取得方法。 - 前記位置記録ステップによるアクセス位置の情報の記憶と、前記複製ステップによる複製データの生成・記憶と、前記サイズ記録ステップによる複製データのサイズの情報の記憶は、予め設定されたタイミング以後に発生した所定回数のディスクアクセスについて行う、
ことを特徴とする請求項3に記載のディスク負荷情報取得方法。
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