JP2006249943A - 遠心羽根車 - Google Patents

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浩 澤村
Hidehiko Nakada
秀彦 中田
Tatsu Kikuchi
達 菊池
Kenji Mitsui
賢治 三井
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/28Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
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Abstract

【課題】 ボア周囲の強度向上やディスク部の共振の抑制を実現した遠心羽根車を提供する。
【解決手段】 コンプレッサインペラ10は、軸方向から流入した燃焼ガスを半径方向に案内する案内面21を有するディスク部22と、ディスク部22の案内面21に放射状に立設された複数の翼23とを備えている。ディスク部22の背面にはボス部24が突設されており、ボス部24の軸心にはロータシャフト14が内嵌する比較的大径のボア25が穿設されている。ボス部24は、基端側の大径部分26と先端側の小径部分27とからなる段付き形状を呈している。また、ディスク部22の背面外周側には、多数条のリブ28が放射状に突設されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遠心羽根車に係り、ボア周囲の強度の向上やディスク部の共振の抑制を実現する技術に関する。
ガスタービンエンジンやターボチャージャには、主要な構成要素として遠心式コンプレッサや遠心式タービン等の遠心式流体機械が用いられている。遠心式流体機械は、遠心羽根車やケーシング、シャフト等から構成されており、遠心羽根車により流体を駆動することで流体に圧力を与えたり、流体により遠心羽根車が駆動されることで流体から運動エネルギを取り出したりする。遠心式コンプレッサに用いられるインペラは、軸方向から流入した流体を半径方向に案内する案内面を有したディスク部と、ディスク部の案内面に放射状に立設されて流体を駆動する多数の翼(羽根)とを有している(例えば、特許文献1,2参照)。
遠心式コンプレッサの運転時には、高速回転するインペラの各部(ディスク部や翼)に遠心力が作用する。そのため、特許文献1の遠心羽根車では、ディスク部の背面において、軸心のボス部と外周側の平面部とを比較的大きな凹円弧で接続し、ボア(軸孔)の周囲への応力集中を抑制する方法が採られていた。また、特許文献2の遠心羽根車では、ディスク部の背面外周側部分に外周側に向かって肉厚を減少させる傾斜面を形成し、該部の最大応力を低下させる方法が採られていた。
特開2002−47944号公報(段落0019〜0021、図1) 特開平11−270491号公報(段落0023、図1)
遠心式コンプレッサの定格回転速度が高い場合、遠心羽根車のボア周囲には極めて大きな遠心力が作用し、特許文献1の方法だけではボア応力(ボア周囲の応力)を十分に低下させることが難しかった。そのため、ボアの径を小さくしてボス部の肉厚を確保することが多いが、その場合にはボアに嵌挿されるシャフトやその支持軸受の径が当然に小さくなり、これらの強度や寿命が低下することが避けられなかった。なお、ボアの径を小さくせず、ボス部の径を大きくしてボス部の肉厚を確保することもできるが、その場合にはインペラの慣性質量が大きくなり、起動時の加速特性が悪化する等の問題が発生する。
一方、特許文献2の方法では、ディスク部の外周側部分の最大応力を減少させることはできるが、該部の固有振動数を最適な値に設定することが難しく、共振による寿命低下が起こる虞があった。そのため、従来は、インペラの共振は励振源となるディフューザの形状や枚数等を変更することにより回避されていたが、このような変更は他の部材の形状変更等も必要とする大掛かりなものとなることが多いため、インペラの固有振動数を簡単に調整する方法が望まれていた。
本発明はこのような状況に鑑みなされたもので、ボア周囲の強度向上やディスク部の共振の抑制を実現した遠心羽根車を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る遠心羽根車は、ディスク部の案内面に複数の翼が放射状に立設されると共に、前記ディスク部の背面に突設されたボス部と、前記ボス部の軸心に穿設されて動力伝達用のシャフトが嵌挿される軸孔とを有する遠心羽根車であって、前記ボス部を基端側の大径部分と先端側の小径部分とからなる段付き形状とし、前記ディスク部の背面外周側に複数条のリブを放射状に突設したことを特徴とする。
本発明によれば、軸孔周囲の応力が減少して耐久性が向上する一方、リブの高さや本数を変更するだけでディスク部の外周側部分における共振を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明を適用した遠心羽根車の一実施形態を詳細に説明する。
図1は実施形態に係るガスタービン発電機の概略構造図であり、図2は実施形態に係るコンプレッサインペラの斜視図であり、図3は同コンプレッサインペラの要部半裁縦断面図であり、図4は図3中のA矢視図である。
≪実施形態の構成≫
<ガスタービン発電機の概略構成>
ガスタービン発電機1は、駆動力を発生するエンジン部2と、エンジン部2から回転力を与えられる発電部3とからなっている。エンジン部2は、反発電部側の端面が概ね閉じたアウタハウジング4と、アウタハウジング4内に同軸的に受容されて燃焼室5を画成するインナハウジング6とを有している。これらアウタハウジング4とインナハウジング6との間には、吸気通路7、燃焼ガス通路8、および熱交換器9等が設けられている。
エンジン部2には、外気を吸入・圧縮するコンプレッサインペラ10と、燃焼ガス流で回転駆動されるタービンロータ11とが、互いに同軸的に設けられている。なお、コンプレッサインペラ10並びにタービンロータ11の各出口には、ディフューザやステータベーン等が設けられているが、これらの図示は省略している。
発電部3は、略円筒形をなすハウジング12と、ハウジング12内にコンプレッサインペラ10並びにタービンロータ11と同軸的に受容されたステータコイル13とを有している。ステータコイル13の空芯部には、コンプレッサインペラ10並びにタービンロータ11と同軸且つ一体をなすロータシャフト14が挿通されている。このロータシャフト14は、ステータコイル13の空芯部に対応する位置に設けられた永久磁石片装着部15と、永久磁石片装着部15の軸方向両側に設けられた2つのジャーナル部16・17との3つの部分に大別され、コンプレッサインペラ10側のジャーナル部17には、スラストプレート18が一体的に設けられている。
2つのジャーナル部16・17とスラストプレート18とは、ハウジング12に一体的に設けられた空気浮揚式のラジアル軸受19とスラスト軸受20とにより回転自在に支持されている。
<コンプレッサインペラ>
本実施形態のコンプレッサインペラ10は、チタン合金等を素材とする鋳造成型品であり、図2,図3に示すように、軸方向(図中の左方)から流入した燃焼ガスを半径方向に案内する案内面21を有するディスク部22と、ディスク部22の案内面21に放射状に立設された複数の翼23とを備えている。ディスク部22の背面にはボス部24が突設されており、ボス部24の軸心にはロータシャフト14が内嵌する比較的大径のボア(軸孔)25が穿設されている。
図2,図3に示すように、ボス部24は、基端側の大径部分26と先端側の小径部分27とからなる段付き形状を呈している。また、ディスク部22の背面外周側には、多数条のリブ28が放射状に突設されている。本実施形態の場合、図4に示すように、翼23の基部(案内面21との接続部)23aは背面から視て捩れており、リブ28は翼23の基部23aと交差するように傾斜している。
≪実施形態の作用≫
ガスタービン発電機1が起動されると、コンプレッサインペラ10により吸引・圧縮された空気が燃焼室5内で燃料と伴に燃焼され、これにより生じた高温高圧の燃焼ガスに駆動されてタービンロータ11が回転を始める。なお、本実施形態では、コンプレッサインペラ10は、そのボス部24が小径部分27を有する段付き形状となっているために比較的軽量であり、ガスタービン発電機1の加速性能を阻害しない。また、コンプレッサインペラ10のボア25が比較的大きく設定されているため、ロータシャフト14やその支持軸受の寿命が比較的長くすることができた。
ガスタービン発電機1が定格運転を開始すると、コンプレッサインペラ10はタービンロータ11と一体に高速度(例えば、数万rpm)で回転するようになり、その各部に大きな遠心力が作用する。この際、本実施形態のコンプレッサインペラ10では、背面側にボス部24の大径部分26が形成されているため、ボア25の周囲において遠心力が分散され、耐久性を阻害するボア応力を十分に低くすることができた。
一方、コンプレッサインペラ10は、背面外周側に放射状に突設された多数条のリブ28を有しているため、その剛性が比較的大きくなって耐久性を損なう共振を起こし難くなった。そして、リブ28は、翼23の基部23aと交差するように傾斜しているため、コンプレッサインペラ10のディスク部22に脆弱部ができ難くなった。なお、ディスク部22の剛性は、リブ28の高さ(軸方向寸法)を変化させることにより調整できるため、運転条件等の変化にも容易に対応可能である。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態はガスタービン発電機のコンプレッサインペラに本発明を適用したものであるが、タービンロータに本発明を適用してもよいし、ターボチャージャのタービンロータやコンプレッサインペラ等に本発明を適用してもよい。また、上記実施形態ではディスク部の背面に放射状のリブを形成するようにしたが、環状のリブを同心状に複数形成するようにしてもよい。また、遠心羽根車は、アルミニウム合金や樹脂を素材として採用できるし、鍛造や射出成形、切削等を成形方法として採用できる。その他、ボス部やリブの具体的形状を始め、遠心羽根車の具体的構成等についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態に係るガスタービン発電機の概略構造図である。 実施形態に係るコンプレッサインペラの斜視図である。 実施形態に係るコンプレッサインペラの要部半裁縦断面図である。 図3中のA矢視図である。
符号の説明
1 ガスタービン発電機
10 コンプレッサインペラ(遠心羽根車)
21 案内面
22 ディスク部
23 翼
24 ボス部
25 ボア(軸孔)
26 大径部分
27 小径部分
28 リブ

Claims (1)

  1. ディスク部の案内面に複数の翼が放射状に立設されると共に、前記ディスク部の背面に突設されたボス部と、前記ボス部の軸心に穿設されて動力伝達用のシャフトが嵌挿される軸孔とを有する遠心羽根車であって、
    前記ボス部を基端側の大径部分と先端側の小径部分とからなる段付き形状とし、前記ディスク部の背面外周側に複数条のリブを放射状に突設したことを特徴とする遠心羽根車。
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