JP2006247384A - 在床位置検出用パネル、在床位置検出装置及び在床位置検出方法 - Google Patents

在床位置検出用パネル、在床位置検出装置及び在床位置検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被験者の在床位置を的確に検出できる在床位置検出用パネルを提供すること。
【解決手段】パネル10は、互いに所定間隔gをおいて配置され、かつ被験者Sの体幅方向へ沿った平行な一対の長辺部11A,11Bを有する枠形の剛性パネル基体1と、パネル基体1における長手方向両端側にそれぞれ位置して、一方の長辺部11Aと他方の長辺部11bBとの間に跨がってそれぞれ固定された一対の起歪体2,3と、一方の起歪体2と他方の起歪体3とに跨がって固定されて被験者Sの荷重を受ける荷重受け板6と、両起歪体2,3にそれぞれ装着され、各起歪体2,3の歪み変動を検出する歪み検出センサ4,5とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えばベッドやソファなどに敷設されて、着床状態の被験者の在床位置を検出するために用いられる在床位置検出用パネル、在床位置検出装置、在床位置検出方法及び在床位置監視システムに関する。
医療施設や介護施設などでは、病人、乳幼児、高齢者などの被験者の健康を把握するために、例えばベッド上に睡眠のために着床している被験者において寝返りなどの体動、着床・離床の変化、さらには、呼吸数、脈拍数などの各種の生体情報を計測することが行われている。
近年、このような計測に用いられる種々の生体情報計測装置が開発されている(例えば特許文献1〜6参照)。これらの装置の一つに、次のような構成のものが知られている(特許文献1参照)。
すなわち、この装置は、ベッドの長さ方向に複数の歪みゲージが間欠的に配置されたテープセンサと、該テープセンサの固定端の沈み込み量を検出する検出センサを有するとともにテープセンサに対して直交して配置された薄板と、を組み合わせた構成になっており、ベッド上の被験者の姿勢に応じた沈み込み量などを計測することにより、ベッドの人間工学的な性能などの解析に役立たせるようにしたものである。
特開平10−216105号公報(第3頁、第1図) 特開2003−552号公報(請求項1、第2図) 特開2001−276019号公報(請求項1、第1−2図) 特開2001−46347号公報(請求項1、第1図) 特開2000−107154号公報(請求項1) 特開2003−210434号公報(請求項1)
しかしながら、上記公知例を含む従来のものは、被験者がベッドの幅方向のどの位置に在床(着床)しているかについて検出することができず、そのため、例えば被験者のベッドからの転落を防止することが困難であった。
この発明は、上記技術背景に鑑みてなされたものであり、被験者の在床位置を検出することができる在床位置検出用パネル、該パネルを備えた在床位置検出装置、前記パネルや前記検出装置を用いた在床位置検出方法、及び在床位置監視システムを提供することを課題としている。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] 着床状態の被験者の荷重を受けて該被験者の在床位置を検出するために使用される在床位置検出用パネルであって、互いに所定間隔をおいて配置され、かつ被験者の体幅方向へ沿って延びる平行な一対の長辺部を有する枠形の剛性パネル基体と、前記パネル基体における長手方向両端側にそれぞれ位置し、前記一対の長辺部のうち一方の長辺部と他方の長辺部とに跨がってそれぞれ固定された一対の起歪体と、前記一対の起歪体のうち一方の起歪体上と他方の起歪体上とに跨がって固定され、被験者の荷重を受ける荷重受け板と、前記両起歪体にそれぞれ装着され、各起歪体の歪み変動を検出する歪み検出センサと、を備え、前記歪み検出センサからの出力信号は、被験者の在床位置の検出に用いられることを特徴とする在床位置検出用パネル。
[2] 前記パネル基体が平板状剛性材で構成されるとともに、平面視略ロ字形に形成されている前項1記載の在床位置検出用パネル。
[3] 前記パネル基体の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金である前項1又は2記載の在床位置検出用パネル。
[4] 前記荷重受け板の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金である前項1〜3のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[5] 前記荷重受け板の厚みよりも前記パネル基体の厚みが大きく設定され、前記パネル基体の上面は、前記荷重受け板が過度の荷重を受けた際に該荷重受け板の下面がパネル設置面に当接するのを阻止するストッパ面として設定されている前項1〜4のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[6] 前記起歪体は、金属板で構成されるとともに、起歪体における荷重受け板用固定部位が該起歪体におけるパネル基体用固定部位よりも低い高さ位置になるように形成されている前項1〜5のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[7] 前記荷重受け板の長手方向の両端部がそれぞれ各起歪体に対して局部的接触部を介して固定されている前項1〜6のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[8] 前記局部的接触部がワッシャなどのスペーサ部材で構成されている前項7記載の在床位置検出用パネル。
[9] 前記局部的接触部が前記荷重受け板と前記起歪体の各対向面のいずれかに一体形成された突部で構成されている前項7記載の在床位置検出用パネル。
[10] 前記起歪体における歪み検出センサ装着部の近傍部が局部的に細狭に形成されている前項1〜9のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[11] 前記起歪体における前記荷重受け板との固定個所が、該起歪体における幅方向の外端寄りの位置に設定されている前項1〜10のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[12] 前記歪み検出センサが歪みゲージであり、一対2組以上の歪みゲージが前記各起歪体にそれぞれ装着されるとともに、各起歪体における一対2組以上の歪みゲージが互いに電気的に接続されることによりブリッジ回路が形成されている前項1〜11のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[13] ベッドボトム面とマットとの間に配置される前項1〜12のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[14] 前記在床位置検出用パネルは、着床状態の被験者の荷重を受けて該被験者の在床位置を検出するためと該被験者の生体情報を計測するためとに使用されるものであり、前記歪み検出センサからの出力信号は、被験者の在床位置の検出と被験者の生体情報の計測とに用いられる前項1〜13のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
[15] 前項1〜14のいずれか1項記載の在床位置検出用パネルと、前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を演算する演算手段と、を備えていることを特徴とする在床位置検出装置。
[16] 前記演算手段は、前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置と被験者の生体情報とを演算する前項15記載の在床位置検出装置。
[17] 前項1〜14のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル、あるいは前項15又は16記載の在床位置検出装置を用意し、前記在床位置検出用パネルを被験者の荷重を受ける位置に配置した状態のもとで、被験者の荷重変動による起歪体の歪み変動を前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサにより検出し、前記歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を検出することを特徴とする在床位置検出方法。
[18] 前記歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を検出し及び被験者の生体情報を計測する前項17記載の在床位置検出方法。
[19] 被験者の在床位置を監視する在床位置監視システムであって、前項1〜14のいずれか1項記載の在床位置検出用パネルと、前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報を送信する通信手段と、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報を表示する表示手段と、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報に基づいて警報を発する警報手段と、を備えていることを特徴とする在床位置監視システム。
[20] 前記演算手段は、前記在床位置計測用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置と被験者の生体情報とを演算し、前記通信手段は、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報と被験者の生体情報とを送信し、前記表示手段は、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報と被験者の生体情報とを表示し、前記警報手段は、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報と被験者の生体情報とに基づいて警報を発するものである前項19記載の在床位置監視システム。
本発明は以下の効果を奏する。
[1]の発明によれば、在床位置検出用パネルを、例えばベッドに着床する被験者の体幅方向(長方形ベッドの幅方向)へパネル基体の長手方向を沿わせてパネル設置面上に配置しておくことにより、被験者の荷重を受けた荷重受け板を介して両起歪体が歪み、この歪みの変動が各起歪体に装着された歪み検出センサにより検出されることで各歪み検出センサからそれぞれ信号が出力される。この出力信号に基づいて被験者のベッド幅方向における在床位置を正確に検出することが可能となる。そのため、例えば被験者のベッドからの転落を確実に防止することができる。
[2]の発明によれば、パネル基体が平板状剛性材で構成されているので、パネル全体の薄形化に寄与でき、また平面視略ロ字形であるから、パネル基体の形成も比較的簡単に行える。
[3]の発明によれば、パネル基体の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金であるから、軽量化が図れ、また耐久寿命が長くなる。
[4]の発明によれば、荷重受け板の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金であるから、軽量化が図れ、また耐久寿命が長くなる上、さらに、荷重受け板が適度に撓むようになり、もって起歪体に被験者の荷重を確実に伝達することができる。
[5]の発明によれば、パネル基体の厚みが荷重受け板の厚みより大きく設定されているから、荷重受け板が大きな荷重を受けて下方へ過剰に撓んだとしても、パネル基体の上面が被験者側の部材(例:マット)に対するストッパ面として働き、このため、荷重受け板の下面がパネル設置面に当接するのが防止され、起歪体に適正な荷重が加えられる。
[6]の発明によれば、起歪体は、起歪体における荷重受け板用固定部位が該起歪体におけるパネル基体用固定部位よりも低い高さ位置になるように形成されているので、荷重受け板を組み付た状態でのパネル全体の厚みが比較的小さくなり、薄形化に役立つ。
[7]の発明によれば、荷重受け板と起歪体との固定個所に局部的接触部が介在してあるので、余計な曲げ変形が発生せず、荷重受け板が受けた荷重のみが効率良く起歪体に伝達され、このため歪み検出センサによる歪み検出が適正に行われる。
[8]の発明によれば、局部的接触部がスぺーサ部材であるから、比較的安価に製作可能である。
[9]の発明によれば、局部的接触部が荷重受け板と起歪体の各対向面のいずれかに一体形成された突部で構成されているから、局部的接触部のための別部材が不要で、部品点数の増大が回避される。
[10]の発明によれば、起歪体における歪み検出センサ装着部の近傍部が局部的に幅狭になっているので、荷重を受けた際の起歪体の歪みが有効に歪み検出センサに伝達される。
[11]の発明によれば、起歪体における荷重受け板との固定箇所が該起歪体の幅方向の外端寄りの位置に設定されているので、荷重を受けた荷重受け板により起歪体に幅方向内方への引っ張り力が作用して該起歪体が捲り上げられようとしても、これを起歪体に作用する押下げ力で相殺させることができ、もって起歪体に適正な歪みを生じさせることができる。
[12]の発明によれば、各起歪体に装着された歪み検出センサとしての歪みゲージによりそれぞれブリッジ回路が形成されているので、被験者の在床位置の検出に用いられる信号を確実に出力することができる。
[13]の発明によれば、被験者の在床位置の検出に用いられる信号を更に確実に出力することができる。
[14]の発明によれば、被験者の在床位置の検出と被験者の生体情報の計測とを行うことができる在床位置検出用パネルを提供できる。
[15]の発明によれば、本発明の在床位置検出用パネルと所定の演算手段とを備えているので、被験者の在床位置を確実に検出することができる。
[16]の発明によれば、被験者の在床位置を確実に検出することができる上、更に被験者の生体情報をも確実に計測することができる。
[17]の発明によれば、被験者の在床位置を確実に検出することができる。
[18]の発明によれば、被験者の在床位置を確実に検出することができる上、更に被験者の生体情報をも確実に計測することができる。
[19]の発明によれば、被験者の在床位置を確実に監視することができる。
[20]の発明によれば、被験者の在床位置を確実に監視することができる上、更に被験者の生体情報をも確実に監視することができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の第1実施形態にかかる在床位置検出用パネルを備えた在床位置検出装置を示す斜視図である。
この実施形態の在床位置検出装置100は、図1に示すように、例えば就寝中の被験者Sのベッド幅方向における在床位置を検出するためのもので、医療施設、介護施設、一般家庭などで用いられるものである。被験者Sとして、健康人、病人、乳幼児、認知症患者、被介護者、高齢者などを挙げることができる。なお本発明では、この在床位置検出装置100は、就寝の他に、休息、療養、診察、検査等を目的としてベッドBD上に着床した被験者Sの在床位置を検出するためのものであっても良い。また、ベッドBDは、医療施設(例:病院)、高齢者施設、介護施設、一般家庭等で使用されるものであり、病室、検査室、診察室、寝室、休憩室内等に設置されるものである。
さらに、この在床位置検出装置100は、被験者Sの在床位置の検出の他に、被験者Sの体動(例:寝返り)、呼吸、脈拍(拍動)等の生体情報、更には離床・着床情報をも計測することができるものとなされている。
この在床位置検出装置100は、在床位置検出用パネル10と、制御装置200とを備えている。
パネル10は、例えば平面視長方形のベッドBDのベッドボトム面BDa(パネル設置面)と被験者Sの下に敷かれるマットレスなどの弾性を有するマットBmとの間に、水平に配置されるものであり、詳述すると、ベッドボトム面BDa上に、被験者Sの体幅方向、つまりベッドBDの幅方向(左右方向)へ沿って設置されて使用されるものである。そして、このパネル10上にマットBmが敷設される。
勿論、本発明では、パネル10は、被験者Sが睡眠するためのベッドBD(即ち睡眠用ベッド)に限らず、ソファ、診察台、検査台、ストレッチャー等に使用することもでき、また、床や畳、あるいは布団などの上にパネル10を設置して使用しても良い。
次に、パネル10の詳しい構成について、図1〜図6を参照して説明する。
図1〜図6において、パネル10は、パネル基体1と、左右一対の起歪体2,3と、一対2組の左側の歪み検出センサ4(4A,4B,4C,4D)及び右側の歪み検出センサ5(5A,5B,5C,5D)と、荷重受け板6と、演算手段7(図9参照)とを備えている。
パネル基体1は、互いに所定間隔gをおいて配置され、かつベッドBD上に横臥(着床)した被験者Sの体幅方向へ沿って延びる平行な一対の長辺部11A,11Bを有する枠形のものであって、剛性を有している。
具体的には、この例におけるパネル基体1は、アルミニウム又はアルミニウム合金製の平板状剛性材で構成された一対の長辺部11A,11Bの長手方向の両端部同士を、それぞれアルミニウム又はアルミニウム合金製の平板状剛性材で構成された短辺部12A,12Bで平面視ロ字形に一体連結して形成されたものである。
パネル基体1を平板材で構成してあるので、パイプなどで構成したものに比してパネル全体を薄形にするのに寄与できる。
なお本発明では、パネル基体1は、枠体であれば、平面視ロ字形に限定されるものではない。
また、このパネル基体1は、被験者Sの荷重(体重)を受けても殆ど変形しない剛性体であれば、その構成材として、他の金属や樹脂が使用可能であるが、この例のように、アルミニウム又はその合金を使用すると、全体の軽量化が図れるうえ、発錆のおそれも少なく、耐用寿命を延ばすことができる。
さらに、アルミニウム又はその合金はリサイクル性に優れているので、廃棄処分する際にこれをリサイクルに供することができる。さらに、アルミニウム合金を使えば、より一層高い強度を確保できる。
パネル基体1において、長辺部11Aにおける内側面に平板状の基板取付け部13が内方突出状に一体形成されており、この基板取付け部13には、後述する中央演算処理部(CPU)73、増幅部71、A/D変換部72等の回路構成部品を搭載した配線基板15がねじ14などで取り付けられている。
この基板取付け部13がパネル基体1に一体形成されているので、配線基板15の取付け部を別途に用意する必要がなくなる。
なお、配線基板15には、左側の歪み検出センサ4(4A,4B,4C,4D)および右側の歪み検出センサ5(5A,5B,5C,5D)からの出力信号線80,80などが接続されている。81は、制御装置200への信号伝送線や歪み検出センサ4(4A,4B,4C,4D)および5(5A,5B,5C,5D)への入力電圧印加用の電線などを含むケーブルである。
パネル基体1の長さ寸法Lは、ベッドBD(又はベッドボトム面BDa)の幅方向の寸法と同じ又は同程度で、例えば700〜1000mm程度が好ましく、幅寸法Wは、100〜500mm程度が好ましい。さらに、Wは、W/L=0.1〜0.7の範囲であることが好ましい。また、厚み(高さ)寸法t1は、1〜5mm程度が好ましい。
なお、この実施形態では、例えば、パネル基体1の長さ寸法Lが730mm、幅寸法Wが150mm、厚み寸法t1が5mmとしてある。ただし本発明は、パネル基体1の寸法は上記の寸法であることに限定されるものではない。
左右一対の起歪体2,3は、パネル基体1の長手方向両端側に位置しており、被験者Sの荷重を荷重受け板6を介して受けることにより弾性的に撓み変形する(即ち歪む)ものである。各起歪体2、3はそれぞれ平面視略長方形の金属板、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金製の板で構成されている。なお、この起歪体2,3の厚みt2は、5mm程度以下であるのがよい。
起歪体2,3の構成材としては、アルミニウム又はその合金以外の材料、例えば鉄なども使用可能であるが、アルミニウムは鉄などの比べてヤング率が1/3程度と低いので、被験者Sの荷重変動による歪み変動を確実に検出するのに有効であり、もって僅かな変動を高精度に検出することができる。
左側の起歪体2は、パネル基体1における左側の短辺部12Aの近傍に位置して、パネル基体1の一方の長辺部11A上と他方の長辺部11B上とに跨って配置されている。また、右側の起歪体3は、パネル基体1における右側の短辺部12Bの近傍に位置して、パネル基体1の一方の長辺部11A上と他方の長辺部11B上とに跨って配置されている。
さらに、左側の起歪体2の長手方向の一端部2aは、パネル基体1に連結固定されるパネル基体用固定部位である。そして、この起歪体2のパネル基体用固定部位2a(即ち一端部)が、パネル基体1の一方の長辺部11A上に重ね合わされた状態で、該長辺部11Aにこれに設けられた複数のねじ孔21に螺合する複数のねじ22で固定されている。これと同様に、この起歪体2の長手方向の他端部2bは、パネル基体用固定部位である。そして、この起歪体2のパネル基体用固定部位2b(即ち他端部)が、パネル基体1の他方の長辺部11B上に重ね合わされた状態で、該長辺部11Bにネジ22で固定されている。
なお、左側の起歪体2の長手方向の両端部2a,2bには、前記ねじ22,22が挿通されるねじ挿通孔23,23がそれぞれ形成されている。
また同じく、右側の起歪体3の長手方向の一端部3aは、パネル基体1に連結固定されるパネル基体用固定部位である。そして、この起歪体3のパネル基体用固定部位3a(即ち一端部)が、パネル基体1の一方の長辺部11A上に重ね合わされた状態で、該長辺部11Aにこれに設けられた複数のねじ孔21に螺合する複数のねじ22で固定されている。これと同様に、この起歪体3の長手方向の他端部3bは、パネル基体用固定部位である。そして、この起歪体3のパネル基体用固定部位3b(即ち他端部)が、パネル基体1の他方の長辺部11B上に重ね合わされた状態で、該長辺部11Bにネジ22で固定されている。
なお、右側の起歪体3の長手方向の両端部3a,3bには、前記ねじ22,22が挿通されるねじ挿通孔23,23がそれぞれ形成されている。
勿論、本発明では、左右の一対の起歪体2,3のパネル基体1に対する固定手段は、上述のようなねじ22を使うものに限らず、例えば、リベット、溶接、摩擦撹拌接合、ろう付などで固定することも可能である。
左側の起歪体2の長手方向中間部2cは、荷重受け板6の左端部6aと連結固定される荷重受け板用固定部位である。そして、この起歪体2の荷重受け板用固定部位2cが該起歪体2のパネル基体用固定部位2a、2bよりも低い高さ位置になるようにこの起歪体2が形成されている。具体的には、この起歪体2の荷重受け板用固定部位2cの上面とパネル基体用固定部位2a、2bの上面との間に、荷重受け板用固定部位2cの上面がパネル基体用固定部位2a、2bの上面よりも低い高さ位置になるように段差が形成されている。
また同じく、右側の起歪体3の長手方向中間部3cは、荷重受け板6の右端部6bと連結固定される荷重受け板用固定部位である。そして、この起歪体3の荷重受け板用固定部位3cが該起歪体3のパネル基体用固定部位3a、3bよりも低い高さ位置になるようにこの起歪体3が形成されている。具体的には、この起歪体3の荷重受け板用固定部位3cの上面とパネル基体用固定部位3a、3bの上面との間に、荷重受け板用固定部位3cの上面がパネル基体用固定部位3a、3bの上面よりも低い高さ位置になるように段差が形成されている。
勿論、本発明では、起歪体2,3は平坦状のままでこれに荷重受け板6が固定されるものでもよいが、この実施形態のように、起歪体2,3の荷重受け板用固定部位2c,3cが低い高さ位置になるように形成してあると、パネル10の全体の厚みを小さく抑えることができる。
また、左側の起歪体2における荷重受け板6の左端部6aとの固定個所は、該起歪体2における幅方向の中心線よりも外端寄りの位置に設定されている。これと同様に、右側の起歪体3における荷重受け板6の右端部6bとの固定個所は、該起歪体3における幅方向の中心線よりも外端寄りの位置に設定されている。
歪み検出センサ4(4A,4B,4C,4D)、5(5A,5B,5C,5D)は、被験者Sの荷重変動による起歪体の歪み変動を検出するものであり、本実施形態では、歪みゲージからなる。
この歪み検出センサ4、5からの出力信号は、被験者Sの在床位置の検出と被験者Sの生体情報の計測とに用いられる。
左側の起歪体2には一対2組(即ち合計4個)の歪みゲージ4A,4B,4C,4Dが装着されており、右側の起歪体3には一対2組(即ち合計4個)の歪みゲージ5A,5B,5C,5Dが装着されている。
左側の4個の歪みゲージ4A,4B,4C,4Dうちの2個の歪みゲージ4A,4Bは、2次元の一方の方向の歪み検出用として、左側の起歪体2の一端側上面に該起歪体2の幅方向に並んで接着剤により貼り付けられており、他の2個の歪みゲージ4C,4Dは、2次元の他方の方向の歪み検出用として、左側の起歪体2の一端側下面に該起歪体2の長手方向に並んで接着剤により貼り付けられている(図3及び図6参照)。
また、右側の歪みゲージ5A,5B,5C,5Dうちの2個の歪みゲージ5A,5Bは、2次元の一方の方向の歪み検出用として、右側の起歪体3の一端側上面に該起歪体3の幅方向に並んで接着剤などにより貼り付けられており、他の2個の歪みゲージ5C,5Dは、2次元の他方の方向の歪み検出用として、右側の起歪体3の一端側下面に該起歪体3の長手方向に接着剤などにより貼り付けられている(図3及び図6参照)。
左側の起歪体2の歪みゲージ装着部の近傍部は、その左右両側縁部に略コ字状の切欠部2d,2dが設けられることにより局部的に幅狭に形成されている。また同じく、右側の起歪体3の歪みゲージ装着部近傍部は、その左右両側縁部に略コ字状の切欠部3d,3dが設けられることにより局部的に幅狭に形成されている。
さらに、左側の一対2組の歪みゲージ4(4A,4B,4C,4D)は、図7に示すように、ホイーストンブリッジ回路4BCが形成されるように互いに電気的に接続されている。また同じく、右側の一対2組の歪みゲージ5(5A,5B,5C,5D)は、図8に示すように、ホイーストンブリッジ回路5BCが形成されるように互いに電気的に接続されている。
勿論、本発明では、歪みゲージ4は、被験者Sの荷重を荷重受け板6を介して受けた場合の起歪体2,3の歪みを検出できれば、起歪体2、3の上下両面に一対2組設けるものに限らず、例えば各起歪体2,3にそれぞれ一個ずつ装着したものであってもよいし、一対3組や一対4組以上装着したものであってもよい。
荷重受け板6は、弾性的に撓曲可能なものであって、被験者Sの荷重を受けて起歪体2、3を変形させて歪ませるものであり、被験者Sの体幅方向、つまりベッドBDの幅方向(左右方向)へ沿って延びる細帯状の金属板、例えばアルミニウム又はその合金製の長板材からなる。
勿論、本発明では、荷重受け板6の構成材として、鉄なども使用可能である。しかるに、アルミニウム又はその合金を使用すると、軽量化に寄与でき、発錆のおそれも少ない。さらに、この荷重受け板6の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金であることにより、荷重受け板6が適度に且つ確実に撓むようになり、もって各起歪体2、3に被験者の荷重を確実に伝達することができる。
この荷重受け板6は、左側の起歪体2上と右側の起歪体3上とに跨がって配設されている。そして、この荷重受け板6の左端部6aは、左側の起歪体2の荷重受け板用固定部位2c上にワッシャ63を介して重ね合わされた状態で、荷重受け板用固定部位2cに、該固定部位2cの幅方向の外端寄りで且つ長手方向の端寄りの位置に設けられたねじ孔61に螺合するねじ62で固定されている。また同じく、荷重受け板6の右端部6bは、右側の起歪体3の荷重受け板用固定部位3c上にワッシャ63を介して重ね合わされた状態で、荷重受け板用固定部位3cに、該固定部位3cの幅方向の外端寄りで且つ長手方向の端寄りの位置に設けられたねじ孔61に螺合するねじ62で固定されている。
したがって、荷重受け板6の左端部6aと左側の起歪体2の荷重受け板用固定部位2cとの対向面間には、両者6,2が局部的に接触して固定されるように、前記ねじ62に対応するワッシャ63がスぺーサ部材として介在されている。これと同様に、荷重受け板6の右端部6bと右側の起歪体3の荷重受け板用固定部位3cとの対向面間には、両者6,3が局部的に接触して固定されるように、前記ねじ62に対応するワッシャ63がスペーサ部材として介在されている。
なお、本発明では、スペーサ部材としては、ワッシャ63以外の部材であってもよい。また、荷重受け板6と起歪体2,3とが局部的に接触するように、荷重受け板6と起歪体2,3との各対向面のいずれか一方に突部が一体形成されていてもよい。その場合は、部品点数の増大化を抑止することができる。また本実施形態では、荷重受け板6と起歪体2、3との締結手段として、ねじ62が用いられているが、本発明では、リベットやボルト等の他の締結手段であっても良い。
この荷重受け板6の長さ寸法lは、パネル基体1の長さ寸法Lと同じか僅かに短く、例えば650〜950mm程度が好ましく、幅寸法dは、20〜400mm程度であればよい。また、厚み(高さ)寸法t3は、パネル基体1の厚みt1以下であるのが好ましく、具体的には1〜5mm程度が好ましい。また、gは、荷重受け板6が下降変位可能な大きさであればよく、例えば、g=(1.1〜20)×dの範囲であることが好ましい。ただし本発明では、荷重受け板6の寸法は上記の範囲であることに限定されない。
この実施形態では、荷重受け板6の厚みt3がパネル基体1の厚みt1よりも小さく設定されており、これにより、パネル基体1の上面1aは、荷重受け板6が過度の荷重を受けた際に該荷重受け板6の下面6cがパネル設置面としてのベッドボトム面BDaに当接するのを阻止するための、マットBmの下方への移動を停止するストッパ面として設定されている。
なお、この荷重受け板6を含めてパネル10の全体の厚みTは、被験者Sが着床した際に違和感を感じさせないようにさせる点で、15mm以下に設定するのがよく、さらに好ましくは、10mm以下である。この例では、荷重受け板6の長さ寸法lが680mm、幅寸法dが50mm、厚み(高さ)寸法t3が5mmとなっている。
なお本発明では、荷重受け板6は、パネル基体1と一緒に長さ方向(ベッドBDの幅方向)に伸縮できるように構成しても良く、その場合には、ベッドBDの幅寸の異なるものにも容易に対応可能となる。
演算手段7は、図9に示すように、左側の歪みゲージ4(4A,4B,4C,4D)からの出力信号、つまり左側のブリッジ回路4BCからの出力信号と、右側の歪みゲージ5(5A,5B,5C,5D)からの出力信号、つまり右側のブリッジ回路5BCからの出力信号とに基づいて被験者Sの在床位置を演算するものである。ここで本実施形態では、演算手段7は、被験者Sの在床位置をはじめ、更に被験者Sの生体情報(体動、呼吸、脈拍等)等を演算するものである。
この演算手段7は、中央演算処理部(CPU)73の他に、中央演算処理部73の動作プログラムを記憶したROM、中央演算処理部73の作業領域となるRAM(いずれも図示せず)などを有しており、配線基板15上に搭載されている。
制御装置200は、演算手段7からの出力に基づく各種情報の解析や、在床位置検出装置全体の動作を制御するであり、例えばパーソナルコンピュータ(PCという)からなる。
この制御装置200は、表示手段201、通信手段202及び警報手段203を有している。
表示手段201は、演算手段7により演算された在床位置情報及び生体情報等を表示するものであり、CRTや液晶ディスプレイ等を有している。
通信手段202は、演算手段7により演算された在床位置情報及び生体情報等を遠隔地に送信するものである。
警報手段203は、演算手段7により演算された在床位置情報及び生体情報等に基づいて警報を発する等の所要の警報動作を行うものであり、スピーカ等を有している。
なお本発明では、表示手段201は、通信手段202により遠隔地に送信された被験者の在床位置情報及び生体情報等を表示するものとなされていても良い。また、警報手段203は、通信手段202により遠隔地に送信された被験者の在床位置情報及び生体情報等に基づいて警報を発するものとなされていても良い。
図9は、在床位置検出装置100のブロック図である。
この在床位置検出装置100は、前記左右のブッリジ回路4BC,5BCと、前記演算手段7と、前記制御装置200とを備えている。
演算手段7は、増幅部71と、A/D変換部72と、前記中央演算処理部73とを備えている。
増幅部71は、左右のブリッジ回路4BC,5BCからの各出力信号を増幅するものである。
A/D変換部72は、増幅部71で増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換するものである。
中央演算処理部73は、左側のブリッジ回路4BCからの出力信号(出力電圧)と、右側のブリッジ回路5BCからの出力信号(出力電圧)とを所定のプログラムに従って比較し、その比較結果に基づいて被験者Sの在床位置情報及び生体情報等についての演算を行うものである。生体情報についての演算処理は、公知の方法、例えばFFT(Fast Fourier Transformation)法による周波数解析によって行われる。
さらに、中央演算処理部73では、被験者Sの着床・離床情報などについての演算が行われる。
制御装置200における表示手段201では、演算された被験者Sの在床位置情報及び生体情報等がCRTや液晶ディスプレイ等のモニタ画面上にリアルタイムで表示される。
通信手段202では、演算された在床位置情報及び生体情報等が、電話回線網、インターネット、有線LAN、無線LAN等の所定の有線通信網又は無線通信網を介して看護センターなどの監視室や携帯電話などに送信される。
警報手段203では、演算された在床位置情報と生体情報等が所定範囲や値から外れた場合に、看護師、監視者、被験者などに対してスピーカ等から警報が発せられる。
次に、在床位置検出用パネル10および在床位置検出装置100を用いて在床位置を検出する方法について以下に説明する。
まず、パネル10を、ベッドBDのベッドボトム面BDa上における、被験者Sの背中対応位置又は臀部対応位置に、該パネル10の長さ方向がベッド幅方向になるように設置する。勿論、本発明では、ベッドBDのベッドボトム面BDa上に複数のパネル10を被験者Sの身長方向(即ちベッドボトム面BDaの長手方向)に間隔をおいて設置してもよい。
また、パネル10が設置位置から不本意にずれないように、該パネル10をベッドBDに対して固定してもよい。
この状態で、パネル10をベッドBDのベッドボトム面BDaとマットBmとで挟み込むように、該パネル10上にマットBmを敷設する。
このように、ベッドボトム面BDa上にその幅方向へ沿ってパネル10を配置する操作のみで、簡単に在床位置検出のための準備が完了する。
被験者SがマットBm上に横臥姿勢で着床(就寝)すると、被験者Sの荷重を受けてパネル10における荷重受け板6が撓む。このように荷重受け板6が撓むと、その荷重が左右の両起歪体2,3に伝達され、被験者Sのベッド幅方向における在床位置に応じて両起歪体2,3がそれぞれ歪む。
そして、就寝中の被験者Sの生体活動に伴い両起歪体2,3の歪み量がそれぞれ僅かに変動する。この歪み変動が左側の歪みゲージ4(4A,4B,4C,4D)で形成された左側のブリッジ回路4BCと右側の歪みゲージ5(5A,5B,5C,5D)で形成された右側のブリッジ回路5BCとによって検出される。そして、左右のブリッジ回路4BC,5BCからの各出力信号が出力信号線80,80を介して演算手段7に送信される。
演算手段7では、これら出力信号に基づいて被験者Sの在床位置及び生体情報等が演算される。
ところで、荷重受け板6に過度の荷重が加わって大きく撓んだ場合に、仮に、この荷重受け板6の下面6cがベッドボトム面BDaに接触するような事態が起きると、その荷重はベッドボトム面BDaで分散されてしまい、左右の起歪体2,3に荷重が有効に伝達されなくなってしまう。
そこで、このような不具合を防止するため、この実施形態では、パネル基体1の厚みt1を荷重受け板6の厚みt3よりも大きく設定している。すなわち、荷重受け板6が大きな荷重を受けて過度に撓んだ場合でも、この荷重受け板6の上面がパネル基体1の上面1aよりも下方へ変位しようとすれば、荷重受け板6の下面6cがベッドボトム面BDaに当接する前に、マットBmの下面がパネル基体1の上面1aに当接するため、荷重受け板6の下面6cがベッドボトム面BDaに接触するのを未然に防止できる。すなわち、パネル基体1の上面1aがストッパ面として作用している。これにより、荷重受け板6に受けた荷重が適正に起歪体2,3に伝達されることになる。
また、荷重受け板6が荷重を受けて撓み変形した際には、起歪体2、3の荷重受け板用固定部位2c、3cがその幅方向内側へ引っ張られ、これにより、起歪体2、3にはこれをその上側から幅方向内側へと捲り上げるような力が加わり、起歪体2、3が異常変形を起こし易い傾向がある。
これを防止するため、上述したように、左側の起歪体2の荷重受け板6の左端部6aとの固定個所を、該起歪体2における幅方向の中心線よりも外端寄りの位置に設定し、これと同様に、右側の起歪体3の荷重受け板6の右端部6bとの固定個所を、該起歪体3における幅方向の中心線よりも外端寄りの位置に設定してある。したがって、荷重受け板6が荷重を受けると、起歪体2、3にはこれを押し下げるような力が大きく加わり、この押下げ力と起歪体2、3を捲り上げるようとする力とが相殺され、その結果、起歪体2、3が適正に撓む(歪む)ようになる。
演算手段7により演算されて得られた被験者Sの在床位置情報及び生体情報等は、表示手段201によって表示されるとともに、通信手段202によって監視者などや携帯電話に送信される。
また、在床位置や生体情報が所定範囲や値から外れた場合には、警報手段203によって監視者などに対して警報が発せられる。
次に、演算手段7における中央演算処理部73で実行される処理について、図10のフローチャートを参照して以下に説明する。以下の処理の説明ならびに図10中では、ステップをSと略記する。
なお、演算手段7には、被験者Sの在床位置、呼吸数、脈拍数(心拍数)および体動数についての好適な範囲又は値が、予め記憶部(図示せず)に記憶されている。
図10において、S301では、左右のブリッジ回路4BC,5BCからの各出力信号を読み取る。次いで、S302、S309およびS312にそれぞれ進む。
S302では、左右のブリッジ回路4BC,5BCからの各出力信号に基づいて、FFT法などの公知の方法により周波数解析を行う。次いで、S303およびS306にそれぞれに進む。
S303では、解析された周波数から呼吸数の検出を行う。次いで、S304に進む。
S304では、呼吸数が所定範囲内にあるか否かについて判定を行う。呼吸数が所定範囲外であると判定された場合には、「NO」として、S305に進み、警報信号を警報手段203に発信する。一方、呼吸数が所定範囲内にあると判定された場合には、「YES」として、S301に戻る。なお、このS304では、被験者Sの呼吸情報(いびき情報を含む)をはじめ、被験者の生死、睡眠状態、睡眠時無呼吸症候群などに関する情報を得ることができる。
S306では、解析された周波数から脈拍数(心拍数)の検出を行う。次いで、S307に進む。
S307では、脈拍数が所定範囲内にあるか否かについて判定を行う。脈拍数が所定範囲外であると判定された場合には、「NO」として、S308に進み、警報信号を警報手段203に発信する。一方、脈拍数が所定範囲内にあると判定された場合には、「YES」として、S301に戻る。なお、このS307では、被験者Sの生死、睡眠状態などに関する情報を得ることができる。
S309では、左側のブリッジ回路4BCからの出力信号と右側のブリッジ回路5BCからの出力信号とを所定の計算式を用いて比較し、その比較結果に基づいて被験者Sの在床位置(即ち就寝位置)についての解析を行う。次いで、S310に進む。
S310では、被験者Sの在床位置がベッドBDの幅方向の所定位置であるか否かについて判定を行う。被験者Sの在床位置がベッドBDの幅方向の所定位置ではない(例えば、在床位置がベッドの幅方向の端部寄りの位置である)と判定された場合には、「NO」として、S311に進み、警報信号を警報手段203に発信する。警報手段203により発せられた警報をもとに被験者SのベッドBDからの転落防止のための処置を確実に行うことができる。一方、被験者Sの在床位置がベッドBDの幅方向の所定位置である(例えば、在床位置がベッドBDの幅方向の中央位置である)と判定された場合には、「YES」として、S301に戻る。
S312では、被験者Sの寝返りなどの体動の検出を行う。次いで、S313に進む。
S313では、被験者Sの寝返り数などの体動数が所定範囲内であるか否かについて判定を行う。体動数が所定範囲外であると判定された場合には、「NO」として、S314に進み、警報信号を警報手段203に発信する。そして、警報手段203により発せられた警報をもとに褥瘡(じょくそう)の発生防止のための処置を行うことができる。一方、体動数が所定範囲内である(例えば、被験者Sの体動が適度にある。)と判定された場合には、「YES」として、S301に戻る。
而して、上記実施形態の在床位置検出用パネル10および在床位置検出装置100を使用して被験者Sの在床位置を検出できるか否かを検証するために、図11に示すように、一定の錘(重量が20kg、140mm×210mmの座面をもつ)Mを被験者SとしてベッドBDのマットBm上に載置した。そして、この錘Mの載置位置をベッドBDの幅方向の一端から他端(座標800mm)まで一定の距離(50mm)ずつ移動させて、錘Mの載置位置の検出を試みた。
なお、この測定では、パネル10として、パネル基体1の長さ寸法Lが730mm、幅寸法Wが150mm、厚み寸法t1が5mmのものを使用した。また、荷重受け板6の長さ寸法lが680mm、幅dが50mmのものを使用した。その検証結果を図12に示す。なお、図12において、実際の錘Mの載置位置と測定値との間に誤差がない場合は、図中の直線N上に測定点(◆印)がプロットされる。
この検証で用いた在床位置の計算方法を以下に示す。
すなわち、図13に示すように、ベッドBDの幅方向の一端を原点(座標0)とした時、原点からの距離と左右のブリッジ回路4BC,5BCからの各出力電圧(出力信号)はそれぞれある一次関数の関係として表すことができる。ベッドBDの幅方向中央位置に錘Mを載置したときに左右のブリッジ回路4BC,5BCからのそれぞれの出力電圧をV14BC、V15BCとし、錘Mを載置する前の出力電圧をそれぞれV04BC、V05BCとすると、それぞれ錘Mを載置したことによる出力電圧の増分はV4BC=V14BC−V04BC、V5BC=V15BC−V05BCとなる。しかるに、ベッドBDの幅方向中央位置に錘Mを載置した場合、両方のブリッジ回路4BC、5BCからの出力電圧は等しくなければならない。ここで、係数K4BC、K5BCを導入すると、次の式が成立する。
4BC×V4BC=K5BC×V5BC …(i)
ベッドBDの幅方向中央位置に錘Mを載置した場合は常に上記式(i)が成り立つようにK4BC、K5BCの値を最初の設置時に決定しなければならない。
このK4BC、K5BCが決定されることにより、在床位置Pは次式(ii)で計算することができる。
P=K5BC×V5BC×LX/(K4BC×V4BC+K5BC×V5BC) …(ii)
だだし、LXはベッドの幅方向の長さである。
図14は、上記実施形態の在床位置検出用パネル10および在床位置検出装置100により被験者Sの生体情報を実際に計測した場合の、左側のブリッジ回路4BC(又は右側のブリッジ回路5BC)からの出力信号(出力電圧)の一実測例を示す図(グラフ)である。
なおこの測定では、パネル10として上の場合と同じものを使用した。
同図ではブリッジ回路4BC,5BCからの出力信号は波形として表されている。この出力波形では、被験者Sの呼吸に起因する呼吸波成分と、被験者Sの脈拍(心拍)に起因する脈拍波成分(心拍波成分)とが重畳されている。この出力波形において、波長が長くて連続するうねり状の波が呼吸波成分であり、パルス状の波が脈拍波成分である。この出力波形では、呼吸周期が3〜4秒であり、脈拍周期が約1秒である。
この結果から分かるように、本実施形態の在床位置検出装置100によれば、被験者Sの在床位置の検出の他に、更に、被験者Sの呼吸と脈拍(拍動)の生体情報をも計測できることを確認し得た。
なお、この在床位置検出用パネル10及び在床位置検出装置100によれば、ベッドBD上に横臥した被験者Sの睡眠中の在床位置を検出できるだけではなく、更に、覚醒状態(即ち目が覚めている状態)の被験者SがベッドDB上に横臥(着床)することにより、覚醒状態の被験者Sの在床位置を計測することができる。
また、本第1実施形態の在床位置監視システムは、上記在床位置検出用パネル10と、演算手段7と、表示手段201と、通信手段202と、警報手段203とを備えている。したがって、この監視システムによれば、被験者Sの在床位置を確実に監視することができ、もって被験者Sのベッドからの転落を確実に防止することができる。
図15および図16は、それぞれ、本発明の第2実施形態の在床位置検出用パネル10を示す平面図およびX−X線に沿った断面図であり、図1〜図6と同一もしくは相当部には、同一符号を付してそれらの説明を省略する。
これらの図において、荷重受け板6の左右の端部6a,6bは、それぞれ左右の各起歪体2,3の長手方向中央部に固定されている。
また、左側の一対2組の歪みゲージ4(4A,4B,4C,4D)は、左側の起歪体2の長手方向中央部における荷重受け板用固定部位の両側の上面にそれぞれ2個ずつ別けて装着されている。
また、右側の一対2組の歪みゲージ5(5A,5B,5C,5D)は、右側の起歪体3の長手方向中央部における荷重受け板用固定部位の両側の上面にそれぞれ2個ずつ別けて装着されている。
この第2実施形態の在床位置検出用パネル10は、上記第1実施形態のものと同様の効果が発揮されるうえ、荷重受け板6の両端部6a,6bが起歪体2,3の長手方向中央部に固定されていることから、起歪体2、3に捩れが生じにくいという利点がある。
以上で、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に示したものに限定されるものではなく、様々に設定変更可能である。
例えば、本発明では、左右の歪みゲージ4、5の組数は、3組であっても良いし4組以上であっても良い。
また、本発明では、在床位置検出用パネルや在床位置検出装置には、必要に応じて安全上の装置が付設されていても良いし、安全上の処理が施されていても良い。
また、本発明では、歪み検出センサは、歪みゲージに限定されるものではなく、起歪体の歪み変動を検出可能なセンサであれば歪みゲージ以外のセンサであっても良い。
また、本発明では、被験者の在床位置は、起歪体に装着された歪み検出センサからの出力信号だけに基づいて検出されるものとなされていても良いし、歪み検出センサと当該センサ以外のセンサからの信号とに基づいて検出されるものとなされていても良い。
また、本発明では、歪みゲージの起歪体への取付け手段(装着手段)として、接着剤による貼付けの他に、カシメ、ネジ止め、リベット止め、溶接等の機械的接合手段が例示される。
本発明は、例えばベッドやソファなどに敷設されて、着床状態の被験者の在床位置を検出するために用いられる在床位置検出用パネル、在床位置検出装置、在床位置検出方法及び在床位置監視システムに利用可能である。
この発明の第1実施形態にかかる在床位置検出用パネルを備えた在床位置検出装置を使用状態で示す概略斜視図である。 同パネルの分解斜視図である。 同パネルの平面図である。 図3中のX−X線に沿った断面図である。 図3中のY−Y線に沿った断面図である。 同パネルの底面図である。 同パネルにおける左側歪みゲージのブリッジ回路図である。 同パネルにおける右側歪みゲージのブリッジ回路図である。 同検出装置における電気的構成を示すブロック図である。 同検出装置における検出処理のフローチャートである。 同検出装置を使用して在床位置の検出についての検証を行う場合の説明図である。 図11による検証結果を示す図(グラフ)である。 図11による検証で用いた在床位置の計算方法を説明するための図である。 同検出装置のブロック回路からの出力信号の一実測例を示す図(グラフ)である。 この発明の第2実施形態にかかる在床位置検出用パネルの平面図である。 図15中のX−X線に沿った断面図である。
符号の説明
1…パネル基体
1a…パネル基体の上面(ストッパ面)
2,3…起歪体
2a,3a…起歪体の一端部(パネル基体用固定部位)
2b,3b…起歪体の他端部(パネル基体用固定部位)
2c,3c…起歪体の中央部(荷重受け板用固定部位)
2d,3d…切欠部
4(4A,4B,4C,4D)…歪み検出センサ(歪みゲージ)
5(5A,5B,5C,5D)…歪み検出センサ(歪みゲージ)
4BC,5BC…ブリッジ回路
6…荷重受け板
6a…荷重受け板の一端部
6b…荷重受け板の他端部
6c…荷重受け板の下面
7…演算手段
10…在床位置検出用パネル
11A,11B…パネル基体の長辺部
63…局部的接触部(スぺーサ部材)
100…在床位置検出装置
BD…ベッド
BDa…ベッドボトム面(パネル設置面)
S…被験者

Claims (20)

  1. 着床状態の被験者の荷重を受けて該被験者の在床位置を検出するために使用される在床位置検出用パネルであって、
    互いに所定間隔をおいて配置され、かつ被験者の体幅方向へ沿って延びる平行な一対の長辺部を有する枠形の剛性パネル基体と、
    前記パネル基体における長手方向両端側にそれぞれ位置し、前記一対の長辺部のうち一方の長辺部と他方の長辺部とに跨がってそれぞれ固定された一対の起歪体と、
    前記一対の起歪体のうち一方の起歪体上と他方の起歪体上とに跨がって固定され、被験者の荷重を受ける荷重受け板と、
    前記両起歪体にそれぞれ装着され、各起歪体の歪み変動を検出する歪み検出センサと、
    を備え、
    前記歪み検出センサからの出力信号は、被験者の在床位置の検出に用いられることを特徴とする在床位置検出用パネル。
  2. 前記パネル基体が平板状剛性材で構成されるとともに、平面視略ロ字形に形成されている請求項1記載の在床位置検出用パネル。
  3. 前記パネル基体の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金である請求項1又は2記載の在床位置検出用パネル。
  4. 前記荷重受け板の構成材がアルミニウム又はアルミニウム合金である請求項1〜3のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  5. 前記荷重受け板の厚みよりも前記パネル基体の厚みが大きく設定され、前記パネル基体の上面は、前記荷重受け板が過度の荷重を受けた際に該荷重受け板の下面がパネル設置面に当接するのを阻止するストッパ面として設定されている請求項1〜4のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  6. 前記起歪体は、金属板で構成されるとともに、起歪体における荷重受け板用固定部位が該起歪体におけるパネル基体用固定部位よりも低い高さ位置になるように形成されている請求項1〜5のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  7. 前記荷重受け板の長手方向の両端部がそれぞれ各起歪体に対して局部的接触部を介して固定されている請求項1〜6のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  8. 前記局部的接触部がワッシャなどのスペーサ部材で構成されている請求項7記載の在床位置検出用パネル。
  9. 前記局部的接触部が前記荷重受け板と前記起歪体の各対向面のいずれかに一体形成された突部で構成されている請求項7記載の在床位置検出用パネル。
  10. 前記起歪体における歪み検出センサ装着部の近傍部が局部的に細狭に形成されている請求項1〜9のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  11. 前記起歪体における前記荷重受け板との固定個所が、該起歪体における幅方向の外端寄りの位置に設定されている請求項1〜10のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  12. 前記歪み検出センサが歪みゲージであり、一対2組以上の歪みゲージが前記各起歪体にそれぞれ装着されるとともに、各起歪体における一対2組以上の歪みゲージが互いに電気的に接続されることによりブリッジ回路が形成されている請求項1〜11のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  13. ベッドボトム面とマットとの間に配置される請求項1〜12のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  14. 前記在床位置検出用パネルは、着床状態の被験者の荷重を受けて該被験者の在床位置を検出するためと該被験者の生体情報を計測するためとに使用されるものであり、
    前記歪み検出センサからの出力信号は、被験者の在床位置の検出と被験者の生体情報の計測とに用いられる請求項1〜13のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項記載の在床位置検出用パネルと、
    前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を演算する演算手段と、
    を備えていることを特徴とする在床位置検出装置。
  16. 前記演算手段は、前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置と被験者の生体情報とを演算する請求項15記載の在床位置検出装置。
  17. 請求項1〜14のいずれか1項記載の在床位置検出用パネル、あるいは請求項15又は16記載の在床位置検出装置を用意し、
    前記在床位置検出用パネルを被験者の荷重を受ける位置に配置した状態のもとで、被験者の荷重変動による起歪体の歪み変動を前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサにより検出し、
    前記歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を検出することを特徴とする在床位置検出方法。
  18. 前記歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を検出し及び被験者の生体情報を計測する請求項17記載の在床位置検出方法。
  19. 被験者の在床位置を監視する在床位置監視システムであって、
    請求項1〜14のいずれか1項記載の在床位置検出用パネルと、
    前記在床位置検出用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置を演算する演算手段と、
    前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報を送信する通信手段と、
    前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報を表示する表示手段と、
    前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報に基づいて警報を発する警報手段と、
    を備えていることを特徴とする在床位置監視システム。
  20. 前記演算手段は、前記在床位置計測用パネルにおける歪み検出センサからの出力信号に基づいて被験者の在床位置と被験者の生体情報とを演算し、
    前記通信手段は、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報と被験者の生体情報とを送信し、
    前記表示手段は、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報と被験者の生体情報とを表示し、
    前記警報手段は、前記演算手段により演算された被験者の在床位置情報と被験者の生体情報とに基づいて警報を発するものである請求項19記載の在床位置監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010063594A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Kagoshima Prefecture 離床予測システム
CN103932722A (zh) * 2013-01-18 2014-07-23 上海联影医疗科技有限公司 检测装置、x射线摄影设备及其支撑装置
JP2016195762A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 パラマウントベッド株式会社 状態判定装置

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