JP2006246501A - ディジタル放送受信装置および方法 - Google Patents
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Abstract
する。
【解決手段】 放送局側ではディジタル放送の番組の一時記録に関して少なくとも記録可
及び記録不可を意味する信号を含む体系のどれかの信号を一時記録制御情報として送信す
る。また、ディジタル放送の番組に関してコピー可/1世代のみコピー可/コピー禁止を
示すコピー世代制御情報についても送信する。受信側ではこの一時記録制御情報を受信し
、受信した放送番組を一時記録制御情報に応じて一時記録するあるいは一時記録しない記
録制御を行う。
【選択図】 図2
Description
ディジタル放送受信装置および方法に関する。
組のコピーを許すか否かに関する制御情報を番組関連情報として付加し伝送する場合が多
い。伝送されたコピー制御情報は、D−VHSなどの記録機器に番組を記録する際に、記
録の可否判定に用いられる。
情報を規定する、ARIB STD−B10 1.2版に記載されるディジタルコピー制
御記述子のシンタクス構造を図14に示す。この中にはdigital_recording_control_d
ataというコピー世代制御情報を示す2ビットのフィールドが存在し、それらは図15に
示すように、「00」「01」「10」「11」がそれぞれ、無条件にコピー可、事業者
により定義、1世代のみコピー可、コピー禁止を意味する。
制御情報が含まれており、その中に録画の可否に関する記録制御情報が含まれていること
がある。BSディジタル放送の限定受信方式を規定するARIB STD−B25 1.
0版によれば、ECMに基づくICカードとIRD間のコマンド/レスポンスの一つであ
る契約確認コマンドのレスポンスで、録画制御フィールド(8ビット)が存在する。この
うちの1ビットを挟む3ビットにより図16に示すように、録画不可、契約者のみ録画可
、録画可を意味する。そして、これらの情報に基づき、受信機では対象番組の記録の可否
判定を行い、処理を実行する。
を受信機に搭載した場合の有力な機能アイテムの一つに番組のタイムシフト視聴がある。
タイムシフト視聴とは、図17に示すように、放送中の番組記録を継続しながら任意の時
間に番組の最初から再生して視聴する機能である。この例では、視聴者が8:00PMか
らの番組Aを録画予約しておいた場合、9:30PMの番組終了まで待たなくても、任意
の時刻、例えば、8:30PMから番組Aの再生視聴を開始できる。
れば実現可能である。また、通常の番組記録と異なり、再生にある程度の制限、例えば再
生可能期間や再生可能回数があっても実現可能である。
可能ならば再生も無制限に可能であり、記録不可ならばリアルタイムでの視聴のみが可能
となるものである。このため、タイムシフト視聴のような一時記録/一時再生を想定した
機能においても記録可能な番組でしか実現できず、コンテンツ供給者の意図を十分に反映
できない上に視聴者の利益も限定したものになってしまう。
を実装する場合、従来のシステムでは記録可能かつ再生無制限な番組でしか実現できない
ため、コンテンツ供給者の意図も十分に反映できず、視聴者の利益を制限してしまうとい
う問題が存在する。
コピー制御方法ではタイムシフト視聴等に対する一時記録に関してコピー制御がなかった
。したがって、コンテンツ供給者及び視聴者の両者の面から納得のいく適切なコピー制御
がなされないという問題があった。
装置および方法を提供することを目的とする。
と、このディジタル放送の番組に関してコピー可/1世代のみコピー可/コピー禁止を示
すコピー世代制御情報、および前記ディジタル放送の番組を記録した後に再生する際の視
聴可能なシフト可能時間を示すシフト可能制御情報が含まれたディジタル放送を受信する
番組受信手段と、前記番組受信手段により受信した前記番組を記録媒体に記録させる記録
制御手段と、前記記録媒体に記録された前記番組の前記コピー世代制御情報がコピー禁止
を示す場合に、前記番組の前記シフト可能時間外を再生不能とする再生制御手段と、を有
することを特徴とするディジタル放送受信装置を提供する。
の番組と、このディジタル放送の番組に関してコピー可/1世代のみコピー可/コピー禁
止を示すコピー世代制御情報、および前記ディジタル放送の番組を記録した後に再生する
際の視聴可能なシフト可能時間を示すシフト可能制御情報が含まれたディジタル放送を受
信する番組受信ステップと、前記番組受信ステップにより受信した前記番組を記録媒体に
記録させる記録制御ステップと、前記記録媒体に記録された前記番組の前記コピー世代制
御情報がコピー禁止を示す場合に、前記番組の前記シフト可能時間外を再生不能とするス
テップと、を有することを特徴とするディジタル放送受信方法を提供する。
、ディジタル放送受信装置および方法が得られる。
装置および方法を得ることができる。したがって、コンテンツ供給者の意図を反映させて
、受信側でのタイムシフト視聴のような機能を多くの番組で実現しやすくすることができ
る。
(実施形態1)
本発明のこの実施形態は、番組配列情報(ディジタルコピー制御記述子)を利用して番
組の一時記録の可否情報を伝送し、受信装置では一時記録許可された番組がタイムシフト
再生時間の制限を受けるものである。
、SDT(Service Definition Table)のいずれかを用いることができる。
この送信装置は、映像、音声を符号化するMPEG映像符号化器11、MPEG/AC
3音声符号化器12と、符号化された映像、音声をスクランブル処理するスクランブラ1
3及びスクランブラ17と、映像、音声のスクランブル鍵を発生するスクランブル鍵発生
器14及びスクランブル鍵発生器18と、スクランブル鍵を暗号化する際に用いるワーク
鍵を発生するワーク鍵発生器110と、この発生器の出力を暗号化してEMM(Entitlem
ent Management Message)を生成するEMM生成器111と、スクランブル鍵とワーク鍵
から暗号化してECM(Entitlement Control Message)を生成するECM生成器16、
ECM生成器19と、一時記録に関する制御情報を定義設定する一時記録制御情報設定器
112と、番組関連情報を生成する番組関連情報生成器113と、これらの情報を多重化
する多重化器15と、多重化された信号を誤り訂正符号化するFEC符号化器114と、
符号化された信号を変調する変調器115とから成る。
G/AC3音声符号化器12に入力される。映像信号はMPEG映像符号化器11で符号
化してスクランブラ13に出力する。スクランブラ13では、スクランブル鍵発生器14
から発生したスクランブル鍵を基に符号化された映像信号にスクランブル処理を施し、多
重化器15に出力する。
器16にも入力され、暗号化してECMを生成し、共通情報として多重化器15に出力さ
れる。
、このときのスクランブル鍵は、スクランブル鍵発生器18で発生したものを利用し、E
CM生成器19で暗号化してECMを生成し、同じく多重化器15に出力する。
0で発生し、EMM生成器111において暗号化してEMMを生成し、個別情報として多
重化器15へ出力される。
番組関連情報生成器113へ出力する。番組関連情報生成器112ではこの情報やその他
の番組関連情報を記述子、更にはセクションと呼ばれる伝送フォーマットに変換して、多
重化器15へ出力する。
定(追加定義)した場合の一例を図3に示す。同記述子のディジタルコピー制御情報(2
ビット)において、事業者定義に当たる「01」を、「コピー禁止かつ一時記録のみ可」
として定義している。
も可、コピー禁止ならば一時記録も不可として解釈するように定義する。
そして、多重化器15では、各入力ストリームにPID(Packet ID)という識別子を
割り当て、188バイトの固定長パケットに分割多重し、トランスポートストリーム(Tr
ansport Stream、以下、TS)としてFEC(誤り訂正)符号化器114に出力する。
リードソロモン)符号化により符号化して変調器115へ出力する。そして、変調器11
5では例えば、QAMやQPSK等のディジタル変調処理を行い、D/A変換後、高周波
(RF)に変換されて放送信号として出力される。
基本構成の一例を図2に示す。
アンテナ端子から入力した高周波のディジタル放送信号は、図示しないチューナを経て
復調器21に入力される。復調器21ではA/D変換した後、例えば、QAMやQPSK
等の送信側でディジタル変調処理された信号を復調し、FEC(誤り訂正)復号化器22
に出力される。
モン)符号化された信号を復号化してデスクランブラ23に出力する。
デスクランブラ23では、指定された番組のスクランブルされた映像や音声の信号を、
スクランブル鍵を基にデスクランブルし、セレクタ24を経由してトランスポート処理器
25に出力する。
(放送番組)の中から、リモコンなどの放送番組選択器26によって指定される所定のサ
ービスを選択してその番組を構成する映像や音声の信号を多重分離し、デパケット処理を
行ってそれぞれの圧縮信号に戻してMPEG映像復号化器27やMPEG/AC3音声復
号化器28に出力する。
ific Information)やSI(Service Information)などの番組関連情報も分離して、番
組関連情報再生器29に出力する。
ームを蓄えながら、MPEG2の映像高能率符号化方式で符号化された信号を復号して、
Y、Cb、Crのディジタルのコンポーネント信号として出力し、必要に応じOSD処理
器210のグラフィック出力と加算器211で重畳処理して出力する。
る。
なお、このIRDがアナログ出力する場合には、図示していないが加算器211の映像
出力は、例えば、NTSCエンコーダを経てNTSCアナログのコンポジット信号に変換
して出力する。また、MPEG/AC3音声復号化器28の出力は、音声のD/A変換器
に出力しアナログの音声信号として出力する。
器の支援を行っている。マイクロコントローラ212では、例えば放送番組選択器26な
どからのサービス指定入力に従い、番組関連情報再生器29で再生されるPSIデータを
解析し、指定されたサービス(番組)を構成する映像、音声などの各伝送識別子をトラン
スポート処理器25にセットする。
3にセットする。更に、MPEG映像復号化器27、MPEG/AC3音声復号化器28
、番組関連情報再生器29、OSD処理器210などの周辺回路の再生動作を制御する。
情報再生器29で保持管理されるデータを加工編集し、EPG(電子番組ガイド)表示を
実行するよう指示する。
介して接続されている。
リモコンなどの記録番組選択器217によって、受信中のディジタル放送の多重信号中
からある特定サービスの番組の記録開始が指定されると、この通知を受けたマイクロコン
トローラ212は放送信号のリアルタイム再生の場合と同様に、指定された番組関連情報
を解析し、トランスポート処理器25およびデスクランブラ23に各伝送識別子を設定す
る。この結果、トランスポート処理器25では必要な信号を多重分離してディジタルイン
ターフェース214を経由して記録再生装置213へ出力する。
シャルTSと呼ぶ)する際には、SMI(Storage Media Interoperability Table)と呼
ぶ蓄積関連情報をIRDで作成し、上記のSIに代わり挿入することを規定している。
e)と、SIの不連続情報を記述するDIT(Discontinuity Information Table)との2
種類が存在する。
の中から記録選択された番組もしくはサービスに関する情報のみを抽出・編集して作成さ
れトランスポート処理器25において記録信号中に多重される。
のとしてやはり記録ストリーム中に挿入される。
再生処理の場合には、セレクタ24および記録番組選択器215はいずれも記録再生処
理側の入力を選択出力する。トランスポート処理器25では、放送受信再生の場合と同様
に、TS形式の多重信号の中から、リモコンなどの記録番組選択器216によって指定さ
れる所定のサービスを選択してその番組を構成する映像や音声の信号を多重分離し、デパ
ケット処理を行ってそれぞれの圧縮信号に戻してMPEG映像復号化器17やMPEG/
AC3音声復号化器28に出力する。また、映像、音声と共に多重されているPSIやS
ITの番組関連情報も分離して番組関連情報再生器29に出力する。
明する。
記録処理に関して、上記のマイクロコントローラ212は、図4に示すような手順で番
組の記録を制御する。
まず、ステップS41において、記録開始指示を受け付けると、ステップ42において
ディジタルコピー制御情報を参照し、ステップS43に移る。ステップS43においてデ
ィジタルコピー制御情報の値が「11」(コピー禁止かつ一時記録不可)でなければステ
ップS44に移動する。
つ一時記録は可)であるか検知される。ディジタルコピー制御情報が「10」であれば、
ステップS45においてコピー世代管理処理を行い、ステップS46において記録処理を
実行する。
るから、ステッS47においてその旨をOSD(On Screen Display)表示するなどの記
録不可処理を実行する。記録処理は記録停止指示を受け付けるまで実行を続ける。
記録番組の再生を制御する。まず、ステップS51において、送受信装置の間で予め決め
られたシフト可能時間Smaxを設定する。ステップS52において再生開始指示を受け
付けると、ステップS53において現在時刻と放送終了時刻が比較される。
4に移り、シフト範囲Ts、即ち(現在時刻−放送開始時刻)と(シフト可能時間)が比
較されそのうちの小さい方の値が取られる。
:40PMになっているとすると、(現在時刻−放送開始時刻)即ち放送経過時間は40
分となり、シフト可能時間の方が小さいのでシフト範囲Tsは30分となる。
刻以下であるか,検知される。即ち、9:10PMから9:40PMの範囲で再生できる
。したがって、ステップS56に移り9:10PMからタイムシフト視聴ができる。
了していることになるから、一時記録はなされず、ステップS57において一時記録デー
タが削除される。
して伝送することで、受信機ではこの情報に従って番組の一時記録の再生制御を行うこと
ができる。
録制御の情報としても利用するので、新たに信号を付加する必要がない。
(実施形態2)
上記実施形態では、一時記録とは記録が完了する前に再生が開始する場合を意味した。
しかし、一時記録はこれだけでなく、再生の有効期限が設定されそれより前に再生する場
合が一時記録と解釈される場合もある。次に、この種の実施形態であって限定受信関連情
報により一時記録の可否情報を伝送する実施形態について説明する。即ち、送信装置から
は限定受信関連情報を利用して一時記録の可否情報を伝送し、受信装置では一時記録許可
された番組が再生有効期限により制限を受ける。
一時記録制御情報設定器612にて定義設定される一時記録に関する制御情報は、EC
M生成器66及びECM生成器69に出力されている点だけが、図1に構成を示した実施
形態と異なる。ECM生成器66及びECM生成器69では、暗号化したスクランブル鍵
と共に図7に示すような、一時記録制御を含む1バイトの録画制御情報を設定して多重化
器65に出力する。
制御情報は番組関連情報生成器613に出力していないが、ECMと番組配列情報に番組
の一時記録制御情報をそれぞれ適宜設定しても構わない。
ECMはEMMと共にトランスポート処理器25で多重分離され、共通情報、個別情報
として受信機に挿入されたICカード(図示せず)に出力される。ICカードでは暗号化
されたワーク鍵およびスクランブル鍵を復号し、デスクランブラ23に設定し、映像、音
声等のデスクランブル処理を可能にする。
まず、ステップS81において記録開始の指示を受け付けると、ステップS82でEC
M受信に基づく契約確認コマンドを発行する。次に、ステップS83においてICカード
からのレスポンスを受け取って録画制御情報を参照する。
録画不可を意味するから、ステップS85に移り録画不可の旨をディスプレィ上に表示す
るなどの記録不可処理を行う。
S86に移り、「0x10」であるかどうか検知される。ステップS86において、上記
録画制御情報の値が「0x10」であれば、図7より録画可を意味するから、ステップS
87に移って記録処理を行う。
S88に移り、「0x02」であるかどうか検知される。ステップS88において録画制
御情報の値が「0x02」であれば、図7により一時録画可を意味するから、ステップS
89に移って一時記録の処理を行う。
S810に移り、「0x01」であるかどうか検知される。録画制御情報の値が「0x0
1」であれば図7より、契約者のみ録画可であるから、ステップS811に移り、OSD
表示で該当番組を購入するか否か視聴者に選択入力させる。
812に移り、記録処理を行う。視聴者が購入しない場合には、記録処理を行わない。
プS813に移り、「0x03」であるかどうか検知される。録画制御情報の値が「0x
03」であれば、ステップS814に移り、OSD表示でその番組を購入するか否かを視
聴者に選択入力させる。視聴者がその番組を購入すればステップS815において一時記
録処理を行う。視聴者が購入しない場合には、記録処理を行わない。
ステップS816に移り、「0x04」であるかどうか検知される。録画制御情報の値が
「0x04」であれば、図7により「契約者のみ録画可かつ一時録画可」であるから、ス
テップS817に移り、OSD表示で番組を購入するか否かを視聴者に選択入力させる。
録処理を行う。購入しなければ一時録画可であるから、ステップS819に移り、一時記
録処理を行う。ステップS816において録画制御情報の値が「0x04」でなければ、
図7のどれにも該当しないので、ステップS820に移って所定のエラー処理を実行する
。
まず、ステップS91において、送信装置と受信装置の間で予め決められた再生有効期
限を設定する。ステップS92において、再生開始の指示を受け付けると、ステップS9
3に移って現在の日時を参照し、次にステップS94で現在の日時が再生有効期限に達し
ているかどうか検知される。
と、ステップS95に移り、再生処理を実行する。
一方、ステップS94で現在の日時が再生有効期限を過ぎていることが判明すると、ス
テップS96に移って、当該視聴者が視聴契約を更新しているか確認する。ステップS9
6で視聴契約の更新が確認されると、ステップS97に移ってその契約内容を参照する。
確認する。再生が可能であることが確認されると、ステップS99に移って再生処理を実
行する。
おいて、当該視聴者により契約更新がなされていないことが確認された場合には、いずれ
もステップS910に移って、再生できない旨を表示するなどの再生不可処理を実行する
。
情報に記載して伝送し、受信装置ではこの限定受信関連情報に含まれている一時記録の制
御情報に従って番組の一時記録の再生制御を行うことができる。
なお、制限を越えていることにより一旦再生禁止された一時記録番組を、視聴契約を更改
することによって再生できるようにすることも可能である。
一時記録は、再生が所定回数以下であることと定義することもできる。また、一時記録
の制御情報は独立に伝送することもできる。
この実施形態では、番組配列情報で記述子を新しく定義して一時記録制御情報を送信装
置から伝送し、受信装置では一時記録許可された番組の再生が所定回数を越えたときに再
生の制限を受ける。
送信側では、図1に示した一時記録制御情報設定器112の出力を基に番組関連情報生
成器113において、例えば図10(a)(b)(c)に示すような記述子を定義、作成
する。
化器15に出力される。この新しく定義し作成された記述子をここでは、一時記録制御記
述子と名づける。
_flagは、一時記録が許されるか否かを表し、例えば図10(b)に示すようにこの1ビ
ットが「0」のとき、一時記録はできず、「1」のとき一時記録が許可される。
の再生可能回数(0〜15)であり、送信側で設定される。
図10(a)におけるover_process_controlフィールドは、一時記録番組が上記のよ
うに規定したnum_of_replayを超えた際の処理を規定するものであり、やはり送信側で
設定される。そして、図10(c)に示すように、この値が「010」である場合には、
一時記録番組の再生を時間的に制限することを意味する.したがって、この場合には再生
を時間的に制限し、図11に示すような表示制御のパラメータを設定する。
の単位であり、この周期を番組終了まで繰り返す。ここで、partial_replay_on_time
はpartial_replay_unit期間内の表示時間、partial_replay_off_timeはそれに続く
非表示時間を規定している。
報再生器29で再生、解析して記録制御する。この手順を図12を用いて説明する。この
場合のディジタルコピー制御情報は「11」の場合を除き、図3に基づいて判断される。
いてディジタルコピー制御記述子に記載のディジタルコピー制御情報を参照する。
うかチェックされる。ステップS123で、ディジタルコピー制御情報の値がコピー禁止
を意味する「11」でなければ、ステップS124に移り、この値が「10」であるかど
うかチェックされる。
より「1世代のみコピー可」を意味するから、ステップS125においてコピー世代管理
の処理が行われ、次にステップS126において記録処理を実行する。
ステップS127において図10(a)における一時記録制御記述子temporal_digital
_recordability_flagがチェックされる。
agが「1」であれば、ステップS128に移り一時記録処理を実行する。
agが「1」でなければ、ステップS129に移って、記録が許されない旨をスクリーン画
面上に表示するなどの記録不可処理を実行する。
次に、この一時記録の場合の再生制御の手順を図13により説明する。
まず、ステップS131において一時記録制御記述子のnum_of_replayフィールドで
規定される再生可能回数を設定し、ステップS132において再生回数をゼロにリセット
しておく。
再生回数RNと再生可能回数RNmaxを比較する。ステップS134において、再生回
数RNが再生可能回数RNmax以下ならば、ステップS135に移り、通常の再生処理
を実行し、次にステップS136に移り再生回数RNをインクリメントする。
、ステップS137に移り、over_process_controlフィールドの値が「000」かどう
かチェックされる。
った場合には、図10(c)により、「一時記録番組データの削除」を意味するから、ス
テップS138に移って一時記録データを削除する。
」でなかった場合には、ステップS139に移り、この値が「001」であるかどうかチ
ェックされる。ステップS139において、over_process_controlフィールドの値が「
001」である場合には、図10(c)により、「一時記録番組の再生禁止」を意味する
から、ステップS1310に移って、再生禁止処理を実行する。
い場合には、ステップS1311に移って、over_process_controlフィールドの値が「
010」であるか否かチェックされる。
あるならば、図10(c)より「一時記録番組の再生を時間的に制限」を意味するから、
ステップS1312において、図11のパラメータ設定に従って番組に部分再生を実行し
、効果制御を実現する。即ち、所定時間毎に画面を再生することになり、視聴者に再び契
約して完全な再生画像を見たい気を起こさせる。
画面の一部のみを見ることができるようにしたり、解像度に制限を加えてぼかして再生す
るようにしてもよい。
載して送信し、受信装置ではこの情報に従って番組の一時記録再生制御を行うことができ
る。この実施形態では、再生回数の制限を越えた場合に効果制御を行うこともできる。
生有効期限以前に再生すること、あるいは再生が所定回数以下の場合であることなどと定
義することができる。
報に加えて意味付けして送信することもでき、また限定受信されるディジタル放送の番組
の記録に関して制御を行う情報に加えて意味付けして送信することもできるし、一時記録
の記録制御情報として独立して送信することもできる。この一時記録制御情報の送る方法
と前記一時記録の定義とは全く独立に選択できる。
ことも、あるいはその定義を制御情報に先だって送信側から受信側に送ることもできる。
また、一時記録の制御情報が送られてこない場合には、どのように解釈するか前もって決
めておくこともできる。
3,17,63,67…スクランブラ、14,18,64,68…スクランブル鍵発生器
、15,65…多重化器、16,19,66,69…ECM生成器、21…復調器、22
…FEC復号化器、23…デスクランブラ、24…セレクタ、25…トランスポート処理
器、26…放送番組選択器、27…MPEG映像復号化器、28…MPREG/AC3音
声復号化器、29…番組関連情報再生器、110,610…ワーク鍵発生器、111,6
11…EMM生成器、112…一時記録制御情報設定器、113…番組関連情報生成器、
114、614…FEC符号化器、115…変調器、210…OSD処理器、211…加
算器、212…マイクロコントローラ、213…記録再生装置、214…ディジタルイン
ターフェース、216…再生番組選択器、221…SIT作成器、222…DIT作成器
。
Claims (4)
- ディジタル放送の番組と、このディジタル放送の番組に関してコピー可/1世代のみコ
ピー可/コピー禁止を示すコピー世代制御情報、および前記ディジタル放送の番組を記録
した後に再生する際の視聴可能なシフト可能時間を示すシフト可能制御情報が含まれたデ
ィジタル放送を受信する番組受信手段と、
前記番組受信手段により受信した前記番組を記録媒体に記録させる記録制御手段と、
前記記録媒体に記録された前記番組の前記コピー世代制御情報がコピー禁止を示す場合
に、前記番組の前記シフト可能時間外を再生不能とする再生制御手段と、
を有することを特徴とするディジタル放送受信装置。 - 前記再生制御手段は、前記シフト可能時間外を削除することにより前記記録媒体に記録
した番組を再生不能とすることを特徴とする請求項1記載のディジタル放送受信装置。 - ディジタル放送の番組と、このディジタル放送の番組に関してコピー可/1世代のみコ
ピー可/コピー禁止を示すコピー世代制御情報、および前記ディジタル放送の番組を記録
した後に再生する際の視聴可能なシフト可能時間を示すシフト可能制御情報が含まれたデ
ィジタル放送を受信する番組受信ステップと、
前記番組受信ステップにより受信した前記番組を記録媒体に記録させる記録制御ステッ
プと、
前記記録媒体に記録された前記番組の前記コピー世代制御情報がコピー禁止を示す場合
に、前記番組の前記シフト可能時間外を再生不能とするステップと、
を有することを特徴とするディジタル放送受信方法。 - 前記再生不能とするステップは、前記シフト可能時間外を削除することにより前記記録
媒体に記録した番組を再生不能とすることを特徴とする請求項3記載のディジタル放送受
信方法。
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