JP2006246138A - 画像表示装置及び画像表示方法並びに画像表示用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 光感受性発作の異なる原因に対応可能な画像表示装置及び画像表示方法並びに画像表示用プログラムを提供する。
【解決手段】 画像表示装置は、画像を表示するディスプレイと、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断回路と、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路が判断したとき、画像の表示を制御する表示制御回路と、を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像表示装置は、画像を表示するディスプレイと、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断回路と、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路が判断したとき、画像の表示を制御する表示制御回路と、を有する。
【選択図】 図1
Description
本願は、光過敏症発作を防止する画像表示装置及び画像表示方法並びに画像表示用プログラムの技術分野に属する。
従来から光点滅のような刺激(フラッシュ・フリッカー)は光過敏性、光感受性を持つ人に偏頭痛やてんかん発作などを誘起する可能性が知られていた。
1993年4月イギリスで放送されたテレビコマーシャルで視聴者がてんかん発作を起こした事件や、1997年12月に日本で放送された人気アニメ番組を視聴した子供が発作を起こした事件などがあった。
このような事件の原因究明がなされ、その原因として、画面の背景の相当な面積において純粋シアン色が短時間に高速で複数回反転表示されたことが原因であるとされた。
これに対して、最近は放送事業者サイドで光刺激に対する放送を抑制する動きもあるが、映像表現の自由が基本にあるため著作権者に映像の改変を強要することもできず、有効な対策が打てないでいた。更に海外から輸入されるビデオなどの映像情報に対して規制をかけることは困難であった。
視聴者サイドの対策として、物理的な光学フィルターをテレビ画面の前に設置して光を抑制する技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−166130号公報。
しかしながら、上記従来技術は、物理的な光学フィルターを利用するため、取り付ける面倒さや、調整が困難である点、光感受性発作の複数の原因のうち抑制できるものが少ない点などで問題があった。即ち、刺激を抑制する範囲や画面のフラッシュの点滅回数に応じてフィルターの機能を変化させることができないなど、入力される映像情報の複数の特性のうち対応できる項目に限界があった。また、出力側の表示に関しても、特定の色(波長)の輝度や明暗のコントラストを抑制することはできても、映像情報の内容に応じて表示を変えたり、不適当な映像の表示を取りやめることができないなど、限界があった。
本願は上記の各問題点に鑑みてなされたものであって、その課題の一例は、光感受性発作の異なる原因に対応可能な画像表示装置及び画像表示方法並びに画像表示用プログラムを提供することにある。
以下、本願について説明する。なお、本願の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本願が図示の形態に限定されるものではない。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像を表示する画像表示手段(17)と、前記表示される画像の内容に基づいて、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断手段(15)と、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断手段(15)が判断したとき、前記画像を見る者に対する前記画像による刺激が少なくなるように前記画像の表示を制御する表示制御手段(16)と、を有することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、請求項21に記載の発明は、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断工程と、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断工程において判断されたとき、画像の表示を制御する表示制御工程と、を有することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、請求項22に記載の発明は、画像を表示する画像表示手段(17)を有する画像表示装置(1)に含まれるコンピュータを、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断手段(15)と、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断手段(15)が判断したとき、画像の表示を制御する表示制御手段(16)、として機能させることを特徴とする。
次に、本願に対応する最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。
(第一実施例)
第一実施例では、表示される画像の内容に基づいて、その内容が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する場合を説明する。
第一実施例では、表示される画像の内容に基づいて、その内容が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する場合を説明する。
図1は第一実施例に係る画像表示装置の全体構成の概要を示すブロック図である。
第一実施例に係る画像表示装置1は、アンテナATが受信した放送を出力するチューナ11、或いは、ビデオ、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体12から映像情報が入力される入力端子13と、入力された映像情報を一時的に記憶する一時記憶回路14と、記憶された映像情報が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断回路15と、一時記憶回路14に記憶された映像情報の表示を制御する表示制御回路16と、表示制御回路16から出力される映像情報を表示するディスプレイ17と、によって構成されている。
ここで、入力端子13は、チューナ11、或いは、記録媒体12から再生された映像情報を画像表示装置1内に取り込む。
一時記憶回路14は、H/D(Hard Disk)やメモリなどで構成され、入力された映像情報を一時的に記憶する。
判断回路15は、CPU(Central Processing Unit)などで構成され、記憶された映像情報を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する。
表示制御回路16は、CPUなどで構成され、判断回路15の指示に基づいて一時記憶回路14に記憶された映像情報を加工しディスプレイ17に出力する。
ディスプレイ17は、CRT(Cathod Ray Tube)、液晶ディスプレイ、PDP(Plazma Display Panel)などで構成され、表示制御回路16から出力される映像情報を表示する。
以上の構成を有する画像表示装置1の動作を図2を用いて説明する。
図2は第一実施例に係る画像表示装置1の動作の概要を示すフローチャートである。
受信した放送、或いは、記録媒体12から入力端子13を介して取り込まれた映像情報は一時記憶回路14に一時的に記憶される(ステップS1)。
そして、記録された映像情報が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かが判断回路15によって判断される(ステップS2)。このときの判断基準は表示を修正変更する内容と併せて後述する。
光過敏症発作を起こさせる恐れはないと判断回路15が判断をしたとき(ステップS2:N)、表示制御回路16は一時記憶回路14に記憶されている映像情報をそのままディスプレイ17に表示させる(ステップS4)。
一方、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15が判断したとき(ステップS2:Y)、表示制御回路16は光過敏症発作を起こさないように表示を修正変更して出力し(ステップS3)、ディスプレイ17が映像を表示する(ステップS4)。
次に、映像情報が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断回路15が判断するときの判断基準の例及びそのときの表示対策の例を以下に説明する。
1.フリッカー(flicker):映像情報に1秒間に3回以上の明暗の変化がある場合、或いは、10〜30Hzの閃光点滅がある場合、フリッカーに該当し、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(a)輝度を65%ダウンして表示する、(b)明暗コントラストを65%ダウンする、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、などの表示対策を表示制御回路16が行い、対策を行った映像をディスプレイ17に出力する。画面を静止して表示するとき、音声の再生を継続することとしてもよい。ここで、明暗変化の頻度、閃光点滅の周波数帯は例示に過ぎず、これに限定されるわけではない。輝度ダウンの割合も例示に過ぎず、60〜70%の範囲でダウンさせることが好ましい場合もある。また、明暗コントラストのダウンの割合、画面の縮小表示の割合も例示に過ぎない。
2.色、輝度など:画面の過半が純粋赤色若しくはシアン色、又は前記いずれかの近似色の表示である場合、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。また、輝度に関しても同様に、白色全表示を100%としたとき、画面の過半が60〜70%の範囲で設定される所定値以上の輝度を有する場合に、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(a)輝度を65%ダウンして表示する、(b)明暗コントラストを65%ダウンする、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、などの表示対策を表示制御回路16が行い、対策を行った映像をディスプレイ17に出力する。画像を見る者の癖に応じて、判断対象となる色は白・青・黄・緑など他の色に設定することも可能とする。
3.パターン:映像情報に規則的なパターン、例えば、縞模様、渦巻き模様、モザイク模様、水玉模様、格子模様がある場合、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(e)規則的パターンの1色を塗りつぶして表示する、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、などの表示対策を表示制御回路16が行い、対策を行った映像をディスプレイ17に出力する。
4.ゆれ、回転など:映像情報に画面全体の大きなゆれ、水平の左右ブレ、大きな回転が含まれるとき、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(f)ゆれやブレ、回転を補正して表示する、(d)画面を静止して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、などの表示対策を表示制御回路16が行い、対策を行った映像をディスプレイ17に出力する。
5.3D画像:映像情報に立体映像(3D眼鏡用画像)、例えば、偏光式立体映像、アナグリフ式立体映像が含まれるとき、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、などの表示対策を表示制御回路16が行い、対策を行った映像をディスプレイ17に出力する。
6.上記組み合わせ:色とフリッカーとの組み合わせ、例えば、赤色のフリッカーや、パターンと大きなゆれとの組み合わせ、例えば、縦縞模様が大きく揺れるとき、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、などの表示対策を表示制御回路16が行い、対策を行った映像をディスプレイ17に出力する。
更に、上記のいずれかの状態が所定の時間以上連続又は断続したとき、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断するようにしてもよい。
なお、表示制御回路16が行うこれらの映像情報の加工は映像を見る者の個人差を考慮して個別に調節が可能である。
映像情報が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かの判断基準の例及びそのときの表示対策の例を図3にまとめる。
ここで、例えば、本実施の形態における画像表示装置1は本願に係る画像表示装置を、一時記憶回路14は本願に係る記憶手段を、判断回路15は本願に係る判断手段を、表示制御回路16は本願に係る表示制御手段を、ディスプレイ17は本願に係る画像表示手段を、それぞれ構成する。
上記実施の形態は以下の効果を有する。
物理的な光学フィルターを利用しないので、取り付けのわずらわしさや調整困難といった問題がない。
映像情報が光過敏症発作を起こさせる恐れがある複数の項目に対して表示修正をすることができる。
映像表現の自由度を制約しないので、著作権者の権利を不当に害することはない。
見るものの癖に応じて表示を修正変更できるので、光過敏症発作をより有効に防ぐことが可能となる。
なお、本願の第一実施例は上記に限定されるものではなく、例えば以下のように変形してもよい。
映像情報が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かの判断基準とそのときの表示対策は、ユーザが設定できるようにしてもよい。ある判断基準に対する表示対策を、図3の表示対策欄のようにメニューとして表示し、判断基準の項目番号に対応する表示対策の項目番号をユーザが選択して指定するようにしてもよい。
(第二実施例)
第二実施例は、第一実施例で説明した表示画像の内容に加えて、画像表示装置が設置される周囲の環境に基づいて、光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する場合である。
第二実施例は、第一実施例で説明した表示画像の内容に加えて、画像表示装置が設置される周囲の環境に基づいて、光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する場合である。
図4は第二実施例に係る画像表示装置21の全体構成の概要を示すブロック図である。周囲の環境を検出するための光検知器22を有している点が第一実施例と異なる点である。なお、図4において、図1と共通する部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
ここで、光検知器22は、画像表示装置が設置された周囲の照度を検出する。
以上の構成を有する画像表示装置21の動作を図5を用いて説明する。
図5は第二実施例に係る画像表示装置21の動作の概要を示すフローチャートである。
受信した放送、或いは、記録媒体12から入力端子13を介して取り込まれた映像情報は一時記憶回路14に一時的に記憶される(ステップS1)。
画像表示装置21の設置場所の周囲の照度を光検知器22が検知し(ステップS11)、表示画像の内容と設置される周囲環境とが組み合わさって光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断回路15が判断する(ステップS2)。このときの判断基準は後述する。
光過敏症発作を起こさせる恐れはないと判断回路15が判断をしたとき(ステップS2:N)、一時記憶回路14に記憶されている映像情報をそのままディスプレイ17に表示させる(ステップS4)。
一方、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15が判断したとき(ステップS2:Y)、表示制御回路16は光過敏症発作を起こさないように表示を修正変更して出力し(ステップS3)、ディスプレイ17が映像を表示する(ステップS4)。
次に、設置される周囲環境が光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断回路15が判断するときの判断基準の例及びそのときの表示対策の例を以下に説明する。
光検知:画像表示装置21が設置された周囲(画像表示装置21が置かれた部屋)の照度を検出する。具体的には、日の出又は日の入りの前後の薄ら明かりの時間帯において部屋の照度が所定値以下である場合、又は、夜の時間帯において検出された部屋の照度から部屋の照明が点いていないことが判明した場合、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路15は判断する。このとき、(a)輝度を65%ダウンして表示する、(b)明暗コントラストを65%ダウンする、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、(h)部屋を明るくするようにメッセージを画面上に表示する、などの表示対策指示のいずれかを表示制御回路がディスプレイに対して指示する。部屋の照明を点けるよう音声で流してもよい。
ここで、例えば、本実施の形態における画像表示装置21は本願に係る画像表示装置を、光検知器22は本願に係る検出手段及び光検出手段を、それぞれ構成する。
上記実施の形態は以下の効果を有する。
光検知器22を用いることで、画像表示装置21が設置された部屋の照度を画像表示装置21は知ることが可能となり、部屋の照度に応じて画像表示装置21の照度(明度、輝度)やコントラストを制御して、光過敏症発作が起きることを防ぐことができる。更に、見る者の目の負担を軽減することが可能となる。
なお、本願の実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば以下のように変形してもよい。
画像表示装置が設置される周囲の環境を検出する検出手段は周囲の照度を検知する光検出手段に限定されるものではなく、他の検出手段であってもよい。例えば、画像を見る者が近くにいるか否かを赤外線(熱)によって検出する熱検出手段、電荷結合素子(CCD)、超音波センサ、などであってもよい。
熱検知:赤外線(熱)により画像を見る者が近くにいるか否かを検出する。具体的には、画像を見る者がディスプレイ17の前方近くにいることがを検知するために、熱検出手段の一例としての赤外線センサの受感範囲を調整して設置する。ディスプレイ17を見る者が近くにいる場合、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路は判断する。このとき、(a)輝度を65%ダウンして表示する、(b)明暗コントラストを65%ダウンする、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、などの表示対策指示のいずれかを表示制御回路がディスプレイに対して指示する。
画像解析:電荷結合素子(CCD)を用いてディスプレイ17の前方を撮像する。撮像された設置環境の映像を解析して、画像を見る者が画面近くにいることを検出した場合、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路は判断する。このとき、(a)輝度を65%ダウンして表示する、(b)明暗コントラストを65%ダウンする、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、などの表示対策指示のいずれかを表示制御回路がディスプレイに対して指示する。
超音波検知:ディスプレイ17の前方に超音波を発し、反射する超音波を検出して画像を見る者が近くにいるか否かを検出する。画像を見る者が画面近くにいることを検出した場合、ディスプレイ17を見る者が光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断回路は判断する。このとき、(a)輝度を65%ダウンして表示する、(b)明暗コントラストを65%ダウンする、(c)画面を1/10〜1/20に縮小して表示する、(d)画面を静止して表示する、(g)画面表示を完全にOFFする、などの表示対策指示のいずれかを表示制御回路がディスプレイに対して指示する。
1:画像表示装置
14:一時記憶回路
15:判断回路
16:表示制御回路
17:ディスプレイ
21:画像表示装置
22:光検知器
14:一時記憶回路
15:判断回路
16:表示制御回路
17:ディスプレイ
21:画像表示装置
22:光検知器
Claims (22)
- 画像を表示する画像表示手段と、
前記表示される画像の内容に基づいて、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断手段と、
光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断手段が判断したとき、前記画像を見る者に対する前記画像による刺激が少なくなるように前記画像の表示を制御する表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記表示される画像の内容を記憶する記憶手段を更に有し、
前記判断手段は、前記記憶された画像の内容に基づいて、光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断し、
光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断手段が判断したとき、前記表示制御手段は、前記画像表示手段による前記記憶された画像の表示を制御することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
前記判断手段は、表示される画像がフリッカー周波数を有する映像情報を含むとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
前記判断手段は、表示される画像の内容の色又は輝度のうち少なくともいずれか一方が所定の色又は所定値以上の輝度を有するとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
前記判断手段は、表示される画像に規則的なパターンの画像を含むとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
前記判断手段は、画像のゆれ又は回転、ブレのうち少なくともいずれか1つが表示される画像に含まれるとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
前記判断手段は、表示される画像に立体映像が含まれるとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
前記判断手段は更に、当該画像表示装置が設置される周囲の環境に基づいて、画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項8に記載の画像表示装置において、
当該画像表示装置が設置される周囲の環境を検出する検出手段を更に有し、
前記判断手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項9に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、当該画像表示装置が設置された周囲の照度を検出する光検出手段であり、
前記判断手段は、前記周囲の照度が所定値以下であるとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項9に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、前記画像を見る者の熱を検出する熱検出手段であり、
前記判断手段は、前記検出された熱が所定値以上であるとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項9に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、前記画像表示手段の表示方向を撮像する電荷結合素子(CCD)であり、
前記判断手段は、前記撮像された映像を解析して前記画像を見る者が前記画像表示手段の近くにいると判断されたとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項9に記載の画像表示装置において、
前記検出手段は、前記画像表示手段の表示方向に超音波を発し、反射する超音波を検出する超音波センサであり、
前記判断手段は、前記検出された超音波を解析して前記画像を見る者が前記画像表示手段の近くにいると判断されたとき、光過敏症発作を起こさせる恐れがあると判断することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は前記画像の輝度を低下して表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は前記画像の明暗のコントラストを低下させて表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は画像を小さくして表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は前記画像を静止画像として表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項5に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は前記画像の前記規則的なパターンを塗りつぶして表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項6に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は前記画像の前記ゆれ又は前記回転、前記ブレを補正して表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1又は請求項13のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は画像の表示を停止させることを特徴とする画像表示装置。 - 画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断工程と、
光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断工程において判断されたとき、画像の表示を制御する表示制御工程と、
を有することを特徴とする画像表示方法。 - 画像を表示する画像表示手段を有する画像表示装置に含まれるコンピュータを、
画像を見る者に光過敏症発作を起こさせる恐れがあるか否かを判断する判断手段と、
光過敏症発作を起こさせる恐れがあると前記判断手段が判断したとき、画像の表示を制御する表示制御手段、
として機能させることを特徴とする画像表示用プログラム。
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