JP2006245767A - 画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 オフィスで使用されている複合機のフル機能を実現しつつ、コインベンダで課金管理する場合において、ジョブ投入時には全出力枚数が特定できないようなジョブに対して、一度プリント動作が開始されたら、料金不足で途中で中断することがないように制御する。
【解決手段】 コインベンダ制御手段は、コインベンダから得られた単価情報、投入金額情報と、前記ジョブ制御手段から得られるジョブ情報からジョブ動作開始が可能かどうかを判断する料金計算手段を有し、前記ジョブ制御手段は、画像出力手段に対して出力する画像枚数および画像モードおよび画像サイズが確定するまで画像出力動作を待機させ、確定した時点で画像出力動作を開始する。
【選択図】 図1
【解決手段】 コインベンダ制御手段は、コインベンダから得られた単価情報、投入金額情報と、前記ジョブ制御手段から得られるジョブ情報からジョブ動作開始が可能かどうかを判断する料金計算手段を有し、前記ジョブ制御手段は、画像出力手段に対して出力する画像枚数および画像モードおよび画像サイズが確定するまで画像出力動作を待機させ、確定した時点で画像出力動作を開始する。
【選択図】 図1
Description
コンビニエンスストアやビジネスコンビニなどで利用されるコインベンダで課金管理を行なう画像形成システムに関するものである。画像形成システムが扱うジョブの種類としては、複合機として動作可能な、コピー、プリント、送信(FAX)を含むものに関する。
通常オフィスで主に使用されてきたコピー、プリント、送信(FAX)などの多機能の処理を行なう事が出来る複合機が、コンビニエンスストアなどにも設置されるようになり、一般ユーザが利用する機会が多くなった。このような場所に設置されるものには、原稿を複写するコピー機能のみを提供しているものが多い。更にコピー機能に関しても、様々な応用機能を省き、基本的な機能のみを提供しているのが現状である。複数原稿を読み込ませるドキュメントフィーダ対応や、出力された用紙をステイプルしたりするフィニッシング機能や、読み込んだ原稿サイズから自動的に出力用紙サイズを決定する自動用紙選択(Auto Paper Selectを略してAPSと呼ぶ)や、カラー複写機におけるオート色選択機能(以後Auto Color Selectを略してACSと呼ぶ)などの機能は省略されている。しかし今後は、ユーザの多様なニーズに答えるため、これらの応用機能にも対応する必要がある。また、ネットワーク環境の整備に伴い、コピー機能のみでなく、PDLプリント機能や、FAXなどの送信機能への対応も必要となってくる。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開平11-220604号公報
以上説明したようなオフィスで使用されている複合機のフル機能を実現しつつ、コインベンダで課金管理する場合には幾つかの課題が発生する。まず1つは、ユーザが要求する動作モード(以後、これをジョブと呼ぶ)をスタートさせる時点で、必要とする合計金額が決定しないという問題である。従来では、色モード(白黒かフルカラーか)や、用紙サイズはユーザが明示的に指定することによりジョブをスタートする時点で決定していた。また、ドキュメントフィーダも非サポートで、原稿も1枚固定であったために、必要とする合計金額を確定することが出来た。しかし、コピーにおいては、ACS、APSなどの自動判定機能、ドキュメントフィーダによる複数枚原稿対応を行なう場合は、ジョブの動作途中まで必要合計金額を確定することが出来ない。また、PDLプリントも当然ジョブが投入された時点では、合計金額を確定することが出来ない。送信動作についてもドキュメントフィーダ対応を考えた場合コピー時と同様の問題が発生する。これの1つの解決方法として、コインベンダに最低金額が投入されれば(例えば10円でも投入されれば)、ジョブを動作させてしまい、金額不足になった時に停止させるという制御を行なうことが考えられる。従来の機械ではそのような制御を行なっているものもある。しかしこの制御では、ページ毎に残り金額が足りるかどうかをチェックし、足りない場合には給紙動作を中断しジョブを中断しなければならない。複合機がカラー機であった場合には、色モードによりページ毎の金額が異なるため、処理はより複雑になる。またコイン追加後のリカバリ処理も対応しなければならないという制御上も工数が必要となるもうひとつの問題が発生する。ユーザにとっては最終的に全ページが出力できなければ目的は達成できない訳であり、途中でコイン不足になることが無いように動作させる方が、ユーザビリティの面からも良いことは確かである。
本発明では、先に説明したような多機能をコインベンダ接続による課金管理を行なう機器に付加しつつ、それに伴う問題を解決する為のものである。その方法として、本発明では画像を入力する画像入力手段、前記画像入力手段から得られた画像データを格納する記憶手段、画像データを出力する画像出力手段、前記記憶手段に格納された少なくとも1ページ以上の画像データ群をまとめてジョブとして扱い処理を行なうジョブ制御手段、料金に関する制御を行なうコインベンダ、前記コインベンダと料金情報の通信を行なうコインベンダ制御手段から構成され、前記コインベンダ制御手段は、コインベンダから得られた単価情報、投入金額情報と、前記ジョブ制御手段から得られるジョブ情報からジョブ動作開始が可能かどうかを判断する料金計算手段を有し、前記ジョブ制御手段は、画像出力手段に対して出力する画像枚数および画像モードおよび画像サイズが確定するまで画像出力動作を待機させ、確定した時点で画像出力動作を開始することにより、ジョブ途中で料金不足になることを回避するように制御するものである。
以上、説明したように、ユーザが要求したジョブの出力動作途中で、料金不足で中断することがなく、ユーザの使い勝手を向上することができる。また料金不足時の停止処理や、料金不足からの復帰時のリカバリ制御が不要となるため、これらの制御実装の工数も削減することが可能となる。
本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下に本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。図1が本システムの全体構成の概要を示す図である。
1−1は、本システムの全体を制御するコントローラである。以下に説明する1−2のスキャナ、1−3のプリンタ、1−4のネットワーク、1−5の操作画面、1−6のコインベンダのそれぞれと通信を行なう。詳細は以後説明する。1−2はスキャナであり、画像の入力手段の1つである。スキャナの詳細は図2で説明する。1−3はプリンタであり、画像の出力手段の1つである。詳細は図2で説明する。1−4はネットワークであり、画像の入力手段の1つであると同時に出力手段の1つでもある。実際にはネットワークの先に接続されているコンピュータが、画像の入出力の相手となる。1−5は操作画面であり、ユーザからの設定やジョブの投入などのインタフェースとなる。1−6はコインベンダであり、ユーザが投入したコインの管理を行なう一方で、コントローラと通信により、コントローラ側の状態を知ると共に、コントローラに対して、投入金額情報や単価情報を通知する。1−7はスキャナ制御部であり、スキャナと通信を行ない光学系を移動やランプ点灯などの制御を行い、スキャナで読み取られた画像を1−13の画像制御部で必要な画像処理を行なった後、1−14のメモリに格納する処理を行なう。1−8はプリンタ制御部であり、プリンタと通信を行ないプリンタの給紙動作やステープルなどのフィニッシング動作の制御を行ない、1−14に格納されている画像を読み出して、1−13の画像制御部でプリントに必要な画像処理を行なった後にプリンタに画像転送処理を行なう。1−9はネットワーク制御部であり、ネットワークに接続されているPCから送られて来るPDLプリントの画像情報(ページ記述言語情報など)を解釈し1−14のメモリに展開する処理を行なう。また送信ジョブの場合には、スキャナから読み取られてメモリに格納されている画像データをネットワークに接続されているPCへ送信する処理を行なう。1−10は操作画面制御部であり、操作画面から入力されたユーザによる設定やジョブ投入指示に伴い、1−11のコインベンダ制御部に料金の問い合わせを行なったり、1−12のジョブ制御部にジョブ投入の指示を出す制御を行なう。1−11はコインベンダ制御部であり、コインベンダと通信を行ない、コインベンダ側に保持されている、ユーザが投入した金額や、用紙サイズや色モード毎に設定されている単価情報を取得する制御を行なう。またコントローラ側の機器の状態(ジョブの動作中や、スタンバイ中の状態)をコインベンダに対して通知する処理も行なう。1−12はジョブ制御部であり、本発明の中心となる部分である。ネットワーク制御部から投入されるPDLプリントジョブや、操作画面から投入されるコピージョブ、送信ジョブを受け付けた上で、ジョブの出力処理に必要な金額が確定するまで待機させ、確定した時点でコインベンダから得られる投入金額と比較し、実行可能かどうかを判断し、可能な場合は画像出力動作を開始する制御を行なう。不可能な場合は操作画面にコイン不足であることを表示するように通知する処理を行なう。
次にスキャナ、プリンタの例を図2に示されるようなデジタル複合機で説明する。このデジタル複合機は、コピー・プリンタ・FAXのそれぞれの機能を有している。断面図は白黒のプリント記録用のプリントエンジン2-1とそのアクセサリである。ドキュメントフィーダ(DF)2-2に、原稿をフェースアップで載置して、スタートキーを押すと、原稿が原稿読み取り部2-3の上面に搬送される。そして、光源2-4で原稿を照射し、CCD2-5でその反射光を読取って、デジタル信号に変換され、所望の画像処理を行ってレーザ記録信号に変換され、図1に示したコントローラ内のメモリに格納される。画像出力時には、メモリから読み出された記録信号は、レーザ記録部2-6で記録レーザに変換され、感光体2-7に照射され、感光体に潜像を形成する。そして、トナー現像を行い、用紙カセット2-8から給紙された転写紙に、トナーを転写し、定着部2-9でトナーを定着させてフィニッシャ2-10に排出する。フィニッシャでは、ユーザに指定された機能に応じて各種動作をする。具体的には、ステープル(1個所・2箇所綴じ)やパンチ(2穴・3穴)、製本中綴じ等各種機能を有している。排紙トレイ2-11は2つ有り、ユーザの設定によって、コピー・プリンタ・FAXの機能毎に排紙トレイを振り分けることができる。プリントエンジン2-1は、白黒のプリンタではあるが、カラー記録のプリンタエンジンでもよい。プリンタとして利用される場合、ドライバにより以下の機能を設定できる。例えば、白黒プリント/カラープリント、用紙サイズ、Nin1、両面、ステープル、パンチ、製本中綴じ、合紙、表紙、裏表紙の各種設定が可能である。
図3はコインベンダを表す図である。3−1は操作パネルを示し、3−3以降に操作パネルの詳細を説明する。3−2はコイン返却口であり、ユーザがコインを投入している状態で、ジョブを動作させていない時に、3−3のコイン返却レバーを押下することによりコインが返却される。3−4はコイン投入口である。3−5および3−6はつり銭切れランプであり、コインベンダ内につり銭返却のために保持されているコインが不足している場合に表示される。つり銭切れ時には、使用できるコインが制限される。例えば10円つり銭切れ時には、10円以外のコインは使用できない。3−7は投入金額表示部であり、3−4から投入された合計金額が表示される。またジョブ動作中は、画像が出力される毎に減算されて、残金が表示される。コインベンダには、プリペードカード対応のものもあり、そのタイプのコインベンダでも同様の機能が実現できることは言うまでもない。
次に機器側の操作画面の表示の例を図5を用いて説明する。5−1から5−3までの各機能タグのうちの5−1のコピータグを選択することにより画面を表示することが出来る。5−4は色モード指定であり、ACSが選択されていることを示す。5−5はカセット選択指定であり、APSが選ばれていることを示す。5−6は倍率指定であり、等倍が選択されていることを表す。5−7は原稿タイプ指定であり、写真原稿や文字のみの文書原稿など、原稿の種類に応じて画像処理を最適にする為にユーザが指定することが出来るものである。5−4と5−5はコピージョブの読み込み動作が終了するまで確定しない情報であり、それまでは画像出力動作は待機させられることになる。5−8はコピー動作のステータスを示すものであり、コピー中や、スタンバイ中などを表示する。6−9のテンキーは部数指定などを行なう時に使用する。5−10は部数表示である。5−11はテンキーと同様部数の指定を行なう時に使用する増減の指定ボタンである。5−12は濃度調整レバーであり、原稿の濃度に応じてユーザが調整することが出来る。5−13はコピー開始ボタンであり、このボタン押下と同時に原稿の読み取り動作が開始され、読み取り終了と同時に投入金額とジョブに必要な金額との比較が行なわれ、金額が十分に投入されていれば、待機状態だったコピージョブは画像出力動作を開始する。金額が足りない場合には、図9で示すコイン不足画面を表示する。14−4はACS指定で原稿が読み込まれてカラー原稿と判定したことを示している。14−5は、APS指定で読み込まれた原稿がA4であったために、出力用紙サイズもA4が選択されたことを示している。14−8はコイン不足で、投入金額が600円で、ユーザが投入したジョブに必要な金額が650円で50円不足していることを示している。この時点でプリンタは全く出力動作を開始せずに待機状態で、コインの追加投入を待っている。ユーザが50円以上を追加して14−10のコピー再開キーを押下すれば、ジョブは画像出力動作を再開する。コインが無ければ14−11のキャンセルキーを押下して、ジョブをキャンセルすることも可能である。
次に図6を用いて、コントローラ内部の各制御ブロックの詳細説明を行なう。
まず6−1に金額を確定する為に必要となる情報を示す。色モードと用紙サイズは、例えばカラーA3は80円、カラーA4は50円、白黒はA3、A4とも10円などの金額設定がコインベンダ側で行なわれており、1ページの単価を決定する為に用いられる元情報となる。用紙枚数は、原稿枚数×部数から算出されるページ数を示す。ジョブ種に関しては、コピーサービスでの単価と、PDLプリントサービスや送信サービスなどサービスに応じて料金体系を変える場合に必要となる情報である。6−1に示すこれらの情報が確定した時点でジョブ制御部あるいは操作画面制御部は6−9のコインベンダ制御部内の料金計算部に、料金問い合わせI/Fを介して、金額が足りているかどうかを問い合わせる。ジョブをスタートさせる時点で6−1の情報が全て確定している場合(色モードや用紙選択が自動でない場合かつ、ドキュメントフィーダを使用しない場合)には、操作画面制御部からの料金問い合わせとなり、全てが確定していない場合は、一旦ジョブが投入される為に、原稿読み取り動作を行ない、読み取り動作が完了した時点でジョブ制御部が料金問い合わせを行なう事になる。問い合わせを受けたコインベンダ制御部は、コインベンダ通信部を介して、コインベンダとやり取りを行ない、料金計算を行なう。コインベンダから得られた投入金額と、(コインベンダから得られた各用紙サイズ、色モード毎の単価)X(ジョブ制御部あるいは操作画面制御部から得られたページ数)を比較し、投入金額が多い場合には、画像出力動作を開始することになる。
コインベンダとコントローラの情報のやり取りの詳細は図8を用いて説明する。
8−1はコインベンダであり、8−2はコントローラ(コインベンダ制御部)を示す。コインベンダとコントローラ間の通信は、シリアル通信などを用いて実現される。8−3の色モード指定と8−4の用紙サイズ指定をコントローラがコインベンダに対して行なうと、それに対応する単価テーブルをコインベンダ内に持っており、対応する単価金額を8−5でコインベンダはコントローラへ通知する。また、ユーザが投入した金額の合計は8−6によりコインベンダからコントローラに通知される。これらのやり取りで得られる情報から、コントローラ側のコインベンダ制御部は、料金計算を行ない、操作画面制御部やジョブ制御部に対してOK/NGの結果を通知することが出来る。それ以外の通信として、8−7のカウントパルスがある。このパルスをコントローラからコインベンダに通知することにより、コインベンダ内の残金の減算処理が行なわれる。8−8はコントローラ側の状態を通知するものであり、動作中やスタンバイ中などを表す。コインベンダは、この状態通知が動作中の時のみ、8−7のカウントパルスにより減算を行なう。もしスタンバイ中にカウントパルスを通知した場合は、コインベンダは異常な状態(動作していないのにカウントパルスが通知された)と判断して、エラーとなるなどの異常処理を行なう。
最後に図10を用いて、各制御部間のシーケンスフローを説明する。例では投入金額が不足した場合を用いて説明する。まず、初期状態としては操作画面はコイン投入待ち画面となっている。ユーザが10−1でコインを投入する。操作画面はスタンバイ画面へと移行し、各種設定が出来るようになる。ユーザはこの後コインを更に追加しても良いし、最低金額のみを投入したのみで10−2のスタートキーを押下することも可能である。ここではスタンバイ画面に移行したので、ユーザは所定の部数を設定し、ドキュメントフィーダに複数枚原稿をセットし、スタートキーを押下したと仮定する。すると10−3で操作画面制御部にスタート指示が来る。ドキュメントフィーダによるジョブの為、操作画面制御部ではジョブ投入前に金額決定するための情報がすべて確定していないので、料金チェックを行なうことなく10−4のジョブ投入を行なう。料金チェックはジョブ制御部に委ねられる。ジョブ制御部は、スキャン制御部を介してスキャナを動作させ原稿読み取り動作を行ない、読み取り動作が完了した時点で、10−5の金額問い合わせをコインベンダ制御部へ行なう。コインベンダ制御部はコインベンダへまず10−6で色モードと用紙サイズの指定を行ない、それに対応する単価金額を受け取る。更に投入金額を問い合わせ、コインベンダに投入されている金額を受け取る。これからの情報と10−5の金額問い合わせでジョブから通知されてきた用紙枚数情報から算出される必要金額を比較する。この場合、最低金額しかユーザがコイン投入していないため、コイン不足で10−10で金額NG通知が通知され、10−11、10−12のNG通知で操作画面に図9の金額不足画面が表示される(仮にコイン不足でない場合は、ユーザのオペレーション無しに、ジョブは継続して画像出力動作へと移行する)。この表示を受けてユーザは10−13で不足分のコインを追加投入し、10−14で再スタート指示が行なわれる。10−15でジョブの再開指示が通知されると、コインベンダ制御部は、10−5から10−9までと全く同様の処理を10−17から10−20で行なう。結果はOKとなりジョブ制御部に10−21で金額OKの通知がなされると、ジョブは読み取り動作完了後、画像出力動作を待機して状態から再開し、コインベンダに対して機器の状態が”動作中”になったことを通知し、プリンタ制御部を介してプリンタへ画像出力する。用紙が出力される毎にカウントパルスをコインベンダに通知して残金の減算を行なっていく。最後に全ての用紙が出力されるとジョブ終了と共に、コインベンダに対して機器の状態が”スタンバイ”に戻ったことを通知して、操作画面制御部へ10−22でジョブの終了を通知し、10−23で操作画面がスタンバイに戻るというシーケンスで動作する。以上が本発明の実施例をコピージョブに対して行なった説明である。
対象ジョブ種が送信ジョブの場合について説明する。実施例1で示したコピージョブと異なる点は、画像出力がプリンタに対してではなく、ネットワーク経由のパソコンやサーバに対して行なわれる点である。従って出力ページ数や色モード、画像サイズなどの情報が全て確定するまでのジョブの待機方法はコピー時と全く同様である。ユーザの操作画面は図4に示すとおりである。12−1から12−3までの各機能タグのうちの12−2の送信タグを選択することにより画面を表示することが出来る。12−4は色モード指定であり、ACSが選択されていることを示す。12−5はカセット選択指定であり、APSが選ばれていることを示す。12−6は解像度指定であり、600x600dpiや300x300dpiや150dpix150dpiなど、画像データサイズや送信目的の関係に応じて、最適な解像度をユーザが指定できるものであり、例では200x200dpiが選択されていることを示している。12−7は原稿タイプ指定であり、写真原稿や文字のみの文書原稿など、原稿の種類に応じて画像処理を最適にする為にユーザが指定することが出来るものである。12−8は機器のステータスを表すメッセージ表示部であり、画像読み取り中や画像処理中、ネットワークへの送信中などの表示を行なう。12−10は送信宛先の表示部であり、12−12の宛先指定ボタンを押下することにより表示される英数アルファベット入力可能な宛先指定画面で、指定された宛先情報や、12−13のアドレス帳ボタンを押下する事により表示されるあらかじめ登録しておいたアドレスの中から選択された宛先情報が表示される。12−14は読み取り画像の濃度を調整する為のレバーであり必要に応じて調整できる。12−15は送信開始ボタンであり、押下することにより原稿の読み込み動作が開始される。
対象ジョブ種がPDLプリントジョブの場合について説明する。実施例1で示したコピージョブと異なる点は、画像入力がスキャナからではなくネットワーク経由のコンピュータからという点である。コピーの場合は、スキャナでの原稿読み取りが完了するまで出力動作を待機させて、投入金額とのチェックを行なうが、PDLプリントジョブの場合はプリンタドライバからジョブが投入されるため、機器内に全ページが送信され解析された時点で投入金額とのチェックを行なう事となる。また、PDLプリントジョブの場合、機器から離れた所からのジョブ投入となるため、ジョブを投入したユーザと、コインベンダにコインを投入しているユーザを一致させる仕組みが必要であり、本実施例では、パスワード入力によりユーザ認証を行なうセキュアプリントで実現している例を示している。ユーザの操作画面を図7を用いて説明する。13−1から13−3の各機能タグのうちの13−3を選択することによりプリント機能の画面を表示することが出来る。13−4が機器内に保持されているジョブ群を表す。ユーザIDと受け付け日時、ジョブの状態を行ごとに表している。コンビニエンスストアなどでのプリントサービスの場合は、インターネット上でアクセスできるサーバを経由して、ユーザはPDLプリントジョブを投入することが出来る。投入されたジョブは機器内に保持される。機器内のメモリ容量の関係から、一定時間以上経過してもプリント待機中のままのジョブは自動消去を行なうような保護処理が機器側に必要なことは言うまでもない。例で言えば、上から4つまでのジョブは、必要な金額をコインベンダに投入し出力するユーザのオペレーションを待っている。下3行のジョブはネットワークからデータを受信している最中であることを示している。ここでUser ID=0055のジョブを選択し(反転表示)させ、13−7のテンキーを用いて部数を指定し(13−6に部数表示)、13−8に、あらかじめプリントジョブを投入した際に指定しておいたパスワードを入力する。13−10のプリント開始ボタンを押下することにより、ユーザ認証が正しく行なわれると投入金額とのチェックを行ない、金額が十分に投入されていれば、待機状態だったUser ID=0055のプリントジョブは、プリンタ対してプリント動作を開始する。
Claims (4)
- スキャン料金またはプリント料金を接続されたコインベンダで課金管理する画像形成システムであって、
画像を入力する画像入力手段、前記画像入力手段から得られた画像データを格納する記憶手段、画像データを出力する画像出力手段、前記記憶手段に格納された少なくとも1ページ以上の画像データ群をまとめてジョブとして扱い処理を行なうジョブ制御手段、料金に関する制御を行なうコインベンダ、前記コインベンダと料金情報の通信を行なうコインベンダ制御手段から構成され、前記コインベンダ制御手段は、コインベンダから得られた単価情報、投入金額情報と、前記ジョブ制御手段から得られるジョブ情報からジョブ動作開始が可能かどうかを判断する料金計算手段を有し、前記ジョブ制御手段は、画像出力手段に対して出力する画像枚数および画像モードおよび画像サイズが確定するまで画像出力動作を待機させ、確定した時点で画像出力動作を開始することにより、ジョブ途中で料金不足になることを回避することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、画像入力手段が原稿を読み込むスキャナであり、画像出力手段が印字画像を出力するプリンタである、ジョブ種がコピージョブであることを特徴とする画像形成システム。
- 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、画像入力手段がネットワーク経由で画像を受信するネットワーク制御手段であり、画像出力手段が印字画像を出力するプリンタであると共に、ジョブ種がプリントジョブであることを特徴とする画像形成システム。
- 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、画像入力手段が原稿を読み込むスキャナであり、画像出力手段がネットワークへの画像送信を行なうネットワーク制御手段であると共に、ジョブ種が送信ジョブであることを特徴とする画像形成システム。
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Cited By (3)
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JP2012121224A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプログラム |
JP2012187724A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、画像形成システムおよび処理プログラム |
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2005
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