JP2006245184A - 有機強誘電体メモリおよびその製造方法 - Google Patents

有機強誘電体メモリおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造プロセスが容易な有機強誘電体メモリ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる有機強誘電体メモリ100は、ソース領域42およびドレイン領域44を有するポリシリコン層40と、前記ポリシリコン層40の上方に形成された有機強誘電体層50と、前記有機強誘電体層50の上方に形成されたゲート電極60と、を含む。
【選択図】 図15

Description

本発明は、有機強誘電体材料を用いた有機強誘電体メモリおよびその製造方法に関する。
強誘電体メモリとして、Pb(Zr,Ti)O(PZT)又はSrBiTa(SBT)などの無機強誘電体層を含む強誘電体キャパシタの構造が周知である。たとえば特許文献1には、メモリセルがマトリクス状に形成されている強誘電体メモリが開示されている。無機強誘電体層は成膜するときに600℃以上の高温のアニール処理を必要とする。そのため、強誘電体キャパシタを形成するための基板は耐熱性を有するものに限られ、ガラス基板やプラスチックなどのフレキシブル基板を基板として使用することは不可能である。さらに、無機強誘電体はPb、Biなどの重金属を含むので環境に有害であり、その取り扱いが煩雑である。
特開平5−89661号公報
本発明の目的の1つは、製造プロセスが容易な強誘電体メモリ及びその製造方法を提供することにある。
本発明にかかる有機強誘電体メモリの製造方法は、
(a)基板の上方の所定の領域にポリシリコン層を形成する工程と、
(b)前記ポリシリコン層にソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
(c)前記ポリシリコン層の上方に有機強誘電体層を形成する工程と、
(d)前記有機強誘電体層の上方にゲート電極を形成する工程と、
を含む。
本発明によれば、有機強誘電体層を含む強誘電体キャパシタを形成するので、例えば150℃以下の低温プロセスが可能になる。そのため、基板の耐熱性の制約が緩和され、基板の選択自由度が向上する。また、有機強誘電体材料は低エネルギーによる処理が可能であるので、製造プロセスの容易化を図ることができる。さらに、重金属による環境負荷の問題がなく、容易に廃棄可能であり取り扱いが簡単である。
なお、本発明において、特定のA層の上方にB層が設けられているとは、A層上に直接B層が設けられている場合と、A層上に他の層を介してB層が設けられている場合と、を含むものとする。このことは、以下の発明においても同様である。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記工程(b)では、前記ポリシリコン層の上方であって、前記ゲート電極を形成するための領域にレジストを形成し、当該レジストをマスクとして、前記ポリシリコン層に不純物を導入することにより、前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成することができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記基板の上方に、前記工程(a)〜(d)の工程により被転写層を形成する工程と、
前記工程(d)の後に、前記被転写層を転写体に転写させる工程と、
をさらに含むことができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記基板の耐熱温度は、前記被転写層の耐熱温度より高いことができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記被転写層は、フレキシブル基板であることができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記工程(d)の後に、前記ゲート電極をマスクとして前記有機強誘電体層をアッシングする工程をさらに含むことができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記工程(c)では、液滴吐出法により、有機強誘電体層を形成することができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記工程(a)は、液体シリコン材料を塗布する工程を有することができる。
本発明の有機強誘電体メモリの製造方法において、
前記工程(d)は、
液滴吐出法により金属微粒子または導電性高分子を含む液体を前記有機強誘電体層の上方に塗布することによりのゲート電極を形成することができる。
本発明にかかる有機強誘電体メモリは、
ソース領域およびドレイン領域を有するポリシリコン層と、
前記ポリシリコン層の上方に形成された有機強誘電体層と、
前記有機強誘電体層の上方に形成されたゲート電極と、
を含む。
本発明の有機強誘電体メモリにおいて、
前記ポリシリコン層と前記有機強誘電体層との間に形成された絶縁体からなるバッファ層をさらに含むことができる。
本発明の強誘電体メモリにおいて、
前記バッファ層と前記有機強誘電体層との間に形成された中間電極をさらに含むことができる。
本発明に係る有機強誘電体メモリは、
ソース領域およびドレイン領域を有するポリシリコン層と、
前記ポリシリコン層の上方に形成されたバッファ層と、
前記バッファ層の上方に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の上方に形成された層間絶縁膜と、
前記ゲート電極と電気的に接続され、少なくとも前記層間絶縁膜の上方に形成された中間電極と、
前記中間電極の上方に形成された有機強誘電体層と、
前記有機強誘電体層の上方に形成された上部電極と、
を含む。
本発明の有機強誘電体メモリにおいて、
前記有機強誘電体層は、ポリ(フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン)共重合体、ポリフッ化ビニリデン、および奇数ナイロンのいずれかの有機強誘電体材料からなることができる。
本発明の有機強誘電体メモリにおいて、
前記ゲート電極は、導電性高分子からなることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図14は、本発明の実施の形態にかかる有機強誘電体メモリ100の製造方法を模式的に示す断面図である。図15は、有機強誘電体メモリ100を模式的に示す断面図であり、図16は、有機強誘電体メモリ100の回路を示す図である。
1.有機強誘電体メモリの製造方法
(1)まず、図1に示すように第1の基板10を用意する。本実施の形態において第1の基板10は、転写用基板であり、製造工程においてのみ使用する基板である。第1の基板10の上方には、後述する工程により、被転写層110(図14参照)が形成される。最終的には被転写層110が第3の基板14に転写されることにより、有機強誘電体メモリ100が形成される(図15参照)。転写技術を適用することにより、製造プロセスに要求される条件(プロセス耐性など)および完成品に要求される条件(フレキシブル性など)の両方を満たすことが可能となる。
第1の基板10は、有機強誘電体メモリ100の製造工程において耐熱性を有するものであればその材質は特に限定されない。たとえば第1の基板10は、製造工程の最高温度(たとえば400℃程度)以上の歪点を有するものであることが好ましい。また、第1の基板10は、光透過性を有していることが好ましく、具体的には、ガラス基板(たとえば石英ガラス、コーニング7059、日本電気ガラスOA−2)、半導体基板(例えばシリコン基板)、金属基板、または耐熱性を有していれば樹脂基板であってもよい。
ついで、第1の基板10上に分離層20を形成する(図1参照)。分離層20は、後述の転写工程において、第1の基板10の剥離を容易にするためのものである。分離層20は、光吸収により結合力を消失するものであってもよいし、その他の物理的・化学的作用により結合力を消失するものであってもよい。分離層20は熱または光により接着力を消失する接着層であってもよい。分離層20の材質としては、例えばアモルファスシリコンなどの半導体、強誘電体、各種酸化物セラミックス、有機材料、低融点金属、UV硬化型接着材料などが挙げられる。
ついで、分離層20上に絶縁層30を形成する(図1参照)。絶縁層104は、たとえば酸化シリコンからなり、有機シリコン材料であるTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate(Si(OC))を原材料としたプラズマCVD法により形成される。絶縁層30は、被転写層110の保護層、被転写層110の遮光層、マイグレーションの防止層として機能する。あるいは、絶縁層30を形成することなく、第1の基板10(又は分離層20)上に直接的に被転写層110を形成してもよい。
(2)次に、図2に示すように、絶縁層30上にポリシリコン層40が形成される。ポリシリコン層40は、たとえば低温ポリシリコン(LTPS:Low Temperature Poly-Silicon)プロセスにより形成することができる。プロセス温度を例えば約600℃以下(例えば約400℃以下)にすることにより、例えば第1の基板10としてガラス基板が使用可能になる。
ポリシリコン層40の具体的な形成方法としては、例えば、アモルファスシリコン層をCVD法により成膜し、必要に応じて脱水素アニールを行った後、アモルファスシリコン層をエキシマレーザ等でレーザアニールすることにより、多結晶化させる。こうして、ポリシリコン層40が形成される。その後、図3に示すように、例えばドライエッチングによりパターニングして、所定のパターンを有するポリシリコン層40を形成する。
またポリシリコン層40の成膜は、たとえばシラン化合物を溶媒に溶かした液体シリコン材料を絶縁層30上に塗布することにより行われてもよい。この場合、所定の導電型の不純物を含む液体シリコン材料を用いて、後述するソース領域42およびドレイン領域44を形成してもよい。たとえばインクジェット法により、所定のパターンのソース領域42およびドレイン領域44を形成することが可能である。これにより、ポリシリコン層40に不純物を導入する工程を省略することができため、製造工程を簡略化することができる。液体シリコン材料を塗布した後、必要に応じて熱処理または光処理を行うことによりポリシリコン層40が得られる。
(3)次に、図5に示すように、ポリシリコン層40にソース領域42およびドレイン領域44が形成される。
まず、レジスト(図示せず)をポリシリコン層40上に塗布した後、リソグラフィ法により該レジストをパターニングすることにより、図4に示すように、所定の形状のレジスト層R1が形成される。レジストの材料としては、公知の材料を用いることができる。レジスト層R1は、ソース領域42およびドレイン領域44を形成するための領域以外を覆う形状であればよく、たとえば、後に形成されるゲート電極60(図8参照)を形成するための領域に形成される。
ついで、レジスト層R1をマスクとして、所定の導電型の不純物をポリシリコン層40に導入する。たとえば、不純物としてPを用い、イオン注入法によりポリシリコン層40に打ちこむことができる。その後、熱処理を施し、導入した不純物を活性化する。この熱処理は、たとえば、処理温度300℃で行うことができる。こうして、図5に示すように、ソース領域42、ドレイン領域44、およびボディ領域46がポリシリコン層40に形成される。その後、レジスト層R1は除去される。
(4)次に、図8に示すように、ポリシリコン層40の上に有機強誘電体層50およびゲート電極60が形成される。
まず、図6に示すように、有機強誘電体層50を絶縁層30およびポリシリコン層40の上面に塗布する。有機強誘電体層50は、ポリ(フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン)共重合体、ポリフッ化ビニリデン、および奇数ナイロン等の有機強誘電体材料を用いて形成される。有機強誘電体層50は、上記ポリマーをたとえばケトン系の溶媒に溶かした後に、塗布される。
有機強誘電体層50の塗布方法としては、真空蒸着法、スピンコート法、LB(Langmuir-Blodgett)法、液滴吐出法、LSMCD(Liquid Source Misted Chemical Deposition)法等を用いることができる。液滴吐出法としては、インクジェット法、ジェルジェット(登録商標)法、ディスペンサ法又は溶液霧化堆積法を適用することができる。例えばインクジェット法によれば、インクジェットプリンタ用に実用化された技術を応用することによって、高速かつインクを無駄なく経済的に設けることができる。液滴吐出法を適用することにより、高価かつ手間のかかるフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を使用することなく、所定のパターンを有する有機強誘電体層50を直接形成することが可能になる。
ここでは、スピンコート法を用いて有機強誘電体層50を成膜した場合について説明する。有機強誘電体層50をスピンコートにより塗布した後、150℃程度のアニール処理を行うことにより、有機強誘電体層50を成膜する。このように有機強誘電体の成膜は、無機強誘電体の成膜と比べて低温でアニールが行われるため、成膜が容易であり、強誘電体層の周囲の素子に与えるダメージを低減することができる。
ついで、図7に示すように、有機強誘電体層50上にゲート電極60を形成する。ゲート電極60は、スパッタ法、蒸着法、めっき法、液滴吐出法などにより形成される。より有機強誘電体層へのダメージが少ない蒸着法、めっき法、液滴塗吐出法が望ましい。液滴吐出法を適用することにより、高価かつ手間のかかるフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を使用することなく、所定のパターンを有するゲート電極60を直接形成することが可能になるため、より望ましい。電極材料としては、例えば、アルミニウム、金、銀、銅、白金、イリジウム、パラジウム、ニッケル、チタンなどの金属や、導電性高分子、導電性有機材料、酸化物導電体などが挙げられる。液滴吐出法の場合、たとえば導電性微粒子を含む分散液(例えば導電性高分子、金属微粒子)を用いて形成されることができる。導電性微粒子は、前記金属の微粒子、又は酸化物導電体や超電導体などのその他の微粒子が挙げられる。微粒子とは、特に大きさを限定したものではなく、分散液とともに吐出できる粒子である。導電性微粒子は、反応を抑制するために、有機物などのコート材によって被覆されていてもよい。分散液は、乾燥しにくく再溶解性のあるものであってもよい。導電性微粒子は、分散液中に均一に分散していることが好ましい。また吐出溶液として、導電性高分子又は導電性有機材料が溶解している溶液でもよい。導電性高分子としては、例えばポリエチレンジオキサンチオフェン(PEDOT)、ポリアニリンなどが挙げられる。ゲート電極60が導電性高分子であれば、導電性高分子は通常の金属よりも柔軟性を有する。したがって、電圧を印加されることにより有機強誘電体層50が変形した場合に、ゲート電極60は有機強誘電体層50に追随して撓むことができるため、有機強誘電体層50に変形による負荷がかかりにくい。また有機強誘電体メモリ100は、導電性高分子を用いてゲート電極60を形成することにより良好なヒステリシス特性を得ることができる。
分散液を塗布した後、必要に応じて、分散液を揮発させる処理や、導電性微粒子を相互に結合(例えば焼結)させる処理(加熱)を行う。
ゲート電極60を図7に示すように成膜した後、所定の形状にゲート電極60をパターニングする。ゲート電極60のパターニングは、ドライエッチングまたはウェットエッチング等の公知の方法を用いて行うことができる。上述したように、ゲート電極60は、液滴吐出法により成膜段階で所定の形状に形成されていてもよい。
ついで、図8に示すように、ゲート電極60をメタルマスクとして有機強誘電体層50を所定の形状にパターニングする。ゲート電極60がアルミニウムのような金属からなる場合に、有機強誘電体層50は有機材料からなるため、アッシングによりパターニングすることが可能である。このように、ゲート電極60をメタルマスクとして利用することにより、有機強誘電体層50をパターニングするためのマスクを形成する必要がなくなり、製造工程を簡略化することができる。
(5)次に、図9に示すように、第1の層間絶縁膜70が形成される。第1の層間絶縁膜70は、ゲート電極60、ポリシリコン層40、および絶縁層30の上面に形成される。第1の層間絶縁膜70は、その上にさらにデバイスを形成するための層間絶縁層であってもよいし、最上層のパッシベーション層であってもよい。第1の層間絶縁膜70は、薄膜トランジスタ構造を有するゲート電極60、有機強誘電体層50、およびポリシリコン層40を被覆して形成される。第1の層間絶縁膜70の成膜温度は、上述した有機強誘電体層50の成膜温度より低温(例えば約150℃以下)であることが好ましい。こうすることにより、有機強誘電体層50に与えるダメージを低減することができる。
第1の層間絶縁膜70は、例えばテトラメチルシラン(TMS)をCVD法により室温で成膜してもよい。あるいは、第1の層間絶縁膜70として、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)又は光硬化型樹脂(例えばUV硬化型樹脂)を成膜してもよい。いずれも少なくとも有機強誘電体層50の成膜温度よりも低温(例えば約150℃以下)により形成することができる。第1の層間絶縁膜70は、上述したCVD法以外に、例えばシリカ微粒子を含む分散液や樹脂材料をスピンコート法、液滴吐出法、LSMCD法などにより成膜することができる。
なお、第1の層間絶縁膜70の形成工程のみならず、有機強誘電体層50の形成工程以降は、有機強誘電体層50の成膜温度(詳しくは結晶化時の温度)以上の高温のアニール処理を行わないほうが好ましい。こうすることにより、有機強誘電体層50の熱によるダメージを低減することができる。
(6)次に、図10に示すように、第1の層間絶縁膜70にコンタクトホール74およびコンタクトホール76を形成する。コンタクトホール74は、ソース領域42と外部の配線とを電気的に接続するための貫通穴であり、コンタクトホール76は、ドレイン領域44と外部の配線とを電気的に接続するための貫通穴である。コンタクトホール74およびコンタクトホール76は、たとえばドライエッチング法により形成することができる。
(7)次に、図11に示すように、第1のコンタクト層62および第2のコンタクト層64を形成する。第1のコンタクト層62は、コンタクトホール74を埋めるように形成される。第2のコンタクト層は、コンタクトホール76を埋めるように形成される。第1のコンタクト層62および第2のコンタクト層64は、例えば図11に示すように、コンタクトホール74、76の内部のみならず、さらに第1の層間絶縁膜70の上面に至るように形成してもよいし、コンタクトホール74、76の内部のみに形成してもよい。第1のコンタクト層62および第2のコンタクト層64は、絶縁材料との境界面に形成される薄いバリア層(例えばTi層、TiN層など)と、バリア層よりも内側に形成される導電層(例えばW層、Al層など)と、を含む。ただしバリア層は必須ではない。第1のコンタクト層62および第2のコンタクト層64は、コンタクトホール74、76の内部を含む第1の層間絶縁膜70上の全面に成膜した後、CMP法及び必要があればエッチング法を組み合わせることにより形成することができる。
なお、第1のコンタクト層62および第2のコンタクト層64は、導電性を有していればその材質は限定されず、例えば上述したゲート電極60の材料と同一材質により形成してもよい。
(8)次に、図12に示すように、第2の層間絶縁膜72が形成される。第2の層間絶縁膜72は、第1の層間絶縁膜70ならびに第1のコンタクト層62および第2のコンタクト層64の上面に形成される。第2の層間絶縁膜72は、その上にさらにデバイスを形成するための層間絶縁層であってもよいし、最上層のパッシベーション層であってもよい。第2の層間絶縁膜72の成膜方法および材質については、第1の層間絶縁膜70の成膜方法および材質と同様であるので、説明を省略する。
(9)次に、転写技術を適用する場合には、図13〜図15に示すように、少なくとも1回(図では2回)の転写工程により被転写層110を完成品としての第3の基板14に転写する。
例えば図13に示すように、第1の基板10(分離層20)上の被転写層110を他の基板である第2の基板12(例えばガラス基板)に転写する。その場合、第2の基板12と被転写層110を図示しない接着層(例えば光硬化型接着層)により接着してもよい。その後、図14及び図15に示すように、分離層20の結合力を消失又は低減させ、第1の基板10と分離層20を順次又は同時に剥離する。分離層20の結合力を消失又は低減させる方法は上述した通りである。そして、最終的には被転写層110の一部(例えば絶縁層30)を露出させ、被転写層110を第3の基板14に転写する。被転写層110と第3の基板14の結合手段は限定されるものではなく、すでに説明した方法を適用することができる。
こうして、第3の基板14上に被転写層110を形成することができる。第3の基板14は、第1の基板10よりも耐熱性の低い(例えば歪点の低い)材料から構成されていてもよい。第3の基板14は、ポリイミド樹脂などのフレキシブル基板であってもよいし、第1の基板10よりも耐熱性の低いガラス基板であってもよい。あるいは、第3の基板14は、液晶素子やEL素子などの電気光学素子、その他の電子部品が搭載又は内蔵されているものであってもよい。その場合も、第3の基板14の電気光学素子又は電子部品の耐熱性が低ければ、上述した転写工程を行うと効果的である。
なお、上述とは異なり、1回の転写により、第1の基板10から第3の基板14に直接的に被転写層110を転写してもよい。その場合には、第3の基板14側から順に絶縁層30、ポリシリコン層40、有機強誘電体層50、およびゲート電極60が配置される。
以上の工程により、図15に示す有機強誘電体メモリ100が形成される。
2.有機強誘電体メモリの構成
図15は、有機強誘電体メモリ100を模式的に示す断面図であり、図16は、有機強誘電体メモリ100の回路図である。本実施の形態にかかる有機強誘電体メモリ100は、絶縁層30と、ポリシリコン層40と、有機強誘電体層50と、ゲート電極60とを含む。ポリシリコン層40は、ソース領域42と、ドレイン領域44と、これらの間に形成されたボディ領域46とを有する。ポリシリコン層40、有機強誘電体層50、およびゲート電極60は、薄膜トランジスタ構造を有する。
有機強誘電体メモリ100は、1T型メモリセル構造を有し、図16に示す回路方式に基づいて動作する。図16に示すように、1T型メモリセルT1(有機強誘電体メモリ100)のゲート電極60は、ワード線とノードN1で接続され、ソース領域42およびドレイン領域44のいずれか一方がビット線とノードN2で接続され、他方が反転ビット線とノードN3で接続されている。有機強誘電体メモリ100は、有機強誘電体層50の強誘電体の分極の向きにより、トランジスタの閾値を変化させることでデータを記録する。1T型は、非破壊読み出しが可能であるため再書き込みが不要である。また、1T型メモリセルは、1T1C型メモリセル等と比べてセルサイズが小さいため高集積化が可能である。
また有機強誘電体メモリ100は、有機強誘電体材料を用いて形成されている。これにより有機強誘電体メモリ100は、無機強誘電体材料として頻繁に用いられる鉛、ビスマス等の重金属を含まないため、環境を害する可能性を低減することができる。また有機強誘電体メモリ100は、上述したように低温工程で製造可能なため、簡便な装置で製造することができ、コストを削減することができる。また、本発明によれば、有機強誘電体材料は、フレキシブルな材料であるため、フレキシブルなメモリを提供することができる。特に、フレキシブル基板、導電性有機材料、絶縁性有機材料等の他のフレキシブル材料と組み合わせることにより、より高性能なフレキシブルメモリを提供することができる。
3.変形例
本実施の形態の変形例にかかる有機強誘電体メモリについて説明する。
3.1.第1の変形例
図17は、第1の変形例にかかる有機強誘電体メモリ200を模式的に示す断面図である。有機強誘電体メモリ200は、バッファ層80をさらに含む点で、図15に示す有機強誘電体メモリ100と異なる。バッファ層80は、ポリシリコン層40と有機強誘電体層50との間に形成される。バッファ層80に用いられる材料としては、絶縁体材料であれば特に限定されず、たとえば酸化シリコンを用いることができる。
このようにポリシリコン層40と有機強誘電体層50の間にバッファ層80が形成されることにより、ポリシリコン層40のボディ領域46が有機強誘電体層50の影響を緩和することができるため、ボディ領域46が有機強誘電体層50から受けるダメージを低減することができる。
有機強誘電体メモリ200の他の構成については、有機強誘電体メモリ100と同様であるので、説明を省略する。
3.2.第2の変形例
図18は、第2の変形例にかかる有機強誘電体メモリ300を模式的に示す断面図である。有機強誘電体メモリ300は、バッファ層80および中間電極82をさらに含む点で、図15に示す有機強誘電体メモリ100と異なる。
バッファ層80は、ポリシリコン層40上に形成され、中間電極82は、バッファ層80と有機強誘電体層50との間に形成される。バッファ層80は、ゲート絶縁層として機能する。バッファ層80の材料としては、第1の変形例において説明した材料と同様の材料を挙げることができる。中間電極82の材料としては、上述したゲート電極60の材料と同様の材料を挙げることができる。
有機強誘電体メモリ300は、ゲート電極60、有機強誘電体層50、および中間電極82からなる強誘電体キャパシタと、中間電極82、バッファ層80、およびポリシリコン層40からなる薄膜トランジスタとから構成される。
3.3.第3の変形例
図19は、第3の変形例にかかる有機強誘電体メモリ400を模式的に示す断面図である。有機強誘電体メモリ400は、バッファ層80および中間電極86をさらに含む点、強誘電体キャパシタ92が第2の層間絶縁膜72の上方に形成されている点で、有機強誘電体メモリ100と異なる。強誘電体キャパシタ92は、中間電極86と、有機強誘電体層88と、上部電極90とを有する。有機強誘電体メモリ400は、第2の変形例にかかる有機強誘電体メモリ300と同様に、ゲート電極84、バッファ層80、およびポリシリコン層40からなる薄膜トランジスタと、強誘電体キャパシタ92とから構成される。薄膜トランジスタにおいて、バッファ層80は、ゲート絶縁層として機能する。
強誘電体キャパシタ92は、薄膜トランジスタが形成された後に形成される。これにより、薄膜トランジスタの形成プロセスに制約されることなく強誘電体キャパシタ92を形成することができる。
3.4.変形例にかかる有機強誘電体メモリの回路形式
図20は、第1〜3の変形例に係る有機強誘電体メモリ200、300、400の回路図を示す。有機強誘電体メモリ200、300、400は、図20に示すキャパシタCferroおよびトランジスタT2に相当する。キャパシタCferroは、ワード線とノードN1で接続され、トランジスタT2は、ソース領域42およびドレイン領域44のいずれか一方がビット線とノードN2で接続され、他方が反転ビット線とノードN3で接続されている。
有機強誘電体メモリ200、300、400は、有機強誘電体メモリ100と同様に非破壊読み出しが可能であるため再書き込みが不要である。また、有機強誘電体メモリ200、300、400は、1T1C型メモリセル等と比べてセルサイズが小さいため高集積化が可能である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリの製造方法を模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリを模式的に示す断面図。 実施の形態にかかる有機強誘電体メモリを示す回路図。 第1の変形例にかかる有機強誘電体メモリを模式的に示す断面図。 第2の変形例にかかる有機強誘電体メモリを模式的に示す断面図。 第3の変形例にかかる有機強誘電体メモリを模式的に示す断面図。 変形例にかかる有機強誘電体メモリを示す回路図。
符号の説明
10 第1の基板、20 分離層、30 絶縁層、40 ポリシリコン層、42 ソース領域、44 ドレイン領域、46 ボディ領域、50 有機強誘電体層、60 ゲート電極、80 バッファ層、62 第1のコンタクト層、64 第2のコンタクト層、70 第1の層間絶縁膜、72 第2の層間絶縁膜、74、76 コンタクトホール、100、200、300、400 有機強誘電体メモリ、110 被転写層

Claims (15)

  1. ソース領域およびドレイン領域を有するポリシリコン層と、
    前記ポリシリコン層の上方に形成された有機強誘電体層と、
    前記有機強誘電体層の上方に形成されたゲート電極と、
    を含む、有機強誘電体メモリ。
  2. 請求項1において、
    前記ポリシリコン層と前記有機強誘電体層との間に形成された絶縁体からなるバッファ層をさらに含む、有機強誘電体メモリ。
  3. 請求項2において、
    前記バッファ層と前記有機強誘電体層との間に形成された中間電極をさらに含む、有機強誘電体メモリ。
  4. ソース領域およびドレイン領域を有するポリシリコン層と、
    前記ポリシリコン層の上方に形成されたバッファ層と、
    前記バッファ層の上方に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極の上方に形成された層間絶縁膜と、
    前記ゲート電極と電気的に接続され、少なくとも前記層間絶縁膜の上方に形成された中間電極と、
    前記中間電極の上方に形成された有機強誘電体層と、
    前記有機強誘電体層の上方に形成された上部電極と、
    を含む、有機強誘電体メモリ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記有機強誘電体層は、ポリ(フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン)共重合体、ポリフッ化ビニリデン、および奇数ナイロンのいずれかの有機強誘電体材料からなる、有機強誘電体メモリ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記ゲート電極は、導電性高分子からなる、強誘電体メモリ。
  7. (a)基板の上方の所定の領域にポリシリコン層を形成する工程と、
    (b)前記ポリシリコン層にソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
    (c)前記ポリシリコン層の上方に有機強誘電体層を形成する工程と、
    (d)前記有機強誘電体層の上方にゲート電極を形成する工程と、
    を含む、
    有機強誘電体メモリの製造方法。
  8. 請求項7において、
    前記工程(b)では、前記ポリシリコン層の上方であって、前記ゲート電極を形成するための領域にレジストを形成し、当該レジストをマスクとして、前記ポリシリコン層に不純物を導入することにより、前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成する、有機強誘電体メモリの製造方法。
  9. 請求項7または8において、
    前記基板の上方に、前記工程(a)〜(d)の工程により被転写層を形成する工程と、
    前記工程(d)の後に、前記被転写層を転写体に転写させる工程と、
    をさらに含む、有機強誘電体メモリの製造方法。
  10. 請求項9において、
    前記基板の耐熱温度は、前記転写体の耐熱温度より高い、有機強誘電体メモリの製造方法。
  11. 請求項9または10において、
    前記転写体は、フレキシブル基板である、有機強誘電体メモリの製造方法。
  12. 請求項7ないし11のいずれかにおいて、
    前記工程(d)の後に、前記ゲート電極をマスクとして前記有機強誘電体層をアッシングする工程をさらに含む、有機強誘電体メモリの製造方法。
  13. 請求項7ないし12のいずれかにおいて、
    前記工程(c)では、液滴吐出法により、有機強誘電体層を形成する、有機強誘電体メモリの製造方法。
  14. 請求項7ないし13のいずれかにおいて、
    前記工程(a)は、液体シリコン材料を塗布する工程を有する、有機強誘電体メモリの製造方法。
  15. 請求項7ないし14のいずれかにおいて、
    前記工程(d)は、液滴吐出法により金属微粒子または導電性高分子を含む液体を前記有機強誘電体層の上方に塗布することによりゲート電極を形成する、有機強誘電体メモリの製造方法。
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