JP2006243676A - 音響信号分析装置およびその方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 Exponential自己回帰モデルのスケールパラメータγの初期値γ0から、最小二乗誤差推定によって与えられるExponential自己回帰モデルの係数φi、係数πiの値φ^i、π^iを求め、この係数φi、係数πiの値φ^i、π^iからスケールパラメータγの値γ^Aを求め、このスケールパラメータγの値γ^Aから、最小二乗誤差推定によって係数φi、係数πiの新たな値φ^i、π^iを求め、さらに、この係数φ^i、係数π^iから新たなスケールパラメータγの値γ^Bを求め、このγ^Aとγ^Bとの差が所定の値以下になった場合のスケールパラメータの値と、その値を与えた係数φ^i、係数π^iの値を、Exponential自己回帰モデルのパラメータ推定値とする。
【選択図】 図1
Description
まず、本発明の音響信号分析装置・方法の第1の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成を例示した構成ブロック図である。
図2は、第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)においてExponential自己回帰モデルのパラメータ推定値を得る処理機能を示す機能ブロック図である。
図3は、第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)においてExponential自己回帰モデルのパラメータ推定値を得る処理を示すフローチャートである。
例えば具体例として、m=10、c=1とすると、後述するモデル次数pは1〜10までの整数値をとることが可能であることを意味する。
モデル次数設定部(141)は、制御部の制御の下、モデル次数範囲格納領域(1501)に格納されるモデル次数pの取りえる範囲を読み出して、その範囲の中から1つの値を選択し、これをモデル次数pの初期値p0として設定して、RAM(15)のモデル次数p格納領域(1502)に格納する。初期値p0としては、ステップS200で設定されたモデル次数pの取りえる範囲の中の値から選択されるが、この実施形態ではp0=1(=c)とする。
なお、モデル次数設定部(141)は必須のものではなく、例えば、モデル次数範囲格納領域(1501)に格納されるモデル次数pの取りえる範囲の全ての値について後述の処理を実行するのであれば、制御部の制御の下、モデル次数pの各値について、後述の処理を実行すればよい。
式(6)において、Max(・)は最大値を求める関数である。スケールパラメータ初期値設定部(142)は、制御部の制御の下、外部記憶装置(17)から読み出されてRAM(15)の時系列離散音響信号値x(k)格納領域(1503)に格納されている時系列離散音響信号の値x(k)を読み出し、その二乗値が最大となるときのその最大値Max(x(k)2)(但し1≦k≦nである。)を求め、次いで、外部記憶装置(17)から読み出されてRAM(15)の初期値設定因子ε格納領域(1504)に格納されている初期値設定因子εを読み出し、式(6)に基づいて、スケールパラメータγの初期値γ0の値を求めて、これをRAM(15)のスケールパラメータ初期値γ0格納領域(1505)に格納する。
係数最小二乗誤差推定値演算部(143)は、制御部の制御の下、モデル次数p格納領域(1502)に格納されているモデル次数pの値(この段階ではp=p0(初期値1)である。)、時系列離散音響信号値x(k)格納領域(1503)に格納されている時系列離散音響信号の値x(k)、スケールパラメータ初期値γ0格納領域(1505)に格納されているスケールパラメータγの初期値γ0を読み出し、これらの値に基づいて式(7)のように構成される行列α、X、Yから、公知の最小二乗誤差推定方法(行列α、X、Yを用いた正規方程式の解)によって行列α^を求め、行列α^の成分である係数φ^i、係数π^iの値をRAM(15)のφ^i、π^i格納領域(1506)に格納する。
式(9)において、argmin(・)は括弧内の関数の値が最小の値を取るパラメータを出力する関数である。スケールパラメータ探索部(144)は、制御部の制御の下、モデル次数p格納領域(1502)に格納されているモデル次数pの値(この段階ではp=p0(初期値1)である。)、時系列離散音響信号値x(k)格納領域(1503)に格納されている時系列離散音響信号の値x(k)、スケールパラメータ初期値γ0格納領域(1505)に格納されているスケールパラメータγの初期値γ0、φ^i、π^i格納領域(1506)に格納されている係数φ^i、係数π^iの値を読み出し、0≦γ≦γ0の範囲内で、例えば勾配法(最急降下法やニュートン法など)などの数値的最適化によって、赤池情報量規準AIC(p)の値を最小とするスケールパラメータγの値γ^Aを求め、これをRAM(15)のγ^A格納領域(1507)に格納する。
係数最小二乗誤差推定値演算部(143)は、制御部の制御の下、モデル次数p格納領域(1502)に格納されているモデル次数pの値(この段階ではp=p0(初期値1)である。)、時系列離散音響信号値x(k)格納領域(1503)に格納されている時系列離散音響信号の値x(k)、γ^A格納領域(1507)に格納されているスケールパラメータγの値γ^Aを読み出し、これらの値に基づいて式(10)のように構成される行列α、X、Yから、公知の最小二乗誤差推定方法(行列α、X、Yを用いた正規方程式の解)によって行列α^を求め、行列α^の要素である係数φ^i、係数π^iの値をRAM(15)のφ^i、π^i格納領域(1506)に格納する。
極限周期係数探索部(145)は、制御部の制御の下、モデル次数p格納領域(1502)に格納されているモデル次数pの値(この段階ではp=p0(初期値1)である。)、時系列離散音響信号値x(k)格納領域(1503)に格納されている時系列離散音響信号の値x(k)、γ^A格納領域(1507)に格納されているスケールパラメータγの値γ^A、φ^i、π^i格納領域(1506)に格納されているステップS205で得られた係数φ^i、係数π^iの値を読み出し、この係数φ^i、係数π^iを係数とする式(12)の2つの固有方程式
スケールパラメータ探索部(144)は、制御部の制御の下、モデル次数p格納領域(1502)に格納されているモデル次数pの値(この段階ではp=p0(初期値1)である。)、時系列離散音響信号値x(k)格納領域(1503)に格納されている時系列離散音響信号の値x(k)、スケールパラメータ初期値γ0格納領域(1505)に格納されているスケールパラメータγの初期値γ0、φ^^i、π^^i格納領域(1508)に格納されている係数φ^^i、係数π^^iの値を読み出し、0≦γ≦γ0の範囲内で、例えば勾配法(最急降下法やニュートン法など)などの数値的最適化によって、赤池情報量規準AIC(p)の値を最小とするスケールパラメータγの値γ^Bを求め、これをRAM(15)のγ^B格納領域(1509)に格納する。
次に、本発明の音響信号分析装置・方法の第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態における音響信号分析装置の構成は、上記第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成と同様であるので説明を略する。なお、第2の実施形態においては、モデル次数探索プログラム(178)と全最尤推定量出力プログラム(179)は使用しないので、これらのプログラムを音響信号分析装置の外部記憶装置に保存記憶する必要はないが、仮に保存記憶していても実行しなければよいだけなので、上記第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成と同様であるといえる。
図5は、第2の実施形態に係わる音響信号分析装置においてExponential自己回帰モデルのパラメータ推定値を得る処理を示すフローチャートである。
なお、第1の実施形態と同様の構成要素などには同一の符号を当てて、その説明を省略する。
次に、本発明の音響信号分析装置・方法の第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態における音響信号分析装置の構成は、上記第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成と同様であるので説明を略する。なお、第3の実施形態においては、極限周期次数探索プログラム(175)は使用しないので、これのプログラムを音響信号分析装置の外部記憶装置に保存記憶する必要はないが、仮に保存記憶していても実行しなければよいだけなので、上記第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成と同様であるといえる。
図7は、第3の実施形態に係わる音響信号分析装置においてExponential自己回帰モデルのパラメータ推定値を得る処理を示すフローチャートである。
なお、第1の実施形態と同様の構成要素などには同一の符号を当てて、その説明を省略する。
次に、本発明の音響信号分析装置・方法の第4の実施形態を説明する。
第4の実施形態における音響信号分析装置の構成は、上記第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成と同様であるので説明を略する。なお、第4の実施形態においては、極限周期次数探索プログラム(175)、モデル次数探索プログラム(178)および全最尤推定量出力プログラム(179)は使用しないので、これのプログラムを音響信号分析装置の外部記憶装置に保存記憶する必要はないが、仮に保存記憶していても実行しなければよいだけなので、上記第1の実施形態に係わる音響信号分析装置(1)のハードウェア構成と同様であるといえる。
図9は、第4の実施形態に係わる音響信号分析装置においてExponential自己回帰モデルのパラメータ推定値を得る処理を示すフローチャートである。
なお、第1の実施形態と同様の構成要素などには同一の符号を当てて、その説明を省略する。
即ち、上記第1の実施形態におけるステップS200、ステップS206、ステップS211〜S214を省略したのが、第4の実施形態に相当するものであり、第4の実施形態のステップS207における係数φi、πiの値φ^^i、π^^iは、第4の実施形態のステップS205で得られた係数φ^i、π^iの値によることとし、モデル次数p格納領域に格納されているモデル次数q(適宜1つに定められた値である。)が、スケールパラメータ探索部などによって適宜読み出されて、第1の実施形態で説明したステップS201〜S210の処理が行われ、その結果として、モデル次数qにおける最尤推定量(γ^B、φ^^i、π^^i)p=qが最尤推定量格納領域に格納され、これがExponential自己回帰モデルのパラメータ推定値となる。
142 スケールパラメータ初期値設定部
143 係数最小二乗誤差推定値演算部
144 スケールパラメータ探索部
145 極限周期係数探索部
146 スケールパラメータ判定部
147 最尤推定量出力部
148 モデル次数探索部
149 全最尤推定量出力部
Claims (10)
- ある時点{t}における時系列離散音響信号の値x(t)を、
当該時点{t}よりも前の各時点{t−i}〔但しi=1、2、・・・、pとし、モデル次数pは自然数とする。〕における時系列離散音響信号の値x(t−i)のそれぞれに対して係数φiを乗じたものの総和と、
時点{t}よりも前の各時点{t−i}における時系列離散音響信号の値x(t−i)のそれぞれに対して、係数πiおよび、スケールパラメータγ〔但し0≦γとする。〕と時点{t−1}における時系列離散音響信号の値x(t−1)の二乗との積を指数とする自然対数の底eのべき乗を乗じたものの総和と、
正規白色雑音に従う観測誤差ε(t)と
の和によって表すExponential自己回帰モデル
n個の時系列離散音響信号の値x(k)と、
モデル次数pと、
判定閾値ε2と
を記憶する記憶手段と、
n個の時系列離散音響信号の値x(k)のうち、その絶対値が最大となる時系列離散音響信号の値に基づいて、スケールパラメータγの初期値γ0を設定して、これを出力するスケールパラメータ初期値設定手段と、
スケールパラメータγ、モデル次数pおよびn個の時系列離散音響信号の値x(k)に基づいて、係数φiおよび係数πiの最小二乗誤差推定値φ^iおよびπ^iを演算して、この演算結果を出力する係数最小二乗誤差推定値演算手段と、
モデル次数pおよびn個の時系列離散音響信号の値x(k)並びに、係数最小二乗誤差推定値演算手段によって出力された最小二乗誤差推定値φ^iおよびπ^iによって与えられるExponential自己回帰モデルに関する情報量規準の値が最小となるスケールパラメータγの値γ^を、0以上γ0以下の範囲において探索して、この探索結果を出力するスケールパラメータ探索手段と、
スケールパラメータ探索手段によって出力されたスケールパラメータγの値γ^Aとγ^Bとの差が判定閾値ε2以下であるか否かを判定して、この判定結果を出力するスケールパラメータ判定手段と、
スケールパラメータ判定手段において判定閾値ε2以下であると判定されたときの、スケールパラメータγの値γ^A、並びにスケールパラメータ探索手段においてスケールパラメータγの値γ^Aを出力したときの最小二乗誤差推定値、または、スケールパラメータγの値γ^B、並びにスケールパラメータ探索手段においてスケールパラメータγ^Bを出力したときの最小二乗誤差推定値の少なくともいずれか一方を、最尤推定量として出力する最尤推定量出力手段と
を備えたことを特徴とする音響信号分析装置。 - 係数最小二乗誤差推定値演算手段によって出力された最小二乗誤差推定値φ^iおよびπ^iを係数とする2つの固有方程式
スケールパラメータ探索手段が、
モデル次数pおよびn個の時系列離散音響信号の値x(k)並びに、極限周期係数探索手段によって出力された係数φiおよび係数πiの値φ^^iおよびπ^^iによって与えられるExponential自己回帰モデルに関する情報量規準の値が最小となるスケールパラメータγの値γ^を、0以上γ0以下の範囲において探索して、この探索結果を出力することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の音響信号分析装置。 - モデル次数pの取りえる範囲の両端値mおよびc〔但しmおよびcは、自然数とする。〕が記憶手段に記憶され、
両端値mおよびcの範囲にあるモデル次数pの各値〔但し、この値は整数とする。〕について、最尤推定量出力手段で出力された最尤推定量によって与えられるExponential自己回帰モデルに関する情報量規準の値が最小となるモデル次数pの値p^を探索して、この探索結果を出力するモデル次数探索手段と、
モデル次数探索手段において出力されたモデル次数pの値p^のうち最小の値p^^、並びにモデル次数探索手段においてモデル次数pの値p^^を出力したときの最尤推定量を出力する全最尤推定量出力手段と
を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響信号分析装置。 - ある時点{t}における時系列離散音響信号の値x(t)を、
当該時点{t}よりも前の各時点{t−i}〔但しi=1、2、・・・、pとし、モデル次数pは自然数とする。〕における時系列離散音響信号の値x(t−i)のそれぞれに対して係数φiを乗じたものの総和と、
時点{t}よりも前の各時点{t−i}における時系列離散音響信号の値x(t−i)のそれぞれに対して、係数πiおよび、スケールパラメータγ〔但し0≦γとする。〕と時点{t−1}における時系列離散音響信号の値x(t−1)の二乗との積を指数とする自然対数の底eのべき乗を乗じたものの総和と、
正規白色雑音に従う観測誤差ε(t)と
の和によって表すExponential自己回帰モデル
モデル次数pを設定するモデル次数設定ステップと、
n個の時系列離散音響信号の値x(k)のうち、その絶対値が最大となる時系列離散音響信号の値に基づいて、スケールパラメータγの初期値γ0を設定して出力するスケールパラメータ初期値設定ステップと、
スケールパラメータγ並びに、モデル次数設定ステップで設定されたモデル次数pおよびn個の時系列離散音響信号の値x(k)に基づいて、係数φiおよび係数πiの最小二乗誤差推定値φ^iおよびπ^iを演算して、この演算結果を出力する係数最小二乗誤差推定値演算ステップと、
モデル次数設定ステップで設定されたモデル次数pおよびn個の時系列離散音響信号の値x(k)並びに、係数最小二乗誤差推定値演算ステップによって出力された最小二乗誤差推定値φ^iおよびπ^iによって与えられるExponential自己回帰モデルに関する情報量規準の値が最小となるスケールパラメータγの値γ^を、0以上γ0以下の範囲において探索して、この探索結果を出力するスケールパラメータ探索ステップと、
スケールパラメータ探索ステップによって出力されたスケールパラメータγの値γ^Aとγ^Bとの差が判定閾値ε2以下であるか否かを判定して、この判定結果を出力するスケールパラメータ判定ステップと、
スケールパラメータ判定ステップにおいて判定閾値ε2以下であると判定されたときに、スケールパラメータγの値γ^A、並びにスケールパラメータ探索ステップにおいてスケールパラメータγの値γ^Aを出力したときの最小二乗誤差推定値、または、スケールパラメータγの値γ^B、並びにスケールパラメータ探索ステップにおいてスケールパラメータγの値γ^Bを出力したときの最小二乗誤差推定値の少なくともいずれか一方を、最尤推定量として出力する最尤推定量出力ステップと
を有することを特徴とする音響信号分析方法。 - 係数最小二乗誤差推定値演算ステップによって出力された最小二乗誤差推定値φ^iおよびπ^iを係数とする2つの固有方程式
の固有解λ0、λ− 0(但しλ− 0はλ0の共役解を表し、λ0およびλ− 0をもって固有方程式(c)の全ての固有解を表す。)、λ∞、λ− ∞(但しλ− ∞はλ∞の共役解を表し、λ∞およびλ− ∞をもって固有方程式(d)の全ての固有解を表す。)がそれぞれ
スケールパラメータ探索ステップが、
n個の時系列離散音響信号の値x(k)およびモデル次数設定ステップで設定されたモデル次数p並びに、極限周期係数探索ステップによって出力された係数φ^iおよび係数π^iの値φ^^iおよびπ^^iによって与えられるExponential自己回帰モデルに関する情報量規準の値が最小となるスケールパラメータγ^を、0以上γ0以下の範囲において探索して、この探索結果を出力することが可能である
ことを特徴とする請求項5に記載の音響信号分析方法。 - モデル次数pの取りえる範囲の両端値mおよびc〔但しmおよびcは、自然数とする。〕を設定するモデル次数範囲設定ステップと、
モデル次数範囲設定ステップによって設定されたモデル次数pの範囲で、モデル次数設定ステップにおいて設定されたモデル次数pの各値〔但し、この値は整数とする。〕について、最尤推定量出力ステップによる最尤推定量の出力を行うモデル次数対応最尤推定量出力ステップと、
モデル次数対応最尤推定量出力ステップにおいて出力された最尤推定量それぞれについて、当該最尤推定量によって与えられるExponential自己回帰モデルに関する情報量規準の値が最小となるモデル次数pの値p^を探索して、この探索結果を出力するモデル次数探索ステップと、
モデル次数探索ステップにおいて出力されたモデル次数pの各値p^のうち最小の値p^^、並びにモデル次数探索ステップにおいてモデル次数pの値p^^を出力したときの最尤推定量を出力する全最尤推定量出力ステップと
を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の音響信号分析方法。 - 請求項1から請求項4に記載された音響信号分析装置としてコンピュータを機能させるための音響信号分析プログラム。
- 請求項9に記載の音響信号分析プログラムを記録した、コンピュータによって読み取り可能なプログラム記録媒体。
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