JP2006241422A - 導電性高分子アクチュエータ - Google Patents

導電性高分子アクチュエータ Download PDF

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和文 井上
Keiichiro Takakuwa
敬一郎 高桑
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Abstract

【課題】 素子が屈曲や湾曲することなく作動する導電性高分子アクチュエータを提供すること。
【解決手段】 陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子電極と、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子電極とを、イオン伝導性物質を介して両極に使用し、両極間に電圧印加することによって作動する導電性高分子アクチュエータ。イオン伝導性物質は両電極間に狭持されていても良い。また、第1導電性高分子電極と第2導電性高分子電極とをイオン伝導性物質を介して交互に複数回積層した後、第1導電性高分子電極同士及び第2導電性高分子電極同士を電気的に接続し、該電極間に電圧を印加することによって、両電極が伸縮され、作動されることを特徴とする導電性高分子アクチュエータ。
【選択図】 なし

Description

本発明は、導電性高分子を用いたアクチュエータに関し、より詳しくは、導電性高分子からなる一対の電極間に電圧を印加することによって作動される導電性高分子アクチュエータに関する。
アクチュエータとは、電気や熱、光等の種々のエネルギーを動力に変換する装置のことで、例えば、磁気モーター、圧電素子、油圧シリンダ、空圧シリンダ等がある。近年、有機高分子材料を用い、アクチュエータに応用する検討が行われている。有機高分子材料を用いたアクチュエータは、比較的軽量である、柔軟性が高いなどの特徴を持ち、例えば、医療用器具・人工筋肉などへの応用が期待されている。アクチュエータとして検討されている有機高分子材料には、イオン伝導性高分子、圧電性高分子、絶縁性高分子ゲル、導電性高分子などがある。
導電性高分子は、例えばピロールやチオフェン、アニリンおよびそれらの誘導体の重合物など共役π電子系を持つ高分子が挙げられ、通常、前記高分子鎖とドーパントイオンから成る。
前記導電性高分子は、比較的低電圧で分極することによってドーパントイオンのドープ・脱ドープ、あるいは高分子鎖における同種電荷間の静電反発などによる体積変化が生じるため、伸縮させることが可能であり、アクチュエータに応用することが検討されている。この伸縮率は一般的に数%から十数%と報告されている。
導電性高分子を用いたアクチュエータについては、バイモルフ構造のアクチュエータが良く知られ、例えば、特許文献1または特許文献2などが開示されている。
特許文献1のアクチュエータにおいては、固体電解質と、該固体電解質の表面に相互に形成されたポリアニリン膜から構成され、両膜間に電圧印加することによって、一方の膜を伸長し、他方の膜を収縮させることによって、素子全体を湾曲させるものである。
また、特許文献2のアクチュエータにおいては、2種の導電性高分子膜を備えたアクチュエータであって、一方はアニオンの出入りによって伸縮可能な層、他方はカチオンの出入りによって伸縮可能な層を用いた構成にすることによって、素子の湾曲が増大するよう工夫されたものである。
上記文献に挙げたように、導電性高分子膜を用いたアクチュエータについては、一方の膜と他方の膜の伸縮挙動の違いによって発生する、素子の湾曲する動きを利用したものが多い。
屈曲型あるいは、湾曲型のアクチュエータ素子においては、素子自体が屈曲や湾曲することによって、構成材料である導電性高分子膜の塑性変形応力下における劣化や塑性ひずみの発生、また、アクチュエータを構成する他の部材層の剥離という問題がつきまとう。
特開平11−169393号公報 特開2003−340982号公報
本発明の目的は、上記課題を解決するため、導電性高分子膜を用いたアクチュエータにおいて、素子が屈曲や湾曲することなく作動する導電性高分子アクチュエータを提供することである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、使用する導電性高分子膜を、陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子電極と、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子電極とを、イオン伝導性物質を介して両極に使用し、両極間に電圧印加することで、両電極が同一の伸縮挙動を示し、素子が湾曲することなく作動する導電性高分子アクチュエータとなることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、導電性高分子膜が、陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子膜と、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子膜とからなり、両膜間にイオン伝導性物質が介在されたことを特徴とする導電性高分子アクチュエータである。
本発明によれば、上記課題が解決したことに加え、両極が同一の伸縮挙動で作動する導電性高分子アクチュエータとなるため、両膜の伸縮力を合わせた力が利用可能であり、発生力の大きいアクチュエータが作製可能である。
以下、本発明を、図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明の導電性高分子アクチュエータの一例を示す概略断面図である。
図1に示すように、本発明の導電性高分子アクチュエータは、導電性高分子電極が、陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子電極1と、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子電極2、およびイオン伝導性物質3からなる。図1中においては、第1及び第2導電性高分子電極間に、イオン伝導性物質を狭持させた構造になっているが、本発明はこれに限らず、イオン伝導性物質は両電極を介するよう設置されていれば良い。すなわち、第1および第2導電性高分子電極を、シリコーン樹脂などの絶縁性かつ、可撓性の材料によって接着し、その周囲にイオン伝導性物質を配置させた構造であっても良い。
導電性高分子の伸縮は、主にドープ・脱ドープに伴う、高分子鎖間へのドーパントイオンの出入りによって起こる。
導電性高分子のドープ・脱ドープは、(1)アニオンが高分子鎖間に出入りすることによって行われる場合、および、(2)カチオンが高分子鎖間に出入りすることによって行われる場合の二通りがある。
高い電気伝導性を示すドープ状態では、高分子鎖に正電荷が発生し、ドーパントとしてアニオンが入り込んでいる。これを脱ドープする場合のイオンの動きとしては、(1)高分子鎖が電気的に中性になり、ドーパントであるアニオンが高分子鎖外に出て、脱ドープ状態になる場合、および、(2)高分子鎖が電気的に中性になり、カチオンが高分子鎖間に入り込み、脱ドープ状態になる場合、の二通りがある。
(1)アニオンが高分子鎖間に出入りすることで、ドープ・脱ドープが起こる場合では、陽分極することにより、アニオンが高分子鎖間に侵入しドープが起こり、その結果、導電性高分子の体積は膨張し、膜が伸長する。陰分極により、アニオンが高分子骨格から出ることで、脱ドープが起こり、導電性高分子が収縮する。この場合、陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子膜1となる。
(2)カチオンが高分子鎖間に出入りすることで、ドープ・脱ドープが起こる場合では、陰分極することによっても、アニオンが高分子鎖中から抜けない場合に見られ、カチオンが高分子骨格に侵入し脱ドープが起こり、その結果導電性高分子は伸長する。陽分極により、カチオンが高分子鎖間からでて、ドープが起こり、導電性高分子が収縮する。この場合、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子膜2となる。
図2及び図3に本発明の導電性高分子アクチュエータの作動状態の一例を示す断面模式図を挙げ説明する。第1導電性高分子電極1を陽極、第2導電性高分子電極2を陰極とし電圧を印加した場合、第1導電性高分子電極にはアニオン、第2導電性高分子電極にはカチオンが侵入し、図2中二重矢印に示した方向に、素子が伸長する。極性を反転した場合、逆に第1導電性高分子電極からアニオン、第2導電性高分子電極からカチオンが出て、図3に示したように伸縮する。
また本発明は、図1に示した一対の電極を複数積層したものである。図4に、本発明の導電性高分子アクチュエータの他の実施形態を示す断面模式図である。この図4の通り、順次、第1導電性高分子電極、イオン伝導性物質、第2導電性高分子電極、イオン導電性物質、という順に複数積層した後、第1導電性高分子電極同士、及び第2導電性高分子電極同士を電気的に接続する。両電極に電圧を印加することによって、各導電性高分子電極の厚さ方向の伸縮が増大し、積層方向に実用的な変位量を持つ導電性高分子アクチュエータが得られる。
前記積層型導電性高分子アクチュエータの積層数は、用途によって異なり、一対の電極を少なくとも2以上積層したものであれば特に限定されない。使用する導電性高分子電極の膜厚が薄いものを使用すれば応答速度の速いアクチュエータが得られ、また、膜厚の厚い導電性高分子電極を用いれば、発生力の大きなアクチュエータを得ることができる。
本発明で使用する、導電性高分子膜としては、公知の導電性高分子を用いることができるが、特に、ポリピロール、ポリアニリン、ポリチオフェン、およびこれらの誘導体が好適である。
導電性高分子膜の作成方法としては、化学重合法および電解重合法が挙げられる。化学重合法とは、ピロール、アニリン、チオフェン、およびこれらのアルキル置換体などのモノマーを、酸化剤と反応させることにより導電性高分子を酸化重合する方法であり、電解重合法とは、モノマーとドーパントとなる支持電解質とを溶解させた溶液中に、一対の電極をいれ、電解することで、導電性高分子を重合する方法である。
陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子電極1としては、比較的嵩の小さなドーパントアニオンが出入りするような導電性高分子膜を好ましく用いることができ、そのようなドーパントアニオンとしては、例えば、PF 、BF 、ClO 、SbF 、SO 2−などの無機陰イオンを例示することができる。また、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子電極2としては、比較的嵩が大きく、導電性高分子鎖中から、陰分極によっても容易に抜け出すことのないドーパントアニオンを持つ導電性高分子膜を好ましく用いることができる。そのようなドーパントアニオンとしては、ドデシルベンゼンスルホン酸などの長鎖をもつ有機スルホン酸イオン、アルキルベンゼンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸などの芳香族スルホン酸イオン、またはポリスチレンスルホン酸、ポリエステルスルホン酸などの重合体アニオンなどを例示することができる。
本発明で使用する、イオン伝導性物質としては、電解質塩を水や有機溶媒など各種溶媒に溶解してなる電解液や、また、イオン性液体と呼ばれる常温溶融塩を用いることができる。これら電解質塩については、特に限定せずに用いることができる。電解液または、常温溶融塩については、セパレータ紙やプラスチック、またはセラミックスの多孔体等に含浸させたものを用いることもでき、また、電解質塩を含有した公知のゲル状電解質等、固体電解質を用いることも可能である。
これらの導電性高分子とイオン伝導性物質を上記説明したように組み合わせ、構成することによって、本発明の導電性高分子アクチュエータを完成する。
以下、本発明を、実施例に基づき、より詳細に説明する。なお、本発明は実施例によって何ら限定されるものでない。
実施例1
ピロール6gおよびテトラエチルアンモニウムテトラフロロボレート20gを水に溶解し、500mlにメスアップすることで、電解重合液1とした。
極間を3cmに保った2枚のステンレス板(有効面積50cm)を、上記電解重合液1に浸漬し、一方を陽極、他方を陰極とし、電流密度1mA/cmで、4時間電解重合し、ポリピロール膜1を作製した。なお、ポリピロール膜1の厚さは約20μmであった。
ポリピロール膜1をステンレス板から剥離し、乾燥後、10mm×20mmの短冊状に裁断した。
次に、テトラフルオロホウ酸ナトリウムの10質量%水溶液中で、上記裁断したポリピロール膜1のうち下端10mm×10mmの部分を浸漬し、ポリピロール膜1を陰極として2V、10分間印加し、脱ドープしたポリピロール膜1を得た。
次に、ピロール14gと30質量%ポリスチレンスルホン酸ナトリウム水溶液40gに水を加え、溶解させ、500mlにメスアップすることで、電解重合液2を用意した。
電解重合液2を用いること以外、ポリピロール膜1と同様な条件で電解重合した後、同様な大きさに裁断し、ポリピロール膜2を得た。なお、ポリピロール膜2の厚さはポリピロール膜1の厚さとほぼ同様であった。
ポリピロール膜1及びポリピロール膜2の下端部に、シリコーン樹脂系を薄く塗布し、膜が対向するように接着し、アクチュエータ素子を作製した。
上記、アクチュエータ素子を、10質量%テトラフルオロホウ酸ナトリウム水溶液中に浸漬し、ポリピロール膜1を陽極、ポリピロール膜2を陰極として電圧3Vを印加した。
その後、極性を反転させ、同様に両膜間に電圧3Vを印加した。
電圧印加時のアクチュエータ素子の挙動を確認したところ、ポリピロール膜1を陽極、ポリピロール膜2を陰極とした際に、電解液に浸漬している部分において、両膜が上下方向に伸長し、極性を反転させた場合においては伸縮する様子が確認された。
実施例2
実施例1と同様にポリピロール膜1およびポリピロール膜2を得た。25枚ずつの両ポリピロール膜を得るため、各4バッチ作製した。
次いで、テトラフルオロホウ酸ナトリウム10gを水90gに溶解させ、寒天2.7g入れ加熱、溶解させた。この溶液を10mm×10mmのセパレータ紙に含浸し、イオン伝導性物質とした。
ポリピロール膜1、イオン伝導性物質、ポリピロール膜2、イオン伝導性物質の順に積層し、ポリピロール膜1が25枚、ポリピロール膜2が25枚から成る積層化アクチュエータ素子を得た。
ポリピロール膜1の25層を金ワイヤーによって集電電極に接続し、ポリピロール膜2の25層を同様に接続した後、直流電源に接続し、ポリピロール膜1を陰極、ポリピロール膜2を陽極として、30秒間3V印加した後、積層方向の素子厚をレーザー変位計によって測定し、次いでポリピロール膜1を陽極、ポリピロール膜2を陰極として、30秒間3V印加後、同様に積層方向の素子厚を測定した。このときの素子厚の差分を変位量とした。正負極性を反転し電圧印加する操作を1サイクルとし、10サイクルまで繰り返した。1サイクル目・3サイクル目・10サイクル目の変位量測定結果を表1に示す。
比較例2
ポリピロール膜2に変え、ポリピロール膜1を使用すること以外、実施例2と同様にアクチュエータを作製し、変位量を測定した結果を、表1に示す。
Figure 2006241422
実施例2においては、電圧の印加により素子が湾曲することなく、積層方向に変位が確認されたのに対し、比較例2においては、変位が少なかった。また、比較例2の素子においては素子が湾曲する様子が確認された。
本発明の導電性高分子アクチュエータの一例を示す概略断面図 本発明の導電性高分子アクチュエータの作動状態の一例を示す断面図 本発明の導電性高分子アクチュエータの作動状態の一例を示す断面図 本発明の導電性高分子アクチュエータの他の実施形態を示す概略断面図
符号の説明
1 第1導電性高分子電極
2 第2導電性高分子電極
3 イオン伝導性物質

Claims (5)

  1. 導電性高分子からなる一対の電極間に電圧を印加することによって作動される導電性高分子アクチュエータにおいて、一対の電極が、陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子電極と、陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子電極とからなり、両電極間に電圧を印加することによって、両電極が同一の伸縮挙動を示し、作動されることを特徴とする導電性高分子アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の導電性高分子アクチュエータにおいて、一対の電極間にイオン伝導性物質が挟持されてなることを特徴とする導電性高分子アクチュエータ。
  3. 導電性高分子からなる一対の電極間に電圧を印加することによって作動される導電性高分子アクチュエータにおいて、陽分極により伸長し陰分極により収縮する第1導電性高分子電極と陽分極により収縮し陰分極により伸長する第2導電性高分子電極とが、イオン伝導性物質を介して交互に複数回積層され、かつ、第1導電性高分子電極同士及び第2導電性高分子電極同士が電気的に接続されてなり、該電極間に電圧を印加することによって、両電極が伸縮され、作動されることを特徴とする導電性高分子アクチュエータ。
  4. 請求項3に記載の導電性高分子アクチュエータにおいて、イオン伝導性物質を介して交互に積層された第1導電性高分子電極及び第2導電性高分子電極が、積層方向に伸縮され、作動されることを特徴とする導電性高分子アクチュエータ。
  5. 導電性高分子電極が、ピロール、チオフェン、アニリン及びそれらの誘導体の重合物であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の導電性高分子アクチュエータ。
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