JP2006240834A - 防犯システム及びエレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 カメラにより撮影した人物を特定できる可能性を高めることができる防犯システム及びエレベータを提供する。
【解決手段】 防犯システムにおいて、防犯領域内の人物を撮影するカメラ2と、カメラ2により撮影した人物の体重を検知する体重検知部6と、カメラ2により撮影した人物の映像情報と体重検知部により検知した体重情報とを記録する記録部14と、同じ人物の映像情報と体重情報とを関連付ける関連付手段とを有する。
【選択図】 図2
【解決手段】 防犯システムにおいて、防犯領域内の人物を撮影するカメラ2と、カメラ2により撮影した人物の体重を検知する体重検知部6と、カメラ2により撮影した人物の映像情報と体重検知部により検知した体重情報とを記録する記録部14と、同じ人物の映像情報と体重情報とを関連付ける関連付手段とを有する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、防犯システム及びエレベータに関し、特に、防犯領域を撮影し映像情報として記録する防犯システム及びこの防犯システムを備えたエレベータに関する。
例えば、下記特許文献1に記載されているように、エレベータに使用される防犯システムが知られている。この防犯システムは、エレベータ内の人物を撮影するカメラと、カメラにより撮影した人物の映像情報を記録する記録装置とを備えている。このような防犯システムによれば、万が一、乗りかご内で犯罪が発生した場合、犯罪に関係した人物がエレベータを使用した場合等において、記録装置に記録されている映像情報を犯人検挙の手がかりとして利用することができる。さらに、このような防犯システムを設けることにより、防犯領域内での犯罪発生の抑止効果を高めることができる。
特開2004−284753号公報
しかしながら、従来の防犯システムにおいては、以下の点について配慮がなされていない。
エレベータに配備されている防犯システムにおいて、カメラは、エレベータの利用者がむやみに手が届かない乗りかご内の天井付近に設置され、上方から斜め下方に向かってエレベータ利用者等を撮影するようになっている。このため、犯罪に関係ある人物が乗りかご内に乗り込み、この人物が下を向いていたり、帽子を深く被っていたり、両手で顔を塞いだりした場合には、その人物の顔を撮影することができないので、人物を特定することができず、防犯システムの機能としては不十分である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、防犯領域において人物を特定できる可能性を高めることができる防犯システム及びエレベータを提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、防犯システムにおいて、防犯領域を撮影するカメラと、前記防犯領域において前記カメラにより撮影される人物の体重情報を取得する体重検知部と、前記カメラにより撮影される人物の映像情報と前記体重情報とを記録する記録部と、前記映像情報に前記体重情報を関連付ける関連付手段とを備える。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、エレベータにおいて、エレベータの乗りかご内を撮影するカメラと、前記カメラにより撮影される人物の体重情報を取得する体重検知部と、前記カメラにより撮影される人物の映像情報と前記体重情報とを記録する記録部と、前記映像情報に前記体重情報を関連付ける関連付手段と、を備えた防犯システムを備える。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、防犯システムにおいて、エレベータの乗りかご内を撮影するカメラと、前記乗りかご内の人物の生体情報を取得する生体情報検知部と、前記乗りかごの挙動情報を取得する加速度検知部と、前記カメラにより撮影される人物の映像情報と前記生体情報と前記挙動情報とを記録する記録部と、前記記録部に記録される前記映像情報と前記生体情報と前記挙動情報とを関連付ける関連付手段と、を備える。
本発明の実施の形態に係る第4の特徴は、エレベータにおいて、第3の特徴に係る防犯システムを備える。
本発明によれば、防犯領域において人物を特定できる可能性を高めることができる防犯システム及びエレベータを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る防犯システムは、防犯を必要とする領域(防犯領域)をエレベータの乗りかご1内としたエレベータの防犯システムである。この防犯システムは、図1に示すように、巻上機(図示せず)により昇降駆動される乗りかご1に設置されたカメラ2と、記録装置3と、表示器4と、人感センサ5と、体重検知部として使用される荷重センサ6とを備えている。この防犯システムは、エレベータの据え付け当初から設けてもよく、又は、既に設置されているエレベータにこの防犯システムを後付けすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る防犯システムは、防犯を必要とする領域(防犯領域)をエレベータの乗りかご1内としたエレベータの防犯システムである。この防犯システムは、図1に示すように、巻上機(図示せず)により昇降駆動される乗りかご1に設置されたカメラ2と、記録装置3と、表示器4と、人感センサ5と、体重検知部として使用される荷重センサ6とを備えている。この防犯システムは、エレベータの据え付け当初から設けてもよく、又は、既に設置されているエレベータにこの防犯システムを後付けすることができる。
カメラ2は、撮像管やCCD、CMOSなどの固体撮像デバイス等の撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルカメラを使用し、乗りかご1内、及び、乗りかご1内の人物を撮影する。カメラ2は、乗りかご1内の人物の手が届きにくく、かつ、乗りかご1内の人物を的確に撮影できる位置、例えば、乗りかご1内の天井部分であって乗りかご1のかごドアに正面から対向する位置に取付けられている。カメラ2は、通信ケーブル7を介して記録装置3に接続され、カメラ2により撮影した人物の映像情報は通信ケーブル7を介して電子情報として記録装置3に送信される。
表示器4は、液晶、プラズマ等のディスプレイを使用しており、乗りかご1内の操作盤に組み込まれ、又は、乗りかご1内の壁面の任意位置に設置されている。表示器4は通信ケーブル8を介して記録装置3に接続され、カメラ2によって撮影した映像、又は、後述するように作成された合成画像は表示器4に表示される。
人感センサ5は、赤外線を利用して人体を検知するセンサであり、乗りかご1内の人物を的確に検知できる位置、例えば、乗りかご1内の天井側のコーナー部分に取付けられている。人感センサ5は、通信ケーブル9を介して記録装置3に接続されている。第1の実施の形態においては、人感センサ5をカメラ2と一体化して設けた場合を例に挙げて示しているが、それぞれを別体に設けてもよい。
荷重センサ6は、乗りかご1内の人物を含む乗りかご1全体の重量を支えるように設置されたひずみゲージ方式や静電容量方式を採用するセンサであり、乗りかご1内の人物の有無によって変動する出力値の差分により当該人物の体重を検知する。荷重センサ6は、通信ケーブル10を介して記録装置3に接続され、荷重センサ6により検知された人物の体重情報は通信ケーブル10を介して電子情報として記録装置3に送信される。
記録装置3は、乗りかご1の天井板1aの上面部に設置され、通信ケーブル7、8、9、10を介して、カメラ2、表示器4、人感センサ5、荷重センサ6のそれぞれに接続されている。さらに、記録装置3は、この記録装置3、乗りかご1を昇降させる巻上機、かごドアを開閉するモータ等を制御するメイン制御部11に通信ケーブル12を介して接続されている。記録装置3の設置場所は或る特定場所に限定する必要はなく、乗りかご1の天井板1aの上面部以外の場所、例えば、エレベータが設けられている建物の管理人室に設置してもよい。
記録装置3は、図2に示すように、処理制御部13、ハードディスクドライブや半導体メモリ等の電子情報を記録可能な記録媒体等からなる記録部14、エンコーダ15、デコーダ16、画像合成部17を少なくとも備えている。
記録部14は、カメラ2により撮影した人物の映像情報を電子情報として記録する映像記録領域14aと、荷重センサ6により検知された体重情報を電子情報として記録する体重記録領域14bとを有している。
エンコーダ15は、カメラ2により撮影した映像情報を通信ケーブル7を介して受け取り、この映像情報を圧縮符号化する。圧縮符号化された映像情報は映像記録領域14aに記録され、又は、デコーダ16に送信される。
デコーダ16は、圧縮符号化された映像情報を復号し、復号された映像情報は通信ケーブル8を介して表示器4に送信され、表示器4に表示される。
画像合成部17は、映像記録領域14aに記録されている映像情報と体重記録領域14bに記録されている体重情報であって、同じ人物に関する映像情報、体重情報として関連付けられたものを合成して一つの合成画像を作成する。
処理制御部13は、CPU、ROM、RAM、タイマ等を備え、メイン制御部11や人感センサ5から送信された信号、カメラ2から送信された映像情報、荷重センサ6から送信された体重情報に基づいて各種の処理を実行する。処理制御部13で実行される処理の一つとして、カメラ2により撮影されて記録部14の映像記録領域14aに記録される或る人物の映像情報と、その人物の体重であって荷重センサ6により検知されて記録部14の体重記録領域14bに記録される体重情報とを関連付ける関連付手段が設けられている。この関連付手段はプログラムにより実現され、具体的な関連付けは、例えば、関連付けの対象となる映像情報と体重情報とのそれぞれに同じ時刻情報を付与することにより行われる。
このような構成において、このエレベータの防犯システムでは、エレベータの乗りかご1を昇降させる電源がオンになっている場合にはカメラ2による乗りかご1内の撮影が常時行われる。乗りかご1内における人物の存在を人感センサ5が検知した場合には、カメラ2により撮影されてエンコーダ15で圧縮符号化された映像情報が記録部14の映像記録領域14aに記録される。
さらに、乗りかご1内における人物の存在を人感センサ5が検知した場合には、人感センサ5による検知に基づいて荷重センサ6により検知された体重情報が記録部14の体重記録領域14bに記録される。
人感センサ5による検知が有った場合におけるカメラ2による撮影と荷重センサ6による体重の検知とは、時間的に同じタイミングで行われる。記録部14の映像記録領域14aに記録された映像情報と、記録部14の体重記録領域14bに記録された体重情報とには、関連付手段として機能する処理制御部13によってそれぞれ同じ時刻情報が付与される。
メイン制御部11から処理制御部13に再生表示信号が送信されると、映像記録領域14aに記録されている映像情報と体重記録領域14bに記録されている体重情報のうち同じ時刻情報が付与されたものが呼び出され、呼び出された映像情報と体重情報とは画像合成部17で合成されることにより合成画像が作成される。作成された合成画像は表示器4に送信され、表示器4に再生表示される。図3は、表示器4に再生表示された合成画像を示すイメージ図である。表示器4に再生表示された合成画像には、カメラ2により撮影された人物の映像と、荷重センサ6により検知されたその人物の体重の数値と、カメラ2の撮影時刻とが含まれている。
したがって、カメラ2により撮影して記録部14に記録された人物の映像情報を表示器4に再生表示する場合には、その人物の体重を併せて表示することができる。これにより、撮影された人物を特定する場合に、映像からわかる人物の外観、体型、表情等に加え、その人物の体重を知ることができ、カメラ2により撮影された人物を特定できる可能性を高めることができる。
なお、第1の実施の形態においては、エレベータに防犯システムを設置し、乗りかご1内を防犯領域として防犯システムのカメラ2を設置した例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明に係る防犯システムのカメラ2をエレベータの各階の乗り場に設置してもよい。また、本発明を、ホテルのロビー、金融機関のATMコーナー等の防犯領域においてカメラ2を設置する防犯システムに適用してもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態及びこれ以降の実施の形態において、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態及びこれ以降の実施の形態において、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
第2の実施の形態の基本的構成は第1の実施の形態と同じである。第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、記録部14に代えて設けられた記録部14Aの構成である。第2の実施の形態の記録部14Aは、第1の実施の形態で説明した映像記録領域14a、体重記録領域14bに加え、合成画像記録部である合成画像記録領域14cを有している。合成画像記録領域14cには、画像合成部17で作成された合成画像が記録される。
このような構成において、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同じように、カメラ2により撮影された人物の映像情報と荷重センサ6により検知されたその人物の体重情報とが関連付けて記録部14Aの映像記録領域14aと体重記録領域14bとにそれぞれ記録される。さらに、これらの映像情報と体重情報とは画像合成部17で合成されて合成画像が作成される。作成された合成画像は表示器4に表示されるとともに、合成画像記録領域14cに記録される。
したがって、画像合成部17で作成された合成画像を繰り返し再生表示する場合には、合成画像記録領域14cに記録されている合成画像を再生表示すればよく、再生表示する都度映像情報と体重情報とを合成する必要がなく、合成画像の取り扱いを容易に行うことができる。また、合成画像のみを他の記録媒体に記録し、その記録媒体を警察等に提出することにより犯罪捜査に寄与することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態を図5及び図6に基づいて説明する。第3の実施の形態の基本的構成は第1の実施の形態と同じである。第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、乗りかご1に、荷重センサ6に代えて加速度検知部18と生体情報検知部としての身長検知センサ19とが設けられている点と、記録部14に代えて記録部14Bが設けられている点と、画像合成部17に代えて画像合成部17Aが設けられている点である。加速度検知部18は通信ケーブル20を介して記録装置3に接続され、身長検知センサ19は通信ケーブル21を介して記録装置3に接続されている。
本発明の第3の実施の形態を図5及び図6に基づいて説明する。第3の実施の形態の基本的構成は第1の実施の形態と同じである。第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、乗りかご1に、荷重センサ6に代えて加速度検知部18と生体情報検知部としての身長検知センサ19とが設けられている点と、記録部14に代えて記録部14Bが設けられている点と、画像合成部17に代えて画像合成部17Aが設けられている点である。加速度検知部18は通信ケーブル20を介して記録装置3に接続され、身長検知センサ19は通信ケーブル21を介して記録装置3に接続されている。
加速度検知部18は、乗りかご1の振動、衝撃などの挙動を検知するセンサである。この加速度検知部18の検知結果に基づき、乗りかご1内に存在する人物の動作を推測することができる。
身長検知センサ19は、乗りかご1内に存在する人物の生体情報の一つである身長を検知するセンサであり、例えば、乗りかご1のかごドアの開閉方向と平行に対向する投光器と受光器とを上下方向に複数対設置することにより構成されている。乗りかご1内に乗り降りする人物が投光器から投光されて受光器で受光されている光を遮光することにより、その人物の身長を測定することができる。対となる投光器と受光器との数を増やすことにより測定精度を高めることができるが、犯罪捜査の補助的データを収集するという目的上、おおよその身長データが得られればよい。よって、対となる投光器と受光器の数は予想される人物の身長の範囲内(例えば、床面から150cmより上の部分)に、例えば、3〜5cm程度の間隔で複数個〜10個程度設ければよい。
記録装置3に設けられている記録部14Bには、カメラ2により撮影した映像情報を記録する映像記録領域14a、身長検知センサ19により検知した身長情報を記録する身長記録領域14d、加速度検知部18により検知された乗りかご1の挙動情報を記録する加速度記録領域14e、合成画像記録部である合成画像記録領域14fが設けられている。
乗りかご1内における人物の存在を人感センサ5が検知した場合には、カメラ2により撮影された映像情報と、人感センサ5による検知直前に身長検知センサ19により検知された身長情報と、カメラ2による撮影時における加速度検知部18により検知された乗りかご1の挙動情報とが、関連付手段として機能する処理制御部13によってそれぞれ同じ時刻情報が付与される。
画像合成部17Aは、関連付けて記録部14Bに記録されている映像情報と、身長情報と、乗りかご1の挙動情報とを合成して一つの合成画像を作成する。
このような構成において、メイン制御部11から処理制御部13に再生表示信号が送信されると、映像記録領域14aに記録されている映像情報と、身長記録領域14dに記録されている身長情報と、加速度記録領域14eに記録されている乗りかご1の挙動情報とのうち、同じ時刻情報が付与されたものが呼び出され、呼び出された映像情報と身長情報と乗りかご1の挙動情報とは画像合成部17で合成されることにより合成画像が作成される。作成された合成画像は表示器4に送信されて再生表示され、及び、合成画像記録領域14fに記録される。図6は、表示器4に再生表示された合成画像を示すイメージ図である。表示器4に再生表示された合成画像には、カメラ2により撮影された人物の映像と、身長検知センサ19により検知されたその人物の身長の数値と、加速度検知部18により検知された乗りかご1の挙動を示す数値と、カメラ2の撮影時刻とが含まれている。
したがって、カメラ2により撮影して記録部14に記録された人物の映像情報を表示器4に再生表示する場合には、その人物の身長と、撮影時の乗りかご1の挙動、即ち、撮影時に乗りかご1内の人物がどのような動作をしていたかを併せて表示することができる。これにより、撮影された人物を特定する場合に、映像からわかる人物の外観、体型、表情等に加え、その人物の身長を知ることができ、撮影された人物を特定できる可能性を高めることができる。さらに、静止映像のみでは明確にならない人物がとった動作を知ることができるために犯罪行為を裏付けることができる。
なお、第3の実施の形態では、生体情報として身長を利用する身長検知センサ19を生体情報検知部として設けた場合を例に挙げて説明したが、他の生体情報検知部として、生体情報として声紋を利用する声紋検知部、生体情報として指紋を利用する指紋検知部を用いることができる。
人間の声は、時間、周波数、強度などが人それぞれ異なった特徴的なパターンとなることから、このパターンを声紋として個人の特徴的な情報として扱う事が可能である。声は人の口腔や鼻腔の構造や、声帯の大きさなどによって、声を発した本人の性別、顔の骨格、身長、年齢などを推測することもでき、犯罪捜査に応用されている例もある。これらに使用される一般的な声紋検知部は、少なくとも声紋を取得する為のマイク、マイクから入力された音声の周波数、強度を解析するための解析部を有し、声の特徴的なパターンを抽出する。本発明においては、かご内の音声が取得可能な位置にマイクが設置されていればよく、マイクと解析部は一体型、或いは分離された構造のいずれでもよい。
指紋は、各人物によって固有のものであり、この指紋を検知することにより人物を特定できる可能性が飛躍的に向上する。指紋検知部は、近年、携帯電話やパソコン等に組み込んであるものと同様のごく一般的な物である。これらに使用される指紋検知部の基本原理は、例えば、表面の硬い保護膜の下に電極があり、表面に近づく指紋の凹凸(おうとつ)に応じて電荷がたまる性質を利用した静電容量式や、指に光を照射して指紋から反射してくる光を読み取る光学式や、その他、感熱式、感圧式などである。本発明においては、エレベータを利用する際に、指が必ず触れる場所、例えば、エレベータの操作ボタンそのものに、指紋検知部を内蔵しておけばよく、容易に実現することができる。
さらに、本発明は、上述した生体情報検知部以外にも、人物の足裏のサイズを検知することができる圧力分布検知部、人物のにおいを検知することができるにおい検知部、人物の体温を検知することができる体温検知部等を使用してもよい。
2 カメラ
4 表示器
6 荷重センサ
13 関連付手段
14、14A、14B 記録部
14c、14f 合成画像記録領域
17、17A 画像合成部
18 加速度検知部
19 身長検知センサ
4 表示器
6 荷重センサ
13 関連付手段
14、14A、14B 記録部
14c、14f 合成画像記録領域
17、17A 画像合成部
18 加速度検知部
19 身長検知センサ
Claims (10)
- 防犯領域を撮影するカメラと、
前記防犯領域において前記カメラにより撮影される人物の体重情報を取得する体重検知部と、
前記カメラにより撮影される人物の映像情報と前記体重情報とを記録する記録部と、
前記映像情報に前記体重情報を関連付ける関連付手段と、
を備えたことを特徴とする防犯システム。 - 前記記録部に記録される映像情報と前記体重情報とを含む合成画像を作成する画像合成部と、
前記合成画像を表示する表示器と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の防犯システム。 - 前記合成画像を記録する合成画像記録部を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の防犯システム。
- エレベータの乗りかご内を撮影するカメラと、
前記カメラにより撮影される人物の体重情報を取得する体重検知部と、
前記カメラにより撮影される人物の映像情報と前記体重情報とを記録する記録部と、
前記映像情報に前記体重情報を関連付ける関連付手段と、
を備えた防犯システムを備えたことを特徴とするエレベータ。 - 前記記録部に記録される前記映像情報と前記体重情報とを含む合成画像を作成する画像合成部と、
前記合成画像を表示する表示器と、
を更に前記防犯システムに備えたことを特徴とする請求項4記載のエレベータ。 - 前記合成画像を記録する合成画像記録部を更に前記防犯システムに備えたことを特徴とする請求項5記載のエレベータ。
- エレベータの乗りかご内を撮影するカメラと、
前記乗りかご内の人物の生体情報を取得する生体情報検知部と、
前記乗りかごの挙動情報を取得する加速度検知部と、
前記カメラにより撮影される人物の映像情報と前記生体情報と前記挙動情報とを記録する記録部と、
前記記録部に記録される前記映像情報と前記生体情報と前記挙動情報とを関連付ける関連付手段と、
を備えたことを特徴とする防犯システム。 - 前記記録部に記録される前記映像情報と前記体重情報と前記挙動情報とを含む合成画像を作成する画像合成部と、
前記合成画像を表示する表示器と、
を更に備えたことを特徴とする請求項7記載の防犯システム。 - 前記合成画像を記録する合成画像記録部を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の防犯システム。
- 前記請求7ないし9のいずれか一記載の防犯システムを備えたことを特徴とするエレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005059442A JP2006240834A (ja) | 2005-03-03 | 2005-03-03 | 防犯システム及びエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005059442A JP2006240834A (ja) | 2005-03-03 | 2005-03-03 | 防犯システム及びエレベータ |
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2006240834A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019199361A (ja) * | 2019-02-07 | 2019-11-21 | ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 | エレベーター |
JP6789417B1 (ja) * | 2019-08-23 | 2020-11-25 | ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 | 広告表示装置 |
JP2022008580A (ja) * | 2021-01-26 | 2022-01-13 | ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 | エレベーター |
-
2005
- 2005-03-03 JP JP2005059442A patent/JP2006240834A/ja active Pending
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JP7459030B2 (ja) | 2021-01-26 | 2024-04-01 | ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 | エレベーター |
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