JP2006239574A - ガラスカレットの色判別装置及び色判別方法 - Google Patents

ガラスカレットの色判別装置及び色判別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 安価に構成し得るガラスカレットの色判別装置を提供する。
【解決手段】 発光素子と受光素子とからなる物体有無検出センサー及び色判別センサーとを並設し、両センサーによりガラスカレットを検出してその色を判別するガラスカレットの色判別装置であって、物体有無検出センサーのセンサー出力によりガラスカレットの存在の有無を示す物体有無検出信号を生成する物体有無検出信号生成手段と、色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力と所定の閾値とを比較して該閾値を基準とするセンサー出力レベルの高低によりセンサー出力レベルに応じたハイ又はローレベル信号で構成される色判別信号を生成する色判別信号生成手段と、物体有無検出信号のガラスカレットの検出期間中の色判別信号のハイ又はローレベル信号の存在比率によりガラスカレットの色を判別する比較手段とから構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばガラス瓶等の収集時に割れたガラスカレットを分別収集するためのガラスカレットの色判別装置及び色判別方法に関するものである。
従来、リサイクルされているガラス瓶の殆どがリターナル瓶であるが、収集時にその10%から15%が割れてしまう。割れたガラスカレット(ガラス破片)はその殆どが最終処分場に運ばれ処分されている。現在、このガラスカレットの再資源化を図ることが望まれているが、カレットの再利用を行うには、色の異なるカレットを色別に分別収集する必要がある。そのため、ガラスカレットの色判別装置乃至色判別方法については各種の提案がなされている。
例えば、特許文献1に示すものは、3台のCCDカメラを設置すると共に各カメラの前に各々異なる波長の光を通過させる光学フィルタを設置し各カメラで異なる波長の光を撮影し、ガラスカレットを透過した光を上記3台のCCDカメラで撮影することにより、各CCDカメラで捉えた異なる波長の透過率に基づいて該ガラスカレットの色を判別するものである。
特許文献2に示すものは、碁盤の目状に配置されたカレット吸引カップにてカレットを吸着し、その吸着状態のカレットをCCDカメラで撮影し、当該カメラの映像信号を画像処理することにより、各カレットの色を識別するものである。
特許文献3に示すものも上記特許文献2と同様に、ガラスカレットを透過した光をCCDカメラで捉え、該カメラの映像信号を画像処理することにより上記カレットの色を識別するものである。
特開2004−275855 特開2000−526 特開平8−281218
ところで、この種のガラスカレットの色判別装置は、省資源化の要請に基づいて、主にリサイクル施設等で用いられる性質上、できるだけ低廉な価格で実現することが望ましい。
しかしながら、上記特許文献1に示されるものは、複数台のCCDカメラ及び複数の光学フィルタを使用する必要があるため、装置構成が高価となってしまう。また、上記特許文献2,3の装置も、CCDカメラを必要とする点、及び色判別のための複雑な画像処理回路を必要とすることから装置全体が高価となるとの課題がある。
そこで、本発明は、一般に汎用されている受発光素子による透過型センサーを用いて、簡単な構成で低廉に実現でき、しかも精度の高い色判別を可能としたガラスカレットの色判別装置及び色判別方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別装置であって、上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットの存在の有無を示す物体有無検出信号を生成する物体有無検出信号生成手段と、上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記閾値を基準とする上記センサー出力信号レベルの高低によりハイレベル又はローレベルの出力を行って上記センサー出力信号レベルに応じたハイレベル又はローレベル信号により構成される色判別信号を生成する色判別信号生成手段と、上記物体有無検出信号が上記ガラスカレットを検出している期間における上記色判別信号のハイレベル又はローレベル信号の存在比率により上記ガラスカレットの色を判別する比較手段とを具備するものであることを特徴とするガラスカレットの色判別装置により構成されるものである。
上記物体有無検出信号は、例えばガラスカレットによりセンサー光が遮蔽されている間、ハイレベルとなる物体有無検出信号(例えば図6(b)の信号)により構成することができる。このような物体有無検出信号を生成する物体有無検出信号生成手段は物体有無検出信号生成回路(5)により構成することができる。ガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号は、ガラスカレットが透明の場合は例えば図6(a)に示す信号により構成することが好ましい。所定レベルの閾値とは例えば図6(a)のSLで示すレベルとすることができる。該閾値との比較によりセンサー出力信号レベルに応じたハイレベル又はローレベル信号により構成される色判別信号は、例えばセンサー出力信号のレベルが閾値以下になったときにハイレベル出力を行うことにより生成される色判別信号(例えば図6(c)に示す信号)により構成することができる。このような色判別信号を生成する色判別信号生成手段は、色判別信号生成回路(6)により構成することができる。また、上記物体有無検出信号がガラスカレットを検出している期間における上記色判別信号のハイレベル又はローレベル信号の存在比率は、例えば上記物体有無検出信号のハイレベル期間における面積A1と、上記色判別信号のハイレベル期間における面積A2の比率(X=A2/A1)により実現することができる。上記存在比率によるガラスカレットの色の判別は、例えばX≧0.76であれば茶色と判別し、0.3≦X<0.76であれば緑色と判別し、Xが上記以外の値の場合は透明と判別することができる。このような色の比較判別を行う比較手段は、パソコン(12)による比較手段(18)により構成することができる。
また、発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別装置であって、上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットを検出している期間のみハイレベルとなる物体有無検出信号を生成する物体有無検出信号生成手段と、上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記センサー出力信号レベルが上記閾値より低下した場合にのみハイレベルとなる色判別信号を生成する色判別信号生成手段と、上記物体有無検出信号のハイレベル期間の面積に対する上記色判別信号のハイレベル期間の面積の比率により上記ガラスカレットの色を判別する比較手段とを具備するものであることを特徴とするガラスカレットの色判別装置により構成されるものである。
上記物体有無検出信号は、ガラスカレットを検出している期間のみハイレベルとすることが好ましいが、逆にガラスカレットを検出している期間のみローレベルとなる信号としても良い。上記センサー出力信号レベルが上記閾値より低下した場合にのみハイレベルとなる色判別信号は、上記物体有無検出信号をローレベル出力により構成した場合は、上記信号レベルが上記閾値より低下した場合にのみローレベルとなる信号により構成しても良い。上記比較手段は、上記物体有無検出信号のハイレベル期間の面積に対する上記色判別信号のハイレベル期間の面積の比率により上記ガラスカレットの色を判別するように構成することが好ましいが、上記両信号をローレベル出力により構成した場合は、上記物体有無検出信号のローレベル期間の面積に対する上記色判別信号のローレベル期間の面積の比率により上記ガラスカレットの色を判別するように構成しても良い。
また、上記比較手段の色判別は上記比率が第1の値以上の場合は茶色と判断し、上記比率が第1の値より小の第2の値より大でかつ上記第1の値より小の場合は緑色と判断し、上記以外の場合は透明と判別するように構成することが好ましい。
上記第1の値は例えば「0.76」、上記第2の値は例えば「0.3」に設定することができるが、当該値は各種の値に設定することができる。
また、上記ガラスカレットの色判別装置において、上記ガラスカレットの色によって異なる角度にエアを噴出し得るエア噴出手段を複数個設け、上記比較手段による色判別動作に基づいて判別した色に対応するエア噴出手段を駆動する駆動手段を設けることが好ましい。
上記エア噴出手段は、例えばエアバルブ(10a〜10c)及びエアダクト(9a〜9c)により構成することができる。上記駆動手段は例えばパソコン(12)の駆動手段(19)により構成することができる。
また、発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別方法であって、上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットの存在の有無を示す物体有無検出信号を生成し、上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記閾値を基準とする上記センサー出力信号レベルの高低によりハイレベル又はローレベルの出力を行って上記センサー出力信号レベルに応じたハイレベル又はローレベル信号により構成される色判別信号を生成し、上記物体有無検出信号が上記ガラスカレットを検出している期間における上記色判別信号のハイレベル又はローレベル信号の存在比率により上記ガラスカレットの色を判別することを特徴とするガラスカレットの色判別方法により構成されるものである。
上記物体有無検出信号は物体有無検出信号生成回路(5)により生成することができる。上記色判別信号は色判別信号生成回路(6)により生成することができる。上記ガラスカレットの色の判別はパソコン(12)における比較手段(18)により行うことができる。
また、発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別方法であって、上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットを検出している期間のみハイレベルとなる物体有無検出信号を生成し、上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記センサー出力信号レベルが上記閾値より低下した場合にのみハイレベルとなる色判別信号を生成し、上記物体有無検出信号のハイレベル期間の面積に対する上記色判別信号のハイレベル期間の面積の比率により上記ガラスカレットの色を判別することを特徴とするガラスカレットの色判別方法により構成されるものである。
また、上記の色の判別は上記比率が第1の値以上の場合は茶色と判断し、上記比率が第1の値より小さい第2の値より大でかつ上記第1の値より小の場合は緑色と判断し、上記以外の場合は透明と判断することが好ましい。
尚、本項において本発明の構成に対応して実施形態中の構成の符号を括弧書きで示したが、これは対応関係を明確にするために便宜上付したものであり、本発明の構成が当該実施形態中の構成に限定されることを意味するものではない。
本発明のガラスカレットの色判別装置又は色判別方法によると、発光素子と受光素子から構成される受発光センサーによりガラスカレットの色判別を行うことができるため、当該色判別装置又は色判別方法を安価に構成することができ、例えばリサイクル施設等において安価に導入が可能なガラスカレットの色判別装置又は色判別方法を実現し得るものである。
また、カレットの色判別動作は、物体有無検出信号のガラスカレットの検出期間を考慮するものであるから、ガラスカレットの検出期間において色判別信号を確実に検出し得て、精度の高い正確な色判別動作を行うことができるものである。
以下、添付図面に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
図1は本発明の全体構成を示し、図2はセンサー近傍のガラスカレット選別機構を示すものであり、これらの図中、1は発光素子1a、受光素子1bにより構成される物体有無検出センサー、2は発光素子2a、受光素子2bにより構成される色判別センサーであり、何れの受発光素子も、筒状の第1機枠F1(図2)において、発光素子1a,2aから発したセンサー光1L、2Lを各受光素子1b、2bにて受光検出し得るように所定間隔を以って対向配置されている。また、上記物体有無検出センサー1が上側に、上記色判別センサー2が該物体有無検出センサー1の下側に配置され、かつ上記色判別センサー2が物体有無検出センサー1に近接して配設されている。そして上記ガラスカレットGは、センサー機枠F1の上方位置から両センサー1,2の受発光素子1a、1b間、及び2a,2b間を各センサー光1L,2Lを遮るように落下するように構成されている。ここで、両センサー1、2における上記ガラスカレットGが落下していく間隙をカレット検出空間Sという。
3は物体有無検出センサー1が接続されたセンサー本体部、4は上記色判別センサー2が接続されたセンサー本体部であり、これらの本体部3、4は各々の発光素子1a,2aを駆動して各発光素子1a,2aを発光させると共に、各受光素子1b、2bからの受光信号を受けて次段の信号生成回路5、6に送出するものである。
上記物体有無検出センサー1の受光素子1bは、常時は、図4(a)に示すように、発光素子1aのセンサー光1Lを受光することにより所定レベルのセンサー出力信号を出力しており、該出力信号がセンサー本体部3から次段の物体有無検出信号生成回路5に送出されている。上記カレット検出空間S内をガラスカレットGが落下していくと、当該カレットGにより上記センサー光1Lが遮蔽され(図4(b)参照)、当該センサー光1Lが遮蔽される間、上記受光素子1bの上記センサー出力信号が消勢するように構成されている。
5は上記物体有無検出信号生成回路であり、上記受光素子1bからの上記センサー出力信号を検出している間はローレベル信号を出力し、上記ガラスカレットGが上記センサー光1Lを遮蔽している間、即ち上記センサー出力信号が消勢している間はハイレベル信号を出力するように構成されている。従って、物体有無検出信号生成回路5はガラスカレットGの落下によりセンサー光1Lが遮蔽されている間のみハイレベルとなる物体有無検出信号(図6(b)乃至図8(b)に示すデジタル信号)を出力するものである。
上記色判別センサー2の受光素子2bは、常時は発光素子2aのセンサー光2Lを受光することにより所定レベルのセンサー出力信号を出力しており、該出力信号がセンサー本体部4から次段の色判別信号生成回路6に送出されている(図5(a)参照)。上記ガラスカレットGが上記検出空間Sを落下してくと、該カレットGがセンサー光2Lに到達する瞬間は当該センサー光2LがガラスカレットGのエッジ(端部)にて反射され、当該センサー光は大きく減衰する(図5(b)のタイミング)。よって当該瞬間においてセンサー出力信号のレベルは大きく低下する(図6(a)乃至図8(a)の時刻t1近傍参照)。その後カレットGがさらに落下していくと、上記カレットGの色に応じた光量のセンサー光2Lが該カレットGを透過し、当該光量のセンサー光2Lが上記受光素子2bにて受光される(図5(c)のタイミング)。このとき、センサー出力信号のレベルはカレットGの色(透明、緑、茶)によって異なり、各色特有の信号波形及び信号レベルを示す(図6(a)乃至図8(a)の時刻t1と時刻t2間の期間t3の信号波形参照)。その後、さらにカレットGが落下していき、該カレットGがセンサー光から離反する瞬間(図5(d)のタイミング)は、当該センサー光2LがガラスカレットGのエッジを再び通過するため当該エッジで反射され、当該センサー光はここで再び減衰する傾向を示す。よって、当該瞬間においてセンサー出力信号は再び減衰する(図6(a)乃至図8(a)の時刻t2近傍の波形参照)。
上記期間t3における受光素子2bの信号波形は、例えばガラスカレットGが透明の場合は、図6(a)に示すように、カレットGを透過する光量が多いので高い受光レベルを示す。ガラスカレットGが茶色の場合は、図8(a)に示すように、カレットGを透過する光量が少なくなるので最も低い受光レベルを示す。ガラスカレットGが緑色の場合は、両者の中間的な透過光量であり、図7(a)に示すように、透明の場合と茶色の場合の中間的な受光レベルを示し、かつ閾値SL近傍で細かく変動する傾向を示す。
6は色判別信号生成回路であり、上記受光素子2bからのセンサー出力信号をセンサー本体部4を介して受けて、当該センサー出力信号の信号レベルを所定レベルの閾値SLと比較して、図6乃至図8の各(c)に示すようなハイレベル又はローレベルのデジタル信号からなる色判別信号に変換するものである。この色判別信号生成回路6は具体的には図3に示すコンパレータ回路により構成されている。当該回路6において、6aは上記センサー出力信号を増幅するバッファ、6bは増幅後のセンサー出力信号のノイズを除去するローパスフィルタ、6cはセンサー出力信号のレベルを所定レベルの閾値SLと比較する比較器であり、6dは当該比較器6cの反転入力端子に接続された閾値設定用の可変抵抗器である。ここで、閾値SLは図6(a)乃至図8(a)に示す閾値レベルSLに設定されており、当該比較器6cは非反転入力端子に入力するセンサー出力信号(図6(a)乃至図8(a))の信号レベルと上記閾値SLの信号レベルとを比較し、センサー出力信号の信号レベルが該閾値SLを下回ったときはハイレベルの信号を出力し、受光信号の信号レベルが閾値SLを上回ったときはローレベルの信号を出力することにより、図6乃至図8の各(c)に示すようなデジタル信号からなる色判別信号を生成するように構成されている。従って、当該色判別信号生成回路6の出力信号は図6乃至図8の(c)に示すようなセンサー出力信号の信号レベルの応じたハイレベル又はローレベルのデジタル信号となる。
7は、DIO(デジタルI/O)ターミナルであり、上記物体有無検出信号生成回路5及び色判別信号生成回路6の各出力信号の入力を受ける入力ポート7a,7b、検出したカレットGの色に応じて所定のエアバルブを駆動する駆動信号を出力する出力ポート7c、7d、7eとから構成されており、上記入力ポート7a,7bに入力した信号をパソコン12に送出すると共に、パソコン12から送られてくる上記駆動信号をエアバルブ10a,10b、10cに出力するものである。
図2中F2は上記第1機枠F1の下方に該機枠F1に連続して設けられたエアバルブ支持用の第2機枠であり、上記第1機枠F1より幅広の筒状をなし、その外周面に互いに90度の角度差を以ってエアダクト9a、9b、9cが設けられており、各ダクトの基端部に上記エアバルブ10a,10b、10cが各々接続され、各ダクトに高圧エアを噴出し得るように構成されている。上記エアダクト9a乃至9cの先端の各エア噴出口は、互いに90度の角度差を有する3方向にエアを噴出するものであり、これにより、底部11に落下したガラスカレットGを色別に3方向に吹き飛ばして色別の分別収集を可能とするものである。勿論、各エアの噴出方向にはガラスカレット回収用の容器等(図示せず)を設置しておく。
12は上記物体有無検出信号生成回路5及び色判別信号生成回路6からの出力信号に基づいてガラスカレットの色判別を行うパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)である。当該パソコン12は、図9に示すように、図12、図13に示す色判別にかかる制御プログラムが記憶されたメインメモリ12a、該プログラムに従ってガラスカレットGの色判別を行い所定のエアバルブの駆動指令を生成するCPU12b、上記プログラムの動作中に各種データを一時的に記憶するメモリ12c、その他キーボード等の入力装置12d、ディスプレイ等の表示手段12eを有しているものであり、必要に応じてプリンタ等の出力装置が接続される。尚12fは信号のバスラインである。
図10は上記パソコン12の機能をブロック化した機能ブロック図であり、13は入力ポート7aから送られてくる物体有無検出信号(図6(b)等)の入力を受け、図11(a)に示すように所定のサンプリングタイムTで当該検出信号のハイレベルの数をカウントし(図12P1、P2参照)、該カウント値(例えば「30」)を次段の面積算出手段15に送出するカウント手段(図11(a)参照)、14は入力ポート7bから送られてくる色判別信号(図6(c)等)の入力を受け、図11(c)に示すように、所定のサンプリングタイムTで当該色判別信号のハイレベルの数をカウントし(図12P3)、該カウント値(例えば「5」)を次段の面積算出手段16に送出するカウント手段、15は上記カウント手段13から送られてきたカウント値に基づいて物体有無検出信号のハイレベルの面積A1(物体有無検出信号の信号レベルを例えば「1」とするとA1=30×1、図11(b)参照)を算出し次段の演算手段17に送出する面積演算手段(図12P4〜P6)、16は上記カウント手段14から送られてきたカウント値に基づいて色判別信号のハイレベルの面積A2(色判別信号の信号レベルを例えば「1」とするとA2=5×1、図11(d)参照)を算出し次段の演算手段17に送出する面積演算手段(図12P4〜P6)、17は上記面積演算手段15,16から送られてきた面積データA1,A2に基づいて、面積比X=(色判別信号のハイレベルの面積A2)/(物体有無検出信号のハイレベルの面積A1)を演算し、当該面積比X(A1=30、A2=5の場合X≒0.17)を次段の比較手段18に送出する演算手段(図12P7)、18は上記面積比Xと予め定められた基準値との比較を行って、以下(イ)乃至(ハ)のようにガラスカレットGの色の判別を行い、判別結果の色を指示する信号を次段の駆動手段19に送出する比較手段である(図13P8〜P10、P11〜P13)。
X≧0.76・・・・・・・・・・・・茶色と判別 (イ)
0.3≦X<0.76・・・・・・・・緑色と判別 (ロ)
Xが上記(イ)(ロ)以外の値・・・・透明と判別 (ハ)
即ち、上記比較手段18は、上記物体有無検出信号が上記ガラスカレットを検出している期間における上記色判別信号のハイレベル信号の存在比率(面積比)により上記ガラスカレットの色を判別するものである。
19は上記比較手段18からの指令信号に基づいて、判別結果が茶色であればエアバルブ10aに対する駆動信号を出力ポート7cに送出し、判別結果が緑色であればエアバルブ10bに対する駆動信号を出力ポート7dに送出し、判別結果が透明であればエアバルブ10cに対する駆動信号を出力ポート7eに送出するものである(図13P14〜P16)。
本発明は上述のように構成されるものであり、次に本発明の動作を説明する。
まず、センサー本体部3,4によって物体有無検出センサー1、及び色判別センサー2を駆動し、各発光素子1a,2aから各受光素子1b、2bに対してセンサー光1L、2Lが入射している状態とする。かかる状態において、ガラスカレットGがカレット検出空間Sを落下していく。
そしてカレットGが物体有無検出センサー1を通過すると、センサー光1Lが遮蔽された時間だけそのセンサー出力信号が低下(消勢)するため、当該センサー出力信号が物体有無信号生成回路5に入力し、当該回路5にて上記センサー光1Lが遮蔽された時間だけハイレベルとなる物体有無検出信号を生成し、当該信号が入力ポート7aを介してパソコン12に入力する。この物体有無検出信号は具体的には図6(b)(透明の場合)、図7(b)(緑色の場合)、図8(b)(茶色の場合)に示すようなハイレベルのデジタル信号であり、そのハイレベル期間がセンサー光1Lが遮蔽された時間に対応する。即ち、ガラスカレットGの大きさによって当該物体有無検出信号のハイレベル期間が増減し、従ってこの物体有無検出信号は、ガラスカレットGの大きさを示す信号でもある。この物体有無検出信号は、当該回路5から入力ポート7aを介してパソコン12(カウント手段13)に入力する。また、この物体有無検出信号は、色判別信号の検出期間を特定するものであり、当該物体有無検出信号を検出することにより、この間の色判別信号を確実に検出し得る。
上記カレットGは引き続いて色判別センサー2を通過していき、このときガラスカレットGの色によってセンサー光2Lの透過光量が異なるため、受光素子2bからは当該カレットGの色によって特有のセンサー出力信号が生成出力される。
ガラスカレットGが透明の場合は、カレットGがセンサー光2Lに接触する瞬間と該カレットGがセンサー光2Lから離間する瞬間の両エッジ照射時において、センサー光2Lが大きく減衰し、それ以外の期間のセンサー光通過時においてはカレットGを透過するセンサー光量が大きいため、図6(a)に示すような出力信号となる。かかるセンサー出力信号は色判別信号生成回路6の比較器6cによって閾値SLと比較され、センサー出力信号が当該閾値SLより低下したときのみハイレベルとなる図6(c)に示す色判別信号が生成される。このように透明の場合は、センサー2への入力時とセンサー2からの出力時に短時間のハイレベル信号を有する色判別信号となる。この色判別信号は当該回路6から入力ポート7bを介してパソコン(カウント手段14)に送出される。
ガラスカレットGが緑色の場合は、透明の場合と同様に、センサー2への入力時とセンサーからの出力時のエッジ照射時においてセンサー光2Lが減衰し、それ以外の期間のセンサー光通過時においては、透明の場合より透過光量は低下するが、茶色に比較するとある程度高い透過光量が存在し、かつ閾値SL近傍で高低を繰り返す特性を示す(図7(a)参照)。かかるセンサー出力信号は色判別信号生成回路6の比較器6cによって閾値SLと比較され、センサー出力信号が当該閾値SLより低下したときのみハイレベルとなる図7(c)に示す色判別信号が生成される。その結果、緑色の場合は、カレットGの通過期間中、短時間でハイレベルとローレベルを繰り返す図7(c)に示すような色判別信号となる。この色判別信号は当該回路6から入力ポート7bを介してパソコン(カウント手段14)に送出される。
次に、ガラスカレットGが茶色の場合は、センサー2への入力時と出力時のエッジ照射時においてセンサー光が同様に減衰するが、それ以外の期間のセンサー光通過時においても透過光量が最も低い特性を示す(図8(a)参照)。かかるセンサー出力信号は色判別信号生成回路6の比較器6cによって閾値SLと比較され、センサー出力信号が当該閾値SLより低下したときハイレベルとなる図8(c)に示す色判別信号が生成される。図8(c)に示すように、茶色の場合は、センサー出力信号がセンサー通過時の略全域に亙って閾値SLより低いレベルとなるため、センサー通過時の略全域に亙ってハイレベルを示す色判別信号となる(図8(c)参照)。この色判別信号は当該回路6から入力ポート7bを介してパソコン(カウント手段14)に送出される。
(1)透明のガラスカレットGの場合
次に、上記パソコン12のCPU12b(カウント手段13)は、ハイレベルの物体有無検出信号(図6(b))の入力に基づいて、所定のサンプリングタイムTにて当該デジタル信号のハイレベルの期間をカウントする(図12P1、P2、図11(a)参照)。ここで、例えば当該カウント値は「30」であったとする。次に、CPU12b(カウント手段14)は、色判別信号(図6(c))の入力に基づいて、所定のサンプリングタイムTにて当該デジタル信号のハイレベルの期間をカウントする(図12P3、図11(c)参照)。ここでは、当該カウント値が「5」であったとする。
次に、CPU12b(カウント手段13、14)は計測時間中の上記物体有無検出信号がローレベルとなり、かつ色判別信号がローレベルとなったことを検出すると(図12P4、P5)、カウント値「30」を面積算出手段15に、カウント値「5」を面積算出手段16に各々送出する。そしてCPU12b(面積算出手段15)は、上記カウント値「30」に基づいてその面積A1(=例えば30×1)、CPU12b(面積算出手段16)は上記カウント値「5」に基づいてその面積A2(=例えば5×1)を算出し、各値を演算手段17に送出する(図12P6、図11(b)(d)参照)。
上記CPU12b(演算手段17)は、上記各面積A1,A2に基づいて面積比X=A2/A1(≒0.17)を算出する(図12P7)。その後、CPU12b(比較手段18)は上記演算手段17から送られてきた面積比Xに基づいて、当該Xが上記(イ)乃至(ハ)の何れに該当するかを比較判断する(図13P8〜P10)。この場合、面積比X≒0.17なので、比較手段18は図3のステップP10を経て「透明」であると判別する(図13P13)。そして、当該比較手段18は当該判別結果に基づいて駆動手段19に対して透明のエアバルブ10cを駆動すべき旨の指令信号を送出する(図13P16)。その結果、駆動手段19は出力ポート7eに対して駆動信号を送出し、これにより、エアバルブ10cが駆動され、上方から落下してきたガラスカレットGをエアバルブ10cの噴出口の方向(矢印a方向)に吹き飛ばす。これにより、上記矢印a方向に予め配置していた透明カレット回収容器(図示せず)内に透明カレットを集積していくことができる。
(2)緑色のガラスカレットGの場合
緑色のカレットGの場合においても、物体有無検出信号(図7(b))は透明の場合と同様であり、当該物体有無検出信号の入力に基づいて、CPU12b(カウント手段13)は所定のサンプリングタイムTにて当該デジタル信号のハイレベルの期間をカウントする(図12P1、P2、図11(a)参照)。ここで、例えば当該カウント値は「30」であったとする。次に、CPU12b(カウント手段14)は、色判別信号(図7(c))の入力に基づいて、所定のサンプリングタイムTにて当該デジタル信号のハイレベルの期間をカウントする(図12P3、図11(c)参照)。ここでは、当該カウント値は「12」であったとする。
次に、CPU12b(面積算出手段15)は、同様に上記カウント値「30」に基づいてその面積A1(=例えば30×1)、面積算出手段16は上記カウント値「12」に基づいてその面積A2(=例えば12×1)を算出し、各値を演算手段17に各々送出する(図12P6、図11(b)(d)参照)。
上記CPU12b(演算手段17)は、上記各面積A1,A2に基づいて面積比X=A2/A1(=0.4)を算出する(図12P7)。その後、CPU12b(比較手段18)は上記演算手段17から送られてきた面積比Xに基づいて、当該Xが上記(イ)乃至(ハ)の何れに該当するかを比較判断する(図13P8〜P10)。この場合、面積比X=0.4なので、比較手段18はステップP9を経て「緑」であると判別する(図13P12)。そして、当該比較手段18は当該判別結果に基づいて駆動手段19に対してエアバルブ10bを駆動すべき旨の指令信号を送出する(図13P15)。その結果、駆動手段19は出力ポート7dに対して駆動信号を送出し、これにより、エアバルブ10bが駆動され、上方から落下してきたガラスカレットGをエアバルブ9bの噴出口の方向(矢印b方向)に吹き飛ばす。これにより、上記矢印b方向に予め配置していた緑色カレット回収容器(図示せず)内に緑色カレットを集積していくことができる。
(3)茶色のガラスカレットGの場合
茶色のカレットGの場合においても、物体有無検出信号(図8(b))は透明の場合と同様であり、CPU12b(カウント手段13)は所定のサンプリングタイムTにて当該デジタル信号のハイレベルの期間をカウントする(図12P1、P2、図11(a)参照)。ここで、例えば当該カウント値は同様に「30」であったとする。次に、CPU12b(カウント手段14)は、色判別信号(図8(c))の入力に基づいて、所定のサンプリングタイムTにて当該デジタル信号のハイレベルの期間をカウントする(図12P3、図11(b)参照)。ここでは、当該カウント値は「30」であったとする。
次に、CPU12b(面積算出手段15)は、同様に上記カウント値「30」に基づいてその面積A1(=例えば30×1)、CPU12b(面積算出手段16)は上記カウント値「30」に基づいてその面積A2(=例えば30×1)を算出し、各値を演算手段17に送出する(図12P6、図11(b)(d)参照)。
上記CPU12b(演算手段17)は、上記各面積A1,A2に基づいて面積比X=A2/A1(=1)を算出する(図12P7)。その後、CPU12b(比較手段18)は上記演算手段17から送られてきた面積比Xに基づいて、当該Xが上記(イ)乃至(ハ)の何れに該当するかを比較判断する(図13P8〜P10)。この場合、面積比X=1なので、比較手段18はステップP8を経て「茶色」であると判別する(図13P11)。そして、当該比較手段18は当該判別結果に基づいて駆動手段19に対してエアバルブ10aを駆動すべき旨の指令信号を送出する(図13P14)。その結果、駆動手段19は出力ポート7cに対して駆動信号を送出し、これにより、エアバルブ10aが駆動され、上方から落下してきたガラスカレットGをエアバルブ10aの噴出口の方向(矢印c方向)に吹き飛ばす。これにより、上記矢印c方向に予め配置していた茶色カレット回収容器(図示せず)内に茶色カレットを集積していくことができる。
以上のように、本発明のガラスカレットの色判別装置又は色判別方法によると、一般に市販されている安価な発光素子と受光素子から構成される受発光センサーによりガラスカレットの色判別を行うことができるため、従来使用されていたCCDカメラや複雑な画像処理技術を使用する必要がなく、当該色判別装置又は色判別方法を安価に構成することができる。
従って、リサイクル施設等において安価に導入することができるガラスカレットの色判別装置又は色判別方法を実現し得るものである。
また、カレットの色判別動作は、物体有無検出センサーに基づく物体有無検出信号のガラスカレットの検出期間に対する色判別信号のハイレベル信号の存在比率(面積比)により判断するもの、即ち物体有無検出信号のガラスカレットの検出期間を考慮するものであるから、ガラスカレットの検出期間において色判別信号を確実に検出し得て、精度の高い正確な色判別動作を行うことができる。
次に、本発明に係るガラスカレットの色判別装置又は色判別方法の他の実施形態として、物体有無検出センサー1を使用せずに、色判別センサー2のみでガラスカレットの色判別を行う方法を以下説明する。この場合、図6(a)乃至図8(a)のセンサー出力信号から色判別信号生成回路6により図6(c)乃至図8(c)に示すハイレベル又はローレベルのデジタル信からなる色判別信号を上記実施形態と同様に生成し、当該色判別信号を所定のサンプリングタイムでサンプリングし、ハイレベルの期間を図11(c)に示すようにカウントする。色判別は、zをサンプリングタイムの数、yをサンプリングタイム中のハイレベルのカウント数とすると数1で示されるxで行う。
Figure 2006239574

そして、例えば0.76≦xであれば茶色、0.3<x≦0.67であれば緑色、xがそれ以外の場合は透明と判断する。
このように1つの色判別センサーのみでもガラスカレットの色判別を安価に行うことができる。
本発明に係るガラスカレットの色判別装置の全体構成を示すブロック図である。 同上装置のセンサー及びエアバルブ近傍を示す断面図である。 同上装置の色判別信号検出回路を示すブロック図である。 (a)乃至(c)はガラスカレットが物体有無検出センサーを通過する過程を示す図である。 (a)乃至(e)はガラスカレットが色判別センサーを通過する過程を示す図である。 ガラスカレットが透明の場合における各種信号を示すものであり、(a)は色判別センサーの出力信号、(b)は物体有無検出信号生成回路の出力信号(物体有無検出信号)、(c)は色判別信号検出回路の出力信号(色判別信号)を示すものである。 ガラスカレットが緑色の場合における各種信号を示すものであり、(a)は色判別センサーの出力信号、(b)は物体有無検出信号生成回路の出力信号(物体有無検出信号)、(c)は色判別信号検出回路の出力信号(色判別信号)を示すものである。 ガラスカレットが茶色の場合における各種信号を示すものであり、(a)は色判別センサーの出力信号、(b)は物体有無検出信号生成回路の出力信号(物体有無検出信号)、(c)は色判別信号検出回路の出力信号(色判別信号)を示すものである。 同上装置におけるパソコンの構成を示すブロック図である。 同上装置におけるパソコンの機能をブロック化した機能ブロック図である。 同上パソコンにおける信号処理を示す図であり、(a)は物体有無検出信号のサンプリングの様子を示す波形図、(b)は物体有無検出信号のハイレベルの面積を示す波形図、(c)は色判別信号のサンプリングの様子を示す波形図、(d)は色判別信号のハイレベルの面積を示す波形図である。 同上装置におけるパソコンによる信号処理の動作手順を示すフローチャートである。 同上装置におけるパソコンによる信号処理の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 物体有無検出センサー
1a 発光素子
1b 受光素子
2 色判別センサー
2a 発光素子
2b 受光素子
5 物体有無検出信号生成回路
6 色判別信号生成回路
6c 比較器
6d 可変抵抗器
9a〜9c エアバルブ
12 パソコン
18 比較手段
19 駆動手段
G ガラスカレット
A1,A2 面積
X 面積比
SL 閾値

Claims (7)

  1. 発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別装置であって、
    上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットの存在の有無を示す物体有無検出信号を生成する物体有無検出信号生成手段と、
    上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較し、上記閾値を基準とする上記センサー出力信号レベルの高低によりハイレベル又はローレベルの出力を行って上記センサー出力信号レベルに応じたハイレベル又はローレベル信号により構成される色判別信号を生成する色判別信号生成手段と、
    上記物体有無検出信号が上記ガラスカレットを検出している期間における上記色判別信号のハイレベル又はローレベル信号の存在比率により上記ガラスカレットの色を判別する比較手段とを具備するものであることを特徴とするガラスカレットの色判別装置。
  2. 発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別装置であって、
    上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットを検出している期間のみハイレベルとなる物体有無検出信号を生成する物体有無検出信号生成手段と、
    上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記センサー出力信号レベルが上記閾値より低下した場合にのみハイレベルとなる色判別信号を生成する色判別信号生成手段と、
    上記物体有無検出信号のハイレベル期間の面積に対する上記色判別信号のハイレベル期間の面積の比率により上記ガラスカレットの色を判別する比較手段とを具備するものであることを特徴とするガラスカレットの色判別装置。
  3. 上記比較手段の色判別は上記比率が第1の値以上の場合は茶色と判断し、上記比率が第1の値より小の第2の値より大でかつ上記第1の値より小の場合は緑色と判断し、上記以外の場合は透明と判別するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のガラスカレットの色判別装置。
  4. 上記ガラスカレットの色によって異なる角度にエアを噴出し得るエア噴出手段を複数個設け、
    上記比較手段による色判別動作に基づいて判別した色に対応するエア噴出手段を駆動する駆動手段を設けたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のガラスカレットの色判別装置。
  5. 発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別方法であって、
    上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットの存在の有無を示す物体有無検出信号を生成し、
    上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記閾値を基準とする上記センサー出力信号レベルの高低によりハイレベル又はローレベルの出力を行って上記センサー出力信号レベルに応じたハイレベル又はローレベル信号により構成される色判別信号を生成し、
    上記物体有無検出信号が上記ガラスカレットを検出している期間における上記色判別信号のハイレベル又はローレベル信号の存在比率により上記ガラスカレットの色を判別することを特徴とするガラスカレットの色判別方法。
  6. 発光素子と受光素子とから構成された物体有無検出センサーと、発光素子と受光素子とから構成された色判別センサーとを並設し、ガラスカレットを両センサーの発光素子と受光素子間を通過させることによってその色を判別するガラスカレットの色判別方法であって、
    上記物体有無検出センサーからのセンサー出力信号に基づいてガラスカレットを検出している期間のみハイレベルとなる物体有無検出信号を生成し、
    上記色判別センサーによるガラスカレットの透過光量に応じたセンサー出力信号と所定レベルの閾値とを比較して、上記センサー出力信号レベルが上記閾値より低下した場合にのみハイレベルとなる色判別信号を生成し、
    上記物体有無検出信号のハイレベル期間の面積に対する上記色判別信号のハイレベル期間の面積の比率により上記ガラスカレットの色を判別することを特徴とするガラスカレットの色判別方法。
  7. 上記の色の判別は上記比率が第1の値以上の場合は茶色と判断し、上記比率が第1の値より小さい第2の値より大でかつ上記第1の値より小の場合は緑色と判断し、上記以外の場合は透明と判断することを特徴とする請求項5又は6記載のガラスカレットの色判別方法。
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