JP2006239423A - 歯科用インプラントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】他のシステムには通常は無視される水平力に対してより多くの注意を払い、咬合に由来する力により正確に対処し得る歯科用インプラントを提供すること。
【解決手段】歯科用インプラントであって、第一のセクション、第二のセクション、水平方向および垂直方向を有する中心部分;少なくとも1つの近位プレート様突出部であって、該近位プレート様突出部は、該中心部分の該第一のセクションから該水平方向に沿って突出し、そして該垂直方向に沿って伸びる、近位プレート様突出部;および少なくとも1つのフィンであって、該フィンは、該中心部分の該第二のセクションから該水平方向に沿って突出する、フィン、を備える、歯科用インプラント。
【選択図】図2a

Description

(1.発明の分野)
本発明は、歯科用インプラント、より詳細には、近位プレート様突出部を有する歯科用インプラントに関する。
(2.関連技術の説明)
(背景技術)
咬合力は、垂直力および水平力に分けられ得る。インプラントに対する垂直力は、底部における圧迫力および側部における剪断力である。水平力は、インプラントに対する傾け力(tipping force)であり、この傾け力とは、両方の端部が異なる方向に最も押されることを意味する。
近位側に対する水平力は、隣接する歯(またはインプラント)によって相互に支えられる(co−bolstered)ので、そのような力は、歯槽骨に対してそれほど影響はない。歯科用インプラントは、咬合力に抵抗するように骨を捕まえる。従って、インプラントが咬合力に対して十分に歯槽骨を捕まえた状態にしながらなお、歯槽骨が破壊されないようにすることが、歯科用インプラント設計に関して基本的かつ最も重要な考慮点である。
チタン製歯科用インプラントの出現以来、多くの歯科用インプラントが、残された天然の根元の形状を有する。しかし、実際のところ、天然の歯の支持機構とインプラントの支持機構とは、同じではない。天然の歯は、靱帯で歯に吊り下げられており、インプラントは、歯に「固定されて」いる。歯の根の形態を模倣することは、無意味である。
図1を参照すると、従来型の歯科用インプラント80は、中心部分81および複数のフィン83を備える。中心部分81は、テーパ形状の円柱である。歯科用インプラント80の中心部分81のテーパは、垂直力および水平力に抵抗する能力を減少させる。そして臨床的に理解されるように、歯槽骨のより深い部分は、常にインプラントのために十分な空間を有する。多くの現代のインプラントに対する別の欠点は、ネジ山またはフィン83である。ネジ山またはフィンは、中心部分81からの基本的に水平な突出部である。このフィン(水平突出部)は、垂直力に対するほど水平力に対しては有意に適さないような様式で骨を捕まえる。このことは、上顎におけるインプラントの成功率が常に下顎における成功率よりも低い理由を説明し得る。上顎におけるインプラントは、下顎におけるインプラントよりも大きな水平力を受ける。
特許文献1は、多くの歯科医が最もよいインプラントシステムの1つと考える歯科用インプラントシステムを開示し、これもまた、上で言及した欠点を有する。他のインプラントと同様に、骨への入り口が最も脆弱である。この従来型の歯科用インプラントは、この問題に真剣に対処している。そのマニュアルによると、その従来型の歯科用インプラントは、歯槽頂の1mm〜2mm下に埋め込まれる。その後、いくらかの骨が取り除かれ、そして橋脚および歯冠がその従来型のインプラントに連結される。しかし、臨床的に観察されるように、結局は、骨がその従来型のインプラントの肩部に引き込まれる。インプラントの材料と橋脚柱の材料とは同じであるが、橋脚柱は骨と一体化した状態(osseointegrated)にならない。おそらく、橋脚柱の微小な回転が存在する。骨において骨と一体化していない柱は、好ましくない細菌にとっての幹線道路である。場合によっては、骨の劣化が続き、インプラントの露出が避けられなかった。この露出は、多くの場合、水平力を支える側であった。そのような露出は、患者に恥ずかしい思いをさせ、歯科医につらい経験を残す。
米国特許第4,738,623号明細書
他のシステムには通常は無視される水平力に対してより多くの注意を払い、咬合に由来する力により正確に対処し得る歯科用インプラントを提供すること。
(発明の要旨)
本発明は、歯科用インプラントに関する。その歯科用インプラントは、中心部分、少なくとも1つの近位プレート様突出部および少なくとも1つのフィンを備える。中心部分は第一のセクション、第二のセクション、水平方向および垂直方向を備える。近位プレート様突出部は、中心部分の第一のセクションから水平方向に沿って突出し、垂直方向に沿って延びる。フィンは、中心部分の第二のセクションから水平方向に沿って突出する。
本発明の歯科用インプラントは、他のシステムには通常は無視される水平力に対してより多くの注意を払う。頬側および舌側における近位プレート様突出部および隙間の設計によって、歯科用インプラントが咬合に由来する力により正確に対処し得る。
近位プレート様突出部は、水平力に対してより多くの骨を捕まえ、垂直力のほとんどから逃れる。プレート様突出部は、円柱から遠位方向または近心方向に生じる。頬側および舌側において、近位プレート様突出部のレベルでは、近位プレート様突出部は全く存在しない。頬骨プレートおよび舌骨プレートは常に薄く、また歯科インプラント学における弱点であるので、骨プレートは、過剰な力を負うのは好ましくない。
歯科用インプラントは、中心部分の第一のセクションに配置されるネック部を、さらに備える。ネック部に続いて、隙間およびネック部は、骨プレートに対してより多くの空間を提供し、プレートにより少ない力を伝える。インプラントは、いかなる突出部によっても乱されない薄いプレートに対してインタクトな空間を提供し、そうするとネック部の露出の機会が減少されるので、美的な要求を満たすのを補助する。インプラントは、十分な骨組織により囲まれるプレート様突出部によって水平力に効果的に対処する。
上記目的のために、本発明は、例えば、以下の手段を提供する。
(項目1)
歯科用インプラントであって、以下:
第一のセクション、第二のセクション、水平方向および垂直方向を有する中心部分;
少なくとも1つの近位プレート様突出部であって、その近位プレート様突出部は、その中心部分のその第一のセクションからその水平方向に沿って突出し、そしてその垂直方向に沿って伸びる、近位プレート様突出部;および
少なくとも1つのフィンであって、そのフィンは、その中心部分のその第二のセクションからその水平方向に沿って突出する、フィン
を備える、歯科用インプラント。
(項目2)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、その歯科用インプラントの長手方向軸に対応する角度を有し、その近位プレート様突出部の角度が、0度〜45度の間である、歯科用インプラント。
(項目3)
項目2に記載の歯科用インプラントであって、上記プレート様突出部の角度が0度である、歯科用インプラント。
(項目4)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、その近位プレート様突出部に隣接する隣接近位プレート様突出部に対して平行である、歯科用インプラント。
(項目5)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、切り取られた上縁を有する、歯科用インプラント。
(項目6)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、上記第一のセクションの近位側に配置され、そしてその第一のセクションが、近位プレート様突出部を有さない頬側隙間および舌側隙間を有し、その隙間が、それぞれ、その第一のセクションの頬側および舌側に配置される、歯科用インプラント。
(項目7)
項目6に記載の歯科用インプラントであって、上記頬側隙間および上記舌側隙間が、隆起している、歯科用インプラント。
(項目8)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの上部近位プレート様突出部および少なくとも1つの下部近位プレート様突出部を備え、上記中心部分がさらに第三のセクションを備え、その上部近位プレート様突出部が、上記第一のセクションに配置され、そしてその下部近位プレート様突出部が、その第三のセクションに配置される、歯科用インプラント。
(項目9)
項目8に記載の歯科用インプラントであって、上記上部近位プレート様突出部を含む上記第一のセクションの長さが、上記中心部分の全長の約4分の1〜5分の2である、歯科用インプラント。
(項目10)
項目8に記載の歯科用インプラントであって、上記下部近位プレート様突出部を含む上記第三のセクションの長さが、上記中心部分の全長の約4分の1〜5分の2である、歯科用インプラント。
(項目11)
項目8に記載の歯科用インプラントであって、上記下部近位プレート様突出部が、切り取られた下縁を有する、歯科用インプラント。
(項目12)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部を含む上記第一のセクションの長さが、上記中心部分の全長の約6分の1〜5分の2である、歯科用インプラント。
(項目13)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記中心部分が、上記第一のセクションに配置されるネック部をさらに備え、そのネック部の高さが、約0.5mm〜3.0mmである、歯科用インプラント。
(項目14)
項目13に記載の歯科用インプラントであって、上記ネック部がトリミングリムを有する、歯科用インプラント。
(項目15)
項目14に記載の歯科用インプラントであって、上記ネック部の上記トリミングリムが、近位側から頬側に向かってトリミングされて、頬側歯肉の湾曲をまねる凹形の傾斜が作製される、歯科用インプラント。
(項目16)
項目14に記載の歯科用インプラントであって、上記トリミングリムの深さが、0.5mm〜2mmの間である、歯科用インプラント。
(項目17)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記フィンは、上記近位プレート様突出部および隙間に隣接する、歯科用インプラント。
(項目18)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記フィンを含む上記第二のセクションの長さが、上記中心部分の全長の約5分の1〜2分の1である、歯科用インプラント。
(項目19)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記中心部分が凹形の底部をさらに備える、歯科用インプラント。
(項目20)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記フィンが、上記中心部分の周囲縁に環状に取り付けられる、歯科用インプラント。
(項目21)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの位置決め近位プレート様突出部を備え、その位置決め近位プレート様突出部が、上記フィンの外径の外側に伸びる、歯科用インプラント。
(項目22)
項目1に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの引っ張り近位プレート様突出部を備え、その引っ張り近位プレート様突出部の長さが、その近位プレート様突出部の長さよりも長い、歯科用インプラント。
(項目23)
項目22に記載の歯科用インプラントであって、上記引っ張り近位プレート様突出部が、引っ張り穴を有する、歯科用インプラント。
(項目24)
項目22に記載の歯科用インプラントであって、上記引っ張り近位プレート様突出部が、引っ張り溝を有する、歯科用インプラント。
(項目25)
項目22に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの標準的な近位プレート様突出部を備え、その標準的な近位プレート様突出部の幅が、上記フィンの外径に等しく、その標準的な近位プレート様突出部の長さが、上記引っ張り近位プレート様突出部の長さよりも短い、歯科用インプラント。
(項目26)
項目25に記載の歯科用インプラントであって、上記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの小さい近位プレート様突出部を備え、その小さい近位プレート様突出部の長さが、上記標準的な近位プレート様突出部の長さよりも短い、そしてその小さい近位プレート様突出部の幅が、上記標準的な近位プレート様突出部の幅よりも小さい、歯科用インプラント。
本発明により、他のシステムには通常は無視される水平力に対してより多くの注意を払い、咬合に由来する力により正確に対処し得る歯科用インプラントが提供される。
(発明の詳細な説明)
本発明の歯科用インプラントの説明の前に、いくつかの用語が明りょうに定義されなければならない。用語「下部」は、重力とは関連せず、骨のより深いところを意味し、そして「上部」は、歯肉または歯冠に対して近位であることを意味する。そして「頬」は、頬または顔面を意味し、「舌」は、舌または口蓋を意味する。「垂直」は、歯科用インプラントの長手方向軸に沿った方向を意味し、「水平」は、「垂直」に対して直角をなす方向を意味する。
図2a、2b、2c、2d、2eおよび2fを参照すると、これらの図は、本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントを示す。(咬合に由来する)垂直力より大きな水平力を受ける歯科用インプラント2は、A型インプラントと名付けられる。概して、A型インプラントは、上顎の前方用である。図3a、3b、3c、3dおよび3eを参照すると、これらの図は、本発明の第二の実施形態による歯科用インプラントを示す。より大きな垂直力を受けるインプラント3は、B型インプラントと名付けられる。
本発明の歯科用インプラントは、概して円柱状でありかつテーパ加工されていないインプラントであり、これはその後、人口器官用に橋脚歯が連結される。
再度図2a〜2fを参照すると、歯科用インプラント2は、以下:中心部分60、少なくとも1つの上部近位プレート様突出部11、少なくとも1つのフィン20および少なくとも1つの下部近位プレート様突出部30を備える。中心部分60は、第一のセクション61、第二のセクション62、第三のセクション63、水平方向および垂直方向を有する。この実施形態において、中心部分60は、円柱状の形状であり、テーパ加工されていない。
中心部分60は、第一のセクション61に配置されるネック部10をさらに備える。ネック部10の高さは、約0.5mm〜3.0mmである。ネック部10は、いくらかの丸みを有する縁101を有し、そして縁101は、歯科用インプラントの長手方向軸に対して内側かつ上向きである。ネック部10は、機械的に認められるかぎりできるだけ狭いほうがよい。このような設計に伴い、ネック部10はリム102を有し、このネック部10におけるリム102は狭い。頬側に対するリム102は、頬側歯肉の湾曲をまねるようにトリミングされている。図2aおよび4を参照すると、そのトリミングリム(trimming rim)102は、頬側に対して近位側から下方へ始まり、好ましくはくぼんでいる。トリミングリム102は、外科医が頬側での歯科用インプラントの露出を気にすることなくインプラントを骨の中に深く埋めることを不可能にする。そしてトリミングリム102は、好ましくは、非対称的に再吸収される隆線に適合される。トリミングリム102の深さは、0.5mm〜2mmの間である。
ネック部10に続いて、上部近位プレート様突出部11および頬側および舌側の隙間12がある。上部近位プレート様突出部11は、中心部分60の第一のセクション61から水平方向に沿って突出し、垂直方向に沿って伸びる。この実施形態において、複数の上部近位プレート様突出部が、中心部分60の第一のセクション61に取り付けられる。上部近位プレート様突出部11は、好ましくは、上部縁で包括的に切り取られて、切り取られた上部縁111を形成する。
図5a、5bおよび5cを参照すると、これらの図は、本発明による上部近位プレート様突出部の様々な配置を示す。上部プレート様突出部は、図5aに示されるように、中心部分60の正接に対しておおよそ90°の角度か、または図5bおよび図5cに示されるように、容易に製造されかつ依然として水平力に対して多くの骨を捕まえ得る突出角度で中心部分60から生じる。上部プレート様突出部は、好ましくは、頬側境界もしくは舌側境界の接線を超えては伸びない。プレート様突出部は、水平力に対して骨をうまく捕まえ、そして垂直力から逃れる。このような設計により、過負荷を防ぎ得る。近位プレート様突出部は、その近位プレート様突出部に隣接する隣接近位プレート様突出部に対して平行である。
再度図2a〜2fを参照すると、上記近位プレート様突出部11は、第一のセクション61の近位側に配置され、そして第一のセクション61は上部近位プレート様突出部を有さない頬側隙間12および舌側隙間12を有し、この頬側隙間および舌側隙間12は、それぞれ、第一のセクション61の頬側隙間および舌側隙間に配置される。すなわち、頬側および舌側において、上部近位プレート様突出部11のレベルでは、上部近位プレート様突出部は全く存在しない。隙間12は、隆起したもの(protrusion)である。頬側骨プレートおよび舌側骨プレートは常に薄く、また歯科用インプラント学における弱点であるので、プレートは、過剰な力を負うことは好ましくない。ネック部10に続いて、隙間12およびネック部10は、骨プレートに対してより多くの空間を提供し、そのプレートにより少ない力を伝える。
本発明の歯科用インプラントは、十分な骨組織により囲まれる近位プレート様突出部11によって水平力に効果的に対処する。従って、骨の劣化の機会が減少される。上部近位プレート様突出部を含む第一のセクション61の長さは、中心部分60の全体の長さの約4分の1〜5分の2である。水平力は中心部分の中間セクションで最も小さいと考えられるので、プレート様突出部は中心部分の中間セクションでは出現しない。
近位プレート様突出部は、少なくとも1つの位置決め近位プレート様突出部112を備え、この位置決め近位プレート様突出部112は、フィン20の外径の外側に伸びる。従って、位置決め近位プレート様突出部112の幅は、近位プレート様突出部11よりも大きい。この実施形態では、位置決め歯科用インプラント2に対して近位側に配置される2つの位置決め近位プレート様突出部112が存在する。そしてこれは、外科手術後に正しい方向で骨に歯科用インプラントを保持しやすい。
さらに、近位プレート様突出部は、少なくとも1つの引っ張り(pulling)近位プレート様突出部112を備える。この実施形態において、位置決め近位プレート様突出部は、引っ張り近位プレート様突出部である。引っ張り近位プレート様突出部112の長さは、近位プレート様突出部11の長さよりも長く、引っ張り近位プレート様突出部112は、ネック部10へ伸びる。引っ張り近位プレート様突出部112は、引っ張りデバイスを受容して歯科用インプラント2に引き付けるための引っ張り穴116を有する。それに加えて、引っ張り近位プレート様突出部は、引っ張りデバイスを受容して歯科用インプラントを引き付けるための引っ張り溝を有し得る。
近位プレート様突出部11は、少なくとも1つの標準的なプレート様突出部113を備える。この実施形態において、標準的なプレート様突出部113の長さは、引っ張り近位プレート様突出部112の長さよりも短く、標準的な近位プレート様突出部113の幅は、位置決め近位プレート様突出部112よりも小さい。すなわち、標準的な近位プレート様突出部113の幅は、フィン20の外径に等しい。
近位プレート様突出部11は、少なくとも1つの小さな近位プレート様突出部114を備える。この実施形態において、小さな近位プレート様突出部114の長さは、標準的な近位プレート様突出部113の長さよりも短く、小さい近位プレート様突出部114の幅は、標準的な近位プレート様突出部113の幅よりも小さい。
従って、近位プレート様突出部11の長さは、引っ張り近位プレート様突出部112から小さい近位プレート様突出部114へ徐々に短くなり、近位プレート様突出部11の
幅は、位置決め近位プレート様突出部112から小さい近位プレート様突出部114へ徐々に小さくなる。
上部近位プレート様突出部は、歯科用インプラントの長手方向軸に対応する角度を有する。第一の実施形態において、プレート様突出部の角度は0度である。しかし、近位プレート様突出部の角度は、図6に示されるように、0度〜45度の間であり得る。すなわち、近位プレート様突出部11は、0度〜45度の間の傾き角度を有する。
プレート様突出部11に隣接して、フィン20は、中心部分60の第二のセクション62から水平方向に沿って突出する。この実施形態において、複数のフィンが、中心部分60の第二のセクション62の周囲に環状に取り付けられる。フィン20は、テーパ加工されていない。フィンを含む第二のセクション62の長さは、中心部分60の長さの約5分の1〜2分の1である。
下部近位プレート様突出部30は、中心部分60の第三のセクション63に配置される。下部近位プレート様突出部を含む第三のセクション63の長さは、中心部分60の全長の約4分の1〜5分の2である。下部近位プレート様突出部の突出角度は、中心部分60の正接に対して垂直であることが示唆される。下部近位プレート様突出部30は、切り取られた下縁301を有する。中心部分60の底部31の近くで、プレート様突出部30の縁が、骨槽の底部に適合するように、すなわち、ドリルの形状に適合するように切り取られる。
中心部分60は、底部31およびウェル13をさらに備える。底部31は平坦である。ウェル13は、橋脚歯に連結されるものであり、中心部分60の頂部に開口部を有する。
図3a、3b、3c、3dおよび3eを参照して、歯科用インプラント3は、以下:中心部分70、少なくとも1つの近位プレート突出部41および少なくとも1つのフィン50を備える。中心部分70は、第一のセクション71、第二のセクション72、水平方向および垂直方向を有する。中心部分70は、第一のセクション71に配置されるネック部40をさらに備える。第二の実施形態のネック部40は、第一の実施形態のネック部10と類似である。しかし、ここでのネック部40は、より短い。ネック部40は、リム401を備える。リム401は、平坦であるか、またはあまりトリミングされていない。ネック部40の長さは、0.5〜2mmであり、トリミングリムの深さは、0.5〜1.2mmであることが示唆される。
近位プレート様突出部41は、中心部分70の第一のセクション71から水平方向に沿って突出し、垂直方向に沿って伸びる。頬側および舌側における近位プレート様突出部41および隙間42もまた、第一の実施形態における上記の説明と類似する。しかし、割合が異なる。近位プレート様突出部41を含む第一のセクション71の長さは、中心部分70の全長の約6分の1〜5分の2である。位置決め近位プレート様突出部および引っ張り近位プレート様突出部412は、第一の実施形態における上記の説明と類似する。
フィン50は、中心部分70の第二のセクション72から水平方向に突出する。中心部分70は、さらに底部51およびウェル43を備える。フィン50は、その直径が縮小することなく底部51に下がる。底部51は凹形である。底部における骨は、大きな圧迫力を受容する。凹形の底部51は、力を分散する。これは、大きな直径を有する短い歯科用インプラントに特に重要である。任意のより深い長さが重大である場合、骨槽の底部を成形するために特別に設計されたドリルが必要である。
本発明の実施形態が例示されそして記載されてきたが、種々の改変および改善が、当業者になされ得る。従って、本発明の実施形態は、例示的な意味で記載されるが、限定的な意味では記載されない。本発明が、例示されるような特定の形態に限定され得ないこと、ならびに本発明の精神および範囲を維持するすべての変更が、添付の特許請求の範囲で規定される範囲内であることが意図される。
本発明は、歯科用インプラントに関する。この歯科用インプラントは、以下:中心部分、少なくとも1つの近位プレート様突出部および少なくとも1つのフィンを含む。中心部分は第一のセクション、第二のセクション、水平方向および垂直方向を有する。近位プレート様突出部は、中心部分の第一のセクションから水平方向に沿って突出し、垂直方向に沿って伸びる。フィンは、中心部分の第二のセクションから水平方向に沿って突出する。本発明の歯科用インプラントは、他のシステムには通常は無視される水平力に対してより多くの注意を払う。概して垂直な近位プレート様突出部および隙間の設計によって、インプラントが咬合に由来する力により正確に対処するはずである。
図1は、治癒後の先行技術の従来型の歯科用インプラントであり、点線は、その後の引き込まれた状態を意味する。 図2aは、本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントの近位側面図である。 図2bは、本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントの頬側側面図である。 図2cは、本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントの下方斜視図である。 図2dは、本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントの平面図である。 図2eは、本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントの上方斜視図である。 図2fは、治癒後の本発明の第一の実施形態による歯科用インプラントを示す。 図3aは、本発明の第二の実施形態による歯科用インプラントの近位側面図である。 図3bは、本発明の第二の実施形態による歯科用インプラントの頬側側面図である。 図3cは、本発明の第二の実施形態による歯科用インプラントの下方斜視図である。 図3dは、本発明の第二の実施形態による歯科用インプラントの平面図である。 図3eは、本発明の第二の実施形態による歯科用インプラントの上方斜視図である。 図4は、本発明によるトリミングネック部の部分的に拡大した近位図である。 図5a、5bおよび5cは、近位プレート様突出部の異なる配置の平面図である。 図5a、5bおよび5cは、近位プレート様突出部の異なる配置の平面図である。 図5a、5bおよび5cは、近位プレート様突出部の異なる配置の平面図である。 図6は、傾いた角度を有する近位プレート様突出部を有する歯科用インプラントの近位側面図である。
符号の説明
2、3 歯科用インプラント
10、40 ネック部
11、41 近位プレート様突出部
12、42 隙間
13、43 ウェル
20、50 フィン
31、51 底部
60、70 中心部分
61、71 第一のセクション
62、72 第二のセクション
63、73 第三のセクション
102、401 リム

Claims (26)

  1. 歯科用インプラントであって、以下:
    第一のセクション、第二のセクション、水平方向および垂直方向を有する中心部分;
    少なくとも1つの近位プレート様突出部であって、該近位プレート様突出部は、該中心部分の該第一のセクションから該水平方向に沿って突出し、そして該垂直方向に沿って伸びる、近位プレート様突出部;および
    少なくとも1つのフィンであって、該フィンは、該中心部分の該第二のセクションから該水平方向に沿って突出する、フィン
    を備える、歯科用インプラント。
  2. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、該歯科用インプラントの長手方向軸に対応する角度を有し、該近位プレート様突出部の角度が、0度〜45度の間である、歯科用インプラント。
  3. 請求項2に記載の歯科用インプラントであって、前記プレート様突出部の角度が0度である、歯科用インプラント。
  4. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、該近位プレート様突出部に隣接する隣接近位プレート様突出部に対して平行である、歯科用インプラント。
  5. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、切り取られた上縁を有する、歯科用インプラント。
  6. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、前記第一のセクションの近位側に配置され、そして該第一のセクションが、近位プレート様突出部を有さない頬側隙間および舌側隙間を有し、該隙間が、それぞれ、該第一のセクションの頬側および舌側に配置される、歯科用インプラント。
  7. 請求項6に記載の歯科用インプラントであって、前記頬側隙間および前記舌側隙間が、隆起している、歯科用インプラント。
  8. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの上部近位プレート様突出部および少なくとも1つの下部近位プレート様突出部を備え、前記中心部分がさらに第三のセクションを備え、該上部近位プレート様突出部が、前記第一のセクションに配置され、そして該下部近位プレート様突出部が、該第三のセクションに配置される、歯科用インプラント。
  9. 請求項8に記載の歯科用インプラントであって、前記上部近位プレート様突出部を含む前記第一のセクションの長さが、前記中心部分の全長の約4分の1〜5分の2である、歯科用インプラント。
  10. 請求項8に記載の歯科用インプラントであって、前記下部近位プレート様突出部を含む前記第三のセクションの長さが、前記中心部分の全長の約4分の1〜5分の2である、歯科用インプラント。
  11. 請求項8に記載の歯科用インプラントであって、前記下部近位プレート様突出部が、切り取られた下縁を有する、歯科用インプラント。
  12. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部を含む前記第一のセクションの長さが、前記中心部分の全長の約6分の1〜5分の2である、歯科用インプラント。
  13. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記中心部分が、前記第一のセクションに配置されるネック部をさらに備え、該ネック部の高さが、約0.5mm〜3.0mmである、歯科用インプラント。
  14. 請求項13に記載の歯科用インプラントであって、前記ネック部がトリミングリムを有する、歯科用インプラント。
  15. 請求項14に記載の歯科用インプラントであって、前記ネック部の前記トリミングリムが、近位側から頬側に向かってトリミングされて、頬側歯肉の湾曲をまねる凹形の傾斜が作製される、歯科用インプラント。
  16. 請求項14に記載の歯科用インプラントであって、前記トリミングリムの深さが、0.5mm〜2mmの間である、歯科用インプラント。
  17. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記フィンは、前記近位プレート様突出部および隙間に隣接する、歯科用インプラント。
  18. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記フィンを含む前記第二のセクションの長さが、前記中心部分の全長の約5分の1〜2分の1である、歯科用インプラント。
  19. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記中心部分が凹形の底部をさらに備える、歯科用インプラント。
  20. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記フィンが、前記中心部分の周囲縁に環状に取り付けられる、歯科用インプラント。
  21. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの位置決め近位プレート様突出部を備え、該位置決め近位プレート様突出部が、前記フィンの外径の外側に伸びる、歯科用インプラント。
  22. 請求項1に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの引っ張り近位プレート様突出部を備え、該引っ張り近位プレート様突出部の長さが、該近位プレート様突出部の長さよりも長い、歯科用インプラント。
  23. 請求項22に記載の歯科用インプラントであって、前記引っ張り近位プレート様突出部が、引っ張り穴を有する、歯科用インプラント。
  24. 請求項22に記載の歯科用インプラントであって、前記引っ張り近位プレート様突出部が、引っ張り溝を有する、歯科用インプラント。
  25. 請求項22に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの標準的な近位プレート様突出部を備え、該標準的な近位プレート様突出部の幅が、前記フィンの外径に等しく、該標準的な近位プレート様突出部の長さが、前記引っ張り近位プレート様突出部の長さよりも短い、歯科用インプラント。
  26. 請求項25に記載の歯科用インプラントであって、前記近位プレート様突出部が、少なくとも1つの小さい近位プレート様突出部を備え、該小さい近位プレート様突出部の長さが、前記標準的な近位プレート様突出部の長さよりも短い、そして該小さい近位プレート様突出部の幅が、前記標準的な近位プレート様突出部の幅よりも小さい、歯科用インプラント。
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