JP2006239410A - 野球またはソフトボール用バット - Google Patents

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Abstract

【課題】打球部の表面に弾性体を被覆した野球またはソフトボール用バットにおいて、バットの芯を外してボールを打撃した場合でもボールの飛距離が極端に低下するのを抑制する。
【解決手段】野球またはソフトボール用バット1は、打球部となる部分に設けられた凹部2aと、グリップ部と、凹部2aとグリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材2と、凹部2a表面に装着され打球部の表層部分を形成する弾性体3とを備え、芯材2において凹部2aの底部を形成する部分の横断面における第1方向の幅を、該第1方向と交差する第2方向の幅と異ならせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、野球またはソフトボール用バット(以下、単に「バット」とも称する)に関し、特に打球部表面に弾性体を被覆したバットに関する。
優れた耐久性を示すとともに、打球の飛距離を伸ばすことが可能なバットを提供するために、打球部の凹部に弾性体を被覆一体化したバットが、たとえば特開2003−19236号公報に記載されている。また、特開2004−242738号公報には、打球部の外周の少なくとも90度の範囲にわたって連続的に粘弾性層を備えた軟式野球用バットが記載されている。
特開2003−19236号公報 特開2004−242738号公報
特開2003−19236号公報に記載のバットは、打球部に凹部を有するバットベース部材7を有するが、同文献の図2等に示されるようにバットベース部材7において弾性体3が被覆される部分の横断面形状は円形である。また、特開2004−242738号公報に記載のバットにおいても、同文献の図7等に示されるように粘弾性層2で被覆される芯材7aの横断面形状は円形である。
上記各文献に記載のバットでは、それぞれのバットの特性を発揮させるべく弾性体3や粘弾性層2の厚みを確保する必要がある一方で、ボールをバットベース部材7や芯材7aで捉えることができるようにするためにバットベース部材7や芯材7aの幅(径)を大きくしたいという要請もある。しかし、上記各文献に記載のバットでは、打球部におけるバットベース部材7や芯材7aの横断面形状が円形であるので、打球部におけるバットベース部材7や芯材7aの幅(径)を大きくするにも、弾性体3や粘弾性層2の反発特性向上を確保するために限界がある。また、打球部におけるバットベース部材7や芯材7aの外周面は全体にわたって凸状で、かつその曲率も一定であるので、バットベース部材7や芯材7aの軸心からずれた位置でボールを打撃した場合に、極端にバットベース部材7や芯材7aでボールを捉え難くなる。そのため、バットベース部材7や芯材7aの軸心からずれた位置でボールを打撃した場合に、ボールの飛出し角度が大きくなってゴロやポップフライとなり易くなり、ボールの飛距離が極端に低下するという問題があった。
そこで、本発明は、バットの芯を外してボールを打撃した場合でもボールの飛距離が極端に低下するのを抑制することが可能となる、打球部の表面に弾性体を被覆した野球またはソフトボール用バットを提供することを目的とする。
本発明に係る野球またはソフトボール用バットは、1つの局面では、打球部となる部分に設けられた凹部と、グリップ部と、凹部とグリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材と、凹部表面に装着され打球部の表層部分を形成する弾性体とを備え、上記芯材において凹部の底部を形成する部分の横断面における第1方向の幅を、該第1方向と交差する第2方向の幅と異ならせている。つまり、本発明では、芯材において凹部の底部を形成する部分の横断面の外周形状を円形以外の形状としている。
上記横断面における長手方向の両端部の芯材の幅を、長手方向の中央部の芯材の幅より大きくしてもよい。また、上記横断面における芯材の幅が相対的に狭い部分上に位置する弾性体の厚みを、該横断面における芯材の幅が相対的に広い部分上に位置する弾性体の厚みより大きくしてもよい。上記芯材は中実構造を有するものであってもよいが、中空構造を有するものであってもよい。芯材が中空構造を有する場合、上記横断面における長手方向の両端部の芯材の厚みを、長手方向の中央部の芯材の厚みより小さくしてもよい。
本発明に係る野球またはソフトボール用バットは、他の局面では、打球部となる部分に設けられた凹部と、グリップ部と、凹部とグリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材と、凹部表面に装着され打球部の表層部分を形成する弾性体とを備え、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率を、該凹部の底部を形成する部分の周方向に異ならせる。
上記凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率が相対的に小さい部分上に位置する弾性体の厚みを、凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率が相対的に大きい部分上に位置する弾性体の厚みより大きくしてもよい。また、芯材が中空構造を有する場合、外周面の曲率が相対的大きい部分の芯材の厚みを、外周面の曲率が相対的に小さい部分の芯材の厚みより小さくしてもよい。
本発明に係る野球またはソフトボール用バットは、さらに他の局面では、打球部となる部分に設けられた凹部と、グリップ部と、凹部とグリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材と、凹部表面に装着され打球部の表層部分を形成する弾性体とを備え、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面に、外周凹部を設けることで外周面の周方向に凹凸構造を形成する。
上記外周凹部上に位置する弾性体の最大厚みを、外周凹部以外の芯材の外周上に位置する弾性体の厚みより大きくしてもよい。
また、上記打球部となる部分に設けられた凹部の底部を形成する部分の外周面に平坦部を形成してもよい。
本発明の1つの局面の野球またはソフトボール用バットでは、芯材において凹部の底部を形成する部分の横断面における第1方向の幅を、該第1方向と交差する第2方向の幅と異ならせているので、芯材が、打球部の一部を構成する部分に、相対的に幅(バットの径方向の幅)の広い部分と、相対的に幅の狭い部分とを有することとなる。そして、芯材における幅の狭い部分の外周面をボールに向けてボールを打撃することで、バットの芯を外してボールを打撃した場合でも、芯材でボールを捉え易くなる。その結果、バットの芯を外してボールを打撃した場合にボールの飛距離が極端に低下するのを抑制することができる。
他の局面の野球またはソフトボール用バットでは、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率を、該凹部の底部を形成する部分の周方向に異ならせているので、芯材が、打球部の一部を構成する部分に、相対的に外周面の曲率の大きい部分と、相対的に外周面の曲率が小さい部分とを有することとなる。そして、外周面の曲率が小さい部分でボールを打撃することで、バットの芯を外してボールを打撃した場合でも、芯材でボールを捉え易くなる。それにより、バットの芯を外してボールを打撃した場合にボールの飛距離が極端に低下するのを抑制することができる。
さらに他の局面の野球またはソフトボール用バットでは、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面に、外周凹部を設けることで上記外周面の周方向に凹凸構造を形成しているので、外周凹部をボールに向けてボールを打撃することができる。それにより、バットの芯を外してボールを打撃した場合でも、芯材でボールを捉え易くなる。その結果、バットの芯を外してボールを打撃した場合にボールの飛距離が極端に低下するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態における野球またはソフトボール用バットについて説明する。本実施の形態におけるバットは、後述する芯材(基材)と弾性体とを主に備える。
芯材は、先端部と、打球部となる部分に設けられた凹部と、グリップ部と、凹部とグリップ部間に位置するテーパ部とを有する。この芯材の先端部がバットの先端部となり、芯材の凹部に弾性体を取り付けた部分がバットの打球部となり、芯材のテーパ部がバットのテーパ部となり、芯材のグリップ部がバットのグリップ部となる。
バットの先端部は、バットの打球部側の先端(一端)およびその近傍の部分であり、たとえばバットの打球部側の先端から50mm程度範囲の部分が該先端部に相当する。この先端部には、たとえばキャップ部材が取り付けられる場合がある。
バットの打球部は、実際にボールを打撃することが予定されている部分であり、たとえば上記の先端部のグリップ部側の端部からグリップ部側に200mm〜350mm程度の範囲の部分が打球部に相当する。
バットのテーパ部は、打球部とグリップ部との間に位置し、打球部からグリップ部に向かって徐々に外径が小さくなる部分である。たとえば上記の打球部のグリップ部側の端部からグリップ部側に150mm〜450mm程度の範囲の部分がテーパ部に相当する。
バットのグリップ部は、打者が手で握ることが予定されている部分であり、テーパ部のグリップ部側の端部からバットの他端(グリップエンド)までの部分がグリップ部に相当する。グリップエンドは、典型的には、拡径部で構成される。該グリップエンドは芯材と一体に形成することもできるが、芯材とは別体に形成して芯材に別途取付けるようにしてもよい。
上記の芯材の材質としては、たとえば、木、金属、繊維強化プラスチックなどバットに使用可能な材質を採用することができるが、本実施の形態では、繊維強化プラスチックで構成することが好ましい。
また、本実施の形態では、上記芯材においてバットの打球部の一部を構成する凹部の底部を形成する部分の横断面における第1方向の幅(径)を、該第1方向と交差する第2方向の幅(径)と異ならせている。つまり、本実施の形態では、芯材における上記横断面の外周形状を円形以外の形状としている。たとえば、芯材における上記横断面の外周形状を、長円、楕円、三角形や四角形などの多角形、任意形状の凹凸を外周面に有する形状など様々な形状とすることが考えられる。なお、単一のパーツで、芯材において打球部の一部を構成する部分を構成してもよいが、複数のパーツを組み合わせて、芯材において打球部の一部を構成する部分を構成してもよい。
芯材においてバットの打球部の一部を構成する部分の横断面の外周形状を上記のような形状とすることにより、芯材の上記横断面において、相対的に幅(径)の広い部分と、相対的に幅の狭い部分とを設けることができる。それにより、芯材の幅の狭い部分の外周面をボール側に向けてボールを打撃することができる。芯材の幅の広い部分上の弾性体の厚みは、それほど厚くする必要はないので、芯材においてバットの径方向の幅が広い部分の当該幅の値をより大きく確保することができる。したがって、芯材が単純な円形の外周面を有する場合と比較して、バットの芯を外してボールを打撃した場合でも、芯材でボールを捉え易くなり、ボールの飛出し角度を小さくすることができる。また、芯材において幅の狭い部分の外周面上に位置する弾性体の厚みについては、芯材自体の幅が狭いので、弾性体の厚みを十分に確保することができる。したがって、反発特性を確保することができる。以上より、本実施の形態のバットによれば、ボールの飛距離が極端に低下するのを抑制することができる。なお、芯材において幅の広い部分と幅の狭い部分との幅の差は、4mm以上とすることが好ましい。それにより、幅の狭い部分でボールがさらに捉え易くなる。また、芯材を強度を確保するため、芯材の幅は、25mm以上とすることが好ましい。
上記芯材の横断面における長手方向の両端部の芯材の幅を、長手方向の中央部の芯材の幅より大きくしてもよい。それにより、上記横断面における長手方向の両端部に凸部をそれぞれ設けるとともに、該凸部間に凹部を設けることができる。そして、このような凹凸構造が設けられた側でボールを打撃した場合も、バットの芯を外してボールを打撃した場合でも芯材でボールを捉え易くすることができる。
上記芯材は中実構造を有するものであってもよいが、中空構造を有するものであってもよい。芯材が中空構造を有する場合、上記横断面における長手方向の両端部の芯材の厚みを、長手方向の中央部の芯材の厚みより小さくしてもよい。このように芯材の厚みを適切に調整することにより、芯材の外周方向における強度を均一化することができる。
また、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率を、該凹部の底部を形成する部分の周方向に異ならせてもよい。つまり、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面に、その周方向に、相対的に曲率の大きい部分と、相対的に曲率の小さい部分とを設けてもよい。このように芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面に、相対的に曲率の大きい部分と、相対的に曲率の小さい部分とを設けることにより、曲率の小さい部分でボールを打撃することができる。この場合も、単純に円形の外周面を有する場合と比較して、バットの芯を外してボールを打撃した場合に芯材でボールを捉え易くなり、ボールの飛出し角度を小さくすることができる。なお、芯材が中空構造を有する場合、外周面の曲率が相対的大きい部分の芯材の厚みを、外周面の曲率が相対的に小さい部分の芯材の厚みより小さくしてもよい。
さらに、芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面に、外周凹部を設けることで上記外周面の周方向に凹凸構造を形成してもよい。該凹凸構造を形成するに際し、芯材自体の外形を凹凸状とすることで凹凸構造を形成してもよいが、芯材に別部材を装着することで凹凸構造を形成してもよい。
上記のように芯材において凹部の底部を形成する部分の外周面に外周凹部を形成することにより、この外周凹部をボールに向けてボールを打撃することができる。この場合も、単純に円形の外周面を有する場合と比較して、バットの芯を外してボールを打撃した場合に芯材でボールを捉え易くなり、ボールの飛出し角度を小さくすることができる。
また、上記のいずれの場合においても、芯材において打球部の一部となる部分に設けられた凹部の底部を形成する部分の外周面に平坦部を形成してもよい。この場合にも、該平坦部をボールに向けてボールを打撃することで、単純に円形の外周面を有する場合と比較して、バットの芯を外してボールを打撃した場合に芯材でボールを捉え易くすることができる。
弾性体は、上記の芯材の凹部表面に装着され、バットの打球部の表層部分を形成する。該弾性体は、典型的には、筒状の形状を有し、一体的に成形され、たとえば接着剤や両面テープを用いて芯材の凹部に固着することができる。
なお、打球した際に支障を来たさない程度の接着強度を確保することは必要であるが、その一方で弾性体を芯材から容易に取り外すことができるように接着剤や両面テープによる接着強度があまり高くなりすぎないように配慮することが好ましい。
弾性体の材質としては、弾性変形の後、復元する際にエネルギー損失率の低い材質を使用することができるが、具体的には、アイオノマーやブタジエン系ラバーなどの熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂などを例示することができる。好ましくは、弾性体の材質として、熱可塑性ポリウレタン樹脂を用いる。また、質量やエネルギー損失率、さらに製造コストや成形のし易さを考慮すると、硬度がJIS C硬度で20〜80、比重が0.25〜0.70、300%伸び時での引っ張り応力が1.0MPa〜4.0MPaの発泡ポリウレタンを採用することが考えられる。なお、本願明細書において、「JIS C硬度」とは、JIS K 7312の附属書2のスプリング硬さ試験タイプC試験方法に準拠して測定した硬度をいう。また、上記「300%伸び時での引っ張り応力」とは、本願明細書では、300%伸び得る材料については、実際に300%伸びた時での引っ張り応力(弾性率)のことを意味するが、300%伸びない材料については、応力と伸びとの関係から300%伸びたと仮定した場合にどの程度の引っ張り応力となるかという予測値を意味する。たとえば100%伸び時での引っ張り応力が0.4MPa〜2.0MPaであるか、あるいは200%伸び時での引っ張り応力が0.7MPa〜3.0MPaである材料の場合には、300%伸びたと仮定した場合の引っ張り応力が1.0MPa〜4.0MPaの範囲内の値となるものと予測される。
次に、上記数値範囲の意義について説明する。好ましい硬度としてJIS C硬度で20〜80を挙げたのは、JIS C硬度が20より小さくなると、バットとしての成形が難しくなり、JIS C硬度が80より大きくなると、反発特性が従来のバットとあまり変わらなくなるからである。同様に、好ましい比重として0.25〜0.70を挙げたのは、比重が0.25より小さくなるとバットとしての成形が難しくなり、0.70より大きくなると反発特性が従来のバットとあまり変わらなくなるからである。また、好ましい300%伸び時での引っ張り応力として1.0MPa〜4.0MPaを挙げたのは、300%伸び時での引っ張り応力が1.0MPaより小さくなると、バットとしての成形が困難になり、4.0MPaより大きくなると反発特性が従来のバットとあまり変わらなくなるからである。
なお、反発特性を重視する場合は、硬度がJIS C硬度で20〜50、比重が0.25〜0.50、300%伸び時での引っ張り応力が1.0MPa〜1.8MPaの発泡ポリウレタンを弾性体として用いることが好ましい。
上記弾性体の厚みは任意に設定可能であるが、弾性体の機能を発揮し、強度、質量および着脱容易性に鑑み、たとえば2mm〜25mm程度の範囲内に設定することが好ましい。弾性体の厚みが2mm未満であると、材質によっては弾性体の機能や強度を確保するのが困難となり、また弾性体が破損し易くなることが懸念される。他方、弾性体の厚みが25mmを超えると、弾性体の質量が大きくなり、また芯材の凹部の外径が小さくなるため耐久性が低下するおそれがある。なお、実際に打球することを予定していない箇所においては、弾性体の厚みを1mm程度以上としても所定の強度を確保することは可能である。
ここで、本願発明者は、上記弾性体の厚みの下限値を確認すべく耐久試験を行なったのでその結果について説明する。
まず図3に示す断面形状を有し、芯材の幅の広い部分上に位置する弾性体の厚み(図3ではt2に相当)が1mm、2mm、3mm、5mmであるバットを準備し、耐久試験を行なった。なお、当該試験用バットの芯材としては、繊維強化プラスチックを使用し、弾性体としては、JIS C硬度で43、比重が0.35、300%伸び時での引っ張り応力(弾性率)が1.23MPaの発泡ポリウレタンを使用し、この弾性体の表面上にJIS A硬度で91、引張強度が474kg/cmの熱可塑性ポリウレタンシートを装着した。
耐久試験は、上記各バットを横向きに鉄板に固定し、打球部の上側部分の高さ方向の中央部(鉄板に固定した状態のバットの底部からバットの径方向に、バットの径の3/4の位置の部分:たとえばバットの直径が68mmの場合には、鉄板に固定した状態のバットの底部から51mm上側に位置する部分)に、ピッチングマシーンを使って軟式ボールを時速140kmで2000球同じ箇所に衝突させ、弾性体の状態を確認した。この耐久試験結果を下記の表1に示す。
Figure 2006239410
表1に示すように、弾性体の厚みが2mm以上であれば強度的に問題がないことがわかる。なお、上記耐久試験では、弾性体として発泡ポリウレタンを使用したが、300%伸び時での引っ張り応力(弾性率)が1.0MPa〜4.0MPaの材料であれば同様の結果が得られるものと推察される。
本実施の形態におけるバットでは、弾性体の外周方向の厚みも異ならせている。たとえば、打球部の一部を構成する芯材の横断面における幅(外径)が相対的に狭い部分上に位置する弾性体の厚みを、該横断面における幅が相対的に広い部分上に位置する弾性体の厚みより大きくする。別の見方をすれば、弾性体の外形が典型的には円形であることから、弾性体の横断面における中心から芯材の外周面までの距離が相対的に短い部分の芯材の外周面上に位置する弾性体の厚みを、弾性体の横断面における中心から芯材の外周面までの距離が相対的に長い部分の芯材の外周面上に位置する弾性体の厚みよりも厚くする。
上記のように芯材の幅に応じて弾性体の外周方向の厚みを変化させることにより、芯材の幅が狭い部分でボールを打撃した際に、弾性体において厚みが大きい部分でボールを打撃することができる。それにより、バットの芯を外してボールを打撃した場合に、芯材でボールを捉え易くなるばかりでなく、反発特性をも向上することができる。
また、上記芯材の凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率が相対的に小さい部分上に位置する弾性体の厚みを、上記芯材の凹部の底部を形成する部分の外周面の曲率が相対的に大きい部分上に位置する弾性体の厚みより大きくしてもよい。この場合も、芯材において外周面の曲率が相対的に小さい部分をボールに向けてボールを打撃した場合に、弾性体において厚みが大きい部分でボールを打撃することができる。したがって、バットの芯を外してボールを打撃した場合に、芯材でボールを捉え易くなるばかりでなく、反発特性をも向上することができる。
芯材の外周面に凹凸構造を形成した場合、芯材の外周凹部上に位置する弾性体の最大厚みを、この外周凹部以外の芯材の外周面上に位置する弾性体の厚みより大きくすることが好ましい。この場合も、上記外周凹部上でボールを打撃した場合に、弾性体において厚みが大きい部分でボールを打撃することができる。よって、バットの芯を外してボールを打撃した場合に、芯材でボールを捉え易くなるばかりでなく、反発特性をも向上することができる。
以下、本発明の実施例について図1〜図15を用いて説明する。
図1〜図12に本発明の実施例における野球またはソフトボール用バット1とその変形例を示す。
図1および図2に示すように、本実施例における野球またはソフトボール用バット1は、芯材2と、円筒状の弾性体3とを主に備える。
芯材2は、図1および図2に示すように、先端部と、打球部となる部分に設けられた凹部2aと、グリップエンド4を含むグリップ部と、凹部とグリップ部間に位置するテーパ部とを有し、繊維強化プラスチック製である。この芯材の先端部、テーパ部およびグリップ部が、それぞれバット1の先端部、テーパ部およびグリップ部となる。また、バット1の打球部は、凹部2aが設けられた部分の芯材2と、後述する弾性体3とで主に構成される。
芯材2の長さはバット1全体の長さと同じ840mm程度であり、先端部の長さは50mm程度である、打球部の長さは凹部2aの長さとほぼ同じ260mm程度であり、テーパ部の長さは300mm程度であり、グリップ部の長さは230mm程度である。
図1に示す断面では、バット1の先端から120mmの位置の芯材2の幅(外径)D1は38mmであり、当該位置における弾性体3の厚みt1は14mmである。他方、図2に示す断面では、バット1の先端から120mmの位置の芯材2の幅(外径)D2は54.2mmであり、当該位置における弾性体3の厚みt2は5.9mmである。
弾性体3は、熱可塑性ポリウレタン樹脂で構成され、両面テープや接着剤を介して芯材2の凹部2aに接着される。
図3に、図1および図2のIII−III線に沿う断面図を示す。つまり、図3は、芯材2においてバット1の打球部の一部を構成する部分の横断面を示している。
図3に示すように、本実施例における芯材2は、中空構造を有し、略楕円形状の外形を有している。芯材2は、図3に示す横断面において、相対的に幅(D2)の広い部分と、相対的に幅(D1)の狭い部分とを有しており、芯材2の幅の狭い部分上に位置する弾性体3の厚みt1は、芯材2の幅の広い部分上に位置する弾性体3の厚みt2よりも厚くなっている。また、図3の例では、芯材2は外周面に平坦部2bを有している。該平坦部2bの長さは、16.2mmである。さらに、図3に示す芯材2は、厚肉部2cと薄肉部2dとを有している。より詳しくは、芯材2において相対的に幅(D1)の狭い部分を厚肉部2cで形成し、芯材2において相対的に幅(D2)の広い部分を薄肉部2dで形成している。図3の例では、芯材2の幅の狭い部分、つまり平坦部2bが設けられた側で、ボールを打撃するようにすればよい。
次に、図4〜図12を用いて、本実施例におけるバット1の打球部の横断面形状の変形例について説明する。図4〜図12は、本実施例におけるバット1の打球部の横断面形状の変形例を示す図である。
図4に示すように、芯材2の外形を楕円形状とするとともに、芯材2を中実構造としてもよい。図4の例では、芯材2の外周面の曲率を、芯材2の周方向に異ならせている。つまり、芯材2の外周面に、その周方向に、相対的に曲率の大きい部分と、相対的に曲率の小さい部分とを設けている。該図4の例では、芯材2において曲率の小さい側、つまり図4において芯材2の左右側に位置する弾性体3の厚肉部で、ボールを打撃するようにすればよい。
図5や図6に示すように、芯材2の外周面に凹凸構造を設けてもよい。図5や図6の例では、芯材2の外周面の周方向に、外周凹部2eと外周凸部2fとを交互に設けている。また、図5や図6の例では、これらの図に示す横断面における長手方向の両端部に外周凸部2fを設けることで、該両端部における芯材2の幅(各図における左右方向の幅)を、長手方向の中央部の芯材2の幅(各図における左右方向の幅)より大きくしている。図5や図6の例では、外周凹部2e上に位置する弾性体3にボールを衝突させるように、つまり図5や図6における芯材2の左右側に位置する弾性体3の厚肉部で、ボールを打撃するようにすればよい。なお、図5および図6に示すように、芯材2は中空構造と中実構造のいずれでもよい。
図3〜図6の例では、芯材2の形状を、各図の横断面における上下左右の双方の方向の中心線に関して対称形状としているが、図7や図8に示すように、各図の横断面における上下左右のいずれか一方の方向の中心線に関して対称形状としてもよい。
図7と図8に示すように、芯材2の外周面に外周凹部2eを形成し、結果的に該外周凹部2eの両側に凸部を設けてもよい。この図7と図8の例の場合、外周凹部2e上に位置する弾性体3の厚肉部にボールを衝突させるように外周凹部2eをボール側に向けてボールを打撃するようにすればよい。また、図7や図8に示すように、本例の場合も、芯材2は中空構造と中実構造のいずれでもよい。
図9および図10に示すように、芯材2の外形を略十字形とすることも考えられる。この場合も、芯材2の外周面において、その周方向に外周凹部2eと外周凸部2fとが交互に設けられることとなる。この図9と図10の例の場合も、外周凹部2e上に位置する弾性体3の厚肉部にボールを衝突させるように外周凹部2eをボール側に向けてボールを打撃するようにすればよい。また、図9および図10に示すように、芯材2は中空構造と中実構造のいずれでもよい。
図11および図12に示すように、芯材2の外形を略三角形状とすることも考えられる。この場合には、芯材2の外周面に複数の平坦部2bが設けられることとなる。この図11と図12の例の場合には、平坦部2b上に位置する弾性体3の厚肉部にボールを衝突させるように平坦部2bをボール側に向けてボールを打撃するようにすればよい。また、図11および図12に示すように、芯材2は中空構造と中実構造のいずれでもよい。
本願の発明者等は、上述の実施例に係るバットによる効果を確認するために、次のような試験を行なったので、その結果について説明する。
まず、図1〜図3に示す本発明の1つの実施例に係る打球部となる部分の芯材2の横断面形状が長円形であるバット(本発明品)と、バット1の打球部となる部分の芯材2の横断面形状が円形であること以外は本発明品と同様である従来のバット(従来品)とを準備し、図14および図15に示す打球測定装置にバットを装着して実際にボールを打撃してボールの飛出し角度の比較を行なった。なお、下記の表2に、本発明品のバットと従来品のバットの仕様を示す。
Figure 2006239410
打球測定装置は、図14および図15に示すように、バット回転装置5と、クランプ7と、ティースタンド9と、ハイスピードカメラ8とを備える。バット回転装置5は、バット1を回転させるものであり、バット1を保持するクランプ7を有する。ティースタンド9は、ボール6を支持するものであり、該ティースタンド9の先端部上にボール6が載置される。ハイスピードカメラ8は、打撃後のボール6を撮影する。
打球測定に際しては、まずクランプ7にバット1を装着し、ティースタンド9の先端部上にボール6を載置する。この状態で、バット回転装置5によってバット1を回転させ、該バット1でティースタンド9上のボール6を打撃する。そして、ハイスピードカメラ8によって打撃後のボール6を撮影し、撮影された画像を処理することでボール6の飛出し角度を測定する。
なお、バット1のヘッドスピードは111km/Hであり、バット1の先端から120mmの位置でボール6を打撃した。より詳しくは、下記の表3や表4に示すように、バット1の軸心(円管方向の中心:バットの長手方向の中心軸)からボール6の中心までの距離、つまりボール6の高さを徐々に変化させながらボール6を打撃した。ボール6としては、ダイワマルエスA号(全日本軟式野球連盟公認球)を使用した。
下記の表3、表4および図13に、上記の試験結果を示す。なお、表3、表4および図13に示す結果は、6〜7球のボール6をバット1で打撃して得られたデータの平均値である。
Figure 2006239410
Figure 2006239410
表3、表4および図13に示すように、本発明品の方が従来品よりもボール6の飛出し角度が小さいのがわかる。ボール6の飛出し角度が大きくなると、ゴロやポップフライになりやすいことから、本発明品を使用することでゴロやポップフライになる確率を低下させることができる。
以上のように本発明の実施の形態および実施例について説明を行なったが、実施の形態および実施例の構成を適宜組合わせることも当初から予定している。また、今回開示した実施の形態および実施例はすべての点での例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明は、野球またはソフトボール用バットに適用される。
本発明の1つの実施例における野球またはソフトボール用バットの部分断面平面図である。 図1に示す野球またはソフトボール用バットの部分断面側面図である。 図1および図2におけるIII−III線に沿う断面図である。 本発明の他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例における野球またはソフトボール用バットの断面図であって、図3に対応する断面の構造を示す図である。 本発明品と従来品の打球測定試験結果を示す図である。 打球測定装置の概略構成を示す平面図である。 打球測定装置の概略構成を示す側面図である。
符号の説明
1 バット(野球またはソフトボール用バット)、2 芯材、2a 凹部、2b 平坦部、2c 厚肉部、2d 薄肉部、2e 外周凹部、2f 外周凸部、3 弾性体、4 グリップエンド、5 バット回転装置、6 ボール、7 クランプ、8 ハイスピードカメラ、9 ティースタンド。

Claims (10)

  1. 打球部となる部分に設けられた凹部(2a)と、グリップ部と、前記凹部(2a)と前記グリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材(2)と、
    前記凹部(2a)表面に装着され、前記打球部の表層部分を形成する弾性体(3)とを備え、
    前記芯材(2)において前記凹部(2a)の底部を形成する部分の横断面における第1方向の幅(D1)を、該第1方向と交差する第2方向の幅(D2)と異ならせた、野球またはソフトボール用バット。
  2. 前記横断面における長手方向の両端部の前記芯材(2)の幅を、前記長手方向の中央部の前記芯材(2)の幅よりも大きくした、請求項1に記載の野球またはソフトボール用バット。
  3. 前記横断面における前記芯材(2)の幅が相対的に狭い部分上に位置する前記弾性体(3)の厚み(t1)を、前記横断面における前記芯材(2)の幅が相対的に広い部分上に位置する前記弾性体(3)の厚み(t2)よりも大きくした、請求項1または請求項2に記載の野球またはソフトボール用バット。
  4. 前記芯材(2)は中空構造を有しており、前記横断面における長手方向の両端部の前記芯材(2)の厚みを、前記長手方向の中央部の前記芯材(2)の厚みよりも小さくした、請求項1から請求項3のいずれかに記載の野球またはソフトボール用バット。
  5. 打球部となる部分に設けられた凹部(2a)と、グリップ部と、前記凹部(2a)と前記グリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材(2)と、
    前記凹部(2a)表面に装着され、前記打球部の表層部分を形成する弾性体(3)とを備え、
    前記芯材(2)において前記凹部(2a)の底部を形成する部分の外周面の曲率を、該凹部(2a)の底部を形成する部分の周方向に異ならせた、野球またはソフトボール用バット。
  6. 前記凹部(2a)の底部を形成する部分の外周面の曲率が相対的に小さい部分上に位置する前記弾性体(3)の厚みを、前記凹部(2a)の底部を形成する部分の外周面の曲率が相対的に大きい部分上に位置する前記弾性体(3)の厚みよりも大きくした、請求項5に記載の野球またはソフトボール用バット。
  7. 前記芯材(2)は中空構造を有しており、前記外周面の曲率が相対的に大きい部分の前記芯材(2)の厚みを、前記外周面の曲率が相対的に小さい部分の前記芯材(2)の厚みよりも小さくした、請求項5または請求項6に記載の野球またはソフトボール用バット。
  8. 打球部となる部分に設けられた凹部(2a)と、グリップ部と、前記凹部(2a)と前記グリップ部間に位置するテーパ部とを有する芯材(2)と、
    前記凹部(2a)表面に装着され、前記打球部の表層部分を形成する弾性体(3)とを備え、
    前記芯材(2)において前記凹部(2a)の底部を形成する部分の外周面に、外周凹部(2e)を設けることで、前記外周面の周方向に凹凸構造を形成した、野球またはソフトボール用バット。
  9. 前記外周凹部(2e)上に位置する前記弾性体(3)の最大厚みを、この外周凹部(2e)以外の前記芯材(2)の外周面上に位置する前記弾性体(3)の厚みよりも大きくした、請求項8に記載の野球またはソフトボール用バット。
  10. 前記凹部(2a)の底部を形成する部分の外周面に平坦部(2b)を形成した、請求項1から請求項9のいずれかに記載の野球またはソフトボール用バット。
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