JP2006238726A - 排泄物処理具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 糞採り用の袋の交換が容易であり、また排泄物処理具の持ち運びが便利である排泄物処理具を提供する。特に、使用しない時にはコンパクトになり、使用する時は弾性リングに取り付けた袋を簡単に拡張させて、散歩中の犬等の脱糞を肛門から直接収納することができ、また袋に収納した後は、これを袋ごと処分することが簡単にできるという、取扱いが簡便且つ衛生的であり、携帯に便利であるペット犬等の排泄物処理具を提供する。
【解決手段】 断面が矩形、円形又は楕円形からなる外筒と、該外筒内をスライドできる摺動体と、該摺動体に一端を固定し他端を取り外し可能又は両端を取り外し可能とした弾性リングと、外筒内に弾性リングの一部を収納できる空間部と、開口部に弾性リングの通し部を設けた糞採取用袋とを備え、糞採取用袋の通し部に弾性リングを挿入し、弾性リングの他端を弾性リングに掛止した後、外筒内で摺動体をスライドさせることにより、弾性リング及び糞採取用袋の開口部を拡張又は収縮させることを特徴とする排泄物処理具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排泄物、特にペット犬の糞等を処理する排泄物処理具に関する。
公道を散歩中のペット犬の排泄物、特に糞を適切に処理することは、公道の衛生と美観を保持する上で重要であり、ペット犬の糞等を簡便且つ衛生的に処理可能な用具が求められている。
このため、散歩中のペット犬の糞等を処理することを目的とする種々の用・器具が提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。その多くは、手で保持可能な棒状の柄と該柄の先端に接続する機構を有するリング状の部品とを備え、糞等を収納するための袋の開口部を該リング状部品で保持するものであり、ある提案では、糞等を収納した袋の開口部を閉じるための機構が備えられている。
この中で特許文献5は、糞を採取する袋を既存の買い物袋などを利用し、それを、弾性材料を用いて広げるのであるが、袋の両端を掛け止めするために、どうしても横幅の広い糞取り器とならざるを得ない。これは持ち運びに非常に不利であるという欠点を有している。また、従来の器具はいずれもその構造がかなり複雑であり、その使用法は必ずしも簡便と言えない。また器具の形態上、犬の散歩等における携帯が必ずしも容易でないという問題がある。
特開平9−117231 特開2000−14267 特開2001−61366 特開2003−219748 特開2004−250087
本発明は上記の問題点を解決し、糞採り用の袋の交換が容易であり、また排泄物処理具の持ち運びが便利である排泄物処理具を提供する。特に、使用しない時にはコンパクトになり、使用する時は弾性リングに取り付けた袋を簡単に拡張させて、散歩中の犬等の脱糞を肛門から直接収納することができ、また袋に収納した後は、これを袋ごと処分することが簡単にできるという、取扱いが簡便且つ衛生的であり、携帯に便利であるペット犬等の排泄物処理具を提供する。
上記課題を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明を完成するに至った。すなわち本発明は、
1)断面が矩形、円形又は楕円形からなる外筒と、該外筒内をスライドできる摺動体と、該摺動体に一端を固定し他端を取り外し可能又は両端を取り外し可能とした弾性リングと、外筒内に弾性リングの一部を収納できる空間部と、開口部に弾性リングの通し部を設けた糞採取用袋とを備え、糞採取用袋の通し部に弾性リングを挿入し、弾性リングの他端を弾性リングに掛止した後、外筒内で摺動体をスライドさせることにより、弾性リング及び糞採取用袋の開口部を拡張又は収縮させることを特徴とする排泄物処理具。
2)弾性リングが可撓性を有する線又は帯から成ることを特徴とする請求項1記載の排泄物処理具。
3)外筒の長手方向に少なくとも1本のスリットを有し、該スリットから突出した突起又はボタンを摺動体に取り付け、手動により突起又はボタンを操作して摺動体をスライドさせることを特徴とする請求項1又は2記載の排泄物処理具。
4)外筒の一端部又は両端部の近傍に、摺動体の移動を制限する取り外し可能なストッパーを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の排泄物処理具。
5)外筒の一端を開放して弾性リングの拡張及び収縮させる摺動体の移動側とすると共に、外筒の他端を閉鎖して内面壁とし、摺動体と内面壁との間にバネを配置して、摺動体を常時引き込み側又は放出側に付勢することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排泄物処理具。
6)摺動体の先端に掛止用の1又は複数の突起を設けると共に、該突起に嵌合する穴を弾性リングの一端に設けて、摺動体に弾性リングをワンタッチで取り付け又は取り外し可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の排泄物処理具。
7)外筒両端のストッパーの途中に、摺動体の移動を一時的に停止させるロック機構を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の排泄物処理具。
8)断面が矩形外筒であって、断面が角張ったC字形を有する2個の長尺部材の背面を接合した形状の組立て体からなり、該組立て体にそれぞれ摺動体を設置すると共に、前記長尺部材の背面接合部の一部にスリットを設けて前記2個の摺動体を結合し、組立て体の両面から摺動体を同時に移動可能とするように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の排泄物処理具。
9)長さ方向のスリット両端の背面接合部を、摺動体の移動を制限するストッパーとしたことを特徴とする請求項8記載の排泄物処理具。
を提供するものである。
本発明は、糞採り用の袋の交換が容易であり、また排泄物処理具の持ち運びが便利であるという著しい効果を有する。すなわち、使用しない時にはコンパクトになり、使用する時は弾性リングに取り付けた袋を簡単に拡張させて、散歩中の犬等の脱糞を肛門から直接収納することができる。また、袋に収納した後は、これを袋ごと処分することが簡単にできるという効果を有する。このように、取扱いが簡便且つ衛生的であり、また処理具が棒状で短縮可能であるために携帯に便利であるという優れた効果を有する。
次に、本願発明を図に基づいて説明する。なお、以下の図1〜5に基づく説明は、あくまで一例であって、これらの例に制限されるものではない。すなわち、本願発明は、特許請求の範囲に記載した発明思想に基づく変形、他の例又は他の実施態様は、全て本願発明に含まれるものである。
本発明の排泄物処理具1は、携帯に便利なように、概ね一本の棒状の形態となる外筒2を備えている。この外筒は、犬を連れて散歩する人が携行し易いように、また糞を処理するときに保持し易いように、断面が矩形(三角、四角、5角、六角等の多角形状、長方形)、円形又は楕円形のものを使用することができる。把持する部分のみを円形にすることもできる。本図1〜図3においては、一例として、断面がほぼ長方形の外筒を用いた場合について説明する。
外筒2の材料は携行するために、軽量で強度があるものが望ましく、通常プラスチックス材料を用いるが、金属製(特にアルミニウムやマグネシウム合金等の軽金属)、木製又はこれらの複合体を使用することもできる。しかし、材料としてはこれらに制限されるものではない。例えば薄肉のステンレス鋼等を使用することもできる。
外筒2の長さは20〜50cm程度がてごろである。あまり長いものは携帯に不便であり、また短すぎると糞取り操作ができ難くなるので、上記の長さの範囲とすることが望まれる。しかし、この長さを決めることは必要に応じて選択できることなので、上記の数値に制限されるものでないことは知るべきである。
外筒2内には、外筒2内をスライドできる摺動体3を有する。この摺動体3には手動で動かせるように、少なくとも1個の突起又はボタン4がついている。これは通常、図1〜図3に示すように、外筒2の両側に2個取り付けて、どちらの側からでも操作できるようにするのが望ましく、バランスも良いが、1個であっても良いし、また3個以上であっても良い。取り付けは特に制限する必要がない。
外筒2に内部に摺動体3を配置し、これを外側の突起又はボタン4によって移動させる必要があるので、突起又はボタン4が移動可能となるように、外筒2の長手方向の外壁に沿ってスリット5を設ける。このスリット5は外筒2の外壁6の全長又はその一部であっても良い。この場合、少なくとも摺動体3の充分な移動が可能となるスリット5を形成することが必要である。
しかし、摺動体3が勢い余って外筒2から脱落しないように、外筒2の一端部又は両端部近傍に、摺動体の移動を制限するストッパーを設けるのが望ましい。しかし、これは必ず必要というものではない。それは手動で操作できるからである。また、このストッパーは、取り外しできる構造のものが望ましい。取り外しできれば、修理又は清掃が容易となることが理解できるであろう。
次に、外筒2と摺動体3の具体的な構造を説明する。なお、上記の通り、この例はあくまで一例なので、本願発明はこの例に拘束されるものでないことを予め申し述べる。
この例では、図3に示すように外筒2の断面が角張ったC字形を有する2個の長尺部材(型材)7からなり、この長尺部材7の背面を接合した形状の組立て体8から構成されている。
この2個の長尺部材7は、接着材その他の手段で固着しても良いし、また交換又は組立てが容易となるように、取り外し可能としても良い。いずれの場合も使用できる。
組立て体8の角張ったC字形の空間部は摺動体3の溝となるので、それぞれに摺動体3を設置すること、すなわち組立て体8の表裏に2個設置することが可能となる。
組立て体8の角張ったC字形の空間部に摺動体3が安定して摺動できるように、組立て体8の内部に、長手方向の1又は複数本のレールを設けても良い。また、図3に示すように、この摺動体3は細長い板と四角板からなる2対の摺動体に構成して、組立て体8の長手方向フレームの一部を挟んだ構造にすると安定が増す効果がある。
また、前記長尺部材7の背面接合部の一部にスリット9を設け、かつ前記2対の摺動体3をピン等の手段により結合させ、その結合部をスリット9間で移動できるようにすると、組立て体8の内部に存在する2対の摺動体3は、突起又はボタン4の操作により、同時又は一体となって移動可能となる。
摺動体3の結合部は特に制限はないが、上記の通り、例えばピン、板、ねじを用いた固定することができる。この場合、結合部にピンを使用した場合、該摺動体3間のピンの長さを、長尺部材7の背面の接合した板の厚さよりもわずか長くして、長尺部材7の中で摺動体3が容易に移動できるようにすることが必要であるが、これは当然理解されるべきことでもある。
図3に示すように、長尺部材7に設けたスリット9は、長尺部材7の全長に亘るとスリット部から分離してしまうので、当然であるが全通していない。少なくとも1方は閉鎖されている。通常、長尺部材7の両端にまでスリット9が至らず、両端で結合している構造とする。この場合、長さ方向のスリット9両端の背面接合部が結合していることにより、摺動体3に設けたピンによって、それ以上の端部方向への移動を防止することができる。すなわちスリットが形成されていない長尺部材7の結合部は、摺動体3移動を制限するストッパーとしての役割を持つ。
図3に示すように、一方の摺動体3の前方に弾性リング10の一端を固定し他端を取り外し可能とする。この弾性リング10は、後述するように糞採取用袋11の通し部12に取り付けるものであるが、弾性リング10の一端が開放できるようになっていれば良いので、他端を固定する構造とすることができる。勿論、必要に応じて、弾性リング10の両端を摺動体3に取り外しできる構造とすることもできる。
弾性リング10の長さは40〜60cm程度のものをほぼ円弧形状に湾曲させて使用する。しかし、この弾性リング10の長さは、必要に応じて任意に選択できることなので、上記の数値に制限されるものでないことは知るべきである。
また、外筒2内には、弾性リング10の一部(大部分)を収納できる空間部を有する。外筒2内に摺動体3を引き込むことによって、摺動体3に結合した弾性リング10は同時に外筒2内に引き込まれるので、弾性リング10は図に示すように、径が縮小する。また、外筒2内で摺動体3を押し出すと、弾性リング10は径が拡大する。
この弾性リング10は可撓性を有する線(ワイヤーを含む)又は帯から作製することができる。材料としては、主にプラスチックス材料を用いるが、金属製(アルミニウムやマグネシウム合金等の軽金属、薄肉のステンレス鋼や普通鋼)、木製、あるいはこれらの複合体を使用することもできる。強度と弾性があり、かつ軽量であれば、特に材料に制限はない。
図1及び図2に示すように、この弾性リング10に糞採取用の袋11を取り付けるのであるが、糞採取用の袋11の開口部に弾性リング10を通すための通し部12を設ける。この通し部12は、予め専用の糞採取用の袋11とすることができるが、簡便にナイロンなどの樹脂製袋の縁部を重ね折りし、その一部を、粘着テープ等を利用して貼り、通し部12とすることもできる。
糞採取用袋11の口の全周に弾性リング10を通す必要はなく、全周の約2/3〜4/5程度で良い。約1/3〜1/5程度の残存部11Aは、袋11の通し部12に余裕が生じるので、弾性リング10を導通させる場合及び袋11を取り外す場合に便利である。袋11の口を収縮したものを拡張するときには、弾性リング10の上を通し部12が摺動して自動的に袋11の口が拡張する。この残存部11Aは、袋11の口を拡張させた時に、さらに手で開度を調節するための“つまみ”として役立つ。
このように作製した糞採取用の袋11の通し部12に、開放された弾性リング10の一端を通し、次に弾性リング10の該端を摺動体3に取り付ける。
図3に示すように、摺動体3には微小な突起14を、弾性リング10には前記微小な突起に嵌る小孔15を設けて、他方ワンタッチで取り付けられるようにするのが良い。このワンタッチの取り付けは、このような微小突起と小孔に限定されるのもではなく、他の構造であっても良い。
このように、弾性リング10に糞採取用の袋11を拡張した状態で、散歩中の犬等の脱糞を肛門から直接収納することができる。袋に糞を収納した後は、これを弾性リングから取り、袋ごと処分することが簡単にできる。
前記長尺の排泄物処理具1は、概ね一本の棒状の形態となるので狙いが定め易く、取扱いが簡便且つ衛生的であるという著しい効果を有する。また、処理具が棒状で短縮可能であるために携帯に便利であるという優れた効果を有する。
図4に、断面円形の外筒2及び摺動体21の例を示す。摺動体21にはロッド22が固定又は取外し可能に取り付けられており、このロッド22の先端近傍位置に、弾性リング10を取り付け可能にする突起14が設けられている。また、ロッド22の後部に、左右同形に延長したピン20が設けられており、外筒2の両側に形成したスリット5から外側に突出している。ピン20の両端にボタン4が取り付けられている。
図4に示すように、スリット5は外筒2の前方位置から後方位置まで在る。ボタン4の操作により、摺動体21及びこれに結合したロッド22を、外筒2内で移動させることができる。この場合、スリット5の長さはその移動の距離を制限する役目をする。摺動体21を外筒2内に引き込むことによって、弾性リング10も外筒2内に引き込むことができ、弾性リング10の径を縮小させることができる。拡張する場合にはこの操作の逆を行うことにより達成できる。
摺動体21は外筒2内の適宜の位置で固定できるようにロック機構(図示せず)を設けることができる。このロック機構は、一般に使用されているバネにより付勢されるボタン式のもので良い。
上記においては、全て手動による操作について説明したが、図4及び図5に示すように、外筒2の一端を開放して弾性リング10の拡張及び収縮させる摺動体18の移動側とすると共に、外筒2の他端を閉鎖して内面壁16とし、摺動体18と内面壁16との間にバネ17を配置して、摺動体を常時引き込み側又は放出側に付勢する構造とすることができる。これらの図4及び図5で使用する摺動体は図1〜図3で使用する摺動体とは異なる形状の例を示すので、新たな摺動体18とした。
この図4及び図5で示す弾性リング10の両端は、摺動体18の内部に配置した任意の取り付け部材19に取り外し可能に固定されており、この取り付け部材19は内面壁16に固定されている。このような構造から、バネ17によって摺動体18を移動させることができ、摺動体18の移動に伴って弾性リング10が拡張又は収縮する。
したがって、弾性リング10に取り付けた糞採取用袋11はそれに伴って拡張又は収縮することになる。
この場合、摺動体18の先端又は後端近傍に掛止用の1又は複数の突起、外筒2の対抗する位置に窪みを設ける等のストッパー13により、バネ17によって付勢された摺動体3の移動を一時的に止めることができる。
図4に示すように、このストッパー13は指で押すことにより係止するもので、開放時は図5に示すように、ストッパー13は簡単なバネ板で上側に付勢され、外れるようになっている。また、これは先に述べたように、指で押すことにより簡単にフレームに摺動体18を係止させることができる。
また、摺動体18の移動工程の途中においても、前記ストッパーと同様な構造を用いて、摺動体の移動を一時的に停止させるロック機構を設けることもできる。
外筒2から摺動体18を押し出し、弾性リング10の拡張する方向へ付勢されたバネ17を使用した場合には、手動で摺動体18を外筒2内部に引き込み、弾性リング10の径を縮小し、その状態で係止又はロックして、ほぼ棒状の形で排泄物処理具1を携行することができる。そして、使用の際には、前記係止又はロックを解除し、バネ17の付勢により、瞬時に弾性リング10及び糞採取用の袋11を拡張して、散歩中の犬等の脱糞を処理することができる。
他方、外筒2内に摺動体18を引き込み、弾性リング10を収縮する方向へ付勢されたバネ17を使用した場合には、常時摺動体3が外筒2内部に引き込まれ、弾性リング10の径を縮小しているので、ほぼ棒状の形で排泄物処理具1を携行することができ、持ち運びに便利である。使用の際には、手動でバネ17の付勢に抗して、弾性リング10及び糞採取用の袋11を拡張すると共に、その拡張した状態で係止又はロックして、散歩中の犬等の脱糞を処理する。
いずれの場合も、バネ17の付勢を利用した分だけ、簡便になり、極めて処理操作が楽になるという利点がある。
糞採り用の袋の交換が容易であり、また排泄物処理具の持ち運びが便利であるという著しい効果を有する。すなわち、使用しない時にはコンパクトになり、使用する時は弾性リングに取り付けた袋を簡単に拡張させて、散歩中の犬等の脱糞を肛門から直接収納することができる。また、袋に収納した後は、これを袋ごと処分することが簡単にできるという効果を有する。このように、取扱いが簡便且つ衛生的であり、また処理具が棒状で短縮可能であるために携帯に便利であるという優れた効果を有するので、排泄物、特にペット犬の糞等を処理する排泄物処理具として極めて有用である。
本願発明の排泄物処理具の一例であり、排泄物処理用の袋を開放した状態を示す外観説明図である。 図1において、携帯に便利なように排泄物処理用の袋を縮小した外観説明図である。 本願発明の一例である排泄物処理具の弾性リングの取り付け構造、摺動体の配置、長尺部材からなる組立て体の構造等を示す説明図である。 本願発明の断面円形の外筒2及び摺動体21の例を示す説明図である。 本願発明の排泄物処理具において、摺動リングをバネによって付勢することができる構造を示すもので、弾性リングを拡張した場合の説明図である。 図4において、弾性リングを縮小した場合の説明図である。
符号の説明
1:排泄物処理具
2:外筒
3:摺動体
4:突起又はボタン
5:スリット
6:外壁
7:長尺部材
8:組立て体
9:スリット
10:弾性リング
11:糞採取用袋
12:通し部
13:ストッパー
14:突起
15:小孔
16:内面壁
17:バネ
18:摺動体
19:取り付け部材
20:ピン
21:摺動体
22:ロッド

Claims (9)

  1. 断面が矩形、円形又は楕円形からなる外筒と、該外筒内をスライドできる摺動体と、該摺動体に一端を固定し他端を取り外し可能又は両端を取り外し可能とした弾性リングと、外筒内に弾性リングの一部を収納できる空間部と、開口部に弾性リングの通し部を設けた糞採取用袋とを備え、糞採取用袋の通し部に弾性リングを挿入し、弾性リングの他端を弾性リングに掛止した後、外筒内で摺動体をスライドさせることにより、弾性リング及び糞採取用袋の開口部を拡張又は収縮させることを特徴とする排泄物処理具。
  2. 弾性リングが可撓性を有する線又は帯から成ることを特徴とする請求項1記載の排泄物処理具。
  3. 外筒の長手方向に少なくとも1本のスリットを有し、該スリットから突出した突起又はボタンを摺動体に取り付け、手動により突起又はボタンを操作して摺動体をスライドさせることを特徴とする請求項1又は2記載の排泄物処理具。
  4. 外筒の一端部又は両端部の近傍に、摺動体の移動を制限する取り外し可能なストッパーを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の排泄物処理具。
  5. 外筒の一端を開放して弾性リングの拡張及び収縮させる摺動体の移動側とすると共に、外筒の他端を閉鎖して内面壁とし、摺動体と内面壁との間にバネを配置して、摺動体を常時引き込み側又は放出側に付勢することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排泄物処理具。
  6. 摺動体の先端に掛止用の1又は複数の突起を設けると共に、該突起に嵌合する穴を弾性リングの一端に設けて、摺動体に弾性リングをワンタッチで取り付け又は取り外し可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の排泄物処理具。
  7. 外筒両端のストッパーの途中に、摺動体の移動を一時的に停止させるロック機構を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の排泄物処理具。
  8. 断面が矩形外筒であって、断面が角張ったC字形を有する2個の長尺部材の背面を接合した形状の組立て体からなり、該組立て体にそれぞれ摺動体を設置すると共に、前記長尺部材の背面接合部の一部にスリットを設けて前記2個の摺動体を結合し、組立て体の両面から摺動体を同時に移動可能とするように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の排泄物処理具。
  9. 長さ方向のスリット両端の背面接合部を、摺動体の移動を制限するストッパーとしたことを特徴とする請求項8記載の排泄物処理具。
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