JP2006237717A - 光通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の光多重分岐装置を備えた光通信システムにおいて、監視制御装置の負荷を軽減する。
【解決手段】 複数のOADM装置を備え、各々のOADM装置は、光通信システム100内の監視制御装置50から通知される自動制御開始通知を参照し、自己に自動制御権が与えられているか否かを検出する制御権調停部16と、自己に自動制御権が与えられた場合には、システム内の伝送品質情報を取得する品質情報収集・送信部15と、伝送品質情報に基づいて、伝送パラメータの調整の要否を判定し、調整が必要と判定した場合には、伝送パラメータの調整値を決定する伝送パラメータ調整部17と、伝送パラメータ調整部17によって決定された伝送パラメータの調整値に従って、制御を実行する光出力制御部18を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 複数のOADM装置を備え、各々のOADM装置は、光通信システム100内の監視制御装置50から通知される自動制御開始通知を参照し、自己に自動制御権が与えられているか否かを検出する制御権調停部16と、自己に自動制御権が与えられた場合には、システム内の伝送品質情報を取得する品質情報収集・送信部15と、伝送品質情報に基づいて、伝送パラメータの調整の要否を判定し、調整が必要と判定した場合には、伝送パラメータの調整値を決定する伝送パラメータ調整部17と、伝送パラメータ調整部17によって決定された伝送パラメータの調整値に従って、制御を実行する光出力制御部18を備える。
【選択図】 図2
Description
この発明は、光通信システムに関するものである。
光通信システムは、障害等の発生により伝送品質に変化が生じると、光出力等の伝送パラメータを制御することによりトラフィックの状態を最適化して伝送品質を調整する。
従来の光通信システムの伝送品質制御に関する技術の例としては、特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。
特許文献1には、光増幅中継器の利得波長依存性によって生じる受信端における波長多重信号間の光信号対雑音比の差を補償するために、光増幅器利得の高い波長においては送信パワーを下げ、増幅器利得の低い波長においては送信パワーを上げ、該波長多重信号毎の送信端局における送信信号パワーに差をつけるプリエンファシス方式光波長多重通信方法において、光波長多重送信端局から各波長多重信号を等しい送信信号パワーで出力し、光波長多重受信端局で各波長多重信号の光信号対雑音比を測定し、測定された情報を情報転送回路により対向回線の光信号に重畳して折返し、前記光波長多重送信端局のプリエンファシス制御手段にフィードバックし、該プリエンファシス制御手段にて光波長多重受信端局における各波長多重信号の性能が一定になるように、光波長多重送信端局のプリエンファシス量を自動的に設定する技術が記載されている。
特許文献2には、光通信ネットワーク経路上に配置された複数のノード間において光信号の送受信によって通信を行う光通信ネットワークシステムにおいて、複数のノード間の通信状態を示すパラメータを監視してそのパラメータを通信情報として得る監視手段と、複数のノード各々から出力される光信号毎に通信情報に基づいて最適な光強度を指定する光強度指定手段と、複数のノード各々から出力される光信号毎にその光信号を光強度指定手段によって指定された光強度になるように調整する光強度調整手段を備えることが記載されている。
従来の光通信システムの伝送品質制御に関する技術の例としては、特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。
特許文献1には、光増幅中継器の利得波長依存性によって生じる受信端における波長多重信号間の光信号対雑音比の差を補償するために、光増幅器利得の高い波長においては送信パワーを下げ、増幅器利得の低い波長においては送信パワーを上げ、該波長多重信号毎の送信端局における送信信号パワーに差をつけるプリエンファシス方式光波長多重通信方法において、光波長多重送信端局から各波長多重信号を等しい送信信号パワーで出力し、光波長多重受信端局で各波長多重信号の光信号対雑音比を測定し、測定された情報を情報転送回路により対向回線の光信号に重畳して折返し、前記光波長多重送信端局のプリエンファシス制御手段にフィードバックし、該プリエンファシス制御手段にて光波長多重受信端局における各波長多重信号の性能が一定になるように、光波長多重送信端局のプリエンファシス量を自動的に設定する技術が記載されている。
特許文献2には、光通信ネットワーク経路上に配置された複数のノード間において光信号の送受信によって通信を行う光通信ネットワークシステムにおいて、複数のノード間の通信状態を示すパラメータを監視してそのパラメータを通信情報として得る監視手段と、複数のノード各々から出力される光信号毎に通信情報に基づいて最適な光強度を指定する光強度指定手段と、複数のノード各々から出力される光信号毎にその光信号を光強度指定手段によって指定された光強度になるように調整する光強度調整手段を備えることが記載されている。
しかし、特許文献1に開示された技術では、Point−to−Pointを前提とした通信形態に適用する構成であるため、OADMのようなリングネットワークで送受信部が別々の装置に分かれている場合には、全ての装置が自立的に自動調整を行なうことができず、本方式が適用できないという問題がある。
また、特許文献2に開示された技術は、OADMを含むリングネットワークにおける伝送パラメータ調整手法であるが、OPSが集中制御する構成のため、常時稼動する自動調整時、ノード数または、波長多重数が増加する場合に負荷が増えるため、本来行なうべき監視制御の実行に影響を与えてしまうという問題がある。また、OPS故障時に伝送調整が行なえないという問題もある。
また、特許文献2に開示された技術は、OADMを含むリングネットワークにおける伝送パラメータ調整手法であるが、OPSが集中制御する構成のため、常時稼動する自動調整時、ノード数または、波長多重数が増加する場合に負荷が増えるため、本来行なうべき監視制御の実行に影響を与えてしまうという問題がある。また、OPS故障時に伝送調整が行なえないという問題もある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の光多重分岐装置を備えた光通信システムにおいて、監視制御装置の負荷を軽減することを目的とする。
この発明に係る光通信システムは、複数の光多重分岐装置を備え、各々の光多重分岐装置は、システム内の監視制御装置から通知される自動制御開始通知を参照し、自己に自動制御権が与えられているか否かを検出する制御権調停部と、自己に自動制御権が与えられた場合には、システム内の伝送品質情報を取得する品質情報収集・送信部と、伝送品質情報に基づいて、伝送パラメータの調整の要否を判定し、調整が必要と判定した場合には、伝送パラメータの調整値を決定する伝送パラメータ調整部と、伝送パラメータ調整部によって決定された伝送パラメータの調整値に従って、制御を実行する光出力制御部を備えたものである。
この発明によれば、監視制御装置から自動制御権を与えられた光多重分岐装置が、システム内の伝送品質情報に基づいて伝送パラメータの調整を行うようにしたので、監視制御装置の負荷を軽減することができる。
以下、この発明の実施の様々な形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による、光通信システム100の構成を示すブロック図である。光通信システム100は、n個のノード(ノード1〜ノードn)と監視制御装置(OPS)50を含むリングネットワークシステムであり、ノード1〜ノードnは光多重分岐装置(OADM:Optical Add/Drop Multiplexer)を含む。なお、図中にはノード1〜3(OADM装置10〜30)についてのみ詳細な構造を示している。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による、光通信システム100の構成を示すブロック図である。光通信システム100は、n個のノード(ノード1〜ノードn)と監視制御装置(OPS)50を含むリングネットワークシステムであり、ノード1〜ノードnは光多重分岐装置(OADM:Optical Add/Drop Multiplexer)を含む。なお、図中にはノード1〜3(OADM装置10〜30)についてのみ詳細な構造を示している。
図2は、OADM装置10の構成を示すブロック図である。OADM装置20,30の構成も同様である。図に示すように、OADM装置10は、光増幅部11a,11b、波長分離部12a、波長多重部12b、トランスポンダ部13、OSC(Optical Service Channel)部(品質情報収集・送信部)14、品質情報収集・送信部15、制御権調停部16、伝送パラメータ調整部17、光出力制御部18を備えている。
次に、動作について説明する。
まず、光通信システム100の波長多重光の送受信動作の概略について、OADM装置10を例に取り説明する。
OADM装置10は、波長多重光を受信すると、光増幅部11aにおいて受信時に劣化した受信光の光パワーを増幅する。増幅された波長多重光は波長分離部12aに供給され、各波長の光に分離される。波長ごとに分離された受信光は、波長多重部12b、トランスポンダ部13、およびOSC部14へ供給される。OSC部14は、リングネットワーク監視用の光インタフェースである。
トランスポンダ部13は、波長分離部12aからの光信号を品質情報収集・送信部15に供給する。品質情報収集・送信部15は、受信した光信号の伝送品質情報(ビットエラーレート、受信光パワー、SNRなど)の収集、他局装置で受信した伝送品質情報の受信および制御権情報の送受信を行なう。
波長多重部12bは、波長分離部12a、トランスポンダ部13、およびOSC部14からの出力光を多重し、光増幅部11bに出力する。光増幅部11bは、波長多重部12bにおいて多重された波長多重光の出力パワー制御を行なう。OADM装置10は、光増幅部11bで制御された波長多重光を送信する。
まず、光通信システム100の波長多重光の送受信動作の概略について、OADM装置10を例に取り説明する。
OADM装置10は、波長多重光を受信すると、光増幅部11aにおいて受信時に劣化した受信光の光パワーを増幅する。増幅された波長多重光は波長分離部12aに供給され、各波長の光に分離される。波長ごとに分離された受信光は、波長多重部12b、トランスポンダ部13、およびOSC部14へ供給される。OSC部14は、リングネットワーク監視用の光インタフェースである。
トランスポンダ部13は、波長分離部12aからの光信号を品質情報収集・送信部15に供給する。品質情報収集・送信部15は、受信した光信号の伝送品質情報(ビットエラーレート、受信光パワー、SNRなど)の収集、他局装置で受信した伝送品質情報の受信および制御権情報の送受信を行なう。
波長多重部12bは、波長分離部12a、トランスポンダ部13、およびOSC部14からの出力光を多重し、光増幅部11bに出力する。光増幅部11bは、波長多重部12bにおいて多重された波長多重光の出力パワー制御を行なう。OADM装置10は、光増幅部11bで制御された波長多重光を送信する。
次に、光通信システム100における伝送品質の調整処理について説明する。
ここでは、OADM装置10(ノード1)を自局とし、ノード1からノード2、ノード3へ光送信するものとする。
図3は、実施の形態1による、光通信システム100の伝送品質調整処理のフローチャートである。
まず、ノード1〜nは、監視制御装置50から自動制御開始通知を受信する(ステップST1)。自動制御開始通知には、自動制御権を与えるノードの情報が含まれている。この情報を自動制御権の初期値とする。なお、ここでは自動制御権を与えられるノードは光通信システム100内で1つとする。
各ノードは、制御権調停部16において、自動制御権の初期値として自ノードが設定されているかどうかを検出する(ステップST2)。自動制御権の初期値に設定されたノードは、自動制御権を獲得する。ここでは、ノード1が制御権を獲得したものとする。
ここでは、OADM装置10(ノード1)を自局とし、ノード1からノード2、ノード3へ光送信するものとする。
図3は、実施の形態1による、光通信システム100の伝送品質調整処理のフローチャートである。
まず、ノード1〜nは、監視制御装置50から自動制御開始通知を受信する(ステップST1)。自動制御開始通知には、自動制御権を与えるノードの情報が含まれている。この情報を自動制御権の初期値とする。なお、ここでは自動制御権を与えられるノードは光通信システム100内で1つとする。
各ノードは、制御権調停部16において、自動制御権の初期値として自ノードが設定されているかどうかを検出する(ステップST2)。自動制御権の初期値に設定されたノードは、自動制御権を獲得する。ここでは、ノード1が制御権を獲得したものとする。
次に、制御権を獲得したノード1は、自動制御権を獲得したことをOSC部14経由で他ノードに通知し、伝送品質調整可能状態となる。なお、その他のノードは自動制御権を獲得していないので、伝送品質調整停止状態となる(ステップST3)。
次に、自動制御権を獲得したノード1の品質情報収集・送信部15は、OSC部14が管理するネットワーク品質データから制御対象となるノード(送信先ノード)の品質情報を抽出し、制御対象データを生成する(ステップST4)。
図4は、OSC部14において管理するネットワーク品質データを示す図である。図に示すように、ネットワーク品質データは、各局(1〜n)の品質情報を有している。各局の品質情報は定期的に更新される。
次に、自動制御権を獲得したノード1の品質情報収集・送信部15は、OSC部14が管理するネットワーク品質データから制御対象となるノード(送信先ノード)の品質情報を抽出し、制御対象データを生成する(ステップST4)。
図4は、OSC部14において管理するネットワーク品質データを示す図である。図に示すように、ネットワーク品質データは、各局(1〜n)の品質情報を有している。各局の品質情報は定期的に更新される。
次に、ノード1の伝送パラメータ調整部17において、伝送品質調整が必要か否かを判定する(ステップST5)。具体的には、品質情報収集・送信部15から供給される制御対象データに基づいて、他局装置の伝送品質情報と、予め決められた調整目標値や制御開始閾値との比較により行ってもよいし、過去の品質情報との比較により行ってもよい。
調整が必要と判断された場合には、伝送パラメータ調整部17において、伝送品質状態に応じてトランスポンダの光出力パワー等、伝送パラメータの調整値を決定し、光出力制御部18に供給する。光出力制御部18は、供給された調整値に基づいて、制御を実行する(ステップST6)。
光出力制御部18による制御終了後、一定時間経過したら、再びステップST4に戻る(ステップST7)。ステップST4で再び制御対象ノードの品質情報を取得する。以上のように、ステップST4〜ステップST7を、ステップST5で伝送品質調整不要と判断されるまで繰り返す。
ステップST5で、調整不要と判断されたら、ノード1は、監視制御装置50からの自動制御停止通知を受信するか、リングネットワーク内で故障が発生した場合には、処理を停止し、その他の場合にはステップST9へ進む(ステップST8)。
ノード1は、隣接するノードに自動制御権を与える。自動制御権が移動すると、ステップST3へ戻り、新たに自動制御権を獲得したノードにより伝送品質調整が行われる(ステップST9)。
ステップST5で、調整不要と判断されたら、ノード1は、監視制御装置50からの自動制御停止通知を受信するか、リングネットワーク内で故障が発生した場合には、処理を停止し、その他の場合にはステップST9へ進む(ステップST8)。
ノード1は、隣接するノードに自動制御権を与える。自動制御権が移動すると、ステップST3へ戻り、新たに自動制御権を獲得したノードにより伝送品質調整が行われる(ステップST9)。
以上のように、実施の形態1によれば、監視制御装置50から自動制御開始通知が出された後は、光通信システム100内のあるノードのOADM装置が伝送制御を担当し、制御権を光通信システム100内のノード間で授受するようにした。このように、OADM装置のみでも伝送品質調整を行うことができるため、監視制御装置50が伝送品質調整を集中管理する従来の方式に比べ、波長増加時やノードが新たに増設された場合などに、監視制御装置50に負荷をかけずに安定した伝送品質を維持することが可能となる。また、監視制御装置50故障時にも、自律的に伝送品質調整を継続することが可能である。
また、制御権は光通信システム100内で1つのノードにのみ与えられるため、全てのノードが同一時期に伝送調整を行わないので、各ノードの伝送調整が干渉せず、調整動作が発散するのを防止することができる。
また、制御権は光通信システム100内で1つのノードにのみ与えられるため、全てのノードが同一時期に伝送調整を行わないので、各ノードの伝送調整が干渉せず、調整動作が発散するのを防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、自動制御権を取得したノードは、伝送品質調整を実施すると、無条件に隣接するノードに自動制御権を渡したが、実施の形態2では、伝送調整が必要なノードに優先的に制御権を設定する。
実施の形態1では、自動制御権を取得したノードは、伝送品質調整を実施すると、無条件に隣接するノードに自動制御権を渡したが、実施の形態2では、伝送調整が必要なノードに優先的に制御権を設定する。
実施の形態2では、図3に示すフローチャート中の、ステップST2において、伝送品質調整を行う必要があるノードの制御権調停部16から、制御権を有するノードに対し、OSC部14を介して制御権要求信号を送信する。制御権要求信号を受信したノードの制御権調停部16は、自己が行う伝送調整制御の重要度、緊急度に基づいて、制御権をリリースしてもよいと判断した場合には、制御権要求信号を出したノードに制御権を渡す。
以上のように、実施の形態2によれば、伝送制御が必要なノードに優先的に制御権を設定するようにしたので、実施の形態1と同様に監視制御装置50の負荷軽減が可能になると共に、必要な制御までのタイムラグを減らし、品質劣化時間を短縮して伝送品質の早期改善を図ることができる。また、伝送調整が不要なノードに無条件に制御権が渡されることが防げるので、各ノードの負荷を軽減することも可能である。
また、実施の形態1と同様に、監視制御装置50故障時にも、自律的に伝送品質調整を継続することが可能である。
また、実施の形態1と同様に、監視制御装置50故障時にも、自律的に伝送品質調整を継続することが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1では、光通信システム100内で制御権を与えられるノードは1つであったが、実施の形態3では、制御権を与えられるノードは、相互の伝送品質調整が干渉しない限り複数個あってもよい。すなわち、監視制御装置50から制御権を与えられるノードが複数あってもよいし、制御権を与えられたノードが、複数の他のノードに制御権を与えてもよい。また、伝送制御は送信側のOADM装置と受信側のOADM装置で双方向独立に行ってもよい。
実施の形態1では、光通信システム100内で制御権を与えられるノードは1つであったが、実施の形態3では、制御権を与えられるノードは、相互の伝送品質調整が干渉しない限り複数個あってもよい。すなわち、監視制御装置50から制御権を与えられるノードが複数あってもよいし、制御権を与えられたノードが、複数の他のノードに制御権を与えてもよい。また、伝送制御は送信側のOADM装置と受信側のOADM装置で双方向独立に行ってもよい。
以上のように、実施の形態3によれば、多数のノードを有するリングネットワーク内で、伝送品質調整を行うまでのタイムラグを減らすことにより、伝送品質の劣化時間を最小化し、早期品質改善が実現される。また、監視制御装置50故障時にも、自律的に伝送品質調整を継続することが可能である。
10,20,30 OADM装置、11a,11b 光増幅部、12a 波長分離部、12b 波長多重部、13 トランスポンダ部、14 OSC部(品質情報収集・送信部)、15 品質情報収集・送信部、16 制御権調停部、17 伝送パラメータ調整部、18 光出力制御部、50 監視制御装置、100 光通信システム。
Claims (4)
- 複数の光多重分岐装置を備えた光通信システムにおいて、
各々の光多重分岐装置は、
システム内の監視制御装置から通知される自動制御開始通知を参照し、自己に自動制御権が与えられているか否かを検出する制御権調停部と、
自己に上記自動制御権が与えられた場合には、システム内の伝送品質情報を取得する品質情報収集・送信部と、
上記伝送品質情報に基づいて、伝送パラメータの調整の要否を判定し、調整が必要と判定した場合には、上記伝送パラメータの調整値を決定する伝送パラメータ調整部と
上記伝送パラメータ調整部によって決定された上記伝送パラメータの調整値に従って、制御を実行する光出力制御部を備えたことを特徴とする光通信システム。 - 自動制御権を有する光多重分岐装置は、伝送パラメータの調整が不要になった場合には、隣接する光多重分岐装置に自動制御権を渡すことを特徴とする請求項1記載の光通信システム。
- 自動制御権を与えられていない光多重分岐装置は、伝送パラメータの調整が必要な場合には、自動制御権を有する光多重分岐装置に対して制御権要求信号を通知し、
上記自動制御権を有する光多重分岐装置は、自己が行うべき伝送パラメータの調整の緊急度に基づいて、上記自動制御権を渡してもよいと判断した場合には、上記制御権要求信号を出力した光多重分岐装置に上記自動制御権を渡すことを特徴とする請求項1記載の光通信システム。 - 自動制御権は、システム内の複数の光多重分岐装置に付与されることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の光通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045739A JP2006237717A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 光通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124756A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 波長多重光通信装置 |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005045739A patent/JP2006237717A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011124756A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 波長多重光通信装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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